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検索結果 »  平成18年 第322回市議会定例会(開催日:2006/12/08) »

一般質問 3日目(西岡照夫)

質問者:西岡照夫

答弁者:市長、教育長、関係課長


○副議長(苅谷哲夫君) 17番西岡照夫君。
      〔17番 西岡照夫君登壇〕
○17番(西岡照夫君) 通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。
 まず、1点目でございます。県下再合併6ブロック答申を受けてについては、既に山崎議員に答弁があっておりますし、市長の思いと答申の内容が合致する、県の強いリーダーシップを期待するとのことであり、これにつきましては質問を省略をいたします。
 また、市長の今任期1年余りとなり去就についてということで、お尋ねを予定をしておりましたが、これも山崎議員、また先ほどの浜田和子議員にお答えをなられておりますので、これ以上質問をいたしましても変わった答弁をいただけないと思いますので、これも省略をさせていただきます。
 次に、2点目でございますが、障害者福祉サービスの利用負担軽減についてであります。
 12月2日の高知新聞に障害者負担軽減に1,200億円、施設支援へ基金創設、自立支援法の施行で負担増となった障害者や収入が減った事業者などから不満が相次ぎ、これを受けて政府・与党で協議を続け、1日に合意に達したとのことが掲載をされ、関係者にとっては少しはほっとしたのではないかと思われます。本市の今後の対策については、昨日の福田議員の質問で福祉事務所長から詳しく答弁がありましたので、これも割愛をいたします。
 続いて、空港発着時間の変更についてであります。
 私が3月議会で質問をさせていただいた件でございますが、今議会市長より市政報告の中で、空港の運用時間延長につきまして高知県とともに空港に隣接する地区に対し説明を行ってまいりました。現在の運用時間は、午前7時30分から8時30分までの13時間でありますが、これを午前7時から午後9時までの14時間に変更しようとするものであります。平成16年度から各地区との話し合いを行い、順次御了解をいただいてまいりましたが、11月24日に最後に残っておりました地区の御了解をいただきました。今後、高知県、航空会社、国土交通省の間で運用時間変更の手続に向けた協議が行われることになりますと報告があり、高知新聞12月5日の朝刊にも記事が載っておりましたが、地元住民から了解を得るまでの経過などについてお伺いをいたします。
 なお、協議をせられた地元地区以外との説明、話し合いについてはどうなっておるのか、あわせてお尋ねをいたします。
 続いて、4番目でございます。新川雨水幹線排水路整備事業での県道との関係について、国道を挟んで本年度は延長53.86メートルを施行しているとのことでありますが、国道55号の南側の部分の県道わきの歩道の手直しについて、お尋ねをいたします。
 一度仕上げた歩道を交差点への進入路の関係で手直しをしていると思われるが、県や市にしても財政的にゆとりはないにもかかわらず大変むだなことをしていると市民からも不平の声が上がっている。また、国道55号から北側については、水路の上を県道として利用する計画と聞いているが、計画では西角の遊技場の一部が道路あるいは歩道として使用されるのではと思われるが、事前に用地の取得などの交渉をされたのかお尋ねいたします。遊技場は、改修工事を既に終わっており、建物を西側に寄せてもらうことも、今後はかなりの財政的な負担を要すると思われるが、このことについてもお尋ねをいたします。
 次に、5番目についてであります。きょうは、選挙管理委員長にも出席をお願いをいたしております。市長、知事選挙の投票日を同日とすることについて、選挙管理委員長にお伺いをいたします。
 その前に、次期選挙から投票時間が午前7時から午後7時までの12時間となり、一部は従来どおりでありますが、開票作業も早く終了することができ、関係者は大変喜んでいると思います。選挙管理委員会の決定に感謝を申し上げます。来年は、統一地方選挙の年であり、4月に県議選、7月は参議院選、10月に市議選、11月は知事選、そして12月は市長選と続くわけでありますが、そこで知事選挙の投票日が11月25日となれば、市長選挙の投票日を11月25日とすることが可能になります。公職選挙法第33条、地方公共団体の議会の議員の任期満了による一般選挙、または長の任期満了による選挙はその任期が終わる日の前30日以内に行うとあります。市長の任期は12月23日であり、同日投票日とすることについてお伺いをいたします。
