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検索結果 »  平成24年 第359回市議会定例会(開催日:2012/03/02) »

一般質問 3日目(西川 潔)

質問者:西川 潔

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(野村新作君) 5番西川潔君。
      〔5番 西川 潔君登壇〕
○5番(西川 潔君) 私からは、地域スポーツの振興と携帯電話の未受信地域への対策ということの2問について質問をいたします。
 昭和36年に施行されましたスポーツ振興法にかわりまして、昨年6月にスポーツ基本法が新たに制定、8月に施行されました。このことにつきましては、昨年の12月の定例市議会におきまして、西原議員さんからの一般質問にも出てまいりました。国は、スポーツ立国を目指しまして、国の国家戦略としてスポーツ施策を進めようというふうにしております。また、障害者スポーツの振興についても、特段の配慮を行うというようなことにもしております。南国市でも、スポーツ基本法の理念の実現を図るために、体制整備や施設の整備等について検討を固めるというふうにさきの12月定例市議会で教育委員会のほうから答弁がございました。昭和36年に東京オリンピックを前にいたしまして、スポーツ振興法が施行されましたが、当時の経済やもろもろの状況下は、今日のスポーツに対するものとは多少違うものだったというふうにも思います。経済が発展をしまして、だんだんと健康への関心やスポーツを楽しもうとする機運が高まる中で、国や地方自治体は十分なスポーツ施設の整備が間に合わず、昭和55年に公立の学校施設の開放事業、文部次官通知を出しました。これにより、一般市民が飛躍的にスポーツに楽しむ場所ができ、機会がふえた、このように私は理解をいたしております。現在、南国市でも、市の指定団体が管理をいたしますスポーツ施設や学校施設を利用いたしまして、多くのスポーツ団体が活動をいたしております。その中には、レクリエーションスポーツから競技スポーツ、これからの時代を担う青少年によるスポーツなどがございます。スポーツ施設の指導者によりまして、競技力の向上にも関係がいたします。現に香長中学校や北陵中学校の活躍のもとには、個人で開館、運営されております柔道館などの大きな功績があります。また、少年剣道や野球、少年サッカーなど、利益を顧みない献身的な指導者によりまして運営され、中学校や高等学校のクラブ活動へとつながっております。平成19年に策定をいたしました第3次南国市総合計画、市民と築くなんこく協働プラン第4章に情報提供体制などの充実、またスポーツ施設の整備充実及び管理体制の拡充が盛り込まれているところでございますが、地域でのスポーツ振興には、施設整備が必須でございます。さきにも申しましたが、学校施設の開放がなれば、市民がスポーツに親しむ機会は極端に少ないものになっていたということで、生涯学習からいただいた資料を見てみますと、地域や学校により多少利用度合いが違うものの、屋内体育館では、これは指定団体が管理している施設の利用者は入っておりませんが、スカッシュバレーとかソフトバレーのような趣味の世界から競技スポーツのバレーボール、この親睦競技団体が63、バスケットが12、バドミントンやドッジボールなどが26、剣道など武道が8、屋外運動場では、野球やソフトボール、サッカーなど37団体、学校設備の体育館、グラウンドはさきの教育委員会からの、教育長からのきのうの話もございましたように、学校の業務にといいますか、に支障のない限りでの開放ということになっておりますので、夜間、休日ということになるわけでございますが、ほとんど使われているような状態でございます。南国市は、特にサッカー競技は伝統的なものがございまして、盛んなところでございます。四国リーグ、県リーグに南国市は8競技団体ございますし、それに加えてシニアチームが数チーム、少年サッカーチームが6チーム活動をいたしております。北陵中学校グラウンドは、中学校のその部活動に加えまして、一般人サッカークラブが3チーム、現在87名を擁しております北陵少年サッカークラブ、南国市のソフトボールリーグ、1週間を通じてすきがないような状態でございます。また、大篠小学校も少年サッカーが100名を現在は超えております。少年野球、壮年野球がここで練習をいたしております。大篠小もでございますが、北陵中もでございますが、利用者からは照明が十分でない、また特に少年サッカーの指導者からは、スクールの子供数が多く、十分な練習ができないので、施設の利用日をふやせない、練習の方法にも制約をされ、試合形式の実践的な練習をすると、ほかの子供たちが練習をする場がなく不自由をしているというような話がございます。