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検索結果 »  平成24年 第363回市議会定例会(開催日:2012/09/07) »

一般質問 3日目(浜田勉)

質問者:浜田勉

答弁者:市長、関係課長


○議長(野村新作君) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。17番浜田勉君。
      〔17番 浜田 勉君登壇〕
○17番(浜田 勉君) おはようございます。
 私は初心忘るべからずを市民との連帯と受けとめ、モーターの箱にはいつも皆さんの願いや夢、怒り、喜びをいっぱいに運んでいます。最近は怒りがいっぱいになって飛び出しています。私は今議会通告をいたしましたのは、市長の政治姿勢で、国際関係と公約への対処の2点、あと命の水と配水池、トイレの存在性、熱中症、たばこについての6点、この6点を深めながら市民生活の安全と未来に努めたいと思っています。この未来は、過去の上にあることを再認識するため、6月議会以降の特徴とみずからの体験で学んだ事柄について触れてみたいと思います。
 まず、世界的な点では、アラブの春の進捗のぐあいです。
 宗教祭政一致の恐ろしさを実感したというのが特徴であります。エジプトでは軍のコントロール、文民統制が進んだからとは思っていましたけれども、女性アナウンサーがベールをかぶって出てくるというように宗教色が前面に出ています。また、リビアにおける宗教的な敵対行為、異教徒は殺せの行動が前面に出ているように思えてなりません。アメリカ大使の虐殺であります。シリアでは女性と男性、対等平等が憲法で保障されながら、またベールについても規制はありませんでしたが、今の政権になってから、女性は男子の従属物であるというのが政権の主要なテーマになっています。だからそのことについて女性が抗議の嵐、アラブの春の第2波がなければ、このことがそのまま履行されていくであろうということで、大きく女性の地位の向上、いわば世界的な民主主義の問題が問われていると思います。
 さらに、シリアにおけるサダトの運命の問題です。このサダト王朝の40年を国民は許さないと思います。サダトの夢はフセインやカダフィの姿が自分と合わせて映り、恐れおののいてるのが実態だと思います。
 では、国内を見てみれば、ゆがんだマニフェストと国民の反対が圧倒的に多い消費税増税ノー、あるいは原発再稼働ノー、これが逆な形で、逆行するという形の中で国民の願いとは裏腹に決められ、そして国民生活の肝心かなめの問題は決められていないというのがこの間の、いえば特徴になっています。私はこの間に福島の南相馬に新米とショウガ、オクラを持って激励に行ってまいりましたが、核と人類は共存できないことを実感しました。「決死救命団結」というふうに書いた、いわゆる牧場の入り口です。そこには黒毛和牛が、私どもが見た範囲では数十頭というふうに思っておりましたが、後で高知新聞に出された記事を見ていますと、約300頭の黒毛和牛が遠くから見れば赤毛のような形で、まさに死を待つのみとなっている、本当に悲しいというよりは、怒り心頭に達したというのがそのときの感じでありました。
 また、南相馬市でゴーストタウンというのか研修というのか、現場をずっと回っている途中、線量計がすっすっすっと変わっていくわけです。0.5から2.8までいきましたが、本当にもう命をかけた行動のように思えてなりませんでした。その南相馬とその前に行った岩沼市、岩沼市では人がいますし、そして同じように陥没をし田は傷められています。生産はできない状況がいっぱいあります。だが、南相馬では人がいません。町の中はまさにゴーストタウンのように静まり返っています。そこには復興という字は全く見ることができません。そんな福島の実態から南国の防災です。
 市予算の配分を初め防災への行政の取り組みは、想定外という言葉のないことを目指して取り組むとなっています。9月2日の一斉避難訓練、市民活動としては大きな前進となっています。片山では3カ所、山の避難所とスポーツ施設、香長中に190名の者が3分から15分で集結し、モーター1名、自動車8名、181名が徒歩で逃げるこの体験をしたことが今後への大きな糧となりました。
 また、市民一人一人が共同で、あるいは連結した形で行動をとるということの楽しみも今後つくっていかなければならないと思います。
 次に、喜びと妙な感じというのが金婚式の一こまです。この金婚式は高新主催でありますが、南国場所は、南国市、香南市、香美市、大豊町、本山町、土佐町、大川村の人々が50年の苦節、喜びを持って集まっています。祝辞も贈り物も南国市長からもらったのに、南国市の字がないのが妙になぜか恥ずかしかったという声がありました。南国市以外の市町村は全て祝いの思いが表現されていたとのことであります。再考すべきではないかというふうに思ったのは、この間の一つの喜びと悲しみとそして情けない気持ちの一つであります。
 次に、市長の本題入って、政治姿勢について入ってまいります。
 尖閣、竹島、北方領土の問題です。
 今、けさのニュースでもエスカレートした形で国際関係がまさにこじれたような形でテレビでは映し出されていました。今領土問題をめぐって一国の宰相がキレた行動をとる、それが連鎖となって激しい言葉の応酬が、さも愛国的行動であるかのように広がっています。そんな姿が身の回りにもあり、私は先日覚えました。「あれらあは誰のおかげで今があると思うちゅうのがなや」というような言葉を平然と言ってのけた方がいました。まさに戦前の不在地主が小作に言うせりふ、こんな考えが15年戦争の引き金となり、第2次世界大戦で終結をしましたが、日本人300万人、アジアの人たち2,000万人を殺害、さらに従軍慰安婦、クリントンのいう政治の奴隷などを引き起こしました。それらのことについての河野談話を否定する言動が戦争容認者の中に多いということは、本当に今の姿、歴史を見ない残念な姿であります。ちょっと脇道へ入りましたが、私は外交・領土問題というのは、最も高潔な理論と客観的な国際性、びくともしない信念と柔軟性、忍耐性が求められると思っています。