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検索結果 »  平成24年 第364回市議会臨時会(開催日:2012/10/05) »

議案質疑


○議長(野村新作君) これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。18番土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 議案第1号平成24年度南国市一般会計補正予算について質疑を行います。
 これは議員総会で2回説明をされまして、質疑が大分されておりますが、改めて整理し直しまして何点か質疑をしたいと思います。
 この西島園芸団地の経営の立て直しに当たりまして、役員の刷新ということが掲げられております。これが刷新といえば非常に聞こえはいいわけですが、8名の組合員で、7名が役員経験者で、うち組合長が3名の経験者がおられると聞いております。
 こうした中で、刷新と言える新しい組合の執行部ができるのかどうか、何を意味しているのかお聞きをしたいと思います。
 それから、議員総会での説明の中で、メロンの秀品率が落ちてきたということで、メロンの縮小をするような話も出されておりました。私もその議員総会の質問では、40年やって技術も確立ようせんようなやつはどうもならんというて荒っぽく言いましたけれども、専門家に聞いた結果、それは40年続けたらいや地現象でなかなか栽培できにくいということを聞きました。
 そして、栽培法がちょっと土で栽培しないと。田んぼの土で栽培しないという方法で、浜松や隣の香南市の夜須でメロン、マスクメロンどういう種類か私わかりませんが、それを栽培して成功していると。全国トップが浜松、静岡のほうで、2番目が夜須だというふうに聞きました。
 やっぱりこういう成功してる生産地がすぐ隣にもあるわけですので、今までもいち早く研究をされてやったと思いますが、その技術を早く確立すべきではなかったかと。
 メロンを縮小するということを聞きましたが、やっぱり成功している生産地もあるということで、これをどうやったら成功するか、早急に方針を持ってもらいたいと。
 マスクメロン以外の品目で経営が改善されるならいいわけですが、やはり重要品目はマスクメロンの類いでなければならないのではないかと私は感じております。
 それから、その専門家が言うには、今までの説明の中で、燃料費が大変効率が悪いと。配管を修理したり、木質ペレットボイラーの効率を上げるということが出されておりますが、ああいうふうな立派な大型ハウスというのは、温度を上げるにしても大変効率が悪いと。今の栽培法は、小型のハウスで小じんまりと熱効率よく栽培していると。ただし、欠点もあるようです。日が照ったときには急激に温度が上がって、温度に弱いですので温度管理が非常に難しいと。しかし、熱効率はよくなると。そういうことも専門家にお聞きをいたしましたが、今の大型ハウスでメロンをやれとは私もよう言いません。やっぱりマスクメロンを導入しないと主力品目がなくなるのではないかというふうにも思います。
 運転資金の貸し付けだけではなくて、ハウスの改良というものも思い切って別枠の補助をやって思い切ったことを考えなければ、ずるずるとこのままポシャってしまいやせんかと、そういう危惧を私は感じております。
 そういう点で大型ハウスをどうやって小型化するか、小型ハウスを補助でつくってやるか、それでやっていく、そんなことも検討していったらどうかというふうに思います。
 それから4点目に、経営改善に外部のNPOより派遣をして経営再建を図っていくと聞いておりますが、その方が農業技術で専門性をちゃんと技術を身につけているかどうか、これが言明がありませんでしたので、この場で尋ねておきたいと思います。
 以上で質疑を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 土居議員さんの質問にお答えしたいと思います。
 これまで議員の皆様方からはさまざまな御意見をいただきました。やはりその中で申し上げておかなければならないことは、今回は単なる一企業の公的資金の投入というものではない、こういう意味があるということでございます。
 それは、西島園芸団地は皆さんも御承知のとおり、41年間という長い間、市とともに、あるいは関係機関とともに、ある意味では市よりも積極的に全国へ情報発信し、観光客を本市へ呼び込み、年間10万人前後の方がコンスタントにこの南国市へ来ていただいておるということでございます。本市の農業あるいは観光面で牽引してきたものであると、このように考えております。
 今回の私の決断は、単にこれまで御苦労されてきた役員あるいは組合員を守るということだけではございません。これまでの西島園芸団地を全国に情報発信して南国市への観光客を引き続き呼び込むという事業、そして東京の有名デパートと取引するまでに育ってきた西島園芸ブランドを何としても守っていきたい、こういうことがこの提案の基盤でございます。
 そのため、西島園芸団地のこれまでの役員の皆様には、これまでの貢献、これは貢献として感謝を申し上げなければならないと思っておるわけでございますが、こういった現状に陥った責任というのはやはり責任としてとってもらう必要がある、このように考えております。その意味でも役員を刷新する。公費を投入するわけでございますので、市民の皆様そして金融機関からもこれまでとはがらりと変わった、ああ、すばらしい立ち直りを見せたと、こういう納得してもらえるような西島園芸団地が新たなスタートをする、そういう覚悟のもとにこの西島園芸団地をよみがえらせていきたいと、このように思っております。それが経営を立て直すとともに、西島園芸団地の今後の重大な使命、責任だと考えております。
 なお、そのほかの質問につきましては、関係課長より御答弁申し上げます。
○議長(野村新作君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 土居議員さんからの役員の刷新ということにつきまして市長答弁を補足しましてお答えいたします。
 確かに今の農事組合法人という会社組織では、土居議員さんのおっしゃるとおり、現状の組合員さん8人の中で役員をやっていくしかないのですけれども、それでそのため外部から役員を登用するなどということはして西島園芸団地を刷新するということは、やっぱり最低でも生産法人というような株式会社に移行する必要があると考えています。
 また、その株式会社も単純に今の農事組合法人が株式会社に移行するでいいのか、はたまた以前金融機関から提案されたスキームを参考にしながら、栽培と観光の会社、それから施設管理と債務の管理などと分けた2つの会社をつくるという方策もあり、さまざまな方策があると考えております。
 現時点では明確な経営の刷新につきまして形をお示しすることができませんけれども、専門家の指導のもと、金融機関の皆様方とも相談しながら、がらっと変わるような姿を見せて経営体制をつくっていきたいというふうに考えておりますので、御理解よろしくお願いします。
 以上です。
○議長(野村新作君) 農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) 土居篤男議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず初めに、秀品等のエメラルドメロンを目指してはどうかの御質問でございます。
 現在、西島園芸団地ではメロン栽培のアドバイザーとして、JAとさかみ管内で営農指導員としてエメラルドメロン栽培についての実績があり、メロン栽培の技術において県下トップクラスの方に指導、助言をいただいております。そのことにより、秀品率の向上に大きく貢献しております。
 また、市長が申し上げましたように、西島園芸団地のメロンは今も一つのブランドであり、一層の品質向上を図れると思っております。
