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検索結果 »  平成22年 第350回市議会定例会(開催日:2010/12/03) »

一般質問 1日目(徳久 衛)

質問者:徳久 衛

答弁者:市長、教育長、関係課長


○副議長(野村新作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。3番徳久衛君。
      〔3番 徳久 衛君登壇〕
○3番(徳久 衛君) 私の本議会においての一般質問は、南国市立後免町公民館の建てかえについて、定住自立圏構想について、スポーツセンターの有効利用についてでございます。
 それでは、通告に従って質問いたします。
 初めに、南国市立後免町公民館の建てかえに関して質問をさせていただきます。
 後免町公民館は老朽化が著しく、雨漏りやトイレ改修など修繕費がかさんでおります。学校施設の耐震化がほぼ終了し、次は公民館などの公的施設の改築の番であろうと思われます。後免町公民館は、南国市内の公民館の中で3番目に古い公民館です。順番どおりでしたら二、三年後かの建てかえになると思われますが、今からどのような公民館にするのかの論議が必要だと思われますので、今回一般質問で取り上げました。
 公民館は地域のコミュニティー形成の重要な位置づけを持つとともに、生涯学習の場であったり、長寿社会に向けてわかガエる体操の実施など高齢者の健康維持の場でもあります。そして、近い将来起こるであろう南海地震に備える防災施設の役割を担っているわけです。
 公民館は地域にとってなくてはならない存在です。私は、中心市街地であり、後免町商店街にある後免町公民館には、このような役割プラス南国市市街地活性化の役割を持たせるべきだと考えております。後免町を含めた中心市街地は、副県都南国市の顔であり、そのエリアの活性化は、まさに南国市を元気な市にすることです。
 昨年からの取り組みである地産地消後免の軽トラ市やごめんケンカシャモによるシャモ鍋の取り組みについては、議会初日に市政報告でも取り上げていただきました。
 一言この場で、なぜケンカシャモなのかについて御説明させていただきます。このネーミングは、香美市のデザイナー梅原真氏によるものです。かつて高知県では二期作が盛んであったころ、農家の庭先ではくず米や野菜の切れ端などをえさにして鶏やシャモを飼っていました。シャモはその性質上けんかもよくしますが、それが自然な姿であり、農家の人たちは鳥が産んだ卵や十分成長した鳥を絞めてさばいて食しておりました。それは一つの理想的な循環システムを形成していたのです。
 現在の利便性最優先社会の象徴がゲージ飼いのブロイラーならば、その対局にあるのが昔ながらの農村の原風景とも言える平飼いでけんかしながらも元気に伸び伸びと、そしてえさも飼料米など地産地消にこだわるシャモ、それこそがごめんケンカシャモなのです。
 けんかというとイコール暴力というマイナスイメージがありますが、そういう意味ではなくて、あくまで自然にストレスなく育ったシャモの象徴だととらえていただきたいと思います。
 話を戻しますが、このような取り組みは、後免町まちづくり委員会のハガキでごめんなさい全国コンクールやごめん生姜アメ研究会のごめんのごめんしょうが飴の取り組み同様、南国市の後免を活用したものであり、ひいては後免ブランドにつながっていくものであると考えております。
 そして、ことしから始まった高知農業高校のチャレンジショップも、後免町商店街が元気になってほしいという地元の高校生のありがたい取り組みであります。
 つまり、これらは南国市中心市街地活性化のための事業と言えるわけです。では、これだけごめん、ごめんと言っている後免町はどうかというと、相変わらずの状況であることはだれもが知っていることです。後免町は頼みの綱の施設である南国市立図書館の移転で一挙に来訪者が激減しました。移転反対の地元住民の署名活動も効果はなく、市は法務局跡に移転させたのです。今や後免町商店街は通過する車ばかりの通りになってしまっています。
 そういう現状の中、後免町公民館建てかえは後免町にとって最後のチャンスと言えるのではないでしょうか。ぜひこの施設が公民館だけの施設でなく、南国市民が広く利用できるものにすべきだと私は考えます。例えば文化施設がない南国市にコミュニティーセンターとして文化教室を開催する幾つかのルームや発表会のできるミニホールを設置すれば、南国市民の皆様が利用し、特に会社をリタイアされた団塊の世代の方が多く後免に来られると考えます。
 また、やなせたかしロードに接する施設ですから、子供に読ませたい絵本や漫画の図書館をやなせたかし絵本と漫画館といったネーミングでつくったらどうでしょう。運営も高齢化率の高い後免町の高齢者の皆さんにお願いして、子供と高齢者の触れ合いの場にしていったらいいのではないかとも思います。ぜひこういう複合的、多目的施設として南国市立後免町公民館の建てかえを検討していただきたいですが、南国市のお考えをお聞きしたいと存じます。
 次に、先ほど土居議員さんも質問されましたが、定住自立圏構想についてお伺いします。
 市政報告で、定住自立圏形成の締結後、定住自立圏共生ビジョン懇談会での検討を重ね、中心市である高知市が高知広域定住自立圏共生ビジョンを策定したとの御報告がありました。
