トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  平成25年 第370回市議会定例会(開催日:2013/06/14) »

一般質問 2日目(西原勝江)

質問者:西原勝江

答弁者:市長、関係課長


○議長(野村新作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。15番西原勝江さん。
      〔15番 西原勝江君登壇〕
○15番(西原勝江君) 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。御答弁のほどよろしくお願いいたします。
 初めに、投票について2点お伺いいたします。
 最初に、3月議会でもお伺いさせていただきましたが、期日前投票の宣誓書についてお伺いいたします。
 期日前投票の宣誓書は、現在投票所で記入することになっておりますが、事前に何らかの方法で有権者の手元で投票所に行く前に記入することができないかとの質問でありました。それに対しましての執行部の方からの御答弁では、平成23年2月1日付で総務省自治行政局選挙部長より県選挙管理委員会を通じて次のような通知があっております。その内容は、期日前投票の際に提出する宣誓書については、選挙人が事前に記載することができるよう、例えば投票所入場券の裏面に様式を印刷する、投票所入場券の交付の際に同封するなど、市町村において創意工夫し、選挙人の便宜に資するよう努めることと、このような通知をいただいておりますとのことでした。
 しかし、本市での取り組みについての結論は、投票所入場券の裏面に宣誓書の様式を印刷しているのは、県下11市の中で土佐市だけですし、今後につきましては、近隣市や全国的な流れも参考にしながら庁舎1階の総合案内所での事前配布や要望があれば郵送するなどの対応も含めまして、ホームページへの掲載につきましても検討していきたいと思いますとのことでした。このほどお隣の香南市では、7月の参議院選挙では、宣誓書はホームページからダウンロードできるようになったと伺っております。
 そこで、再度このことにつきまして、そして事前に入手できるような方法について御検討されたかどうかをお伺いいたします。
 次に、投票率の向上につきましてお伺いいたします。
 6月3日の高知新聞に、高知県出身の県外在住者の声として、さきの総選挙での高知県は、全国最下位の投票率であったことについて、世界の中では選挙のできない人々がいることを考えると奮起を促したいとの内容の記事がありました。
 また、そのほかのことですが、2000年に始まった成年後見人制度では、障害の軽・重にかかわらず成年後見人がついて被後見人となった場合、公職選挙法では、選挙権及び被選挙権を有しないとなっていたが、東京地裁でこの規定は憲法に違反するとの判決が出て、ことし5月27日参議院でこの規定が削除され、全国で13万6,000人とも言われる被後見人の選挙権が回復しました。選挙に参加したくてもできなかった人がいたわけです。民主主義の根幹をなす最も重要な事項の一つは、選挙権の行使だとも言われています。投票率はどのようにしたら向上するかが課題であります。4月19日に改正公職選挙法が成立し、この夏の参議院選挙からインターネットでの選挙運動が解禁されます。アメリカや韓国ではネット選挙で若い世代の投票率が上昇したとのことです。市政報告の中では、本市の情報発信手段の一つとしまして、ソーシャルネットワーキングサイトであるフェイスブック利用の準備を進めてまいりましたが、5月に試験的に運用を行い、6月から本格運用を開始しましたとありました。若い世代にはフェイスブックの利用者が多いと思います。ネット選挙に関心が高まる今、今回の選挙では、選挙管理委員会としては、若い世代への選挙の啓発のためにも一定期間でもフェイスブックでのサイトを立ち上げ選挙関連の情報を発信することはできませんでしょうか、お伺いいたします。
 そのほか本市におきまして、投票率の向上に向けて今回どのような取り組みをされますでしょうか、お伺いいたします。
 次に、健康行政について2点お伺いいたします。
 1点目は、特定健康診査についてお伺いいたします。
 第2期特定健康診査等実施計画が策定されました。計画の趣旨には、急速な高齢化の進展は、疾病構造に影響を及ぼし、現在全体の国民医療費の約3割を生活習慣病が占めております。予防と発症のリスクの低減を図ることに総合的な推進が図られることになり、平成20年4月から、内臓脂肪症候群メタボリックシンドロームに着目した特定健診・特定保健指導の実施が各医療保険者に義務づけられました。25年から29年の2期目に当たっては、健康寿命を延伸し、健康自治体としての南国市を目指すものですとありました。
 また続いて、本市の課題としましては、医療費、保険給付費が年々増加していく中で、国保財政が厳しい状況であります。この5年間の特定健診・特定保健指導の受診率は上昇しつつあり、メタボ状態の改善、予防などに効果が上がっていますが、生活習慣病の医療費全体としての効果については、ある程度の時期が必要なこともあり、今まだ見えにくい状況でありますとありました。このような状況を踏まえた上で、2期目の計画が作成されております。
 そこでお伺いいたします。
 1点目の特定健康診査等基本指針では、市町村国保は特定健診の受診率が60%、特定保健指導の受診率が60%とされており、本市でも25年は35%の受診率、20%の保健指導実施率で、最終年度の29年にはともに60%の目標が掲げられております。目的は健康寿命の延伸であり、医療費の適正化ではありますが、1期ではさまざまな呼びかけがされて、受診率は上昇をしてきました。そしてこの2期目の文書のさらなる取り組みの中にこのようにあります。通院中の方の受診もふやすよう、医師会、医療機関とも連携をとって環境を整えていきますとありますが、この点も含めてこの目標を達成するための思いをお聞かせください。
 2点目、教育民生常任委員会では、健康寿命で昨年日本一となった松本市を訪問し、その取り組みを伺ってきました。昨日の高木議員も触れておられましたが、その取り組みの一つに「歩こう松本!心も体も健康に!」と題して、市民歩こう運動が行われていました。例えば、お手軽コースでは、月3回、6カ月気楽に歩いてみたい方向けですというカードがあります。6カ月達成者には記念品を贈呈しますとなっています。このようなことから、運動が始まり、結果、運動のよい結果が出て、健診を受けてみようということにつながるのではないでしょうか。この歩こう運動についてお伺いいたします。
 3点目は、健診の実施形態について、高齢者・退職者が多いことから、巡回型・集団型での実施形態を中心に、対面型でコミュニケーションを重視した特定健診・保健指導を実施しますとあります。どのようなことを想定されておりますでしょうか、お伺いいたします。
