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検索結果 »  平成22年 第344回市議会定例会(開催日:2010/03/05) »

一般質問 1日目(村田敦子)

質問者:村田敦子

答弁者:市長、関係課長


○議長(浜田幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。4番村田敦子さん。
      〔4番 村田敦子君登壇〕
○4番(村田敦子君) 本日、最後となりました第344回市議会定例会において、通告に従い一般質問をいたします。よろしくお願いいたします。
 1番目は、中小業者支援の手だてについて質問します。
 昨年9月、第340回定例会で軽自動車納税確認書発行を軽自動車協会に業務委託できないでしょうかという私の質問に対し、税務課長は具体的には県下市町村会で構成されている高知県軽自動車運営協議会または近隣の香美市、香南市など7市町村で構成されております高知県中央東県税事務所管内地方税研究会などに提示し、検討していきたいと思っておりますと答弁されました。その後、検討はされたのでしょうか、お伺いします。
 2番目は、後期高齢者医療制度についてお尋ねします。
 開始から2年を迎え、後期高齢者医療制度の保険料が4月に改定されますが、市長の施政方針の中で平成21年度と比較して約5%程度の増加が見込まれるということですが、平均額はどのくらいになるのでしょうか。また、前回、短期証の方は15人でしたが、3カ月を経過した今はどうなっているのでしょうか。
 3番目は、公園遊具について質問します。
 年が明けてから高知新聞で才谷龍馬公園のことがたびたび紹介され、2月の議会だよりの裏にも2枚の写真と紹介文が掲載されました。100本余りの紅梅があることを知り、2月14日、日曜日に出かけました。休日ということもあり20名ほどの家族で来られている方々とお会いしました。龍馬公園に車をとめておりたとき、目の前に回転式ジャングルジムがあらわれました。かなりくたびれた様子で、表面の水色のペンキ、オレンジ色のペンキだけでなく、その内側の鉄もはげ、さわると手を傷つけてしまいそうでした。近くにいた小学生の男の子と女の子が遊ぼうと近寄ると、そのお父さんが「手が切れるき、やめ」と言ってとめました。試しに回してみると、重くてかなり力を入れなければ動きませんでした。また、その設置場所が敷地の縁のほうであり、フェンスもなく危険です。3月の広報の表紙にも才谷公園の紅梅を見ている親子の写真が載せてありました。また、多くの方が出向いていかれると思います。早急に遊具の対策を行われるべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
 また、公園に入ってくる道が崩れかけ、鉄板を敷いてありますが、車がこけかけたりしているそうです。その対策も急を要するのではないでしょうか。
 才谷龍馬公園の遊具を見て、数日前に長岡小学校の子供たちと話したことを思い出しました。廿枝小山公園には長い滑り台があり、よく子供たちが遊んでいます。「あの滑り台は長いからみんな遊びに行きゆうね」と私が言うと、子供たちが「今使えんなっちゅうで、ほかにも使えんなっちゅうところがあるき、おもしろうない」と言ったのです。せっかくの遊具が使えないというのは本当にもったいないし、子供たちもがっかりだろうと思い、見に行ってみました。一般公園では3カ所の公園で危険立入禁止の文字が入った黄色いテープを巻かれた遊具があり、そのテープをのけて遊んだ形跡も見られました。児童遊園地では2カ所で黄色いテープを巻かれていました。また、テープを巻かれていなくてもペンキがはげてさびたり、かなりの金属疲労が見て取れる遊具も多くあり、子供たちが遊んでいて破損したらと心配になりました。遊具の点検、整備、維持管理はどうされているのでしょうか、お尋ねします。
 4番目に、1次産業振興がもたらすものについて質問いたします。
 農業においては農地が生産者によって作物の生産をされ、耕作放棄地にされないことが環境保全、水源涵養の機能を果たすために必要だと思うのですが、今南国市ではどのくらいの放棄地があるのでしょうか。また、農業従事者の6割が65歳以上という現状では、その割合は増加していくであろうことが懸念されます。担い手育成が不可欠だと思うのですが、どうお考えでしょうか。また、行われている取り組みがあれば教えてください。