 続きまして、現在のハウスの構造がメロンには向かないのではないか、大きいとの御指摘でございますが、確かに現在1棟面積が3,300平方メートルもの広いハウスでは、メロンのように温度に敏感な作物では温度管理が極めて難しく、全てのメロンを均一に商品価値のあるものにすることは相当な手間と労力が必要であり、土居議員の言われた現在メロン栽培で日本一の静岡県浜松市は、ハウス面積を10坪単位の小さいハウスで栽培管理がやりやすい方法を取り入れているとのことでございます。
 西島園芸団地も将来の経営展望として、議員御指摘の建てかえも視野に入れて考えなければなりませんが、当面は現有施設のエロフィン、温湯配管でございますが、エロフィンの改修等による温度管理の徹底によりメロンの秀品率の向上と燃料費の節約の両立を目指さなければならないと考えております。
 最後に、農業技術の確立のための専門家の派遣でございますが、高知県農業会議を窓口とする担い手アクションサポートチームは、専門分野別に税、金融等があり、経営のアドバイザー、コーディネーターの相談を受けることができますが、継続的な助言を受けることはできません。そして、農業技術の確立の体制については、単独ではなく、経営全体の重要課題としてメロン等の現在の栽培作物見直しなども含めて、中央東農業振興センターの施設園芸栽培担当者や派遣する専門家と相談しながら、より経営改善を図れるように見直し、農業技術の専門家の派遣が必要であれば派遣したいと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 18番土居篤男君。
○18番(土居篤男君) 役員の刷新については、組合員はもちろん決意があるというふうにお聞きをしましたので、その点はいいと思いますが、どういう役員がつくかということがこれから心配されるわけだと思います。それはそれでしっかりやっていただきたいと思います。
 それから、メロンの栽培について技術指導を受けているということなんですが、私はボイラーも補助金で一定改善を図っているということですので、今のハウスでメロンを栽培してずるずる熱効率の悪い状態でやるよりか、思い切った補助金を投入して、もうこれでどうだと、王手というぐらいいったほうがいいではないかと私自身は考えております。
 税金の投入にかかわりますので、それは重大な決断も要ると思いますが、そういう方向も一つの方向ではないかと。それが今後の再建の保証にもなるのではないかというふうに思います。
 それから、農業技術センター、専門家の派遣などされるということなんですが、農業技術センターで技術的にはいろいろ高いと思います、技術そのものは、栽培技術。ただしかし、その商品がどれだけ消費者に喜ばれているかとか、それからみずからが経営していないという弱点も県の職員の技術屋の皆さんにはあるのではないかと。確かに技術指導はできると思いますが、そういう点では農業に命がけで取り組んでいると、みずからハウスを持って朝早くから日中から夜遅くまで命がけでやってるほどの決意が私は期待はしてはいけないと思います。やっぱり現場で栽培に携わる人が栽培しているものと物を言いながら、対話しながらやるというのが農業の姿だと思いますので、技術センター要らんと言ってるわけではありませんが、そこに過度の期待をせずに、やはりみずからが栽培技術を身につけ練り上げていくということが求められると思いますので、そのあたりを市の課長も含めて、農業技術センターにおんぶするのではなくて、しっかり現場で取り組んでもらいたいという姿勢はやっぱり示しておかなければならんのではないかというふうに思います。
 以上で2問終わります。
○議長(野村新作君) 20番西岡照夫君。
      〔20番 西岡照夫君登壇〕
○20番(西岡照夫君) 私からは1点質問をさせていただきたいと思います。
 西島園芸団地の用地についてでございますが、地権者が組合員、また組合員以外の方もおいでるように伺っております。その構成、どういった配置になっておるのか、そういったことをお尋ねをしたいと思います。
 これはやはり今までのようにお借りをすると。組合員はもちろんこういった状態でございますので、決死の覚悟といいますか、不退転の努力で今後取り組んでいかれるというふうに思うわけですが、組合員以外の方から協力をいただいておる土地について、今後返還の要求とか、そういったことが懸念をされると思いますが、そういったことについてどのように執行部の方はお考えになっておられるのか、またあと組合のほうもどういった考えでおられるのかお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いをいたします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) 西岡議員さんの園芸団地の農地の状況についての御質問にお答えいたします。
 まず、組合員とそれ以外の方の農地の割合でございますが、駐車場を含んだ総面積が5万6,259平方メートルのうち、組合員農地が地権者8人、25筆、3万3,157平方メートル、組合員外農地が地権者11人、16筆、2万3,102平方メートルの内訳であります。
 現在、組合員以外の地権者の方の確認をとっておりますが、協力をいただけるという内諾はいただいておりますし、逆に園芸団地として存続、再生に向けて頑張ってもらわなければ困るという励ましのお言葉もいただいておるところでございます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 20番西岡照夫君。
○20番(西岡照夫君) 先ほど農林水産課長のほうから御説明をいただきました。
 組合員以外の地権者の方11名おいでるということでございますが、引き続き協力をいただけるということでございますので、ぜひそういった意味で西島をより一層盛り上げていただく、また再建に向けて努力をしていただくという意味では非常にありがたい御協力であるというふうにお伺いしました。ぜひ今後も組合員を含め、西島地区のそういった発展も含めてぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。
 御答弁をいただきましたので、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いをいたします。
○議長(野村新作君) 2番山中良成君。
      〔2番 山中良成君登壇〕
○2番(山中良成君) おはようございます。それでは、議案第1号平成24年度南国市一般会計補正予算について質問をいたします。
 歳出補正予算第7款商工費の商工振興費に西島園芸団地運転資金貸付金3,000万円を増額計上されており、この貸付金3,000万円につきましては、1、貸付金の平成25年3月31日までの返済の誓約、2、役員の刷新、3、現在の改善計画及び専門家派遣に伴って策定される改善計画の履行の3点を条件とされていると市長より説明がありました。
 この貸付金については、民法上で言う個人保証されているのでしょうか。また、個人保証されていないのであれば、その理由についてもお答えください。
 連帯保証という法的効力のある契約をしないまま市が市民の皆様から徴収した公金を貸すことは、市として構わないのでしょうか。
 先ほど1で返済の誓約とありましたが、これは誓約ですので法的効力はほとんどないと思います。もし西島園芸団地が返済できなくなった場合、どうするつもりなのでしょうか。今回9月補正では総額は18億7,924万9,000円と増額計上されており、市としても財政に余裕があるわけではありません。だからこそ市として返済できない場合のことも考えておく必要があると思いますが、このことについてどのようにお考えでしょうか、お答えください。
 以上で1問目の質問を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。財政課長。
      〔参事兼財政課長 光野末吉君登壇〕
