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検索結果 »  平成21年 第343回市議会定例会(開催日:2009/12/04) »

第343回市議会定例会初日


第343回南国市議会定例会会議録

                      南国市告示第91号
                                 平成21年11月27日
                           南国市長 橋 詰 壽 人

第343回南国市議会定例会を次のとおり招集する。

 1.期  日  平成21年12月4日
 2.場  所  南国市役所 5階議場

第1日  平成21年12月4日  金曜日

      出席議員     
     1番 中 山 研 心君        2番 前 田 学 浩君
     3番 徳 久   衛君        4番 村 田 敦 子君
     5番 岡 崎 純 男君        6番 高 芝   謙君
     7番 坂 本 孝 幸君        8番 小笠原 治 幸君
     9番 竹 内 克 憲君       10番 有 沢 芳 郎君
    11番 野 村 新 作君       12番 西 原 勝 江君
    13番 西 山 八 郎君       14番 浜 田 和 子君
    15番 浜 田   勉君       16番 浜 田 幸 男君
    17番 門 脇   晃君       18番 土 居 篤 男君
    19番 福 田 佐和子君       20番 西 岡 照 夫君
    21番 今 西 忠 良君
          ―――――――――――*―――――――――――
      欠席議員
    な し
          ―――――――――――*―――――――――――
      出席要求による出席者
  市     長  橋 詰 壽 人君
  副  市  長  藤 村 明 男君
  総 務 課 長  和 田 義 許君
  財 政 課 長  高 木 茂 美君
  企 画 課 長  山 崎 正 道君
  税 務 課 長  吉 岡 秀 文君
  市 民 課 長  島 崎   明君
  保 健 課 長  山 内 幸 子君
  保健福祉センター所長 島 崎 俊 二君
  環 境 課 長  池 知   隆君
  農 林 課 長  西 川   潔君
  商工水産 課 長  今久保 康 夫君
  建 設 課 長  吉 川 宏 幸君
  都市整備 課 長  神 田   彰君
  上下水道 局 長  井 口 善 喜君
  会計管理者兼会計課長 豊 永 悦 子君
  福祉事務 所 長  谷 田   豊君
  教  育  長  大 野 吉 彦君
  学校教育 課 長  正 木 敬 造君
  生涯学習 課 長  浜 田 清 貴君
  監査委員事務局長 門 田 秀 夫君
  農業委員会事務局長 細 木   猛君
  消  防  長  高 木 正 平君
          ―――――――――――*―――――――――――
      議会事務局職員出席者
  事 務 局 長  小 原 正 子君   次     長  北 村 健 一君
  書     記  門 脇 智 哉君
          ―――――――――――*―――――――――――     
      議事日程
        平成21年12月4日 金曜日 午前10時開議
第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議案第1号 平成20年度南国市一般会計歳入歳出決算(第340定より継続)
第4 議案第2号 平成20年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算(第340定より継続)
第5 議案第3号 平成20年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算(第340定より継続)
第6 議案第4号 平成20年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算(第340定
         より継続)
第7 議案第5号 平成20年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算(第340定より継続)
第8 議案第6号 平成20年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算(第340定より継
         続)
第9 議案第7号 平成20年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算(第340定より継続)
第10 議案第8号 平成20年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算(第340定より継続)
第11 議案第9号 平成20年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算(第340定より継
         続)
第12 議案第10号 平成20年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算(第340定より
         継続)
第13 議案第11号 平成20年度南国市水道事業会計決算(第340定より継続)
第14 選任第1号 常任委員及び議会運営委員の選任について
第15 議案第1号 平成21年度南国市一般会計補正予算
第16 議案第2号 平成21年度南国市下水道事業特別会計補正予算
第17 議案第3号 平成21年度南国市老人保健特別会計補正予算
第18 議案第4号 平成21年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
第19 議案第5号 平成21年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第20 議案第6号 平成21年度南国市介護保険特別会計補正予算
第21 議案第7号 平成21年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
第22 議案第8号 平成21年度南国市水道事業会計補正予算
第23 議案第9号 南国市定住自立圏形成協定に係る議決事件に関する条例
第24 議案第10号 南国市立共同墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
第25 議案第11号 社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一
         部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
第26 議案第12号 南国市農業委員会に関する条例
第27 議案第13号 南国市プロポーザル審査委員会設置条例
第28 議案第14号 南国市課の設置に関する条例の一部を改正する条例
