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検索結果 »  平成23年 第355回市議会定例会(開催日:2011/09/02) »

議案質疑


○議長(浜田幸男君) この際、議案第1号から議案第22号まで、議案第24号から議案第31号まで及び報告第1号、報告第2号、以上32件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。18番土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 議案第1号について質疑をしたいと思います。
 一般会計の状況については、非常にひところの経常収支比率が90を超えるとか、公債費比率といいますか、借金払いの額が非常に占める比率が高かったわけですが、非常に改善をされてきたということで、褒められておりますが、その中から、内容はいいわけなんですが、若干気がついた点で質疑をしたいと思います。
 決算審査意見書の50ページに、結びとして、行財政の運営等について、下のほうに主要な財政指標普通会計ベースを見ると、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、公債費充当一般財源が約4億3,000万円減少したことにより86.7と、昨年度より6.1ポイント改善している。また、財政健全化の判断基準となる実質公債費比率も16.3%と改善された。今後とも財政健全化に向け一層の行財政改革を望むものであると、こういうふうに表現をされて、合格点をつけられております。
 しかし一方で、市税収入額を見てみますと、この決算審査意見書には20、21、22年度までしか載っておりませんが、長期的に5年あるいは10年ぐらい前からずっとこれが、市税収入が下がっているし、市税をかける対象額つまり市民の収入額も下がり続けていると思います。
 平成20年を100として、21年では95.73、22年度では94.68というふうに、21から22にかけては6,000万円ぐらいですかね、下がっております。ここが非常に気になるところでありまして、市の財政は好転しているけれども、市民の懐が大幅な人もおれば、少しずつ少しずつ寂しくなっているというふうな現象が見てとれるわけです。
 税務課長にはそのことを少し答弁をいただいて、市長からその市民の生活状態、収入のぐあいが減っているのではないか、ここをどうしていくのか、一般質問のようにはいきませんが、そういうふうな点をどうこの現象をとらえているのかお聞きをしておきたいと思います。
 人口にしましても、20年で4万9,764名が、22年では4万8,966、800名ぐらい2年間で減ってます。国勢調査のときに緑ヶ丘の人口減も300人ぐらい減ったというふうに思いますが、あの地域で、緑ヶ丘で300人減るということは、3人家族ですと100世帯が減ります。この100世帯が減るということは、毎日晩酌飲むビール1本が300本売れないと、毎日。しょうちゅうも売れない、日本酒も売れない、食い物も売れないと、100世帯分が。そういうふうな関係で、結局人口減が市の勢いというものを一つはあらわしていると思いますので、こういう点でもやっぱり市の勢いが上向いていないというふうにとらえることができると思います。
 こういう点をどのようにとらえて、どのように解決していくのかということをお聞きをしておきたいと思います。
 以上で質疑を終わります。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 総論的なところで私のほうからお答えしたいと思います。
 土居議員さんの財政に関する全体的な分析というのは、そのとおりだと思います。要素は幾つかあるわけですが、まずはこのずっと数年来地価の下落がありまして、そのことによりまして固定資産税が上がるということがまずない、ずっと下がってきておる。評価額がその第一の原因でございますが、それでございます。
 それと、これは1つは社会現象で、人口がずっと減少の一途をたどっておる。しかも、それに加えまして高齢化率が当然上がってくるわけでございまして、いわゆる給与所得であるとか、稼働層が占める割合が少なくなる。そのことによって所得、わかりやすくいいますと給与所得を初めとする所得を得ているというよりも、所得には変わりないんですが、年金層といいますか、そういう層がふえておると、そういうことであると、そのように考えております。
 見てみますと、全体的な税の徴収率というのは落ちておるわけではございませんので、そういうことであると思っております。
 あと詳しくは税務課長のほうから補足説明をしていただきたいと思います。
○議長(浜田幸男君) 税務課長。
      〔税務課長 川村英嗣君登壇〕
○税務課長(川村英嗣君) 土居さんの御質問にお答えいたします。
 市税の収入は減少しておるんじゃないかというところのその要因のところでございますが、一番の減少のところで、市税全体では市民税個人、法人、あと固定資産税、いろいろございますが、全体では22年度の収入済額は61億1,000万円余りでございますが、22年度と比べると約6,700万円の収入減となっております。
 この一番大きな要因は、市民税の部分で、調定額で約1億3,000万円ぐらいの減、収入では1億1,400万円ぐらいの減と、こういう減少が出ております。市民税の減という部分では、昨日の浜田さんに答弁いたしました滞納の部分なんかでちょっと触れておりますが、やはり給与がここ10年ぐらいどんどん下げられてきたとか、それからやはり雇用形態、給与者でも派遣とかパート化とかということで、そういう職種で低い階層が設けられたというような部分がございます。