○参事兼財政課長(光野末吉君) 貸付金の連帯保証人の件につきましてお答えいたします。
 今回の3,000万円の貸付金につきましては、農事組合法人である西島園芸団地の運営形態の中で、作物の生産の栽培、育成時期と収穫、販売時期が異なるため、資金繰りにおきまして厳しい期間が発生することから、運営資金の貸付金を行うものであります。
 山中議員さんの御指摘のとおり、貸付金におきましては、その返済が滞ることも想定いたしまして連帯保証人を求めていくこともありますが、今回の貸付金は単年度短期の運営資金の貸し付けであり、連帯保証人は求めておりません。
 ただ、貸付先の農事組合法人につきましては、先ほど述べていただきましたとおり、貸付金の平成25年3月31日までの返済の誓約書を求めることとしております。このことは農事組合法人として、また組合法人の構成員の方々が責任を持って3月末までに貸付金を返済するということを共通認識していただいていると考えておりまして、確実な返済が可能であると判断しております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 2番山中良成君。
○2番(山中良成君) 御丁寧な説明ありがとうございます。
 認識のみでお金を貸されるということなんですけども、これは先ほど市長が言われたように、公金であります。市民の皆様から徴収したお金でありますので、曖昧な口約束等ではなく、誓約書をいただくなら公正証書をつくっていただいて民法上法的にちゃんと回収できるような形をとるべきではないでしょうか。
 これまで市長が言われたように、西島園芸団地は南国市のために大変御貢献していただいてますけども、やはりこれは貸付金ですので、それは運転資金で、先ほど言うたように、作物等をやっていただくに当たっても、これは貸付金ですので、やはり貸す以上は返ってくる認識をしているというだけではなく、やはりちゃんと法的な文面でいただくべきではないでしょうか。
 この間いただいた勉強会でいただいた資料では、もし資金ショートをしてしまった場合、凍結がしていただけない場合、確実に赤字になってしまいます。それではこの公的資金が返ってこないようになると思います。ですから、きちんと西島園芸団地の役員8名の方に連帯保証人になってもらい、やはりそれだけの責任があるということを認識させる必要があると思います。本気で西島園芸団地を再興させるためにもこれは必要なことだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
 以上で2問目の質問を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。財政課長。
○参事兼財政課長(光野末吉君) 先ほど述べましたように、基本的には貸付金については連帯保証人、その例で申し上げますと、奨学資金、小口の母子家庭の資金の貸し付け等、連帯保証人をいただいております。その部分につきましては、基本的には個人の貸し付け、返済が長期にわたる期間ということになっておりますので連帯保証人をいただいてます。
 今回の部分については、相手が法人であるということ、それと短期の期間であるということで今回は求めておらない状況だということで、信頼関係だけでこういうことではいけないのではという意見もあろうかと思いますけども、長年西島園芸団地がやってきた市とのかかわりの中でも、これは確実に返済してくれるということをこちらは認識しているという状況でございます。
 先ほど述べましたように、短期という部分も大きく影響してるとは思っております。
○議長(野村新作君) 2番山中良成君。
○2番(山中良成君) 先ほど言うたように、単年度で、あと奨学金のほうは長期と言われたんですけども、お金を貸すのに長期だろうが単年度であろうが自分は関係ないと思います。これはやはり公金ですので、長期であろうが短期であろうが、それは重要なお金には変わりないことだと思います。
 このように信用貸しをして、もしそういうふうになった場合、市民の皆様には説明ができません。貸す以上は、やはり法的なちゃんと措置もしているので貸しているということが説明できれば市民の皆様もまだ納得できると思うんですけども、ただの信用貸しでは市民の皆様はちょっと納得できないのではないでしょうか。このことについてどのようにお考えでしょうか。
 質疑を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 建前からいえば山中議員御指摘のとおりだと思います。
 ただ、過去において6期ですか、決算においてもずっと今まである金融機関がつなぎ資金を融資してきたという経緯がございます。この6期期間ずっと赤字決算でございまして、非常に厳しかったと。しかしながら、西島園芸団地はそれを利用して運転資金で今日まで来ていったと。それが打ち切られたので、それにかわってというところでございますので、前よりは厳しい状況があるというのも事実でございます。
 しかしながら、財政課長が答えましたように、連帯保証人にかわる誓約書でもって今回は貸し付けるという判断をしたわけでございます。どうかひとつ御理解をお願いしたいと思います。
○議長(野村新作君) 11番岡崎純男君。
      〔11番 岡崎純男君登壇〕
○11番(岡崎純男君) おはようございます。私からも平成24年度南国市一般会計補正予算について幾つか質問をいたします。
 まず第1に、農事組合法人西島園芸団地は再建できるのか、また再建できるのであればその根拠。
 2つ目には、先ほどの山中議員とちょっと重複をしますけれども、貸付金は市として責任を持って回収をすると。これは議会前の勉強会等について副市長から発言をされたものですけれども、市が責任持って回収すると、こういうことでありますので、その回収する根拠をお示しをしていただきたいというふうに思います。
 3点目、経営刷新のための外部から1名以上の経営者を入れるとあるが、どのような人物が来るのかお尋ねしたいと思います。
 4点目、新たな経営及び業務向上に貢献する業務の開発とはどういうものであるかお聞きをしたいと思います。
 私も農業生産法人といったものが、農事組合法人とそれから会社法人といったようなものがあると、私も非常に勉強不足でありまして、今回ちょっと勉強をしたんですけれども、その農事組合法人といったこの概要の中に、法人は次の事業の全部または一部を行うことができると、第72条の8といったことで法のくくりがあります。
 第1番目には、農業に係る共同利用施設の設置または農作業の共同化に関する事業、2番目に農業の経営、第3番目には前2号の事業に附帯する事業と。それから、法人の構成員は次に限ると。これが第72条の10に規定をされております。1つには農民であること、2番目に組合員、3番目に当該農事組合法人に農業経営基盤強化促進法第4条第2項第3号に掲げる事業に係る出資を行った農地保有合理化法人、4番目に当該農事組合法人からその事業に係る物資の供給もしくは役務の提供を受ける者またはその事業の円滑化に寄与する者であって、政令で定める者、員外従事者と。員外従事者は、同世代を除き総組合員の数の3分の2を超えてはならないと。設立については、3名以上の農民が発起人となる必要がある。理事を最低1人置かなければならず、理事は全組合員でなければならないと。構成員は1人1票の議決権を持つと。このように農事組合法人ではなっております。
 それから、農事組合法人に関する実態調査というものが平成19年1月に経営局共同組織課が調査をしておりますが、ちょっと紹介をしておきます。
 農事組合法人に関する実態調査結果と。問いの1に、農事組合法人を選択した理由、メリットについて。これ複数回答も可ということでございますが、設立が容易で経費も少なくて済むから、これ一番多いです。法人数293、割合でいきますと47%。税制上のメリットがある、農業生産法人としてイメージがいいから、農協などの協力が得られやすいからと、こういったことで農事組合法人を選択した理由がそれぞれ挙げられております。