 次に、健康づくり対策について、お尋ねをいたします。
 市長は、平成19年度予算編成方針を作成するに当たり、健康づくり対策を重点施策に掲げられておられます。医療費の増大を少しでも少なくし、市民の健康増進につなげたいとの思いからだと思います。そこで、生活習慣病を防ぐために私たちの体には持って生まれた病気にかかる素質、遺伝的な傾向などがあり、同時に日ごろの健康への心がけとその実践が病気の発症に大きく影響します。健康なうちから、どういう暮らしが健康維持に効果的か、体の抵抗力や免疫力を高めるかなどをよく知り、できることから実践することが大切だと思われます。
 これまで市が取り組んでこられたさまざまな活動の中で、次の2点についてお聞かせください。ジョーバ訓練終了後の状況、各地区でのわかガエる体操の普及と今後の見通しについて、よろしくお願いをいたします。
 次に、スポーツ振興についてでありますが、岡崎議員より依頼原稿を預かっておりますので、追加して質問をさせていただきます。
 去る11月11日に開催をされました第11回小学生駅伝大会では、30チームの参加をいただき、運営などには問題がありましたが、十市小学校が昨年に続き最終区で逆転優勝を飾りました。十市小学校は、来年3月に高知県代表として全国大会に出場することが決まりました。おめでとうございます。この大会は、昨年から南国市の主催として開催をされております。開会式には、市長を初めそれぞれの教育委員さん方も出席をいただきました。ただ、閉会式には、市長も日程の都合上出席をされておりませんでしたが、でき得ることなら閉会式にも出席をしていただいて表彰式にも臨んでいただければと思いますが、いかがなものでしょうか。
 また、先月26日に行われました高新中学駅伝で、香長中学校の女子が大会新記録で優勝、男子も3位入賞を果たされました。女子は、この17日に山口県での全国大会に県代表チームとして出場し、きょうの高知新聞にも載っておりましたが、活躍が期待をされているところであります。また、男子選手の中から、来年1月28日開催をされます県下市町村対抗駅伝で、再度5連覇を目指す我が南国市の中学生区間に出場予定をしており、今回も小学生駅伝の経験者を中心のメンバーになると考えております。皆様の御指導、御協力をよろしくお願いいたします。
 次に、吾岡山スポーツグラウンド使用について、お尋ねをいたします。
 現在南国市文化とスポーツ振興NPOによって管理運営がされておると思いますが、現状はどのように運営をされておるのか、少し使用についてトラブルがあったようにもお聞きをしておりますし、南国市全体でも至るところにそういったスポーツ施設がありますので、そのNPOとの関係、そういったことについてお尋ねをいたします。
 また、以前にも質問、要請をされたと思いますが、吾岡山環境整備推進会という組織もあり、そういった組織に管理を任すことができないのか、あわせてお尋ねをいたします。
 最後に、先日私が大変尊敬をする先生の出版記念のパーティーがありました。その記念誌は、「陸上競技とともに出会いをたすきでつないだ心のきずな、金婚記念に寄せて」であります。その中に、たくさんの教え子や指導を受けた選手、また同僚や仲間の皆さんから原稿を寄せていただき、大変感動する内容の文章がたくさん載っておりました。これは、その先生が高知県の陸上のみならず、体育、スポーツの発展に大きく貢献を残された方でもあり、この記念誌はこれからの南国市のスポーツ振興にも大きく寄与するものであると考えます。その先生の指導を受けた教え子や選手の方々が、学校や南国市内の企業で熱心にスポーツの振興に努められております。そういったことを考えるとき、この出版記念に西森教育長も出席をされておりましたので、西森教育長にその記念誌を含めて御感想をお尋ねをいたします。
 以上で1問目を終わります。
○副議長(苅谷哲夫君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 浜田 純君登壇〕