 健康行政の2点目、脳ドックについてお伺いいたします。
 脳血管疾患の原因の早期発見と疾患の早期治療に役立つ脳の検査、脳ドックについてお伺いいたします。
 脳ドックはMRIで脳の断面図を画像化し、脳梗塞や脳腫瘍などの病気を見つけるとともに、脳や頸部の血管を画像にして観察し、未破裂の脳動脈瘤などの血管の異常を発見できるものです。さらに、画像データを解析することで、脳の萎縮の度合いから脳の状態を評価し、認知症診断の支援にも役立つとのことです。
 しかし、この脳ドックは高額であります。そこで自治体によっては受診費用の公費助成を行っているところがあります。本市におきましても、公費助成実施についての御見解をお伺いいたします。
 次に、岡豊城跡について2点お伺いいたします。
 岡豊城跡について、昨日元親像についての市のお考えをお伺いした西川議員の質問に対しまして、市長からは応援をしていただけるとのお答えもいただきました。ありがとうございました。
 最初に、岡豊城跡保存管理計画についてお伺いいたします。
 これも昨日市長も触れておられましたが、6月12日の高知新聞に、「これがイチオシ!地域再生、希少さを生かす」という題名で、落語家の春風亭昇太さんのインタビュー記事が出ていました。中学生のころから想像をかき立てられる中世の城を500ぐらい訪ねたとのことです。中世の城は多種多様、まず保存、郷土の誇りにとの見出しの内容でした。中世の山城である岡豊城跡については、平成20年7月28日に国史跡の指定を受け、24年3月には、昨年3月には地元自治体として史跡岡豊城跡保存管理計画が策定されました。策定後はさらに指定範囲外についても調査や確認調査を実施して、将来の追加指定を目指すとのことです。22年から行われました伝家老屋敷曲輪の内容を発掘する調査は、3回目の調査の現地説明会がことし3月9日に行われました。その調査の内容では、掘立柱建物跡が2棟、門と通路を示すような跡、またコンテナ30箱以上の遺物が出土したとのことです。ほかの出土品から城での生活の様子が想像できるとのことでした。史跡は今の時代だけでなく、次の時代の人のものであり、正しく大切に管理せられることが必要であり、同時にその発掘調査のプロセスがこの史跡の大切な存在であることを教えていただけることになるのではないでしょうか。このような指定範囲外での調査が行われていくことについて今後の取り組みをお伺いいたします。
 次に、長宗我部フェスについてお伺いいたします。
 長宗我部フェス実行委員会主催の第4回の「長宗我部の陣」と題して、長宗我部フェスが歴史民俗資料館、岡豊山で行われました。全国から集まった長宗我部ファンで大変にぎやかな一日でした。武将のコスプレをした人、お姫様のコスプレをした人とか、さまざまな方が訪れていました。当日はゴメンジャーも登場し、さくらまつりで食1グランプリで優勝したごめんシャモスキやき鍋などの御当地グルメの店も出店しました。今までなかったことなのですが、今回は初めて夕方から「長宗我部の宴」と題した交流会が行われました。全国から集った若いファンの方との話の中で、毎回来ています、高知は初めてですがファンとして参加しました、食べ物もおいしかったです、また来年も来ますという方とか、またある青年ですが、明治になって一家で高知を離れましたが、先祖のお墓は筆山にありますという方もおりました。この方も毎回来ていますとのことでした。私たちよりももっと長宗我部のことを勉強している方がたくさんいました。100人以上の参加者の中に、今回参加され演技もされました豊後大友宗麟鉄砲隊の皆さんとともに、戸次川の合戦の舞台となった長宗我部元親親子のゆかりの地からも大勢の方が参加されていました。昨年大野川合戦まつりに行かせていただきましたが、訪れた地元の公民館で、ちょっとの時間ですが、そこの地元の方とお話をさせていただいたときに出会った方にも再会しました。全国の元親ファンが集うこのフェスについて、本市としましても全国への発信の機会として大切に続くように、またこのようにゆかりの地からも訪れていただき、大分へも訪れるなど、交流を重ねていくということにつきましてどのようにお考えになるか、お聞かせください。
 最後に、心のバリアフリーについて2点お伺いいたします。
 高齢者や障害者の移動等の円滑化の促進に関する法律バリアフリー新法が、平成18年に施行されました。それによって公共交通や建物、施設のハード面の障害、バリアが整備されつつあります。高齢の方、障害のある方がハードの面でバリアフリーになったとしましても、外出には不安という心があります。人の手助けが必要となります。そのように障害の理解をいただき、不安を取り除いて安心して行動できるという状態が心のバリアフリーということになります。その中で、発達障害を抱える方への理解と支援体制についてお伺いいたします。
 平成17年4月に発達障害者支援法が成立施行されました。その後19年4月から教育現場での特別支援教育もスタートしました。
 そこでお伺いいたします。
 1つには、低年齢層からの支援体制、保育・幼稚園・学校との連携のとられた一人一人への支援体制についてどのようになっておりますでしょうか、お伺いいたします。
 2点目には、特に学校での最大の教育環境は教師とも言われております。支援員の先生も含めまして教師への研修はどのようにされておりますでしょうか、お伺いいたします。
 また、保護者の方との連携も大切だと思いますが、その点もお伺いいたします。
 また、発達障害者支援法が施行されてまだ8年でありますが、学校を卒業し成人となってからの支援体制はどのようになっておりますでしょうか、お伺いいたします。
 2点目は、心のバリアフリーハンドブックについてお伺いいたします。
 これは以前にも質問させていただいておりますが、神奈川県の藤沢市では、ハード面のバリアフリーとともにさまざまな障害を抱えておられる方への理解を深めるため、副題に「みんなが支えあう街」との小冊子が発行されております。小学校の4年生に配布されております。その中には、発達障害についても掲載されております。内部障害・発達障害・高次脳機能障害とか、そういうような障害についても、見た目にはわからない障害についても掲載されております。何よりもどうしたら、どう接したらよいかが書かれております。このように発達障害に対しまして地域での理解を深めるための本市での取り組みをお伺いいたします。
 以上で1問目を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。選挙管理委員会事務局長。
      〔総務課長兼選挙管理委員会事務局長 田渕博之君登壇〕