 それから、問いの3に、組合員についてということで、農民が4人から10人と、こういった法人数は259、割合で43.9%と、一番多いわけです。西島園芸団地についても、当初9人で、8人でありますので、一番多い比率でいけば多いということになろうかと思います。
 それから、人件費が問題になっておりますけれども、問い4に、員外従事者についてというところがありますけれども、員外従事者はなしと。組合員だけでやるという法人が152、割合で35.2%と。1人から3人、これが143法人、33.1%。4人から10人、80法人、18.5%。大半が10人以下で法人は経営をしておると、こういうことであります。
 西島園芸団地は、正職が20人、それから臨時の職員、アルバイトといったことで60人ほどおると、こういうことでありますので、員外従事者もかなり人数が多いということがこれからも見てとれると思います。
 それから、常時従事者数がなしと答えたのが40法人、9.3%、1人から3人、72法人、16.7%、4人から10人、178法人、41.2%と、これが常時従事をしておる数で40%以上おると、こういうことであります。西島園芸団地が常時従事をしておる人の数でも相当数多いということがこの調査の内容からもわかると思いますけれども、問い5に、員外従事者を使用している場合の理由として、規模の拡大または作業量の増加に伴う労働不足のためと答えたのが169法人、27.04%であります。特定の時期に作業が集中し、組合員のみでは対応が不可能であるため、146法人数、23.36%。この2つの理由で員外従事者を使用しているというのが50%の割合があると、こういうことであります。
 問い6に、経営管理の状況についてということですが、企業会計に準じて経理を行い、貸借対照表や損益計算書を作成しておる法人数は551、割合で88.2%。西島園芸団地もまさしくこのとおり経営管理については、組合設立以来こういった運営はなされております。
 私どもの勉強会にもずっと24園芸年度からさかのぼって10年、この財務諸表を提示をしていただいておりますけれども、きちっとした経営管理は私はされておると、このように思っております。
 それから問い8に、農業組合法人について支障を感じたこと。特に支障を感じてない、447法人、割合で71.5%。これは先ほど全然員外従事者を使用してないとか、それぞれ西島園芸団地とは異なるところがありますけれども、現状ではそういった7割強の法人は特に農事組合法人で支障を来してないと。
 ところが次に、事業が限定されること、72法人、11.5%。発起人理事や組合員、一部農業者以外が含まれるが農業者に限定されること、93法人、14.9%と。こういったことで支障を感じておると、こういう法人も25%強あるということであります。
 それから、問い10に、株式会社への組織変更について検討したまたは検討している法人数72、割合で11.9。この数は意外と少ないというふうに思われるかもしれませんが、これについてはやはり少ない組合員だけでやっておられる法人が多いと。その結果からこういったことがあるんではないかなというように、これは私の所見でありますので。
 それから、問い11、設立の経緯について。業務を行っていく上で有利性のため、イメージがいい、市場有利性から直販を行うため、補助金等を受けるため、融資の借入枠をふやすため、こういったことで設立の経緯についてはこういった内容も上げられております。
 問い12に、その他農事組合法人に関する要望、意見、問題点について、株式会社等への組織変更に関するもの、法人が発展する上で組織変更は避けて通れない、簡単に組織変更できるようにしてほしいと。また、農事組合法人制度に対するもの、事業、構成員、役員をその規制を緩和すべき、議決権は1人1票なのでリーダーシップをとることが大変である、議決権は1人1票なので同意見で経営をしないと前向きに進まないことが多い、制度を守っている法人とそうでない法人の区別をはっきりさせるべきであると。
 情報、相談、指導に関するものについては、農協等も農事組合法人に関する意識が薄く、指導、育成が不十分、解散の手続がわからないので指導してほしい等、こういったことも問題点として上げられております。
 先ほどのほかの議員からの株式会社へという質問の中で、執行部の答弁が株式会社への組織変更といったようなこともあるんですけれども、農事組合法の株式会社への組織変更について、農事組合法人制度はその目的が農業生産の協業化を図ることなどから、法人の行い得る業務は共同利用施設、農機具の共同所有、共同防除等の設置及び農業の経営とそれに附帯する事業のみに限定をされると。
 しかしながら、農事組合法人の中には農業を営みつつさらに農業の多角化を図りたい。また、協同組合に由来する員外利用制限等が現在の事業展開に支障となっている等から、こうした制限のない他の法人類型に組織変更を検討しているところもあると。
 私もこの農事組合法人を株式会社化するに当たっては、一度清算をして株式会社化というようなことをしなくてはならないんではないかというように思っておったんですけれども、この項目に解散、設立の手続が煩雑である上に、数カ月は事業を停止せざるを得ない。生産、財政に係る課税等があることから、このような障害をなくし、円滑に組織変更を図る観点から、農業協同組合法の中に農事組合法人から株式会社化への組織変更のための規定を設けて、農事組合法人を解散することなく組織変更ができるようにしたと、こういうことも最近法が改正をされております。
 私も西島園芸団地は市長の思いと同じであります。40年余り南国市のリーダーとして観光、農業の部分で非常に活躍をして行ってきたと。さまざまな業績というものが私も市長と同じ思いをしております。
 しかし、今回西島園芸団地が相当の覚悟を持ってと、こういう話でありますけれども、平成23年度の監査が資料として添付をしておる意見書、これを見ますと、私はこの時期に及んでもそれほどの覚悟がなかったんではないかと、このように思います。
 ちょっと紹介をしますけれども、経営全般、経営方針に関して決定する機関、理事会、幹部会等が存在していなかったことから、部長会の開催を慣例化、毎月1回し、具体的な経営方針、経営計画を策定する場とし、部長会の決定事項の最終決定を理事会で行う体制を構築をした。また、栽培、観光、経理の3部門に分かれ、各部長がリーダーとして役割を明確にし、今までの担当任せの経営から西島園芸団地が一体となって取り組む、行う体制を構築をしたと。
 そのため、意思決定、職員周知、取り組みという流れは、部門内では構築をされているものの、栽培、観光といった部門間での協力体制は不十分なのが現状である。生産面、これは先ほども話に出ておりましたけれども、とさかみの農協職員を退職された方が指導に入ったと。秀品率は確かに上がったと。
 しかし、秀品率を上げるために、ボイラーを燃やして温度を上げた。そのために燃料費が大幅に当初計画よりは余分に要ったと。これは、いいものをつくるのであれば、なかなかボイラーで十分加温をしなくてはならないと、そういったことが、先ほども土居議員の質問にありましたけれども、生産面ではハウスの構造上メロン栽培が難しい面があり、生産担当者の技術向上に努めておると。技術指導員の指導により、栽培工程に至る作業はある程度できるようになっている。秀品率の目標達成及び廃棄率の高いことによってメロン売上高の低下と収入増加の二重の経費発生で経営が多大な負担となっておると。
 その反面、以前より大きく改善をされておいしいメロンが生産できるようになったと。これは技術指導があったからそういったことができたんではないかなと、これは思います。
 それから、観光販売面、上半期の「龍馬伝」の効果と南国市より派遣をされた経営指導アドバイザーの指導により、積極的なPR活動、定期的なイベント開催など集客策の結果、個人客を中心に来園者が増加し、売上伸長につながったと。