 今までの定例議会一般質問で私はこの件を取り上げてきましたし、そのときは南国市を中心市にして香美市、香南市と物部川流域定住自立圏を形成し、このエリアの活性化をすべきだと訴えました。
 残念ながら高知市を中心市にしての定住自立圏構想が発表されたときには、大変落胆いたしました。残念ながら南国市に中心市になる気概も力量もなかったのではないかとも思いました。でも、優秀な南国市職員がそんなわけはない、きっと中心市になるよりも高知市の周辺市になるほうが市にメリットがあると判断されたのだと思うようにしました。
 中心市である高知市と周辺市である南国市、香美市、香南市3市の具体的な取り組みについてここでは質問したいと思います。
 今後の取り組むべき政策分野として、医療、福祉、教育、産業振興、環境、公共交通などが取り上げられています。これら市民の生活機能に関係する事柄は、今までも近隣市との連携はとられてきたわけですし、今後はその連携をさらに強化していくということになると思われます。
 ですが、この構想のそもそもの目的である定住促進と基礎自治体である市の自立は容易なことではありません。若者の関東、関西などへの流出、学卒者の地元企業の受け入れ不足解消は大問題です。この課題に取り組まなくては定住も自立もないのではないでしょうか。その点南国市としてどうお考えかお聞きしたいです。
 私は、先ほど述べた分野はどれも重要で、一つもおろそかにできないと思っております。しかしながら、その中でも選択と集中ということを考えなければ総花的な施策であって、結局具体的に定住自立圏形成がどういうメリットを南国市に与えたのかわからないということになりかねないのではないかと危惧しております。
 定住人口は確実に減少していく中で、今後力を入れるべきは、交流人口の拡大による自立であると考えております。つまり、観光産業への取り組み強化です。定住と自立にはこの圏域にきちんとお金が落ちる仕組みと、それによって雇用の拡大が図られ、最終的に市の自主財源につながるものが必要だと考えています。
 「龍馬伝」イヤーであったことし、予想どおり高知市に観光客が集中しました。高知市に観光客が集まるのは必然です。観光名所があり、宿泊施設も断トツに多いからです。では、周辺3市はどうかというと、今それぞれの市で多彩な取り組みをしております。でも、それらの情報発信、特に県外の人たちに知らせることは容易ではありません。そうであれば、現在最も県外客が集まる高知市の観光施設や宿泊施設でアナウンスしてもらうことが最も効果的ではないでしょうか。中心市である高知市に観光分野での周辺3市の情報発信基地になってもらうのです。そうすることによって観光客の宿泊日数や滞在時間がふえ、外貨を多く高知県に落としてもらったりといった、4市で構成する圏域全体のメリットにつながると考えますがいかがでしょうか。
 最後に、その観光対策としての南国市立スポーツセンターの活用強化について質問いたします。
 ちょうど1年前、同じく観光について質問いたしましたが、覚えてますでしょうか。昨年12月定例会では、この件は3回目の質問で私が出しました。観光という切り口での一般質問でしたが、最後にスポーツセンターを利用してはということの中で、駐車場のキャパシティー不足を指摘いたしましたところ、教育長さんからは、実は市長のほうからもその旨の御指摘をいただいておりまして、担当が生涯学習課でございまして、当たっているところでございます。やはりいろいろな会をいたしますにしても、駐車場の件は徳久議員さんのおっしゃるように出てまいっております。そういう面での市挙げて対応していきたいというふうに考えております。ただ、なかなかいい田でございますので、なかなか交渉が難しいというんでしょうか、そういう面もございましてなかなか進展が難しいですけれども、現在そういうことで当たっておるというところでございます。これは議事録から抜粋させていただきました。
 このように答弁されました。その後1年がたちましたが、全く進展しておりませんでしょうか。市長さんには苫小牧市の観光部門が一番力を入れておることが、各大学のクラブ活動を回って、夏とか春とかの合宿、これを誘致することをずっと何十年もやっておるということでございました。詳しいことはまた4月からと、どういう手法を使っておるか知らすからということで、なるほどなと思いましたという答弁の後、高専近くでのグラウンド整備に触れ、ここからまた御答弁ですけれども、私はぜひそういう大学をターゲットにして、冬といいますか、冬なんか結構高知は暖かいですので、そうした意味でクラブの合宿なんかを誘致したらどうだろうかと、そんな夢も持っております。現在は夢の段階ですが、これを実現するためにはどういう手法がいいのかということをまた研究したいと思っておりますとおっしゃっておりましたが、1年たちましたけれども、研究結果が出ていましたらお聞かせいただきたいです。
 この場で質問しても、執行部の検討しますの答弁で、その後ナシのつぶてでは困ります。検討した結果、具体的にこういう取り組みをすることにしましたとか、こうこうこういう理由で実施しない方向で結論づけましたと、ちゃんと個々の案件について後ほど報告していただきたいと思います。
