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検索結果 »  平成23年 第354回市議会定例会(開催日:2011/06/10) »

議案質疑


○議長(浜田幸男君) この際、議案第1号から議案第11号まで及び報告第1号から報告第4号まで、以上15件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 議案第5号南国市男女共同参画推進条例について質疑をしたいと思います。
 教育民生常任委員会に付託をする案件ではありますけれども、この男女共同参画推進条例は、南国市全域、市民の皆さん、すべての皆さんにかかわる問題でありますから、生涯学習課だけでなく、ほかの分野の執行部の皆さんにもお聞きをいただきたいと思いまして、質疑をしたいと思います。
 この条例につきましては、私どもも男女平等条例、これを要求をしてきたこともあり、この条例提案については賛同でありますし、賛同というよりも、やっと今になって実現をした、その思いもありますから、大変うれしく受けとめたわけです。
 しかし、条例案策定には当然南国市の男女共生かがやきプラン推進懇話会が加わり、仕上げたものと私は思っておりましたけれども、そうではありませんでした。
 提案理由では、我が国においては、真に男女が平等な社会である男女共同参画社会の実現が最重要課題として位置づけられ、さまざまな施策が行われている。このような状況を踏まえ、本市においても男女共同参画社会の実現に向け、総合的かつ効果的に施策を行うため、男女共同参画の推進についての基本理念、推進についての基本理念を進める本条例を制定するものだと述べておりまして、説明では、今年度計画策定を1年間かけてやるというものでありました。
 基本理念ということを強調をさせていただきましたが、それならなおのこと、懇話会のこれまでの御意見を集約をすべきではなかったでしょうか。せっかく女性の皆さんが願い、実現しそうな条例に、この基本理念が抜け落ちたままで、推進懇話会の皆さんの声が加わっていないの、このことについては大変残念でありまして、条例の目指す男女共同参画から外れるものではないかと残念ながら思わざるを得ません。
 議会に提案されたことを新聞で知られた懇話会の皆さんは、大変驚き、抗議をされたところですけれども、懇話会が条例策定委員会ではないとしても、この10年間、市長から委嘱をされて、男女共同参画の推進を進めてこられた皆さんです。この会の皆さんを無視したことになるのではないでしょうか。
 市長、議長には、懇話会の皆さんから次のような文書をもって抗議がありました。「男女共同参画推進条例を継続審議に」。なんこく男女共生かがやきプラン推進懇話会会長さん以下、副会長さん、委員さん2人の連名でこの文書を手渡しをしたところです。「このたび議会に南国市男女共同参画推進条例が提案されました。以下の理由により、これを継続審議にしていただくよう要求します。理由1、私たち市民の代表、なんこく男女共生かがやきプラン推進懇話会に案が示されないままの提案です。事前に市民の意見を聞くべきです。私たちの会を無視したやり方は許せません。理由2、6月10日提案、7月1日から施行は全く性急過ぎます。条例の制定には、1年間くらいの策定期間があって、十分な審議を経てこそ、本当に生きる条例、ほかの自治体にも恥ずかしくないような条例になると確信します。高知県男女共同参画社会づくり条例(仮称)について、平成15年6月19日、男女共同参画NPO化の取り組みを参考にしていただきたくお示しします」ということで、資料がつけ加えられております。
 市民との協働、男女共同参画というのなら、もっと大事に取り扱うべきではなかったかと思います。その上、この条例が通っていないのに、次の計画策定委員会が決まっているのは話が逆ではないでしょうか。提案に至る経過についてまずお尋ねをいたします。
 次に、お聞きをしたいのは、今回提案された条例は修正可能でしょうか。計画策定の上で土台になる条例がしっかりしていなければならないわけですけれども、懇話会の皆さんからは数々の不備な点、言葉足らずの点を指摘をされておりますけれども、これが生かされて、修正可能になるのかどうかをお聞きをしたいと思います。
 例えばこの条例の命と言える前文、これは、男女共同参画条例というのは通常の各分野でつくられる個別の条例とは全く違い、すべての分野にわたる条例ですから、通常の条例とは違うという認識のもとに、すべてを網羅した前文がなければなりませんが、その前文がありません。そして、政策の審議決定等にかかわる委員会等の構成員は、一方の性が4割未満とならないように配慮をすることであるだとか、例えば推進委員会の組織及び運営については別に規則で定めるということになっておりますけれども、これは人数も、すべてこの項目については条例の中で決めなければならないと言われておりますが、それは、策定委員会の委員、そして委員の任期、会長及び副会長の項目、あるいは委員会の会議あるいは庶務、どうするのか、苦情等の申し入れの処理をどうするのか、こういうこともこの提案された条例の中にはありませんが、こうしたことを今後教育民生常任委員会で議論をする中で修正が可能なのかどうかお聞きをいたします。