 収支面の最後に、経営改善に取り組んだ3年、ここ2年は着実に収支の改善は見られるものの、当初計画からはほど遠く、経常的な資金繰りの中で、重油及び資材等の支払い代金が捻出できない状態が続いておると。毎年運転資金として借入金で経営を継続しているのが現状であると。
 収支の改善が進まないことから、職員給与、手当の減額など、経費抑制を強化せざるを得ず、モチベーションの低下など悪循環を招いている。一刻も早くこの悪循環から脱出すべく抜本的な経営改革が必要であると、このように結んでおります。
 私は、41年経営をしてきた西島園芸団地が23年度の監査の意見書としてこういったことが出されておると、このことには非常に不安を感じております。市長が言われる存続をということであれば、相当な手当てをする必要があるんではないかなというように思いますが、私どもに提示をしていただいた決算書の中で、私も十分精査はしておりませんけれども、平成15年から平成24年度、この生産年度について、16年、17年、18年と、この3期だけ利益が出ております。出た金額が1,451万4,644円と。あとの7期は全部赤字であると、こういったこと。
 それから、燃料費を抑えるというようなことがありますけれども、燃料費は過去にも例えば、これ重油だけではありませんので、水道光熱費といった項目がありますけれども、平成15年4,359万円、平成16年には2,976万円、平成17年には3,375万円、平成18年には4,000万円、最終の平成24年度には6,140万円と、こういった燃料費が要っておると。これはそれぞれの年の状況によって燃料というものは違ってきた。中でも作物の変更、トマトであるとかイチゴであるとかといったような過度な加温は必要でない、そういったものの作物を選択したといったようなこともあろうかと。もちろん燃料の高騰ということはありますけれども、そういったことはあろうかと思います。
 人件費については、ずっと私もこれだけの規模の農業をする、また観光部門とは若干違いますので、全部が生産に対する費用ではありませんけれども、人件費が1億1,400万円余り、1億400万円、1億200万円、1億300万円と、昨年は1億830万円と、こういったことで、この10年間で一度だけ人件費が9,965万円と、こういった数字になっております。
 労働する人口ですが、平成15年から含めますと平均で1万522名と。単純に労働人口を順に出てきとるものを平均とったんですけれども、こういったものが要っておる。これについても、1万人を割ったことは一度もありません。それで、ほとんどが前年対比と同じもしくは若干減っておると。例えば平成15年を16年と比べてみますと前年対比が97.4%。うち組合員、準組合員が労働人口にという人数は、これも平成15年からいうたらだんだん減少しております。本来の組合員である組合員の家族が労働する中で、なかなか経営状況が悪い。臨時で、アルバイトで対応してきたというところがこの数字からもわかってくるんではないかなというように思います。
 私は、いろいろと述べましたけれども、このことからどうしても新たにスタートするということであれば、抜本的な改革、少々の今回提案をされておる人件費それから燃料等で2,000万円ぐらいの節約、こういったことではこの3月期は何とか乗り越せると。しかし、7月の年度の終わり、25年度が終わり26年度が始まる時期には、新しく経営改革を入ってくるその体制によっては大幅に変わることが期待できるかもしれませんけれども、この40年やってきた中で、私は抜本的な改革ということ自体はなかなか無理ではないかなというような思いがありますので、私も西島園芸団地を存続するということに当たっては、今以上の支援がない、それからまた組織の変更といったことも含めてやっていかなくてはならないんではないかなと。
 冒頭に4点、質問の内容を言いましたので、ちょっと長くなって済みませんけれども、答弁をお願いいたします。
 以上で1問目を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 岡崎議員さんからの質問にお答えいたします。
 まず、西島園芸団地が再建できるか、再建できるんであればその根拠をということなんですけれども、確かに西島園芸団地は6期連続赤字を計上しておりました。けれども、やはり徐々に徐々にでありますが、収支は改善しております。これからというところまで来ておるんじゃないかなと思ってますし、25年度の園芸年度の改善計画のほうにもこれじゃ足らないという部分もありますけれども、2,000万円の収支の改善と。これを履行することによって黒字は可能だというふうに考えております。
 けれども、岡崎議員が言います抜本的な経営改善になりますと、やはり時間がかかるものと思ってます。けれども、その時間の中で経営体制とか業務とかということも変更があると思いますけれども、西島園芸団地の行ってきた事業、情報発信して観光客を南国市に10万人以上連れてくる、そういった事業であるとか、西島園芸団地のブランドとか、そういうことを守ることは守りたいし、守ることは可能だというふうに考えてます。
 明確なことが言えませんですけれども、やはり専門家の経営診断を待って考えなければならないと思ってますけれども、その経営診断を待ち、こちらのほうも意見とか、金融機関にも相談しながらこれからの姿、がらっと変わるこれからの根拠、進むべき道をはっきりさせていきたいなと思っております。
 また、経営体につきましても、岡崎議員が言いますとおり、経営を変えるようなことを断行できる、そして監査にありますように、西島園芸団地さんの方向性を見出して、方向性を指し示して方向性をそこに向かっていけるような、采配できるような人が求められるんじゃないかなというふうに思っております。
 また、その中で新たな経営とか業績向上に貢献する業務なんですけれども、その中でひょっとしたら他の企業と組んで新しい品目、メロンだけじゃない、メロンからかわる品目にかわることも考えられましょうし、それからひょっとしたら6次産業に特化するとか、観光に特化するとかという部分もありますし、逆にひょっとしたら栽培に特化するとかということにも考えられると思ってますけれども、今明確に言えないことは申しわけございませんが、専門家の経営診断と皆さん方の協議をした上でお示しできるようにしていきたいというふうに考えております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 財政課長。
      〔参事兼財政課長 光野末吉君登壇〕
○参事兼財政課長(光野末吉君) 岡崎議員さんの貸付金につきまして、責任を持って回収できる根拠はということについてお答えいたします。
 先ほど山中議員さんにもお答えしたとおりでございますけども、その中で山中議員さんからも厳しい意見があっております。誓約書をもってその根拠になるということは、私からも申せませんけども、法人組織として責任を持って誓約書を出すわけですから、この短期の貸付金であることについては、法人組織は当然認識、理解をしておるわけで、3月の返済を前提とした資金計画をその経営の法人は持って対応していただけると思います。
 僕の思いで伝えてもあれですけども、基本的には法人の責任としてこのことは確信を持って履行してもらえるものと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 11番岡崎純男君。
○11番(岡崎純男君) 勉強会のときにも執行部の皆さんはなかなか新しい経営陣であるとか、それから経営改善計画、そういった面が不透明である中で答弁はしにくい。先ほどの市長の話、それから執行部の話、勉強会等での話でも、とにかく今回は時間がないと。9月の定例議会が終わった後に第1回目の勉強会を9月21日に行って、十分な資料がそろわず、改めて月末に再度開いたと。
