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検索結果 »  平成25年 第370回市議会定例会(開催日:2013/06/14) »

第370回市議会定例会初日


第370回南国市議会定例会会議録
 …………………………………………………………………………………………………………
                                 南国市告示第58号
                                 平成25年6月7日
                           南国市長 橋 詰 壽 人 

第370回南国市議会定例会を次のとおり招集する。

 1.期  日  平成25年6月14日
 2.場  所  南国市役所 5階議場
 …………………………………………………………………………………………………………
第1日  平成25年6月14日  金曜日

      出席議員     
     1番 田 中   徹君        2番 山 中 良 成君
     3番 岩 松 永 治君        4番 西 本 良 平君
     5番 西 川   潔君        6番 土 居 恒 夫君
     7番 高 木 正 平君        8番 中 山 研 心君
     9番 前 田 学 浩君       10番 村 田 敦 子君
    11番 岡 崎 純 男君       12番 小笠原 治 幸君
    13番 竹 内 克 憲君       14番 野 村 新 作君
    15番 西 原 勝 江君       16番 浜 田 和 子君
    17番 浜 田   勉君       18番 土 居 篤 男君
    19番 福 田 佐和子君       20番 西 岡 照 夫君
    21番 今 西 忠 良君
          ―――――――――――*―――――――――――
      欠席議員
    な し
          ―――――――――――*―――――――――――
      出席要求による出席者
  市     長  橋 詰 壽 人君
  副  市  長  藤 村 明 男君
  総務課長兼選挙管理委員会事務局長  田 渕 博 之君
  財 政 課 長  平 山 耕 三君
  参事兼企画課長  西 山 明 彦君
  情報政策 課 長  崎 山 雅 子君
  危機管理 課 長  西 原 三 登君
  税 務 課 長  川 村 英 嗣君
  市 民 課 長  島 本 佳 枝君
  長寿支援 課 長  田 中 倫 代君
  保健福祉センター所長  岩 原 富 美君
  環 境 課 長  島 崎   哲君
  農林水産 課 長  村 田   功君
  商工観光 課 長  今久保 康 夫君
  建 設 課 長  吉 川 宏 幸君
  地籍調査 課 長  門 田   実君
  都市整備 課 長  小 原 良 一君
  上下水道 局 長  高 田 博 通君
  会計管理者兼参事兼会計課長  橋 田 裕 子君
  福祉事務 所 長  南   幸 男君
  教  育  長  大 野 吉 彦君
  学校教育 課 長  竹 内 信 人君
  生涯学習 課 長  谷 合 成 章君
  幼保支援 課 長  岩 川 節 生君
  監査委員事務局長  西 岡   博君
  農業委員会事務局長  土 橋   愛君
  消  防  長  洲賀崎 勝 男君
          ―――――――――――*―――――――――――
      議会事務局職員出席者
  事 務 局 長  北 村 健 一君   次     長  公 文 知 子君
  書     記  岡 崎 辰 彦君
          ―――――――――――*―――――――――――
      議事日程
        平成25年6月14日 金曜日 午前10時開議
第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議案第1号 平成25年度南国市一般会計補正予算
第4 議案第2号 南国市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例
第5 議案第3号 南国市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
第6 議案第4号 南国市長等に対する給与並びに旅費に関する条例及び南国市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例
第7 議案第5号 南国市水道給水条例の一部を改正する条例
第8 議案第6号 南国市簡易給水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
第9 議案第7号 南国市自転車駐車場の設置及び管理並びに自転車の放置の防止に関する条例
第10 議案第8号 南国市スクールバスの住民利用に関する条例
第11 議案第9号 市道の廃止について
第12 議案第10号 市道の認定について
第13 議案第11号 消防ポンプ自動車購入契約の締結について
第14 議案第12号 損害賠償の額を定めることについて
第15 議案第13号 南国市人権擁護委員の推薦について
第16 報告第1号 平成24年度南国市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
第17 報告第2号 平成24年度南国市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第17まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時9分 開会・開議
○議長(野村新作君) これより第370回南国市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会期の決定