○市長(浜田 純君) 西岡議員さんの御質問にお答えをいたします。
 小学生駅伝競走に関する件でございます。担当は教育委員会でございますが、私にも御質問がございましたので、積極的に小学生駅伝大会の開催を言っております私の方からお礼を込めましてお答えをさせていただきます。
 小学生駅伝大会につきまして、第9回まで南国市陸上競技協会が主催となって毎年盛り上げていただき今日の大変輝かしい歴史を築いていただきましたことに、まず陸協の役員の皆様方、また運営に携わっていただく方々にお礼を申し上げます。
 ことしの第11回大会は、市内小学校から32チームの参加があったと聞いております。成功裏に終わることができたと教育委員会の方から報告があっております。これも主管となっていろんな役員を出していただいておる南国市陸上競技協会の皆さんあってのことと大変市を挙げて感謝をいたしておるところでございます。
 また、西岡議員さんが御指摘になりましたように、この小学生駅伝に出た選手がその後中学校や高校、また御紹介がありましたように、市町村駅伝で南国市の代表ということで華々しい活躍をし立派な成績を上げているということは多くの皆さん方が承知をされておることであると思います。やはり小学生から将来を見据えた養成といいますか、トレーニングといいますか、駅伝をやろうという意欲に燃えていただくということは大変大事なことでございますので、今後とも御協力をお願いをいたします。
 実は、駅伝終了後の反省会に私も出席をさせていただいております。いろいろと運営上の反省点も出されておりますが、教育委員会の方でまた次回開催に向け改善をしていただけると、このように思っております。
 私はできれば、ことし実現はしませんでしたが、ぜひ市外からも参加をしていただく。そして、一定の実績を積めば高知新聞社のバックアップをいただいて県下の小学生駅伝大会の会場に南国市がなっていただくと。大変このことを強く期待といいますか、こうなってほしいと私は思っております。御協力のほどをぜひお願いしたいと思います。
 そこで、反省の中で出されましたが、閉会式は市長はいっつもおらんということでございまして、期待をしておる期待をしておるということばかしで、開会式で華々しゅう声を張り上げておいて閉会式のときはおらんと、大変それこそ反省をいたしております。閉会式にも絶対出席するということでお答えをしたいと思います。ただ、公務等の都合でできない場合もそれはあると思いますが、助役も教育長もおりますので、3人の中で何とか、まずは市長が出席する、これを最優先に日程調整に当たりたいと思っておりますので、お許しをいただくとともに次回からそのような心がけで小学生駅伝大会を開催していきたいと思っております。今後とも御協力をよろしくお願いをいたします。
 最後になりましたが、この小学生駅伝大会に出場した十市小学校が、ただいま西岡議員さんのお話を承りますと、全国大会に出場とのことでございます。大変おめでとうございます。また、全国大会での一層の活躍を心より期待いたしましてお答えとさせていただきます。
○副議長(苅谷哲夫君) 企画課長。
      〔企画課長 山崎正道君登壇〕
○企画課長(山崎正道君) 西岡議員さんの空港発着時間延長についての御質問にお答えいたします。
 高知龍馬空港の発着時間延長につきましては、現在の13時間運用から朝と夜にそれぞれ前後に30分ずつ延長しまして、朝7時から夜9時までの14時間運用にすることを県とともに地元と協議してまいりました。
 平成16年11月から地元協議を開始しまして、平成17年度中に7地区の同意をいただき、残る5地区におきましても誠心誠意協議を続ける中で、先月末までに全地区の御了承をいただいたわけでございます。
 協議対象といたしましてた地区は、時間延長により航空機騒音にさらされる時間が1時間延長されることから、国が民家防音工事の補助対象としているW値75以上の第1種区域の線引きに係るすべての集落でございます。具体的に申しますと、八木、田井、関、竹中、西野々、岡上、寺山、田村東部、田村西部、前浜里組、下島里、久枝の12地区でございます。それ以外の地区とは話し合いをいたしておりません。12地区の中の多くの地区が新年度の地区総会で御承認をいただいておりますが、一部の地区では四、五回話し合いをいたしました。
