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議員提出意見書
議発第1号
○議長(野村新作君) ただいま議発第1号の意見書が提出されましたので、お手元へ配付いたしました。
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議発第1号
暮らし・農業・地域を破壊するTPP参加に反対する意見書
上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。
平成23年11月7日提出
提出者 南国市議会議員 西 岡 照 夫
賛成者 南国市議会議員 浜 田 和 子
〃 〃 田 中 徹
〃 〃 岩 松 永 治
〃 〃 西 川 潔
〃 〃 中 山 研 心
〃 〃 前 田 学 浩
〃 〃 岡 崎 純 男
〃 〃 浜 田 勉
〃 〃 福 田 佐和子
南国市議会議長 野 村 新 作 様
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議発第1号
暮らし・農業・地域を破壊するTPP参加に反対する意見書
政府はAPECに於いて、TPP参加を表明しようとしているが、農業大国のアメリカやオーストラリアと同一土俵で農水産物の完全自由化を受け入れさせられるのは必至。そうなれば米の9割は減少、食料自給率は40%から13%へ低下すると農水省試算が出されています。地域社会は壊滅し命を支える食料の大半が外国任せとなってしまいます。そうなれば国土や環境が荒廃し、ふるさとがなくなってしまいます。今、日本あげて取り組むべき東日本大震災復興にも反します。さらに「非関税障壁」撤廃の名のもとで食の安全や医療、保険、官公需、公共事業の発注、労働など国民生活の全分野に「規制緩和」が、また外国企業への、無秩序な開放が求められます。さらにアメリカ型の「貿易と投資の自由化」が押しつけられ、「市場原理」が優先となり「国の形」まで変えられます。それらによって、わが国で恩恵を受けるのは、自動車、電気などの一部の輸出大企業だけです。その利益と引き換えに国民の命と暮らし、農業や食料、地域経済のみならず国の安全基準、「国の主権」まで脅かすことは容認できません。
TPP参加には反対します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成23年11月7日
南 国 市 議 会
内閣総理大臣 野 田 佳 彦 様
農林水産大臣 鹿 野 道 彦 様
経済産業大臣 枝 野 幸 男 様
外務大臣 玄 葉 光一郎 様
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○議長(野村新作君) お諮りいたします。この際、本案を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題とすることに決しました。
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○議長(野村新作君) この際、議発第1号を議題といたします。
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○議長(野村新作君) お諮りいたします。ただいま議題となりました本案は、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
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○議長(野村新作君) これより採決に入ります。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員でございます。よって、議発第1号は原案のとおり可決されました。
以上で今期臨時会の付議事件は議了いたしました。
これにて第356回南国市議会臨時会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでした。
午前11時56分 閉会