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検索結果 »  平成18年 第321回市議会定例会(開催日:2006/09/08) »

一般質問 2日目(岡崎邦矩)

質問者:岡崎邦矩

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(高橋 学君) 8番岡崎邦矩君。
      〔8番 岡崎邦矩君登壇〕
○8番(岡崎邦矩君) 私は何点かの質問を予定しておりますが、まず最初に市長の政治姿勢について何点かお伺いをいたします。
 1点目は、小学生駅伝のことであります。3月議会で空港ビル株式会社から昨年度もこの行事について協力をするというお話をいただいておりましたが、市長が御多忙のため実現できなかったが、ことしは必ず空港ビルに応援をしていただけるよう努力をするとのお話でございましたが、ことしの大会もあと2カ月足らずとなりました。どう進めているのか、お聞かせください。
 2点目は、職員の異動についてでお聞きします。
 市長の市政報告の中にありますように、後期高齢者医療広域連合設立準備委員会事務局へ職員1名を派遣しておりますが、この職員は今春異動で着任したばかりであり、この5カ月間熱心に研修を積み、この9月から現地での作業といいますか、業務といったらいいですか、を行えるようになったと聞いておりました矢先のことで、意外でした。できたら担当課の職員を派遣すべきではないかと思います。市長のお考えをお聞きしたい。
 3点目は、納税問題であります。最近、高知県の職員が自動車税未納と全国的に県や市の職員の滞納が大きな問題となっており、南国市はないと信じておりますが、自動車税はもちろん、水道、住宅などあらゆる方面で市の職員に滞納者がいるかいないか、市長、税務課長にお聞きしたい。
 続きまして、全中大会と今後ということで、第37回全国中学校体育大会が開催されましたが、このことにつきましては市長の市政報告のトップにありますように、8月15日から22日まで本市のスポーツセンターで開催されました柔道の部で、香長中学校女子が団体でベスト8まで勝ち上がりました。香長中学校の女子柔道につきましては、過去の実績から私は地元開催で優勝と期待をしておりましたが、多くの皆さんも御期待されていたと思います。結果は残念だったかもしれませんが、下級生中心のチームで、来年はベスト8入りした1年生の補欠だった高橋のメンバー入りが予想され、川崎監督の指導力とあわせて団体優勝と2年ぶりの女王誕生も夢でないと思います。
 さらに、北陵中学校の坂野選手のベスト8入りにつきましては、私は特筆されるものと思います。同校の柔道選手が全中で8強入りは、私の記憶ではありません。本市出身の熱心な指導者、島崎監督の今春の御着任も好結果を生んだものと考えるのであります。
 南国市の柔道競技の発展向上には、笠ノ川の和田道場の存在があります。場長の和田達盛氏は長年にわたり少年柔道の御指導に当たられ、全国大会で何度も優勝に導かれました立派な指導者であります。香長、北陵中学校の選手の多くは、いや、すべてと言っても過言でないかもしれませんが、和田道場の門下生にあり、和田氏に改めて敬意を表するものであります。ここに持ってきておりますが、香長中学校の団体ベスト8あるいは香長、北陵中学校の個人ベスト8の記事も大きく報道されました。
 また、香川県丸亀市で開催されました陸上競技では、鳶ヶ池中学校の岡林里美選手が走り幅跳びで7位に入賞されました。8月21日の高新報道にもありましたように、決勝で岡林の跳躍直前に急に大粒の雨に見舞われる不運にもめげず、5メーター40を飛び、7位入賞でありました。予選の5メーター71は大会銅メダルの記録であります。この記録で、記事の中に翌日の高新に中断2時間半、岡林、無限の可能性示すとありました。本市では香南中学校の中沢紗織選手以来、7年ぶりの入賞と私は記憶しておりますが、この指導に当たられた遠近監督は、かつて高知農業高校時代、有澤駒雄先生の御指導を受け、国体にたびたび出場し、一大会で3種目に3位入賞を果たされ、また個人総合でも4位の入賞をしておりました旧姓鍋島しのぶ選手で、全国的にも有名な選手でありました。昨春の教員異動で、香長中より鳶ヶ池中に移られ、たまたま岡林と出会い、先生の御指導を受け、急成長したものと思います。
 入賞の報告とお礼のあいさつに、市長、教育長訪問の際にはちょうど岡林が学業の都合で出席できなくなり、失礼をいたしましたが、かわって遠近先生と関係者、それに私がお伺いしました。お二人から御丁寧なお祝いの言葉をいただき、ありがとうございました。
 今後におきましても、島崎先生と坂野、遠近先生と岡林のように、出会い、めぐり合いができ、将来南国市のスポーツ向上発展につながるよう御配慮いただきたいと思います。私はただスポーツの指導力があればよいとは考えておりません。教育者としての人格も問われるので、容易ではありませんが、私たちが時々市長や教育長に御報告とお礼に参上できれば幸いであります。今後につきまして、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。関連した質問を2問目にもしたいと思っております。
