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検索結果 »  平成22年 第350回市議会定例会(開催日:2010/12/03) »

第350回市議会定例会初日


第350回南国市議会定例会会議録
                                 南国市告示第103号
                                 平成22年11月26日
                           南国市長 橋 詰 壽 人

第350回南国市議会定例会を次のとおり招集する。

 1.期  日  平成22年12月3日
 2.場  所  南国市役所 5階議場

第1日  平成22年12月3日  金曜日

      出席議員     
     1番 中 山 研 心君        2番 前 田 学 浩君
     3番 徳 久   衛君        4番 村 田 敦 子君
     5番 岡 崎 純 男君        6番 高 芝   謙君
     7番 坂 本 孝 幸君        8番 小笠原 治 幸君
     9番 竹 内 克 憲君       10番 有 沢 芳 郎君
    11番 野 村 新 作君       12番 西 原 勝 江君
    13番 西 山 八 郎君       14番 浜 田 和 子君
    15番 浜 田   勉君       16番 浜 田 幸 男君
    17番 門 脇   晃君       18番 土 居 篤 男君
    19番 福 田 佐和子君       20番 西 岡 照 夫君
    21番 今 西 忠 良君
          ―――――――――――*―――――――――――
      欠席議員
    な し
          ―――――――――――*―――――――――――
      出席要求による出席者
  市     長  橋 詰 壽 人君
  副  市  長  藤 村 明 男君
  総務課長兼選挙管理委員会事務局長  中 沢 孝 夫君
  参事兼財政課長  高 木 茂 美君
  企 画 課 長  西 山 明 彦君
  危機管理 課 長  西 原 三 登君
  税 務 課 長  吉 岡 秀 文君
  市 民 課 長  島 崎   明君
  保 健 課 長  山 内 幸 子君
  保健福祉センター所長 光 野 末 吉君
  環 境 課 長  田 渕 博 之君
  農 林 課 長  西 川   潔君
  商工水産 課 長  今久保 康 夫君
  建 設 課 長  吉 川 宏 幸君
  都市整備 課 長  神 田   彰君
  上下水道 局 長  井 口 善 喜君
  会計管理者兼会計課長 橋 田 裕 子君
  福祉事務 所 長  南   幸 男君
  教  育  長  大 野 吉 彦君
  学校教育 課 長  正 木 敬 造君
  生涯学習 課 長  浜 田 清 貴君
  幼保支援 課 長  島 崎 俊 二君
  監査委員事務局長 門 田 秀 夫君
  農業委員会事務局長 細 木   猛君
  消  防  長  洲賀崎 勝 男君          ―――――――――――*―――――――――――
      議会事務局職員出席者
  事 務 局 長  小 原 正 子君   次     長  北 村 健 一君
  書     記  門 脇 智 哉君
          ―――――――――――*―――――――――――     
      議事日程
        平成22年12月3日 金曜日 午前10時開議
第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議案第1号 平成21年度南国市一般会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第4 議案第2号 平成21年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第5 議案第3号 平成21年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第6 議案第4号 平成21年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第7 議案第5号 平成21年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第8 議案第6号 平成21年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第9 議案第7号 平成21年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第10 議案第8号 平成21年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第11 議案第9号 平成21年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第12 議案第10号 平成21年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算(第347定より継続)
第13 議案第11号 平成21年度南国市水道事業会計決算(第347定より継続)
第14 陳情第1号 市有地の賃貸借契約解除について(第347定より継続)
第15 選任第1号 常任委員及び議会運営委員の選任について
第16 議案第1号 平成22年度南国市一般会計補正予算
第17 議案第2号 平成22年度南国市下水道事業特別会計補正予算
第18 議案第3号 平成22年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算
第19 議案第4号 平成22年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
第20 議案第5号 平成22年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第21 議案第6号 平成22年度南国市介護保険特別会計補正予算
第22 議案第7号 平成22年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算
第23 議案第8号 平成22年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
第24 議案第9号 平成22年度南国市水道事業会計補正予算
第25 議案第10号 南国市火災予防条例の一部を改正する条例
第26 議案第11号 南国市消防手数料徴収条例の一部を改正する条例
第27 議案第12号 南国市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例
第28 議案第13号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例
第29 議案第14号 南国市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
第30 議案第15号 南国市課の設置に関する条例の一部を改正する条例
第31 議案第16号 市道の認定について
第32 議案第17号 債権の放棄について
第33 議案第18号 市有財産の処分について
第34 議案第19号 北陵中学校屋内運動場増改築工事(建築主体)請負契約の変更について
第35 議案第20号 香長中学校校舎増改築工事(建築主体)請負契約の変更について
第36 議案第21号 南国市地域情報通信基盤整備工事請負契約の変更について
第37 議案第22号 上倉辺地に係る総合整備計画(第2次変更)について
第38 議案第23号 南国市人権擁護委員の推薦について
第39 議案第24号 南国市人権擁護委員の推薦について
第40 報告第1号 損害賠償の専決処分の報告について
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第40まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時2分 開会・開議
○議長(浜田幸男君) これより第350回南国市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会期の決定
○議長(浜田幸男君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月15日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会議録署名議員の指名
○議長(浜田幸男君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、岡崎純男君及び門脇晃君を指名いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第11号まで、陳情第1号
○議長(浜田幸男君) この際、去る9月定例会で継続審査に付してありました議案第1号から議案第11号までの平成21年度各会計決算及び陳情第1号、以上12件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長坂本孝幸君。

〔7番 坂本孝幸君登壇〕
○7番(坂本孝幸君) 総務常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 第347回定例会におきまして、当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第1号、議案第5号、陳情第1号の3件であります。
 去る10月25日及び11月8日に委員会を開催し、執行部から副市長始め関係課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。
 以下、順次御報告を申し上げます。
まず、議案第1号平成21年度南国市一般会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。
 決算概要は、歳入総額210億8,523万6,000円、歳出総額209億7,168万5,000円、歳入歳出差引額1億1,355万1,000円であり、翌年度へ繰り越すべき財源6,267万円を差し引いた実質収支額は5,088万1,000円の黒字となり、そのうち、減債基金へ3,000万円の決算積み立てを行い、平成22年度への繰越財源は2,088万1,000円となっております。
 財政指数を見ると、公債費比率は4.0ポイント下降し、19.2%となっています。
また、普通会計ベースでの経常収支比率は92.8%で前年度より0.2ポイント低くなっているものの、危険ラインとされる90%を2.8%超過しています。
 予算現額に対する割合をみると、歳入で85.05%、歳出では84.59%の執行率となっております。
 以上、決算概要を申し上げましたが、款項逐一慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第5号平成21年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。
 決算概要は、歳入3,502万1,000円、歳出0円、歳入歳出差し引き額3,502万1,000円は全額翌年度へ繰り越されるものであり、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 次に、陳情第1号市有地の賃貸借契約解除につきましては、陳情代表者の都合によりとの理由で取り下げ願いが提出されましたので、当委員会はこれを承認いたしました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(浜田幸男君) 産業建設常任委員長岡崎純男君。