○総務課長兼選挙管理委員会事務局長(田渕博之君) 西原議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず、期日前投票の際の宣誓書の事前配布でございますが、この件につきましては、6月2日に開催をいたしました選挙管理委員会で委員の皆さんにも御意見をお伺いしました。その御意見としましては、宣誓書に記入する際、当日に投票できない理由の該当項目を選ぶのに戸惑うことが考えられるため、やはり期日前投票所であります選挙管理委員会事務所で対面による方法がいいのではないかというものでした。
 宣誓書の当日投票できない理由という内容は、公職選挙法で定められており、全部で5項目あります。そしてその様式も総務省令で定められております。南国市では、県選挙管理委員会が作成をしました宣誓書を、これは県内共通ですが、使用してやっております。
 また、その投票結果につきましても、項目別にどれぐらいの投票があったかということが報告することも必要が求められております。その理由の内容の中で、第1項目としまして、仕事、学業、地域行事の役員、本人または親族の冠婚葬祭、その他、この場合その内容を具体的に記入する必要がありますが、これらに従事するという項目があります。
 そして第2項目として、第1項目以外の用事または事故のため、市外・市内、市内の場合は具体的にどこへという記入する必要がありますが、外出、旅行、滞在ということになっております。特に委員会で論議となりましたのは、第1項目のその他という部分と第2項目の市外・市内に外出等の区別の判断に市民の皆さんが戸惑うのではないかということです。委員の方も実際これを記入をしようと思ったときに、どれに丸をしたらいいのか、考えれば考えるほど戸惑うものがありまして、やはり戸惑った場合には、事務職員がその内容を聞き取って該当事項に丸をしてもらう従来の方法がいいのではないかということになりました。ただ議員さんが御指摘のように、今回の参議院選挙から新たに香南市が事前配布の導入をするということですので、その動向も見ながら、さらに委員会で検討を進めていきたいというふうに考えております。
 次に、投票率の向上の対策ですが、6月6日に平成25年度の南国市明るい選挙推進協議会を開催しまして、参議院選挙での啓発計画を決定をしました。今回は従来の啓発活動に加えまして、一斉啓発を行うことを予定しております。昨年の衆議院選挙小選挙区の投票率は、高知県が全国でも最低の53.89%ということで、高知県選挙管理委員会もできる限りの投票率向上を訴えていくということになっております。それに呼応しまして、南国市でも広報車での巡回啓発は今まで2日に1回、期間回っておりましたが、土日、土曜日と日曜日、重点的に巡回をする。そして先ほど言いました、これは以前行ったことがあるようなんですが、期間中の日曜日に、市内6カ所のスーパーで啓発物を配布しながら市民の皆さんに一斉啓発をしようという予定をしております。明るい選挙推進協議会の委員の方々には、期日前投票の立会人、そして先ほどの啓発活動への参加と非常に御苦労をおかけしておりますが、皆さんの御協力により少しでも投票率が向上するよういろいろな検討も行いたいと考えております。
 なお、フェイスブックの利用につきまして御指摘がありましたが、今回の参議院選挙での利用は、もう間近に迫っておりますので、なかなかすぐにということで間に合わないということで、今回は困難であるというふうに考えております。ただ今後の課題としまして、どのように具体的に利用が考えられるか検討したいと思いますので、御理解をよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 市民課長。
      〔市民課長 島本佳枝君登壇〕
○市民課長(島本佳枝君) 西原議員さんの第2期特定健康診査等実施計画についての御質問にお答えをいたします。
 まず、2期目に向けて目標を達成するための思いについてでございますが、本年度平成20年度から医療保険者に義務づけられた特定健康診査・特定保健指導の第2期特定健康診査等実施計画を策定いたしました。第1期計画に引き続き、生活習慣病予防を総合的に推進していくこととして、内臓脂肪症候群メタボリックシンドロームに着目した特定健康診査・特定保健指導を中心とする市民の健康づくり事業を進めていくこととしております。計画において、最終年度である29年度の目標値をそれぞれ60%と定めました。第1期計画の主な取り組みといたしましては、23年度から健診料の無料化、休日健診を実施、地区における健康まつり「ミニきらり」の開催、健康づくり推進委員の方による健診への呼びかけなど、受診率向上対策を実施いたしました。受診率は平成23年度は特定健診28.3%、特定保健指導10%となりましたが、1期目の目標値までは相当開きがあり、受診率の向上が今後の大きな課題となります。第1期を検証いたしまして、特定健診の未受診の理由として、通院しているため受診の必要がないと思っていることや、一度は受診したが異常がないためその後は受診していないことが理由となっているケースが多いことがわかりました。2期目においては、これらの方を受診につなげていくための対策に取り組んでまいります。具体的には、各地区の集団健診の実施時期にあわせて未受診者の方へ受診勧奨として、現在戸別訪問を行っています。
 また、通院中の方に対しては、病院等から直接特定健診の呼びかけをしていただくことができますので、医師会や医療機関に御協力をいただき、受診率の向上を図ってまいりたいと考えております。
 さらに、受診の結果、特定保健指導が必要となった方には、今年度より地区に出向いて特定保健指導を実施する取り組みを始めております。今後におきましても、生活習慣病に対する市民の健康意識を高め、医療費の増加につながる生活習慣病を予防し、市民の健康づくりと医療費の適正化を図ることに努めてまいりたいと考えております。
 次に、松本市の歩こう運動についてでございますが、昨日高木議員さんから御質問がありましたが、松本市の市民歩こう運動の取り組みにつきましては、決まった時間に運動することができない方にとって気軽に取り組める運動であると思います。市民の健康施策の歩くことにつきましては、保健福祉センターが取り組み、改善を行っていくということでございますので、一緒に検討をしてまいります。今までの取り組みをさらに生かしていくために大変参考になるものと思っております。国保の第2期特定健康診査等実施計画の推進におきましても、市民の健康増進に運動習慣の定着は大切なこととなるため、今後保健福祉センターと連携を図ってまいります。