 それから、特に自営業の部分では、農業所得、農産物の単価は本当に低いところで推移しております。そんな中で、資材費は高騰しておると。以前から施設園芸なんかでよく言われることは、重油費がここ10年ぐらい前には50円を超えるとしんどいなというところが、今80円台から下手すると90円とかというようなところで行ってますので、例えばシシトウ、ピーマンとかという作物をつくった場合、1月、2月なんかは重油代が販売価格を上回ると。こういうところでは当然償却もできないし、生活費がそこから出るわけはございませんので、そういう月は。そういう部分で非常に可処分所得が特に農業者の場合、施設園芸の方なんかはどんと落ちてしまっておるというようなところが大きな要因になっております。
 ただ、去年とことしと比べた場合、市民税の落ちた部分がそのまま収入減になってないところは、これは一番大きいのは、法人税は本当に波がございます。不景気になったからそのまま法人税ががくんと落ちるということも意外となくて、2年後ぐらいに大きな落ち込みがあるとか、そういう部分では法人税は本当に大体うちの3億円後半から5億円後半ぐらいの収入で大体ここ10年ぐらいの間動いておるんですが、本当に1億円、2億円の収入の増減がございますので、これは世界の情勢とか日本の国力の情勢なんかもやっぱり響いてくるところがありますので、なかなか想定は難しいんですが、やはり全体的に落ちてくる要因としては市民税の部分で、本当にいろんな商業の方は苦労されておるというところがこの現象になっております。
 そこで、自主財源の確保という部分では、そういうところでやっぱりきちっとした、例えば市民税であれば、春の確定申告の時期には市のほうも臨時税理士をいただいて確定申告もつくるわけですので、そこでやっぱりきちっと納税者の話も聞いて、ある意味税務課は営業とか、どういうふうに仕事をしたらもうかるかというところまでは通常説明しないんですが、やはり担当はそういう部分でも経営の中身も、こういう部分で改善したらどうですかというようなことが言えるような職員を育てていきたいと思っております。
 そういうことで、やっぱり働いておられる方には所得を少しでも上げてもらう。うちは税金をいただきますよという以前に、やっぱりそういうところにも税務課もちょっと力を傾注しなくてはならないと、そういうふうに思っております。
 滞納のほうにつきましても、やはり徴収率は上げなくてはならないと考えておりますけれども、そこのところも十分納税者のお話を聞きながら、今後税収の確保に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上、答弁を終わらせてもらいます。
○議長(浜田幸男君) 19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 私も1号についてお尋ねをいたします。
 まず、この決算概要でもありますように、実質的な黒字は4億円余りということですけれども、この決算の中身について4点お聞きをしておきたいと思います。
 数字については、急な質疑でしたので、後でいただけたらいいかと思います。様子だけ答弁をいただきたいと思います。
 まず、1点目は雇用の問題ですが、市長も今回の答弁の中でかなり雇用の面については力を入れて発言もされておりますが、企業誘致奨励金あるいは雇用の促進協議会、国の雇用の事業も含めて今回のこの22年度の決算の中で生まれた効果についてお聞きをしたいと思います。
 市民の皆さんが願っているのは、先ほど税務課長からもお話がありましたが、滞納せずに税金が払える仕事が欲しいということでありますけれども、住宅リフォーム、耐震リフォームを含めてですけれども、すべての分野で仕事を生み出す分野でどれだけの効果があったのかということをお聞きをしたいと思います。
 2点目は、評価報告書の中に、24ページですけれども、集中改革プランにより平成17年4月1日職員数485人から、平成22年4月1日職員数430人と、55人の削減が達成された。新たな定員適正化計画では、平成27年4月1日職員数408人を目標とし、今後5年間で22人の職員削減を図ることとされた。1年目である平成23年4月1日職員数は425人で、5人の削減となったという報告書ですけれども、3月11日の東日本大震災以降、いろんな分野で見直しが行われております。
 特に、公的な分野で役割を果たすことというのは、大きく問い直されていると思いますけれども、そのことを含めて、これまでの職員を減らしていって財政を軽くするという方針ではなくて、今回大震災を受けて南国市が見直しをされているのかどうかお聞きをしたいと思います。
 3点目は、繰り入れについてでありますが、これは22年度の健全化判断の意見書の中にこういう指摘があります。連結実質赤字比率という項目のところで、赤字額の発生が認められず、経営状態は健全と判断されると。なお、これら対象会計の中には、平成22年度に一般会計より以下の多額の繰出金、多額の繰出金が支出され、大きな負担となっている。国民健康保険会計には4億円、介護保険には5億円、後期高齢者には1億4,000万円ということで、多額の繰入金が支出をされて大きな負担というふうに指摘をされているわけですけれども、この金額は国、県とともに南国市が本来負担すべき額ではないかと思うんですが、その確認をしていただきたいと思います。
