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検索結果 »  平成24年 第366回市議会定例会(開催日:2012/12/07) »

議員提出意見書


○議長(野村新作君) ただいま議発第1号、議発第2号、以上2件の意見書が提出されましたので、お手元へ配付いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第1号
      安全・安心の医療・介護実現のための夜勤改善・大幅増員を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。
    平成24年12月19日提出
       提出者 南国市議会議員  土 居 恒 夫
       賛成者 南国市議会議員  山 中 良 成
        〃 〃  岩 松 永 治
        〃 〃  西 川  潔
〃 〃  竹 内 克 憲
〃 〃  田 中  徹
〃 〃  西 本 良 平
〃 〃  高 木 正 平
〃 〃  西 岡 照 夫
〃 〃  前 田 学 浩
〃 〃  浜 田 和 子
〃 〃  西 原 勝 江
〃 〃  岡 崎 純 男
〃 〃  小笠原 治 幸
〃 〃  今 西 忠 良
〃 〃  中 山 研 心
〃 〃  土 居 篤 男
〃 〃  村 田 敦 子
〃 〃  浜 田  勉
〃 〃  福 田 佐和子

南国市議会議長 野 村 新 作 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第1号
      安全・安心の医療・介護実現のための夜勤改善・大幅増員を求める意見書

 厚生労働省は2011年6月17日、医政局長、労働基準局長、職業安定局長、雇用均等・児童家庭局長、保健局長の5局長連名で「看護師等の『雇用の質』の向上のための取り組みについての通知」を発出しましたが、その中で「看護師等の勤務環境の改善なくして、持続可能な医療提供体制や医療安全の確保は望めない。夜勤交代制労働者の勤務環境改善は喫緊の課題」としています。
 全国各地で大問題となっている「医療崩壊」「介護崩壊」の現状は、東日本大震災で改めて明らかになり、医師・看護師・介護職員など医療・福祉労働者の深刻な人手不足が浮き彫りになりました。「医療崩壊」「介護崩壊」をくい止め、安全・安心の医療・介護を実現するためには看護師などの夜勤・交代制労働者の大幅増員と働き続けられる夜勤改善をはじめとする労働環境改善が不可欠です。
 厚生労働省の5局長通知を実効あるものにするためにも医療・社会保障予算を先進国並みに増やし、持続可能な医療提供体制、安全・安心の医療・介護を実現することが求められています。
 安全・安心の医療・介護実現のための看護師等の大幅増員・夜勤改善を図る対策を講じられるよう、下記の事項について国に要望します。

1.地域住民が安心・安全の医療・介護を受けられるために、厚労省5局長通知に基づき、
  看護師など夜勤交替制労働者の健康をまもり、労働環境を改善すること。
 2.医師・看護師、介護職員など大幅に増員すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
    平成24年12月19日
                               南 国 市 議 会
内閣総理大臣  野 田 佳 彦 様
厚生労働大臣 小宮山 洋 子 様
財務大臣 安 住   淳 様
文部科学大臣  平 野 博 文 様
総務大臣  川 端 達 夫 様
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第2号
      介護職員処遇改善加算の継続、拡充を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。
    平成24年12月19日提出
       提出者 南国市議会議員  土 居 恒 夫
       賛成者    〃  山 中 良 成
       賛成者 南国市議会議員  岩 松 永 治
        〃 〃  西 川  潔
〃 〃  竹 内 克 憲
〃 〃  田 中  徹
〃 〃  西 本 良 平
〃 〃  高 木 正 平
〃 〃  西 岡 照 夫
〃 〃  前 田 学 浩
〃 〃  浜 田 和 子
〃 〃  西 原 勝 江
〃 〃  岡 崎 純 男
〃 〃  小笠原 治 幸
〃 〃  今 西 忠 良
〃 〃  中 山 研 心
〃 〃  土 居 篤 男
〃 〃  村 田 敦 子
〃 〃  浜 田  勉
〃 〃  福 田 佐和子

南国市議会議長 野 村 新 作 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第2号
      介護職員処遇改善加算の継続、拡充を求める意見書

 介護職員の処遇改善の取り組みとして、平成21年10月から実施されていた介護職員処遇改善交付金制度は、平成24年度介護報酬改定で、介護報酬に組み込まれ、介護職員処遇改善加算として継続されることとなりました。しかし、この加算制度については「経過的な取り扱いとして、平成27年3月31日までの間」とされ、次回の改定以降の加算制度の継続については、極めて不透明な状況です。
 超高齢社会を迎えて、介護を担う介護職員の不足は深刻で、離職者が依然として高い状況が続いており、介護事業者は介護職員の確保に苦慮しています。「介護崩壊」をくい止め、安全・安心の介護を実現するためには介護職員確保にむけ、賃金改善などの処遇改善が不可欠です。介護職員の賃金実態は、全労働者平均と比較しても介護職員の賃金実態は、およそ3分の2程度で、約10万円以上も低い実態があります。政府公約である介護職員への4万円の賃上げからも、介護処遇改善加算は、廃止でなく、継続し拡充させることが求められます。また、介護処遇改善加算においても、これまでの介護処遇改善交付金のしくみを踏襲し、国民の負担増にならない方法で行われる必要があります。
 以上の趣旨から、安全・安心の介護実現のための介護職員の人材確保を図るため、下記の事項について国に要望します。

 1.介護職員処遇改善加算を2015年4月1日以降も継続すること。
 2.介護職員処遇改善加算の対象職員を介護職員以外の職種にも拡大すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
    平成24年12月19日
                               南 国 市 議 会

内閣総理大臣  野 田 佳 彦 様
厚生労働大臣  小宮山 洋 子 様
財務大臣  安 住   淳 様
文部科学大臣  平 野 博 文 様
総務大臣  川 端 達 夫 様
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) お諮りいたします。この際、以上2件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題とすることに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) この際、議発第1号、議発第2号、以上2件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となりました2件は、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより採決に入ります。
 議発第1号、議発第2号、以上2件を一括採決いたします。以上2件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、議発第1号、議発第2号、以上2件は原案のとおり可決されました。