 次に、健診の実施形態についてどのようなことを想定しているかということについてでございますが、特定健診には、保健福祉センターや各地区の公民館で実施する集団健診と個人が医療機関で受診する個別健診があります。市の集団健診では、保健師が個々に問診を行い、対応をしております。特定健診を受診した方には、健診結果説明書をお送りしております。先ほど少し述べさせていただきましたが、特定保健指導が必要となった方には、初回は保健福祉センターに来ていただくようにしておりましたが、25年度から初回時の保健指導は、保健師がそれぞれの地区へ出向いて行う体制をとっております。その場合に、特定健康指導の対象者以外の方でも健診結果説明書を持参した方には、健診結果の数値の説明や相談をしていただけるようにしております。このように健診などの機会を利用してコミュニケーションを図り、継続健診の必要性を周知し、健康についての意識を高めていくことにつなげていきたいと考えております。
 次に、2つ目の脳ドックについての御質問にお答えいたします。
 脳ドックでわかることといたしましては、くも膜下出血や脳梗塞といった脳卒中や脳腫瘍、また認知症の一つとされているアルツハイマーなどの病気が発見できることが上げられます。最近では若い世代の脳疾患による病気や脳疾患が原因となった事故のニュースなどが報道され、予防や早期発見に対する関心が高まっているものと思われます。脳ドックの助成については、県内11市のうち、室戸市と四万十市が行っており、中土佐町、東洋町でも実施されております。現在本市の国民健康保険では、人間ドック受診時の特定健診に係る部分の助成を行っておりますが、脳ドックに対する助成は行っておりません。脳ドックに対しての助成ができないかとの御質問ですが、脳ドックは発症すると重症化することのある脳の病気を未然に防ぎ、健康の増進や介護予防などの効果が期待されます。
 しかし、助成につきましては、実施形態の問題や検査費用が高額であるため、財政状況の問題もございますので、今後実施している他市の状況等も調査し、検討させていただきたいと考えております。御理解をお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 谷合成章君登壇〕
○生涯学習課長(谷合成章君) 西原議員さんの史跡岡豊城跡の保存管理計画策定後の取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 岡豊城跡につきましては、長宗我部氏が土佐から四国に支配を広げる過程や豊臣体制へ組み込まれる変遷を内包した、極めて重要な城郭である点が評価されまして、議員さんがおっしゃられたとおり、平成20年7月28日付で国指定史跡となり、その後2年間保存管理計画策定委員会で計画内容を検討いたしまして、昨年3月に計画を策定し、取り組みを進めているところでございます。
 また、マスコミ等でも報道されましたが、議員さんもおっしゃられておりましたが、本年3月9日には、伝家老屋敷曲輪の現地説明会を開催いたしまして、第3次調査で見張り台や門の跡と見られる柱穴が見つかったことを発表をしております。こうした重要な遺構の残存部分から順次調査を実施しておりまして、岡豊城が岡豊山全体に展開された戦国期の城郭であり、さらには、絶滅危惧種を有する自然環境の保全面から、今後につきましても地元住民や地権者の同意を得ながら、将来的には岡豊山全体の追加指定を目指してまいります。
 岡豊城跡を初め市内には貴重な文化財が多数存在しておりますが、これらの文化財の保護・継承につきましては、これまでも適切な調査研究を行ってまいりました。教育委員会といたしましても、国や県の動向を見定めながら、議員さんのおっしゃられたとおり、次の時代の人のものでもあります文化遺産の適切な保存・保全に努めてまいりますので、今後とも御支援、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 西原議員さんからの長宗我部フェスについての御質問にお答えいたします。
 岡豊山さくらまつりとか土佐の食1グランプリ、そして長宗我部フェスなど、長宗我部に関する取り組みは、年々大きく広がりを見せてるなというふうに考えております。今回の長宗我部フェスにおきましては、翌日に行われます高知市長浜の長宗我部まつりと連携してポスター、チラシを一緒につくるとか、高知市駅前からシャトルバスを運行するとか、そのシャトルバスの中では、地元の観光ボランティアガイドさんの案内を一緒にしていくとかいうような取り組みも行いました。
 また、西原議員さんもおっしゃられましたとおり、今回新たに長宗我部フェスの後、県外の方々との交流を持つことができました。この交流会には、大分県からは大野川合戦まつり実行委員会や大友宗麟鉄砲隊の皆さんを含めまして7つの大分県の地元の活動団体の皆さん40名、そしてこのフェスとまつりにあわせて県外でつくります長宗我部最高委員会の方々が中心にツアーを組んでわざわざ東京や千葉から来られた方が50名、計90名の県外の方が来られました。そして地元の南国市の者とそれから長宗我部ファンクラブという方々が一堂に会して、長宗我部元親の話題で、市内レストランで大交流会を図ったというものです。この交流会に市長とともに私どもも参加させていただきました。さまざまな方々とお話しすることができましたが、中でも大分県の方々の長宗我部信親を大事にしてくれていることには、本当に頭が下がる思いでしたし、長宗我部フェスの1回目から南国市のホテルを常宿にして毎年楽しみにしてきてくれる埼玉の親子の方々とか、長宗我部元親が県外から大きな支持を受けていることを改めまして感じ入りました。そしてこういった県外の長宗我部ファンの方々、そして大分県の方々との交流がもっと強く深くなることで、県外のツアーの方とかの増加であるとか、全国への発信であるとか、長宗我部元親を中心とした新たな広がりが生まれてくるのではないかと大きな期待を感じました。そして大分県の皆様方からは、会う方会う方に市長ともどもぜひ一度大野川まつりを見に来てくださいとお誘いを受けております。本当に地元の方々が地元に本当に誇りを持って誘ってくれているなということを実感しました。私どもも大分県の方々に負けないよう、地元の歴史を地元が誇り、自慢してよその方をお誘いするようなこの交流も含めて、継続した取り組みができるようにしていきたいと思っております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 福祉事務所長。
      〔福祉事務所長 南 幸男君登壇〕
○福祉事務所長(南 幸男君) 西原議員さんから御質問がありました発達障害者の支援についてお答えをいたします。