 森林は、木材資源の供給とともに国土や環境の保全、水資源の涵養、生物多様性の保全を行います。地球温暖化の要因とされる二酸化炭素を吸収、固定し、伐採後も固定します。戦後植林された杉やヒノキが50年、60年たち、国産材として使用できる状態となっています。南国市も北部の黒滝地区は92.6%が人工林であり、県下でも有数の人工林地帯ということです。12月の広報に「間伐するなら今がチャンス」という記事がありましたが、搬出、間伐等の相談はあったのでしょうか。
 搬出、間伐をなりわいにされている方のお話では、一番必要なことは地元の人に理解をしてもらうこと、間伐がなぜ必要なのか、間伐にかかる10万円、20万円のお金が、集中豪雨で山肌が崩れたら修復には億のお金がかかります。予防が大事ということです。民有林が89%の南国市ですが、森林の持つ二酸化炭素を吸着し水源涵養を行う機能は市全体に及び、災害防止にも役立ちます。外材の輸入に規制をかけ国産材の需要を高めれば、個人で山を守れるだけの収入を得ることができるでしょうが、8割も外材を輸入している今の木材価格では無理です。市は現状を広く知らしめ、サポートを求める啓発を行うことが必要ではないでしょうか。
 また、間伐は危険な仕事であり、専門家でなければ到底できません。県の森林規模では最低1,700人は必要ということですが、平成20年の時点で1,541人、しかも4割が60歳以上です。年間200人は担い手の育成が必要だというのです。森林組合と協議もされておられると思うのですが、南国市も取り組まれるのでしょうか。
 以上で1問目を終わります。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。税務課長。
      〔税務課長 吉岡秀文君登壇〕
○税務課長(吉岡秀文君) 村田議員さんの御質問にお答えします。
 昨年11月27日に中央東県税事務所管内地方税研究会の総会が開かれましたので、議題として提出しました。この会には南国税務署、県税務課、中央東県税事務所、香美市、香南市、大川村、大豊町、土佐町、本山町、そして当市と全関係機関が参加されていました。高知市では年間約3,000件の利用件数があり、中小企業者の便宜を図るとともに市の窓口事務の軽減にもつながりメリットがあると思われますが、その他の市町村におきましては、要望として余りお聞きしたこともないし、メリットは少ないのではないかということで、実施したいというような積極的な意見は聞かれませんでした。むしろ、個人情報が含まれる業務を民間企業に委託するというデメリットのほうが大きいのではないかという意見が大勢でありました。高知市の年間約3,000件の利用件数も、軽自動車保有台数から推計して全体の1割以下と推計されます。1割足らずの方が軽自動車協会の納税証明書発行を利用しているということであります。車検時に必要である納税証明書などは、当然本人の責任において保管するべきでありますが、紛失した場合は無料にて再発行を行っているわけです。市役所から遠い自動車整備事業者にとっては多少の時間はかかりますが、窓口まで取りに来ていただきたいとお願いする次第であります。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 保健課長。
      〔保健課長 山内幸子君登壇〕
○保健課長(山内幸子君) 後期高齢者医療制度についてお答えいたします。
 後期高齢者医療の平成22年度保険料の見込みと短期証の交付についてでございますが、後期高齢者医療制度の財政運営期間は2年間となっております。平成22年度及び23年度の保険料につきましては、現在高知県後期高齢者医療連合会において算定作業が行われております。算定に当たりましては、国から保険料の上昇を抑制するために余剰金や財政安定化基金を活用することなどが示されており、高知県広域連合におきましても、これらの抑制策を踏まえて調整がされております。新保険料は、3月27日に開催されます広域連合議会において決定することとなりますので、現段階では明確にされてはおりません。今議会施政方針では5%程度の増加が見込まれると申し上げておりますが、その後の最新情報ではさらに抑制されるであろうという最新情報もいただいております。広域連合におきましても、被保険者の保険料負担をできる限り軽減したいと努力されているものと考えております。
 次に、短期証の交付状況でございますが、3月上旬現在8名の交付状況となっております。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 都市整備課長。
      〔都市整備課長 神田 彰君登壇〕
○都市整備課長(神田 彰君) 村田議員さんの御質問にお答えいたします。
