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検索結果 »  平成18年 第321回市議会定例会(開催日:2006/09/08) »

委員長報告・討論・裁決


      議事日程
        平成18年9月21日 木曜日 午前10時開議
第1 議案第1号 平成18年度南国市一般会計補正予算
第2 議案第2号 平成18年度南国市下水道事業特別会計補正予算
第3 議案第3号 平成18年度南国市老人保健特別会計補正予算
第4 議案第4号 平成18年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第5 議案第5号 平成18年度南国市介護保険特別会計補正予算
第6 議案第6号 平成18年度南国市水道事業会計補正予算
第7 議案第7号 平成17年度南国市水道事業会計決算の認定について
第8 議案第8号 南国市立図書館設置条例の一部を改正する条例
第9 議案第9号 南国市国民健康保険条例の一部を改正する条例
第10 議案第10号 健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
第11 議案第11号 南国市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例
第12 議案第12号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
第13 議案第13号 消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
第14 議案第14号 市道の認定について
第15 議案第15号 字の区域及び名称の変更について
第16       承認要求書
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第16まで
      議発第1号 厚生年金高知リハビリテーション病院の存続と充実を求める意見書
      議発第2号 高金利引き下げを求める意見書
      議発第3号 「障害者自立支援法」等による障害者施策の改善を求める意見書
      議発第4号 教育基本法改正は国民世論にこたえ慎重審議を求める意見書
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時1分 開議
○議長(高橋 学君) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第15号まで
○議長(高橋 学君) この際、議案第1号から議案第15号まで、以上15件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長西山八郎君。
      〔5番 西山八郎君登壇〕
○5番(西山八郎君) おはようございます。
 総務常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第15号、以上5件であります。
 執行部から関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号平成18年度南国市一般会計補正予算につきましては、当委員会に付託されました第1条歳入歳出予算の補正中、歳入の部、歳出第2款総務費、第9款消防費、第12款公債費、第2条地方債の補正であります。
 歳入歳出予算の規模は、総額1億8,115万8,000円の増額計上であります。
 総務費関係では、退職手当7,000万円及び4階大会議室のアスベスト除去に係る庁舎関係等改修工事費1,235万8,000円及び退職手当基金積立金7,800万円を増額計上するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第11号南国市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例につきましては、平成18年4月分の介護保険制度の改正により、要支援1、2の介護認定者に対する新予防給付のケアマネジメント業務を行っておりますが、今後予想される業務量の増大に対応するため、その職務の専門性と経験などを考慮し、非常勤の職員として雇用するケアマネジャーの報酬を定めるために、本条例の一部を改正するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第12号公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、有限会社法が平成18年5月1日に廃止されたことに伴い、有限会社の字句を削除するため、本条例の一部を改正するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第13号消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例につきましては、改正の内容は、消防組織法の引用条項の条、番号を変更するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第15号字の区域及び名称の変更につきましては、南国市左右山区域内に南国市国分区域の飛び地が存在することから、周辺字区域との整合を図り、区域を明確にするため、変更するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で総務常任委員会の報告を終わります。
○議長(高橋 学君) 産業建設常任委員長有沢芳郎君。
      〔2番 有沢芳郎君登壇〕
○2番(有沢芳郎君) おはようございます。
 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第2号、議案第6号、議案第7号、議案第14号、以上5件であります。
 去る19日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、以下順次御報告を申し上げます。