〔5番 岡崎純男君登壇〕
○5番(岡崎純男君) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 第347回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第9号、議案第11号、以上5件であります。
 去る11月2日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め慎重に審査をいたしました。以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第2号平成21年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算概要は歳入9億682万1,000円、歳出9億526万6,000円であります。155万5,000円の黒字で、翌年度に繰り越しの措置がなされており、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 なお、山田堰への水面使用料の支払いに関しまして、新川川の改修、歩道等の設置を県や市が費用を負担して行っていること、また、完成後は公共の利益に供すべき利用になることからも、今後の水面使用料については山田堰としっかりと交渉を進めていただきたいとの意見があったことを申し添えます。
 次に、議案第4号平成21年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算概要は、歳入1億3,812万3,000円、歳出1億3,228万7,000円で歳入歳出差引額は583万6,000円の黒字であり、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第6号平成21年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決算概要は、歳入歳出同額の1億5,713万8,000円であり、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第9号平成21年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決算概要は、歳入1億4,295万7,000円、歳出1億4,285万7,000円で歳入歳出差引額は10万円の黒字であり、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第11号平成21年度南国市水道事業会計決算の認定につきまして、事業量は、給水人口4万3,651人、年間総配水量660万8,500立方メートル、普及率は88.35%で昨年度より0.6%上回っております。
 経営状況は、収益的収支では、収入6億1,680万4,000円、支出5億4,887万9,000円で、差し引き純利益は6,792万5,000円となっております。
 また、資本的収支では、収入1億1,808万3,000円、支出3億4,970万7,000円であります。収入が支出に対して不足する額2億3,162万3,000円については、建設改良積立金、消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金で補填しており、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(浜田幸男君) 教育民生常任委員長中山研心君。

〔1番 中山研心君登壇〕
○1番(中山研心君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 第347回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第10号の以上4件であります。
去る11月5日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下順次御報告を申し上げます。
まず、議案第3号平成21年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算についてであります。歳入総額は5,195万2,000円、歳出総額は4,976万5,000円で、歳入歳出差引額は218万7,000円でありました。平成20年度から後期高齢者医療制度が施行されており、この特別会計では残った会計処理がされておりますが、本年度分、平成22年度の決算をもって終了することが予定されております。当委員会としましては、21年度決算を適当と認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第7号平成21年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入歳出同額の58億4,268万1,000円で、前年度と比べ1,200万円余りの増額となっております。やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第8号平成21年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額37億9,459万円、歳出総額37億1,128万8,000円で、実質収支は8,330万2,000円の黒字となっております。この収支額は、前年度より1,413万8,000円の増加でありますが、保険料収入における滞納繰越分の徴収率が極めて低いことを指摘いたしました。滞納者への対応について説明を受け、審査しました結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第10号平成21年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額5億4,725万7,000円、歳出総額5億2,415万8,000円で、実質収支は2,309万9,000円の黒字でありました。審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(浜田幸男君) これにて委員長の報告は終わりました。
 これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号から議案第11号まで、以上11件を一括採決いたします。
 委員長の報告はいずれも認定であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第11号まで、以上11件はいずれも認定することに決しました。
 次に、陳情第1号市有地の賃貸借契約解除についてを採決いたします。
 委員長の報告は取り下げ願の承認であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第1号は取り下げ願を承認することに決しました。
 暫時の間休憩いたします。
      午前10時19分 休憩
      ――――◇――――
      午前10時21分 再開
○議長(浜田幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      選任第1号
○議長(浜田幸男君) 日程第15、常任委員及び議会運営委員の選任を行います。
 お諮りいたします。常任委員及び議会運営委員につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により
       浜田 幸男       西岡 照夫君      村田 敦子君
       西原 勝江君      徳久  衛君      岡崎 純男君
       中山 研心君
 以上7人を総務常任委員に
       浜田  勉君      竹内 克憲君      浜田 和子君
       小笠原治幸君      坂本 孝幸君      西山 八郎君
       土居 篤男君
 以上7人を産業建設常任委員に
       福田佐和子君      野村 新作君      門脇  晃君
       前田 学浩君      高芝  謙君      今西 忠良君
       有沢 芳郎君
 以上7人を教育民生常任委員に
       門脇  晃君      西岡 照夫君      西原 勝江君
       西山 八郎君      今西 忠良君      小笠原治幸君
       徳久  衛君      前田 学浩君      土居 篤男君
       村田 敦子君
 以上10人を議会運営委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員及び議会運営委員に選任することに決しました。
 この際、議長において、委員会条例第9条第1項の規定により委員長互選のため委員会を招集いたしますから、直ちに委員会を開き、正副委員長を互選の上、報告を願います。
 暫時の間休憩をいたします。
      午前10時23分 休憩
      ――――◇――――
      午前10時38分 再開
○議長(浜田幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長が決定いたしましたので、御報告をいたします。
     総  務常任委員長   徳久  衛君
          副委員長   西原 勝江君
     産業建設常任委員長   浜田  勉君
          副委員長   竹内 克憲君
     教育民生常任委員長   前田 学浩君
          副委員長   福田佐和子君
     議  会運営委員長   西岡 照夫君
          副委員長   今西 忠良君
 以上のとおり決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) 市長より議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 職員をして送付書を朗読いたさせます。事務局長。
(事務局長朗読)