そこには事実と史実の裏づけがなければなりません。とりわけ尖閣・竹島をめぐっては、歴史的事実と日本国であるという客観的な史実、さらに国際法上も認知されたものでなければなりません。そのことは両島とも十分であります。だが、竹島と尖閣は違いがあります。竹島は1905年アシカの漁師中井養三郎氏の要望によって島根県に編入をしたという経過を持っております。だがその当時、朝鮮半島は日本の軍事力、武力で植民地の進められてる真っ最中、朝鮮民族にとっては異議を唱えることはできません。また、外交的な特権もありませんでした。そういうような経過から見ても、編入事実とあわせて今後話し合っていく必要性が求められています。この植民地への真っ最中のときに編入されたことに朝鮮の人たちは重大な関心を持っています。そのことについて野田首相の歴史認識の文脈で論じられるべき問題ではないという今年そういう立場で一蹴したことは、朝鮮併合の前座と受けとめている朝鮮人にとっては激情の種に触れるもの、これは元外務省の条約欧亜局長の東郷氏のいわゆる危惧の談話であります。
 尖閣諸島とは5島から成り立っています。その5島のうち3島を、魚釣島、北小島、南小島は、日本政府がせんだって購入したばかりですけれども、1島は昔から、大正島は前からの国有地、1島九場島は借地で、アメリカに又貸しをしている、この5島から成っています。この5島について探検をした古賀辰四郎氏の貸与願いを1885年に受け、1895年に日本領に占有したものでございます。この当時は国際的な関係では領有行為、先占先に占領する、占拠するということで国際法でも認知されたものであります。さらにその後、尖閣諸島のところで中国人の漁師31名が遭難をした、それを救助し、もてなしたことに対する中国政府からの感謝状が贈られています。そのときの宛名は日本帝国沖縄県八重山郡尖閣諸島内と感謝状には書かれています。そのことからしてもこの尖閣諸島は日本領であったことを、中国政府みずからが認めてきた史実であり、事実であります。
 次に、北方領土をめぐっては、第2次世界大戦の終結を決定づけたポツダム宣言を受けてスタートしたと思います。この宣言は領土不拡大の原則、カイロ宣言に基づいてつくられたものであり、ヤルタの秘密協定は認められるべきものではないと私は思います。私は北方領土問題の解決の基準は、大原則日本とロシアの間で平和的に領土問題が確定した1875年の樺太・千島交換条約であります。その立場で改めて交渉していくべきと考えています。
 以上、3カ国との国境問題、韓国、中国との間では、殴った者は殴ったことをすぐ忘れ、殴られた者は痛さは忘れられない、またロシアとの関係では、スターリンの大国主義を許さないという立場、カイロ宣言を遵守する立場が大切であると思っています。
 さらに、決定的な混乱の要因は、歴代の日本政府、とりわけ長期にわたる自民党政府が、領土問題について主張することをためらってきた、してこなかったというところに問題が起因していると思います。これが私の国際関係における考え方の一端であります。市長の御示唆をいただきたいと思います。
 次に、政治姿勢第2、公約の値打ち、医療費無料化を中学卒業までについてお尋ねをいたします。
 これが見えぬかというのが市長のはがきであります。ここがいわゆるこの中に述べているように、これです。これが見えぬかと、恐れ多くも橋詰市長の公約なるぞというわけでありまして、よくマニフェストという言葉が天下を闊歩しています。何となくそれを疑問に思い広辞苑を開いてみますと、広辞苑では、皆さんもえっ、そう?というようにお思いになると思います。宣言、宣言書の後、特にマルクス・エンゲルスの共産党宣言とあります。私はびっくりしました。へえ、マニフェスト、じゃあ民主党は共産党宣言を述べてるのかなんていうことになったわけでありますけれども、まさにこの権威ある言葉をないがしろにした政党、とりわけマニフェストからはみ出したことを他党の支持によって進めるなどは許されたものではありません。一昨日市長は、政党とは政策の理念を持って将来にわたって国民に展望を示すことだというふうな言葉を述べられたと思います。マニフェストや公約はこれが見えぬかではなく、見てください、読んでください、判断して御支持をとの呼びかけであります。それの実現に向かって市長の役職を務めたい、その思いを込めたのが、今拡大をした前のはがきであります。これであります。
 では、医療費無料化の恩恵を享受している小学生、次に市長がよしというであろう中学生は、何人いるかを調べてみますと、小学校が13校134クラス2,623人、中学校では4校43クラス1,128人、なおこの市長の政策、医療費の無料化という言葉について、小学校何年生ぐらいから理解できるかとお尋ねをしてみますと、小学高学年は当然わかると思いました。3年ごろからも理解できるんではないかというふうなことでありました。そうしますと3年生が411名、4年生が419名、5年生が441名、6年生が475名、1,746人であります。また、中学校が1,128名でありますので2,874、5,748の目がこの市政を見ているわけであります。
 また、その子供たちの両親は30から50歳であると思います。不正規の雇用、そして低賃金の人も多く、ともかく財布はいつも泣き声を上げていると思います。リーダー市長の英断が求められます。
 そこでお尋ねをいたします。
 今小学校の医療費無料化の中でどれくらいの件数と治療費、いわゆる費用が要っているのでありましょうか。さらに、中学校の試算はどうなっているのでしょうか。
 次に、上水道の耐震化について。
 私は当初上水道の耐震化についての視点で取り上げる予定でありましたけれども、高田上下水道局長が上手で、南海地震対応はなされていました。高新では「配水池、遮断弁で水がめに地震時、命の水を確保へ、また上水道の耐震急ぐ、幹線2割石綿解消へ」と報じました。