 現在、都市整備課が管理をしております公園は市内に131カ所ありまして、そのうちの34カ所に遊具を設置しております。遊具設置の公園の内訳は、都市公園が緑ヶ丘地区内の錦城公園など3カ所、一般公園が吾岡山文化の森公園など22カ所、児童公園が大そねの新川公園など9カ所でございます。一般的に公園とは、主に屋外におきまして休憩、観賞、散歩、遊技、運動、その他レクリエーションの用に供しまして、環境の改善、良好な居住環境の形成、健康の増進を図るとともに空き地等の確保をいたしまして、防災避難と災害の防止に資することを目的に設置をしたものであります。
 さて、公園の遊具は、体を動かすことで運動機能を向上させまして、心身ともに健全になることを期待してつくられておりまして、遊びを通じて運動する場を提供いたしております。東崎健康公園では運動器具を配置して、子供からお年寄りに安心して利用していただき、相互の触れ合いや健康づくり、介護予防に役立てていただいております。一方で、公園施設や遊具の利用には事故やけががつきものとなるため、安全性を一層高めるため子供等の遊びの特性や遊具に係る事故等を踏まえまして、関係者の共通認識を図るとともに、必要な安全措置を講ずることが必要でございます。
 ところで、遊具の標準使用期間は、適切に維持管理される条件下におきまして構造部台が金属製の場合には15年、木製の場合には10年を目安として設定をされております。しかしながら、国土交通省の都市公園における遊具の安全確保に関する指針には記載をされているものではありません。そこで、遊具の安全点検につきましては、市では毎年3月に専門業者による目視、触診、計測、打診による総点検、市職員による月1回の目視、触診の点検、公園の管理委託業者による日常目視点検、そして利用者からの通報等で対応しております。それぞれ点検の中で修繕が必要なものは部品交換や塗装を実施いたしまして、重要部材の寿命により利用が危険と判断したものは撤去するか、すぐに撤去できないものは黄色のテープで囲み使用禁止として、安全の確保を図っております。撤去した後の補充につきましては、1基につき安いもので30万円から40万円、高いもので100万円を要することから、現状では補充ができていない状態でございます。平成22年度は、安心こども基金、地域子育て創生事業による遊具の設置を計画しております。御理解をお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 商工水産課長。
      〔商工水産課長 今久保康夫君登壇〕
○商工水産課長(今久保康夫君) 村田議員さんからの質問の中の才谷龍馬公園の遊具につきましてお答えいたします。
 以前より、地元の方からも才谷龍馬公園にそぐわないことや老朽化しているなどから撤去の話がありましたが、その設置された経緯が不明でして、はっきりわからないということでそのままになっておりました。今後、才谷部落及び坂本龍馬才谷保存会とも協議して、撤去の方向で協議していきたいと考えておりますので、御理解、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(浜田幸男君) 農林課長。
      〔農林課長 西川 潔君登壇〕
○農林課長(西川 潔君) 村田議員さんの質問にお答えいたします。
 南国市の耕作放置面積でございますが、農業委員会の平成21年10月の調査で9ヘクタールとなっております。平成17年度には18ヘクタールほどあったものが、委員会の活動で半減をいたしております。農業従事者の高齢化や後継者不足は、深刻な問題となっております。そのため担い手育成は急務な課題となっておりまして、県下では新規就農者を年間150人と目標を定めております。南国市では15人の年間確保目標となっております。実績といたしましては、県下では平成16年の125人から毎年少しずつ、5人程度ですが、減少をいたしております。南国市では、農業関係機関で組織します南国市担い手育成協議会、こういうもので新規就農者の相談、育成、定着に取り組んでおります。
 間伐についての12月広報掲載の件でございますが、県からの依頼があり、広報に掲載をいたしました。その連絡先は、県中央東林業事務所と香美森林組合としておりました。両事務所に問い合わせましたところ、相談はなかったということでございます。
 林業の担い手でございますけれども、森林組合が担い手というふうに考えており、引き続き間伐作業や高性能機械の導入の補助を行っていくようにいたしております。