 議員さん御承知のとおり発達障害者支援法は、発達障害を早期に発見し、発達支援を行うことに関し、国や市町村の責務を明らかにするとともに、学校教育における発達障害者への支援、また就労の支援など、発達障害者の自立及び社会参加に資するよう、その生活全般にわたる支援を目的として、平成17年4月1日に施行されております。
 発達障害には、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、学習障害といったものがございます。日常生活または社会生活に制限を受けるものを言います。近年子供の成長過程における健診や学校での様子から発達障害が見つかる場合がございます。この支援につきましては、その心理機能の適正な発達を支援し、円滑な社会生活を送れるよう、発達障害の特性に対応した医療的、福祉的及び教育的援助を進めているところでございます。
 県や市の取り組みといたしましては、早期発見・早期療養を目指して、保健師らが健診や家庭訪問を通じて専門の機関への早期受診を勧めております。早い段階から障害によって不足している部分を補う手だてが打てるからでございます。
 また、親だけてなく地域にある支援施設を利用し、子供を育てていくことができるからでございます。
 大人社会の中でも他人と極端にコミュニケーションをとるのが苦手であったり、日常生活や行動において、周りがその人を発達障害ではないかと心配しても、なかなか医療機関への受診や専門機関への相談を勧めることをためらいます。それは本人の人権にかかわることであり、簡単に口に出せることではありません。発達障害の内容があらかじめわかっていれば、障害児・者の自尊心を傷つけることなく、周りの人間も寛容な気持ちで接することができると思います。西原議員さん御指摘の藤沢市の心のバリアフリーハンドブックを拝見させていただきました。障害のある人もない人も、ともに暮らせる共生社会を目指して障害者施策に現在取り組んでいるところでございますが、障害者、特に精神障害者に対する基本的な理解が不十分なところがあると思います。厚生労働省から出されております精神疾患を正しく理解し、新しい第一歩を踏み出すための指針としまして、1、精神疾患を自分の問題として考える。2、無理をしないで、心も体も。3、気づいていますか、心の不調。4、知っていますか、精神疾患への正しい対応。5、自分で心のバリアフリーをつくらない。6、認め合う、自分らしく生きる。7、出会いは理解の第一歩。8、お互いに支え合う社会づくり、以上8つのキーワードがあり、精神疾患について正しく理解することが大切であると考えます。福祉事務所として、発達障害等精神疾患について正しく理解するために、そういった啓発が必要であると考えております。今後このハンドブック等を参考にしながら、より一層の啓発活動に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 学校教育課長。
      〔学校教育課長 竹内信人君登壇〕
○学校教育課長(竹内信人君) 西原議員さんの心のバリアフリーについての御質問を福祉事務所長に引き続きましてお答えさせていただきます。
 本市の学校教育におきましては、御承知のとおり、特別支援教育の推進を教育行政方針の重点推進項目に上げ、発達障害等特別な教育的支援または配慮を要する児童・生徒の支援体制の整備に努めているところでございます。中でも平成20年度から継続しております市単事業によります特別支援教育支援員の全校配置等による学校の組織的な支援体制の整備、この支援員につきましては、年度当初に教育センターのほうから講師を招聘して研修会も行っております。保育所・保育園・幼稚園と小学校との支援の連続性、継続性を図るための就学時引き継ぎシート等の活用、この引き継ぎシートは、校種間の連携だけでなくて、保護者との連携はもとより、同じ校種であっても教員または担当がかわる場合があります。こういった場合にすごく有効的であるというふうに考えております。そして地元医療機関や特別支援学校等、専門機関の先生方による就学指導委員会の支援拡充については、特に重点的に取り組んでおるところでございます。
 さらに、本年度は保育所・保育園・幼稚園と小学校とのより具体的な連携のプログラムを作成するために、南国市保幼小連携プログラム作成委員会を新たに設置するなど、保幼小の連携をより一層密度の濃い取り組みに進めてまいりたいと考えておるところでございます。
 次に、心のバリアフリーハンドブックについての御質問ですが、市民誰もが相互に人格と個性を尊重し、支え合う共生社会の実現を目的に、各種の障害者施策の推進とともに、幅広く障害者理解を深めるために、藤沢市や町田市等におきまして、心のバリアフリーハンドブックを作成し、広く市民の皆様に無料配布しておると聞いております。この取り組みは、福祉の担当課がその窓口として取り組まれておりますが、高齢者、肢体不自由、視覚・聴覚・知的・精神障害や認知症のある方の理解、コミュニケーション方法、接遇や手助けの方法について、イラストや写真を使ってわかりやすく解説されたハンドブックであり、学校における教職員の校内研修や小中学校の教材としても活用できる、大変わかりやすい内容のハンドブックであると感じておる次第でございます。教育委員会として市独自のハンドブックを作成することは、今のところ考えてはおりませんが、発達障害者支援法に基づく取り組みや支援の拡充は必須であり、福祉と教育との連携は、今後さらに重要視される課題であると認識しております。教育委員会といたしましては、県教委の特別支援教育課とも連携し、特別支援教育の推進を通して教育の立場から障害者理解を深めるための情報発信に努めてまいりたいと考えております。
○議長(野村新作君) 15番西原勝江さん。
○15番(西原勝江君) それぞれ御丁寧にお答えいただきましてありがとうございました。2問目を少しさせていただきます。
 期日前投票の宣誓書につきましては、田渕課長から今後また検討していくというお答えをいただきました。自治体によっては宣誓書の内容を少し変えてるところもあると伺っております。その場に行って書けばいいようなことではございますけれども、もしまた検討して委員の方たちとも相談していただいて、前向きな方向でお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それからあと、フェイスブックでのサイトを立ち上げて情報発信をするのは、もう間に合わないっていうことですけれども、間に合いませんでしょうか。間に合いませんでしょうかっていって、間に合わないっておっしゃってるので、間に合わないことになるんでしょうけど。どうして間に合わないか、済みません、お答えをお願いしたいと思います。
