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検索結果 »  平成23年 第357回市議会定例会(開催日:2011/12/09) »

議案質疑


○議長(野村新作君) この際、議案第1号から議案第18号まで、以上18件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。10番村田敦子さん。
      〔10番 村田敦子君登壇〕
○10番(村田敦子君) 1号議案、23年度の補正予算についてお尋ねをいたします。
 17ページの歳入の固定資産税についてお尋ねをいたします。
 土地1,860万8,000円減額、償却資産2,973万1,000円の減額、合わせて4,833万9,000円の減額となっております。過去3年間の12月の補正では、平成20年度は土地151万6,000円、家屋441万6,000円の減額で、償却資産は4,231万6,000円の増額、合わせて3,638万4,000円の増額、平成21年度は増減なし、平成22年度は土地128万9,000円の減額、家屋613万1,000円の増額、償却資産が1,245万3,000円の増額、合わせて1,723万4,000円の増額となっております。
 歳入も歳出もこれまでの経過を踏まえて予算を立てていると思うのですが、なぜ23年度の固定資産税は大きな減額となっているのでしょうか、お聞きをします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。税務課長。
      〔税務課長 川村英嗣君登壇〕
○税務課長(川村英嗣君) 村田敦子議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず、土地でございますが、土地の最近の下落が大きくなってきたというようなところで、下落率の計算をしておりましたが、一方では見直しの中で上昇する部分も見込んでおりました。それで、最終的に一応データを処理したのが3月31日、これは4月、5月の縦覧期間にあわせて最終の決定をしたわけでございます。それから、これが大きな減額の部分だけで、増額がなかったという部分で大きく1,800万円余りの減となっております。
 それから、償却資産でございますが、償却資産を当初予定しておったときには、1つ大きな会社、約2,000万円ぐらいの償却があるところで社名変更があったんですが。この社名変更があったときに変更というのがすぐわかってなくて、両方の申告書があったわけで、そこでダブルカウントしておったと。ただ、課税におきましては、課税を発送する時点ではわかっておりましたので、その分が約2,000万円余り、それから総務大臣の配分というのがございまして、この中には航空機とか船舶、電力、通信、こういうようなものが総務大臣配分としてございます。この部分が通年よりはぐっと下がっておったということで、償却資産2,900万円余りが減額になった次第でございます。
 9月議会ではなかなかそこのときには歳入歳出、歳入の部分でほかの部分、例えば法人市民税では1社で1,000万円ぐらいの還付になったりする場合もございまして、そのあたり全体的に見ながら12月議会の提出とさせていただきました。
 今後、来年度につきましても非常に土地とか償却資産の落ち込みも見込んでおりますが、今後こういうことができるだけないように、常に気を配りながらやっていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
 以上とさせていただきます。
○議長(野村新作君) 18番土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 歳出第9款消防費、第1項消防費について質疑を行います。
 3目の消防施設費が備品購入費で8,333万4,000円もの高額が減額補正が出ております。高機能消防指令システム購入費と出ておりますが、土木工事のように正確に予算の積み上げができないことはわかりますが、余りにも高額なので、中身について御説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。消防長。
      〔消防長 洲賀崎勝男君登壇〕
○消防長(洲賀崎勝男君) 土居議員さんの高機能消防指令システム購入費についての御質問にお答えをいたします。
 当システム購入に当たりましては、南国市と同規模の他の自治体消防本部の前例を参考にしまして予算計上を行うため、同規模でのシステムの見積金額を現在使用しております指令台の納入業者であります協和テクノロジィズさんに提示をしていただいたものです。
 その後、公募型プロポーザル方式によりまして企画、提案、説明をいただきました3業者の中から、委託事業者選定審査委員会におきまして随意契約の相手方となる候補者が選定をされました。そこで提案されました金額と当初の予算額との差額が8,117万6,000円の減額になったものでございます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 議案第4号南国市国民健康保険特別会計補正予算についてお尋ねをいたします。