                                  22南総第342号
                                 平成22年12月3日

 南国市議会議長  浜 田 幸 男 様

                       南国市長  橋 詰 壽 人

      第350回南国市議会定例会の議案の送付について
 第350回南国市議会定例会に提出する議案を別紙のとおり送付します。

 議案第1号 平成22年度南国市一般会計補正予算
 議案第2号 平成22年度南国市下水道事業特別会計補正予算
 議案第3号 平成22年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算
 議案第4号 平成22年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
 議案第5号 平成22年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
 議案第6号 平成22年度南国市介護保険特別会計補正予算
 議案第7号 平成22年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算
 議案第8号 平成22年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
 議案第9号 平成22年度南国市水道事業会計補正予算
 議案第10号 南国市火災予防条例の一部を改正する条例
 議案第11号 南国市消防手数料徴収条例の一部を改正する条例
 議案第12号 南国市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例
 議案第13号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を
       改正する条例
 議案第14号 南国市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
 議案第15号 南国市課の設置に関する条例の一部を改正する条例
 議案第16号 市道の認定について
 議案第17号 債権の放棄について
 議案第18号 市有財産の処分について
 議案第19号 北陵中学校屋内運動場増改築工事(建築主体)請負契約の変更について
 議案第20号 香長中学校校舎増改築工事(建築主体)請負契約の変更について
 議案第21号 南国市地域情報通信基盤整備工事請負契約の変更について
 議案第22号 上倉辺地に係る総合整備計画(第2次変更)について
 議案第23号 南国市人権擁護委員の推薦について
 議案第24号 南国市人権擁護委員の推薦について
 報告第1号 損害賠償の専決処分の報告について