 それと最後に、意見書の50ページ、歳入の確保について。先ほど若干税務課長からも答弁がありましたけれども、収納率の向上と収入未済額の削減、このことについて財政運営の重要事項である。特に市税、住宅使用料、国民健康保険、住宅新築資金貸付金、生活保護返還金に係るものについては、多額の収入未済額が発生している。以下、これらの内容を列挙するので、この解消に最大限の努力を傾注されたいというふうに指摘をされました。
 現在、御承知のように、滞納をしますと徴収が強化をされております。しかし、先ほど課長からもお話がありましたように、強化された中でも相談を受けておいでる職員の方は、市民の皆さんに対して配慮もされて、結果は最終的に法的に基づいて結果が出るわけですから、最終的に残念な結果になることもありますけれども、きちんと相談者の声を受けとめてしてくださっていることは私も確信をしておりますけれども、心配をしているのは、以前この報告書の意見書によって保育所が市税をつぎ込み過ぎるということを理由に民営化が推進をされてきました。今回この結びの中に、意見として出された税に対する徴収について、今後さらに強化をされていくという方向にあるのかどうかお聞きをして終わります。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 福田議員さんから4点にわたって御質問をいただいておりますが、まずは雇用対策でございますが、厚生労働省の臨時雇用の制度を機に全国でたしか12団体でしたか、手を挙げてその制度の中で雇用を図っていくということで、ヒアリングを厚生労働省に行って行って、それにパスしまして、現在3年目、最終年度を行っているところでございます。
 私どもは正直申し上げまして、この制度の中でいろんな公開講座をしまして、全国からいろんな人材の方々、経験豊富な農業分野、商業分野あるいは料理の分野であったり、会社経営の分野であったり、製造業であったり、多種多様の講師を招きまして講演会などを行いました。
 そこには南国市内外から会社ぐるみでこの講習会を聞きに来てくれたり、あるいは会社からあの話を聞いてきなさいということで来てくれたりということで、予想以上の盛況でございまして、現在も続けておるわけでございます。たしか来週の末も著名な料理家を呼びまして、その中で何か地域おこしになる料理、地場のものを使っての料理はないかと、商品をつくることはできないかというようなことでやっております。
 私どもがたしか86人ぐらいのこれで雇用を拡大するんだということでヒアリングを受けましたが、3けたの、つまり100人を超す3けたの雇用拡大を図る目標を立てないと厳しいという御指摘がありまして、3けたの目標に現在取り組んでおりますけれども、詳しい数字については商工観光課長のほうからお話があると思いますが、既に目標を上回る雇用が拡大されております。
 次に、集中改革プランによって職員削減しておるが、この東北大震災なんかを受けてそうした行政の一つの地域を守る、あるいはそのほかのことで職員数のことでこれでいいのかという御心配も含めての御意見でございましたが、私どもは今回の大震災の教訓というのは、自治体でそれ全部が全部とは申しませんけれども、職員数が言い方を変えれば手薄であってこの震災に対応できなかったとか、あるいは復旧に非常に困っておるというのは、それはこれぐらいの大規模な震災であれば、そういう復旧の面でいろんな人的な不足というのはあると思います。
 しかし、日常これらに対応するだけの人員というものを地方自治体が抱えることはできないと思っております。それはやはり、こういう緊急時というのは、南国市であれば南国市内外からの民間の力であるとか、あるいは被災を受けてない地域からの応援態勢であるとか、国、県からの応援、そういうことに頼らざるを得ないのが実態ではないかと、そのように思っておりますし、災害予防に対しましても、あるいは被災したときも、やはりこれは被災を最小限に食いとめる減災の部分でも、やはり住民の意識、そして今三百数十名の団員がおるわけでございますが、消防署の70人前後の職員ではどうすることもできない規模ではないかと思っております。
 したがいまして、危機管理課長から何度もお話がございましたように、徹底した意識の高揚といいますか、そして訓練、そういうものによるしかない、このように考えております。
 そして、監査の指摘でございますが、これは監査の立場からいいますと、当然の健全財政をあくまでも追求していく、そしてあるべき本来の姿と比較してこれでいいんですかと、こういうような指摘である、そのように思っておりますし、大変的を射た指摘であると、私はそのように謙虚に受けとめております。
 特に、これは監査委員さんの指摘のみならず、一般会計と特別会計、それはそれぞれ、おのおの独立して独立採算で行くんだという基本理念、こういうことで、そういう立場からいえば、繰出金が余りありますと、一般会計の健全な運営を阻害、圧迫しますよと、こういうことでございますし、その御指摘というのは私もそのとおりだと思っております。
 したがいまして、それぞれの会計間において余り膨大な繰出金があるということは、本来の姿ではない、そのように思っております。
 それから、未収金のことにつきましては、またこれ税務課長のほうからあると思うんですが、これはこの間も浜田議員さんの質問にお答えしましたように、やはり常に度を越さない優しい行政であったり、納得の行政であったり、そういう視点で努力をしてまいりたいと、そのように思っておりますので、どうか御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(浜田幸男君) 税務課長。
      〔税務課長 川村英嗣君登壇〕
○税務課長(川村英嗣君) 福田議員さんからの徴収の強化をするのかというところについて答弁いたします。