 地元協議の中では、時間延長は県民全体の利益にはなるだろうが周辺住民のメリットとはならない。旅客数が減少しているのに時間延長がなぜ必要かなどといった御意見や空港近接の住民からは発着時の騒音や排気ガス対策について、また少し離れた地区からは県単の民家防音工事から外れた世帯の防音工事の要望など、主に防音対策についての意見や要望が出されました。さらに、海岸に近い地区からは、津波からの待避所を造成する要望や共同利用施設の設備更新などの要望も出されました。これらの意見や要望につきましては、県も市も時間延長に関して特別な対策は実施できませんが、通常の行政の中で対応できるものや国や空港環境整備協会等にお願いすれば実現可能なものにつきましてはそのための努力を行うことを誠意を持って御説明させていただいたわけでございます。
 なお、運用時間拡大は県から国に要望書を提出するわけでございますが、これには地元の同意と航空会社のダイヤに組み入れられるということが要件となっております。県はできるだけ早い時期の実施を目指し、国、航空会社と協議を始めておりますが、航空会社からは前向きなお話をいただいているということでございます。
 以上でございます。
○副議長(苅谷哲夫君) 建設課長。
      〔建設課長 万徳恒文君登壇〕
○建設課長(万徳恒文君) 新川雨水幹線排水路整備事業での県道との関係について、工事内容につきましては上下水道局長の方がお答えいたしますが、県道についてお答えいたします。
 国道交差点の北西側にあります遊技場が増築していったが、県道南国インター線の右折レーン用地が必要なはずだが、この機会に県は用地交渉していないのではないかという御質問でございます。
 中央東土木事務所に聞きましたところ、実は私も右折レーンについては当初はこの遊技場の店側に隅切りの用地が必要と聞いておりました。しかし、県が詳細設計をした結果、この遊技店には用地が入らないことがわかりました。県は上下水道局と協議しながら新川川の進捗に合わせながら工事を北進していくそうでございます。
 以上でございます。
○副議長(苅谷哲夫君) 上下水道局長。
      〔上下水道局長 高木正平君登壇〕
○上下水道局長(高木正平君) 西岡議員さんの御質問にお答え申し上げます。
 その前に、18年度、本年度施行いたします新川雨水幹線排水路築造工事の区域につきまして御紹介申し上げます。
 全体の工事延長は53.86メートルで、17年度完了いたしました地点から本年度取り組みます国道から南の部分が17.86メートル、そして国道を暗渠で横断する区域が27メートル、そしてその国道北側より北へ延伸しますのが9メートル、合計53.86メートルを予定いたしております。
 これまで実施いたしてまいりました新川雨水幹線排水路築造工事につきましてのこの歩道の手直しにつきましての御指摘にお答えいたします。
 この工事を実施するに当たりまして、土佐国道工事事務所あるいは南国土木事務所、南国署、四国電力などとは逐次事前の協議をいたしております。当時の南国土木事務所との事前協議の中で歩道につきましては新川改修後は原形に復するという確認の中で行ってきたものです。
 以上でございます。
○副議長(苅谷哲夫君) 選挙管理委員会委員長。
      〔選挙管理委員会委員長 竹内隆造君登壇〕
○選挙管理委員会委員長(竹内隆造君) 西岡議員さんの御質問に対してお答えいたします。
 その前に、選挙の時間の繰り上げにつきまして、まことに御丁寧なお言葉をいただき恐縮しております。今後ともよろしく御指導、御支援のほどお願いいたします。
 さて、知事選挙と市長選挙と同時に実施するということでございますが、知事の任期満了は平成19年12月6日です。市長の任期満了は12月23日であり、先ほど御説明もありました公職選挙法第33条で定められている任期満了前の30日以内に選挙を実施するということはその範囲内に入るところでございます。また、そういう市長と知事の選挙をやったということは平成15年高知市と宿毛市で実施した経緯がございます。当時当市におきましても一緒にしたらどうかという御意見もあったわけでありますが、告示日が違うとか選挙人の要件が違うとか、そういう不測の事態を考慮しまして慎重にということで同時選挙を見合わした経緯がございます。