 そこで、私は視点を変え原点からと、南部配水池は耐震というよりも立地がよかったのかが問われているのでは、そのことが心配であります。昭和20年から30年、1945年から1955年のころまで、タンクのある三ツ城周辺、三ツ城という字でありますけれども、この三ツ城周辺を遊びと食糧の宝庫としていたわんぱくの皆さん、樹木の一本一本、山土の石ころ一つ一つの配置まで知り尽くしていたそんな人たちが、あそこには砲台があって、いわゆるアメリカ軍を迎え撃つという砲台であります。砲台があって、その近くには練習機もおって、そしていわゆるドラム缶もいっぱいあったというふうなところであります。だからその砲台に向かって縦横に走る弾薬道、さらに諸物資の倉庫とするごうやトンネルがタンクの周辺に配していました。いっぱいありました。直下にもあったのではという忠告をいただき調査をいたしました。ところどころ大きな陥没、洞窟のようなごうの跡、運搬、連絡道のようなつえたところが数カ所、今は大きな樹木、竹林となってタンクを囲んでいますので余り目につきませんが、ともかく水で2,000トン、タンク重量と合わすと二千数百トンとなる重みがそこには乗っています。最近バルブの締めが甘く、2戸の方に水害を与えたと聞きましたが、どのようなことで被害の発生となったのか、またその解決はどのように進められたのかとお尋ねいたします。
 これが配水池タンクの倒壊ともなれば、46メートルの落差が山津波となって猛威を振るうこととなると思います。それへの試算、まあ言えばそれの規模、被害想定はされているのでしょうか。
 熱中症対策についてお尋ねをいたします。
 ことしの夏は、今もなおでありますけれども、本当に異常気象が定着をした感じであります。初めはスコールじゃ、南方型じゃという、何か南方へ旅行したような気分、前マレーシアへ行ったときにスコールに遭ったときのような気分を味わっておりました。これは味わいはほんの三日坊主で、あとは深刻な状況が生まれてまいります。異常気象の影響です。熱中症などとの声が広がり、どうしたらええかと水を飲み休むようにしました。集中豪雨での洪水、山津波、深層崩壊まで、さらに干ばつによる食糧危機論、FAO国際連合食糧農業機関では、食糧が高騰すれば8,000万人が危険区域にやられると警告しています。それと同時にアメリカのエネルギー政策、エタノールの推進についてやめるような警告も発しています。熱中症は高齢者にと思っていましたが、全ての年齢層にも広がっています。その要因や定義についての理解が不十分であります。
 そこでお尋ねをいたします。
 熱中症の定義や3カ年の発症の変化と特徴、年代層の発生状況は、あるいは救急車の搬送人数、熱中症対策の取り組みは、あるいはその中での訪問活動などはされましたか。発症の場所、時間、どういうような特徴がありますか。クーラーのあるなしでどういうように変化があるんでしょうか、あるいは小中学校学校教育の現場では、熱中症対策はどのようにとられ、またその結果はいかがなものであったのか、お尋ねをしたいと思います。
 次に、たばこと健康、エチケットと題してお尋ねをいたします。
 私がたばこでエチケットなどというのは本当におこがましく、エケチットに反すると言われるかもしれません。だが私であるがゆえにひとり言で触れることをお許しいただきたいと思います。清濁織りまぜてあわせのむという気持ちでお聞きいただきたいと思います。
 私は功罪論はいたしません。なぜなら、私はわざわざ触れなくても喫煙者の皆さんは高い知性を持ち、百害一利なしの実態を余りにも知り尽くしているからであります、インターネットでは山のごとくたばこ論が展開されているようでありますし。だが、たばこと心中でもするかのように、霊柩車の中でも吸うというように息巻いている方もいます。これは元気で結構です。私と同年代であった喫煙者は、自己中の大義名分を図るために、生産農家のことを考えてたばこを吸うというふうに合理化に努めてまいりましたが、その生産農家そのものが県下で50戸そこそこというふうなことに言われています。また、南国市では10戸を割るという状況までなっています。本当にもうこのたばこ産業は落城です。
 そこで、私のそれこそひとり言でありますけれども、私と医大のドクターとの健診、そのときの問答です。昨年私はドクターに肺気腫の見習いかと尋ねましたが、ドクターはいいえ、生粋の肺気腫です。御心配なく、間違いありませんということでありました。また、ことし7月、内視鏡でのぞいた後ドクターは、浜田さん、がんがんでは5年間は死にません。じゃあ5年は大丈夫かよと問いますと、ドクターいわく、いいえ、死ぬんだったら肺気腫です。死亡診断書は決まっています。ともかく風邪を引かないようにしてください、これが私とドクターとの問答でございました。
 では、たばこをめぐる世界の状況、受動喫煙が厳しく問われています。どうなっているかを調べてみますと、オーストラリアでは、たばこの箱に子供の写真が張ってあります。そしてその子供の横には、誕生前に赤ちゃんが傷つけられ、さらに低体重の子が生まれると書いています。アメリカでは、50分の24州で職場、飲食店完全禁煙、フランスでは、閉ざされた公共の空間はだめ、建物、飲食店、カジノに至るまで禁煙となっています。イギリスでは、全域の禁煙、公共的空間はもちろん、イタリアは05年禁煙法で決められた内容は、公共場所は禁煙であると同時にもう一つ、12歳以下の子供の前あるいは妊婦の前でたばこを吸った者は罰金が3倍であるとまでイタリアは厳しく問うています。また、台湾では09年たばこ防止法で公共施設は禁煙である。ベトナムへことし2月に行ったときに、ベトナムはどうだったかと思いますと、余り公共の場ではたばこあるいは一緒におる町の中ではほとんどたばこを吸ってることを見ませんでした。だから規制があるんではないかと思いました。甘いのは、先ほど外交問題で触れました韓国、中国、ロシア、これは相当甘いところです。
 では、お尋ねをいたします。
 私もなぜたごってまで、泣いてまで、上げてまでたばこをのみ始め出したのか。これは私自身も今思えば疑問であります。では世界的に学問的にはどのように考察をされているのでしょうか。まさかコロンブスが悪いといっているわけではないと思います。
 また、WHOはどのような評価をしていますか。