 なお、全中大会当日はシャトルバスで関係者の輸送に当たられ、大変御苦労されたと聞いておりますが、駐車場につきまして、4年前の国体とか今回の全中大会など大きな行事はグラウンドの利用を考えてはどうか。整地用の大型トラクターも用意されているし、早くから期日も決まっており、アクセス道路とともに市長か教育長のお考えをお聞きしたい。
 抜かっておりましたが、これが報道されました岡林の入賞したときの写真でございます。
 次に、スポーツセンターの活用についてであります。このことにつきましては、ことしの3月議会でお話をいたしましたが、メーンアリーナの使用料は、市内のスポーツで1時間2,100円、スポーツ以外では1万500円、ちょうど5倍であります。市外の利用者は2万1,000円と市内のスポーツ利用の10倍となっております。仮に1日、8時間使用すると、市外は16万8,000円になります。
 夜間の利用者は多いと思いますが、昼間の空き時間の活用につきまして、スポーツセンターの職員も努力していることとは思いますが、文化、スポーツなどのイベントを誘致してはどうかと考えます。そのためには、現在4日以上市内で宿泊し利用すれば市内料金となるようですが、2泊か3日の市内宿泊で市内料金にできないのか、また誘致には商工会や市の商工水産課などの御協力を得て実現に向けて努力してほしいと思います。この議場に商工会の吉村会長さんがおいでます。会長さんは南国市体育協会の産みの親でもありまして、スポーツには大変御理解があられます。御協力いただけるものと考えております。
 さきの全中大会では、選手や関係者の多くが市内のホテルなどを利用したと聞いております。財政的にも市が潤うはずです。このことにつきまして、商工水産課長のお考えがあれば、お聞かせいただきたいと思います。
 また、市長、教育長ら関係者の強い運動により、空港環境整備協会の補助金でトレーニング室に県下トップクラスの最新鋭マシンが導入されております。この機械のことにつきましては、高橋さんがこのように書いてくれてあります。「この機械の導入により、利用者が1.5倍になった」と2カ月前の高新に掲載されておりましたが、そのマシンを市内の中高年者の利用につなげる方法を考えてはどうかと思います。トレーニング機械の利用とあわせて室内競技のカローリングやペタンク、エアロビクスなどを開催してはどうか。利用者には曜日を決めて市のマイクロバスなどで輸送ができないのか。健康な高齢者が多くなれば、いつも論議を呼んでいる介護保険料などの市の負担も軽減されるのではないかと考えます。教育長、生涯学習課長の御答弁をお願いします。
 特に教育長は、使用料が高いとの声があることを認め、前回御答弁をいただいております。1日料金、半日料金を設定する、市文化面での使用増しなど事務局と考えるとの御答弁だったが、どのように話をされた、どのようになっているのか、あわせて御答弁ください。
 続きまして、瓶岩体育館についてであります。このことに関連しまして、さきの6月議会で山崎議員が質問されましたが、橋梁について市長、総務課長のお考えと見通しをお聞かせください。
 余り時間をとりませんので、この運動について少しお話をさせていただきたいと思います。この運動は、今から40年前になりますので、少しお時間をいただきましてその経過についてお話をさせていただきたいと思います。
 今の市役所では、この運動でお話をした職員は浜田市長ぐらいでないかと思います。いろいろ定年や事情で御退職されておりまして、40年昔私が当時の金堂市長にお願いしたのが最初でありました。金堂市長は、私が言うと大変恥ずかしいですけれども、私をアベベと呼んでおりましたが、「アベベ、わかった。建てる。場所を早う決めてこいや」とのお話でした。気をよくした私は、早速地元で地元有志と協議し、元市議会副議長岩原栄喜氏を会長に瓶岩公民館を早く建てる会を結成し、取り組んでまいりました。その後、金堂市長から、「大篠が放火により焼失した。国府にはないので、その次には必ずやると約束するので、それまで待ってほしい」とのお言葉でしたが、皆さん御承知のとおり金堂市長は残念な結果になりました。その後、岡崎俊一県議を会長に瓶岩を考える会と名称を変更し、当時の小笠原市長と長期にわたる交渉の結果、調査費は補正で、工事費は来年度計上すると約束をしてくれました。その当時は浜田市長が助役で、このお話は十分わかっておると思います。ところが、めぐり合わせが悪く、小笠原市長も金堂さんの後を継いだような結末を迎え、どうも私の運動には妙に不幸せといいますかがめぐり会っておりました。
