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検索結果 »  平成22年 第346回市議会定例会(開催日:2010/06/11) »

議案質疑


○議長(浜田幸男君) この際、議案第1号から議案第14号まで、報告第1号から報告第3号まで、以上17件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 1点、お尋ねと要請をしておきたいと思います。
 昨日の私の質問に対する子供の貧困の問題で、保険証交付はされてない、お金がないという発言について、けさ課長から電話をいただきました。心配をしてくださったことを大変ありがたく思っております。
 このことを機会に、教育委員会のほうでは、ぜひ学校の子供たちがどのような状況に置かれているのか、保険証を持っていない子供たち、あるいは資格証、証明書の家庭があるのではないか、こうしたことも含めてぜひとも調査をしていただきたいと思います。昨日例に挙げましたことは、そういうことがさまざまな形であらわれているということで例を挙げました。私たちも、御相談があれば、必ず福祉事務所なり、市民課なり、相談に行かせていただいておりますけれども、皆さんの御協力をいただきながら、そのことを改善をするためにやっているわけですけれども、ぜひ今回、そうして教育委員会が心配をして電話を下さったこと、調査に生かして、国保の状況あるいは子供たちが受けるべき権利のある医療が受けられていない実態をぜひ調査をしていただきたいということをまず要請をしておきたいと思います。
 補正予算についてお尋ねをいたします。
 25ページです。街路事業費ということで、市長からは、この街路事業費については、中町まで仕上げた後は駅前線、そして東へと延伸をするということが言われましたけれども、この街路事業によってあのL字型の沿線の方は移転を余儀なくされ、それぞれが南国市外へもかわっていかれました。あの事業によって、お家がかかるということで、あれからずっと寝ついてしまった方のこともこれまでも触れてきたわけですけれども、先日その方が初めて外に出ておられるのを見て、少し安心をしたわけですけれども。
 あそこの角の食堂は、親子二人でやっておられたお店ですけれども、御近所の皆さんにとっては大変大事な食事の場所でございました。特にひとり暮らしで高齢になった方などは、御飯をつくることができませんから、あそこへ食べに来るという方もたくさんおいでになりました。そういった意味でも、大変重要な役割も果たしてこられたお店だったわけですけれども、あそこを引っ越しをしてしまうと、もう新しいところでは決して開業することができなくなりました。しかし、継続して、移転をして営業をするわけではありませんから、営業補償が全くありませんでした。財政課長に確認をしても、法的に補償はありませんし、南国市独自に補償をするということは難しいというお答えだったわけですけれども、法的にはそのことができなくても、南国市の市民の活性化のために御協力をいただく、そういった意味では何らかの方策があってもよかったのではないかと今でも思いますが、そのあたりについて、検討をされた結果だめだったのか、あるいは今後その人たちについて、営業補償、これまで続けていたお店に対する、あそこにお店があれば継続ができたわけですから、そのあたりのことをお聞きをしたいと思います。
 以前に、サンシャインの南の小さなお店のことも例に挙げまして、営業をやめなければならない人に対する補償は言ってまいりましたけれども、その方は、新しいお家に移り住んで何年もしないうちに残念ながら亡くなってしまいましたけれども、そうした方が次々と生まれないためにも、ぜひ市として、大切な公共事業をするためには大事なことだと思いますので、お聞きをしたいと思います。
 以上です。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。財政課長。
      〔参事兼財政課長 高木茂美君登壇〕
○参事兼財政課長(高木茂美君) 事前の通告がありませんでしたので、十分なお答えにはならないかと思いますが、私のほうから説明をさせていただきます。
 街路事業の移転補償については、当然補助事業を中心にその移転補償ということがなされておりますので、原則国の補助対象になる部分について移転補償を進めていくということがやはり基本ということになってまいります。それ以外の補償について、じゃあそういう事情、今議員さんがおっしゃられたような場合、市が単独で補償をするのかと、そういう点については、もしそういう点を認めていくとしたら、市の負担というのがかなりの負担金額ということで膨らんでくる可能性があるわけです。御指摘の点につきましては、事前の勉強会の後で、具体的にまだうちのほうで検討をしたと、都市整備課のほうと具体的に協議はまだしていないわけですが、なかなか難しいのではないかとは思いますが、なお都市整備課のほうとも協議は進めていきたいというふうに考えております。
 十分な答弁ではないですが、きょうのところはこういうことでお許し願いたいと思います。
 以上です。
○議長(浜田幸男君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) なかなか単独でということは財政的にも困難ということではありますけれども、協議をしていただくということですから、ぜひそのことはお願いをしておきたいと思います。
 例えば、昨日からも思いましたけれども、法律というのはなかなか市民を守ることができない、法律だけでは市民を守ることはできない。法律は守らなければなりませんが、その中で市民の暮らしがどうなるのかということについてはなかなか、市がそういう運用の面で、市をどう守るかという立場に立たなければ守ることはできないと思います。