第29 議案第15号 市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令第1条第2号及び第
         10号の規定に基づく南国市消防長の任命資格を定める条例
第30 議案第16号 南国市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一
         部を改正する条例
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第30まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時3分 開会・開議
○議長(浜田幸男君) これより第343回南国市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会期の決定
○議長(浜田幸男君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月16日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会議録署名議員の指名
○議長(浜田幸男君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、小笠原治幸君及び浜田和子さんを指名いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第11号まで
○議長(浜田幸男君) この際、去る9月定例会で継続審査に付してありました議案第1号ら議案第11号までの平成20年度各会計決算、以上11件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長小笠原治幸君。

      〔8番 小笠原治幸君登壇〕
○8番(小笠原治幸君) 総務常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上ます。
 第340回定例会におきまして、当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は議案第1号、議案第5号の2件であります。
 去る10月30日に委員会を開催し、執行部から副市長始め関係課長の出席を求め、慎重に審いたしました。
 以下、順次御報告申し上げます。
まず、議案第1号平成20年度南国市一般会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。
 決算概要は、歳入総額184億9,505万8,000円、歳出総額180億5,274万3,000円、歳入歳出差額4億4,231万5,000円であり、翌年度へ繰り越すべき財源1億123万6,000円を差し引いた実収支額は3億4,107万9,000円の黒字となり、そのうち、減債基金へ1億7,100万円の決算積立てを行い、平成21年度への繰越財源は1億7,007万9,000円となっております。
 財政指数を見ると、公債費比率は2.2ポイント下降し、23.2%となっています。
また、経常収支比率は93.0%で前年度より2.1ポイント低くなっており、危機ラインとさる90%を3.0%超過しています。
 予算現額に対する割合をみると、歳入で91.43%、歳出では89.25%の執行率となっておりす。
 以上、決算概要を申し上げましたが、款項逐一慎重審査の結果、やむを得ないものと認め認定すべきものと決しました。
 次に、議案第5号平成20年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算につきまして申しげます。
 決算概要は、歳入3,481万2,000円、歳出0円、歳入歳出差し引き額3,481万2,000円は全額年度へ繰り越されるものであり、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたしす。
○議長(浜田幸男君) 産業建設常任委員長高芝謙君。

      〔6番 高芝 謙君登壇〕
○6番(高芝 謙君) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申しげます。
 第340回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第9号、議案第11号、以上5件であります。
 去る10月30日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め慎重に審査をいたしました。以下順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第2号平成20年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます決算概要は歳入12億8,270万1,000円、歳出12億8,021万6,000円であります。248万5,000円の字で、翌年度に繰り越しの措置がなされており、やむを得ないものと認め認定すべきものとしました。
 次に、議案第4号平成20年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算につい申し上げます。決算概要は、歳入1億120万3,000円、歳出8,707万6,000円で歳入歳出差引額1,412万7,000円の黒字であり、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第6号 平成20年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして決算概要は、歳入歳出同額の1億5,301万1,000円であり、やむを得ないものと認め認定すべものと決しました。
 次に、第9号平成20年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決概要は、歳入4,346万9,000円、歳出4,336万9,000円で歳入歳出差引額は10万円の黒字でありやむを得ないものと認め認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第11号平成20年度南国市水道事業会計決算の認定につきまして、事業量は、水人口4万3,904人、年間総配水量659万9,233立方メートル、普及率は87.35%であり、経営況は、収益的収支では、収入5億9,414万1,000円、支出5億4,017万1,000円で、消費税を控した当年度純利益は5,396万9,000円となっております。
 また、資本的収支では、収入2億3,888万9,000円、支出4億7,961万8,000円であります。入が支出に対して不足する額2億4,072万8,000円については、建設改良積立金、損益勘定留資金、消費税資本的収支調整額で補填しており、やむを得ないものと認め、認定すべきもの決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくおい申し上げます。
○議長(浜田幸男君) 教育民生常任委員長浜田和子さん。

      〔14番 浜田和子君登壇〕