 徴収率を上げるというのは、これはどこの自治体も本当に喫緊の課題ということで、課題とされておるというのはもう事実でございます。
 そこで、徴収率の上げ方ですが、言葉にすると強化されたなということになるかもしれませんけれども、やはりまずいろんな滞納されておる方で見ていきますと、新しい滞納者をまずつくらないこと、できるだけ抑えていく。そこでやっぱり現年のときにいろんなお話をしていくと、その中で御本人のほうがいろいろ就労状況とか、例えばいろんな資材を買ってる、償却しているものがあるとかという、そういう支払いの仕方とか、そういう結構税の経費の部分なんかで意外と立ち直れる方とか、それから負債の支払いの仕方というような部分で、これは税務課のほうから商工のほうへお願いしたりして、また法テラスとかというところへつないだりして、そういうところで結構生活状況、収入状況等が改善されて新たな滞納にならないという方もおられます。
 そういう部分ではまず1点、新たな滞納者をできるだけつくらない、そういうところでの支援も税の単純に課税したものをいただくじゃなくて、そういう部分も心がけていきたいというところで、1つは滞納をつくらない、圧縮していくということがまず1点。
 それから、滞納繰り越しでずっと来られておる方が多数おられますんで、まず相談するときの、文書では本当に督促が行って、後催告が行って、差し押さえますよというような文章になるんですけれども、やはり相談するときに、御本人の心情を酌み取って、行政としてはこういう部分はこうなんですよという説明はまず一たんすることは必要ですが、相手の状況を十分聞くことがまず大事だろうと。
 そんな中で、やはり御本人の状況だけじゃなくて御家族の状況、やはり家計は働いておる人が2人、3人おっても家族の中では助け合ったりする部分も大きいんで、やっぱりそこの辺で御家族の状況なんかも、健康状態等も含めてそこでお聞きして、そこで生活相談というたらなかなか税には似合わないかもしれませんが、そういう部分をきちっと把握した中で納税計画を立てていただくとか、そこの辺きめ細かな対応をして、納税者におおの市役所行ったけんど、来んほうがましやったというふうな印象をできるだけ持たれないように、そこの辺血の通ったというか、自分たちも家に帰れば一市民でございますので、そこでやっぱり行政の側だけやなくて、自分がそしたら家庭にいるときに市、県、国なんかをどう見るかという部分もやはり考え起こしながら、そういうところを考えて接することで、そしたらやはり心を開いてくれたらいろんな自分たちもすぐ気づかないアドバイスもできる場合もございます。そういうところで、今これがたまっておるので早よ入れてというそういう表現じゃなくて、もうちょっときちっとその方の生活状況を見た上で話を進めていくと。そういうことで進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(浜田幸男君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 福田議員さんからの雇用につきまして、担当課としましてお答えさせていただきたいと思います。
 商工観光課としましては、地域創造雇用事業ということで3年間で107名でしたか、の目標を定めまして取り組んでまいりました。おおむね2年間の実績では目標をクリアしていると。昨年度におきましても2倍ぐらいの実績を出しております。詳しい数字につきましては、後ほどお渡しさせていただきたいと思ってますけれども、その中でも、ちょうどふるさと雇用の再生事業であるとか緊急雇用であるとかというものの活用なんかも含めての部分になりまして、まだまだ実を言いましたら企業さんたちには雇用調整助成金であるとか、そんなことで雇用を守っていただいているという部分も多くて、この事業もう23年度で終わりますので、ふるさととかの事業もすべて23年度で終わるということで、来年以降これをどうやっていくかというのが本当に重要な課題ではないかなと考えておりますので、それに向けて取り組んでいきたいなというふうに思ってます。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 財政課長。
      〔財政課長 光野末吉君登壇〕
○財政課長(光野末吉君) 福田議員さんより一般会計からの繰出金につきまして御質問がありましたので、お答えします。
 ここに書かれています国保会計とか介護会計、特別会計につきましての繰出金については、基本的にはルールがありまして、そのルールに従って出しております。国保特会でいきますと人件費、事務費とか、基盤安定のための繰り入れとか、出産一時金への繰り出しとかということで、ルールが決まっております。介護保険の繰り出しにつきましても、支出に対するパーセントというのが決まってまして、おのずとルールに基づく繰り出しとなっております。
 下水、農集とかの場合は、その差額分ということで補てんで繰り出しをしておりますが、それとは性質をちょっと異なるものだということであります。
 ただ、国保財政につきましては、平成22年度に基準外ということで1,470万円程度でしたが繰り出しをふやしたということがございます。
 ただ、この指摘で負担となっているというこの表現の中は、私が考えますに、繰出金が年々増加しているという意味を言われたのかと思います。20年から21年度については1,900万円程度、21年度から22年度は4,800万円程度ふえておりますので、国保特会の場合ですが、そういうことを指摘されて言われたのかなという感じでおります。
 繰出金のことについては以上でございます。