○議長(野村新作君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月26日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会議録署名議員の指名
○議長(野村新作君) 日程第2、会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、西川潔君及び浜田和子さんを指名をいたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) 市長より議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 職員をして送付書を朗読いたさせます。事務局長。
      (事務局長朗読)
 …………………………………………………………………………………………………………
                                  25南総第120号
                                 平成25年6月14日

 南国市議会議長  野 村 新 作 様

                       南国市長  橋 詰 壽 人

      第370回南国市議会定例会の議案の送付について
 第370回南国市議会定例会に提出する議案を別紙のとおり送付します。

 議案第1号 平成25年度南国市一般会計補正予算
 議案第2号 南国市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例
 議案第3号 南国市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
 議案第4号 南国市長等に対する給与並びに旅費に関する条例及び南国市教育委員会教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例
 議案第5号 南国市水道給水条例の一部を改正する条例
 議案第6号 南国市簡易給水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
 議案第7号 南国市自転車駐車場の設置及び管理並びに自転車の放置の防止に関する条例
 議案第8号 南国市スクールバスの住民利用に関する条例
 議案第9号 市道の廃止について
 議案第10号 市道の認定について
 議案第11号 消防ポンプ自動車購入契約の締結について
 議案第12号 損害賠償の額を定めることについて
 議案第13号 南国市人権擁護委員の推薦について
 報告第1号 平成24年度南国市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
 報告第2号 平成24年度南国市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
 …………………………………………………………………………………………………………
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第13号まで、報告第1号、報告第2号
○議長(野村新作君) この際、議案第1号から議案第13号まで及び報告第1号、報告第2号、以上15件を一括議題といたします。
 市政報告並びに提案理由の説明を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) おはようございます。
 本日、議員の皆様の御出席をいただき、第370回南国市議会定例会が開かれますことを厚く御礼申し上げます。
 また、先ほどは25年以上の長きにわたりまして議会での活動が評価されました、福田、西岡、今西の3名の議員の皆様方、本当におめでとうございます。皆様方の豊富な経験を今後とも執行部のご指導によろしくお願いしたいと思います。
また、全国議長会の幹事としてその功績が評価されました野村新作議長様、この議会運営を通して議会活動が評価されたということで、本当におめでとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
 それでは、開会に当たり、提案いたしました議案の説明に先立ちまして、市政の状況について御報告申し上げ、議員の皆様、並びに市民の皆様の御理解をよろしくお願いしたいと思っております。
 国におきましては、安倍首相の「3本の矢」の金融政策、財政政策により、日本経済の再生を進めています。金融緩和などによる円安を進め、5月23日以降、株価は乱高下し、不安定な側面もみせていますが、依然高水準を維持しており、国民は景気の回復を期待しております。しかしながら、地方への波及については、まだまだ実態として目に見えるまでには至っておりません。
 5月15日に高知県が発表しました地震・津波の被害想定の概要につきましては、内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が平成24年8月に公表した最大クラスの地震・津波と、これまで高知県が防災対策の対象としてきた発生頻度の高い一定程度の地震・津波を想定したものとなっております。被害想定は、住宅の耐震化率や、津波からの避難行動などによる前提条件を設定しておりますが、この前提条件は、住民の避難行動や、県・市の取り組みにより大きく変えることができます。
 この被害想定を受けまして、県と同様に、本市におきましても、市民の生命を守ることに直結する対策は、最大クラスの地震・津波を想定したものとし、一方、応急、復旧・復興対策は、最大クラスに加え、発生頻度の高い一定程度の地震・津波も視野に入れた検討を行い、対策に幅を持たせたものとして備えてまいります。
 それでは、市政の主要な課題につきまして、御報告いたします。
     〔危機管理〕
 まず、危機管理関係につきまして、御報告いたします。