 また、受動喫煙防止の必要性、対策はどのようになっていますか。
 そして、日本の新成長戦略では、2020年までに職場での受動喫煙をゼロにするという目標を掲げています。その目標との関係で到達点はどのようになっていますか、また目標はどのように年次別になっているのでしょうか。
 地方自治体の条例化は進んでいますか。
 受動喫煙への国の援助とはどんな仕組みになっていますか。
 このことで新潟県の十日町市ここでは、8月、9月を練習期間とし、10、11、12月を本番として庁内いわゆるたばこについての禁煙、これを設定をしていますが、これについての調査をされてたとしたら、その結果を報告していただきたいと思います。
 次に、トイレは観光のよしあしを決定するということであります。
 南国市は龍馬空港と道の駅風良里を交通の要衝として捉え、その役割を認知していました。土佐路観光のスタート基地としての自覚を持ち、土佐の風物、中山間の勢い、田舎の元気を演出してきました。今お母ちゃんのレストランが喝采であります。この道の駅、事業目的と照らしてどのような特徴を持って伸長しているのでしょうか。事業成績はまあまあと思いますけれども、パンチ力はいかがですか。
 実は5月30日、私のいわゆる農協講習所、今から55年前ですけれども、このときの同窓会、9期生ですけれども、これが早明浦に泊まり、そして桂月の酒屋へ寄ってそれを見て、本山の文学館で「婉という女」に改めて感動しながらひばり館を経て風良里へ来ました。風良里で昼食、小笠原さんなんかの宣伝のシャモ丼を食べて、帰路の御挨拶でトイレへ行きました。男2人、女2人が行ったわけですけれども、これはもちろん御心配なく、別々でありますけれども、女の方から2人異口同音に大きな声、「いやあ」という響きが聞こえました。さあ何じゃろうと思って行くこともならず、用を足しての後の話。「南国の道の駅はまだこんなが」とのこと。確かに私もいろんな人から、豊かな香りと暗い、奥の端で隠されたみたいで怖いなど評価をいただいていましたが、今回は決定的でした、いやとの声、まだこんながの一言。京都の東山区では、便所探検隊がつくられ、観光と重要な接点として捉え、地域を回って調査し、設置の必要箇所の是非まで論じ、おもてなしトイレとして位置づけ、頑張っているとのこと。そんなことを京都のを調べようかなと思っておりましたら、高知県でもおもてなし課が、6つの条件をクリアしたら認定シールを渡す、これが500カ所を目的にしてスタートしているということがテレビで今から3日前の夕方報道されました。課長は、課長だったと思いますけれども、そのおもてなし課は、これが今後の観光の大きなスタイル、役割を持ってくるというふうに話していました。認定第1号のレストパークいのでは、清潔、明るさ、花の香り、トイレットペーパーの予備がある、洋式トイレがある、利用者へのおもてなしは傘かけを置いているなど、そこの清掃の方は、利用者に喜んでいただいておりますというようなことを申しておりました。県は観光施設や道の駅などは先行取り組みで認定をと呼びかけています。風良里はどのような立場でこの県の認定、いわゆるトイレの観光の役割、認識をされているのか。私はトイレをなめたらいかんぜよと思います。
 以上で第1問を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) おはようございます。
 私のほうからは、まず領土問題について私の考え方を述べさせていただきたいと思います。
 まず、領土問題というのは、私も歴史的事実と国際法上の道理に基づいて冷静な外交交渉によって解決すべきものであると思っております。尖閣諸島の問題でございますが、これは日本が初めて無主の地、つまりどこの領土でもないということを調査して、領有の意思を持って占有し、その後中国は75年もの間、一度も日本の領有権に異議や抗議を行っておりません。国際法上明らかに日本の領土であると思います。尖閣諸島は国が地権者と売買契約を締結いたしまして、国有化されたわけでございますが、私は島の利用につきましては、例えば遠洋漁業などの中継基地のような漁港を建設するなどの措置を講じたらいいのではないか、あくまでも平和利用ということで島を利用していただきたいなということを国民の一人として考えるわけでございます。
 一方、竹島問題につきましては、先ほど浜田議員述べられましたように、いわゆる日韓併合前から日本の領土であった竹島につきまして、韓国が一方的に、いわゆる李承晩ラインなるものを引きまして、その内側つまり韓国側に竹島を取り込み、それ以来韓国による不法占拠が続いておる、継続しておる、このように私も思いますし、今回国際司法裁判所に共同でともに2国が負託する、日本政府が提案をいたしたわけでございますが、韓国側の見解というのは、いかなる紛争も存在しないということで否定をいたしました。
 しかし、日韓両国が領有権をお互いに主張し合っておるということは、紛れもない紛争が存在しているという事実でございまして、韓国の対応は到底認められないものであるとこのように思います。
 さらに、北方領土の問題は、いわゆる北方4島はもちろんのことでございますが、千島列島全体が樺太・千島交換条約で平和的に決まった日本の歴史的領土であるとこのように思います。今日4島返還論あるいは2島返還論などがございますけれども、この歴史的事実に基づいて政府は毅然とした態度で対処していくべきである、このように思います。とはいいますものの、非常に領土問題というのは難しい、私もそのように思います。といいますのも、やはり長きにわたって、例えば中国にしろ韓国にしろ国民に竹島いわゆる韓国側でいうところの独島ですか、は我が国の領土であるということを国民に徹底的に教育あるいは教え込んでおる、こういうことがございますので、やはり時の政権担当する政府が、あれは間違いでしたとはなかなか言いづらいんで、言えないんではないかというように思うわけでございます。特にお隣中国は、ああいう社会主義国でございますので、もう私はある意味で抑えがきかなくなっておるんではないかというような気もいたします。我が国の国旗を焼却したり、あるいは大使館に物を投げてみたり、そういう態度というのを、また尖閣に不法に上陸した国民を英雄視する、こういう背景には、やはりもう国民の思い込みというものが非常に先立っておるんではないかというように思います。そういうことであればあるほど政府が毅然と一方ではしながらも、気長く冷静に対応をすべき問題である、このように考えるわけでございます。