          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第24号まで、報告第1号
○議長(浜田幸男君) この際、議案第1号から議案第24号まで及び報告第1号、以上25件を一括議題といたします。
 市政報告並びに提案理由の説明を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) おはようございます。
 本日、議員の皆様の御出席をいただき、第350回南国市議会定例会が開かれますことを厚く御礼申し上げます。
 開会に当たり、提案いたしました議案の説明に先立ちまして、市政の状況について御報告申し上げ、議員の皆様、並びに市民の皆様の御理解をよろしくお願いしたいと思っております。
 まず、最初に、本市で初めて導入いたしました電気自動車は、12月2日に運用を開始いたしました。開始式は、次代を担う子ども達に環境意識の向上を図りますとともに、本市のキャラクターであります「しょうがちゃん」、「せんべちゃん」を考案していただいた、やなせたかし先生の母校でもあります後免野田小学校において盛大に行われました。この電気自動車には、「環境に優しいまちづくり エコシティなんこく」の文字とそれぞれのマスコットを車体に描いており、環境問題の提起やキャラクターの情報発信も兼ねております。今後の活用といたしましては、小中学校をはじめ生涯学習での啓発事業や市主催行事への使用など、動く看板として、積極的に環境に優しいまちづくりをアピールしてまいります。
 次に、先の9月の定例市議会で、議決をいただきました定住自立圏の形成に関する協定の締結につきまして、高知市と10月6日に締結をいたしました。香南市、香美市もそれぞれ同日に締結いたしました。そして、定住自立圏の将来像や協定に基づき推進いたします具体的な取組内容につきまして、受田高知大学副学長が座長を務めます定住自立圏共生ビジョン懇談会により、11月4日から3回の懇談会を重ね、検討されました。その検討されました内容を受けまして、中心市である高知市が高知中央広域定住自立圏共生ビジョンを策定いたしました。このビジョンは、4市における将来像の実現に向けた具体的な取組を示しておりますので、御報告いたします。
 それでは、市政の主要な課題につきまして、御報告いたします。
     〔危機管理〕
 まず、危機管理関係につきまして、御報告いたします。
 災害に強い地域づくりを目指して、自主防災組織リーダー研修会を9月12日に開催いたしました。各防災会より184名の参加を得て、日本災害救援ボランティアネットワーク理事長の渥美先生からボランティア体験による講演をいただき、日頃からの人とのコミュニケーションの大切さ、及び日常生活や地域行事が防災であると位置付けた「いつも防災」の視点について学びました。
 11月7日には、県警察学校グラウンドにおきまして、上大そね地区の自主防災組織による合同防災訓練を行い、応急救護訓練、消火・ロープワーク体験などにより防災意識の向上を図りました。
 11月13日には、高知県国際交流協会及び南国市国際交流協会との共催により、平成22年度南国市在住外国人向け防災訓練を実施し、災害時要援護者である外国人に対しまして、消防本部の救急救命士と災害時語学サポーターが協力して各国の言語に翻訳し、止血方法や災害用伝言ダイヤルの使用方法を指導いたしました。
 11月21日には、大湊地区防災連合会との協働の取り組みとしまして、東京大学地震研究所の都司先生による「津波災害の講演会」を開催し、昭和南海地震の震度や次の南海地震についての講演をいただき、津波の恐ろしさや避難の必要性を再認識することができました。
 津波避難対策としましては、南部市民館敷地に緊急津波避難所として、避難行動に時間を要する人のために、100名程度の人員の収容ができます緊急避難施設の建設を計画しております。
 自主防災組織の新規結成につきましては、5組織が結成され、地域の防災マップの作成や防災訓練などに取り組んでおります。
 既存の防災会に対しましては、「いつも防災」を呼びかけるとともに、消防行政と連携した支援を実施し、「災害に強いまち」を目指した取り組みを進めてまいります。
 次に、交通安全対策につきましては、「秋の全国交通安全運動」が9月21日から30日まで実施されました。本市では、南国市交通安全市民会議が実施主体となり、約100名による人間看板を行い、交通安全の街頭啓発を行いました。その中で重点目標である「後部座席もシートベルト着用」の「のぼり旗」を多数掲げ、国道を通過する車両に訴えました。
 12月10日からは、「年末年始の交通安全運動」が行われます。高齢者が犠牲になる事例が多発しておりますので、継続した広報宣伝活動を行い、交通安全の啓発に努めてまいります。
     〔総務〕
 次に、総務関係につきまして、御報告いたします。
 11月3日、文化の日に、第42回南国市民賞の授与式を行いました。本年度は社会福祉部門での功績により谷幸三郎さんに、また、教育文化部門での功績により、平山?男さん、浜田伸夫さんに市民賞を授与いたしました。それぞれ受賞部門以外の分野におきましても、本市の発展に大きく寄与されており、今後におきましても、御支援、御協力をお願いしたところでございます。
     〔財政〕
 次に、財政関係につきまして、御報告いたします。
 前回に引き続き、平成22年度から3カ年の中期財政収支ビジョンを策定し、確実に財政健全化を図っているところでございますが、22年度決算におきましては、国の経済対策に伴う繰越事業の増等により前年度同様、決算額が200億円を超える見込みとなっております。
 本市の来年度財政収支の見込みは、歳入におきましては、市税収入は、昨今の厳しい経済情勢を受け、また、地方交付税も国の仮試算では本年度比0.2%減となるなど、両税とも減少することが予想されます。一方、歳出におきましては、生活保護費や医療費等の社会保障費の増など義務的経費の増大は、避けられない状況であります。
 また、焦点の一つとなっております国庫補助負担金の一括交付金化につきましては、国の方針がまだ明確となっておりませんが、かつての三位一体改革のように地方財源の大幅な削減とならないよう、全国市長会等を通じ国に要望しているところでございます。
 このような厳しい状況の中、平成23年度予算編成に当たりましては、引き続きあらゆる歳入歳出の見直しを図り、限られた財源の中で最大の行政効果を上げるべく、将来に向けた都市基盤整備、産業振興対策、教育・子育て支援・少子化対策、地震・防災対策、健康対策、環境対策の6点を重点施策に掲げ、予算編成を行ってまいります。
     〔企画〕
 次に、企画関係につきまして、御報告いたします。
 今回19回目となります国勢調査につきましては、多数の市民と職員の協力体制のもと、10月1日付けで調査を実施いたしました。今回の調査は、日本が人口減少傾向となって初めての調査であり、大変重要な意味を持ったものとなっております。この調査結果を踏まえまして、市民が住みよいと感じていただける南国市にするために、子育て支援・少子化対策、高齢者福祉の充実を図り、住民サービスの向上に努めなければならないと考えております。
 市民の皆様と市政について直接話し合う機会も、また、市民の皆様一人一人の声を聞く機会も限られておりますことから、各公民館を単位としまして、7月24日の国府地区を皮切りに、市内8地区の公民館におきまして、市政を語る会を開催いたしました。残りの地区につきましても、年明け以降、開催する予定となっております。各地区の課題を改めて認識することができ、また、御意見、御要望につきましても、今後の市政の運営に参考とさせていただきます。
     〔保健〕
 次に、保健関係につきまして、御報告いたします。
 平成21年度から23年度までの第4期介護保険事業計画に基づき、昨年実施いたしました小規模多機能型居宅介護事業所の募集が未決定となりましたことから、9月29日に事業者募集説明会を再度実施し、小規模多機能型居宅介護サービスを提供できるよう、取組を進めております。
 また、10月21日には、平成22年度南国市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定推進運営協議会、及び地域包括支援センター運営協議会、並びに地域密着型サービス運営委員会を開催いたしました。平成21年度介護保険事業実績では、認定者数や介護サービス利用者数が横ばい状況となっており、給付費におきましても計画値を下回っておりますことから、介護給付費準備基金に6,946万8,000円を積み立てております。
 後期高齢者医療保険事業につきましては、平成21年度の本市の総医療費は、74億8,695万4,000円であり、被保険者1人当たりの医療費は、114万8,000円で県内の自治体の中では5番目に高い額となっております。また、1人当たりの保険料は5万9,649円で、その収納率は99.62%であります。今後とも適正な事業運営が行われるよう努力してまいります。