 同時選挙につきましては、その懸念材料としまして本市の投票所の非常に狭い、一部狭い投票所もございまして、やはり一緒に選挙しますと投票用紙を別々にといいますか、知事さんの方をやって、その後市長さんの投票用紙を渡すというようなシステムになるわけでございますが、そのあたりが狭いところになると同時に渡さないかんというようなこともございまして、その辺がやや懸念材料でございまして、そのあたりをクリアしながらしていったらどうかということで、県の選管にも市長と知事のそれが範囲内に入るように我々強く要請しておるとこでございまして、現在は市長選、それから知事選を同時に行うという方向で検討しております。
 以上です。
○副議長(苅谷哲夫君) 保健課長。
      〔保健課長 中村さぢ君登壇〕
○保健課長(中村さぢ君) 西岡議員さんから健康問題につきまして、介護予防として実施しているジョーバの研究終了後の状況、そしてわかガエる体操についての今後ということで御質問いただきましたので、お答えいたしたいと思います。
 御質問のジョーバは、16年度に高知大学医学部看護学科との協議により研究をした下半身の筋肉をバランスよく整え股関節の柔軟性を高める乗馬運動機器の訓練でございます。研究結果から高齢者身体機能の改善の一定の成果も出ておりまして、継続して現在も実施いたしております。現在市内の12カ所公民館に設置し、1カ所で15人から45人の方々が週に二、三回利用しております。
 簡単に検証いたしました内容についてお答えいたしたいと思います。16年度に約100人の方を対象にいたしました。どういう方が対象になりましたかと申しますと、65歳以上の男女で転倒しやすいなどの身体の機能の自覚のある方、そして腰痛や股関節などの自覚があり、筋力向上の必要性を感じている方で尿失禁のある女性ということで選びました。その結果、歩行の速度の変化もよく改善されていますし、一番大切な心理的な側面での向上が見られております。3カ月を1クールといたしまして、していない方の分、そしてした人ということにして比較をしたわけですが、1カ月が楽しく生活ができたという方が10月では20%ぐらいだった方が12月では52%というふうな成果も出ております。ジョーバの効果はバランスがよくなると、姿勢がよくなるということと転びにくくなる、そして筋力も上がり体が楽に動かせるようになるという声がたくさん上がっております。そして2つ目には外出が楽になると。生活が楽になると。心身ともに生き生きできるというようなことで尿失禁もよくなりまして、特に外出などは積極的に出るようになったというようなことは出ております。ただ、やめると再び出現するということも尿失禁の部分はございました。
 以上のようなことで、結果はちょっと簡単ですが、お伝えしたいと思います。
 また、わかガエる体操につきましては、ことしから普及させようとしております高齢者の筋力向上対象でございます。6月と11月にサポーターの養成講座を合計8回開催いたしました。51人のサポーターが誕生いたしました。そして、現在能間、白木谷地区など市内8カ所で定期的に開催されております。合計126名の方が現在参加をいたしております。
 今後はサポーターを中心に多くの地域で実施していただけるように進めてまいりたいと思っています。このような健康体操を中心に趣味的な活動を加えた地域サロン的ないきいきサークル活動も実施いたしております。住みなれた地域で自分らしく暮らせるために高齢者の居場所づくり、元気な高齢者づくりといたしまして継続的な活動が重要であると考えております。
 今日の高齢者の増加に伴う要介護者をふやさない効果的な介護予防事業を行うために、高齢者の身近な集いの場所で地域コミュニティーと一体化した地域に密着した介護予防事業を実施することによりまして、介護予防日常の住民活動というふうに浸透させてまいりたいと考えております。そのためには、地域の活動はお世話役さんが重要でございます。人づくり、組織づくりを含めましてさまざまな関係者、団体と連携しながら協力、協働して活動をもっと広げてまいりたいと考えております。
 答弁の最後になりましたけれども、日ごろより西岡議員さんには地域の方々と介護予防、そして健康づくり事業に対しまして積極的な御支援、御協力を賜っております。この場をかりましてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。今後ますますこういうふうに地域で広げていきたいと思いますので、お願いになりますが、より以上の御支援をよろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。