○14番(浜田和子君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告申し上げます。
 第340回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第10号の以上4件であります。
去る11月18日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以順次御報告を申し上げます。
まず、議案第3号平成20年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算につきましては、歳6億3,963万5,000円、歳出6億8,817万4,000円で、歳入歳出差引額は4,853万9,000円の不足でりましたが、これは支払基金交付金、国庫負担金及び県負担金の一部が翌年度の歳入となるとによるもので、第338回6月定例会にて平成21年度歳入繰上充用金での補てんについて専処分を承認したものであります。つきましては、やむを得ないものと認め、認定すべきもの決しました。
 次に、議案第7号平成20年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、入歳出同額の58億3,059万5,000円でありました。国民健康保険税収納率向上に向けた努力がされておるところですが、収入未済額が昨年度とほぼ同規模で3億8,855万8,000円あり、な一層の努力が望まれることから、やむを得ないと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第8号平成20年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳38億7,018万1,000円、歳出38億101万7,000円で、実質収支額は6,916万4,000円の黒字でありした。高知県介護保険財政安定化基金への償還が、20年度の償還額5,808万3,000円をもって了したことなどを審査しました結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。 次に、議案第10号平成20年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算につきましは、当該特別会計の初年度決算で、歳入歳出は同額の5億1,723万2,000円でありました。審の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
 なお、当教育民生常任委員会におきましては、この1年間、中学校給食、学力の向上、体の向上、家庭学習、読書力の向上などを主眼といたしまして、福井県越前市、石川県小松市おきまして行政視察を行ったほか、南国市内の中学校4校、小学校4校を訪問させていただまして、視察や意見交換を行いました。そして、市役所内におきましては、保育行政を含めして、子育て支援などの学習会を行うなどの活動に取り組んでまいりましたことをご報告さていただきます。
以上で、教育民生常任委員会の報告を終わらせていただきます。
○議長(浜田幸男君) これにて委員長の報告は終わりました。
 これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) これより採決に入ります。
 議案第1号から議案第11号まで、以上11件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれ認定であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第11号まで、上11件はいずれも認定することに決しました。
 暫時の間休憩いたします。
      午前10時21分 休憩
      ――――◇――――
      午前10時23分 再開
○議長(浜田幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      常任委員及び議会運営委員の選任について
○議長(浜田幸男君) 日程第14、常任委員及び議会運営委員の選任を行います。
 お諮りいたします。常任委員及び議会運営委員については、委員会条例第7条第1項の規により
       福田佐和子君      土居 篤男君      今西 忠良君
       坂本 孝幸君      高芝  謙君      浜田 幸男
       門脇  晃君
 以上7人を総務常任委員に
       浜田  勉君      浜田 和子君      岡崎 純男君
       徳久  衛君      有沢 芳郎君      竹内 克憲君
       西山 八郎君
 以上7人を産業建設常任委員に
       中山 研心君      西原 勝江君      村田 敦子君
       前田 学浩君      小笠原治幸君      野村 新作君
       西岡 照夫君
 以上7人を教育民生常任委員に
       浜田 和子君      福田佐和子君      今西 忠良君
       浜田  勉君      坂本 孝幸君      有沢 芳郎君
       門脇  晃君      高芝  謙君      岡崎 純男君
       西岡 照夫君
 以上10人を議会運営委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の君をそれぞれの常任委員及び議会運営委員に選任することに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) この際、議長において委員会条例第9条第1項の規定により、委員互選のため、委員会を招集いたしますから、直ちに委員会を開き、正副委員長を互選の上、告を願います。
 暫時の間休憩をいたします。
      午前10時25分 休憩
      ――――◇――――
      午前10時40分 再開
○議長(浜田幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長が決定いたしましたので、御報告をいたしす。
     総  務常任委員長   坂本 孝幸君
          副委員長   福田佐和子君
     産業建設常任委員長   岡崎 純男君
          副委員長   徳久  衛君
     教育民生常任委員長   中山 研心君
          副委員長   前田 学浩君
     議  会運営委員長   門脇  晃君
          副委員長   浜田 和子君
 以上のとおり決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田幸男君) 市長より議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。 職員をして送付書を朗読いたします。事務局長。
(事務局長朗読)
                                  21南総第366号
                                 平成21年12月4日
 南国市議会議長  浜 田 幸 男 様

                       南国市長  橋 詰 壽 人