 実は、昨日夕方、市街化区域の中に新たにワンルームのマンションがたくさん建つということで、今、けさ方、それぞれの担当の皆さんにはお世話になって調べさせていただいたんですけれども、これも法律に合致をしていれば、近所の不安や、あるいは心配や、それから安全管理、このことさえも、例えばその法律に、基準にさえ合致をしていればそのことが通ってしまうという、こういう中身にありながら、例えば今回危機管理課ができたように、その地域で住み続けられる、昨日も人口の問題出ましたけれども、安心して市民の方が住み続けられる、そういった意味では、もういろんな面から市民の方が感じておられる困ったことだとか、つらいことだとか、怖いことだとかを改善をしていかなければ、市民は住み続けていただくことはできないと思うんですが、法的にくくりがあるものについては、それ以上のことをということではなくて、南国市のために進めていく公共事業に対しては一定の配慮というのは必要だと思うんです。それが全くないままに、あのまま仕事を続けれたのにやめなければならなかったというふうに思われるのと、そうではなくて、法的には無理だったけれども、南国市としては誠意を見せて、これくらいの配慮をしていただいたというふうに思っていただくのとでは随分と違うと思いますので、そのあたりは、これからのことも含めて、これから延伸していくわけですから、たくさんの方に動いていただくことになりますから、そのあたりのことを、公共事業、法律だけを盾に話をしていくのではなくて、やはり滞納された方のことと同じように、その人その人の暮らしや、それからこれから先どうしたかったかっていうことも含めてきちんと対応していただきたい、優しく対応していただきたいということをお願いをしたいと思うんですが、このことについて一言お願いします。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) はっきりお答えを申し上げておきたいと思いますが、この公共事業というのは、個人の活性化の問題のために、ただいま財政課長が申し上げましたが、お金が要るから、単独だから出さない、補助対象だから出すというレベルの問題ではないということでございます。補償費というのは、その補償の根拠になるものがないと補償費は出せないということでございますので、その辺を誤解のないようにしていただきたいと思います。
 私が、この公共事業の基本的な根っこの部分のあり方の問題で出せる、出せないということが判断されると、こういうことでございますので、その辺もひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(浜田幸男君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 終わるつもりだったんですが。その法律は法律である、でも南国市としてはこれだけの皆さんに御迷惑をかける、ほかの人にとっては大変有益な事業であっても、直接かかわる人にとっては大変なことですから、人の財産をつつく事業をするときに、法律でこれはこう決まっているから仕方がないという言い方ではなくて、市としての誠意を見せるべきではないかということを言っているんで、決して法律でここをくくられているのを、そこを何とかせえと言っているわけではありません。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) お気持ちといいますか、言わんとする趣旨はよくわかっておるつもりでございますが、その根拠になるもの、少なくっても税金を使うわけでございますので、いかなる場合でもお手盛り行政はできないわけですので、福田議員さんがお手盛りをしろと言ってるんではないとは思いますけれども、気持ちの問題というものを、幾らこちらが気持ちで言っても、やっぱりこうした公共事業というのは金銭で、最終的には金銭の多寡によってその根拠を示すということになろうかと思いますので、交渉等については、できるだけ地域の皆さん、地主の皆さんはもちろんですが、そういう方の気分を害しないように接しておる、こういうつもりでございますが、それ以上のものをお考えで出すという根拠はないということでございますので、その辺を御理解をいただきたいと、こういうことでございます。
○議長(浜田幸男君) 質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。15番浜田勉君。
      〔15番 浜田 勉君登壇〕
○15番(浜田 勉君) 私は、この4号議案に異議ありという立場では全くありません。まさに異議なし、賛成の論であります。大いに賛成の論と言ったほうがいいかもわかりません。
 この件は、昨年の12月議会で、14番浜田和子議員の質問に対し、市長答弁の具体化であります。提案理由は、まさにその点で、具体的にしようと感じ、そのずさんさを率直に述べ、双方の問題として19年度から認識していた、つまり閉鎖という形で認識をしていたというふうに具体的に述べています。それでしたら、若干の緩慢ではないか、19年度から認識をしながらというふうに思わざるを得ません。
 また同時に、私はこのことを通じて、前野中地区における農機具の問題、1期生の諸君の場合は全く存じ知らぬところでありますけれども、農機具の大量な、いわゆるずさんな使用、管理ということで、半ば廃棄処分……
(「議案に関係ない」と呼ぶ者あり)
 待ちなさい、私が発言中だ。というふうな経過、あるいは前浜におけるそういう廃棄処分というふうなことがありました。つまり、これらは共通するものとして厳しく見ることになってまいります。
 これは、行政財産は当然市民の財産です。そして同時に、これは担当する部署の課長の、いえば日常的な管理あるいはそういう指導の問題もありましょう。だが、結局つまってくるのは市長が問われるわけでありまして、この行政財産の管理あるいはこのことは、極めて市民的に明らかにしなければならないようなことであろうと思います。
 では、そういう点で、今回提案をするに至った経過あるいは総括がどのようにされたのかというようなことが具体的にされておったとしたらお聞きをしたいものです。もちろんこの総括内容は、この提案理由という形で表現をしておるということかもわかりません。そういう点で、私はこの提案そのものについては賛成であり、そして、いえば行政財産あるいは普通財産というふうにこの変化していく、この問題点、問題点というのはあれでしょうが、やっぱりそういう経過をたどっていく、今先ほど言ったような総括の部分なんかが今後重要になってくるだろうというふうに思います。
 そういう点で、高木財政課長には全く通告をしておりませんので、また通告がなかったのにという前文が入ると思いますけれども、できれば行政財産と普通財産の一覧表をいただければ、今後の、そういうふうな問題が発生する以前に問題としてとらえることができるんではないかということをつけ加えて、この提案についての賛成といたします。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。都市整備課長。