 全国レベルの大会にスポーツセンターが利用されれば、観客も県内外から来るわけで、観光にもつながると思われます。その点での取り組みについてもお考えをお聞かせください。
 以上で1問目を終わります。
○副議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 徳久議員さんの質問にお答えいたします。
 中心市街地の活性化のための公民館施設の整備についてということでございますが、幾つか徳久議員さんおっしゃったこと、私もそのような考えでございます。単なるといいますか、災害の拠点とか、高齢者のためのいろんな健康づくり、その他のレクリエーション施設の機能、もちろんのことでございますけれども、そのほかにもやっぱりせっかく寂れたとはいえ中心市街地の施設でございますので、やはりそうした多くの市民の方に来ていただく、あるいはいろんな催しのできるそういうようなものを考えてみたいと。
 ただ、こういうものを考えるときに、私はせっかくそういうものをつくる何十年に1回の施設でございますので、やはり地域の人との知恵出し、こういうことをしていかなければならない、そのように思っております。行政主導という方法もありますけれども、やはり地域の方々と一緒になってどうしていくのかということをともに考えていくことが、いろんな場面で言われております協働の力ではないかと、このように思っております。
 幸いにしてといいますか、現在後免の活性化ということで、すぐに結果は出ないかもわかりませんけれども、私はすばらしい取り組みであるハガキでごめんなさい、すっかりこれも後免の町に定着いたしました。
 そしてまた、新たな取り組みとして軽トラ市も始まりました。また、しょうがあめの取り組みもございます。そういうようなものを全体を組み合わせて、私はそういうものができ、また中心市街地にいろんな方が参加できるような催しのできるそのような、公民館といえば公民館なんですけれども、コミュニティー施設といいますか、そういうものができればいいなと。
 私がそういってお答えをしておいて、財源のことを言うと話が突然すっと小さくなっても、冒頭から楽しくないですので、夢を持ってそういうことをしたいと思っております。
 先ほど徳久議員から駐車場の件にも触れられましたが、じゃあかるぽーとに駐車場あるのと言われると、かるぽーと用の駐車場があるわけではございません。私はそういうところではやっぱり後免の町のあの道路の幅といいますか、そういうものを考えた場合に、やはり周辺にあって、あそこであのストリートで催しをして、そこを歩いていただくというほうがより現実的ではないかと。コミュニティー施設があり、それを全部収容できる駐車場がありと、こういう物の考え方をすると、やっぱり物がポシャってしまう。そういうことよりも、現実に合わすということも大事なことではないかと。私はこうするという意味ではないんですが、そういう考え方もやっぱり現実的に大事じゃないかと、そのようにも考えております。
 いずれにいたしましても、地域のまちづくり委員会であるとか、軽トラ市を考えてくださった方々あるいはハガキでごめんなさい、私はもうこんなにすばらしい催し物はないと思っておりますが、そういうことを考えてくださった方がこの町にはおいでます。そういう力がありますから、そういう方々と一体となって行政が、今ちょうど徳久議員が言われた今から考えていって、時間的には十分に間に合うと思いますので、ぜひお力添えもいただきたいと思っております。
 それから、観光とスポーツのことでございますが、私がここで答弁に立っていろんな皆様方の提案に対してぜひやってみたいとか、それから議員の皆さんに対して私はこういうようにやりたいという言い方というのは、この多くの管理職の皆さんもそれぞれ聞いておるわけでございます。ですから、私は皆様方に御答弁を申し上げると同時に、私も自分の考えを発信し提案をしておると、こういうことでございます。
 ですから、私が全部細部にわたってこれをこうしろああしろというやり方もあるでしょうけれども、ここで同じ席で聞いておって、市長の考えはこうだということは理解をしてくださると思いますので、そういう意味で私はかなりの提案もしていると、こういうように御理解を願いたいと思います。
 その物部川の周辺のグラウンドの問題でございますが、時間はかかっておりますけれども、順調よく進んでおります。場所は特定できました。そして、うちのほうで簡単な図面でございますが、これをグラウンド2面でございますが、2面のこの位置にこれぐらいの広さのものということを国土交通省に示してございます。あとは国交省のほうも大変協力的でございまして、いわゆる河川の維持管理、そういう方面から、あそこは御承知のように、河川の中に堤防のない中にたくさんの随分こんな大きな木も生えております。こういうものの伐採、これは国交省のほうができるだけ河川管理上から伐採もしましょうと、整備をしましょうということも言ってくださっておりますので、順調よくいけば今年、できれば補正予算になるのか、来年度平成23年度の当初予算ということはちょっと間に合わんと思いますので、そういうところで一定整備をして、そしてスポーツ団体からも、お金のかからないように芝を植えるということであれば実のほうで植えれば大変安上がりにいく。これはもう既に高知国体のときに吾岡山で実証済みでございますので、こういう芝を敷き詰める、それは非常に早いんですが、お金がかかると。倍半分ぐらいだったと私は記憶しておりますが、それよりも実をまくという方法でやれば随分安くも上がります。人工芝のことも考えております。そういうようなことで、いろいろこれから具体的なところへ移っていきたい。そういう団体からも全面的に協力しますというお話もいただいております。