      第343回南国市議会定例会の議案の送付について
 第343回南国市議会定例会に提出する議案を別紙のとおり送付します。

 議案第1号 平成21年度南国市一般会計補正予算
 議案第2号 平成21年度南国市下水道事業特別会計補正予算
 議案第3号 平成21年度南国市老人保健特別会計補正予算
 議案第4号 平成21年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
 議案第5号 平成21年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
 議案第6号 平成21年度南国市介護保険特別会計補正予算
 議案第7号 平成21年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
 議案第8号 平成21年度南国市水道事業会計補正予算
 議案第9号 南国市定住自立圏形成協定に係る議決事件に関する条例
 議案第10号 南国市立共同墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
 議案第11号 社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
 議案第12号 南国市農業委員会に関する条例
 議案第13号 南国市プロポーザル審査委員会設置条例
 議案第14号 南国市課の設置に関する条例の一部を改正する条例
 議案第15号 市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令第1条第2号及び第10号の規定に基づく南国市消防長の任命資格を定める条例
 議案第16号 南国市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を       改正する条例
―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第16号まで
○議長(浜田幸男君) この際、議案第1号から議案第16号まで、以上16件を一括議題といします。
 市政報告並びに提案理由の説明を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) おはようございます。
 本日、議員の皆様の御出席をいただき、第343回南国市議会定例会が開かれますことを厚御礼申し上げます。
 開会に当たり、提案いたしました議案の説明に先立ちまして、市政の状況について御報告し上げ、議員の皆様、並びに市民の皆様の御理解をよろしくお願いしたいと思っております。 まず、市制施行50周年記念事業につきましては、10月1日に記念式典及び祝賀会を挙行いしました。議員の皆様をはじめ、多数の関係者各位の御出席を賜り、盛大に開催することがきました。厚く御礼申し上げます。そのほかにも「NHKのど自慢」や「地産地消フェア」ど、各種の記念事業を実施いたしました。御協力並びに御参加くださいました市民の皆様に改めまして感謝申し上げます。
 学校施設整備につきましては、懸案でありました香長中学校校舎の増改築本体工事を、本度内の着工を目指して準備を進めております。また、北陵中学校屋内運動場の増改築本体工につきましても、武道場整備と併せて本年度中に着工するよう準備を進めております。
 新型インフルエンザ対策につきましては、すでに本格的な流行が始まっており、市内小中校や保育所では学級閉鎖等の対応をしております。ワクチン接種も始まっておりますが、市しましては、引き続き、県や関係機関との連携による適切な対応と、市民の皆様への正確な報提供と迅速な対応に努めてまいります。
 それでは、市政の主要な課題につきまして、御報告いたします。
     〔総務〕
 まず、総務関係につきまして、御報告いたします。
 11月3日(文化の日)に第41回南国市民賞の授与式を挙行いたしました。本年度は行政部での功績により久万男幸さんに、また、社会福祉部門での功績により窪川成生さんに市民賞お受けいただきました。お二人は、受賞部門以外の分野におきましても、南国市の発展に大く寄与されており、今後も御支援、御協力をお願いしたところでございます。
 定額給付金給付事業につきましては、申請受付期間を終了し、対象となる21,546世帯のう21,357世帯、99.1%に給付を行いました。また、子育て応援特別手当支給事業につきましても654世帯のうち653世帯に支給いたしました。
 防災に関しましては、津波避難対策として、太陽光発電による避難誘導標識を十市及び稲地区で4基、稲生地区では夜間でも市民が安全に避難できる誘導ブロック10カ所を整備いたました。
 また、10月22日には、高知龍馬空港内での航空機事故を想定した消火救助・救護の総合訓を行いました。消火救難隊の消火活動の後、負傷者に対し、土佐長岡郡医師会がドクターコンダーを担当、後発のDMAT(災害派遣医療チーム)と連携してトリアージ訓練を行いまた。本市としましては、現地合同対策本部に参加するとともに、遺体安置所の設置及び遺体送について情報伝達訓練を行いました。
 11日1日には、県・市国際交流協会との共催により、災害時要援護者である在住外国人にし、消防本部の救急救命士と災害時語学サポーターが協力しながら、心肺蘇生やAED(自体外式除細動器)の使用方法を指導いたしました。
 次に、自主防災組織の新規結成につきましては、4組織を立ち上げ、地域の防災マップの成や防災訓練などに取り組んでおります。既存の防災会には、防災新聞を作成して情報の共化を強化するなど、継続した防災訓練の実施を呼びかけております。今後も、消防行政と連した支援を続けてまいります。
 木造住宅耐震改修事業につきましては、診断では60棟を、改修工事では20棟を完了しておます。本事業は、ボランティアによる無料啓発活動「もくもく・木造住宅耐震相談」事業など市民の協働の取組による成果もあり、利用率が向上してまいりました。また、家具転倒予防具等取付事業では、7世帯を完了いたしました。引き続き、「災害に強いまち」をめざしたり組みを進めてまいります。
 次に、交通安全対策につきましては、秋の全国交通安全運動期間中の9月23日、南国自動学校を開放していただき、南国地区安全運転管理者協議会とともに、幼児二人同乗自転車の乗体験と自動車安全運転教室を開催いたしました。自転車二輪商協同組合の御協力もあり実したもので、幼児を含め約50名の参加がありました。この体験を通じ、交通安全には啓発と時に、実技演習の大切さを再認識したところでございます。
     〔財政〕
 次に、財政関係につきまして、御報告いたします。
 平成21年度決算におきましては、基金の取り崩しも予想され依然として厳しい財政状況がいております。現在の中期財政収支ビジョンの計画期間が本年度で終了するため、平成22年から3カ年の次期南国市中期財政収支ビジョンを策定し、引き続き計画的な財政の健全化にめてまいります。
 本市の来年度財政収支の見込みは、政権交代に伴い打ち出されている子ども手当や農家戸所得補償制度の創設、ガソリン税等の暫定税率の廃止など、地方行政に大きく関わる施策の細がまだ不明であるため、見通しが例年以上に不透明となっております。