 そして、時は移りまして、大町市長の時代になり、お目にかかるのに何年かかかったわけです。初めてお目にかかったときに、たまたま市町村駅伝で優勝いたしましたので、鉢巻きを巻いて駅伝優勝祝賀会の御案内と公民館の件でお話にお伺いしました。大町市長はそのときに、「公民館は、おまん、わしをやっちょらんきいかん」とはっきり断られました。そして、祝賀会の方は「ふうん、それはええことよ。結構結構、やりゃあ、やりや」とのお言葉でございました。その後、地元役員の中に久礼田、瓶岩小学校統合問題で2代目の池川市長との合意文書を持参をいたしましてお話をしました。その合意書によると、久礼田小学校改築のときには必ず領石付近、この領石というのは一般的に言われる植野でございます、付近に建築する。公民館は地元の希望するところへ建築すると明記しました。大町市長にそれをお見せし、お話をしているうちに、大町市長が「何とかせにゃいかんのう」とお言葉が変わってまいりまして、着工の運びとなりました。そしてさらに、大町市長は、瓶岩幼稚園も隣接地へ建築するので、土地の交渉をしてきなさいとお話がございまして、私は、その翌日から毎日交渉に出ました。どうも運が悪いといいますか縁が悪くて、皆さん御承知のとおり、大町市長もあのような結末になりまして、大変困ったわけでございます。
 それからしばらくして、今の浜田市長が誕生されまして、駅伝のときも申し上げましたが、浜田市長が「仕上げてやろうぜよ」ということになりまして、あの10年前に完成の運びとなったのであります。ところが、幼稚園は、ここにおいでる西森教育長がお見えになりまして、不適当であるということで、せっかく何十日も交渉しておりましたが、一般的な言葉で言うと、難しい言葉じゃないですが、徒労といいますか、パアになりました。
 山崎議員がもう申されましたが、橋梁につきましては、一番最初にまず亀岩の寄附、亀岩屯所跡からあの上段にかけたら、今体育館の本体が建っちゅうとこです。せめて歩く道でも構わんきに、橋でも構わんから建てたら、近くて亀岩部落、外山部落の方が、私のカメは書記に話しとかないかんがツルカメのカメですよこの場合は、都合がええのでということで話をしましたが、どうやっても地元の御了解が得られず断念をいたしました。そして、亀岩部落を初め、外山部落その他の関係部落へ時々といいますか必要に応じてといいますか、こちらのお願いがあるたびにお伺いし、お話をさせていただきました。次に、少し下流の宍崎側にバス停の広場があり、そこからかけたら支障なくかかりやせないかということで、このとき、今だれもおいでませんが、市の職員あるいは県の関係者、まさかのときにと思うて業者さんにも来てもらいまして立会をしましたが、地元から橋脚をつけたらいかん。あの広い川、それへもってきて下がグラウンドに今なっておりますが、それを越して体育館まで橋脚なしということとなると、とてもじゃない、そんな予算は組めないということでした。それで、私たちは各地へ、市外ですもちろん、視察勉強によう数えんばあ行きました。その結果、山林なら何十ヘクタールといいましたか、田畑なら何ヘクタール、人口は、ちょっと忘れましたが、南国市そのものが過疎になれば過疎債があるが、亀岩のたったあればあのくでは適用できないということで、すべて補助金対象がなく、架橋は無理となりました。その理由がありますので後で話しますが、やむを得ずさらに下流の楠木橋からとなり、関係地権者から無償土地提供及び無償借地を受け、進入路を確保し、今の進入路といいますか、仮進入路といいますかが完成したのであります。
 先ほども申し上げかけましたが、岩原元副議長の御遺族より一千余万円の御寄附をいただき、早期着手をしてくれという御要望がありましたので、私は何カ月もあるいはそれ以上家の仕事をしたことはございません。走り回りまして、岩原さんの御厚意に報いないかんと思うてやりました。またそのとき、当時の建設課長とある業者の人が「おまんえらい難儀をしゆうとかよ。苦労しゆうということを聞いたき、来たわよ」というて駆けつけてくれました、現場へ。せっかく御厚意で検討しましたが、結果におきましては地元に反対の意見があるからできないということで、市、県あるいは業者の関係者からお話が来まして、しようがない、それならもう仮橋でやらないかんということで、仮橋で建設といいますか建築をすることになりました。今でしたら、仮橋をつけたところも私たちの知らないうちに別の人に譲られまして、そこな土地も利用できないような状態になっております。そしてその後、元亀岩部落長のSさんから……。あっ、ごめんなさい、その前に、ここにお世話になった方もおいでますが、あこに堰がありまして、あの堰がつかえて災害が起こりやすいというお話が上がってきましたので、岡崎県議や当時の役員とともに私も勉強に各地へ行きました。そして、自然工法という地元の御希望もございましたので、自然工法を取り入れて現在の進入路ができ上がりました。ところが、その後どれくらいたっていたのか私は日時の記憶はございませんが、元亀岩部落長のSさんから、あれは公文豪がやったとのお言葉に、私は公文豪さんという人はお名前は知っておりますが会うたことも見たこともなし。