 細かい点につきましては教育民生常任委員会でお聞きをしたいと思います。
 以上です。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 私のほうからお答えしたいと思います。
 確かに私のほうへもこれの継続というお話がございました。ただ、平成14年4月、つまり9年前にこのなんこく男女共生かがやきプラン推進懇話会という、市民代表を含めた団体ができました。平成14年4月といいますと、9年前でございます。今までの経過は、あえて私が言うまでもなく、平成14年4月に策定されました南国市男女共同参画総合施策なんこく男女共生かがやきプランの効果的推進を図ることを目的に、同年6月に設置され、昨年まで9年間、延べ53回の開催をいたしてきております。懇話会委員につきましては、市民、市職員、教職員などで構成されまして、会では市の男女共同参画に関する事業の企画あるいは現状評価や情報交換を行いながら、さまざまな角度から男女共同参画の推進について検討を行い、これまで数々の事業を活性化するという活動を行ってまいったわけでございます。
 昨年2月28日に開催いたしました最後の懇話会では、これまでの成果を確認するとともに、来年度は新プラン策定のための委員会を設置すること、そしてそれに伴い、懇話会の開催を今回で最後にすることを確認いたしまして、了承を得たと聞いております。
 なんこく男女共生かがやきプラン推進懇話会は、プランの計画期間終了に当たりまして、その役割を終えることになりましたけれども、特に御尽力いただいております市民代表の委員の皆様方には、引き続き新プラン策定の委員会への参加をその場でお願いし、了承をいただいておるところでございます。
 その後、事務局では、3月議会におきまして浜田和子議員さんより、男女共同参画社会づくり条例をなぜ制定しなかったか、今後はどうかとの質問を受けまして、答弁の中で、市の条例の制定については、新プラン策定の時期でもあることから、あわせて検討したいとの回答を行ったところでございます。そして、その後条例の必要性を検討した結果、新プランを効果的に推進するためには条例が大きな役割を担うこと、条例は新プラン策定の前に制定する必要があること、そして平成23年度中に新プランを策定することを考慮いたしますと条例の制定が急務であるとの結論に至ったものでございます。
 以上の経緯によりまして、今回条例を提出する運びとなりました。
 また、今回提出しております南国市男女共同参画推進条例につきましては、事務局で検討を重ねた上で基本的な内容を作成したものであります。提案された内容につきましては、7月8日に予定しております新プラン策定のための委員会の中で検討を行いたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(浜田幸男君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 生涯学習課長のほうから答弁があると思っておりましたので、1問で終わろうかと思ったんですけれども、市長が答弁をしてくださいましたので、ここでお聞きをしておきたいと思います。
 経過はわかりました。ただ、この懇話会は、さまざまな部署を回りに回って、人権啓発センター、あるいは学校教育課にあったときもありました。今、生涯学習課にされています。
 南国市が、これまで本当に女性の窓口をつくってほしいと、1本でつくってほしいということをたなにおきながらやってきた中で、唯一この男女共同参画推進懇話会だけは、この問題一つをとり切って、毎年会を持ってこられたわけです。ですから、この皆さんに、仮に条例を策定するという、その任務を与えられてなくても、この懇話会に相談をするというのは、だれが考えても当然のことだと思います。
 これは、先ほど市長答弁は、プラン策定で役目は終わったというふうに言われましたけれども、そしたらこの懇話会で本当にまじめにこのことだけに取り組んでこられた市民の皆さんに納得がいく条例となるんでしょうか。
 特に先ほど私が2点目として申し上げました、通常の条例とは違う、この男女共同参画推進条例というのは、すべての分野、教育も含めてすべての分野で対応することのできる、南国市のいわば基本になるものだと思いますから、前文がないということについても当たり前の指摘だと思いました。