 歳入におきましては、市税収入が昨今の厳しい経済情勢を受け、また、地方交付税も国の試算では本年度比0.3%減となるなど、両税とも減少することも予想されます。
 一方、歳出につきましては、少子高齢化対策に伴う扶助費及び後期高齢者医療関連事業費増など、義務的経費の増大は避けられない状況であります。
 このような厳しい状況の中、平成22年度予算編成に当たりましては、引き続きあらゆる歳歳出の見直しを図り、限られた財源の中で最大の行政効果を上げるべく、将来に向けた都市盤整備、産業振興対策、教育・子育て支援・少子化対策、地震・防災対策、健康対策の5点重点施策に掲げ、メリハリのある予算編成を行ってまいります。
     〔企画〕
 次に、企画関係につきまして、御報告いたします。
 市制施行50周年記念事業につきましては、10月1日に記念式典を挙行いたしました。特に記念式典での市内の中学生二人による作文朗読につきまして好評をいただきました。関係者皆様には改めまして御礼申し上げます。その他の記念事業としましては、NHK高知放送局御協力により「NHKのど自慢」を市立スポーツセンターにおいて開催いたしました。1010日に予選会を行い、翌11日の生放送本番には、約2,000人の観覧者があり、多くの市民にしんでいただきました。また、10月3日には、本市の名誉市民であるやなせたかし先生をおきして、「やなせたかしロードお披露目式」並びに「ごめん生姜地蔵除幕式及び記念コンサト」を、地元関係者をはじめ多くの方々の御協力により実施いたしました。
 次に、広域行政につきましては、高知市を中心市とし、本市、香美市、香南市の3市を周市とする定住自立圏構想に向け、関係市と協議を行っております。そのための定住自立圏形協定を、議会議決事項とするための条例案を今議会に提出いたしております。
 情報政策につきましては、地域情報整備基盤事業として整備を行う、光ケーブル施設を利してサービスを提供する事業者の選定に当たり、高知工業高等専門学校教授をアドバイザーお招きして選定審査委員会を設置して選定作業を行いました。
 産業振興関係につきましては、「なんこく空の駅推進協議会」が「食育と空港でなんこく新プロジェクト」として官民一体となって進めております、高知龍馬空港ビル内のテナントョップ「なんこく・まほら」が10月17日にオープンいたしました。本市における初めての農工の本格的な連携によるものであり、市としましても、なお一層の支援をしてまいります。     〔保健〕
 次に、保健関係につきまして、御報告いたします。
 介護保険事業につきましては、10月29日に、平成21年度南国市高齢者保健福祉計画・介護険事業計画策定推進運営協議会、及び地域包括支援センター運営協議会、並びに地域密着型ービス運営委員会を開催いたしました。委員の皆様からは、利用者1人当たりの給付額が毎増加している現状から将来的な財源確保を危惧する意見などが出されました。また、グルーホームの指定更新に関する事務手続につきましても、サービスの質を確保する観点から活発論議が行われました。
 11月15日には、市立スポーツセンターにおきまして「健康なんこく・きらりフェア」を行い脳年齢や骨密度などの測定、健康づくりにスポーツを取り入れた、わかガエる体操などの体コーナーに多数の市民の参加をいただきました。
 食育関係につきましては、白木谷地区において地元の食材を使った「山菜料理教室」の開催そのほか「男性のための料理教室」など、各種の教室を、市民を講師に招いて実施いたしまた。これらの教室への参加者の中から、食育ボランティアへ応募される方がおり、食育の広りのためにも有意義なものとなっております。
 新型インフルエンザ対策につきましては、ワクチンの予防接種が医療従事者を対象に1019日から開始されました。ワクチンの接種に関する優先接種対象者と接種スケジュール、接医療機関名など、注意事項も含めたチラシを11月号の広報で全戸配布いたしました。今後と市民への周知に取り組んでまいります。
     〔環境〕
 次に、環境関係につきまして、御報告いたします。
 水環境や水資源の保全は、環境基本法において位置付けられた重要課題となっております。 海や川等の水質汚濁は、家庭からの生活雑排水によるものが主な原因と言われております1人が1日に排出する生活排水の汚れの内訳を見ますと、台所・洗濯・風呂などの生活雑排による汚れが約7割を占めております。
 この生活排水対策としまして、浄化槽設置整備事業を行っており、広報にも補助金制度にいて掲載しております。10月末現在、申請件数は80件で、本年度は100基の設置を見込んでります。
     〔農林〕
 次に、農林関係につきまして、御報告いたします。
 今年の本市の早期栽培米は、4月下旬の低温により分けつ生育の遅れが見られたものの、月上旬以降、高温・多照で推移したことから順調となり、茎数も平年に比べてやや多く、作指数「103」で「やや良」となりました。市北部で栽培されております普通期栽培米は、田え期に一部で水不足の影響を受けて遅れたものの、高温・多照で推移し、平年並みとなりまた。
 平成21年産米価は、コシヒカリ1等で仮渡し金が対前年比で20%近く落ち込み、米栽培農は今まで以上に経営が厳しい状況になっております。
園芸農業につきましては、景気回復が遅れる中、生産経費の高止まりや流通の変化、消費振など厳しい局面が続いておりますが、本市の産業振興計画で取り上げ、産地の継続を図るう取り組んでおります。
緊急雇用創出臨時特例基金事業の活用により取り組んでおります南国市中山間地域環境モル事業は、平成21年度前期事業が9月に終了し、11月より後期の作業に入っております。
 市制施行50周年記念事業の一環として、11月15日に市立スポーツセンターにおいて、生産団体をはじめ多くの関係団体の御協力をいただいて「地産地消フェア」を開催し、市内外か多くの参加をいただきました。
     〔商工水産〕
 次に、商工水産関係につきまして、御報告いたします。
 10月24日に、「第21回全国龍馬ファンの集い南国大会」を同大会実行委員会の主催により催し、県内外から41グループ、400人を超える龍馬ファンの参加がありました。翌25日には才谷におきまして、県外からのファンを迎えて地元の皆様とともにおもてなしをいたしました。 11月8日には、「第2回軽トラ市」並びに「第14回土佐日記つらゆき時代祭り」が開催さました。軽トラ市におきましては、今回も2,000人弱の来場者がありました。今後軽トラ市定着していくよう、関係者とともに進めてまいります。また、前日に行われました国府史跡存会50周年の記念行事では、紀氏邸跡を中心にした一面のコスモス、そしてキャンドルや灯などによるライトアップもあり、素晴らしいものとなりました。
次に、国の地域雇用創造推進事業につきましては、様々な関係機関の御協力をいただきなら、各種講座・研修を精力的に実施しております。国の事業採択時期が7月であり、11月まに農業指導者研修や地域ブランド研究講座など8種の講座・研修を、短期間で合計30回開催たしました。関係者の方々には、大変な御苦労をおかけしておりますが、本事業は、雇用対そして高知県産業振興計画・物部川アクションプランを実現させるために重要な事業であり今後とも御協力をお願いいたします。