この40年の間にそのお名前を聞いたのはそれが1回。来ておったとも頼んだともだれにも聞いておりません。御本人とはお目にかかったこともお話をしたこともございません。私が亀岩地区以外の人でこのお話をした人は筧、門脇元議長、窪田元市議の3人だけであります。この中には、落成へ呼んだらどうならというお声もあって呼んだ人もおります、そのときに話をしましたので話をしたとなっております、人もおります。この3人以外にお話しした市・県及び業者の方、これは別です。相手の方は、職業上私と話したのでありますんで。ここにおいでの門脇さんには一般質問もしていただき、傍聴に参ったわけでございます。どうもありがとうございました。初めにも申しましたが、その後市の関係者などから県は地元に反対があるからとお話がたびたびあったと聞きました。これは楠木橋の架橋問題より後でございました。
 この楠木橋にもいわれがございまして、昔大きな楠の木があって、あの広い川を対岸へ渡るときにその楠の木から枝から行って向こうの対岸へ移りよったので楠木橋とついたということです。たまたま、余談になりますが、楠木橋へクスノキを、その話を聞きましてどうしてもクスノキを植えたいと私が希望いたしまして、クスノキの植栽をしてございます。
 以上で1問を終わります。
○議長(高橋 学君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 浜田 純君登壇〕
○市長(浜田 純君) お答えをいたします。
 小学生の駅伝大会でございます。
 空港ビルに対しましても、ビルの見学あるいは参加賞といったような具体の応援の要請をしたいと思っております。また、国の空港事務所の方にも、昨年同様管制施設などの見学にも要請をしていきたいと思っております。
 次に、広域連合への派遣でございます。
 担当課の方から派遣すべきではなかったかという御指摘をいただきました。もちろん、そのことも決定をいたしました。ただ、新しい制度発足へ向けまして保健課も直ちに取り組まなければならない。そして、ほとんど同時期に広域連合の設立準備、そして具体の作業へ入るということがございまして、担当課でも保健課を指しておるわけですけれども、すぐ新しい仕事を始めなければならない。両方が同時期に始まるということで、大変派遣を決定した職員は新しい職場で新しい仕事に一生懸命取り組んでおったということで、そういう点では御指摘のとおりだろうと思いますけれども、市長としましては保健課等における介護予防事業あるいは広域連合で行う後期高齢者の保険制度、こうしたものを同時ということで、異動したばかりではございましたけれども、介護保険等について一定の知識、経験を有する、将来をそういう新制度を十分担えるということで、南国市の代表というような形で派遣をいたしたところでございます。
 次に、市の職員に滞納者はいるかということでございます。
 税につきましては、軽自動車税も含め、すべての税目、職員による滞納者はないと課長会で税務課長が発言をしました。ただ、御指摘をいただきました水道料等については、私自身確認をいたしておりませんので、この席で滞納がないあるいはあるということは、まことに市長としてそこら辺掌握不十分で申しわけございませんが、税についてはそのことははっきり申し上げまして、その他の水道料金等々につきましては、市長として実態を掌握をし、また機会を見つけてお話をさせていただければと思っております。
 瓶岩の体育館のことについては、御質問ということではございませんが、ただ私もその40年にわたる岡崎議員さんの体育館の建築へ向けての努力については、十分助役時代も含め承知をいたしております。で、答えというわけでもございませんが、随分御苦労をされて地元をまとめ、そして現在の立地場所で地元の理解を得た上で建てられたものだと私は今でもそのように思っております。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 教育長。
      〔教育長 西森善郎君登壇〕
○教育長(西森善郎君) 岡崎議員さんのスポーツにかけるそのひたむきさに改めて敬意を表したいと存じます。出会いとめぐり会いを大切にというお言葉もしっかりお聞きをさせていただきました。
 先ほどお話がありましたように、全国中学校体育大会は8月17日から9日間、四国4県で16競技が行われました。県内では、南国市で開催された柔道を初め4競技が行われました。その戦績につきましては、冒頭の市長のお話にもありましたのでここで私は繰り返しいたしませんけれども、やはり期待にこたえる活動であったと私はそんなに思っております。