○副議長(苅谷哲夫君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 小串 一君登壇〕
○生涯学習課長(小串 一君) 西岡議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず、小学生駅伝大会につきましては、議員さんには審判長という大役をお願いしまして大変お世話になりました。今後とも御協力よろしくお願いいたします。
 御質問の吾岡山文化の森スポーツ広場についてでございますが、吾岡山は国体が整備しまして、国体終了後の平成14年11月にサッカー場が生涯学習課に移管され、既にほかのスポーツ施設は南国市体育協会に委託しておりましたけれども、ほかの施設と同じように体協に委託する条例改正を行いました。その後法改正によりまして指定管理者制度で特定非営利活動法人南国市文化とスポーツ振興NPOに委託し、スポーツ施設の使用の許可、使用料の徴収等をお願いしております。また、年間の芝養生管理は財団法人高知市環境事業公社に委託しております。
 まず、管理運営につきましては、スポーツ広場の管理が生涯学習課に移管された当初は南国市体協に委託しておりましたが、使用スケジュールを体育館並みに過密な状態に入れるなど十分な芝の養生期間を見ていない貸し出しがありました。また、ほとんどがサッカーでの使用になっていますが、その利用調整が十分でなかった経過があり、文化財スポーツ係で一度使用のスケジュール等を一元的に管理し、実際の貸し出しについてはスポーツセンターで行う方法に変えました。その後指定管理者に運営管理が移りましたが、当初職員が大幅に入れかわり、直ちにすべての管理を移すことは混乱を起こすのではないかという考えでことし9月までは従来の方法で貸し出しをしていましたが、NPO法人の職員も半年たってなれてきたということもあり、完全に貸し出しスケジュールも含めまして移管いたしました。現在はスムーズに運営されていると聞いております。
 次に、芝養生管理につきましては特殊な業務でありますので、当初はゴルフ場の整備を行っている業者からも見積もりをとって比較をした経過があります。しかし、余りにも大きく違いがあり現在の業者と随意契約を行っていましたが、18年度からはほかにも芝養生管理ができる業者が出てきましたので、18年度からは競争見積もりで安価な業者と契約を行っております。
 吾岡山全体の維持管理につきましては、南側の公園部分を含めて吾岡山推進協議会の方々にいろいろお世話になっており、スポーツ広場の周りも公園整備や樹木の植栽、その後の手入れ等ほぼ毎日のように作業においでいただいているように多大な御協力をいただいておりますことをこの場をおかりしましてお礼を申し上げます。
 なお、この間芝養生管理作業の一部を推進会に任せてもらいたいとの依頼もあり、高知市環境事業公社に相談もしましたが、それぞれの作業が芝管理の一環であり、なかなか一部だけ取り出して任せるということは困難であるとのことでありまして現在に至っております。
 このような経過も含めまして、今後とも推進会の皆様にはいろいろ御協力をお願いしなくてはなりませんのでよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○副議長(苅谷哲夫君) 教育長。
      〔教育長 西森善郎君登壇〕
○教育長(西森善郎君) 西岡議員さんの御質問にお答えいたします。
 先ほどの御質問にありましたように、先日有沢駒雄先生、元教育長でございますが、出版祝賀会に御一緒にさせていただきました。ありがとうございました。あの折私もびっくりしましたけども、日本的に著名なスポーツ関係者が大勢いらっしゃいまして、さすが有沢先生だなとお互い思ったことでございました。感想でございますけれども、高知県の陸上競技はもちろんのことですけれども、高知県のいわばスポーツ史に名を残す先生ではないかと私は日ごろから思っています。教え子の健在ぶりも含めましてある時代を築かれた方ではないでしょうか。こういう方が当分といいますか、しばらく出てくるというような感じは私の中にはありません。西岡さん、どうお思いでしょうか。そのように思ってます。