 冒頭でも申し述べましたが、高知県による南海トラフ巨大地震による被害想定が示されました。本市における最大クラスの地震・津波による被害想定につきましては、揺れ、液状化、津波、急傾斜地崩壊、地震火災による建物被害は1万1,000棟、人的被害の死者数は3,200人、負傷者数は3,000人、被災1日後の避難者数は2万5,000人と発表されました。最大クラスの地震・津波と発生頻度の高い一定程度の地震・津波に対する被害想定を受け、南国市地域防災計画に、具体的な被害の規模や目標数値を反映させまして、防災・減災対策を講じてまいります。具体的には、建物の耐震性の強化、家具等の転倒・落下防止対策の強化、津波避難の迅速化など具体的な被害軽減効果を示すことにより、自助・共助の取り組みを進めてまいります。
 次に、津波対策として取り組んでおります、命山構想の進捗状況につきましては、津波避難タワー建設予定の各地区において設計の報告会を開催いたしました。設計につきましては、一定の標準化と公平性を考慮して計画しており、全地区において地元合意をいただきました。引き続き、法手続や工事発注業務を進め、一日も早い完成を目指して取り組んでまいります。
 訓練関係につきましては、4月19日に、高知空港津波避難訓練を大阪航空局高知空港事務所、高知空港ビル株式会社などと連携して実施いたしました。水防月間である5月26日には、物部川右岸の河川敷におきまして水防訓練を実施し、消防団員のほか係長職以上の職員及び採用2年目の職員が参加して、これから迎える梅雨や台風による豪雨に対しての水防活動の習熟と防災意識の向上を図りました。
 交通安全対策につきましては、春の全国交通安全運動期間中の4月10日に、国道55号大そね交差点前で、関係機関の御協力をいただき、人間看板・桃太郎旗による街頭指導を行いました。また、小学校新入児童に対しましては、交通ルールを学習するビデオの視聴と交通安全教室を実施し、小学校4年生及び中学校1年生に対しましては、道路上での危険事項を認識し、自転車マナーを向上させる啓発ビデオの視聴と実技講習を実施して、交通安全意識の醸成を図りました。
     〔財政〕
 次に、財政関係につきまして、御報告いたします。
 平成24年度一般会計、特別会計の決算の概要を御報告いたします。
 一般会計の形式収支につきましては、5億5,283万2,000円の黒字となります。形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を控除しますと、実質収支としまして、3億5,646万6,000円の黒字となっております。このうち財政調整基金に2億5,000万円の決算積立を行い、翌年度繰越金は、1億646万6,000円となります。
 特別会計につきましては、下水道事業特別会計は、一般会計から2億3,517万7,000円を繰入し、828万4,000円の黒字となっておりますが、これは繰越明許費の財源として翌年度へ繰り越すべき財源であります。
 農業集落排水事業特別会計につきましては、一般会計から1億2,310万5,000円を繰入し、歳入歳出同額となっております。
 下水道事業及び農業集落排水事業特別会計につきましては、一層の加入促進を図り、使用料の増収対策に取り組んでまいります。
 住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、2,520万6,000円の黒字となっており、今後とも引き続き貸付金の回収に努めてまいります。
 介護保険特別会計につきましては、一般会計から5億1,234万9,000円を繰入し、6,120万8,000円の黒字となっておりますが、これは介護給付費に対する国・県支出金及び支払基金交付金が多く入ってきたこと等によるものであり、本年度の国等への返還金の財源となるものであります。
 国民健康保険特別会計につきましては、一般会計から3億8,987万4,000円を繰入し、1億6万3,000円の黒字となっております。このうち、国保財政調整基金に4,048万4,000円の決算積立を行い、5,957万9,000円が本年度の国等への返還金の財源となります。
 土地取得事業特別会計につきましては、3,521万3,000円の黒字となっております。
 後期高齢者医療保険特別会計につきましては、一般会計から1億6,778万9,000円を繰入し、2,473万円の黒字となっておりますが、これは本年度の後期高齢者医療広域連合納付金の財源となるものであります。
 特別会計への繰出金の増大は、ひいては一般会計を圧迫することとなりますので、特別会計においても収納率や加入率の向上、また、受益者負担の適正化を図ることにより、適切な運営に努めてまいります。
     〔企画〕
 次に、企画関係につきまして、御報告いたします。
 公共交通関係につきましては、上倉・黒滝方面デマンド型乗合タクシー「せいらん」の利用状況は、昨年10月から4月までの期間で、20便となっております。今後におきましては、地元と協議を進めながら、利用促進に取り組んでまいります。その他の中山間地域におきましては、現在のところ、白木谷・八京地区において、スクールバスを活用したコミュニティバスの実証実験を10月1日から実施すべく、手続を進めております。コミュニティバスのバス料金に関する条例につきまして、今議会に議案として上程しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 土佐電気鉄道株式会社に係る暴力団問題につきましては、3月22日に新聞報道されて以降、本市暴力団排除条例に基づく南国警察署長との協定書により、排除措置の対象を照会したうえで、平成24年度予算の生活バス路線運行維持費補助金及び鉄道軌道安全輸送設備等整備事業費補助金の執行を留保しておりました。土佐電気鉄道株式会社が実施した事実調査の報告については、高知県はその内容が不十分であるとして、外部調査委員会による再調査を求めております。しかしながら、その再調査の結果報告につきましては、平成24年度予算の出納事務期限には間に合わないため、補助金返還の対応も残しつつ、二つの補助金を執行いたしました。今後におきましては、外部調査委員会の調査結果を見て、高知県とも相談を行いながら、対応してまいります。