 その中では、なかなかそういったことが難しかったというようなことでの答弁がなかなか難しい。これから新しい指導者、その人の診断をもって新たにしていくと。この支援策にもそういうようなことが第1番に支援の1に書かれておりますので、その人の話を想定ではできないんではなかろうかとは、それは思うわけですけれども、私たち議員もそれに対して市長の思いに応援する意味でも、やはりもうちょっと新しい経営改善の方向であるとか、ちょっとの間の目先のということでない、もうちょっと中・長期、こういったようなことの中での、この支援策には中・長期というふうに書かれておりますけれども、これでは当然また燃料が高騰した、それから秀品率が悪い、そういった部分の中では、決算の折には例年と同じような何がしかの赤字がまた出るんじゃないかなと。
 そうすると、またつなぎの運転資金をと。それを選択するのか、また清算するというような方法をとるのか、また選択をせないかん事態が来るんではないかというように思うんです。
 当事者の西島園芸団地の今の理事の方、その人方も相当な思いで再建策、この3年間県信連の指導のもとで行ってきたと、そのようには思いますけれども、私はその思いをこの短期間の間に我々21人の議員に理解をしてもらうと、こういったことであれば、その2回の勉強会のうちには1回でも出てきて自分らの思い、この改善計画が至らなかった点、それを述べ、今度の25年度にはこんなことがないようなことにいろんな内部の改革もできておると、そういったことの中でできるといったようなことを私は我々に直接訴えていただきたかったなという思いがしております。
 私は、新たな経営並びに業務の向上に貢献する業務の開発ということになれば、今までのような形の農事組合法人西島園芸団地ではなかなか難しい。これは40年やってきた結果がここへ数字ではっきり出てきておると。このことからも、株式会社化、会社法人組織に変えて清算をし、身軽になって新たなスタートをする西島園芸団地のブランドをこれからも南国市として支援をしていけると、こういったような方向に私はやっていかないと、なかなか新しい指導者が来ても起死回生の手というもの自体は、この1年、2年の間にできると、こういうようにはなかなか思わんのですけれども、そういった新しい経営陣の中で改革をしていくということでありますので、これに対する答弁をといっても、先ほどの4つのうちでも十分答弁をいただいておりませんので、市長もしくは副市長の担当してきたかかわりの中で、いろいろ支援をしてきた中で、副市長もこの前の2回目の勉強会の折にはいろいろと説明はできんけれども理解をしてもらいたいがと、西島も一生懸命やりゆうと、そういうことであれば、かかわった当事者として今私が1問目に話をした、また2問目の中でのことの中で答弁を求めたいと思います。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 岡崎議員御指摘されたことは、私そのとおりだと思います。私が非常に大事にしていきたい、西島園芸団地再建に向けて大事にしていきたいこと、それは逆に金融機関がこの3年間入っていろいろ指摘して、例えば3億円売り上げを達成しようという目標を掲げて、これはできております。だけども、できておるけれども、御承知のように、何カ月もの間売り上げ、つまり収入のないときが何カ月もあると。こういうことで今までやってきたわけでございますが、これはもう絶対埋めてもらわないかん。埋めるということはつまり収入を得る、売り上げを得る作物をつくる早急に取りかかる準備をする必要があるだろうと思います。
 そのほかの人件費の削減の問題であるとか、3億円突破はできたものの、そのほかのことができなかったので、3年間頑張ったけれどもできなかったので、運転資金については金融機関がおりたということでございますので、これは絶対実施する、そういうことが大事だと思います。
 ただ、山中議員さんも御心配されておりましたが、絶対再建はできるかと。なかなかこのことに、私は責任者でございますので、絶対をつけたいわけですが、やる努力は、不退転の決意はすると。また、それぞれの西島の職員さんにもしてもらわないといかん。これはしてもらわないかんということが条件にもなるわけでございます。
 そして、人件費を削減する、そしてこれは常識的なことですが、要る経費をできるだけ抑え込む。その中には燃料費の問題もありますが、ただこれの障害になることが、燃料にロスがある。なぜか。やはり施設が老朽化しておる。こういうことがあります。そして、これが一たび真冬に温度上げるためにたき出すと、そこをとめることができないということがあります。つまり、夏でないと、作物をつくってないときでないと直せないという大きな問題もありますが、いろいろ数えたら数え切れないぐらい克服しなければならない問題があります。
 そして、最後に私が申し上げたいのは、これをやっていくためには皆さんが1つにならないけません。みんなが考えてやるということでは、そういえば話し合いをしてといえば美しいわけですが、そういうことではできないと思います。もうこうやると決めたらそれをやり抜くということでないと、このような再建への取り組みというのはできんじゃないかと思っておりますので、どちらかというと私の聞いておるのは、船頭がようけおったと、こういうことも聞いておりますので、それはもう一本でいくということをやってもらわないかんと。
 皆様方の御賛同を得るためといいますか、議決をいただくために最後に3項目書きましたが、ただいま私が口頭でございますけれども御答弁申し上げたことも当然入るものだと私は思っております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 副市長。
○副市長(藤村明男君) 岡崎議員さんから副市長が必ず3月末には3,000万円を返せるというふうに言われたということでございますが、これは皆さん方に説明会で資金繰り計画をお示しをしております。余り多くではございませんが、3月末には3,045万円のお金が残って、そのうち3,000万円お返しすると、返していただくというふうな計画でございますけれども、これはあくまでも計画です。
 25年度の園芸はもうスタートして作付も終わっております。我々、議員さんに議会で御承認をいただいた暁には、こうした計画について全面的に支援をしながら、私もその先頭に立ってやっていきたいというふうに考えております。
 年末等でそういうメロンとかあるいはトマトカレーでありますとか、そういう年末の商戦もございますので、私、市役所職員一同が西島園芸団地を大切にするという思いで職員一同全力を挙げてこうした取り組みにも参加していきたいというふうに思いますので、どうか御理解を願いたいというふうに思います。
○議長(野村新作君) 11番岡崎純男君。
○11番(岡崎純男君) 最後に、私、市長が今燃料のいわゆる施設の古くなって暖房効率の悪くなったと、こういうことで中期支援といったことで24年4月から5年程度といった別の案を示しておりますけれども、その案の1、2ですね、2、温水管修理費と、こういったものを1棟直しで修理しても173万5,000円と。これが5棟で900万円ぐらい要ると。こういったものはどうしてもメロンづくり、加温する中で必要であれば、この費用じゃというものは、作物つくっておりますので当然時期を見ないきませんけれども、このことはもっと早うに支援するべきではないかなと。燃やしゆう一方で漏水をしておると、こういった効率の悪いことであれば、燃料費の削減といったことについてはかなり当初の計画からすれば十分な効果が出るかどうかといったようなことの中は、現場とも踏まえてこのことはもっと早い時期にお願いをしたいと。
 それから、資料3に、提出してもらっております最後のページに、西島園芸団地の総収支、経費の推移というようなことが平成元年から平成24年、24年間にわたって書いておりますけれども、グラフで一目瞭然でわかります。それこそ総収入から総費用を引いたもの、ほとんどが重なっておる。これは売り上げが多いときも少ないときも同じであります。まあまあであればちょっと黒字が出る、まあまあであればちょっと赤字であると。何らかの不作であり燃料の高騰といった要因があれば大幅な費用が増加をして赤字が出ると、こういったことをこの24年間繰り返しておると、こういうことでありますので、本来救済ということであれば、本当に抜本的な改革といったようなことをやらなくては、今までのような一生懸命やるぜよといったようなことの中では大幅な利益が出て長期債務を順に返していって健全経営ができるといったようなことにはならないと、このように思います。