 わけても、鳶ヶ池中学校の岡林里美さんが走り幅跳びで7位になったということについて、私もあのハンディキャップの中ですばらしい成績だったと思いますし、鳶ヶ池の中学校にとっては誇り得る一つの結果が生まれたと私たちも思って、高く評価をしております。そのほか、惜しくも入賞には至りませんでしたが、香長中学校男子バスケットボール部が出場できました。ほか、香南中学校男子バレー部も四国大会に出場いたしました。このように、南国市立の4中学校のスポーツクラブがこの夏大活躍をしてくれて、私ども大変うれしく思っています。
 このような成績を残すことができましたのは、先ほど議員も触れられましたように、指導者の一つの努力のたまものだと私も存じております。県中体連といたしましても、この大会に備えて数年前から各競技団体を中心に強化練習に励んできた成果ができたことが挙げられると思います。
 また、本市のみならず、本県の中学生は、大舞台の経験の少なさから持てる力を発揮できなかったケースが間々あったように私は思います。こうした大きな大会を経験することが、今後に向けての財産になることは私も間違いないものだと認識をしております。
 運動競技におきまして、指導者の果たす役割は極めて重要だと、私も同じ思いでございます。今回入賞いたしました各クラブの指導者には敬意を表するものでございます。本市には、ほかにもたくさんの優秀な教員がおりますが、今後の教職員人事におきましても、その配置には十分心を配ってまいります。また、本大会を成功させるために、裏方として汗を流してくれた市内の中学生、各学校の先生方、市民の皆様にも改めて感謝を申し上げたいと存じます。
 次に、その全中の関連で、いわば輸送状況の判断について少しまだ考える余地があったのではないかという御指摘をいただきました。私も、議員御指摘のように、あったと思います。まだ私が考えるべきことはあったと思います。あれが雨天の場合なら別ですけれども、晴天に恵まれましたので、あのグラウンドは絶対使えなかったかどうかについては、私はまだ柔軟な発想が私に求められていたのではないかというのは反省をいたしております。10年とか15年、20年に一回の全国の大会については、そのための判断基準を持ってもいいのではないかと私は思って反省いたしております。今後は、そういう反省を十分生かしてまいりたいとも思います。
 次に、スポーツセンターの利用と貸し出し、料金の規則等については、さきの議会でも私も答弁しておりますが、やっぱりもっと工夫をして、ただあれだけの立派な施設をただ置くのではなくって、もっと多くの市民や県民が活用できるようなものにするという発想は私も同じでございますので、事務局ともう少し時間をかけて必要な改善を図ってまいりたいと思いますが、やっぱり決めているからだめということではなくって、時代に沿った改善も必要だと私は認識しなければならないなと思っております。
 そのほか答弁が求められておりませんでしたけれども、瓶岩の体育館のときのこと、今思い出しました。済みませんでした、本当に。幼稚園はあそこは不適当だと私の判断をいたしまして、別の場所に立地をいただきましたけれども、随分おしかりいただいたことも今思い出しておりますけれども。私は、やっぱり今の場所に幼稚園を立地してよかったなと思ってます。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 小串 一君登壇〕
○生涯学習課長(小串 一君) 岡崎議員さんの御質問のスポーツセンターの空き時間の活用と使用料の見直しにつきましてお答えをいたします。
 スポーツセンターの利用状況につきましては、高知国体後約6万人利用者がありましたけれども、それから平成16年度6万9,641人、平成17年度で7万6,586人と利用者は順調に増加しております。
 現在では、平日の夜間、土、日等の休日は満杯状態でございます。平日の昼間に空き時間ができますのは、こういう施設の宿命でございますけれども、スポーツセンターでは午後は部活、男女バレー、剣道、柔道、卓球ですけれども、部活でほぼ毎日使用されております。これからも空き時間につきましては、合宿や大会の誘致をさらに推進してまいります。
 次に、使用料につきましては、アマチュアスポーツで使用の場合、アマチュアスポーツで入場料徴収の場合、アマチュアスポーツ以外で使用の場合、アマチュアスポーツ以外で入場料徴収の場合の4つに区分しております。さらに市民と市民以外のものに区分しております。
 御指摘の使用料は、メーンアリーナを全面使用した場合でありまして、半面あるいは3分の1面使用の場合は、それぞれ金額の2分の1、3分の1というふうになります。
 また、バドミントン、卓球で使用する場合は、それぞれ300円、200円と利用しやすい料金設定となっております。
 この料金設定につきましては、他の同規模の施設や維持管理費を考慮して設定したものでありますけれども、今後の状況につきましては、先ほどの教育長の答弁のとおりでございます。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 総務課長。
      〔総務課長 和田義許君登壇〕