 次に、子供の医療費の無料化の拡充などについてのことでございますが、昨年9月議会におきまして議員の皆様方の賛同をいただきまして、助成となる子供の年齢の上限を小学校就学前から小学校卒業まで引き上げて、対象者に関する所得制限を廃止しまして昨年10月1日より小学校卒業までの完全無料化を実現することができました。市民の方々から子育て世代の経済負担が軽減され、安心して子供を産み育てることができると大変うれしい御意見もいただきました。前の議会で浜田和子議員さんからも御質問をいただきました子供の医療費の中学校卒業までの拡充につきまして、昨年の12月議会におきましても浜田和子議員さんから御質問をいただいたわけでございますが、今回新たに平成21年度の医療費ベースで所得制限なしで中学校卒業までを無料化した場合の試算をいたしてみました。平成24年3月31日現在の中学校生徒数で試算いたしますと、およそ3,300万円ぐらい財源が必要になりはしないかと、こういう試算でございます。いろいろ南海地震対策あるいは防災対策が緊急性の高い事案であるということから判断いたしまして、私は中・長期的な視野での施策はもちろん重要でございますので、厳しい財政事情が続く中でございますが、実現に向けて何とか努力をしてまいりたい、このように考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 上下水道局長。
      〔上下水道局長 高田博通君登壇〕
○上下水道局長(高田博通君) おはようございます。
 浜田勉議員さん質問の上水道の耐震化についてお答えします。
 議員さんが言われています南部配水池周辺のごうやトンネルにつきましては、9月5日にタンク周辺を調査してまいりました。タンクの南南西の方向に距離約70メートル、高さ約20メートル下ったところと、タンクの南西方向に距離約50メートル、高さ約20メートル下ったところにごうの出入り口がありました。穴の大きさは約1.5から2メートルでした。そのほかには見つかりませんでした。2カ所ともタンクからは距離があり、穴の大きさも余り広くないため、影響は少ないのではないかと思いますが、今後も引き続き調査を続けてまいります。
 南部配水池は有効容量2,000トン、直径約22メートル、築造年は昭和49年です。タンクの実施設計時には、周辺の現地調査は通常行っており、ごうの影響はないと判断し、その場所へ建設しております。地震によりタンクが破損した場合の被害想定はしておりませんが、山の下の地域に甚大な被害を与えるため、上下水道局としましては、地震対策事業の中でも最も重要と考えており、他の市よりも早く今年度末の配水池耐震化を完成を目指しております。平成21年9月には、南部配水池を北へ少し下ったところで、原因は断定できませんが配水管破損事故が発生し、農道などを通過し、2軒の家に大量の水が流出し、家屋に被害を与えることとなり、コンクリートブロックや犬走りなどの家屋補償や農道整備をしております。
 また、事故の後、このような事故が起こらないよう耐衝撃性、耐震性能のあるダクタイル鋳鉄管に布設がえを行っています。
 しかし、この南部配水池北側と岡豊配水池以外の山からおりてくる配水管は、耐衝撃性はあるが耐震性能が少ないため課題となっており、今後対策を講じてまいります。いずれにしましても、山の下の住民が安心できるように地震による二次災害防止については十分注意し、対応していきたいと考えております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 保健福祉センター所長。
      〔保健福祉センター所長 岩原富美君登壇〕
○保健福祉センター所長(岩原富美君) 浜田勉議員の熱中症対策について、まずお答えいたします。
 熱中症とは、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなかったりすることにより体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状があらわれ、重症になると意識障害などが起こります。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しているため熱中症になりやすいと言われています。気温だけでなく湿度が高いなど、環境条件と御本人の体調不良などによる影響が重なると発症が高まります。高齢者の熱中症の半数は屋内で起きております。エアコンの未使用が発症者の9割を占めておりますが、ことしは特に節電の影響も考えられます。7月前半は大雨もあり、気温も平年より低かったですが、梅雨明け後の7月23日から29日の週は、太平洋高気圧に覆われ気温が上がり猛暑日となったため、週としては最高の全国で9,056人が救急搬送されており、7月全体では平成22年8月に次いで2番目に多い救急搬送人員となっております。ことしの5月28日から9月2日までの救急搬送は、全国で4万1,829人、高知県では338人、南国市では46人でした。月別には6月は全国で1,837人、高知県が29人、南国市4人、7月は全国で2万1,082人、高知県が171人、南国が20人です。8月は全国で1万8,910人、高知県が138人、南国市では20人となっております。過去3年間で比較すると全国的には減少傾向となっておりますが、高知県では横ばい、南国市では残念ながら増加しております。南国市では熱中症予防の訪問活動は特に行っておりませんが、高齢者が集まる場では、水分補給に注意し、お互いの声がけや熱中症クイズなどで啓発を行っております。南国市消防署では、「広報なんこく」8月号で熱中症予防の記事を掲載し、一般市民対象の救命講習では、応急処置や予防方法の啓発を行っております。保健福祉センターでは、厚生労働省や環境省、消防庁が作成いたしましたパンフレットや携帯カードなどを配布することにより注意喚起を行っております。ことしは長岡東部地区の健康七夕まつりの健康講座では熱中症を取り上げて、高知大医学部の先生に御講演いただきました。熱中症は防ぐことができる病気です。それには一人一人が正しい知識を持ち、自分の体調の変化に気をつけるとともに、周囲の人にも気を配っていただくことが一番の予防となります。そのためにはさまざまな集会やイベントでの声がけも含め、正しい知識の普及と啓発に今後も努めてまいります。