 岩沼市との姉妹都市提携40周年記念事業につきましては、5月27日に南国市姉妹都市親善協会の総会が開催され、いわぬま市民夏まつりに合わせて、市民訪問団による交流などが計画されております。
 次に、情報政策関係につきまして、御報告いたします。
 本市の情報発信手段のひとつとしまして、ソーシャルネットワーキングサイトであるフェイスブック利用の準備を進めてまいりましたが、5月に試験的に運用を行い、6月から本格運用を開始いたしました。
 今後におきましては、イベント、観光情報など、市内外に本市の取り組みをアピールする手段として、また、災害時の情報発信ツールとして積極的に活用してまいります。
     〔市民〕
 次に、民生関係につきまして、御報告いたします。
 人口動態につきましては、4月末が4万8,728人で3月末人口より199人増加となっておりますが、昨年同期と比較しますと、外国人登録を含めて、359人減少しており、減少傾向は続いております。
 国民健康保険関係につきましては、平成24年度の国民健康保険特別会計の歳入総額は60億7,896万9,000円、歳出総額は59億7,890万6,000円となり、1億6万3,000円の決算剰余金が生じました。このうち、5,957万9,000円を本年度の国・県等への返還金の財源とし、4,048万4,000円を国保財政調整基金に積み立てました。基金残高は、6,300万円となりましたが、国民健康保険の財政安定化のためには十分な金額とは言えず、国、県等の補助金額や医療費の状況などの分析を行い、引き続き健全な運営に努めてまいります。
 また、保険者に実施が義務付けられました特定健康診査・特定保健指導が本年度から2期目となることから第2期特定健康診査等実施計画を策定いたしました。
 市民の健康増進、医療費の適正化を図るためには、特定健康診査の受診率の向上が不可欠であります。5月26日には、スポーツセンターにおきまして、第2回まほろばクラブ南国フェスティバル2013の健康運動教室の開催にあわせ、休日の集団健診を実施いたしました。
 第2期計画におきましても、市民の健康への意識を高め、生活習慣病の予防と対策を進めていくため、さらに受診しやすい環境づくりに努め、受診率の向上に取り組んでまいります。
     〔保健〕
 次に、保健関係につきまして、御報告いたします。
 介護保険事業につきましては、高知県は高知県高齢者保健福祉計画・第5期介護保険事業支援計画に基づき、平成26年度末までに整備を計画しています、特別養護老人ホームの整備・運営する事業所を募集しました。4月に募集要項の説明会が開催され、5月に公募の受付を行い、7月上旬には事業者を決定する予定となっております。本市におきましても、増床20床、新設60床、併設ショートステイ15床の整備計画となっております。保険料の上昇を可能な限り抑制しながら、必要な方に必要なサービスが提供されるよう介護保険サービスの基盤整備に取り組んでまいります。
 予防接種法の改正に伴い、4月1日からヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、子宮頸がん予防ワクチンにつきましては、任意接種から定期接種に位置付けられました。今後におきましては、法に従い接種の実施、勧奨に努めてまいります。
 特定健診につきましては、健診結果を生活習慣病予防に生かしていただけるよう、本年度は健診結果説明会を、小学校などの一部会場を除き、健診を実施した会場で行うこととしております。受診者が健診結果通知を持って参加することにより、本人の健康状態を理解し、生活習慣を見直すきっかけとしていただくとともに、受診率向上に結び付けていくよう取り組んでまいります。また、メタボ予防運動教室につきましては、本年度からNPO法人まほろばクラブ南国に委託することにより、回数を20回から24回に増やし、より参加しやすいよう工夫して実施してまいります。
     〔環境〕
 次に、環境関係につきまして、御報告いたします。
 まず、指定ごみ袋につきまして、結びやすく持ちやすいレジ袋型を導入いたします。水銀を含むごみ袋以外の指定ごみ袋は、すべて変更となり、旧型の在庫状況にもよりますが、7月中にはスーパーや小売店などの指定ごみ袋取扱店に供給できる見込みとなります。今回導入いたします指定ごみ袋の特徴は、レジ袋型のほか、10枚1組をロール状にしていること、目の不自由な方にも可燃ごみ用と資源用の袋の違いが分かるようエンボス加工が施されていることなどが挙げられます。今回の変更に伴う料金の変更はなく、また、旧型の指定ごみ袋につきましても、引き続き使用することができます。
 次に、一般廃棄物処理状況につきましては、平成24年度の総収集量は1万4,130トンで、前年度比41トンの微減となっております。全体として減少しておりますが、事業系可燃ごみ及び雑ごみが増加しております。特に、事業系可燃ごみにつきましては1,175トン、前年度比48パーセント増と、ここ数年においても例を見ない量となっております。香南清掃組合と連携して可燃ごみからプラスチックを取り除く取り組みを行っておりますが、今後におきましては、事業所から排出されるごみの減量化の取り組みも行う必要が生じております。
 一般廃棄物最終処分場につきましては、平成25年3月末現在、施設埋立容量に対して21.9パーセントとなっております。
 環境センターの運用状況につきましては、平成24年度の投入比率は106パーセントと施設処理能力を上回っているものの、周辺の環境保全には十分配慮した運転を行っております。平成24年度浄化槽設置整備事業の実績につきましては、93基の設置となっております。
 平成24年度住宅用太陽光発電システム設置事業につきましては、73基、そのうち市内業者施工は25基となっております。
