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検索結果 »  平成24年 第366回市議会定例会(開催日:2012/12/07) »

一般質問 1日目(高木正平)

質問者:高木正平

答弁者:市長、関係課長


○議長(野村新作君) 7番高木正平君。
      〔7番 高木正平君登壇〕
○7番(高木正平君) けさの高知新聞トップ面に、県が昨日公表した詳細な津波浸水予測の記事がありました。今回のこの予測をベースに、さらに対策の強化を図っていく、地域の皆さんとともに取り組まなければと思うところでございます。
 本議会では、通告いたしました事前の備えの一つとして、被災後災害応急対策につきましてお伺いさせていただきます。
 忘却とは忘れ去ることにあり。戦後のラジオドラマの冒頭の名文句でありますが、この番組が始まる時間になりますと、銭湯の女湯がからになるという、そのようなエピソードも生まれた60年前の人気ラジオドラマ。その名文句とは裏腹に、忘れてはならないこと、忘れてはいけないことは多くあり、古今東西忘れ去ることを戒めることわざも数多くあります。記憶に残すこと、またその記録を教訓として今に備えることなど、これまでの一般質問で述べてまいりましたが、改めて地域の記録を見てまいりました。
 本年3月の「広報なんこく」にもありましたが、里改田の琴平神社の玉垣で、9本の玉垣に震災の発生の状況から後世への心構えの教訓まで彫られた碑文がございます。これが160年前の安政大地震の記録でございます。
 この玉垣に残る碑文には、午後3時ごろ大地震が起こり、家屋の倒壊、火災の発生、肉親を捜す耐えがたい悲しみがあふれていた様子が記され、午後7時ごろに南西方向から津波が押し寄せ、その勢いでどんな構造物ももちこたえられず、耕作地は水没し、集落にいるはずがない大きな亀や不快な海の生き物のすみかになったと。このいわれを彫り、後世への心構えの一助となるよう、75歳の老漁師が謹んで記すとあります。
 被害の記録は、この琴平神社の玉垣からも、また宝永大地震の記録でございますが、公儀差し出しのために書かれた奥宮正明による谷陵記には、土佐の国各郡の被害状況を村や海岸ごとに詳細に書いてあります。これには久枝亡所、下島亡所、下田村亡所、前浜半亡所とあり、これが歴史の事実でございます。
 このようなことからも、津波避難タワーの建築が進められており、このハード整備と自主防災会の積極的な活動で防災意識も高揚し、安心を覚えるところでございます。
 さて、新たな想定による浸水深は、私たちの地域一帯はたちまち海となります。琴平神社の玉垣や谷陵記の記録からも明白でございますし、東日本大震災の岩沼市の現状を見てのとおり、これまた明らかなことです。
 家屋は押し流され、水没し、壊滅的な状況の中で、被災者の皆さんが過ごせる場所はどこにもありません。被災直後、被災者が一定期間を過ごす2次的な避難場所、被災された方の生命と生活をまず守る避難施設の建築につきまして、誠心誠意希求させていただきます。
 東日本大震災の発災日、岩沼市の状況はと申しますと、東部地区というのが壊滅的な被害のあった沿岸一帯で、地震の直後、この地域の住民の方々が避難をした指定避難場所は、沿岸から2キロほどの玉浦小学校で、避難者の数は600名、少し先の玉浦中学校には620名、避難所の指定はされていない空港ビルに1,100名、そのほか海岸近くで使用が可能であった7カ所の指定避難所に950名が避難をされております。
 3月11日の発災日、市内全域では6,700名が避難所で一夜を明かしたようでございますが、避難者の約半数は何もかにも流された沿岸一帯の被災者の皆様方でございました。その沿岸一帯の被災者が避難された避難所は、3日後そして5日後には全て閉鎖され、市民会館や総合体育館に移られております。
 私たちの地域を重ね、想像できますことは、壊滅的な被害の中で連日連夜大勢が過ごし、2次的な避難場所はほとんどの被災者がその直後から心身ともに疲れ果て、疲労こんぱいの中で毎日を送らなければなりません。やがて被災者自身が復旧をと思い、立ち上がられるのは、住み続けた地域の環境の中にあってのことだと思います。
 そこで、被災された方の生命と生活を守る避難施設が地域に必要になってまいります。この避難施設の中核は公民館で、コミュニティーの拠点施設でございます。さらに、児童施設として大湊保育所を移し、加えて小学生の学童保育もこの施設で運営するなど、複合的な施設を希求するところでございます。