 それからあと、同じく投票率の向上につきましてですけれども、これから巡回の回数をふやすということとチラシを配布するっていうことを、今回は少し多くやりますっていうことでしたけれども、ワールドカップの予選のとき、渋谷のスクランブル交差点でDJポリスの若い警官の方が、本当に言葉をお巡りさんが、皆さんを憎くてやってるんじゃありませんって。ほんで12番目の皆さんは選手ですから、マナーを守ってっていうようなことで、ほんでお巡りさんコールが起こったほど、そのお巡りさんの言うことをみんながよく聞いて、整然とそこで皆さんが試合が終わるまで過ごしたっていうことがニュースになっておりましたけれども。何を言いたいかと申しますと、巡回して回るときに、何日は選挙です、皆さん投票に行きましょうじゃなくって、このDJポリスの方のように、少し原稿を工夫して、今度の参議院は比例区は全国の代表を選びます。選挙区は高知県の代表を選びます。皆さんそれで次の時代が変わりますとか、何かいろんなことを言っていただいて、原稿をきちっとつくってできたら、広報の若い警察官のように表彰されるような、そんなみんなが本当に投票に行かなくちゃと思うようなことも考えていただけたらなと思います。若い方とお話ししてたときに、1回も行ったことないっていう方が何人も若い方の中でもいらっしゃいますし、高齢になってうちなんか、八幡の投票所から笠ノ川に移ったので、そこまで行くのにちょっと誰かに積んでいってもらわなくちゃとか、いろんな理由で投票に行けない方もいらっしゃるかもしれませんけれども、この際高知県が最下位ということを脱出するのの先頭に立って南国市がそのような何か工夫をしていただけたらと思います。チラシを配布するときにも、一言、二言お声をかけていただいて、本当に行っていただきたいっていうその熱意を伝えていただけたら向上につながるんじゃないかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それからあと、特定健診のことでお答えいただきましてありがとうございました。60%っていうことの目標は国が決めてるからっていうこともあるかと思いますけれども、これから予想されます南海トラフの巨大地震のときにも、健康で足腰が丈夫でっていうようなことも大事なことになると思いますので、とにかく健診を受けて健康でっていう思いで、ぜひとも今後とも熱心に取り組んでいただきたいと思います。その中で、医師会、医療機関との連携っていうことで、以前も集団健診で受ける方とそれから個別健診でお医者さんで受ける方といますけれども、そのほかにふだん特定健診を受けないで病院でかかってる人も、特定健診の受診票をもらったら病院へ行って、そこで特定健診を受けさえしていただけたらいいわけですから。ただ自分が特定健診を受けたいと言わなければ、お医者さんも何もおっしゃらないと思います。けれども、お医者さんのほうから特定健診はどうかねっていうことを声かけてもらえるように、どうか医師会のほうに今度こそ頼んでいただいて、どこの病院も特定健診をやっていただけるようにお願いを、市としては保険者としてはやっていく必要があると思いますので、お願いしたいと思います。病院によっては特定健診をしますってうたってる、診療科目に特定健診って書いてあるところもありますので、どうしても病院にかかっている方の特定健診の数がふえれば、目標も近くまでになるんじゃないかと思いますので、その点をもう一度お答えお願いしたいと思います。
 それからあと、対面型でコミュニケーションを重視した特定健診をしてくださるということを、また保健指導もしてくださるっていうことでございます。保健師が出向いていくということも言っていただいて本当にありがとうございます。保健師の皆さん、みんな優しい方ばっかりですので、本当に来ていただいて、そうやって丁寧にやっていただけるということは大変ですけれども、ありがたいことですので、よろしくお願いいたします。
 ただ1点、健診を受けたくないっていう方の中に、何で受けてかないのかっていうと、腹囲をはかられるのが嫌だっていう人がおるんです。それで腹囲をはかるっていうのは、本当に大変な決意が要るもんなんで、その点の腹囲をはかるときの工夫を何か一工夫していただけたらと思います。対面でコミュニケーションを重視してというのであるならば、ただはい何センチですっていうんじゃなくって、はかって女性だったら90センチ過ぎてるから大変ですけれども、こうやったら90センチは狭まりますよとか、ちょっと一言励ましていただくとか、それからBMIっていうのも大変なんです、あれ。ほんでBMIもあなたの場合は、こうやって、こうやって、こういう計算式で、こういうふうになってるけど、これはこういうふうに縮められるからと、その目標もその場で会話していただけたら、ああもう腹囲をはかってもよかったっていうことになると思うんです。ただ何センチっていって、後から報告が来るのを待つよりも、その場で一歩でもこういうふうによくなるんだよの励ましの言葉とその科学的な計算式を教えていただくという、その会話だけでも違うと思うので、そのような点で保健師さんとのコミュニケーションもとれると思うので、ぜひともそんな点も工夫していただけたらと思います。お願いいたします。
 それからあと、健康行政の中で、歩こう運動っていうことを保健センターと一緒に取り組んでいただくっていうお答えもいただきました。本当にA4の紙でちょっとしたカードですので、お金もかからないと思いますので、その点の普及をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それからあと、岡豊山のことでは、生涯学習課長それから商工観光課長、お答えいただきましてありがとうございました。初めて、きのうも岡豊のふれあい館で、宅間元館長をお迎えしての岡豊山の史跡の範囲の勉強会をしていただきました。そのときにもこれから皆様の理解をいただいて岡豊山の指定の範囲が広がるようにとか、管理のことでいろいろお話をしていただきました。今後とも文化財に対しての管理、そしてその保存、またそれが終わったら整備とかそういうようなことにどうぞ取り組みをよろしくお願いいたします。