 今後におきましても、環境に優しいまちづくりを目指して取り組みを進めてまいります。
     〔農林水産〕
 次に、農林水産関係につきまして、御報告いたします。
 本市内で計画しております、国による圃場整備事業につきましては、本市の現状と課題の把握や、今後の農業振興、圃場整備を始めとする農業基盤の整備方向を検討する「地域整備方向検討調査」に、本年度から着手し、高知南国地域農業振興方策検討委員会、地元代表説明会を順次開催し、事業実施に向け鋭意努めてまいります。
 有害鳥獣の駆除につきましては、国の補正予算を受け、高知県鳥獣被害防止対策推進協議会が基金を造成いたしました。この基金を活用した、鳥獣被害防止緊急捕獲等対策事業費補助金を、既存の補助金に上乗せして交付することにより、イノシシ、シカの駆除に一層努めるとともに、中山間地域だけでなく、果樹等の農産物への被害が発生している南部のカラス対策に対しましても、捕獲檻購入費補助による被害防止に努めてまいります。
     〔商工観光〕
 次に、商工観光関係につきまして、御報告いたします。
 南国市観光協会につきましては、4月から一般社団法人として、再スタートいたしました。今後の活動につきましては、観光客の一層の誘客、増加を図り、観光消費額を増加させることにより、本市の観光産業、また、関連する多くの産業の発展につながっていくことを期待しております。
 今年は、桜の開花が早かったものの、恒例の貫之さくらまつりや岡豊山さくらまつりが賑やかに開催されました。岡豊山さくらまつりと同時に開催しました、土佐の食1グランプリにおきましては、優勝した「ごめんシャモスキやき」など、本市の新しい観光の目玉になるものが生まれてきております。ゴールデンウィークには、明るい社会づくり推進協議会と共催し、高校生の御協力のもと、第19回ゴールデンウィーク・ウエルカムサービスを行い、多くの観光客を歓迎いたしました。この期間中には、西島園芸団地はこれまでの最高の入込客で賑わいました。5月12日には、「ごめん」の名称を生かした、ごめんなさいプロジェクトによる「ごめんな祭(さい)」が開催され、吾岡山で多くの「ごめんなさい」が叫ばれました。5月18日には、第4回長宗我部フェスが開催されましたが、長宗我部信親などを偲ぶ大野川祭りを開催している大分県の皆様との交流も行われました。
 また、新たに6次産業の推進をめざした、雇用創出を図る厚生労働省の実践型地域雇用創造推進事業の採択を受けました。まず、1.5次加工の推進から始めるべく、実施体制を整備し、7月から本格的に取り組んでまいります。
     〔建設〕
 次に、建設関係につきまして、御報告いたします。
 平成25年度重点施策として取り組みます、東部自動車道高知南国道路及び南国安芸道路周辺対策事業につきましては、4地区14カ所の農道・水路整備事業の交付決定がなされ、早期発注に向け測量・設計に取り組んでおります。
 社会資本整備総合交付金事業を活用して実施いたします、基幹事業の道路事業につきましては、市道南国127号線ほか8路線、橋梁の長寿命化・地震対策につきましては、市道宮前学校線宮前橋ほか2橋、通学路の安全対策としましては、ガードレール・白線等の設置工事、そして、効果促進事業としましては、トンネル点検、主に中山間地域の法面・盛土擁壁等の点検、路面舗装の調査の交付決定があり、現在発注すべく鋭意取り組んでおります。
 国庫補助事業の新規事業であります、農業体質強化基盤整備促進事業につきましては、交付決定を受け、農業揚水ポンプを施工いたします。
 国土調査法に基づく地籍調査事業につきましては、昨年度に一筆地調査が完了しました奈路地区、岡豊町滝本・笠ノ川地区、中ノ川地区の地籍簿・地籍図の作成業務と、新しく奈路地区の第3調査区、岡豊町笠ノ川地区の第3調査区、中ノ川地区の第2調査区及び比江地区の一筆地調査の交付決定がありましたので、発注の準備を進めております。
     〔都市整備〕
 次に、都市整備関係につきまして、御報告いたします。
 本市の重要な都市基盤整備であります、南国駅前線及び高知南国線の道路築造事業の現在の進捗状況につきましては、南国駅前線(2工区)は用地補償契約の締結件数は5件、用地面積278.3平方メートルを取得し、高知南国線(2工区)は現在のところ契約には至っておりません。引き続き、地権者及び権利者の皆様の御理解、御協力を得ながら用地交渉を進めてまいります。
 篠原土地区画整理事業につきましては、4月16日に都市計画決定変更の告示を行い、施行区域5.1ヘクタールを決定いたしました。本年度内の事業認可の取得に向けて、事業計画書の作成や関係規定等の整備を進めるとともに、施行地区の土地の境界や地積測量を行い、地権者及び関係者の皆様の御理解を得ながら事業を進めてまいります。
 市営住宅につきましては、入居者の高齢等による住宅の返還が増加し、空き戸数が増加しております。本年度は、3回の募集を予定しており、第1回目の募集を5月に行いました。募集戸数7戸に対し18件の応募があるなど、入居申込者は増加しております。今後の募集は、9月と1月を予定しており、引き続き、適正な市営住宅の管理に努めてまいります。
     〔上下水道〕
 次に、上水道関係につきまして、御報告いたします。
 配水池施設の耐震化につきましては、昨年度南部配水池を耐震補強したことにより、すべて完了いたしました。幹線石綿管布設替え・緊急時幹線管路耐震化事業や水道台帳データ化等につきましても、引き続き整備を行ってまいります。
 さらに、喫緊の課題となっております、上下水道局庁舎や水源地管理棟の更新などの地震対策につきましても、今後10年間で集中的に整備を行う計画を立てております。
 これらの課題に取り組みながら、今後の水道事業会計の健全な運営を図るため、水量料金の引上げを予定しております。条例改正につきましては、今議会に議案として上程しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 次に、下水道事業につきまして、御報告いたします。