また、北陵中学校では、対戦相手のソフトボールチームから、照明が暗くて危険で試合ができないというようなことで試合を棄権されたというような話まで出てまいりました。ほかにも愛好者の多いテニスやジョギング、南国市には十分なその対する施設がございません。取り壊しをいたしました南国市民体育館も、早期に同じような施設が欲しい、現在は中央公民館で活動しています南国葵剣友会、これは小学校の剣道教室の指導者からの要望でございますが、私も剣道教室、現在練習していますその中央公民館に先日行ってみました。少年たちの居合い道の練習日でございましたが、公民館の床が老朽化をしております。剣道の練習の際にも当然影響があるというふうに見ましたが、子供たちのためにせめて中学校校区の範囲内にそういうような施設が必要だというふうに思いました。
 そこで、多くの市民の方がスポーツに親しむのには、施設や設備、道具、このようなものが必要でございますけれども、その施設の充実と南国市のスポーツ普及についてどのような思いを持っておられるのか、市長、教育長にもお伺いをいたしたいというふうに思います。
 また、生涯学習課長には、南国市のスポーツ施設の利用について、現在、スポーツ団体等からどのような要望が寄せられているのか、課題も含めてお聞かせを願いたい。
 1問をこれで終わります。よろしくお願いいたします。
 済みません、2つ目の携帯電話の地域解消ございましたので、済みません、失礼します。
 皆様も御存じのように、高知県は、平成24年度から中山間の総合対策本部の本部長を副知事から知事に交代をいたしまして体制を拡充しまして、中山間地域の集落機能を維持する活動拠点、集落活動センターを高知県内全域に広げていくなど、高知県の中山間対策を抜本強化し取り組むようにいたしております。本市の中山間地域上倉、瓶岩地域は、人口合わせても2,000人足らずですが、面積は市の2分の1を占めておるところでございます。この地域は、南国市の中でも特に高齢化や公共交通、農林業対策など、南国市の課題を先行して抱えておるところでございます。この課題解決のためには、南国市の行政機構の中で、中山間対策のための係を創設するなどして、中山間地の総合的な視点から対応する必要があるのではというふうに考えているものでございます。平成24年度の機構はもう決まっておりますので、このことにつきましては、次の機会、議会なりでやりたいというふうに思っておりますので、答弁はございません。先ほど申しましたように、中山間地域対策を南国市では縦割りの行政で行っております。中山間地域の携帯電話の未受信地域解消などについては、特に庶務要綱に定めていない、どこの課にも属する仕事ではないということになりますので、企画課の担当ということになろうと思いますが、よろしくお願いをいたします。
 携帯電話は、執行部の皆様も同僚議員の皆様も恐らく全員お持ちだというふうに思います。現在の生活には不可欠なものとなりました。携帯電話会社が次々と中継所を建て、新しいシステムに対応できるよう、また利用者の利便性を図るようにはしております。しかし、その一方、地理的な条件や携帯会社の採算上の問題により、市内でも携帯電話が利用できない地域がございます。これらの地域が携帯電話の受信エリアにいれば、そこに住む住民だけでなく、交通事故などの非常時、山林での仕事において非常に役立ちます。森林組合等の会合でもたびたびそのような話も出てまいります。
 そこで、お伺いをいたします。
 南国市では、各社の南国市内の受信地域の把握はできているでしょうか。また、行政として、今まで未受信地域の解消についてどのような取り組みをしてきたでしょうか、お聞かせください。
 以上で1問目を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 西川議員のスポーツ施設の充実についてということで、スポーツ全般について私の考え方を述べよということでございます。
 南国市は、いわば総じてスポーツは高知県で盛んな地域に入っておると私はそんなに認識をしております。ただ、一口にスポーツと言っても、ほとんど道具の要らない種目から、そこに一定条件のものが要ることもありますので、これから例えばグラウンドで行うスポーツでありますサッカー、これは過日北部の北陵少年サッカーですか、そういうクラブチームが実情を訴えて私のところに参ったわけでございますが、いかんせんスポーツ施設といいますか、グラウンドが飽和状態といいますか、それぐらい盛んなと、裏を返せば、だということだと思いますが、これらの解決に向けて、子供のときからいろんな種目に親しむ状況、環境整備を私もできるだけやってまいりたい、そのように思っております。昨年でしたか、地域との懇談会ということで、稲生地区に出てまいったときも、稲生小学校のナイター設備の充実、もう少し明るくというようなことが出てまいりました。