 1点だけ、漏水の900万円、これをできるだけ早い時期にそれこそ私は直すべきではないかなと。当面支援の策としてはどうなのか、その1点は答弁をいただきたいと思います。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。農林水産課長。
○農林水産課長(村田 功君) 岡崎議員さんの温水配管の修理についてお答えいたします。
 資料でもお示ししましたように、20年度決算で173万5,000円の実績がございまして、計画として5棟900万円を中・長期で修理をしなければならないということで、現在は漏っておりません。御説明いたしましたように、地中に埋まっておる配管、それとエロフィンが地上におりますが、地中にあるものの定期点検をしながら5年間程度で順次直していこうという考えですので、予算的にはできれば2棟分、200万円掛ける2、400万円ぐらい計上しておいて、可能なら短期間、2年あるいは3年で順次古いものから更新していくという栽培に合わせて修理が可能ならそのスケジュールを立てたいと思いますが、今のところ5年間あるいは5棟、これを基本としておりますので、可能な限りその期間を縮めていきたいと思っておりますので、御理解をお願いしたいです。
○議長(野村新作君) 8番中山研心君。
      〔8番 中山研心君登壇〕
○8番(中山研心君) 中山でございます。質問をさせていただきます。
 大変長時間にわたってますので、簡単に質問をしたいと思いますので、済みません一言でお答えをいただきたいと思います。
 まず、前提としてこの長く続いてきた観光農園というビジネスモデル、そして西島ブランド、50名規模の雇用の場、これを守っていきたいという立場については皆さん方と全く一緒でございます。であるならば、もっとこんなぬるい再建支援の方法ではなくて、ドラスチックな新しい事業体への事業継承ということも含めたこの事業を残していく方策が必要ではなかったかという意味でお尋ねをしたいと思います。
 提案理由書の中で、3点の条件をつけられています。1番、平成25年3月31日までの返済の誓約、このことは山中議員さんやあるいは岡崎議員さんへの御答弁の中でもありましたけれども、どうも短期の返済であるから担保は必要ない、個人保証は必要でないということを印象づけられたいように思います。
 実はある市民の女性の方から、私はちょっと新聞見て腹が立ったきに市役所に電話しちゃったと、何でこんなことするがというて聞いたら、3月の末には戻してもらうめどが立ったき融資をすることになったという説明を受けたと。けんど、それでちゃんと返ってくるやったらしゃあないわねという話でした。
 ところが、これは3月31日に一旦返してもろうて、4月1日に再実行するということを前提の話です。このことをおばちゃん、そうやないで、1日だけ返してもろてまた翌日貸すがでという話をしたら、そんなずるいことをするがかねと、何を考えちゅうがぞねと。
 思い起こせば夕張の借金隠し、まるっきり立場は逆ですけれども、貸し付けを偽装した飛ばしの融資の手法ではないかというふうに思いますけれども、ここのこの手法についての正当性についてどのように考えておるのかお答えをいただきたいと思います。
 2点目、役員の刷新については、今の農事法人の縛りの中でなかなか新たな事業体への転換は難しいという話は、岡崎議員の質問の中でもよくわかりました。
 今8人の組合員の互選の中で選ばれている組合長、外部から人を持ってくるわけにはいきません。
 そこで、今久保課長がお答えになったのは、株式会社への移行も含めてということでのお答えでありましたけれども、今の農事法人は無限責任ですので、どこまで行っても借金は全部組合員のところへ請求が行きます。これを借金をそのまま背負わせて新たな株式会社を設立してそこを潰すというような手法がとれるわけがない。とれるわけがないというか、今のままやったら取りっぱぐれなく全部個人から回収ができるのに、株式会社で株式の放棄をされたら焦げついてしまうようなそんな再建スキームに金融機関が乗ってくるわけがないというふうに思います。
 そこで、今のままであれば農事法人のままで清算事業団的に債権の返済だけをしていく、まるっきり新たな株式会社でもって、聞くところによりますと、ある流通業を営むところを母体として事業を継承しましょうかという話もあったようではありますけれども、ここ土地も借地で全然資産がない状態の中で、わずかの賃借料のみでそれを貸すことについては難色を示して市役所へ泣きついてきたということが現実のところであろうかと思います。ここのところについてお考えをお聞かせください。
 それから、改善計画の実行ですけれども、ここについては、有利子債務1億9,000万円程度、それと個人からの無利子の債務が4,390万円、当期の決算の中であります。今回3月末での資金ショートを防ぐためにも、まずその後の再建計画のためにも、金融機関の返済猶予を含むリスケジュールの交渉が不可欠なものとなっております。
 その中で、この個人債務について債務放棄をすることが大きなハードルになってくるだろうと思います。そういった意味で、市役所として公金を支出して貸し付けを行うのであれば、この個人による貸付金について、4,390万円について債務放棄をするという誓約書をとることが必要やと思います。この点を条件につけ加えるおつもりはないかお答えください。
 最後に、誰も質問をしませんのであえて言わせていただきます。この3,000万円の貸し付け以外に、今回経営診断士の派遣の費用三百数十万円と同時に木質ボイラーの効率的な利用確立のための補助金652万6,000円が計上されております。これは趣旨としては、ボイラーの導入が思ったほど燃料費の削減につながっていない。これに対して効率的な利用促進を促していくという趣旨であろうかと思いますけれども、これについては、補助金要綱はちゃんとつくられておるのか、企画課長にお答えをいただきたいと思います。
 もし補助金要綱なしに1社に決め打ちで、これ去年ほかのところも木質ボイラー導入したところはありますけれども、ほかには補助金出さずに、ここにだけ1社に決め打ちして補助金を出すということは、極めて行政執行上の公平性を欠くのではないかというふうに思います。オープンにはされておりますけれども、1社に決め打ちの言うなれば闇補助金ではないかというふうに考えますが、御所見をお聞かせください。
 以上です。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。財政課長。
      〔参事兼財政課長 光野末吉君登壇〕
○参事兼財政課長(光野末吉君) 私のほうからは、貸付金の問題について御答弁申し上げます。
 3月末に返済をしていただくと。次の25年度につきましては、25年度当初予算の中で3,000万円ということを提案させていただく中でまた議員の方々のそれぞれの意見をもってその予算が成立するかどうかは決まってくるかと思います。
 ただ、財政課として考えておりますのは、予算措置を当初予算にしても、4月1日ということではなくて、24年度の状況等を鑑みまして25年度のいつ貸付金を出すかということも検討しなければならないのではないかという認識は持っております。
 当初予算についての計上については、また2月なり3月なり、計上いたしましたときに議員さんからの御意見をちょうだいしながら対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) 中山議員さんの企画課長への御質問がございました補助金交付要綱について、支出担当の農林水産課からお答えさせていただきます。