 本年度の地震ソフト対策としましては、昨年度実施しました処理場津波シミュレーションの結果を踏まえて、総合地震対策計画の策定及び下水道業務継続計画の策定を行ってまいります。
     〔福祉〕
 次に、福祉関係につきまして、御報告いたします。
 地域福祉計画の推進、災害時要援護者台帳の整備等におきまして、南国市社会福祉協議会などの関係機関と連携・協働し、地域のつながり、支え合いを支援してまいります。昨年度は、5事業所を知的障害者・発達障害者に特化した福祉避難所として指定し、本年4月には、山田養護学校と協定を締結いたしました。また、要援護者を対象とした福祉避難所として市内の高齢者施設7カ所を指定し、協定を結ぶことにより、災害時要援護者対策の充実強化を進めてまいります。
 生活保護関係につきましては、長引く景気の低迷に伴い雇用情勢は全国的には改善されておりません。本年3月末における本市での被保護人員は750世帯、1,084人、保護率は22.3パーミルと依然として高い状態が続いております。国は生活保護費の現行基準が一般低所得者を上回っているとして、本年8月から3年間で基準の引下げを実施するとしております。本年度の制度改正により、面接相談や保護申請段階など、早い時期からのハローワークとの連携による就労支援が可能となります。また、本市でも取り組んでおります、中学生の学習支援につきましては、対象学年の拡大が決定されました。このような支援策は、将来的に保護世帯の自立につながる取り組みでありますので、積極的に推進してまいります。
     〔消防〕
 次に、消防関係につきまして、御報告いたします。
 平成24年度の国の予備費を活用して進めてまいりました、奈路地区の耐震性防火水槽につきましては、奈路防災公園内に設置し、現在使用可能な状態となりました。この耐震性防火水槽は、震災時の火災対応に有効でありますので、他の地域におきましても、設置を進めてまいります。
 平成22年度から取り組んでおります、消防ポンプ自動車更新整備計画につきましては、本年度は北部分団久礼田班の消防ポンプ自動車を整備いたします。災害時の救出活動用資機材の積載はもちろんのこと、地域事情に合わせた狭隘な道路での走行も考慮し、これまで配備してまいりました車両と同等以上のポンプ性能でありながら、最小回転半径が小さい、地域での活動に有利な仕様としております。今議会に議案として上程しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 また、災害発生時に地域住民に密着した活動で重要な役割を果たしております、消防団につきましては、地震災害での活動だけでなく、これからの季節の大雨などによる水害に対し、市の水防訓練や物部川水域での水防工法講習会に参加するなど、積極的な取組を行っております。消防団の災害対策活動時の安全対策といたしまして、継続して装備品の充実を図ってまいります。
     〔教育〕
 次に、教育関係につきまして、御報告いたします。
 学校教育につきましては、「かがやく明日への人づくり」を学校教育指標として、「生きる力」を育む教育の推進を目指し、学力向上と人権教育を基盤とした生徒指導を両輪に、小中学校が連携して、自らの進路を自らの力できり拓くことのできる「学力」、「気力」、「体力」をバランスよく身につけた児童生徒の育成を目指してまいります。具体的には、学力向上対策としまして、2期6年目を迎える南国市小中連携学力向上推進プロジェクト事業を核として、「あいさつ・掃除・授業・家庭学習」の四つの柱をスローガンに、継続して取り組んでまいります。生徒指導対策としましては、学校教育課に生徒指導推進協力員を配置し、各学校を巡回訪問しながら、いじめ・不登校等の予防的生徒指導を充実するとともに、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携した校内支援体制の強化に努めてまいります。
 児童生徒の安全管理・体制につきましては、防災教育を中心として、日々の安全管理はもとより、各地域の自主防災組織と連携した避難訓練等を実施するとともに、高知工業高等専門学校と連携して、南国市小学校防災カリキュラムの作成も進めてまいります。
 また、特別な教育的支援を必要とする児童生徒に対する、特別支援教育支援員や生徒指導支援員の配置、そして、ICT支援員や図書館活動の充実を図るための図書館支援員の配置などにより、各学校の持つ課題や児童生徒一人ひとりのニーズに応じた対策につきましても、積極的に取り組むなど、きめ細かい教育行政に努めてまいります。
 中学校給食につきましては、南国市中学校給食実施検討委員会の答申及び教育委員会の提言を受け、全員喫食のセンター方式による実施に向けて、調査研究を進めてまいります。
 次に、幼保支援関係につきまして、御報告いたします。
 国におきましては、子どもの教育・保育、子育て支援を総合的に進める、子ども・子育て支援制度が平成27年度から開始されます。本市の子ども子育て支援施策を総合的に推進するための南国市子ども・子育て支援事業計画の策定につきましては、本年度は、子育てに関するニーズ調査の実施や、子ども子育て会議の設置を予定しております。
 現在、校舎の空き教室を利用して実施しております、日章小学校たんぽぽ学童クラブの専用施設につきましては、国の補助事業の内示がありましたので、新築に向け、準備を進めております。
 保育関係につきましては、延長保育を実施していない公立の6保育所におきまして、4月から、保育時間を30分延長し、7時50分から18時20分までに変更して実施しております。
 次に、生涯学習につきまして、御報告いたします。
 地域コミュニティの拠点施設であります、地区公民館では運営審議会が開催され、地域の課題や市民の学習ニーズを反映した事業が実施されております。
 生涯学習講座につきましては、語学の講座、郷土学講座、趣味の講座、高齢者教室などの多様な学習機会を設けており、それぞれの講座には、学習意欲にあふれる多数の市民の皆様に受講していただいております。