 工業団地造成事業につきましては、用地取得につきまして、地権者及び関係者の御理解と協力をいただき、11月にすべての契約が完了いたしました。現在、造成工事の発注に向けた業を行っており、今月中には請負業者が決定することとなっております。平成22年1月から格的に工事が始まることとなりますが、地元の安全対策を第一に考えながら、平成23年の分開始を目指して取り組んでまいります。また、造成後の企業誘致につきましては、県との連を一層密にしながら、本市の雇用や経済の発展につながる企業の誘致に取り組んでまいります。     〔建設〕
 次に、建設関係につきまして、御報告いたします。
 国土調査法に基づく地籍調査につきましては、亀岩地区・岡豊町滝本地区において土地所者の御協力を得て、一筆地調査を順調に進めております。
 地域活力基盤創造交付金事業の市道駅前越戸線踏切改良工事、市道二ツ川線改良工事他4線につきましては、発注を済ませ、施工計画に基づいて進めております。その他市単独道路良・補修工事、及び河川事業・農林土木事業につきましては、約75%の発注率であり、残りつきましても、順次発注いたします。
 県単独補助事業による「がけくずれ住家防災対策工事」は、県の交付決定通知を受け発注し工事は順調に進んでおります。
 東部自動車道・高知南国道路周辺対策事業につきましては、約84%が発注済みとなっておます。
 市道の未登記処理につきましては、現在4路線を実施しております。今後、地元代表者と議して進めてまいります。
     〔都市整備〕
次に、都市整備関係につきまして、御報告いたします。
 篠原・南小籠地区のまちづくり基本調査につきましては、10月に調査委託業者を決定いたました。今後は現地調査と地元との協議を行いながら、まちづくりの基本構想を作成し、実のための方策を検討してまいります。
 都市計画道路高知南国線・南国駅前線の用地買収等につきましては、地権者等の御協力にり順調に進んでおります。街路工事(2工区・88メートル)を10月より順次発注して整備しおります。
 平成23年6月1日までに設置が義務付けられております市営住宅への火災警報器につきまては、地域住宅交付金制度を活用し順次設置しております。
     〔上下水道〕
 次に、上下水道関係につきまして、御報告いたします。
 本年度におきましても使用料の収納率向上を第一目標に取り組みを進めております。
 水道料の滞納者につきましては、訪問面接、督促通知後の停水予告などの手続を経て休止停止を実施しておりますが、これは給水停止が目的ではなく、あくまで「毎月の使用料を納期限までに支払っていただく。」という基本的な姿勢で臨んでおります。その結果、収納率大きく改善、向上いたしました。引き続き適正な滞納整理と収納対策を講じつつ、収納目標より高く設定して、今後も全力で取り組んでまいります。また、収納を効果的に行うため、座振替手続の推進にも努めてまいります。
 簡易水道事業岡豊配水池進入路舗装につきましては、9月に完成、また、旧配水管の撤去事も11月末に完了いたしました。
 上水道事業につきましては、大篠配水区と日章配水区への連絡管の最終区間の布設工事が11月末に竣工いたしました。現在、本年度内の送水開始に向け、残る切替え工事を進めておます。
浸水対策事業新川幹線工事につきましては、本年度の大そね交差点に係る重要区間70メートの改修を進めており、1月末の完成を予定しております。また、新川枝線工事につきましては昨年度より整備着手しました計画区間180メートルが10月末に全線完成しましたので、新川童公園周辺地区の浸水解消効果は大きいと思われます。
 駅前町で進めております流域関連公共下水道整備工事につきましては、推進工法の本線工81.8メートルが11月末に竣工いたしました。引き続いてサービス管布設工事180メートルをめており、2月末を竣工予定としております。 
     〔福祉〕
 次に、福祉関係につきまして、御報告いたします。
 長引く経済不況の影響により、働きたくても働く場の確保ができない市民からの相談、保申請が増加しております。本年8月から10月末までの3カ月間の生活保護の相談・申請件数は相談42件、そのうち保護開始が24件であり、7月末には保護世帯数673世帯・992人でありまたが、10月末には684世帯・1,017人となっております。このような社会情勢の中、市民の生を守り、市民が安心して暮らせるよう、生活相談業務、適正な保護行政に努めてまいります。 次に、保育所におけるインフルエンザ対策につきましては、各保育所において予防に努めおりますが、感染が拡大した場合、休園等の措置を執っております。今まで以上の予防対策徹底し、保育所における感染拡大を防止するよう努めてまいります。
     〔消防〕
 次に、消防関係につきまして、御報告いたします。
 救急業務の高度化に対し、救命率の向上のため、高度な応急処置が行える専門的な知識と術を習得し、救急業務の質の向上に努めております。
 また、一般市民による応急手当が重要であり、応急手当の一層の促進のため、応急手当普の講習会を積極的に開催しております。
 これまで従来型の救急車両を2回寄贈いただきました機関から、新たに高規格救急車を寄していただけることが内定しております。高規格救急車の配備により、なお一層、救急業務充実を図ってまいります。
     〔教育〕
 次に、教育関係につきまして、御報告いたします。
 まず、学校教育につきましては、日章小学校、北陵中学校、三和小学校において研究発表が開催されました。南国市教育研究所の研究指定校である日章小学校と三和小学校においてはそれぞれ「英語活動」と「算数科」の取り組みを、また、北陵中学校は、県指定である「中校新教育課程拠点校」として、新学習指導要領の完全実施に向けた研究成果を発表いたしまた。
 また、10月21日に開催されました第44回南国市社会福祉大会では、稲生小学校と香南中学を、地域の方々との交流を継続してきたことや、「自分たちの地域は自分たちできれいにしい」という生徒会を中心とした清掃活動など、これまで取り組んできたボランティア活動を価し、「南国市ボランティア推進校」として認定いたしました。両校の児童生徒にとって、れからの活動に大きな励みにしていただくとともに、今後、他校の活動も取り上げ、ボランィア活動の推進を図ってまいります。
 2学期は、新型インフルエンザによる学級閉鎖・学年閉鎖が相次いでいる状況がありますが手洗い、うがい、咳エチケットの指導の徹底を図り、感染拡大防止に努めております。
 例年1月に開催しておりました「食育フォーラム」を、11月15日に「地産地消フェア」と時に開催いたしました。本年度は、医学博士の本多京子氏をお招きし、「めざせ!食育健康族」と題した講演を行いました。
 次に、生涯学習につきまして、御報告いたします。
 スポーツの秋、芸術の秋に、多くの市民の参加をいただき、日ごろ培った技術や活力を発し市民の交流を深める様々な行事が行われました。
 高知大学農学部との共催により、体験型の教養講座を開催し、多くの市民が受講し農学部研究の一端を学習することができました。
 また、各地区では運動会や文化祭の開催など、元気な人づくり・地域づくりをめざした活が実施されました。
 人権啓発関係につきましては、スマイリーハート人権講座を開催し、子どもの安全や人権守ること等について学習を深めました。