○議長(浜田幸男君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 議案第6号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第6号の質疑を終結いたします。
 議案第7号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第7号の質疑を終結いたします。
 議案第8号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第8号の質疑を終結いたします。
 議案第9号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第9号の質疑を終結いたします。
 議案第10号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第10号の質疑を終結いたします。
 議案第11号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第11号の質疑を終結いたします。
 議案第12号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第12号の質疑を終結いたします。
 議案第13号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第13号の質疑を終結いたします。
 議案第14号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第14号の質疑を終結いたします。
 議案第15号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第15号の質疑を終結いたします。
 議案第16号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第16号の質疑を終結いたします。
 議案第17号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第17号の質疑を終結いたします。
 議案第18号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第18号の質疑を終結いたします。
 議案第19号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第19号の質疑を終結いたします。
 議案第20号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第20号の質疑を終結いたします。
 議案第21号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第21号の質疑を終結いたします。
 議案第22号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第22号の質疑を終結いたします。
 議案第24号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第24号の質疑を終結いたします。
 議案第25号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第25号の質疑を終結いたします。
 議案第26号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第26号の質疑を終結いたします。
 議案第27号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第27号の質疑を終結いたします。
 議案第28号の質疑を許します。質疑はありませんか。13番西山八郎君。
      〔13番 西山八郎君登壇〕
○13番(西山八郎君) 議案第28号高機能消防指令システム購入契約の締結についてお伺いいたします。
 これは、契約金額の異例の差しかえということになっておりますけれども、その内容といたしまして私がお聞きしたいのは、保守業務委託事業者の選定審査委員会を設置しているということでございますが、その委員会のメンバーは何人か、それからまたどのような委員がメンバーになっているか。そしてまた、この委員会で選定された概略の内容はどのようなことで決定したものかお伺いいたしたいと思います。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。副市長。
      〔副市長 藤村明男君登壇〕
○副市長(藤村明男君) 西山議員さんの御質問にお答えをいたします。
 高機能消防指令システムを整備し、当該システムの保守業務を委託する事業につきましては、公平かつ適正に選定するために、南国市高機能消防指令システム整備保守事業業務委託事業者選定委員会を設置をいたしました。
 委員会は、私副市長が委員長となり、委員としては企画課長、財政課長、危機管理課長、消防長、消防署長、消防課長の計7名で構成をいたしました。
 今回の選定業者につきましては、南国市プロポーザル審査委員会設置条例及びプロポーザル方式の実施に関するガイドラインに基づき実施いたしましたが、企画提案のありました3業者からのプレゼンテーションを受けまして、提案書審査票によりそれぞれの委員が審査、採点を行いました。
 評価項目につきましては、会社概要、システム構成、出動指令までの迅速化、信頼性、安全性、見積金額、設置後の維持管理費用など16項目について審査、採点を行いまして、委託業者を決定いたしました。