 先ほど修正できるのかどうかということについてはお返事がありませんでしたので、このままいこうというお考えだと思いますが、もう一つ市長にお聞きをしておきたいのは、この条例がまだ議会を通っていないのに、次の会を設定をして次の人を委嘱をしているというのは、議会が当然通るものとしたのか、あるいは議会を軽く見られたのかということになりますけれども、この懇話会の皆さんの思いと、そして議会が条例を議決することは二の次になっているというふうに思うんですが、その点について伺います、市長に。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 53回の会議を経て、その内容を網羅して条例を制定した。もちろん百点満点のものに事務局としてはしたつもりでございますけれども、もし、もしそういうことで不備な、もう少し足りないところがあれば、条例は、どんな条例であっても、その目的等に即したものに改正をしていくというのが通常でございますけれども、今条例を提案した私がそういうことを言う立場にはございません。これで良としておりますので、皆さんが私のところに継続審議をと言うてきましたが、それも、一度の議も経てないものを、当初から提案しておいて、まだ何もしてないものを私が継続審議にしてくださいなどという、これはまたある意味で議会軽視でもあろうかと思いますので、私はそういう意味を含めて、物事っていうのは、議決を経てなくても、次の段階へ進む準備はしておいて物事は構わないと思います。
○議長(浜田幸男君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 議会の議決を待たなくても次の準備はできると。それは事務的な準備はしたとしても、もう既に委嘱をされているわけですよね。ですから、後へは戻れない、ですからこれを引っ込めることも修正することもできないというところに今あると思うんですけれども、それはやはり市民の思い、女性の皆さんがどんな思いでこの53回の会を経てこられたかということを考えますと、私は納得をすることができません。
 市の中の担当の職員さんも、本当に数人でこの問題をやってこられました。女性がすべての分野にかかわっているにもかかわらず、何だか特別のことのようにあちこち回されてやってこられたわけですから、市の取り組みの姿勢、これも今度の条例にはあらわれたんじゃないかというふうに私は言わざるを得ないと思います。
 職員の皆さんが少人数で御苦労されているのは本当にわかっているわけですけれども、市が市長の責任で男女共同参画を推進しようとするのであれば、もう少し練った形で、十分な形で提案をしていただきたかったですし、その次の段階に既に手を打って、議会はそしたらもう否決をすることができないということになっているわけですか。それだけ聞いて終わります。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 私が先ほど言いましたように、この9年間で53回、これが多いか少ないかは別といたしまして、こうした会議を経まして、こういうものは練りに練ってきたものと、条例案そのものがなくっても、その中で論議されたことが生かされておると私は理解しております。
 そして、先ほどこの経過といいますか、そういう中でお話ししましたが、特に御尽力をいただいております市民代表の委員の皆様方には引き続き新プラン策定の委員会への参加をその場でお願いし、了承をいただいておりますので、次回もこの延長線上にあるのでよろしくお願いしますということで了承を得ておりますので、そういうことでいよいよ条例制定となって、そういう段階で委嘱をするということがだめなことであれば撤回いたします。
○議長(浜田幸男君) ほかに質疑はございませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 議案第6号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第6号の質疑を終結いたします。
 議案第7号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第7号の質疑を終結いたします。
 議案第8号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第8号の質疑を終結いたします。
 議案第9号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第9号の質疑を終結いたします。
 議案第10号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第10号の質疑を終結いたします。
 議案第11号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第11号の質疑を終結いたします。
 報告第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第1号の質疑を終結いたします。
 報告第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第2号の質疑を終結いたします。
 報告第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第3号の質疑を終結いたします。
 報告第4号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第4号の質疑を終結いたします。
 これにて議案及び報告に対する質疑を終結いたします。