 日々の活動や運営は、利便性からも1階、2階の階層を利用した目的の施設で、3階さらには4階までの建物構造も視野に、2次的な避難場所として南国市防災計画にある収容避難施設として被災者が寝食でき、応急対応として過ごせるスペースを確保した施設が必要でございます。
 現在の地域防災計画の中では、収容避難所として指定されている施設は、大湊小学校区では大湊小学校、保育所、前浜公民館、スポーツセンターでございます。この中で、大湊保育所は津波浸水が想定されるので避難施設としない。また、前浜公民館は浸水被害に弱い避難所と指摘をいたしております。津波が襲いますと、この大湊保育所、前浜公民館のみならず、大湊小学校もスポーツセンターも全ての公共施設は周辺ともどもたちまち浸水し、しかも浸水は深く、収容避難所としての役割を果たすことは不可能でございます。このことは、歴史の事実や岩沼市の状況からしても明らかなことでございます。
 避難タワーにより命を守ることができたその直後、被災後に被災者が一定期間を過ごす2次的な避難場所で、被災された方の生命と生活を守る収容避難所の建築についてお聞きをいたします。
 現在の前浜公民館は、建築から四十数年を経過いたしております。私の記憶の中では、昭和47年に白木谷公民館が完成し、次の年、昭和48年に前浜公民館が竣工いたしております。既に白木谷公民館は改築され、前浜公民館の建築より以前の公民館と言えば、後免町公民館と中央公民館でございますが、前浜公民館の耐震性もあわせ改築の必要性は切迫いたしております。
 保育所もいずれ改築を必要とする状況でもあり、それぞれの目的を併合することでコミュニティーの集積施設として積極的な活用が図られるはずでございます。
 昨年12月議会また3月議会、危機管理課長の御答弁で、地域住民の安全性確保の観点から、効率的な対策を行うための農村災害対策整備計画に取り組むと述べられました。津波避難所確保のためのハード事業の実施が可能になるということですが、本年度はタワー建築整備に傾倒集中し、引き続き25年度以降、農村災害対策整備事業を活用した内陸部の整備に取り組んでいきたいと申されました。
 これらの事業を活用するなどし、被災された方の生命と生活を守る収容避難施設の整備につきましてお聞きをするところでございます。当然ながら老朽公民館の改築とあわせた整備でございます。教育委員会の答弁もよろしくお願いをいたします。
 次に、保育所の受け入れ時間につきまして、端的に1点お伺いをいたします。
 南国市立の保育所では、あけぼの保育所が7時20分から19時までの延長保育を唯一行っておりますが、その他の6保育所は今日に至っても8時から18時までの10時間でございます。行政の暗黙の了解というのでしょうか、保護者の仕事の状態を見据えた保育時間ではなく、極めて不文律な保育時間で、市民サービスの公平性といいますか、均衡性は全くとられていないと思っております。
 保育所民営化の進展の中で、多様な保育ニーズに応えるサービスは中核的な保育所に拡充が図られてまいりました。多くの保護者が求めている保育時間につきましては、サービスの公平性からも同様の保育時間となるよう直ちに改めるべきと思いますが、いかがでしょう。25年度の申し込みが開始されようとしておりますが、即座改めていただきたいと思います。
 先ほど申し上げました被災者が一定期間を過ごす2次的な避難場所としての整備の中で、大湊保育所もその施設に併合すること、学童保育も同じ施設で行う構想、これらの計画についてのお答えもあわせよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。危機管理課長。
      〔危機管理課長 西原三登君登壇〕
○危機管理課長(西原三登君) 高木議員さんの2次的避難場所の建築についての御質問にお答えをいたします。
 昨日の高知県が発表いたしました第二弾震度分布津波浸水予測でございますが、つまり内陸の10メートルメッシュによる詳細な津波浸水予測についても、大湊小学校、大湊保育所、前浜公民館、スポーツセンターの4施設は津波浸水区域となっております。
 南海トラフの巨大地震が起きた場合に、避難所が不足することは容易に想定をできます。南海トラフの被害想定が年明けの3月とお聞きしておりますが、発表されましたら、津波浸水区域を除いた公共施設で避難所として活用できる施設がどれくらいになるか検討をすることにしております。