 一方ではそういうことも図りながら、私はそういう大学クラブチームの誘致などということは全くあきらめておるわけではございません。これは、繰り返すようでございますが、高知の気候からいたしますと、春とか冬が特にいいんではないかと思っておりますので、こういうことはぜひ一つ一つ実現を図っていきたい、このように思っております。
 ぜひとも徳久議員さん、その他地域に関係する議員さんおいででございますので、後免の名前はどういう名前でもいいんですが、これからあそこに多くの市民の方が集えていろんな催し物ができるそういうものを想定した施設整備を図っていきたいと、そのように思いますので、その節はひとつよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
○副議長(野村新作君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 浜田清貴君登壇〕
○生涯学習課長(浜田清貴君) 生涯学習課から南国市立後免町公民館の建てかえとスポーツセンターの有効利用につきまして御答弁を申し上げます。
 後免町公民館は、昭和44年に建築をされました鉄骨2階建ての公民館でございまして、現在41年を経過しておりまして、老朽化をしております。
 公民館は地域コミュニティーの中核的施設でありまして、地域住民の自主的な活動や学習や交流の場として活力と潤いのある地域社会の実現を目指してその役割を発揮し、地域の活性化につながるよう皆様に利用していただければありがたいというふうに思っております。
 そこに中心市街地活性化のために複合的な新たな機能が加わり、来館する人がふえることで相乗的に商店街のにぎわいが復活し、地域の活性化が一段と図られるという考えも大いにあると思います。
 複合施設としての計画につきましては、やなせたかしさん関連のものとタイアップしての事業などで今後どのようなことが実現可能か、その内容や施設の規模等も考慮しながら慎重に検討していきたいというふうに思います。
 現在公民館の建てかえ、社会教育施設の整備につきましては、直接国の補助金等がないために、公共施設の建築に有利な別の交付金等の採択を受けて実施しようと考えております。その要綱に沿って建設をしたいというふうに考えております。どうか地域の皆様、地元の皆様に御協力をよろしくお願いをいたします。
 続きまして、スポーツセンターの有効利用につきましてですが、南国市立スポーツセンターは平成11年3月に竣工いたしまして、以来多くの市民の方にスポーツやイベントなどで広く利用されております。
 駐車場は235台分のスペースがありまして、大方の大会やイベントではこれで間に合っておるというふうに思っておりますが、大規模な大会等の際に混雑することがありますので、主催者側に誘導員の配置やまた乗り合わせでの来場を呼びかけるというふうなこともお願いしている場合もございます。
 最近で具体的に、特にPTA連合会の体育交歓会や小中学生バレーボール四国大会とか、高体連の柔道の四国大会などで混雑をしたケースがございました。
 駐車場の拡張には、年間を通しての混雑をする回数やまた駐車台数の精査等を行いまして、その必要度を慎重に検討する必要もあるというふうにも思います。
 そして、クラブ合宿につきましては、市内の宿泊施設を使用する場合の使用料の減免規定というのが定められておりまして、これまでサッカーでの吾岡山サッカーグラウンドの使用が年間三、四件ございますけれども、いずれも南国市内での宿泊ということではございませんでした。
 全国レベルのスポーツ大会の開催につきましては、平成20年度にはスポーツマスターズ高知大会のバドミントン競技が開催をされましたが、平成21年度は特にございませんでした。今後の予定ですが、平成24年度に再びスポーツマスターズが開催される予定です。また、平成25年度には全国健康福祉祭、通称ねんりんピックというふうに呼ばれておりますが、この大会の開催が予定をされておるところです。全国大会の開催は、レベルの高い競技を目にする機会に恵まれることや、来場者との交流また南国市を大いにアピールすることができるよい機会になるというふうに思っております。大会開催の折には、おもてなしの心で取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 市立スポーツセンターは、児童・生徒から一般市民のスポーツ競技の振興また健康づくりやレクリエーション、総合型地域スポーツクラブの活動など、さらには文化的な南国市美術展覧会や成人式や市の主催の各種のイベントなどにと幅広く利用の形態もさまざまでございますが、今後とも市民のためのスポーツセンターとして適切に管理運営してまいりたいというふうに思っております。
○副議長(野村新作君) 企画課長。
      〔企画課長 西山明彦君登壇〕