 議案第1号平成18年度南国市一般会計補正予算については、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費について、主なものは、市単独土地改良事業費1,615万円、市単道路新設改良事業1,070万円、下水道事業特別会計繰出金1,563万1,000円、東崎公園新設工事費1,000万円、県営事業負担金390万円、がけ崩れ住宅防災対策事業費400万円などを増額計上、地方道路臨時交付金市道改良事業費4,600万円、木造住宅耐震改修補助金600万円を減額計上しております。款項逐一慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 議案第2号平成18年度南国市下水道事業特別会計補正予算については、1,330万8,000円の減額計上であり、歳出では、公共下水道事業費、十市浄化センター維持管理費及び流域関連公共下水道維持管理費を減額計上、歳入では、一般会計繰越金を増額計上、下水道債を減額計上しております。慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 議案第6号平成18年度南国市水道事業会計補正予算については、稲吉地区配水管布設替工事3件による補正で、資本的支出2,100万円を増額するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 議案第7号平成17年度南国市水道事業会計決算の認定については、事業量は、給水人口4万3,782人、年間総配水量693万1,654立方メートル、普及率86.18%となっており、経営状況では、収益的収支、収入6億811万3,000円、支出5億5,710万円、当年度純利益5,110万3,000円となっております。
 また、資本的収支では、収入1億1,101万9,000円、支出3億5,380万1,000円であります。
 収入が支出に対して不足する額2億4,278万2,000円については、建設改良積立金過年度分損益勘定留保資金、過年度分消費税資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金で補てんしております。慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 なお、審査におきましては、南国市上水道地域の漏水防止及び防災対策を早期に進めること、また水道料金滞納者への指導、とりわけ生活保護受給者で高額滞納している者への対応を早急に福祉事務所と協議し、債権確保及び滞納防止に取り組むこと。そして、今後の水道料金収納率を改善し、収益確保に努めるべきとの意見があったことを申し添えておきます。
 議案第14号市道の認定については、去る15日に建設課長とともに現地調査を行いました。松ノ本1号線は、民間開発により整備された道を市道として認定するものであります。
 慎重審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いします。
○議長(高橋 学君) 教育民生常任委員長福田佐和子君。
      〔15番 福田佐和子君登壇〕
○15番(福田佐和子君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第8号、議案第9号、議案第10号の以上7件であります。
 去る9月19日、教育長並びに関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下順次御報告をいたします。
 まず、議案第1号平成18年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費につきまして、主なものは、民生費関係では、更生医療給付費の増に伴う身体障害者福祉措置費2,000万円を増額計上し、衛生費関係では、平成18年度の負担額決定により、香南清掃組合負担金1,076万1,000円を減額計上し、教育費関係では、新図書館への電算システム導入経費を含む図書館費303万5,000円を増額計上したものであり、款項逐一審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第3号平成18年度南国市老人保健特別会計補正予算につきましては、法改正に伴うシステム改修等老人保健一般管理費57万8,000円の増額計上であり、款項逐一審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第4号平成18年度南国市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、被保険者の増加に伴う退職被保険者等高額医療費1,200万円を増額し、保険財政共同安定化事業に係る拠出金2億8,671万3,000円を増額計上し、老人保健医療費拠出金の確定に伴い、6,702万5,000円を減額計上したものであり、款項逐一審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第5号平成18年度南国市介護保険特別会計補正予算につきましては、歳入では、平成17年度決算における繰越金3,738万4,000円を増額計上し、歳出では、平成18年度に発生する国・県支払基金返還金3,140万4,000円を増額計上し、さらにその差額である剰余金598万円を介護給付費準備基金積立金に増額計上したものであり、款項逐一審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号南国市立図書館設置条例の一部を改正する条例につきましては、図書館の管理運営等について、平成19年4月から指定管理者制度を導入するため、その指定管理者を指定するための作業を進めるために、本条例の一部を改正するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、一部に反対の意見もあったことを申し添えます。
 次に、議案第9号南国市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律が平成18年6月21日に公布され、国民健康保険法の一部改正が同年10月1日に施行されることに伴い、本条例の一部を改正するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、一部に反対の意見もあったことを申し添えます。