 選定結果につきましては、提案理由の中で参考資料としましてそれぞれの業者の総合評価点をお示ししておるところでございます。
 また、見積金額の訂正につきまして御質問をいただいておりますが、訂正させていただいた金額につきましては、議案を作成した消防本部の担当が誤って記載したという初歩的なミスでございますが、消防本部内での決裁や本庁での合い議などでも間違いを見過ごしてしまい、誤った金額のまま議案として議員の皆様にお配りしたものでございます。まことに申しわけありませんでした。
 チェック機能が不十分であったことが原因でありますが、今回の訂正箇所が議員の言われるように契約金額でございまして、公正で厳正な入札を追求していても、結果的に疑惑を招く要因となりますので、今後はこのようなことがないよう全職場で徹底を図っていきたいと考えておりますので、どうか御理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(浜田幸男君) 13番西山八郎君。
○13番(西山八郎君) ありがとうございました。
 私は、当初この高機能消防指令システム購入契約に関係して審査委員会を設置したということでございましたけれども、その審査委員会は通常の南国市の契約等審議会の委員ばかりでございまして、私は当初このように思っておりました。工科大学の識見を有する者とか高専で識見を有する者とか、その他県下でこういうものに詳しい者が何人かは入っているだろうと思いましたけれども、企画、財政、危機管理とかという委員がおるということで、私は実はびっくりしております。これで本当に1億四千数百万円もの見積金額を、内容が詳細にわかるはずがないと思いますが、その辺は今後またこういう金額が大きい場合には、やはり識見を有する者とかそういう者を入れるべきではないかと思いますけれども、それはどのようにお考えでございますか。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。副市長。
○副市長(藤村明男君) 審査委員の中に識見を有する者を入れてやるべきではないかという御質問でございますけれども、確かに審査委員会の設置条例の中には、識見を有する者を入れることができるというふうに規定をされております。識見を有する者を入れてやる場合も大きな金額についてはございますけれども、今度の消防指令システムの問題につきましては、消防署内で1年間県の指導等も仰ぎながら十分精査をして今回に取り組んでおるということで、十分その内容について熟知しておったということから、識見を有する者を入れずにやったわけでございます。
 西山議員さんの言われるように、このプロポーザルというのは非常に公平であるというふうなところもありますけれども、非常にまた疑義が生じる部分もございますので、そういった部署、部署では識見を有した方たちを入れながら今後も厳正にやっていきたいというふうに思いますので、どうかよろしくお願いします。
○議長(浜田幸男君) 消防長。
○消防長(洲賀崎勝男君) 西山議員さんの質問にお答えをします。
 今副市長からも答弁がございましたように、今年度中にシステムを導入すべく、去年1年間かけまして主な業者、3業者ございますが、1社ずつ説明を受け、十分検討をし、また勉強もし、同規模の消防本部を視察させていただきまして検討した結果、こういうプロポーザルにしようということになりましたので、勉強も十分隊員というか職員はしてくれていました。
 いろいろ方式がありますけれども、これが使い勝手がいいとか、トータル的なことを考えましてプロポーザルで、ほかの消防に関係のない方の御意見もいただくということでこの委員でやらせていただきました。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) ほかに質疑ありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第28号の質疑を終結いたします。
 議案第29号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第29号の質疑を終結いたします。
 議案第30号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第30号の質疑を終結いたします。
 議案第31号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第31号の質疑を終結いたします。
 報告第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第1号の質疑を終結いたします。
 報告第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第2号の質疑を終結いたします。
 これにて議案及び報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第31号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) これより採決に入ります。
 議案第31号を採決いたします。本案は推薦に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(浜田幸男君) 起立全員であります。よって、議案第31号は推薦に同意することに決しました。
 なお、報告第1号、報告第2号につきましては、議決の対象となりませんので、念のため申し上げます。