○企画課長(西山明彦君) 徳久議員さんの定住自立圏構想についての御質問の中で、若者の関東、関西などへの流出、学卒者の地元企業の受け入れ不足が大問題で、この課題に取り組まなくては定住も自立もないと、その点についての考えについてお答えしたいというふうに思います。
 市としましても、議員さんのおっしゃいましたとおり、定住を促進していくためには、若者の流出を防ぐということは非常に重要なことであって、若者の働く場を確保していくということが極めて重要な課題であるというふうに考えております。
 高校生とか、南国市には大学、高専もあるわけですけれども、卒業した方が就職の場がないというようなこともあって流出につながっていくというようなところでございますけれども、定住自立圏構想、今回の共生ビジョンの中には、雇用という面では直接的な記述というものは非常に少ないというふうになっております。
 しかしながら、このビジョンを掲げましたさまざまな分野の取り組み、例えば地域福祉サービスの相互補完でありますとか、観光振興の推進でありますとか、1.5次産業の振興とか、こういったさまざまな分野をこれを推進していくということで取り組んでいくということで産業の振興を図り、そういったことによって新たな雇用の場も生まれてくるんではないかなというふうに思います。
 この定住自立圏構想というのは、圏域4市が取り組むものでございまして、圏域4市では人口で約46万程度で、高知県の約6割近くの方が住んでおられるということで、これが県外へ出ていくと、関西、関東へ出ていくというようなことになりますと、高知県そのものも非常に弱ってくるということがありますし、南国市にとりましても非常にやはり立地条件、大学があり高校があり、そういったところで南国市にも大きな損失になるということでは、こういった新たな人材を南国市で住んで働いていただくと。高知大学なんかに県外から来られた方も結局またもとへ戻るというようなことではなく、中には南国市役所を受けるような方もおりますけれども、そういったのが特異な、珍しいというんじゃなくて、南国市に来てよかったと、ここにそのまま住みたいと、そういったようなことにしていく魅力あるまちづくりにしていくためには、この定住自立圏構想を4市で取り組むということも重要であるというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○副議長(野村新作君) 商工水産課長。
      〔商工水産課長 今久保康夫君登壇〕
○商工水産課長(今久保康夫君) 徳久議員の定住自立圏構想と全国レベルの大会、それから大学のクラブ活動の合宿の誘致につきましてお答えいたします。
 県内の10月の有効求人倍率は0.57と改善されまして、国の平均を上回ってます。しかし、これは県の緊急雇用によるところが大きくて、本物の改善とはなっていません。そして、御存じのとおり、平成22年度の春の高校新卒者の就職希望者のうち、ほぼ半数が県外のほうに就職しているという現実があります。
 本市の産業別就業状況を見ますと、昭和45年当時は農業を含む1次産業の就業者が38%で、農業が定住人口の基盤となっていました。しかし、現在の1次産業の就業者は14%と大幅に減少して、ほとんどの就業者の方が自営業、会社員、サラリーマンというようなことになっております。
 雇用の確保のためには、やはり会社、事業所をふやすことが重要ではないかと認識しております。しかし、定住自立圏構想の中でも本市の定住人口は減少をしていくことが予想されております。先ほどの土居議員の質問にもありましたけれども、地域内の消費の減をあらゆる分野で食いとめていかなくてはなりませんけれども、定住人口の減少の影響は確実に地域内の消費の減少、地域経済の縮小、後継者不足によります既存産業の疲弊が予想されます。
 そして、これをカバーするためには、新しい産業を興すことも重要ではないかと考えてます。
 観光産業につきましては、観光業者だけでなく、関係する産業のすそ野が大きく、そして外貨を稼ぐ最も有効で可能性のある産業だと思ってます。ちなみに、受講された方もおると思いますけども、先ほど南国市雇用創出推進協議会のほうで講座がありまして、その中の講師としましてブランド総合研究所の方がおっしゃってましたけれども、インターネットの調査によりますと、南国市の魅力度は全国354位で、県内では8位で、およそ1割強の人が南国市に魅力を感じておるという結果が出てます。これも2008年から徐々に上昇してきております。
 また、観光意欲につきましても、3割の人が機会があったら行ってみたいと答えておりまして、ここでも全国260位、県内6位と、徐々に上昇してきています。
 しかし、これまでの本市の観光は、西島園芸団地などの一部の方々は積極的に行っていましたが、全体としましては積極的に全国へ情報発信して観光客に来てもらって、そしてお金が落ちるような仕組みがありませんでした。
 現在作成中の観光計画の中でも、今後の観光の方針とか情報発信の整備、観光推進体制の整備を明確にして、4市連携のもとに本市に観光客に来てもらう、そしてお金が落ちる仕組みづくりを行っていきたいと考えております。
 ちなみにインターネット調査によると、本市の地域資源のうち、歴史人物、人のよさなどは評価は高いものの、全国100位以内に評価されるイメージがありません。いかに突出した魅力を打ち出せるかというのが課題になってくるんじゃないかなと思っております。