 実は、これは全くスポーツと関係ないわけじゃありませんが、実は有沢先生は食育の大変な支持者でございまして、西森君、僕には西森君と言うたり教育長と言ったり日によって違うんですけれども、教育長、あれ食育は南国がええぞと、何がえいかと、ありゃ飯を食わさないかんですね。あの方、要するにどんぶり飯を食わさなかったら勝てんぞと言われるんです。あの方独特の思いがあられまして、多分若いときから、あそこは農家だったようですけど、しっかりどんぶり飯を食わせて育てたというのはあの人の自慢でもなかったかと思いますから、南国はこれから先もほかのもの食わせちゃいかんぞと、飯を食わせえ、飯を食わせえって言ってましたから、そのことが大変印象的でもありますし、これから先もやっぱりお米を大事にする食育を進めていかないかんなと改めて私も思っています。
 ファミリースポーツももちろん大切でございますけれども、やっぱり南国の役割というのはチャンピオンスポーツの振興ではないでしょうか。有沢先生もそのように特に大きな期待をしているだろうと思います。今日の南国市の場合を考えてみますと、今日の南国市の学校の指導者は私は理想的な配置になってるんじゃないかというふうに思ってます。多分その点については西岡議員さんも同じような評価をいただいてるんじゃないかと思いますが、何といっても最後には人じゃないでしょうかね。そういう点ではこれはやっぱり市長と一緒にこの人事配置も10年かかったというように私は考えてます。問題はこれから先、そのいわば指導者の黄金時代をどう継続していくかということが一番大きな課題じゃないでしょうかね。そのためにはもちろん市長にもしっかりお力添えいただかなければなりませんが、同時にこれは教育委員会はもちろんですが、議員さん方にもいろいろあそこにはいいこんな人材がおるぞとか、あるいは何とかとか、そこまで言うていいかどうかわかりませんけれども、そういう思いもいただくことも大事ではないかと思ってますが、有沢先生の出版祝賀会についての御質問の中から少しちょっぴり私の所見を述べさせていただきました。ありがとうございました。
 以上でございます。
○副議長(苅谷哲夫君) 昼食のため休憩いたします。
 再開は午後1時であります。
      午前11時56分 休憩
      ――――◇――――
      午後1時   再開
○議長(高橋 学君) 休憩前に引き続き会議を開きます。17番西岡照夫君。
○17番(西岡照夫君) 先ほどはそれぞれ御答弁をいただきましてありがとうございました。何点か2問目として質問をさせていただきます。
 選挙に関しての市長選、知事選を同日にやってはということに対しまして選挙管理委員長の方からはそういった方向で県の方にも働きかけていくという御答弁をいただきましたので、ぜひ実現をするようによろしくお願いをいたしておきたいと思います。反面、かなりの経費削減につながると思いますので、よろしくお願いをいたします。
 次に、空港の発着時間の変更についてでございますが、山崎企画課長の方から詳しく経過等についての説明をいただきました。3月議会にも質問をさせていただいて、それからの経過状況、そういったものも報告をいただきました。その中で気になるのはやはり延長するに当たって騒音問題が各地区からも出ておったというふうなことでございますが、これは2,000メートル、2,500メートルの拡張の折にも随分とそれぞれの関係地区から出された事柄でございまして、そのときに既に優先滑走路方式とか進入路についても一定の示された進行方向とかそういったものがあるわけでございまして、それに沿って現在も各航空会社が運航されておられるのか。やはり先ほど12地区と言われた地元との協議の中でも騒音の問題が出ておりました。それ以外のいわゆる南国バイパスを境に北側の部分、大そね甲の部分についてもそういった騒音問題が以前からありまして、ぜひその進入路については基準の進入路を守ってほしいということでございます。
 騒音の軽減方法については、1つに優先滑走路方式、2つに優先飛行経路方式、3つ目には進入路指示灯を設置する方法といったようなことが示されております。特に優先滑走路方式については追い風2.5メートル毎秒以下のとき風の方向に着陸する方式ということで、認可をされているのは次の3空港のみです。全国で松山、羽田、仙台。2の優先飛行経路方式、民家の上を避けて飛ぶということですが、これも羽田、伊丹、仙台。上の2方式については常々それぞれの地域から要望が出ておりますが、なかなかこれにはこたえていただけません。全国でも先ほど言ったような地域空港だけが指定を受けております。