当然、生涯学習課のほうなり教育委員会で取り組んでくださると思っておりますし、一つ一つそれらの問題には取り組んでまいりたい、以前にもお話ししたかもわかりませんが、サッカーグラウンド、専用のグラウンドはなかなか難しいわけでございますけれども、物部川の河川敷、少し遠いわけですが、土曜、日曜日あたりにはよそのチームとの交歓試合なんかもできるようにということで、ただいま建設課のほうで特に建設課長が直接取り組んでくださっておりますので、これも2面ぐらいできるわけでございますので、早期の実現を図りたい、そのように思っております。この間来ていただきました北陵の少年サッカーの問題につきましては、どうもほかに久礼田小学校のグラウンドナイター設備をつけるだとかという工夫をすることによって対応するしか早い問題解決はないのではないかと、このように思っておりますので、西川議員さんにも御協力を願って、これからその整備を早く完成させたい、そのように思っております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 教育長。
      〔教育長 大野吉彦君登壇〕
○教育長(大野吉彦君) 西川議員さんの地域スポーツの振興、施設の整備充実、特に北陵中学校の学校開放についての御質問に市長が御答弁されたとおりでございまして、私が補足する部分はと思うんですが、御指名いただきましたので、御答弁させていただきます。
 実は、北陵中学校の過密な使用状況につきましては、私も以前在籍しておりましたので、西川議員さんの御指摘のとおり、その過密の状況は承知いたしております。その当時は、サッカー、ソフトボールを南北にグラウンドを分けてお使いをいただいたり、サッカーの2チームを合同で、ソフトボール2チームを合同で、練習試合や合同練習をしていただくなど、また屋内体育館につきましては、バレーボールチームにつきましても多数ございまして、同様に御協力をお願いしてきた経過がございます。現在の状況につきましては、さらに平日の放課後や土日を含めた休日にサッカーやソフトボールでさらに部員もふえてグラウンドを使用しておる状況がございます。その過密状況の解消に向けた方法としましては、先ほど市長が御答弁申し上げましたように、久礼田小学校の照明と北部地域へのサッカー施設等要望としてあることは承知いたしておりますので、ただこれは多額の予算を伴うことでもございますが、市長御答弁を受けまして、今後市の財政状況を考えながら検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 谷合成章君登壇〕
○生涯学習課長(谷合成章君) 西川議員さんのスポーツ施設の整備充実、またスポーツの推進に向けての御質問にお答えいたします。
 まず、スポーツ施設への要望や課題は、市としてどのような把握をしているかということでございますけれども、現在の状況は、個人、またはスポーツ団体、南国市体育協会、南国市体育指導委員、地区体育会からの要望や意見により課題等を把握しております。市長答弁のありました稲生の整備につきましては、照明が暗いということも今年度お聞きしまして、2灯のランプの取りかえを行いまして、修理は完了しております。そうした一定の費用がかかるものにつきましては予算要求を行い、これまで整備や充実を行ってまいりました。しかしながら、多額の費用がかかる新しい設備とか施設につきましては、市単独予算では充実できるものには限りがございます。市長、教育長が申し上げましたとおり、今後の国の施策の進展が待たれるところでございます。
 次に、生涯スポーツの推進でございますが、南国市におきましては、地区大会や地区公民館の推薦を受けて委嘱をしております体育指導員が現在28名おります。これまでもスポーツの振興のために御尽力をいただいておりますが、今後とも新しい時代のスポーツ推進のため、その役割としての重要度はますます高まっております。さらに、御承知のとおり、昨年4月から市民が気軽に運動が楽しめるクラブとして、総合型スポーツクラブ「まほろばクラブ南国」がスタートしておりますが、昨年12月からは、特定非営利活動法人として設立登記が完了し、南国市文化とスポーツ振興NPOの発展した組織として市民との連携、協働により、新しい時代の生涯スポーツ社会の実現を目指し取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 企画課長。
      〔企画課長 西山明彦君登壇〕
○企画課長(西山明彦君) 西川議員さんの携帯電話の未受信地域解消についての御質問にお答えいたします。
 西川議員さんからは、縦割り行政の中で、担当がないというようなことで、情報政策に携わっております企画課のほうでお答えしたいというふうに思います。