 続きまして、全国レベルの大会の開催と大学のクラブ活動の合宿の誘致ということなんですけども、交流人口がふえるということは、本市の観光にもつながるというふうに考えております。
 現在大会の誘致や大学のクラブ活動の合宿の誘致につきましては、観光コンベンション協会を中心にして施設概要を紹介したパンフレットを作成したり、エージェントなどと協議して誘致を図っております。
 本市も積極的に推進していくべきかと思いますけれども、専門家と話す機会がありまして協議しましたけれども、本市の施設につきましては一応の評価をいただきましたが、もっともっと全国的な情報発信力をつけないかんと。それから、全国の情報も受信していかないかんというように言われております。
 また、全国レベルの大会の開催の場合、応援の方の輸送などの二次交通の整備であるとか、安価な合宿費用に対応できるような受け入れ態勢の整備、それからまだまだ施設設備の整備など課題も出てきておりまして、これも補う意味でも高知市、香南市、香美市との3市との連携協力をしていくことが必要になってくるものと思っております。
 以上です。
○副議長(野村新作君) 3番徳久衛君。
○3番(徳久 衛君) 市長初め関係課長の皆様方から御丁寧な答弁いただきましてありがとうございました。
 後免町公民館の建てかえにつきましては、市長さんのほうから、まだ時間もあることなんでじっくり前向きに検討してくださるというお話でしたので、心強く感じました。ぜひ、公民館機能であれば生涯学習課、例えば人を集めてということになれば企画とか商工、今度は観光課になるんですかね、でっていうことになると、やっぱり縦割りになるとこういう複合施設の運営というのはなかなか難しいですけど、建てること自体も非常に難しい話になると思うんで、ぜひ中心市街地の活性化を目的に各課調整し合ってぜひ南国市が胸を張れるような施設をぜひ考えていただきたいと思います。
 次に、定住自立圏構想につきましては、市長の英断で今度JR後免駅まで都計道路が通るように計画されまして、非常にまた新しいすばらしい町並み、そして歩道がつく安全・安心の道が通るということで、本当に地元の人も喜んでいると思います。
 南国市はよく昔から全然変わらんというような話を聞きます。特に高知市が駅の北側の開発であるとか、弥右衛門町の開発であるとか、土佐道路周辺、潮江、塩屋崎の区画整理事業なんかを見てると、どんどん町がきれいになって、住環境がよくなって、歩道ができて安全な町並みになってるというところで、ぜひこの南国市の都計道路がそういう意味では一つの希望の光になると思います。
 ただ、じゃあ周辺一歩入ってみたらどうかというと、今はシャッターが閉まってる商店街があって、今後高齢化が非常に進んでおりますし、なかなか若い人が帰ってこないということで、今度は空き家だらけというようなことも十分危惧されるところです。
 ですから、やはり新しい人が来て住んでもらえるような町でなければならないし、そのためにはやはり魅力がないとそこへ来て住んでくれないわけですから、ぜひそういうことも今後8年、9年かかって道路がつくと思いますので、ぜひそういう長いスパンで、道路ができたときにやっぱり南国市の中心市街地は住みやすい、特に国もまちづくり三法の改正であるとか、コンパクトシティー構想を今打ち出してますので、非常に公共交通機関が発達して、病院もあってスーパーもあって、歩いて何でもそろうようなこういう中心市街地が空洞化にならないように施策を講じていただきたいと思います。
 定住自立圏構想の話ですが、今商工水産課長のほうから、10月の求人倍率0.57というお話あって、私も朝日新聞の記事を切り抜いてまいりまして、初めて国平均を上回るというようなことで、課長の答弁の中では、緊急雇用の影響が大だというようなお話ありましたけれども、私のこの新聞記事によると、県雇用労働政策課によると、土佐・龍馬であい博などで観光関連が順調に推移し、宿泊、飲食サービス業の求人が前年同月比で189人ふえた。県と市町村によるふるさと雇用緊急雇用基金事業なども下支えしたということで、第一の原因は、「龍馬伝」効果で観光関連が好調というような話ありました。
 ということは、やはり観光産業による雇用が創出された。ただ、ここで指摘しておるのは、パートが4割ということで、やはり雇うほうもことし1年だけじゃないかという不安があるんで常用採用につながっていないというとこがあると思うんです。でも、観光で交流人口がふえて、人が集まってお金を落としてくれれば、必ずそこで商売につながり、県民所得につながっていくということがこういうふうに証明されたわけですから、ぜひ観光にやっぱり力を入れるということ、課長のほうも観光に力を入れるというとこで共通してますので、ぜひ強い認識で考えていただきたいと思います。