○総務課長(和田義許君) 岡崎議員さんの御質問にお答えをいたします。
 災害対応の緊急避難場所が市内に19カ所ございます。これらの指定施設等につきまして、周辺の市民の皆様からの御指摘や御提案等をいただきました場合、私はありがたくこれをお伺いいたしまして対応するという立場から、7月11日に関係課長と協議をいたしております。それは、山崎議員に御指摘をいただいた件でございます。さらに、8月22日には建設課長、そして県の土木事務所の課長さんを同行願いまして現地を訪問をいたしまして、周辺を見てまいりました。協議をしてきたところでございます。
 今後の対応といたしましては、6月にもお答えを申し上げましたが、全市的な事業との調整や市全体の防災事業計画を作成するなどの課題に取り組む中で今後取り組んでまいりたいと、そのように考えております。よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 商工水産課長。
      〔商工水産課長 池内哲男君登壇〕
○商工水産課長(池内哲男君) 岡崎議員さんのスポーツセンターの活用の中でイベント等の誘致、スポーツだけやない誘致で経済効果があるのかどうかというような御質問でございましょうか。突然の御質問で、申しわけないですけれども、こういうことだったんじゃないかと思って答えたいと思います。
 宿泊等を考えますと、ホテル、交通機関の効果。また、それに伴う観光施設等の利用を考えますと、経済効果は大きいと思います。また、市民との交流も深まり、経済効果以上のものがあると思います。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 8番岡崎邦矩君。
○8番(岡崎邦矩君) まず最初に、先ほど総務課長から御答弁がありましたが、私が言い抜かっちょったですろうか、山崎議員の質問の後どのように検討されたのか見通しを話してほしいということで、総務課長より先市長と書いてお話したつもりですが、私が上がっちょって市長という字が抜かっちょりますろうか。その見通しをお話をしていただきたいということで質問してございました。
 それでは、小学生駅伝につきましては、ことしは必ず実現するというように市長の御答弁をいただきましたので、御期待をいたしております。
 2点目の職員の派遣につきましては、事情は御説明でわかりますが、担当課が派遣できない事情があったにしても、わずか5カ月での9月の異動は余りだと思うし、しかも職員は9月から特殊な業務中であり、せめて着任複数年の職員を派遣すべきでなかったかと思いますが、どうでしょうか。
 次に、職員の納税につきましては、ないと市長からお言葉がありまして、市長あるいは税務課長の日ごろの御努力を高く評価したいと思いますが、なおこれは税金でのうても住宅とか水道についても同じ扱いをして差し支えないと思いますので。市長がいつ調査してどう報告があるのかわかりませんが、その辺もしっかりとしてください。これは注文をしておきます。
 スポーツセンターの活用につきましては、教育長と生涯学習課長の御答弁をいただきましたが、これに関連いたしまして、最近スポーツセンターの照明についてトラブルが発生していると聞くが、どのような内容のものか、またどう対応していくのか、今照明はついているのかついていないのか、お聞きをしたいと思います。
 また、比江のグラウンドでも飛球が隣接の作業場や水田に入り、数年前より問題といいますかトラブルになっていると聞くが、どのような対策をとってきたのかお聞きしたいと思います。
 それから、先ほど浜田勉議員への答弁の中で学校教育課長が、先生といいますか指導者の手当といいますか、私がほかのことを考えておりましたので、抜かったかもしれませんが、2時間から4時間で650円。一日で1,300円とお聞きしたと思いますが、これに誤りございませんでしょうか。
 これに関連をいたしまして、最近土佐高のサッカー部の選手が落雷事故に遭い、訴訟問題に発展し、現在学校側の控訴中でありますが、特にサッカー、野球、陸上など屋外の競技についてはこの危険性がいつも含まれております。そのような、私この金額が合うちょりましたら、安い手当でその子供といいますか競技者の面倒を見ていくというのは大変御苦労なことと思います。持ち前の時間が済んですぐ帰り、明るい家庭とやれば、家庭円満にもいきますが、このような指導をすると、どうしてもこの手当以上の持ち出しが要っているのではないかと私は想像します。先ほど申し上げました先生の配置にもこのような問題もあり、なかなか大変と思いますけれども、私にも学校教育課長から一言お言葉をいただきたいと思います。
 2問目終わります。
○議長(高橋 学君) 答弁を求めます。市長。
○市長(浜田 純君) お答えをいたします。