 次に、たばこと健康、エチケットについてお答えいたします。
 日本看護協会の調査では、喫煙経験のある者では、19歳までに喫煙を開始した者は男性で67.1%、女性で43.3%であり、22歳までにはほとんどが喫煙を開始しております。きっかけは人から勧められての好奇心や興味本位がほとんどです。未成年期に喫煙を開始すると、喫煙本数が多く、喫煙期間も長く、研究者の間では、発がんの発症率も高いという結果が出されております。WHOでは、全ての屋内の職場、屋内の公共の場及び公共交通機関は禁煙とするべきであるという、たばこ規制枠組み条約第8条履行のためのガイドラインを採択しており、条約を締結している日本もその実施義務を負っており、浜田議員さんのおっしゃられたとおり、新成長戦略では2022年までの目標を受動喫煙のない職場の実現と掲げておりますが、平成22年の厚生労働省健康局長通知では、公共的な空間については、原則として全面禁煙であるべきであるとしつつも、困難な施設、区域は、将来的に全面禁煙を目指すことを求めるという表現になっております。日本のたばこ対策に対しましては、国の省庁の対立のため進まないという意見があります。公共施設に関する禁煙・分煙に関する条例としては、神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例が平成23年4月から、兵庫県受動喫煙防止等に関する条例が平成24年4月に適用されております。厚生労働省では受動喫煙防止対策に取り組む飲食店、旅館業等の中小企業の事業主に対し、喫煙室等を設置する際に、上限額200万円の4分の1を助成する受動喫煙防止対策助成金制度を設け取り組みの推進を図っております。高知県でも禁煙に取り組んでいる飲食店等を空気もおいしい認定店として写真つきで紹介するチラシを作成・配布し、店舗には禁煙ステッカーを張っております。市民の皆様にはそういうお店を御利用いただくことにより受動喫煙を避けていただくこともできます。
 新潟県十日町市では、平成23年度までに公共施設での禁煙・分煙の割合を100%にする目標を掲げておりまして、その実現のため市職員が率先して禁煙に取り組むことにより市民へ啓発し、理解を深めてもらい、公共施設の全面禁煙を目指そうと、この8月から12月の間勤務時間中の禁煙の試行を始めております。南国市では世界禁煙デーに合わせ、一人でも禁煙を始める職員をふやそうと、全職員に対しまして安全衛生委員会と保健福祉センターの連名で、頑張らない禁煙のお知らせとして禁煙補助薬や禁煙外来のある医療機関を紹介いたしました。今後も健康づくりの観点からも禁煙の支援と受動喫煙の防止に力を入れ啓発に取り組んでまいります。
 以上です。
○議長(野村新作君) 学校教育課長。
      〔学校教育課長 竹内信人君登壇〕
○学校教育課長(竹内信人君) 学校における熱中症についてお答えをいたします。
 学校では暑さが厳しくなる6月ごろから、毎年学級担任や養護教諭の指導を中心として熱中症への注意喚起を行っております。本年度本市の小中学校においては、熱中症と思われる症状が見られた児童・生徒は、小学校で1件、中学校において5件報告が上がっています。どれも入院が必要となるような重い症状にまでは至ってはおりません。
 しかし、2学期も始まり9月はプール納めや運動会、体育大会の時期でもありますので、各学校において気温、湿度等の環境状況の把握、環境状況に応じて小まめな休憩、水分、塩分の補給、児童・生徒の健康観察、健康管理に留意、応急手当てのための用具の準備等を適切に行えるよう予防対策を行ってまいります。早期に対応することで重篤な状況を回避することができますので、今後も学校におきましては、さらなる注意喚起を促していきたいと存じます。
○議長(野村新作君) 農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) 浜田勉議員さんの道の駅についての御質問にお答えいたします。
 まず、道の駅南国風良里の設立時に掲げた事業目的は、山村振興と農林漁業特別対策事業施設として、地域の活性化のために人・情報が行き交う山村づくりの拠点を目的とし、消費者の声が生産者に届き、それをきっかけに消費者が山村に足を運ぶことにより交流が生まれ、農産物を通じて人や情報の関係が深まっていくシステム、いわゆるお互いの顔の見える農業であり、今までロット不足などで販路に乗らなかった農産物の新たな販路を開拓し、また流出する人の流れを地域に呼び込み、さらに情報発信できる農業に転換するという、中山間地域の活性化と南国市全体農業の活性化を事業目的としております。今道の駅南国風良里の果たす役割は、主に中山間地域の農産物等の販売による情報発信はもとより、議員の言われた南国市の陸の玄関口としての役割や地産地消の先駆者として大きく貢献しております。
 御質問のありました事業目的として、交流人口の成果でありますが、物販の利用者の直近5年間の数値を見てみますと、13期19年度には7万1,000人から17期23年度8万6,000人と伸び率に差はございますが、順調に増加しております。
 また、風良里の経常収支におきましては、14期平成20年度からはコンスタントに1,000万円を超す黒字を計上しておりますが、設立目的の中山間地域の生産者を中心に利益・収益が還元されることを念頭に事業運営を行っていかなければならないと考えております。