     〔環境〕
 次に、環境関係につきまして、御報告いたします。
 『環境に優しいまちづくり「エコシティなんこく」』の実現につきましては、「第3回チャレンジ!エコスタイル物部川流域協議会」を10月26日に開催し、市民・事業所アンケート調査の結果や社会実験の中間報告を行うとともに、具体的対策の導入によるCO2削減量の推計を行い、今後の施策やロードマップづくりの検討をいたしました。
 また、11月15日に、「第3回南国市エコプラン実行計画策定委員会」を開催いたしました。当初、南国市独自の計画策定を考えておりましたが、地球温暖化対策の推進に関する法律による地方公共団体実行計画(区域施策編)を策定する方向に変更いたしました。この計画は、同法では市町村の策定は努力義務となっておりますが、地球温暖化対策につきましては、地方自治体も主役となって対策・施策を行っていくことが必要不可欠であります。国におきましても、計画策定マニュアルを作成するなど、市町村への支援を行っております。この実行計画の策定を行うことにより、本市のCO2削減への対策と施策がより具体的なものとなってまいります。
 今後におきましても、環境に優しいまちづくりを目指して引き続き取り組みを進めてまいります。
     〔農林〕
 次に、農林関係につきまして、御報告いたします。
 本年は、台風の襲来や豪雨などはありませんでしたが、夏期に異常な高温が長期に続き、早期稲の品質低下や酪農における乳量、乳質の低下など、農畜産物に大きな影響が及ぼされました。
 平成22年度にモデル対策として実施いたしました戸別所得補償対策につきましては、全国での加入件数は、131万9,845件であり、米の需給バランスへの影響は、過剰作付けの面積がおおむね1万へクタール程度縮小する見込みとなっております。
 本市では、10月末現在で加入件数978件と、制度は異なるものの前年より280件少なくなっており、水稲作付け面積は、水稲共済加入面積で前年比約6ヘクタールの増加となっております。この原因の一つには、助成の要件変更に伴い中小の自給的農家の参加が減少したものと考えられます。
 同制度は、平成23年度から法制化し本格実施される予定となっております。今後は行政が主体性をもって取り組むよう国から指示されておりますが、平成23年度からの制度の内容が示されておらず、早場米の産地としまして、市長会等を通じ、早急に詳細を示していただくよう要望しております。
 高知県産業振興計画・物部川地域アクションプランに掲げました消費者と生産者をつなぐ場づくりとして、取り組みを進めてまいりました農家レストランにつきましては、道の駅南国「風良里」の定休日を利用して10月12日から開設いたしました。オープン当初から、たくさんのお客さんにお越しいただき、順調な滑り出しとなっております。
 また、地産地消の取り組みといたしましては、地産地消の推進を広く図るために、地産地消推進協議会の商工部会におきまして、のぼり旗を作製し、推進協力店での掲揚に取り組んでおります。
     〔商工水産〕
 次に、商工水産関係につきまして、御報告いたします。
 10月31日には、高知県ウオーキング協会の後援をいただきまして、「土佐のまほろばウオーク」を土佐のまほろば風景街道推進協議会と市の主催で開催いたしました。大阪など県外からの参加者もあり、貫之、元親、龍馬ゆかりの地を歩いて、豊かな自然と人、食に触れていただいたことと思います。今後におきましても、まだまだ課題はありますが、継続して実施したいと考えております。
 また、雨の中ではございましたが、11月7日に、すっかり定着した感のある「地産地消の軽トラ市」や「つらゆき時代祭」が行われ、南国市の秋を彩りました。
 11月15日には、東屋が建築されました才谷龍馬公園におきまして、5年ぶりに才谷村龍馬祭が、坂本龍馬才谷保存会の主催で復活し、開催されました。
 また、11月1日から、市内10店舗で『シャモ鍋』が提供されることとなりました。各店ごとに料理に工夫を凝らしておりますので、各店それぞれの味が楽しめることになります。これからは、「南国市に来れば、『シャモ鍋』などのシャモ料理が食べられる。」など、食と観光を織り交ぜた、「地産来消」という新たな取り組みも進めてまいります。
     〔建設〕
 次に、土木建設関係につきまして、御報告いたします。
 国土調査法に基づく地籍調査につきましては、亀岩・滝本地区の一筆地調査を、計画どおり順調に実施しております。また、6月に法務局に送付いたしました左右山地区の地籍簿等につきましては、10月28日付けで通知があり完了いたしました。
 「社会資本整備総合交付金事業」で行っております、市道篠原4号線は、工事が完了いたしました。残り路線につきましては、早期完成に向けて取り組んでおります。
 県単補助事業による「がけくずれ住家防災対策事業」につきましては、3カ所のうち2カ所の工事が完了し、残り1カ所の工事を発注いたしました。
 高知南国道路周辺対策事業につきましては、県の設計審査が完了したものから発注をしており、現在約90%の発注率で、残りにつきましても、間もなく発注する予定となっております。
 災害復旧工事につきましては、3件が発生し、1件は工事が完了しており、残りの2件につきましては、国の災害査定が完了次第発注し、年度内に完了させる予定であります。
     〔都市整備〕
 次に、都市整備関係につきまして、御報告いたします。
 篠原・南小籠地区のまちづくり計画につきましては、11月に区画整理事業調査の業務を3,234万円で発注いたしました。調査内容は、対象区域面積18.8ヘクタールの範囲の中から施行予定地区の設定を行い、現況測量や区画整理設計を行い、それを基に事業計画の案を作成するものであります。
 都市計画道路高知南国線・南国駅前線につきましては、用地購入、補償業務及び築造工事が、地権者、関係者の御理解、御協力によりまして順調に進んでおります。
 次に、住宅関係につきましては、3階建以上の公営住宅6団地の避難ハッチ改修工事を1,155万円で発注いたしました。
 また、地域住宅交付金制度を活用し、公共下水道への接続工事を実施しておりました東崎西部住宅は、10月から供用を開始しております。
     〔上下水道〕
 次に、上水道関係につきまして、御報告いたします。
 有収率の向上を図るべく石綿管や老朽管の更新整備とともに、漏水対策などの取組を強化しております。
 本年度の施設整備の状況につきましては、7月に発注いたしました田村地区配水管布設替え1期工事は、445メートルの区間において石綿管の布設替えを行い竣工いたしました。
 今月発注を予定しておりますのは、田村地区の2期分と、後免町でそれぞれ石綿管の布設替えを計画しております。
 また、水道が未整備でありました物部地区の2集落の配水管路延伸整備も7月に発注し、445メートルの区間の工事が完成いたしました。新たに20戸が接続をしていただき、受益拡大が図られました。
 次に、下水道関係につきまして、御報告いたします。
 下水道事業の施設整備につきましては、中心市街地の浸水対策事業新川雨水排水工事は、本年度160メートル区間の改修工事を進めており、11月末の進捗率は、約70%であります。
 工事区間に隣接して住家が密集していることなどから、工事騒音などを考慮し、従前の夜間工事から昼間の工事に切り替えました。従前と比べ明らかに施工性が向上しております。
 また、公共下水道後免分区工事は、高知銀行後免支店周辺を整備しておりますが、413メートルの区間において、上水道工事との調整を図りながら進めておりますので、工事の進捗は遅れております。
 西窪分区工事は、下水道管路を243メートル延伸して9月に完成いたしました。この工事により約1万4,100平方メートルが新たに下水道の接続可能区域となりました。
     〔福祉〕
 次に、福祉関係につきまして、御報告いたします。
 生活保護関係につきましては、県内の有効求人倍率は、9月現在、0.54倍と依然として厳しい状況となっております。8月から10月までの相談件数につきましても、引き続き増加傾向にあります。この3カ月間の生活保護に関する相談・申請件数は、相談が52件あり、うち24件が保護開始となっております。7月末現在、保護世帯数713世帯、1,059人でありましたが、10月末現在におきましては、728世帯、1,083人と、15世帯、24人の増となっております。
 このような状況の中、生活保護行政を充実させていくために、新たな施策として住宅手当緊急特別措置事業が創設され、住宅を喪失した方、住宅を喪失する恐れのある方に対しまして、一定の要件を満たせば住宅費の一部について給付する制度を実施しております。また、就労支援員を雇用することにより、ハローワークと連携し被保護者の就労支援を実施しております。