 定住自立圏構想は本当に、趣旨からいうと、やはりもう周辺市、中心市を別にして、この地域が活性化していかないと高知県の浮揚はもちろんないわけですから、頑張って各分野でやっていただきたいと思いますけれども、何で観光の切り口で質問したかといいますと、今まで連携していた部分は、もうそれは強化するのは当然ですけれども、やっぱり今言うような雇用につながる、雇用につながれば必ずそこで住むわけですから、そういう可能性があるというのは、交流人口を核にした観光じゃないかというふうに私は強い思いがあるもんで、ぜひそういう意味で定住自立圏構想も、高知市に人が集まるんですから、そこでやっぱり情報発信してもらう。東京首都圏、大阪から一から高知へ来るというたらなかなか動機づけにならないですけど、高知市に宿泊していてホテルにちょっと見たら南国市のシャモ鍋の10店舗あるパンフレットある、じゃあちょっと帰り寄って食うて帰ろうかというようなことになると思うんです。また、絵金蔵行って香南市ちょっと見て飛行場へ行こうかというようなことになると思うんです。それが連携だと私は考えてます。
 ここに、イオンに行ったときに高知県観光マップというブースがあって、パンレット置いてます。ありがたいことに南国市はシャモのパンフレットだけでした。それで隣がアンパンマンミュージアムのパンフレットでしたけども、こういうふうに人が集まるところにこういうことを置くことでやっぱり知ってもらえる。ですから、南国市単体で情報発信する、香南市で情報発信するというのはなかなか難しいですから、やっぱりこういうところが連携だと思うんで、ぜひこういうところに力を入れて定住自立圏構想については取り組んでいただきたいというのが私の気持ちです。何かその件について御意見あったらお聞きしたいと思います。
 最後に、スポーツセンターの有効利用ですけれども、現時点でも南国市のスポーツセンター、多くの方が御利用しているようです。非常にそれはありがたいことであり、今後ますますの利用拡大ができないか。特に県外から来てもらえれば宿泊につながることもありますし、宿泊すれば地元南国市でお金も落としてもらえるということで。
 何でここ駐車場にこだわるかというと、公共交通機関が言ってみればないわけです。ということは車で来るしかない施設ですので、大きな大会以外では何とかやってるというような課長さんの御答弁でしたけど、現状はそうであれば、今後もっと大きな大会が多数来るようなことができれば絶対的なキャパシティー不足は否めないと思います。本来なら土地の高いところにやるような立体駐車場ですよね、2階建てぐらいにするとか、そういうことも優良の田んぼが、周りがあってなかなか買収ができない、整備してまでできないということでしたら、そういうこともやっぱり一度は検討、もしかしてしてるかもしれないですけど、していただけたらと思います。ちょっとスポーツセンターのほうにも出向いて話を聞いたり、施設を利用してる人にも話を聞くと、室内での大きな大会のときはグラウンドあいてるのに使えないとか、そういうもったいないというような声も聞かれますし、実は私インターネットで引っ張ってきたら、1月8日と9日にバレーボールのVリーグの大会が南国市のスポーツセンターで開催されますが、知ってますでしょうか。この間アジア大会で男女ともに金メダルをとって、非常にまたバレーボールに人気が出てるところですけれども、実は1月8日と9日にプレミアム男子リーグの8チームのうち4チームが来て、パナソニックであるとかFC東京であるとか、オリンピックに行くような選手が高知県に来るわけです。それも南国市に来て、2日ですから必ず1泊するわけです。そしたら、これを見に1泊で来る人が必ずいると思うんです。そしたら、こういう大会が来るんであれば、ぜひ何か商売につながるような、南国市でお金を落としてもらえるようなそんな仕組みをつくってもらいたい。
 やっぱりこういうふうなことになると駐車場のことも非常に危惧されるということで、今回質問させていただきましたけれども、ぜひこの件について何か市として考えていることがあれば御答弁いただきたいと思います。
 地元のスーパーバンドが(5)リーグのテーマソングを歌ってることも知らない人がたくさんいると思います。もしかしたらこの試合のときにスーパーバンドが来てテーマソングを歌うんじゃないかなというふうには思ってますけども、そういう関係もあって高知に来るかもしれませんので、ぜひ南国市でやってよかったとなれば来年以降も来てもらえる可能性もあると思いますので、ぜひこういう縁を大切にしていっていただきたいと思います。
 以上で2問目を終わります。
○副議長(野村新作君) 答弁を求めます。商工水産課長。
○商工水産課長(今久保康夫君) 徳久議員の4市連携によります情報発信につきましてですけれども、今現在私ども観光計画の作成をしている中で、今までの南国市の観光の体制はどうやったかということも検討しました。
 その中で言いましたら、ひょっとしたら今までは地域のイベントを観光というような格好でやってたのじゃないか。やっぱり観光は観光として、イベントはイベントとして分けてやっていくべきじゃないかというふうに考えています。
 その中で言うたら、情報発信、パンフレットであるとかという部分についても、どこに何部置いたのかというのもわからない状態というのはいけないじゃないかということで、改善もしているような状態です。
 それから、今度物部川の3市の中では一緒に観光について検討して、一緒にやれることはやっていこうというような話もしておりますので、その点よろしくお願いします。
 それから、同じように全国的な大会につきましても、情報発信であるという部分がやはり少なかったということがありますので、これからそういった部分に力を入れて情報発信をしていきたいなというふうに考えてますので、御理解をよろしくお願いします。