 それで、3番目の進入路指示灯を設置する方法については、指定をされている進入コースを守って着陸をするということですので、これには全国でも第2種、第3種14空港に設置運用がされています。ぜひこの方式を高知龍馬空港でもとっていただきたいという要望でございます。それによってそれぞれの地域で出される騒音問題とかそういったことの軽減にもつながると思いますので、ぜひそのことについてもお答えをいただきたいと思います。
 現在進入コースについては、吾岡山以東に航空灯火を数個設置するということですので、そういったことをぜひ働きかけていただきたい。そのことによって高度の高いところで大きく旋回するためエンジン出力を小さくしフラップ騒音も減少するということで、技術的に騒音軽減が可能であるということですので、ぜひそのように要望をしていただきたいと思います。
 次に、スポーツ振興については、先ほど教育長の方からも御答弁をいただきましたし、また市長からは力強いお言葉もいただきましたので、ぜひそういった方向で南国市のスポーツ振興に御尽力をよろしくお願いをいたします。
 健康づくりについては2点お尋ねをしましたが、それぞれ報告をいただきました。また、健康づくりについてはたくさんの議員さんから質問もされましたし、その中でやはりそれぞれの課が連携をとり合って、やっぱり南国市全体でこの問題は取り組んでいかれるということを言われておりました。ぜひ関係する所管からなお一層の連携を密にして市民の健康増進のためになお一層の御努力をお願いをしておきたいと思います。特に、教育委員会でも体育指導員さんとかそういった方もおいでますので、そういった方との連携をとりながらぜひ健康づくりに励んでいただきたいと思います。そのことが医療費の抑制にも大きく寄与すると思いますので、お願いをしておきたいと思います。
 あとは御答弁いただきましたので、先ほど申し上げた内容についての答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(高橋 学君) 答弁を求めます。企画課長。
○企画課長(山崎正道君) 航空機の騒音軽減の運航方式の一つでございます優先滑走路方式につきましては全国で3つの空港で適用になっておりますが、高知空港の場合はそれに準ずるということになっておりまして、できるだけ気象条件等合致すれば優先滑走路方式を採用するということになっております。
 それから、進入コースを指定するという件につきましては、県と協議しまして早速要望いたしたいというふうに思います。優先滑走路方式につきましても徹底するよう国を通じて航空会社に要望したいというふうに思います。
 以上です。
○議長(高橋 学君) 17番西岡照夫君。
○17番(西岡照夫君) 済みません。1点抜かっておりました。
 高知龍馬空港の時間延長の問題ですが、高知龍馬空港については朝7時から午後9時までということでございまして、お隣の松山空港、それから高松空港についても1時間延長されておりますが、朝は7時半から夜は9時半までという、逆に夜が長くなったということですが、これは先ほどの地元の話し合いの中ではそういったことについての要望とかそういったことは出ませんでしたでしょうか。私はこれについては、3月にも言ったように、夜はできるだけ遅くならないようにという要望もしたと思いますので、そういった面の配慮がある面あったのかなということですが、その時点でもう既に午前7時から午後9時までということだったと思いますので、そんなことについての御意見なんかはなかったでしょうか。
○議長(高橋 学君) 企画課長。
○企画課長(山崎正道君) 朝につきましては、7時30分といいましても実際飛ぶにはエンジンをかけて誘導路で待機しなければならないということで、それが30分早まると朝から騒音がうるさいというふうな御意見、それから夜また延長しますと夏祭りの花火ができないではないかと、そういうことにも、地域のそういうような催し事にも影響するのではないかというような御意見がございました。
 以上です。