 なお、平成23年度からは、被保護者の自立支援プログラムの一環としまして、子供達の進路指導対策のための学習支援員の雇用を検討しております。これは、被保護世帯にある子供達に学習支援を行い進路についての保障をすることにより、安定した職業に就いてもらい、生活保護から脱却して自立を目指す施策であります。
 子ども手当につきましては、支給事務も順調に進んでおり、10月末現在、受給者数3,547人(児童数6,030人)の方に支給をしております。
 また、父子家庭への児童扶養手当の支給事務につきましては、6月末から申請の受け付けをしております。10月末現在54人(児童数82人)が申請されており、12月に、8月から11月までの4カ月分が支給されます。申請漏れがないよう、再度、市広報に掲載するとともに、未申請の父子家庭に対しましても、再度通知を行うなど、万全を期してまいります。
     〔消防〕
 次に、消防関係につきまして、御報告いたします。
 本年度採用の消防職員6名は、高知県消防学校において、初任科教育及び救急科の研修が12月17日をもって修了し、消防士として現場での勤務となり、出動体制の強化が図られることになります。この中には、本市初の女性消防職員1名が含まれており、災害や救急現場におきまして、市民に対して女性らしいきめ細やかな対応がなされるものと期待をしております。
 装備面では、事故等で車内から自力脱出できなくなった傷病者を迅速かつ安全に救出するための装備として、最新式大型救助機具の更新、また、最近増加しておりますハイブリッド車への救助作業に必要な感電防止服等の整備を行いました。これにより特殊車両等の救助活動がスムーズに行えるものと期待しております。
 施設としましては、岡豊地区と十市地区の地域住民より要望がありました消火栓二基を設置いたしました。
 来年6月から義務化となります住宅用火災警報器の設置状況につきましては、本年6月の時点で、全国平均58.4%でありますが、本市の9月時点での推定設置率は40%前後と試算されており、低いものとなっております。8月には留守宅から聞こえた住宅用火災警報器の警報音に近所の住民が気付き、住宅用火災警報器を設置していることにより、火災を未然に防いだ事例がありました。マスコミにも取り上げていただき、また、市広報にも掲載し、設置の効果を広く市民にアピールいたしました。今後とも、消防団、女性防火クラブ、自主防災組織等と連携を図りながら、設置普及促進に向けて取り組んでまいります。
     〔教育〕
 次に、教育関係につきまして、御報告いたします。
 まず、学校教育につきましては、稲生小学校、北陵中学校、大篠小学校、白木谷小学校、香南中学校ブロックにおきまして、研究発表会が開催されました。稲生小学校は、「算数科」の自主発表、北陵中学校と大篠小学校は、県指定である「新教育課程拠点校」として、新学習指導要領の全面実施に向けた研究成果、白木谷小学校は、南国市教育研究所の研究協力校として、「生活科・総合的な学習の時間」の取り組み、そして、香南中学校ブロックは、大湊小学校におきまして、文部科学省指定である「英語教育研究開発学校」として、小学校4年生から中学校3年生までの系統性をもった、小中6カ年の取り組みを発表いたしました。
 また、11月1日に開催されました第45回南国市社会福祉大会では、三和小学校と久礼田小学校が、地域の方との交流を大切にしたあいさつ運動や清掃活動、独居老人の方への「ふれあいの手紙」を年間を通して送る活動など、これまで取り組んできました体験活動を通したボランティア活動の実践が評価され、「南国市ボランティア推進校」として認定されました。両校の児童にとりましては、これからも活動を行う上で、大きな励みとなることと思います。
 昨年は、新型インフルエンザの影響で中止となりました南国市音楽祭が、11月19日に行われ、児童・生徒のさわやかな歌声や心のこもった楽器演奏が披露され、出席されました保護者や地域の方から、大きな拍手を受けました。
 次に、幼保支援関係につきまして、御報告いたします。
 大湊小学校「みなと学童クラブ」が10月1日に関係者の御尽力、御協力により開所いたしました。このことによりまして、市内小学校全校に放課後等における子供達の安全で健やかな居場所づくりができました。
 次に、生涯学習につきまして、御報告いたします。
 スポーツの秋、芸術の秋に、多くの市民の御参加をいただき、日頃培った技術や活力を発揮し、市民の交流を深めるさまざまな行事が行われました。
 高知大学農学部との共催によりまして、体験型の教養講座を開催し、多くの市民が受講し、農学部の研究の一端を学習することができました。
 また、各地区では運動会や文化祭の開催など、元気な人づくり、地域づくりをめざした活動が実施されました。
 体育指導委員との協働で開催いたしました、「さわやか健康ウオーキング」は、家族や友人との参加、小学生のグループなど、さまざまな世代116名の参加がありました。ウオーキングの途中で、神社の見学やニュー・スポーツを実施するなど、楽しいウオーキング大会になりました。
 恒例の小学生駅伝競走大会は、市内13校全ての学校から、35チーム、268名の選手の参加により、南国市陸上競技協会を初め関係機関の積極的な御協力のもと実施され、参加選手の力走にたくさんの声援が送られました。
 第50回南国市美術展覧会は、12月12日から19日までの期間で開催され、児童・生徒から一般の方までの力作、大作が展示されます。
 また、第24回識字学級・集会所文化祭が11月6日、7日に開催され、日頃の学級活動の成果が発表されました。同時に、保育園児の歌や子供達の太鼓演奏、中学生の楽器演奏などもあり、多世代の交流も図られました。
 人権啓発関係では、スマイリーハート人権講座を開催し、「人と人をつなぐ」をテーマに学習を深めました。
 また、全国生涯学習フォーラム高知大会が11月20日から22日まで開催され、地域コミュニティフォーラムでは、稲生小学校での学校を核とした地域コミュニティの再構築をテーマにした学校支援地域本部事業の取り組みが報告されました。
 子供から高齢者まで、生涯にわたって自己実現を目指し、地域住民の連帯や交流を深め、心豊かでたくましく生きることができるよう、引き続き、生涯学習・生涯スポーツを推進してまいります。
 以上、市政の主要な課題につきまして、御報告いたしました。
 続きまして、提案理由を申し述べます。
 議案第1号平成22年度南国市一般会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、6億5,324万4,000円の増額計上であります。
 主な内容としましては、退職手当、障害者自立支援事業費、生活保護扶助費、保健衛生予防費、林業振興一般管理費、防災費及び小学校コンピュータ教育事業費の増額並びに地域活力基盤創造交付金事業費及び公債費利子の減額であります。
 その所要一般財源は2億1,312万7,000円の増額でありまして、固定資産税1,723万4,000円、退職手当基金繰入金7,770万円、繰越金1,003万6,000円、臨時財政対策債1億173万9,000円及び諸収入641万8,000円を増額計上いたしました。
 以下、主な歳出につきまして、御説明申し上げます。
 人件費関係では、県人事委員会勧告に基づく期末勤勉手当の削減を伴う給与改定等を反映させたものの、時間外手当や共済費等が増加し、全体としては1,454万9,000円を増額計上いたしました。
 総務費関係では、退職手当1億524万6,000円及び地上デジタル放送対策としての南国市共聴施設整備事業費補助金1,418万3,000円を増額計上し、庁舎関係等改修工事費3,627万7,000円を減額計上いたしました。
 民生費関係では、サービス利用者の増に伴う障害者自立支援事業費1億1,963万2,000円、被保護者数の増に伴う生活保護扶助費1億5,000万円及び国保財政安定化のための国民健康保険特別会計操出金1,758万9,000円を増額計上し、給付見込み対象児童数の減による子ども手当費5,200万円及び保険給付費の減による介護保険特別会計操出金2,141万4,000円を減額計上いたしました。
 衛生費関係では、子宮頸がん等に係る予防接種委託料5,926万1,000円及び公的病院支援のためのJA高知病院運営助成金3,200万円を増額計上いたしました。
 農林水産業費関係では、木質ペレットボイラー購入費5,783万1,000円及びチップボイラー施設整備に係る木材加工流通施設整備事業費補助金4,303万6,000円を増額計上いたしました。
 土木費関係では、市営住宅改修に係る住宅管理費1,057万6,000円を増額計上し、交付金確定による地域活力基盤創造交付金事業費3,667万9,000円を減額計上いたしました。
 消防費関係では、地震対策として津波避難施設整備工事費3,000万円及び木造住宅耐震改修等補助金480万円を増額計上いたしました。
 教育費関係では、ICT関連機器整備及び支援員養成に係る情報通信技術地域人材育成・活用事業委託料8,970万8,000円及びスクールバス購入費1,000万円を増額計上いたしました。