 地震津波災害は広範囲に及ぶことから、避難所の確保について考えられることといたしましては、近隣市町村や民間施設なども考えていく必要があるのではないかと思っております。
 避難所の確保のために、事前に避難所となるような複合施設を建築することは、減災の取り組みとしては有効であると考えておりますが、しかし大規模な災害を想定した複合施設の整備について考える場合は、市域全体を見据えて考えていく必要があると思っております。そのために、市の重要な施策の一つとして、総合計画に基づく基本構想から基本計画へと移行する中で、財源の見通しや事業メニューはどうするか、選定地はどこにするかなどを考えていかなければなりません。したがいまして、複合施設につきましては、現時点では課題も少し多く、無理があるのではないかと考えております。御理解のほどよろしくお願いをいたします。
 次に、農村災害対策整備事業を活用した避難所の建築でございますが、ことしは農村災害対策整備事業の中の調査計画事業に取り組んでおります。片山、稲生の南北、里改田、田村地区においてワークショップを開催し、危険箇所の洗い出しなどを進めて、住民の意見を反映した全体基本計画づくりができればと考えております。
 これを受けて、平成25年度に整備事業計画を策定し、平成26年度に採択申請を行う予定でございましたが、この計画を1年前倒しして平成25年度に採択になるように進めております。採択をされましたら、内陸部で津波の浸水が深く、避難のリスクの高いような地区に津波避難タワーの建設ができればと思っております。したがいまして、この事業により整備できるものとしましては、緊急避難路整備や緊急避難塔整備、本市で言いますと津波避難タワーなどとなっておりまして、被災された方々の生活を守ることができる避難所とした複合施設は事業要件にかなわないことになっておりますので、御理解を願いたいと思います。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 谷合成章君登壇〕
○生涯学習課長(谷合成章君) 高木議員さんの前浜公民館の整備についての御質問にお答えいたします。
 前浜公民館につきましては、高木議員さんがおっしゃられましたとおり、1973、昭和48年に建築されておりまして、約40年が経過いたしております。
 さて、市立公民館の建てかえにつきましては、建築された年を基準といたしまして、原則古いものから建てかえに取り組んでいるところでございます。
 南海地震が懸念される中、避難施設でもあります市立公民館の建てかえは急務であります。本年度は11月22日に奈路防災コミュニティーセンターが完成し、今議会に議案を提出させていただいているところでございますが、来年度以降の予定につきましては、平成25年度に三和公民館、平成26年度に後免町公民館、そして平成27年度に前浜公民館を防災コミュニティーセンターとして建てかえするよう取り組んでいるところでございます。御理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 幼保支援課長。
      〔幼保支援課長 島崎俊二君登壇〕
○幼保支援課長(島崎俊二君) 高木議員さんからの延長保育についての御質問にお答えをいたします。
 延長保育につきましては、民間8法人園全てにおいて実施をしておりますが、高木議員さんおっしゃるように、公立7保育所ではあけぼの保育所のみの実施となっております。
 市民サービスの公平性、就労支援のために全保育所で実施をするべきであるとの御指摘をいただきました。国の延長保育促進事業は、民間保育園を補助対象としており、公立は対象外となっております。現行制度における民間への補助は、1園当たり485万3,000円支出をしており、うち3分の2が国、県の補助金となっております。民間8園への支出は合わせて3,882万4,000円となり、このうち3分の2が国、県の補助金、3分の1の市負担は1,294万2,000円となります。
 あけぼの保育所で実施している延長保育をさらに拡大し、公立7園全て実施をするとなると、民間の補助で換算しますと約3,400万円となりますが、公立園では補助がなく、市の単独負担となってまいります。