 途中での職員の派遣でございます。御指摘を受けて、当時これが一番いいと判断をしたわけです。事情は説明をさせていただいたわけですが、反面異動があってまた職場が変わるということは職員にとってはあるいは苦痛であるとも理解できます。異動でございますので、常に完璧を期しておるつもりでございますけれども、客観的に見て妥当な異動に今後も心がけてまいりたいと思っております。
 それから、水道料等の滞納につきましては、そんなに時間をかけるつもりはございません。十分担当課長も自席に座っておりますので、明日には報告があると思います。すぐに結果を御報告をいたします。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 教育長。
○教育長(西森善郎君) お答えをいたします。
 私の方からは1点だけ答弁を申し上げますが、スポーツセンターのグラウンドの使用でございます。夜間の使用について随分御心配をおかけしておりますが、御質問のとおりでございます。現在は夜間使っておりません。使えません。
 中身につきましては特定の個人の問題になりますから申し上げられませんけれども、教育委員会の私どもの努力が足りないこともあって、現在使用ができない状態でございます。それは、もちろんグラウンドそのものは市のものでございますけれど、周辺の田んぼ等耕作地は、またそれぞれの方が地権者で持っておられまして、そこの生育過程に影響が出るとか、さまざまな問題がありまして、少し十分な対応が今日できておりませんので、御指摘の心配のとおりでございます。
 できるだけ早く円満解決を図りたいと思っておりますが、現在のところこの状態は直ちに解決する状況にはないことを報告させていただきたいと、大変申しわけなく思ってます。
 あとは課長の方から答弁を申し上げます。
○議長(高橋 学君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(小串 一君) 比江のグラウンドの野球ボールの飛び出しにつきましては、2年ほど前、そのようなことがたびたびございました。そのときは、農業の野球部の部員にフェンス越えをするスラッガーがおったと聞いております。その後、そんなことはなかったようですけれども、昨日西隣の会社から苦情がありました。係の者がお伺いして謝ってきたところですけれども、最近頻繁にファウルボールが会社内に飛び込んでくるそうです。それも、謝りもせずにボールだけ取って帰っていくということで、一言謝ればよかったがというふうにおっしゃってくれましたけれども、グラウンド使用者にそのことを注意しまして、東の方へ移動してもらうということと、ボールの飛び出しについては十分注意するよう指示をいたしました。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 学校教育課長。
○学校教育課長(竹内直人君) 岡崎議員さんの先ほど再度の御質問でございましたが、部活動手当のことでございます。
 午前中浜田勉議員さんにお答えしましたとおりでございます。繰り返しますけれども、教職員が土曜あるいは日曜、祝日に部活動で勤務した場合でございますが、2時間から4時間までであれば1日650円、4時間以上でありましたら1,300円、1日でございます。朝早くから星が見えるときまで仮に指導したとしても1,300円ということでございます。
 私も、この春まで中学校現場におりましたけれども、中学校教員の多忙化の要因としまして、先生方が答える理由は、やはり中学校の場合2つです。1つはこの部活動にかける時間的な非常な苦労。そしてもう一つは、特に都市部で多いんですが、さまざまな生徒指導の問題。家出する、暴力事件を起こす、万引きをするといったときに夜中でも飛んでいかざるを得ないといったこと。中学校教員が抱える大きな悩みがこの2つに集約されていると思います。
 それと同時に、私も三十数年中学校におりましたが、年間の初めにクラブ活動の担当者を決める職員会をやります。岡崎議員さん御専門の例えば陸上競技、鳶ヶ池中学校の遠近先生ですか、ああいうすばらしい先生がいればもうすんなり決まりますが、全部のクラブに専門の教員がそのとおり配置されてるとは限りません。もちろん、教員採用のさまざまなときに面接等で指導可能な部活動のことを聞きますけれども、一つの中学校に野球の監督ができる先生、ソフトボールの監督ができる先生、吹奏楽の監督ができる先生っていうふうに全部がオールマイティーにできる教員が配置はし得てないのがこれ現状でございまして、随分年度初め部活の顧問を決めるときには時間がかかるのは、率直に言いまして現実の姿でございます。私も水泳の監督をやったり、あるいは相撲の監督をやったり、びっくりされたかもしれませんが、美術部の監督をやったりと、専門以外のことも随分やってまいりました。しかし、その先生方への研修をする必要があると、最近は県教委も言っておりますが、なかなか時間的に難しい。そして、専門外ですから、やはり先輩の後ろ姿から学んでいくというか、いろんな本を読んで指導法、コーチ法を自分で学んでいくと。それぞれに苦労はしながら、南国市4中学校の教員、部活の隆盛のために御努力をいただいてると、そんなふうに感じております。