 災害復旧費関係では、10月の豪雨による農業用施設災害復旧事業費600万円を増額計上いたしました。
 公債費関係では、起債に係る利子の確定に伴う公債費利子2,683万5,000円を減額計上いたしました。
 債務負担行為といたしまして、住民情報システム更新に係るデータ抽出作業委託を平成22年度から平成23年度までの2ケ年で限度額5,745万6,000円に設定いたしました。
 議案第2号平成22年度南国市下水道事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、277万2,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、人事異動等に伴う下水道及び十市浄化センター職員人件費341万7,000円並びに汚泥濃度上昇に伴う十市浄化センター維持管理費63万2,000円を増額計上し、消費税確定等による下水道一般管理費127万7,000円を減額計上いたしました。
 歳入におきましては、一般会計繰入金277万2,000円を増額計上いたしました。
また、繰越明許費といたしまして、公共下水道事業費3,380万円を計上いたしました。
 議案第3号平成22年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、1,307万2,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、公的資金補償金免除繰上償還額の減等に伴う公債費元金1,013万3,000円及び確定に伴う公債費利子293万9,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、住宅新築資金等貸付金元利収入760万8,000円及び公的資金補償金免除繰上償還に係る借換債1,130万円を減額計上し、繰越金583万6,000円を増額計上いたしました。
 議案第4号平成22年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、8万1,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、事業量の増に伴い排水施設に係る機能診断業務委託料10万円を増額計上し、人事異動等に伴う農業集落排水職員人件費1万9,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、一般会計繰入金8万1,000円を増額計上いたしました。
 議案第5号平成22年度南国市国民健康保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、991万2,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、出産数の増に伴う出産育児一時金504万円、特定健診に係る返還金等諸支出金469万8,000円、概算額の決定に伴う後期高齢者支援金136万3,000円及び老人保健医療費拠出金2万8,000円を増額計上し、人事異動等による人件費の減に伴う総務費31万8,000円、概算額の決定に伴う介護納付金89万9,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、交付見込額の決定に伴う療養給付費交付金425万3,000円、概算額の決定に伴う前期高齢者交付金121万6,000円、出産育児一時金等繰入金320万1,000円及び国保財政安定化のための一般会計繰入金1,470万6,000円を増額計上し、介護納付金等決定に伴う国庫負担金2万5,000円、特別調整交付金の減等による国庫補助金1,312万1,000円及び職員給与費に係る一般会計繰入金31万8,000円を減額計上いたしました。
 議案第6号平成22年度南国市介護保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、1億3,290万6,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、給付実績に基づき保険給付費1億8,120万円及び介護予防事業職員人件費の減等に伴う地域支援事業費72万3,000円を減額し、高齢者のニーズ調査事業等の実施に伴う総務費356万6,000円及び保険給付費減による介護給付費準備基金積立金4,545万1,000円を増額計上いたしました。
歳入におきましては、保険給付費等の減に伴う国庫支出金2,641万6,000円、支払基金交付金5,458万5,000円、県支出金3,049万1,000円及び一般会計繰入金2,141万4,000円を減額計上いたしました。
 議案第7号平成22年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、1億9,300万円の増額計上であります。
 歳入におきましては、高知岡豊工業団地分譲用地売却による財産収入2億5,689万5,000円及び繰越金1,000円を増額計上し、工業団地造成に係る市債6,370万円及び一般会計繰入金19万6,000円を減額計上いたしました。
 歳出におきましては、市債の繰上償還に係る公債費1億9,300万円を増額計上いたしました。
 議案第8号平成22年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、23万4,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、人事異動等に伴う後期高齢者医療保険職員人件費384万5,000円を減額計上し、後期高齢者医療広域連合納付金361万1,000円を増額計上いたしました。
歳入におきましては、当初見込みほど特別徴収被保険者数が伸びなかったこと等に伴い保険料1,948万6,000円及び一般会計事務費等繰入金384万4,000円を減額計上し、繰越金2,309万8,000円を増額計上いたしました。
 議案第9号平成22年度南国市水道事業会計補正予算、収益的収入及び支出において、上水道事業費用を1,488万円及び簡易水道事業費用を19万6,000円増額するものであります。
 上水道事業費用の主なものは、水源地ポンプの修繕費、水源動力費及び減価償却費を増額するものであります。また、簡易水道事業費用につきましては、減価償却費を増額し、給与改定及び職員異動に伴う減額をするものであります。
 資本的収入及び支出においては、上水道建設改良費を208万6,000円及び簡易水道建設改良費を103万2,000円減額するものであります。
 補正の内容は、給与改定及び職員異動に伴う減額であります。
 議案第10号南国市火災予防条例の一部を改正する条例、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令(平成22年総務省令第86号)が平成22年8月26日に公布されたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。
 改正内容は、住宅用防災警報器等を設置しないことができる場合として、複合型居住施設用自動火災報知設備を複合型居住施設における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令(平成22年総務省令第7号)第3条第2項に定める技術上の基準に従い設置したときなどを追加するものであります。
 議案第11号南国市消防手数料徴収条例の一部を改正する条例、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令(平成22年政令第193号)が平成22年9月8日に公布され、同10月1日から施行されたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。
 改正の内容は、特定屋外タンク貯蔵所等の設置許可等に係る審査業務の効率化が図られたこと等により審査事務の実費が変動し、手数料の標準が引き下げられたため、手数料の引下げを行うものであります。
 議案第12号南国市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例、大湊小学校区は、放課後児童クラブが存在しない地区でしたので、南国市立大湊クラブハウスを放課後児童クラブとして使用することが有効な施設利用につながると考え、施設の用途の変更を行うため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第13号外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例、職員の国際機関等への派遣(昭和45年人事院規則18−0)が改正されたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。