 続きまして、御指摘の道の駅南国のトイレの評価でありますが、トイレを利用されたお客様の感覚、反応は、そのまま施設全体のイメージに反映されると思います。
 さらに、道の駅のようなその自治体の顔とも言える施設は、そのまま南国市のイメージになってしまいます。議員の言われたトイレは屋外トイレとのことで、当施設は観光で初めていらっしゃるお客様はもとより、物販、産直施設で買い物をされるリピーターのお客様、レストランで食事をされるお客様等、多種多様な人々が利用され、曜日、時間帯によってもトイレの使用頻度は大きく異なります。道の駅としましては、長年培ってきたノウハウがあり、トイレの清掃を含む管理には一定自信を持っておりますが、なお今回の御指摘を教訓に、よりお客様の満足度につながるよう努めてまいります。
 また、施設自体が建設から15年以上経過しており、老朽化は否めませんし、洋式が主流の中、いまだ和式が多いというのも満足度では十分ではありません。今後洋式への改造については、所有者である高知県への要望も含めて検討課題とさせていただきたいと思います。
 最後に、議員から御指導のあった高知県おもてなし課のおもてなしトイレにつきましては、6つの全ての認定要件をクリアしなければならず、認定証までこぎつくには、施設の構造面でつらいところがございますが、チェックリストを作成する等によりお客様に一層満足していただけるトイレとし、観光の拠点としても恥ずかしくない施設を目指したいと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 福祉事務所長。
      〔福祉事務所長 南 幸男君登壇〕
○福祉事務所長(南 幸男君) 子供の医療費の無料化を中学校卒業までという御質問でございましたが、市長答弁を補足して説明をさせていただきます。
 先ほどの質問の中で、昨年度の小学校卒業までの医療費の実績ということで質問がございましたので、そのことにお答えします。
 小学校卒業までの実績としまして約6,200万円の実績ということで医療費がかかっております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 17番浜田勉君。
○17番(浜田 勉君) 皆さんからお答えをいただきました。若干の意見の相違というか思いの違い、これは基本的な問題というふうには思いませんけれども、あった部分等についてお尋ねをしたいと思います。
 私は、最もそうですね、地元のほうからいきましょう。南部配水池の問題です。
 ここでいわゆるバルブとの関係でもいわゆる被害相談等が時間がかかったように、今後想定していないということであります二千数百トンのタンクが倒壊あるいは水が流れるとなると、40数メートル高いところから一挙に雪崩打ってという、いわゆる山津波のようになっていくというような問題がありますので、これは南部だけの問題ではないと思います。南国市に7つあります配水池、このところを全てにわたって一番高いところは100メートルを超すわけでありますから、そういうふうなところになると、もうだーっと流れてくるというよりは、もう家なんか吹っ飛ばしてしまうというくらいのものになってくるであろうと思いますので、全部にわたって想定外という言葉のないように、ここではこういうふうなことが場合によっては予測されるというようなことまで持っておくことが行政の市民に対する温かみのあらわれだろうというふうに思います。もちろん局長はそんなことのないように善処をして今取り組みを進めているということであります。だからそのことについて全く異議はございませんが、今初め触れたように、想定外という言葉が発生しないような取り組み、そしてそれを市民に対するそういうふうな意味での心配と逆に言えば安心を提供できるいろんな素材を出していただきたいと思います。もちろんこれは今後のテーマとして取り上げていただきたいと思います。
 それと、健康センターというんですか、岩原さんのほうでお答えをいただきましたが、熱中症の問題です。熱中症は搬送したというふうなことについてはお答えをいただきました。南国市でも搬送した人については出ました。じゃあ病院へ直接行ったとかというふうな人はどうなってるんでしょうかということを再度お尋ねをしておきたいと思います。
 また、その人たちに対する南国市政として追い打ちとはいいません、この後その人たちがどういうふうになったかというふうな面まで配慮する取り組みはされておるかどうかということをお聞きをしておきたいと思います。
 農林水産課の課長のほうからお答えをいただきました。確かにあの便所は年期が入っちゅうと。今県の基準でいう認定には言われたってすっとできるかよというのが腹の中にあって、どういうふうに言おうかなと苦労されたことと思います。それはわかりますが、やはり私はやっぱり高知県が500カ所を目標に設定をして、とりわけ観光施設あるいは道の駅等、これはもう前置きを裁いてそういうところがお客さんを迎えるそのおもてなしができるようにということは、県のおもてなし課の大きな狙いであり、そしてテレビでの担当者のお話でございました。
 また、京都・東山区のほうの実態を見てみますと、そこでは地域の人たちがおもてなしトイレという位置づけで、ずっと回ってみて、いやここにもトイレが欲しいんじゃないか、あるいはここではどうだろうというふうな提言をしていく、そんな取り組みもされてるようでありまして、やはりもちろん京都・東山区になると観光のメッカでありますから、ここで言う話ではありませんけれども、それぐらい配慮されたトイレの位置づけ、私は普通食い物のたたりという言葉があります。食い物のたたりという言葉がありますけれども、トイレのたたりという言葉は普通言いません。だけど実際旅行などをして、トイレのたたりというのは深刻でして、絶対に行かんぜあこはというふうな言葉が出てきたのが、中国旅行をやった人でも省ごとによってトイレの内容が違ってくる。もう嫌というふうな言葉が中国を旅行した人からはよく聞かれます。