 教員配置については、教育長も申しましたように、なるべくすばらしい指導者がそれぞれの学校に配置されたクラブ活動にすぐれた能力が発揮できるような配置を今後とも続けたいと思いますが、本当にこれはなかなか厳しいのも教員人事、県下全体でございますので、厳しいのも一つ現実であることはお答えせざるを得んと思います。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 8番岡崎邦矩君。
○8番(岡崎邦矩君) 2つ質問をさせていただきまして終わりといたします。
 市長、私が2回も問いましたが、見通しについてどう考えてるのかとお聞きしましたが、2回とも答弁ございません。それのことに関しては。もし、今度せだってもこれで私は後が問えませんので、お考え、お見通しがあれば話してくださいと。総務課長からは初めに御答弁をいただきましたが、ぜひお願いします。
 それから、先ほど教育長が照明のことについて御答弁をいただきましたが、私は細部にわたる事情は知りません。そういう話があるという程度でしか知りませんが、この照明につきましては、先ほどの御答弁で農家の方ですか、答弁でしてもらったらええですが、めっそうゆっくりとせずに早急な解決を望みたいと思います。
 また、日ごろ利用していると思われる三和クラブについては、サッカーでは県下有数のチームであり、私も存在を知っております。その練習にも支障が来してはいないかどうか心配しておりますので、その点につきましてあわせて御答弁をお願いします。
○議長(高橋 学君) 市長。
○市長(浜田 純君) お答えをいたします。質問を取り違えておりまして、まことに失礼をいたしました。
 お尋ねの件は瓶岩体育館の新規橋梁の建設見通しということで、改めましてお答えをいたします。
 前段岡崎議員さん申されましたように、随分と40年近くこの瓶岩公民館、体育館ですか、建築に向けて取り組んでこられたわけでございます。場所を決めてこいに始まっていよいよオープンまで一人で中心になって取り組んでこられたわけでございます。先ほど私もちょっと触れましたが、関係者といいますかその瓶岩を考える会あるいは公民館を建築していく会、その他関係者全員が現在の場所で建築をするということに全面的な合意、御理解があって進めたと。私が当時助役の時代も含めまして、私はそのように考えております。今もそう思っております。助役当時、市長の命を受けまして公民館建築ということで随分お話をさせていただきました。橋梁の新設ということは、我々想定以外の費用が要るということも含めてぜひ御検討をいただきたいということもお話をさせてもらった経過がございます。
 そのように私は地元の全面的な合意であの場所にあの公民館、体育館ができたと認識は変わっておりません。ただ、その後やはり地震対策の問題でありますとか、集中豪雨の問題でありますとか、そういうような新しい状況が生まれてきたことは事実でございます。したがいまして、やはりそういう災害等に備える、特に避難場所にも指定しておるということで、そういうような新たな要望なり動きが出てきても、私はそれは出てくるだろうとも思っております。
 そこで、見通しでございますが、かなりの額の整備費がかかります。ですから、市道だけとりましても幾つかの改良の課題を背負っております。それから、災害対策につきましても、当面小・中学校の耐震補強を続けるという緊急な役割も果たさなければなりません。このような全市的な事業との調整をしていく中で、この橋梁建設を考えていきたいということで、直ちに橋梁を設置するということには私はならないのではないかと、このように考えております。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 教育長。
○教育長(西森善郎君) 済みません。心の痛む私も問題でございまして、これは単に事務局が当事者と接触してるだけでありませんで、私も直接お会いしてますが、きょうあすになかなか解決できるという雰囲気は現在のところ確認ができておりません。
 早急なもちろん対応は求められますけれども、教育委員会がこう決めたからといって決まる問題ではありませんので、どうしても今のところ明確な答えができませんことをお許しいただきたいと存じます。
 なお、三和のサッカークラブについては、私も十分認識してますが、この件につきましては、琴平のスポーツパークで代替地がございまして、そちらの方で現在練習していただいておりますので、それがそのまま大きな影響ということはありませんけども、今のような状態は確かに正常ではございませんので、一層努力をしてまいります。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 15分間休憩いたします。
      午後2時55分 休憩