 市制施行50周年記念事業の一環として、体育関係団体との協働により今年初めて開催されした「南国スポーツフェア」には、初心者のスポーツ教室や障害物競走などの競技に多くの学生等が参加し、スポーツを体験しました。また、11月21日・22日の2日間、「西日本協会抗ペタンク選手権大会」が市立スポーツセンターにおいて開催され、46チーム、276人の選が西日本各地から参加されました。
 恒例の小学生駅伝競走大会は、市内13校すべての小学校から、34チーム、283名の選手が加し、南国市陸上競技協会をはじめ関係機関の積極的な御協力のもとに実施され、参加選手力走にたくさんの声援が送られました。
 第49回南国市美術展覧会は、11月22日から29日まで開催され、児童・生徒から一般の方まの力作が展示され、大勢の市民が鑑賞いたしました。
子どもから高齢者まで、生涯にわたって自己実現を目指し、地域住民の連帯や交流を深め心豊かでたくましく生きることができるよう生涯学習・生涯スポーツを推進してまいります。 以上、市政の主要な課題につきまして、御報告いたしました。
 引き続き、提案理由を申し述べます。
 議案第1号平成21年度南国市一般会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、34億8231,000円の増額計上であります。
 主な内容としましては、退職手当、国の補正予算に伴う地域情報通信基盤整備事業費、香中学校校舎増改築事業費、北陵中学校屋内運動場増改築事業費及び小中学校太陽光発電設備置事業費の増額並びに不採択となった地震から市民を守るシステム構築委託料及び執行停止伴う子育て応援特別手当交付事業費の減額であります。
 その所要一般財源は1億5,772万3,000円の増額でありまして、退職手当基金繰入金16,256万3,000円及び諸収入26万5,000円を増額計上し、景気の落ち込みに伴う法人市民税のを含む市税510万5,000円を減額計上いたしました。
 以下、主な歳出につきまして、御説明申し上げます。
 人件費関係では、県人事委員会勧告に基づく期末勤勉手当の削減を伴う給与改定や人事異等を反映させた結果、全体としては587万5,000円を減額計上いたしました。
 総務費関係では、退職手当1億6,256万3,000円、国の補正予算に伴い利用地区拡大を図る域情報通信基盤整備事業光ファイバー敷設工事費10億5,355万5,000円及び老朽化施設を改修る伊達野地区共聴施設整備事業費補助金1,136万8,000円を増額計上し、不採択となった地震ら市民を守るシステム構築委託料6,125万円を減額計上いたしました。
 民生費関係では、報酬の改定や更生医療給付費の増に伴う障害者自立支援事業費5,7451,000円、障害児の増による臨時職員増員等に伴う公立保育所費1,695万円及び被保護者数のに伴う生活保護扶助費3,820万9,000円を増額計上し、国の執行停止を受け子育て応援特別手交付事業費4,954万4,000円を減額計上いたしました。
 衛生費関係では、国の財政措置の改正に伴うJA高知病院運営助成金3,200万円及び非課世帯等の優先接種者を対象に新型インフルエンザ予防接種費用の無料化を図る保健衛生予防2,253万1,000円を増額計上いたしました。
 農林水産業費関係では、レンタルハウス整備に係る園芸団地整備特別対策事業費補助1,268万3,000円及び高知ブランドの再構築を目指す県の新規補助制度である農業生産体制強緊急整備事業費補助金1,161万2,000円を増額計上し、本体工事凍結の影響により高知南国道周辺対策農道水路整備事業費4,137万1,000円を減額計上いたしました。
 土木費関係では、総事業費の確保を図っていくため街路事業高知南国線整備事業費16,000万円を増額計上し、本体工事凍結の影響により高知南国道路周辺対策市道改良事業3,046万6,000円を減額計上いたしました。
 消防費関係では、国の補正予算に伴い緊急情報を市民に素速く伝達するための全国瞬時警システム設置工事費900万円を増額計上いたしました。
 教育費関係では、国の補正予算に伴い小学校5校、中学校2校の小中学校太陽光発電設備置事業費1億6,581万6,000円、香長中学校校舎増改築事業費14億7,629万6,000円及び武道場備を含む北陵中学校屋内運動場増改築事業費3億9,011万8,000円を増額計上いたしました。 災害復旧費関係では、11月の豪雨による農地災害復旧事業費823万円を増額計上いたしまた。
 公債費関係では、起債に係る利子の確定に伴う公債費利子1,613万3,000円を減額計上いたました。
また、繰越明許費といたしましては、日章小学校屋内運動場耐震補強事業費917万9,000円小学校太陽光発電設備設置事業費111,536,000円、香長中学校校舎増改築事業費14億7,6296,000円、北陵中学校屋内運動場増改築事業費3億9,011万8,000円及び中学校太陽光発電設設置事業費5,428万円を計上いたしました。
 債務負担行為といたしまして、一般廃棄物最終処分場運転管理業務委託を平成22年度から成24年度までの3ケ年で限度額8,918万2,000円及び環境センター運転管理業務委託を平成22度から平成24年度までの3ケ年で限度額1億1,340万円と設定いたしました。
 議案第2号平成21年度南国市下水道事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は1,261万1,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、異動等に伴う下水道職員人件費及び十市浄化センター職員人件134万3,000円、維持管理経費の見直しに伴う流域関連公共下水道維持管理費6万7,000円並に確定による公債費利子2,287万2,000円を減額計上し、消費税の確定等に伴う下水道一般管費174万円及び借換えに伴う償還方法の変更による公債費元金993万1,000円を増額計上いたました。
 歳入におきましては、一般会計繰入金660万6,000円及び見直しに伴う下水道事業債1,050円を減額計上し、下水道公社解散に伴う清算金449万5,000円を増額計上いたしました。
また、繰越明許費といたしまして、公共下水道事業費4,126万5,000円を計上いたしました。 議案第3号平成21年度南国市老人保健特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は265万1,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、事務経費の見直しに伴う老人保健一般管理費25万5,000円、医療費減となる見込みとなったことに伴う医療給付費200万円及び医療支給費40万円を減額計上し還付金4,000円を増額計上いたしました。
歳入におきましては、一般会計繰入金138万8,000円及び第三者納付金229万円を減額計上し返納金69万9,000円、送金未払金に係る雑入4,000円及び診療報酬支払基金からの現年度医療交付金32万4,000円を増額計上いたしました。