 2点お聞きをいたします。
 まず1点目は、この提案理由によりますと、今回の増額計上は療養給付費等の増による保険給付費1億5,945万3,000円の増額でありますが、この療養給付費負担金、この内訳が国庫支出金2,127万1,000円、そして療養給付費交付金8,576万3,000円、そして共同事業交付金5,454万3,000円ということで、この増額になった給付費の増に対する手当てができる交付金、3つの交付金があり、その上で一般会計からの繰入金582万4,000円を減額をされているわけですけれども、これは通常療養給付費がふえたので保険税を上げるということで言われてきたわけですが、この予算だけを見ると、給付費に充てることができる交付金等というのがあるのではないかということを思いました。そのあたりの御説明をお聞きをしたいと思います。
 2点目は、今回質問でも繰り入れはできないという答弁でしたけれども、このままいきますと、来年度は引き上げることになるのではないかと思いますが、引き上げる予定になっているのかどうか、それとどれくらいの負担増を想定をしておられるのかお聞きをいたします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市民課長。
      〔市民課長 田中倫代君登壇〕
○市民課長(田中倫代君) 福田議員さんの御質問にお答えいたします。
 補正予算書では、増額した国庫負担金、療養給付費交付金、共同事業交付金の増額によって赤字になることはないのではないかという御質問だと思います。
 今回補正しました歳入の増は、一般被保険者の医療費に対する国の負担金である療養給付費等負担金、退職者医療費に対する社会保険診療報酬支払基金からの療養給付費交付金、高額な医療費に対する共同事業交付金になっております。
 それぞれ増加した医療費に対し、国、社会保険診療報酬支払基金などからはある程度支払われる金額はふえると見込まれます。ただし、福田議員さんの一般質問でもお答えしましたように、当初予算で組んでおります国庫補助金の調整交付金につきましては、全国の保険者の状況により係数が掛けられ毎年変わっております。通常2月中下旬に申請し、決定は3月末になりますが、ほかの保険者の状況により本年度は当初予算額より大幅に減額される可能性があります。
 また、これから季節インフルエンザの流行時期に入り、1月分、2月分の医療費の動向もわかりません。
 今までは国保財政調整基金があり、赤字が出た場合は基金からの繰り入れができました。しかし、23年度から国保財政調整基金はなくなる見込みですので、赤字になった場合は24年度予算の繰上充用となります。
 2点目の赤字になった場合は引き上げる予定があるのかという御質問ですが、今のところ引き上げる予定をしております。
 引き上げ額はということですが、不足額は約5,000万円程度だと考えております。今までは赤字の補てんとして国保財政調整基金から基金の取り崩しを行い繰り入れを行っておりました。しかし、基金がなくなる状況ですので、一般会計からの赤字補てんの繰り入れがない場合、このまま赤字を残しておきますと後々被保険者の過重な負担となり、累積赤字をつくることとなります。いずれ解消するためには、大幅な税額の引き上げが必要となってきますので、累積赤字をつくらないよう大幅な税額の引き上げをしないためにも、必要最低限の5,000万円程度の引き上げによる増収を考えております。
 国民健康保険は特別会計になっておりますので、特別会計の原則に沿って今後も運営協議会等で検討し、御意見をいただいていきたいと思っております。御理解をお願いいたします。
○議長(野村新作君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 答弁をいただきましたが、今回は市長に答弁をいただいておきたいと思います。
 さきの国保の審議会に出された資料によりますと、24年度以降の財源不足に対しての備えをしておく必要があるというふうに国保の現状については結んでおられ、先ほどの課長答弁のように、来年度はまた引き上げるということになるわけですけれども、私はこれまでずっと国保の加入世帯の所得の低いこと、5割以上の方が減免世帯であるということなども含めて引き下げることをずっと要求をしてまいりましたが、再び引き上げることになれば、これは市民の皆さんの合意をいただくことはできないと思いますが、そのあたりのことを市長にお聞きをしておきたいと思います。
 収入は減った。また、南国市の税率の高いことも数字を上げて一般質問でも出しましたけれども、ぜひ引き上げてこれ以上市民負担をふやすのではなくて、よその自治体がやっているから南国市もというとこれは市長も一番嫌う方法ではあるんですけれども、市民負担を避けるという意味ではとれるべきやり方としては、国が負担金をふやさない以上、南国市が独自に底を支えていくということが必要になってくると思います。
 前回基金が0円になるということに急いで引き上げをされました。しかし、そのときには国からのお金も入ったということで若干お金が残るという事態もあったわけですけれども、今回やはり24年度以降にそのために備えをしていくというのが、特に今この苦しい財政の中で支払いをしておられる皆さんに納得をしていただけるかどうかというのは疑問です。