 山林の果たす役割、重要性については緑の羽根、きょう、私が今つけておりますが、村田議員さんも参加をしていただきました体験学習などを実施している団体、森と緑の会というのがありますが、実施します事業を通じて、また積極的にこの森と緑の会が行います事業を活用しまして、周知に努めてまいりたいというふうに考えております。
 なお、森林組合では、国や県の事業を取り入れまして、山林作業員に必要なさまざまな資格取得の支援をいたしております。これは、自分の山を自分でチェーンソーで切るとか草刈り機で刈るとかというのはいいんですが、人の山を雇用でやるという場合には、山林事業の場合は、先ほど言いましたチェーンソーとか草刈り、架線を張るだとか、作業道をつけるための重機、クレーンなどの資格免許が要るわけでございますので、その場合の資格取得の支援をしております。昨今の経済事情の影響もありまして、森林組合への雇用の希望者ということは、増加傾向だということになっております。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 4番村田敦子さん。
○4番(村田敦子君) それぞれに御答弁ありがとうございました。
 その中小業者支援の手だてについて、南国市では、高知市はやはり人口も多いし件数が全体の1割以下でも3,000件あるから、それぐらいのメリットがある、事務の煩雑さも軽減されるのでメリットがあるでしょうが、ほかの市町村については余りメリットがないということですが、中小業者の方は本当に今毎日が大変です。仕事が激減しても機械のリース代や工場家賃などは同じように支払っていかなければなりません。
 先月にも、前にお話をした自動車整備会社の方から、そのお問い合わせがあったのですが、「南国市は高知市のようにしてくれんがやろうかね」と問われましたので、「税務課長が他の市町村とも相談してみます。税情報の開示ということになるので、慎重な検討が必要ですと言われていましたので、なお確認をしてみます」と言ったんですが。そしたら、「高知市は始めて10年になるけど、格別そういう情報開示ということで問題が起きてないけどねえ」と、ちょっとがっかりしたようにおっしゃったのです。それを聞いて厳しい毎日なので、少しでも助けてほしいという思いなのだなと感じたんですが、厳しい現状の中小業者の方々には、少しでも手助けになるなと思うことは、もう少し前向きに検討をしていただきたいと思います。
 後期高齢者医療制度についてですが、5%程度上がるということでしたが、さらに抑制ができそうということで、それは高齢者の方も助かるなということです。今現在は5万2,331円の平均的な保険料がそれだと思うんですけど、5%で計算した場合には5万4,300円になるんですが、軽減されてどれぐらいになるか、まだわからないんですけど、なお、できるだけ上がらないように対処していただきたいと思います。
 短期証の方も15名から8名に減ったということは、納付をされたということなのでしょうか。後期高齢者医療制度の保険料は2年ごとに改定され、医療費と75歳以上の人口増加に伴って、際限なく上がる仕組みになっています。75歳以上の方は無年金の方もおられ、また受給者の方も年金が上がる見込みはありません。この制度が続けば続くだけ保険料を払えなくなり、短期証を受け取らなければならない方がふえる一方だと思われます。
 後期高齢者医療制度は、持続できる医療制度だと思われますか、保健課長は、どのようにお考えでしょうか。この制度は、国民皆保険制度から75歳以上の方を除き、医療を受けにくくする制度としか思われません。保険料アップがたとえ1,000円でも2,000円でも、高齢者の方にとっては大変な負担になります。廃止を前提とした制度である以上、保険料の据え置きは当然のことではないでしょうか。短期証発行そのものが憲法14条、法のもとに平等、25条、最低限度の生活を営む権利に違反の疑いがあり、さらに窓口とめ置きということは、被保険者を無保険状態にして、命と健康を守るすべを奪うことであり、憲法上も国保関連法にも反する規定であることが明らかです。南国市は、以前にも保健課長にお伺いしましたとき、きめ細かな対応をされておいでるようですので、窓口とめ置きなどはないと思うのですが、どうお考えでしょうか。
 才谷公園の回転式ジャングルジムは、本当にちょっと危ない状態なので撤去されるということですが、どんどん、かなり公園のほうにおいでていますので、できるだけ早くに処理をされたほうが、もし事故が起きたときに危ないですので、ちょっとそれを見たときに、吾岡山で起きた滑り台の事故のことを思い出しまして、できるだけ危険を回避するような方向で対処していただきたいと思います。