○副議長(野村新作君) 市長。
○市長(橋詰壽人君) スポーツセンターのことにつきまして率直に私申し上げたいと思います。
 スポーツセンターの管理運営につきまして、私は非常に当初疑問を持っておりました。といいますのは、御承知のように、地元の方と言われる方々には全部無料と。ここからあのスポーツの施設の運営というのが始まっておるわけです。行政が約束したことでありますので、それは守っていかないかんという、これは市民に対しての信義の問題であろうと思います。
 しかし、これは後から当時のことを私が言うのはたやすいんですが、後々まで大きな影響のある約束をするのには、それなりの覚悟を持ってしないと、後で市民に言われて、あそこだけ無料とはどういうことかと言われたときに、説明のつくような約束事をしておかないかん。しかも、あのグラウンドはいまだに稲のある間はナイター施設は使えません。こういうような状態で出発しておるわけです。
 正直言いまして、グラウンドをもっと広くすることも必要でしょう。必要ですが、私はそこまで考えが正直言って及ばない、それどころじゃない。あの施設を十分使い切ってないと、まだ。御承知のように、立派な施設なんです。芝生のグラウンドではないんですが、立派な施設なんです。それを地元には全部無料で開放して、あれへたくさんの税金を投入してやっております。ですから、その辺のことからきちっともう一度しないと、先ほど生涯学習課長が言いましたが、私の知っとる限りほとんどのこの辺でやるかなり大きな大会でも、最近はマイクロバスという手段がありますので、かなりの部分は問題は、どうしようもないぐらい来るということは余りないです。ないですが、理想を言えば、もう少しスペースも欲しいときがあります。が、その辺のことをどんなに、夜間のナイター設備つけただけで1年間の半分とは言いませんけれども、数カ月にわたってナイターが使えないというような状態をじゃどこがどういうようにやるかということからもう一度私はやらないかんと思っております。
 そして、その一方では、駐車場が狭いんであれば、その対応をすると。この両方をいかないといかないと。私は市長としてはそういうように思っております。
○副議長(野村新作君) 教育長。
○教育長(大野吉彦君) 施設、駐車場につきましては、市長のほうから御答弁していただきましたんで、先ほど出ましたバレーボールVリーグについてでございますが、突然南国市のほうへという話が来まして、多分借用する予定のところができなくなったんではないかなという感じはいたします。
 ただ、南国市のスポーツセンターもそれだけのものをできるものを持ってますし、協会側との話では、200台ぐらいの駐車場がやはり足りないということで、協会とちょうどあしたお会いをして、駐車場を別途構えてバスで輸送するとか、手を打っていきたいというふうに考えているところでございます。
 先ほど生涯学習課長も答弁しましたが、全国的な大会はこれが済みましたら24年、25年までございません。それで、今市長も答弁しましたように、今後については一緒に考えて対応してまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。
○副議長(野村新作君) 3番徳久衛君。
○3番(徳久 衛君) 御答弁いただきましてありがとうございました。
 せっかくある立派な施設ですので、気持ちよくたくさんの人に利用していただきたい。特に大篠体育館がもう老朽化で使えませんので、市の体育館というたらスポーツセンターだけになります。
 もちろん学校には体育館があるわけで、地域の住民の皆さんは体育館の夜間使用とかして卓球とかスポーツを楽しんでらっしゃるわけですから、そういう施設利用というのももちろん考えられますけれども、私の意図するところは、せっかくある立派な施設を少しでも有効利用できないかということでの質問でしたので、今後検討できる部分がありましたらぜひ前向きに検討していただきたいと思います。
 ぜひ観光を切り口での事業展開をいろんな場面でやっていただきたいです。特に「龍馬伝」の後、もちろんこれから海外で来年は1年間「龍馬伝」やるということで、海外の観光客誘致ということも話が出てますけれども、それと同時に長宗我部元親を中心とした観光誘致というのも考えられてます。長宗我部元親といえば岡豊城、岡豊山ですので、ぜひそうすれば南国市が非常に脚光も浴びるでしょうし、先ほど商工水産課長のお話ありましたけども、一つに特化してイメージを打ち出して南国市はこれだというものがあれば、そういう固定したイメージでやれると思います。私、土日東京に行ってまして、銀座のまるごと高知にも寄ってきました、土曜日に。たくさんの人でごった返していました。三原村の方が来てどぶろくを試飲させていましたけれども、隣の沖縄の物産館に負けない、スペースでは負けてますけれども、人では負けない人が来てました。ということは、高知県それだけ多くの人が知っていただく機会ができたと思いますので、ぜひそれが今度南国市へ来てもらえるような導線につながるように、県とも歩調を合わせながら取り組んでいただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
 以上で質問を終わります。