 先ほど課長からは、引き上げるというふうに答弁あったわけですけれども、私はもう一度市民の現状を考えて市長がどのような判断をされるのかお聞きをしておきたいと思います。
 以上です。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) これは福田さんと私の考えの根本的な違いでございますので、これは論議にならんかもわかりませんが、私はこの国保の制度、皆保険制度というものを根本的に制度上の問題として考え直さなければならない問題は確かにあろうかと思います。それは、いわゆる国保運営の中で国からの財政援助をどういうようにしていくのか。今の国保財政の成り立ちでいいのかどうかという、これは制度上の問題ですが、これが国からこれ以上の財源が望めないから一般会計で補てんせよというのは、これは国保会計というものをそもそも独立運営、特別会計でやりなさいという制度上の問題を私は否定するものだと思っております。
 私は、私自身がこの財政運営の責任者として、赤字になりそうだから一般会計からもっと入れろというのは、国保制度そのもの、つまり皆保険制度というものを否定することにつながっていく。ですから、国保は一定独立した皆保険制度での財政運営をしていくべきであるという考え方に立っておりますので、ルール分といいますか、そういう人件費であるとか、そういうものについては交付税上措置もされておりますので、その分はきちっと面倒を見ていかないかん。それ以外は、やはり皆さんの税金で運営していく皆保険制度であるということでありますので、これが崩れますと、アメリカは今どういうふうにやっておりますかね、保険会社と個人契約でやっておるでしょう。ですから、高い高いと言われる。確かに高いでしょう。高いでしょうけれども、これによって市民の方が1割、2割、3割負担で済んでおるということも考えないと、自分たちの医療費が一体幾ら要っておるのかさえ知らない人がたくさんいるんではないかと思うんです。
 ですから、私はこの制度を存続すべき立場に立っておりますので、これは今度のTPPでも物すごく医療界から心配されておる部分があるんですねこれ。このTPPは農業問題だけじゃないんです。アメリカは絶対にこの保険会社の参入、医療界への、保険業界への参入ということを強く迫ってくるであろうと言われております。そういうようになったらどういうことになるかということを考えて、国保財政の健全化というものをもっと追求していかなければならないし、それから我々国保のほうで大変努力もしております。後発医薬品を使う問題であるとか、そういう細かいこと、それから皆さんの日常かかっておる医療費が実際はどれくらいかかっておるのか、そういうこととか、いろんなことで、それからまた医療機関にお世話にならないための健康づくりをするとか、運動に取り組むとか、いろんな部分でやっておるわけでございますので、私はこれは今度赤字になるということがほぼ確定的でございますので、私はこれはこれで皆さんが皆保険制度というものを尊重してやっていくしかないんではないかと思っております。
○議長(野村新作君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 市長のお考えはよくわかりました。ただ、私がいつも言ってきたのは、制度はこれです、決して市民の皆さんが安心して医療にかかれる、先ほど1割、2割、3割負担をすれば医療にいつでもかかれる保険であります。介護とは違いますから全国どこでもかかることのできる皆保険として保障されているものですから、それは制度としてはその立場でやらなければならないけれども、南国市の市民の財政はなかなかそうはいかないというのを今までずっと言ってきて、こういう声を聞きとめたところは自治体独自の繰入金を国保に使っている金額と同じぐらい繰り入れてやっているわけです。
 市民の健康を守るためには、やはり先ほど市長言われたように、みずからの自覚もありますし、健康づくりを進めていく、それはあわせて国保も引き下げる。ですから、こういう健康に対する取り組みにも一緒にやりましょうということで、同時に予防事業と一緒に進めていくべきではないでしょうか。
 お金のことになりますと、なかなか病院にかかっておられる方は引き下げというのを言いにくいんですね。もう何十年も病院にもかからずに払ってきながら、いざ病院にかかるようになると医療費がふえ続けるということを言われるわけですから、なかなかそのことを言葉にしにくい方もおいでになるんですが、安心して病院にかかれる制度を守るためには、やはり市民の実態も見据えた中で繰り入れも含めて引き下げを考えなければならないのではないかと思いますが、ここで市長にお聞きをしても、多分先ほどのお考えだと思いますが、ありましたらお聞きをしたいですし、ぜひ引き下げに向けて検討をしていただきたいということをお願いをして終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) この間何かの御答弁で申し上げましたが、福田さんの言われることはわからんではないですが、高知県で財政力が2番目に高いと言われておる南国市でさえ0.5何ぼですよ。