      〔都市整備課長 神田 彰君登壇〕
○都市整備課長(神田 彰君) 浜田議員さんの御質問にお答えいたします。
 南国市小籠の住吉駐車場につきましては、同和対策事業に利用後、地域住民の方々の駐車場として利用するために昭和52年9月30日に設置をしたものであります。その後、徐々に不法駐車やごみの不法投棄が見られたため、平成19年に、乗用車等の利用を確保するために一部の入り口を残した上で周囲をブロックで囲い、現在に至っております。一部利用はされております。当初の目的は達成されたと判断をいたしまして、今回の条例の提案となっております。よろしく御理解のほどお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 財政課長。
      〔参事兼財政課長 高木茂美君登壇〕
○参事兼財政課長(高木茂美君) 行政財産と普通財産の整理という質問の内容だと思いますが、何分、幾分膨大な量に、表にするとなってまいります。一定整理した表を浜田議員さんに後日お渡しをさせていただきたいというふうに考えております。
 以上です。
○議長(浜田幸男君) 15番浜田勉君。
○15番(浜田 勉君) 今、私は賛成討論のようなことを言ったという、まさにそんなぐあいになりました。ごめんなさい。私は、そういう、これについて賛成であるという内容と同時に、今提案された内容を具体的にお聞きをしたいということでございました。言葉の、もともと私が、出発点が、おお、こりゃ賛成よということから出発した経過からそういうふうな言葉になりました。
 それと、今財政課長のほうに御無理なお願いをいたしまして、無理ですよねというお答えをいただきました。無理でない範囲でお願いをいたしまして、質疑を終わります。
○議長(浜田幸男君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 議案第6号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第6号の質疑を終結いたします。
 議案第7号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第7号の質疑を終結いたします。
 議案第8号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第8号の質疑を終結いたします。
 議案第9号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第9号の質疑を終結いたします。
 議案第10号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第10号の質疑を終結いたします。
 議案第11号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第11号の質疑を終結いたします。
 議案第12号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第12号の質疑を終結いたします。
 議案第13号、議案第14号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。18番土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 議案第13号南国市公共下水道事業新川雨水幹線排水路築造工事請負契約の締結についてと議案第14号南国市地域情報通信基盤整備工事請負契約の締結について質疑をしたいと思います。
 質疑というほどではありませんが、落札率は両議案どうなっているのか。最近よく聞くのは、役所の中でも聞きますが、非常にたたき合いになっているとか、最低制限価格が南国市は低いとかということを聞きます。こういって、私が引き上げるべきだとか、業者の立場に立って言ってるのではありませんが、聞くところによりますと、この工事請負契約をした、一般的に言いますと請負契約をした業者が2割すいて、8割でまた下請に出すと、そういう現象が起こって、中には正規の技術者もよう置かんようになって指名業者から外れていったり、あるいはその請負契約から下請に出されたほうの業者は、雇用者を常用雇用から日雇い労働者、労災保険はかけないかんということでかけてるらしいですが、そういうふうに土木従事者が不安定労働者化していると、こういう傾向があるというふうにも聞いたことがあります。
 執行部にとっては、最低制限価格に近い価格で落札されれば、それだけ財政的には軽くなるわけですので、メリットはありますが、一方でそういうデメリットというか、行政側のメリットではない部分でマイナスの要素も出ているというふうに思います。だからといって上げなさいと言っているわけではありませんが、そういう内容になっていると。そこで落札率をお聞きをしたいわけです。関係課長の答弁をお願いします。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。副市長。
      〔副市長 藤村明男君登壇〕
○副市長(藤村明男君) 土居議員さんの議案第13号、14号、それぞれ南国市の新川雨水幹線排水路築造工事と14号の地域情報通信基盤整備工事の落札率のみの質問であったように思いますので、そのことだけお答えをいたします。
 新川雨水幹線排水路築造工事の落札率は75.5%でございます。南国市地域情報通信基盤整備工事の落札率は95.9%でございます。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 議案第13号、議案第14号の質疑を終結いたします。
 報告第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第1号の質疑を終結いたします。
 報告第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第2号の質疑を終結いたします。
 報告第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 報告第3号の質疑を終結いたします。
 これにて議案及び報告に対する質疑を終結いたします。