 それから、商工観光課長が長宗我部フェスでのことで、市長も参加されてくださってましたので、商工観光課長がそのフェスのときに、こんなような方が参加されてたっていうことを教えていただいて本当にありがとうございました。本当に大野川の合戦まつりのときにも一つ出店、いっぱいお店が並んでるんですけど、お祭りのその土手のところでやるのに、そのところにも歴民館等南国市の出店コーナーもあって、南国市の物もそこで売ってました、売られてました。ですから、今後もそういうような交流を続けていくことが、人と人の交流を重ねながらいろんな要素の交流ができていくと思います。南国市の総合計画の中にも地域間交流の充実っていうこともありました。ほんで、飛行場があるからとか、それから市の職員の交流があったりとかのいろいろな御縁があって、岩沼市との姉妹交流もできて、本当に姉妹だなっと思う、そういう都市間の交流を感じさせていただくような先輩方の積み重ねで今のこういう姉妹都市交流があると思います。これからはまた、長宗我部元親親子がそこで合戦に参加してっていうことで、皆さんが長宗我部に対する思いっていうか、高知県に対する思いっていうのがあっての今回の参加してくださったことだと思いますので、岩沼市と同じように、そんな規模もそんなにもならないし、大分市っていうとこに合併になって、市が大き過ぎてちょっと合わないとか、そういうこともありますけど、地元と地元の民間の交流でもいいですので、続けていけることに私のほうも取り組んでいただけたらと思います。市長、一言お構いなかったら、御感想をお聞かせください。お願いいたします。
 それからあとは、最後にバリアフリーについてお伺いいたしました。ありがとうございました。教育委員会でも本当に細かく個々に合わせた取り組みを、子供さんに寄り添った取り組みをしていただいてるっていうことを教えていただいてありがとうございました。今後とも連携のプログラムもっていうこともありましたので、よろしくお願いいたします。
 精神科の医師である日本発達障害者ネットワーク理事長の市川宏信氏は、一口に発達障害といっても特徴は多種多様であると。それで医学でも本当にこうだっていう決定的な障害の内容を分けたりとか、そんなことが全部が全部までできてないっていうお話が本に書いてありました。ですから、例えばすごく極端な話だと、会社へ勤めた発達障害の方が、上司の方が電話中で向こうで電話が鳴ってて、電話をとってくれって言われたら、電話をとって立ったまんまだったっていうんです。それで、それが発達障害の方の特徴だと。ほんで、本当は電話をとって、それで僕が出られないから、僕でも私でもいいんですけど、出られないので、その電話で誰からかということを、後でおかけしますとか聞いといてくださいっていう、そういう言葉をかけたら、その方はもう大丈夫になるっていうんです。ですから、そこら辺のところを、世の中の人がみんな、また働いている職場の人たちがわかったら成人になっても、子供のときから発達障害としても、学校で守られても、社会人になったときにそのようなコミュニケーションのとる方法がわかれば、みんながわかれば、その方も社会人としてなっていけるんじゃないかっていうお話もあったんです。ほんで、社会人になっても挨拶ができなくって、本当にお仕事はよくできるのに、挨拶できない方がいて、あの人は本当に挨拶もできないって言われてたけど、その方も発達障害で挨拶っていうことを少しずつ皆さんでアドバイスしてできるようになって、ほんで仕事は完璧にできてっていう方もいらっしゃるっていうことなんです。ほんで、いろんな発達障害のコミュニケーションがとりにくいっていう発達障害の方もいっぱいいらっしゃるっていうこと、こだわりが強いっていうことで、いろんなことに秀でてるけども、社会の中のコミュニケーションがとれないがゆえにって、その力が発揮できないっていうことがいるっていうことがわかりつつあって、今発達障害支援法ができて、いろんなところで今、8年たっていろんなところでだんだんだんだん理解が深まってよくなっている途上だとは思いますが。今後とも教育のところでも福祉の面でもそうですが、そういうようなことを市民の皆様にもどっかで学んで、市民の皆様にっておかしいですけど、自分も学びながら、みんなが違いがあって当たり前っていう、そんな世の中になっていけばなと願っております。アメリカでは少しそういう、発達障害に対しての懐が深くって、こういうことがあるけどこうだっていう、前向きにとられる土壌ができつつあるっていう話も伺いました。あとアインシュタインもそれからエジソンも実は発達障害だったけれども、その発達障害のアインシュタインとエジソンがいたから今の科学の発達も物理の発達もあるし、それから電気も使えるようになったと。それから芸術家とか音楽家にも発達障害と言われる方いる。だからそういう特徴を生かせる社会、誰もがみんな違うっていうことが、そういうことがわかり合える社会になるための、今まだ途上だと思いますので、これからまた市のほうでもいろんなところでやはり心のバリアフリーノートブックで啓発するっていうこと以外にも、いろんな場面でまた取り組みをよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。じゃあ、市長よろしくお願いします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) まず、私の直接所管することではないんですが、選挙の投票率の向上に向けてということで、非常に細かいアドバイスだと思います。やはり少し変わったことをする、その一声というものが、じゃあ行ってみようかとか、そういうように有権者の心を動かす、私もよくわからないんですが、そういう工夫がやはり必要ではないかなと。ただありきたりの、あすは参議院の投票日でございます。みんな選挙に行きましょうというても、全然おもしろくもおかしくもないし。そういうようなことをやっぱり、例えば一般市民の方に募集するとか、一番行ってみようと、その気になる言葉というのを短くまとめて募集してみるとか、そんなことも大事じゃないかと思う。特にその次の生活習慣病の予防あるいは受診率の向上につきましても、そのとおりだと思います。実は、当時私が係長になって初めての仕事が、当時は生活習慣病とは言っていなくって、成人病予防と言っておりましたが、どうしたら人が来てくれるかなと、受けやすい健診というものの配置ですね、やっぱり順序というものがあって、こう流れがあって、それからそこでかける言葉とか、その前に受診勧奨でも、そういうものって本当にあると思います。その気にするというのがあると思います。いろんな私も若いときに苦労しましたけれども、非常に大事なことだと思います。ちょっと私わからなんだ、これのことでしょう。いや、それは特に女性の場合、気を使うことです。乳腺なんかもそうです。私も本当に当時若かったんですが、本当に若い御婦人の方は、顔を赤らめてバスから出てきますよね、そういう方がおりますが、思わず目をこっちがそらしてやらんといかんなという気の、どうもバスの出入り口をずっと見ておると、そういうこともよく配慮せないかんかなということも思った記憶がございますが。いろんな健診には気配りとか、そういうものが必要であろうと思います。もうあんな恥ずかしい嫌な思いして、もう二度と行かんなどということ、これが最悪のことでございますので、そういう気配り、皆さん現場ではされておるとは思うんですが、なおやっぱり受診者の意見を聞くとか、アンケート調査ももちろんしてるとは思うんですが、そういうことを通じて受けやすい、胸張って受けれるということにすればいいんじゃないかと思っております。私どもはまたあれしますので、その都度また御意見もいただければと思います。