そうした地方の一番弱い財政力のところが、国保会計へ国保が上がるからといって財政的な支援をしてたらどういうことになると思います。市道も全然直してないじゃないかと言われるようなこういうこと、子育て支援もこれからせないかん、高齢者対策もせないかんときに、私はそういう考え方には立てないです。責任がありますから。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑はありませんか。19番福田佐和子君。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 1点お伺いをしておきます。
 補正予算のページ17ページですが、施設介護サービス給付費、これは施設サービスが減ったというふうに勉強会ではお聞きをしたわけですけれども、その中身について、例えばどの施設で何人の方が減ったということがわかれば教えていただきたいと思います。その1点だけお願いします。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。長寿支援課長。
      〔長寿支援課長 山内幸子君登壇〕
○長寿支援課長(山内幸子君) 福田議員さんの施設サービス費の減額についての御質問にお答えいたします。
 施設サービス費が減額をされているところでございますが、これは御承知のとおり、介護療養病床が23年度末で廃止になるという方向に向けて、医療機関が転換等を進めている中で利用者が減ってきているというものでございます。
 人数でございますが、現在70名ぐらいの利用者がおりますけれども、予定としては100名ぐらいを見込んでいたところが、見込みよりも少なくなったということで減額をさせていただいております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 議案第6号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第6号の質疑を終結いたします。
 議案第7号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第7号の質疑を終結いたします。
 議案第8号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第8号の質疑を終結いたします。
 議案第9号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第9号の質疑を終結いたします。
 議案第10号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第10号の質疑を終結いたします。
 議案第11号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第11号の質疑を終結いたします。
 議案第12号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第12号の質疑を終結いたします。
 議案第13号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。7番高木正平君。
      〔7番 高木正平君登壇〕
○7番(高木正平君) 議案第13号の南国市スポーツ推進審議会条例につきましての質疑で、第2条任務の規定についてお伺いいたしたいと思います。
 スポーツ基本法のポイントの一つとして、障害者スポーツを法律の対象と明記したこと、またスポーツとして行われるレクリエーション活動が法律に明記されたこと、いずれもこれまでには規定がないものでございました。身近に親しみ、地域の人々の交流の促進など地域スポーツの推進などが理念に掲げられております。
 これらのことから、本条例第2条任務の条文に、スポーツの一言で表記されておりますスポーツにレクリエーションスポーツや障害者スポーツの表記を加えるべきと思いますが、このことでの質問でございます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 谷合成章君登壇〕
○生涯学習課長(谷合成章君) 高木議員さんの南国市スポーツ推進審議会条例に関しての御質問にお答えいたします。
 第2条任務の条文にスポーツレクリエーションの推進や障害者のスポーツに関する任務の記述がないとの御質問でございますけれども、まず今議会におきまして西原議員さんへ御答弁申し上げましたとおり、スポーツ基本法が8月24日に施行され、現在高知県下におきましても例規整備が進められているところでございます。
 スポーツ基本法につきましては、5章35条から成っておりまして、高木議員さんおっしゃられたように、前文の中ではすべての人にスポーツを楽しむ権利を認め、時代の変化に対応してプロや障害者の選手も対象とするとともに、スポーツを生かした地域再生や医療費削減の実現で新たなスポーツ文化の確立を目指しております。