 次に、議案第10号健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律が平成18年6月21日に公布され、健康保険法の一部改正が同年10月1日に施行することに伴い、南国市福祉医療費助成に関する条例及び南国市母子及び父子家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、一部に反対の意見もあったことを申し添えます。
 以上で教育民生常任委員会の報告を終わります。
○議長(高橋 学君) これにて委員長の報告は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。7番浜田勉君。
      〔7番 浜田 勉君登壇〕
○7番(浜田 勉君) 先ほどの産建常任委員長の報告の水道に関するいわゆる滞納の問題についての報告の中で、私の聞き間違いであったことを願いながら御質問をしたいと思います。
 特に生活保護者の問題についての項目であります。もちろん生活保護費の中に占める水道料とか、そういうふうなものが含まれているという前提にした内容として意見があったことだろうと思いますけれども、文言の部分です。何か私が錯覚というふうに理解をしたいというのは、生活保護を受けている人が未納が多い。だから、そのことについてもっと対応を強化するようにというふうな文言に聞こえました。もちろんそういう審議ではないと思うんですけれども、これは普遍的なというのか、全体と同じ内容として言ったことと思いますが、その文言について、その真意をお尋ねしたいと思います。
○議長(高橋 学君) 産業建設常任委員長有沢芳郎君。
      〔2番 有沢芳郎君登壇〕
○2番(有沢芳郎君) 浜田勉議員さんの質問についてお答えします。
 生活保護者に対して、高額滞納に対しての強化という意味ではございません。生活保護者に対しては、生活を保護する最低の基本的人権がありますので、そういうことを踏まえて、ただ60万円以上の高額滞納者が生活保護者の受給の中に数名おります。100万円以上の高額滞納者が1人おります。だから、生活保護者には、当然光熱費として、そういう中で支給をしておりますんで、過年度の分についての話ではなく、現年度について今後こういう滞納がないように指導して、福祉事務所と一緒に指導していただいて、高額滞納者に対してそういう面で指導していただきたい。福祉事務所と上下水道局が連携をしまして、そういうのに指導をしていただきたいというような意味合いを込めて言っている話であります。
 以上です。
○議長(高橋 学君) 7番浜田勉君。
      〔7番 浜田 勉君登壇〕
○7番(浜田 勉君) ただいま御答弁をいただきました。私の聞き間違いというんじゃなくって、その全体像についての私の不十分な理解の部分だったかもわかりません。それで、今までも議会答弁や、あるいは課長なんかの話の中で、福祉と、そして水道、下水というふうな形で前はありましたが、今は上下水道ですけれども、そこのお互いに機関同士が連携をして、そして生活保護であれ、この未納の方について強めていく、とりわけそういうふうに制度的に含まれた費用の中から、それが長期にわたって滞納というのは、逆に言えば、福祉の側にも手抜かり、あるいはサボった部分があったんではないかというふうなことが今まで論議をされてきました。私は、そういうふうな点で、そのことについてはイエスという考えでありました。ただ、先ほどの報告の中で、そういう部分についてのさわりがなかったので、なぜかその部分のみが特別に強調されたかのような認識で受けとめましたので、私の理解の不十分であったことを認めましょう。
○議長(高橋 学君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。22番小沢正澄君。
      〔22番 小沢正澄君登壇〕
○22番(小沢正澄君) 日本共産党南国市議団は、今期定例会に提出された15議案のうち、議案第8号、議案第9号、議案第10号の3議案に反対し、残余の12議案には賛成します。
 私は、我が党議員団を代表し、主として、議案第9号南国市国民健康保険条例の一部を改正する条例に絞って反対討論を行うことといたします。
 以下、その理由を申し述べます。
 この条例改正は2点で、第1点は、現在まで医療費の自己負担額が2割であった70歳以上の所得階層の高齢者の窓口負担が10月1日より3割に引き上げられること、第2点は、出産育児一時金を現行30万円から35万円支給に改正するものであり、第2点は改正であり、賛成しますが、第1点は改悪であり、強く反対するものであります。
 今期定例会の一般質問で、我が党の同僚議員が指摘したように、税制と医療制度の改悪による国民負担増が政治的大問題となりつつあります。税制面では、配偶者特別控除の廃止、老年者控除の廃止、定率減税の縮小廃止などによって、数倍から、中には10倍にも及ぶ住民税が負担増となっています。市当局の試算によって明らかにされたように、65歳以上178万円の年金収入者の場合、平成17年度の住民税が0であったものが本年度4,100円、平成20年度には1万2,000円が課税されることになります。こんな低所得層にまで課税するのは、生計費非課税の原則に反し、生存権を否定するものと言わなければなりません。しかも、税制改悪が国保税や介護保険料の負担増に連動するため、市民は二重の負担増に苦しめられるのであります。市の試算による同じく178万円の年金収入者の場合の国保税が平成17年度2万400円であったものが平成19年度に5万5,400円、平成20年度には6万1,000円へと実に3倍もの負担増となるのであります。介護保険料についても、市当局の試算では、年金収入200万円の単身者の場合、平成17年度の介護保険料4万500円であったものが本年度は5万8,960円、平成20年度には8万1,000円へと実に2倍の保険料となります。このように、税制改悪による各種控除の廃止による住民税の負担増と連動する国保税や介護保険料の負担増に次いで医療制度の改悪が大問題となっています。既に昨年10月から、特別養護老人ホームなど、施設入所者の食費と居住費が全額自己負担となり、そのためお金を払えない入所者が全国で1,300人余り退所を余儀なくされています。さらに2012年3月までに全国の療養病床38万床を6割削減する方針で、医療型25万床を約15万床に削減、介護型13万床を全廃する方針で、県下全体で5,150床、本市で595床が削減の対象となります。本市では、現在、医療型で250名、介護型220人の方々が療養されていますが、これらの方々が今後どこへ行けというのか。医療難民、介護難民が深刻な問題となるのであります。