 主な改正の内容は、派遣期間中の給与年額と派遣先機関からの報酬年額との合計額が、外務公務員給与に相当する給与年額を超えないようにするため、派遣期間中の給与の支給割合を100分の70未満にも設定できるようにするものであります。
 議案第14号南国市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、国家公務員退職手当法(昭和28年法律第182号)が一部改正され、国家公務員の退職手当制度の適正化が図られたことに伴い、南国市においても制度の適正化を図るため、本条例の一部を改正するものであります。
 主な改正の内容は、退職後に懲戒免職等処分を受けるべき行為をした者に退職手当の全部又は一部を返納させる制度及び退職手当の支給について新たな制限を設けるものであります。
 議案第15号南国市課の設置に関する条例の一部を改正する条例、平成23年度の機構改革につきましては、商工水産課で所管しておりました水産部門を農林課に移管することにより、商工水産課において観光行政の振興に取り組む体制の整備を図り、また、農林課において1次産業である農林水産業を一括して統括することになります。このことに伴い、それぞれ課の名称を商工観光課及び農林水産課に改めるものであります。
 併せて、関連する条例の一部を改正するものであります。
 議案第16号市道の認定について、本議案の植田団地北線(整理番号6132)の市道認定区間は、久礼田・ 植田地区のほ場整備計画地内に位置し、この事業のために一度廃止したので、事業完了により再度認定するものであります。
 以上の市道認定につきまして、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。後に位置図を添付してございます。
 議案第17号債権の放棄について、昭和54年4月6日に、住宅改修資金160万円を川崎真一郎に対し、貸し付けていましたが、償還中に亡くなりました。
 連帯保証人の森知英子と川崎潤一も既に亡くなっていたため、相続人である借受人の兄及び妹と交渉をし、返納を求めたところ、返納がありましたが、完納に至らずに、両名とも亡くなりました。
 以上のことから、これ以上の債権回収ができなくなったため、この債権を放棄するものであります。
 議案第18号市有財産の処分について、南国市が持分2分の1を有する高知岡豊工業団地(南国工業団地(仮称))を予定価格3億3,174万4,950円で分譲することについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和40年南国市条例第4号)第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。後に平面図を添付してございます。
 議案第19号北陵中学校屋内運動場増改築工事(建築主体)請負契約の変更について、北陵中学校屋内運動場増改築工事(建築主体)につきましては、平成22年3月19日の議会の議決に基づき、新進・今井特定建設工事共同企業体が建設中であります。
 今回の主な設計変更は、支持地盤が当初の設計より浅かったことによる基礎関連工事の変更及び学校運動基準による柔道畳の変更であります。
 以上の理由によりまして、当初請負金額2億6,347万1,250円から320万5,650円を減額し、合計請負金額2億6,026万5,600円(消費税及び地方消費税を含む。)として新進・今井特定建設工事共同企業体との請負金額を変更して契約するものであり、議会の議決を求めるものであります。次に参考として、事項を記入してございます。
 議案第20号香長中学校校舎増改築工事(建築主体)請負契約の変更について、香長中学校校舎増改築工事(建築主体)につきましては、平成22年3月19日の議会の議決に基づき、岸之上・橋田特定建設工事共同企業体が建設中であります。
 今回の主な設計変更は、一部支持地盤が当初の想定よりも深かったことによる基礎関連工事の変更並びに渡り廊下腰壁材及びパソコン室床材の変更であります。
 以上の理由によりまして、当初請負金額5億4,378万4,500円に682万8,150円を増額し、合計請負金額5億5,061万2,650円(消費税及び地方消費税を含む。)として岸之上・橋田特定建設工事共同企業体との請負金額を変更して契約するものであり、議会の議決を求めるものであります。裏面に参考事項を記載してございます。
 議案第21号南国市地域情報通信基盤整備工事請負契約の変更について、南国市地域情報通信基盤整備工事につきましては、平成22年6月23日の議会の議決に基づき、平成23年2月28日の完成に向けて西日本電信電話株式会社高知支店が施工中であります。
 今回の主な設計変更は、南国オフィスパークについて、既設管路が使用できることによる管路敷設工事の減、現地精査による工法の変更及び加入世帯の確定分等についてルート変更等を行うものであります。
 以上の理由によりまして、当初請負金額8億8,672万5,000円から8,009万4,000円を減額し、合計請負金額8億663万1,000円(消費税及び地方消費税を含む。)として西日本電信電話株式会社高知支店との請負金額を変更して契約するものであり、議会の議決を求めるものであります。裏面に参考事項を記載してございます。
 議案第22号上倉辺地に係る総合整備計画(第2次変更)について、中山間地域の活性化につきまして、全県下的に重要な行政課題として、有効的な行政施策の推進が望まれています。南国市においても、上倉辺地では平成20年度から平成24年度までの5年間で第3次の公共的施設の総合整備計画を策定し地域振興対策事業を進めておりましたが、新たな事業の追加による計画の変更(2次変更)を行う予定であります。
 追加予定計画事業は、大改野地区、桑ノ川地区及び黒滝地区での共同受信アンテナ設置工事の3件であります。
 つきましては、辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の承認につきまして、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律(昭和37年法律第88号)第3条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 議案第23号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の隅田道代氏は、平成23年3月31日をもって任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。隅田道代氏は、人権擁護委員に委嘱されて以来、その在任期間中における実績から適任者であると考え、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。裏面に隅田氏の略歴を記載してございます。
 議案第24号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の田島徳子氏は、平成23年3月31日をもって任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。田島徳子氏は、人権擁護委員に委嘱されて以来、その在任期間中における実績から適任者であると考え、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。裏面に田島氏の略歴を掲載してございます。
 報告第1号損害賠償の専決処分の報告について、平成22年11月12日午後2時55分ごろ、国道195号線南国市役所北側駐車場入口付近において、南国市立小学校の教員が運転する公用車による物損事故により相手方に損害を与えたので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項について、7万円の損害賠償の額を専決処分いたしました。
 つきましては、同条第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。
 なお、損害賠償額につきましては、その全額を全国市有物件災害共済会から支払うものであります。
 以上をもちまして、私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(浜田幸男君) これにて市政報告並びに提案理由の説明は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、明4日から6日までの3日間は休会し、12月7日に会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 12月7日の議事日程は一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。
      午前11時46分 散会