 こうした状況の中で、高知県スポーツ推進審議会条例が平成23年10月18日条例第35条で改正されておりますけれども、内容や構成は今回提案させていただきました南国市と同様でございまして、その第2条の任務の中にも、高木議員のおっしゃられたスポーツレクリエーションの推進や障害者のスポーツに関する任務の記述はなく、その内容につきましては、南国市と同様、全各号に掲げるもののほか、スポーツの推進に関し必要な事項という項目に含まれております。
 今後につきましても、高知県と同様に各市町村で条例改正が進められていくと思われますが、南国市におきましてもスポーツ基本法の理念に基づきまして、生涯スポーツを推進してまいりますので、何とぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 7番高木正平君。
○7番(高木正平君) 今御答弁をお聞きしながら思うことですけれども、議案第13号の条例の第2条のこの任務、(1)、(2)号ですけれども、スポーツ基本法に基づく新たな規定だということは承知いたします。
 さらに、その2条の任務を見ておりますと、(3)から(8)号まではスポーツ振興法に基づいた現行の南国市スポーツ振興審議会条例の条文と全く一字一句同じなわけです。最後の9号に至っては、これまでの条例が振興条例ということで振興であった表記が推進条例にかわることで推進とかえただけ。県もそうだというふうにおっしゃっておるように伺いましたけれども、これまでの振興法が基本法に、振興審議会が推進審議会にかわったその三十数年のこれまでの法律の状況から今日的な改正になったわけですので、やはり南国市の条例としましては、推進の本質をとらえたような任務の条文を表記すべきというふうに考えるところです。
 スポーツ基本法は、レクリエーション活動のことも障害者スポーツのこともいずれもこれまでに規定がないものが新たに規定されたわけですので、そのことからもスポーツの推進が図られるような対象としてやはり表記すべきと私は思います。いかがでしょうか。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷合成章君) 先ほど高木議員様から、私の答弁の中で、やはり南国市としてはスポーツ基本法が全面改正なので、新しい理念を盛り込まれたらということだったと思われます。
 高知県のスポーツ審議会条例も、振興を推進に入れかえたということで、中身につきましても新たな内容は南国市と同様でございまして、例規整備の手法にのっとりまして、やはり新たな法律ではございますけれども、推進審議会条例をこういう形で施行させていただきまして、中身としてこれからの生涯スポーツの推進を進めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 7番高木正平君。
○7番(高木正平君) 奮い起こすから推し進めるというふうに非常に積極的に法律が改正されているということを踏まえても、やはり私としては市民の方々のスポーツの推進を実際支えるというか、推進しておられる体育指導員の方にも伺ったことですけれども、この方々の活動の中にも、身近なスポーツに取り組んでいくためにもこのたびの改正に伴うスポーツレクリエーション活動あるいは障害者スポーツというものの必要性が高まっている現実の中では表記の必要性があるということを非常に期待の思いも持ってお話を伺ったこともあります。
 生涯学習課長が言われるように、これまで社会教育法では随分前からレクリエーション活動については明記されておりますけれども、スポーツの法律では本当にこのたび初めてのことですので、ぜひとも普及奨励すべきこととして明記していただきたいという思いを持ちます。なお、常任委員会でも御審議願えればという思いで終わります。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第13号の質疑を終結いたします。
 議案第14号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第14号の質疑を終結いたします。
 議案第15号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第15号の質疑を終結いたします。
 議案第16号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第16号の質疑を終結いたします。
 議案第17号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第17号の質疑を終結いたします。
 議案第18号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第18号の質疑を終結いたします。
 これにて議案に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより採決に入ります。
 議案第18号を採決いたします。本案は推薦に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第18号は推薦に同意することに決しました。