 次に、高齢者の医療費負担増が健康にとって重大な問題です。この条例改正で来月1日より、現役並み所得の70歳以上の高齢者の窓口負担が2割から3割に引き上げられ、さらに2008年4月から、70歳から74歳までの高齢者の窓口負担が1割から2割に引き上げられます。同じく2008年4月から、75歳以上の高齢者に後期高齢者医療制度が創設され、保険料は年金から天引きされ、保険料の滞納者から保険証を取り上げ資格証明書を発行することになります。まさに命のさたも金次第、このような医療制度、社会保障政策は、一刻も早く改善すべきであります。
 このように医療制度の大改悪、税制面では庶民大増税を押しつけながら、一方で大企業には減税を実施しています。今大企業の経常利益は3年連続でバブル期を上回る空前の利益を上げています。83兆円の剰余金を抱えていると言われていますが、一方で法人税収は19兆円から13兆円へと大幅に減っており、法人税率を40%から30%に下げたため、5兆円の減税になっているのであります。一方で米軍のためには3兆円の軍事費の肩がわりを政府は表明しています。3兆円といえば、定率減税廃止の3年分に相当します。庶民には大増税、大企業などには減税、この逆立ち税制を改めるなら、国民に対する大増税や医療制度の改悪を実施する必要がないのであります。今こそ住民と自治体関係者は力を合わせ、逆立ち税制の是正を国に強く求めるべきであります。国の税制改悪、各種控除の廃止、定率減税の廃止によって、市の試算によると、県・市民税合わせて、平成18年度で11億5,000万円近くの住民税の増収となっています。逆に言えば、市民には負担増、痛みが押しつけられています。国の悪政から住民の暮らしを守る防波堤として、県、市が共同して住民の痛みを和らげる施策をどう展開していくのか、今そのことが強く求められているのであります。市長は、このほど設置した南国市介護医療保険制度等対策本部で検討すると表明されましたが、市民の健康を守り、長寿県下一を目指して、この対策本部の設置は時宜に適したものであり、私は心より歓迎します。この本部の中で、医療制度改悪から住民を救済する諸施策を検討されることを強く求め、私の反対討論といたします。
○議長(高橋 学君) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号から議案第6号まで、以上6件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第6号まで、以上6件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第7号を採決いたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は認定されました。
 次に、議案第8号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(高橋 学君) 起立多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第9号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(高橋 学君) 起立多数であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第10号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(高橋 学君) 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第11号から議案第15号まで、以上5件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号から議案第15号まで、以上5件はいずれも原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      承認要求書
○議長(高橋 学君) 日程第16、承認要求書を議題といたします。
 各常任委員長、議会運営委員長から委員会所管事項の調査に関する承認要求書が提出されております。
          ―――――――――――*―――――――――――
               承認要求書
  総務常任委員会、産業建設常任委員会、教育民生常任委員会、議会運営委員会は、議会閉 会中下記事件を調査いたしたいので承認されるよう南国市議会会議規則第98条の規定により 要求します。
                    記
  1. 事  項  本委員会の所管に属する事項
  1. 目  的  所管事項の把握
  1. 方  法  委員会開催・調査のための視察等
  1. 期  間  調査終了まで

            平成18年9月21日

 南国市議会議長  高橋 学 様

               総務常任委員長  西山 八郎

               産業建設常任委員長  有沢 芳郎

               教育民生常任委員長  福田 佐和子

               議会運営委員長  田島 邦雄
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) お諮りいたします。各常任委員長、議会運営委員長から提出されました承認要求書を承認することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、承認することに決しました。