 それから最後に、大野川の長宗我部信親、この戦死者を長きにわたって大変な慰霊をといいますか、礼を尽くして大事に祭ってくださっておるということで、実は私一度もそこへ行ったことない、話ばっかり聞きまして。それからあのくだり、信親が戦死するくだりというものは、大体こう読んで描いておるわけですけれども。何だかんだというてたら、実は市長の職をしてたら本当に行けないんです。私も3年ぐらい前からどうしても行きたいと思いますけれども、毎年何かと重なり合いまして、ですから、ことしは何とかじゃなくて、絶対行こうと思っております。行ってやっぱり向こうの方にお礼も申し上げたい。南国市を代表してお礼も申し上げたいし、それからやっぱり行くべきだと思います。そして何といっても人とのつながり、交流を、向こうが先に来てくれましたので、こちらも行って、これを一つの戸次川と国分川の地域、恐らく似通ったところだと思いますから、交流の第一歩にしたいなと、このように思っておりますので、絶対行かせていただきます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 選挙管理委員会事務局長。
○総務課長兼選挙管理委員会事務局長(田渕博之君) 西原議員さんの第2問にお答えいたします。
 まず、宣誓書の件ですが、確かに総務省令の様式例、これを再度整理すれば、もっとわかりやすい内容になるというふうに思っております。そういう意味で、この様式例を変更できる、市で適当とは言いませんが、再度やり直すことができるということが確認できましたら、それは当然県選管通じてお答えをいただくようになると思いますが、検討したいというふうに思いますので、もう少し時間をいただきたいと思います。
 それから次に、フェイスブックの利用が間に合わない理由はということですが、実は私もパソコン関係はそれほど弱いということではなくて、非常に好きでほとんどわかりますが、実はフェイスブックとかツイッター、本当にわかりません。わかりませんで、最近本を買って勉強しておりますが、なかなかそこまで至っておりませんので、具体的にそしたらどういうことができるかっていうことを私自身もまだわかっておりません。それと、今現在市のホームページから市のフェイスブックへ飛んでいけますが、その内容を実際私も見ましたが、そうしたらそれをどういうふうに選挙で具体的に利用できるかっていうのは、ちょっとまだ私の頭の中で具体的なイメージができておりませんので、これについても、当然市のホームページでは、選挙投票率の向上に向けてやっていきますが、フェイスブック等の利用については、もう少し私自身も勉強をしたいというところありますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それと次に、巡回啓発での放送の内容、DJポリスということも出ましたが、ただ明るい選挙推進協議会の委員の皆さん、この方は平日も期日前の投票、もし仮に7月21日に投票となりますと、7月5日から20日まで毎日の間、朝8時半から晩の8時まで、これも立会をお願いをしております。大体1人についてこの期間2回ないし3回この期日前やっていただきながら巡回啓発、またそして今回は一斉啓発、これもこの委員の方にお願いをしておりますので、なかなかこれ以上のお願いをどんどん進めていくっていうのは難しいというところもありますし。それと内容につきましても、今現在県からカセットテープが来ましてそれを回しておるんで、確かに御指摘のとおり、もうありきたりの内容になっております。それをあのDJポリスのような内容で発言せえというのは、ちょっと委員の方に酷かなという気もありますので、こちらで、例えばこういう放送の仕方もありますよというのもまた考えながら、それを全部回っていくというのもかなり、朝の9時から1時ぐらいまで回りますので、全部それを言葉で言っていくのもなかなか大変ですので、テーププラス若干人を見かけたらお声がけするとかという、ちょっとそういう方法もちょっと考えたいというふうには考えております。選挙費用も前から比べますと非常に縮減をされてます。昔は本当に潤沢で、かなりいろんなことができましたが、最近もう本当にどんどん縮減されておりますので、やりたいと思っても、結局費用的な問題とかいろんな問題が発生しますので、そこな辺も含めてできる限りの啓発もしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(野村新作君) 市民課長。
○市民課長(島本佳枝君) 特定健診についてお答えいたします。
 特定健診の2期計画の取り組みにいたしまして、通院者を受診につなげていくことは大変重要と考えております。今後も再度医師会の働きかけを行い、協力のお願いをしてまいりたいと思います。
 2点目御指摘のありました腹囲計測時等の件につきましては、受診しやすい環境づくりとして声かけ等は大変大切なことと考えておりますので、保健センターとともに実施するようにしてまいりたいと思います。
 以上です。
○議長(野村新作君) 15番西原勝江さん。
○15番(西原勝江君) 本当にそれぞれ市長初めお答えいただきましてありがとうございました。
 最後に、健康寿命を延ばすにはっていうことで、再度健康行政についてお話しさせてもらいます。
 日本成人予防協会の安村専務理事の文書の中に、「テクテク、カミカミ、ニコニコ、ドキドキ」という健康寿命を延ばすための結論的な簡単な言葉がありました。てくてくっていうのは、言葉のとおり歩く、かみかみは食事はバランスよくしっかりかんで食べる、にこにこは、笑いは副作用のない薬であり、免疫力アップで自律神経の安定、どきどきというのは、感動をしたり心豊かな時間を持って脳の前頭葉によい刺激を与えますって、こんな簡単な言葉ですが、簡単に実行できる言葉だと思いますので、このようなことをどこかでみんなの合い言葉にできるようなことにしていってはどうかなと思いますので、一応提案させていただきます。お答えは構いませんが。
 それで、特定受診率が全国でも最も高いと言われていた尼崎市に何年か前に視察、22年だったと思いますが、視察させていただいた際、特定健診は行革の本丸と位置づけて今まで取り組んできましたという言葉がありました。先ほど申しましたように、南海トラフ巨大地震に備えて全力で本市は取り組んでいただいておりますが、この健康ということも同じように、さっきも申しましたけれども、災害に備えてでもという意味でも大事なことだと思いますので、どうぞお取り組み、よろしくお願いいたします。
 以上で終わります。ありがとうございました。