 そして、農業指導者のことですが、担い手育成協議会が年に15人ずつ、南国市はふやす方向で取り組まれているということですが、ぜひ農地保全のために農業委員会も頑張ってくださっているようで、耕作放棄地が減っていくことは環境保全のためにいいことなので、ぜひ農業委員会のほうにも支援をしながら、対策を進めていっていただきたいと思います。
 そして、林業のことですが、本当に専門家が必要なので森林組合が育成している。その育成されるときに重機の免許証とか、いろいろ資格取得のために必要な支援をされているということですが、南国市は森林率が低いですが、森林は広く、香南市でも香美市でも国民に非常に有益に働いてくれていますので、ぜひ積極的に支援をしていただきたいと思います。
 そして、企業誘致をして、市民の雇用を求めることは必要だとは思いますが、企業の場合は、もうからなければコスト削減のため人員整理をし、それでもだめなら撤退をします。従業員の生活は破壊されます。1次産業の場合はこの地で腰を据え、汗をかかなければなりません。南国市に根を張ってくれるのです。担い手不足の今、多くの就業者を必要としています。1次産業の充足は低炭素社会実現への道でもありますので、市はぜひ1次産業の振興を目指していただきたいと思います。
○議長(浜田幸男君) 答弁を求めます。税務課長。
○税務課長(吉岡秀文君) 村田議員さんのおっしゃるとおり、中小企業者が今大変なのは、十分にわかっております。ただ、市の判断としまして、個人情報の保護あるいはそれほどの多くの利用も望めないという観点から、個人において納税証明書をきちんと保管しておいてほしいとお願いする次第です。
 また、南国市内の自動車整備事業所、個人的にやられている事業所は三十数事業所ありますが、調べてみますと、遠いところでも十市あたりだと、市役所へ来るまでにそれほどの時間もかからないではないかと思いますので、御理解のほどお願いする次第であります。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 保健課長。
○保健課長(山内幸子君) 後期高齢者医療制度についてお答えいたします。
 この制度のことでございますけれども、これまでの議会の中でも少しお話をしておりますけれども、この後期高齢者医療制度は平成24年度で廃止がされるということが決定をされております。新しい高齢者医療につきましては、現在高齢者医療制度改革会議という会議を国のほうが設けて、新しい高齢者の医療制度について議論をしておるところでございまして、現在の後期高齢者医療制度の不備な点等を考え合わせまして、新しい制度ができるものと考えております。
 次に、短期証の方が少なくなった件でございますけれども、担当課といたしましては対象者の方と引き続いて面接等を行いまして、できる限り納付をしていただくように話し合いを続けております。短期証の対象者となる方は、年間保険料額の10分の3以上を滞納された方が対象となるわけですけれども、担当との話し合いの中で10分の3が解消できた方が、順次一般証への切りかえというふうなことになっておりますので、その中から短期証の方が少なくなっているという状況でございます。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) 農林課長。
○農林課長(西川 潔君) 1次産業の振興ということにつきましては、お答えをいたしましたように、私も大変重要なことだというふうに思いまして、村田議員さんとは同感でございますが、森林組合での雇用ということで毎年一、二名ほど雇用はいたしておりまして、現在香美森林組合には50名ほどの期間作業士がおります。しかし、その時々の作業でということで雇用いたしますと、一たん、やはり後々の雇用義務というものもありますので、森林組合のこれからの事業とか、そんなものにお任せするしかございません。よろしくお願いいたします。
○議長(浜田幸男君) 4番村田敦子さん。
○4番(村田敦子君) ありがとうございます。
 後期高齢者の制度は24年で廃止を前提にしていますので、廃止を前提とした制度である以上、保険料の据え置きは当然で、今より上げるべきではない思います。また、その高齢者改革会議で協議されている、その新制度が持続可能な高齢者を思いやる制度となるように、また市のほうからも要請をしていただきたいと思います。
 以上です。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 明10日の議事日程は一般質問であります。会議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
 御苦労さまでした。
      午後3時31分 延会