 延長保育実施園の拡大につきましては、保護者の皆様からの要望も寄せられております。幼保支援課としましては、保育サービスの拡充を図る必要性は認識をしておりますが、財源のこともあり、市の財政状況を見きわめながら延長実施園と延長保育時間の拡大を検討してまいりたいと考えております。
 次に、御提案いただきました大湊保育所、大湊小学校、学童クラブの2次的な複合避難施設への併合につきましては、今後の改築も含めまして関係者の皆様の御意見を踏まえて検討を進めてまいりたいと考えております。
 高木議員さんにおかれましては、保育行政にも精通をされておりますので、今後とも何かと御指導、御支援のほどをお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 7番高木正平君。
○7番(高木正平君) それぞれありがとうございました。
 まず、危機管理課長の御答弁の中で、減災、この面から大変有効であるという捉え方をまずお伺いいたしました。ただ、その中でも複合は無理ということですけれども、複合ということに執着するわけではありませんけれども、御承知のようにあの一帯、近隣を捉えても、民間の施設を捉えても、それだけの高さが確保できたいわゆる2次的避難所としての目的が果たせるような構造物はあるようには思えません。
 その中で、今後それぞれの事業をもって実施していこうとするときに、先ほどの答弁にありました内陸部ということで現在調査事業に取り組んでおられるということですけども、内陸部ということよりも、最も津波の威力の強い波が襲うのは沿岸一帯でございます。当然沿岸から北へ距離が延びましても浸水深は深く、それからだんだん浅くはなってきますけども、それは沿岸ほど威力に脅かされる地域はありませんので、この沿岸一帯での2次的避難場所としての活用ができる施設の構想、建築につきまして本気で、本気というたらおかしいですけども、真摯に取り組んでいただきたいし、その一つの具体的な実施の手法としては、私としてはこの地域に公民館というものがあって、物部川の以西より相当西までこの公民館の役割というものが収容避難所としての役割も担うその目的が果たせる施設と思いますので、危機管理課としての事業としての取り組みを調査あるいは計画を含めて、複合的にこだわらず避難所としての施設の必要性を地域の特徴を捉えた沿岸に近いこの地域のことの実現に図っていただきたいと思います。
 公民館の建築につきましても、27年度に前浜の公民館の建築を予定しているということで、建てかえの急務ということを生涯学習課長がお答えくださいましたけれども、危機管理課長に申しましたように、国、県の予測でも、岩沼市の状況からしても、そして古文書の状況からしても、まさにどっぷり水にいかるところでございます。ですから、その地域に建物を建てるということは、単に今建築が進められておる現の公民館のあのような構造ではなく、高い位置に建物の構造の一部がスペースとして使える、そのような建物構造が必要と思いますけれども。1つ教育長、生涯学習課長にお聞きしたいことは、我が国には古文書という非常にすぐれた確信のある記録がありますけども、その古文書を管轄というか、調査、活用するのはまさに教育委員会と思いますけれども、この古文書にある私たちの地域のこの地形的な状況をどのように認識をされて今後の建築に生かしていかれるのか、そのことをお聞きしたいと思います。
 そして、保育につきましてですけれども、公立を対象外ということで課長の説明をいただきましたが、隣接の西、東の保育所を見てみますと、高知市では公立園が29園ありますけれども、うち3園、僻地園を除く26園は全て11時間以上の保育時間、延長保育を行っております。そして、東隣の香南市でも、公立保育園は7園ありますけれども、7園全てで11時間15分の延長保育を行っております。
 南国市では、申し上げましたように、お答えにもありましたように、6園は10時間保育で、公立保育園は補助の対象外なので実施ができないという御説明ですけども、近隣西ら東らはともに公立園で、僻地園を除いて全て11時間以上の延長保育を行っておるというこの実情の中で、南国市の保育を必要とする保護者の皆さんのお仕事の状況を十分に捉えた中で、できない理由が予算の関係であるとするならば、できる近隣の自治体のこの努力にやっぱり実現できる方向で取り組んでいただきたいということをもう一度お聞きをしまして2問目とさせていただきます。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。危機管理課長。