 スポーツ関係につきましては、生涯スポーツ推進のため、市民の健康づくりとともに、競技力向上をめざして関係団体と連携し、各種大会や誰もがスポーツに親しむことのできるイベントの開催に積極的に取り組んでまいります。さらに、本年度開催される「ねんりんピックよさこい高知2013」、「第2回高知龍馬マラソン」などの大きなイベントに向けた取り組みを進めてまいります。
 以上、市政の主要な課題につきまして、御報告いたしました。
 続きまして、提案理由を申し述べます。
 議案第1号平成25年度南国市一般会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、7,597万7,000の増額計上であります。
 その所要一般財源は、231万9,000円の増額でありまして、財政調整基金繰入金を補正財源といたしました。
 以下、主な歳出につきまして、ご説明申し上げます。
 民生費関係では、緊急雇用創出未就職卒業者就職支援職業訓練事業費331万円及び生活保護基準の見直しに伴うシステム改修のためのセーフティネット支援対策等事業費78万8,000円を増額計上いたしました。
 労働費関係では、雇用創造事業推進に係る南国市地域雇用創出推進協議会への貸付金1,500万円を増額計上いたしました。
 農林水産業費関係では、鳥獣捕獲に係る鳥獣対策補助金等事業費176万円を増額計上いたしました。
 土木費関係では、橋梁の耐震補強等に係る社会資本整備総合交付金事業費1,540万円及び都市計画マスタープラン見直しに伴う都市計画一般管理費110万円を増額計上いたしました。
 消防費関係では、消防ポンプ自動車購入費として消防施設費3,143万2,000円を増額計上いたしました。
 教育費関係では、特別支援教育の推進を一層図るためのインクルーシブ教育システム構築モデル事業費648万7,000円及び特別支援教育を柱に据えた学校づくり事業費70万円を増額計上いたしました。
 議案第2号南国市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律(平成24年法律第2号)の規定に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、一般職の職員の給与減額支給措置を定めるため、本条例を制定するものであります。
 給与減額支給措置の主な内容は、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間において、給料月額から、給料月額に一般行政職給料表の3級以下が適用される職員は100分の3を、同表の4級以上及び教育職給料表が適用される職員は100分の5.22をそれぞれ乗じて得た額を減ずること、並びに時間外勤務手当等について給料月額と同率で減額することであります。
 議案第3号南国市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間における企業職員の給与について、本議会で提案しております南国市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例を踏まえ、一般職の職員と同様の支給とするため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第4号南国市長等に対する給与並びに旅費に関する条例及び南国市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律(平成24年法律第2号)の規定に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間における市長及び副市長並びに教育長の給与について、給料月額から、給料月額に100分の5.22を乗じて得た額を減じる措置を講じるため、関係する条例の一部を改正するものであります。
 議案第5号南国市水道給水条例の一部を改正する条例、喫緊の課題となっている上下水道局庁舎の更新などの地震対策事業及び漏水防止のための老朽管布設替事業について、今後10年間で集中的に整備を行う事業計画としております。その財源を確保することを目的に、水量料金について、本年10月から平成4年以来21年ぶりとなる引上げを行うため、本条例の一部を改正するものであります。
 料金引上げの内容は、一般家庭など使用水量の少ない使用者の水量料金の引上幅は抑え、水量料金が高知県下の平均値よりも安価な水準である使用水量の多い使用者について引き上げることにより、引上げ後も現在の使用水量が維持されると仮定した場合に約7パーセントの増収益を見込むものであります。
 具体的な料金引上げの内容としましては、使用水量11立方メートル以上の水量料金についてのみ引き上げるものとし、1立方メートル当たりの料金について、11から30立方メートルは65円を70円に、31から60立方メートルは95円を105円に、61から100立方メートルは120円を130円に、101立方メートル以上は145円を155円にするものであります。
 議案第6号南国市簡易給水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、高知県中山間地域生活支援総合補助事業を用いた「南国市中谷地区飲料水供給施設」が完成したことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第7号南国市自転車駐車場の設置及び管理並びに自転車の放置の防止に関する条例、現在、南国市が管理する駅前の自転車駐車場や道路などの公共の場所における自転車の放置が問題となっております。このことから、自転車駐車場の設置及び管理に関する規定、公共の場所における放置自転車に対する取扱い等を定めることにより、自転車の放置の防止を図るため、本条例を定めるものであります。