食べ物については、同じ中国でもちっと油が余計やったねというふうなぐあいで、たたりまではいきませんが、そのトイレの印象が、旅行を今後はしない、またはしようとする人をとめるというふうなことまで現実にあるわけでありまして、あるいは南方のほうへ行ってもそうです。同じようにトイレというのは、食のたたりよりも深刻でありまして、受けとめ方はその行政、南国市のトイレとなるわけでありまして、やはりその取り組みは、これは急いだほうが、お客さんを迎えるについての決定的なところだろうと。もちろんあそこのトイレについては場所も確かに、私は、それから怖いでというふうな言葉もあるように、後ろで暗いという、相当。課長のほうは、いや掃除は満点ですと言いますけれども、そういうふうな市民の声あるいはよそからの人の声、こういうものを大事にしていただきたいと。課長があこをそれほど利用するわけじゃありませんので、利用するのはお客様ですので、その人たちのお考えを、あるいは思いを捉まえて改善に向かっていただきたいというふうに思います。
 市長とは国際関係で、いわゆるロシアとの関係の1875年のいわゆる樺太・千島交換条約、このことをロシアとの関係で中心に据えていくということは同感という表現をいただきました。私は同じく55年の下田条約で出されている、いわゆる千島の南だとか北だとかという論法、樺太を、いわゆるまあええわ山分けよやと、お互いに行き来しようぜやというふうなところ、いわゆる下田条約の場合は、まだ国境というのが明確ではありませんので、交換条約のほうになって初めて国境が明確にされてきた。これはまさに平和的な解決のラストでありますので、私は今後とも市長も触れたように、これを原則として取り組んでいくことが求められてくるんではないかというふうに思いました。
 尖閣問題についてもほぼ同感でありますけれども、やはり朝鮮との関係、いわゆる日本でいう竹島の問題ですけれども、これは一定の、市長は日本の併合より前だからという言葉でありましたけれども、朝鮮民族のほうはこれを、落語ではありませんけれども前座、つまりそういう役でなってるんだというふうに見ているわけでありまして、やはり殴られたほうの立場の思いというようなことをしんしゃくすれば、やはり私は日本の外交の中に今までずっとそれを主張してこなかった、いわゆる李承晩がやったから、李承晩ラインがやったからやったからやったからやったからというふうなことを繰り返してもらちが明きません。だからそういう点では、一遍原則に返って求めていくというふうなことが大事ではないかというふうに思いました。その点で市長が御意見が違うことであればお答えをいただきたいと思います。私はそういうふうに思っております。
 以上が2問目の私の思いとの違い、あるいは思いとの若干のずれについて質問をさせていただきました。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。上下水道局長。
○上下水道局長(高田博通君) 地震によりタンクが破損しないよう配水池耐震化はしていますが、完成しても地震で何が起こるかわかりません。想定外、万一のことを考えて、今後なった場合どのような被害となるかを考えて、市民が安心できるような情報提供をしていきたいと思います。
 以上です。
○議長(野村新作君) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(岩原富美君) 熱中症によりまして、先ほど言いました数字はやはり救急搬送された人数でして、熱中症により御自身で病院へかかられた方、または家族が連れていかれた方、たくさんおられると思いますが、その実態についてはこちらも把握しておりませんし、また調査の方法がないということで全体的な数は不明となっております。が、潜在的にはかなりいるであろうと想像はしております。数の問題よりはまず予防を気をつけていただくように、こちらとしては啓発にまた力を入れていきたいと思います。
 以上です。
○議長(野村新作君) 農林水産課長。
○農林水産課長(村田 功君) 浜田議員のおっしゃるとおり、私の感想ではなくて、トイレを使用される方の思いでございますので、今すぐできる、物理的なものはさておき、明るさ、におい、消臭等の改善に手をつけていきたいと思います。
 以上です。
○議長(野村新作君) 17番浜田勉君。
○17番(浜田 勉君) 私はトイレに固執するわけではありませんけれども、横っちょからも気合いが入りましたので、いのの第1号ですね、認定第1号のことについても触れましたが、ここではまず清潔である、明るい、こう6つの条件をきちっと満たしてやっています。認定の第1号はいのである。いのの掃除のおばちゃんは、みんなに喜んでいただいておりますというてにっこり笑ってテレビでばっとアップで映りましたが、まさにそういう、あれが物すごいぐらいいのの宣伝効果満点でした。ほう、いのはなかなかやるなというふうに受けとめたわけですけれども、そのようなキャッチフレーズだけではいきませんけれども、そういうふうにばっと訴えるものっていうのは、やはり一人一人の観光地への足というのは、呼びかけにぱっと乗る、あるいはテレビ映ったら、次の日はもう観光地はいっぱいやと、もうめったというふうなのがどこでも観光地です。だからそのように、僕は食い物のたたりかトイレのたたりかという表現をとりましたけれども、私は食い物のたたりよりもトイレのたたりというほうが怒り心頭になるというふうに思いますので、今後さらにお願いをしておきます。答弁は要りません、あなたも思いは一緒でありますから。
 なお、十日町市のことで、私はどんなふうにというのを若干触れました。お答えは、職員がいわゆる率先垂範をしてというふうなお言葉があったと思います。その点私もやはり南国の場合なかなかそこらあたり難しいところがありますけれども、皆さんも私が体験をしたドクターとの話、あれはまさにそのとおりでありまして、浜田さんの死亡診断書はちゃんと決まっちゅうぞよとまで話になってるわけでありまして、やはりそういうふうなことを考えたときに、まさに健康こそ宝であれということを改めて申し上げて質問を終わります。ありがとうございました。