○危機管理課長(西原三登君) 高木議員さんの2問目で、浸水区域内でもそのような強固な津波に耐える建物をつくるということにつきましては、やはり東日本の東北の状況を見ましても、浸水域に避難所という形のことはないのではないかと。いわゆる仮設ができるいっときを避難所という考え、高木議員の今の地域防災計画で申しますと収容避難施設という、避難場所ということでございますが、少し今回はその言葉も改めて、緊急に逃げる場所以外のそういう収容部分については避難所という、これは国のほう、県も決めた一定の考えでございますので、これからは避難所という呼び方をさせていただきますけれども、その避難所を浸水区域につくるという、でいっとき1年、2年を過ごすというようなものをつくるということについては、少し疑問もあって適当ではないというふうにも感じてまして、もしつくるのであれば、浸水域外のいわゆる内陸部につくるということでお願いをしたいと思います。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 市長。
○市長(橋詰壽人君) 高木議員の質問に対しまして、非常に幼保支援課ではお答えがしにくい財政問題が絡んでおりますので、お答えがしにくいと思います。
 私今まで何度か民営化論について答弁をしながらお話をしたところでございますが、これは言ってみれば民営の保育へは補助金を出す、公立の保育へは出さないということをもう少し突き詰めていえば、これは例の国の措置費の問題でも交付税へ算入、そしたら交付税がふえましたかというとふえてない、総額はふえてない、こういうことでございますので、やはりこれは政府の一つの民間でできることは民間へというもののあらわれであろうかと思うわけでございますが。それはそれとして、これは確かに御指摘のように、同じ南国市民であるということでは、民営保育と公立保育のサービスの格差という捉え方もまたしていかないけないんじゃないかと思っておりますので、これは単独であれ、補助金が認められておるであれ、これで補助金がないからといって即行わないということも、私は努力をして何らかのサービスに近づけていくということは当然行政として行わないといけないものでございますので、これは予算編成時に順次考えていきたい。
 先ほど幼保支援課長が言いましたように、何千万円の話でございますので、これは段階的にでも努力していきたい、そういうように思いますので、御理解のほどよろしくお願いします。
○議長(野村新作君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷合成章君) 高木議員さんの古文書についての見解はという御質問にお答えいたします。
 古文書につきましては、文化財係のほうで南海地震の特集で今年の広報でも啓発に使用させていただきました。
 また、高木議員さんがおっしゃられましたように、玉垣のことも承知しておりまして、位置につきましても含めまして公民館の建てかえに臨んでいきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 7番高木正平君。
○7番(高木正平君) 市長から早速お答えいただきましてありがとうございました。市長のお答えにありました予算編成時に順次考えていきたいという保育所の保育時間の延長といいますか、延長保育のことのお答えをいただきまして非常にありがたく思うところですけども、実際現在あけぼの保育所では唯一公立園で1園延長保育を行っておりますけれども、あけぼの保育所の現在の入所児童数は116名、このうち3割33名のお子さんは日章校区以外からの通所者でございます。大篠が一番多くて、私たちの大湊からも4名あけぼの保育所に通所、通園しております。日章校区内では83名、地区外から33名ということで、地域に身近な児童福祉施設として保育所がありながら、保護者の仕事の関係で近場の保育所は利用できずに、遠回りしてもあけぼのへ行かざるを得んというふうな実情が現に今日まで続いておりますので、ぜひ市長のお答えいただきましたことで順次お考えをいただき、実現に向けてお取り組みをいただきたいと思います。いわゆる税の負担とサービスの享受という観点からよろしくお願いしたいと思います。
 以上、確認という形で申し上げまして終わりとさせていただきます。ありがとうございました。