 現在、中山議員さんから質問のあった1社に限った補助金についてでございますが、現在作成中でございまして、次回庁議に諮る予定でございますが、期間として24年度単年度でなく、先ほど岡崎議員さんにもお答えしましたような施設改修費も含めての30年5月までの補助金交付要綱を検討しております。
 1社に限った要綱が闇補助金ではないかということでございますが、私のわかる範囲でございますと、特定の補助金についてはこれまでもございますので、適正に処理をしたいと思っておりますので、御理解お願いしたいです。
 以上です。
○議長(野村新作君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 中山議員からの債権のある会社に役員刷新というても来ないのではないかということなんですけれど、今のところ私どもいろんな方向を探っていかないといけないなと思ってます。
 言われるように株式会社化することもありましょうし、第2会社をつくることもありましょうし、はたまたひょっとしたら今回の経営診断におきましては、企業の統合とか合併とかいったことのやり方の経営診断をやっていこうとしてますので、ひょっとすれば個人的には統合とか合併、そんなことも視野に入れないといけないんじゃないかなというふうにも考えております。
 それから、組合員の借入金につきましては、公金におきましては、金融機関からの貸し付けにおきましては、終期が決まっておりますので、まずそっちからの支払いになっていくものと考えております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 8番中山研心君。
○8番(中山研心君) まず、貸付金の1日だけ返済、再実行の手法については、必ずしも4月1日になるとは限らんと。それは資金の状態を見ながら判断するということであろうかと思いますけれども、基本的にはここで資金が足りなくなったらいつでも貸し出しできるよという状態をつくるということについては間違いがないだろうと思います。
 これはほんで法律上の違法とまでは言えなくても、少なくとも市民感覚で見れば、短期だから担保もとらないよ、連帯保証も求めないよと、そう一方で言いながら、自転車操業的に1日だけ返済、翌日再実行みたいな手法が、しかも無利子でとられることに対してなかなか理解をしていただけないのではないかなと、そんなふうに思いますけれども、この件について市長の御見解をお聞かせください。
 それから、今久保課長のほうからこれの新体制への移行については、会社組織の統合やMアンドAの手法も利用しながらということで、非常にぬるい回答がありましたけれども、債務超過にある事業体、ここ単独では土地も保有してないような、資産をほとんど持ってない、資産の計上というものはほとんど更新が差し迫った配管であるとかハウスであるとか、それだけが資産であるこんな会社が、MアンドAの手法で再生が可能だとは到底思えません。そこについて考え方を改めてお聞きをいたします。
 それから、補助金の要綱は現在策定中ということでありましたけれども、趣旨があくまでも木質ペレットボイラーの効率的な利用促進を図るということであれば、西島園芸団地に限らず、昨年度これを導入した事業所あるいは個人全てを対象にすべきではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。
 以上です。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 利子はきちんと取りなさい、連帯保証人もつけなさい、こう言われる、これは当然のことだと思いますが、私は今回のこの西島の支援策というのは、何回も申し上げますように、この41年の歴史そして実績、そしてどうしても南国市の一つの観光拠点、いや高知県のと言ったほうがいいかもわかりませんが、農業観光という面ではほかに余り例を見ませんので、そういう意味では40年かかって、経営が悪かったからそういうことに結論はなりましたけれども、どうしてもこれを救っていきたい、そういう今手法について手厳しい御意見がございましたが、私はこういう方法でやるしかないんではないかと思っております。
 ちなみに私もこのことについては自問自答してみました。利子なし、連帯保証人なしでいいのかと。いろいろ調べてみました。1つありました。これは貸付金という方法ではないんですが、これをやってるからやってるという意味じゃございません。皆様に毎年議案書としてお配りしておりますのでお気づきの点があるかもわかりませんが、計上されておるのは労働費だったと思いますが、労働金庫への出捐金1,000万円というのがございます。これは先ほど議員言われたように、3月31日に返してもらって新年度再び1,000万円を出して、それを運用しておると。これある意味で我々職員の福利厚生ということも含んでのことだと思うんですが、こういうのがありますが、それとは全然今度は目的が違いますので、私が無利子そして無担保、担保というものが恐らく担保らしい担保はないと思いますけれども、そういうことでいくこともやむを得んのではないかと、こういう判断をいたしました。
○議長(野村新作君) 商工観光課長。
○商工観光課長(今久保康夫君) 中山研心さんからの質問なんですけれども、今のところそういった合併とか統合も考えているということなんですけど、それも含めてさまざまなことを考えて検討していきたいということです。それも金融機関の皆さんとも相談しながら検討していきたいということです。ひょっとしたら最後には組合員さんの責任という部分もあるかもしれませんけれども、今のところさまざまなことを検討しながら金融機関とも相談しながらやっていきたいということです。
 以上です。
○議長(野村新作君) 農林水産課長。
○農林水産課長(村田 功君) 中山議員さんの御質問の補助金の目的が木質バイオマスの有効利用という御質問でございますが、今回の私どもが考えております補助金交付要綱の目的は、西島園芸団地の経営支援に絞った補助金交付要綱を考えております。
 そして、その補助対象としましてチップ代でありメンテ代であり加温施設の修繕ということで、22年、23年度から導入しましたペレットボイラー木質バイオマス使用の方に対しての補助金ということではございませんので御理解お願いします。
 以上です。
○議長(野村新作君) 8番中山研心君。
○8番(中山研心君) それぞれに回答をいただきましたけれども、1点回答が抜かってますので、個人の債権放棄についての御回答がなかったと思いますので、それについてはどう考えているのか、なお追加でお答えをいただきたい。
 それと、それぞれの御回答、十分に私には納得のいくものには思えませんでした。残念ながら3問目まででありますので、それ以外のことについてはもう控えたいと思いますけれども、1点だけ答えていただいて、あとについてはぜひ委員会の中で十分な論議をして内容を精査していただきたいというふうに申し添えまして私の質問を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 中山議員に商工観光課長が答えましたけれど、ちょっとわかりにくかったかもわからんのですが、制度資金を、公庫とか、そういう資金が返済には優先されるというお答え方で、個人の融資は最後の端になります。
 ただ、言われるとおり、それは筋が1つ通っておると思います。個人の分はこの際放棄してもらえということですが、金額も金額でございますし、今のスタートといいますか、さす段階ではそれも精査していきたいと思いますけれども、今この議会で早々と債権放棄をお願いするということは、今までの市と西島とのやりとりでは話は詰めておりませんので、これは答弁としては差し控えさせていただきます。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) これにて議案第1号の質疑を終結いたします。