 携帯電話は、身近な通信手段として急速に普及し、サービスエリアにつきましても、携帯電話事業者によって年々拡大されております。高知県における平成23年12月末現在の人口普及率は、四国通信局の調査で79.9%となっておりまして、1.25人に1人、5人中4人が携帯電話を利用しているというような計算になります。市内の携帯電話の受信地域、未受信地域の把握につきましては、携帯電話事業者が公開しておりますエリアマップ等では確認しておりますが、実際に行政のほうで受信状況を調査はしておりません。また、エリアマップによりますと、西川議員さんの御指摘がありましたように、黒滝地区など市北部の山間地域などで採算性の面などから整備が進んでおらず、携帯電話サービスが一社も提供されていない地域が幾つか存在しております。行政として、携帯電話事業者にエリア拡大を要望するといったような積極的な取り組みは今までできておりません。携帯電話は、今や生活に欠かせないものとなっております。議員さん言われましたとおり、そこに居住していらっしゃる皆さんのみならず、さまざまな要件でその地を訪れる方々の通信手段ともなります。さらに、生活に役立つようなさまざまなサービスが受けられるばかりでなく、緊急時や災害時における連絡手段あるいは情報収集手段ともなり得るなど、社会的な役割も大きくなってきております。したがいまして、通信手段や情報伝達手段としての携帯電話の有効性をかんがみ、行政としましても、未受信地域の解消に向けて、携帯電話事業者に働きかけるなど、対策を講じてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 5番西川潔君。
○5番(西川 潔君) スポーツ団体等からの意見、要望につきましては、しっかり取り上げていただきたいということをお願いをいたします。
 少年スポーツの団体の責任者、大変その運営とかに苦労をされております。私も以前に少しお手伝いをしたことがございましたが、少年サッカークラブでは、週に3回ほどの練習に加えまして、土日曜に実施される大会や練習試合、ほとんどが南国市外でやられます、県外もございます。移送手段のやりくり、このようなものにも苦労してもらってますし、サッカー協会への個人登録料、またチーム登録料負担、夜間照明費の徴収やゴールポストといいますか、それからゴールネット、今子供用のゴールですので、試合時に着用するユニホーム、その他の用具等、自前で構えておるのが現状でございます。ほかのスポーツ団体もそのようなことと思いますけども、私がサッカーのことをよく知っておりますのでそのことを言いますが、子供たちの練習時だけでなくて、練習場への登校や下校の際の安全への配慮、挙げれば切りがございません。指導者が悩みますのは、これらの経費負担が重たい家庭への子供への対応でもございました。一定チームの中で配慮する、照明料なんかのときには配慮するじゃということもできますけれども、少年サッカーでは競技力の高いといいますか、将来性のある子供、5年、6年生になりますと、高知県の選抜とか東部選抜とかというような形でよりレベルの高いチームと対戦をさすとか、トレーニングをするために遠征するようにも毎年やっております。このようなとき、選抜チームに選ばれても、お金の問題で行くことができない子供が出てまいります。これだけはほかの保護者に負担をしてもらうわけにはいきませんので、子供にとっては不条理といいますか、理不尽なことでございまして、このようなことなどを経験をしながら、子供はたくましくスポーツを通じて成長していくわけでございますが、私の思いでございますけれども、南国市はこのようなスポーツへの市のかかわり方が自治体として比較的少ないんではないのかというふうに私が関係した関係者と先ごろも話をしたわけでございますが、思います。香南市では、希望するすべての子供がスポーツにできるようにと、また子供からお金を徴収するのはおかしいというようなことで、スポーツ少年団補助金というものを構えまして、そのものを登録料やナイターの照明料に充てるというようなこともしているようでございます。スポーツ団体から、先ほども広範に要望や意見を聞くようなことを、場を設けていただきたいということと、またスポーツセンターのサッカーの夏場の点灯のことやら、先ほど言いました旧市民体育館にかわる施設の建設をしていただきたいこと、たくさんの要望がございます。この施設の利用の件では、施設の利用料については、南国市立の公民館の設置とか管理条例がございまして、その中での費用を決めてございます。公民館の場合は、あこは500円だと思いますが、また小学校の施設の場合にも、照明料などの徴収をしております。これも電気代だというふうに思いますが、このようなものについても、少年スポーツについては何らかの配慮がいただけないものかということもお願いをいたしたいというふうに思います。