 議案第8号南国市スクールバスの住民利用に関する条例、白木谷地区及び八京地区の地域住民の移動手段確保のための実証実験として、スクールバスを活用した市町村有償運送を始めるに当たり、使用料等の必要事項を定めるため、本条例を制定するものであります。
 議案第9号市道の廃止について、本議案の稲生5号線(整理番号1044)は、県道高知東インター線整備に伴い、終点の地番が変更となるため、一度廃止をするものであります。
 以上の市道の廃止につきまして、道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 後に位置図を添付してありますので御参照ください。 
 議案第10号市道の認定について、本議案の稲生5号線(整理番号1044)は、県道高知東インター線整備に伴い、終点の地番が変更となるため、一度廃止を行った後再度認定するものであります。
 以上の市道の認定につきまして、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 後に位置図を添付してありますので御参照ください。
 議案第11号消防ポンプ自動車購入契約の締結について、発生が危惧される南海・東南海地震及び多様化する火災に備え、地域防災体制を確実なものにすることを目的として策定された消防ポンプ自動車更新整備計画により、北部分団の消防ポンプ自動車を購入するに当たり、平成25年5月17日に見積競争を実施しました。その結果、株式会社クロイワが2,331万円(消費税含む。)で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 裏面に見積競争結果の状況を添付していますので、御参照ください。
 議案第12号損害賠償の額を定めることについて、平成24年5月21日午後3時5分ごろ、南国市大そね甲2126番地1号付近において、本市職員が運転する公用車による人身事故があり、相手方に損害を与えたので、150万9,887円の損害を賠償するものであります。
 なお、損害賠償額につきましては、その全額を全国市有物件災害共済会などから支払うものであります。
 議案第13号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の岡田哲夫氏は、平成25年9月30日をもって任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。同氏は、人権擁護委員に委嘱されて以来、その在任期間中における実績から適任者であると考え、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。裏面に参考資料として岡田氏の略歴を添付していますので、御参照ください。
 報告第1号平成24年度南国市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、総務費関係では、業務継続計画の協議に不測の日時を要したことによる電子自治体推進事業費2,263万円、国の新想定を受け庁舎耐震改修設計の基本構想に不測の日時を要したことによる総務財産管理費2,127万5,000円、土佐くろしお鉄道の事業繰越によるごめん・なはり線関連事業費258万1,000円及び四国電力との共架決定に不測の日時を要したことによる電波遮へい対策事業費133万7,000円を繰越処置いたしました。
 民生費関係では、国の補正予算による市民館耐震化に係る中央市民館運営事業費561万4,000円及び南部市民館運営事業費328万9,000円、岡豊保育園排水ポンプ設置場所の用地取得に不測の日時を要したことによる保育一般管理費1,302万8,000円、入札不調から再設計の必要が生じたことによる子育て支援センター整備事業費1,424万8,000円並びに工事資材の調達に不測の日時を要したことによる岡豊保育園整備事業費6,521万8,000円を繰越処置いたしました。
 農林水産業費関係では、国の補正予算による県営事業負担金480万円及び農業体質強化基盤整備促進事業費2,100万円を繰越処置いたしました。
 商工費関係では、工業団地適地調査の地元調整に不測の日時を要したことによる商工振興企業誘致費670万円を繰越処置いたしました。
 土木費関係では、国の補正予算による市道改良に係る社会資本整備総合交付金事業費1億7,200万円及び橋梁改良に係る社会資本整備総合交付金事業費1,300万円、用地交渉に不測の日時を要したことによる街路事業高知南国線整備事業費2,315万7,000円及び街路事業南国駅前線整備事業費4,462万9,000円、施行区域の決定に不測の日時を要したことによる土地区画整理事業費1,575万円、浦戸湾東部流域下水道建設負担金の繰越による下水道事業特別会計繰出金43万2,000円並びに用地取得に不測の日時を要したことによる公園費4,700万円を繰越処置いたしました。
 消防費関係では、国補正予算による住宅耐震対策促進事業費1億2,545万2,000円、消防施設費3億4,316万3,000円、防災費28億4731万7,000円、三和地区防災拠点施設建設事業費4億7,019万9,000円及び後免地区防災拠点施設建設事業費5,163万円を繰越処置いたしました。
 教育費関係では、国の補正予算による小学校理科教育等設備整備事業費1,140万3,000円及び中学校理科教育等設備整備事業費59万4,000円並びに国分寺改修工事の繰越による史跡保存管理事業費403万3,000円を繰越処置いたしました。
 報告第2号平成24年度南国市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、 国の補正予算による公共下水道事業費3億1,394万3,000円及び県事業の繰越による浦戸湾東部流域下水道建設負担金1,170万3,000円を繰越処置いたしました。
 以上をもちまして、私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。