 携帯電話のほうでございますが、取り組んでいただけるということで、私2問目はないですけれども、七、八年前になりますか、中谷地域で、奈路の奥の、企画で対応してくれまして、NTTドコモさんとかけ合っていただきまして、中継アンテナを立てることができました。国も携帯電話等のエリア整備事業において、地理的な条件や事業採算上の問題により利用することが困難な地域においては、携帯電話等を利用可能とする普及を促進するということで、徳島県の三好市等では、国の事業を使って未受信地域の解消を行った例もあるようですので、よろしくお願いしたい。また、なぜ欲しいかというところを少し説明いたしますと、黒滝地区で実際あったことでございます。私も聞いた話ではございますが、大改野部落で急病人が出まして、市の救急車を要請しましたところ、救急車は大改野部落への入り口、なかなか中ノ川からUターンして、地理を御存じの方はわかると思いますが、そこがわからずに、第1の林業の専用道路に入っていった。それから、今度は鎖が張ってございますので、Uターンをして今度は営林署の林道に入ったと。また今度も入り口がわからずに黒滝橋まで戻って、昔の森林鉄道の軌道敷のほう入ったところで郵便局員がそれに気がついて誘導して大改野にたどり着いた、こういうようなこともございましたし、それから比較的最近のことでございますが、早朝の6時過ぎに救急車を要請をしたところ、そのときはスムーズに集落まで行ったようです。ところが、車が太いために、また運転手が極端に道が狭いので岸のほうに寄ったんでしょうね。岸側の両輪がパンクをした、このようなことがあって、そのときは何とか無線がつながって、新たな救急車を手配ができた。しかし、無事に医大へ搬送したときには11時近くになっていたというようなことで、これは国府地区の親戚の方がちょうど携帯電話を持って上に上がったときにその現場にいまして、携帯電話がつながればこういうことも何とかなったんじゃないかと。それから、ほんの最近ですが、直近ですけれども、同じ地区で軽四トラックが川のほうに落ちまして、ちょうど池知林業の方がその大きな音に気がついて救出をされた。そのときもやっぱり携帯電話を持っておられた、その人が。ですけども、結局民家に行って電話をかけないといけない、このようなことで、何とかそういうことがあれば非常に有効な手段になるというふうに。私のすぐ近くにNTTドコモの施設警備部長さん、元、おられまして、この話をいたしますと、やはり企業にも社会的な役割もあるので、市から要請があれば、受信電波の調査とか中継所の建設については一定考えるのではないかと。実は中谷地区をやってこられた、中継所を建ててくれた方がこの方がございまして、そのようなこともおっしゃっておりましたので、私も一緒にそういうところについての仕事は協力をしてやっていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。
 済みませんが、教育委員会のほうに質問した部分についてお答えを願えますか。
○議長(野村新作君) 答弁を願います。生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷合成章君) 市民体育館のスポーツ施設の建設についてでございますが、スポーツ体育館跡の地域につきましては、第一種中高層の指定でございまして、つまり住宅地でございまして、体育館及び文化ホールについては建設ができません。
 あとスポーツについての小学生の補助金とか、そういった軽減についてでございますが、これもまた御提案をいただきましたことをよく検討いたしまして、できるだけ前向きに検討をしてまいりたいと思います。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 5番西川潔君。
○5番(西川 潔君) 今度スポーツ基本法に従って、スポーツ推進計画というのも立てるということにもなろうと思いますが、その際には、スポーツ団体や各種の少年スポーツの携わってこられた指導者の意見を十分お聞きする、取り入れるということもお願いしたいし、特にスポーツに親しむ者は、自分たちも一緒になって行政やそれぞれの加盟するスポーツ組織と連携をしてよりよい環境をつくろうということにしております。先ほど市長からも大変喜んでおりますが、物部川の河川敷にグラウンド2面をとっていただけるということで、サッカーに携わっている者も皆喜んで非常におりますけれども、南国市のそのサッカー関係者では、この物部川の河川敷につくっていただけます1面の人工芝、もう一面の部分に自分たちでもう芝を植えようということで準備もいたしております。スポーツの振興とあわせて、市民の健康や生きがいづくりのために、一層の計らいをお願いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いをいたします。