 議案第4号平成21年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規は、280万6,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、消費税の確定等に伴う農業集落排水一般管理費56万5,000円及び維管理経費の増に伴う処理場維持管理費242万7,000円を増額計上し、異動等に伴う農業集落排職員人件費18万6,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、現年度使用料350万円を増額計上し、一般会計繰入金69万4,000円を額計上いたしました。
 議案第5号平成21年度南国市国民健康保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は1億2,497万7,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、医療費の増大に伴う保険給付費1億1,920万円及び確定に伴う後期齢者支援金等支出金1,491万9,000円を増額計上し、異動等による人件費の減に伴う総務444万9,000円、それぞれ確定に伴う前期高齢者納付金等支出金19万4,000円、老人保健拠出212万5,000円及び介護納付金80万1,000円並びに事務経費の見直しに伴う保健事業費1573,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、後期高齢者支援分負担金の増等による国庫支出金3,002万2,000円、療費の増大に伴う療養給付費交付金2,357万6,000円、確定に伴う前期高齢者交付金6,7567,000円、基金からの繰入金2,476万1,000円及び第三者納付金の増に伴う諸収入350万円を増計上し、所得割分の減等による国民健康保険税2,000万円及び職員給与費に係る一般会計繰金444万9,000円を減額計上いたしました。
 議案第6号平成21年度南国市介護保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は2,245万4,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、介護保険職員人件費の増等に伴う総務費486万5,000円、居宅介護やループホーム等に係る保険給付費2,000万円、介護給付費準備基金積立金2,073万7,000円及国等への返還金に係る諸支出金7,000円を増額計上し、施設介護や住宅改修等に係る保険給費2,000万円及び介護予防事業職員人件費の減等に係る地域支援事業費315万5,000円を減額上いたしました。
歳入におきましては、被保険者数の増等に伴う保険料2,000万円及び一般会計繰入金4928,000円を増額計上し、介護予防事業費の減等に伴う国庫支出金14万2,000円、支払基金交付106万2,000円及び県支出金127万円を減額計上いたしました。
 議案第7号平成21年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の模は、273万3,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、保険料収入の減に伴い後期高齢者医療広域連合納付金304万8,000円減額計上し、後期高齢者医療保険職員人件費の増等に伴う総務費31万5,000円を増額計上いしました。
歳入におきましては、当初見込みほど被保険者数が増とならなかったこと等に伴い保険307万8,000円を減額計上し、一般会計事務費等繰入金24万円及び保険料還付金等の諸収入105,000円を増額計上いたしました。
 議案第8号平成21年度南国市水道事業会計補正予算、収益的収入及び支出において上水道業費用を26万2,000円減額し、簡易水道事業費用を664万3,000円増額するものであります。
 上水道事業費用の主なものは、退職給与金を退職引当金で充当するため減額を行い、財務計システムの設定変更に伴う委託料及び漏水修繕費等を増額するものであります。また、簡水道事業費用としまして、企業債償還利息最終確定に伴い、増額するものであります。
 資本的収入及び支出においては、上水道建設改良費を394万円及び簡易水道建設改良費649万3,000円減額し、企業債償還金を607万4,000円増額するものであります。
 建設改良費については、給与改定及び職員異動に伴う減額であり、企業債償還金については償還額最終確定に伴う増額であります。
 議案第9号南国市定住自立圏形成協定に係る議決事件に関する条例、高知市を中心市、南市・香南市・香美市を周辺市とする定住自立圏構想の推進については、平成21年9月30日に知市が「中心市宣言」を行いました。
 国の定住自立圏構想推進要綱に基づき、今後、中心市と周辺市が行う「定住自立圏形成定」の締結若しくは変更又は廃止について、地方自治法第96条第2項の規定により議会の議すべき事件とするために、本条例を制定するものであります。
 議案第10号南国市立共同墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、一般国55号高知南国道路の建設に伴う墓地の移転対策のために、物部地区に設置した共同墓地の使料を定めるために、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第11号社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例、社会保険の保険料等に係る延滞金を減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律(平成21年法律第36号)が平成22年11日に施行されることに伴い、介護保険条例及び後期高齢者医療に関する条例の一部を改正るものであります。
 改正の内容は、介護保険及び後期高齢者医療の被保険者に対しても、社会保険の被保険者同様に、納期限から3ヶ月間について、保険料に係る延滞金の利率の軽減措置を行うものでります。
 議案第12号南国市農業委員会に関する条例、農業委員会において、組織の効率化を図るため二部会制を一部会に変更することに伴い、南国市農業委員会の選挙による委員の定数条例(和34年南国市条例第7号)、南国市農業委員会における農地部会及びその他の部会委員の定条例(昭和34年南国市条例第40号)及び南国市農業委員会の選任による委員の団体推薦に関る条例(平成16年南国市条例第31号)を廃止し、新たに、本条例を制定するものであります。 併せて、委員報酬を一律5,000円減額するものであります。
 議案第13号南国市プロポーザル審査委員会設置条例、業務の性質又は目的が価格のみによ競争入札に適しない場合において、実績、専門性、技術力、企画力、創造性等を勘案し、総的な見地から判断し、最適な事業者を選定するプロポーザル方式による入札を、厳正かつ公な審査を実施するための審査委員会を設置するために、本条例を制定するものであります。 議案第14号南国市課の設置に関する条例の一部を改正する条例、平成22年度の機構改革にきましては、防災や交通安全対策など、市民生活における安全・安心に関する施策の計画策定体制づくりを統括する危機管理課を新設し、幼稚園と保育所を一括して所管する幼保支援課教育委員会内に設置いたします。また、保健課で所管している児童及び乳幼児に関する事務福祉事務所に移管し、子育て支援施策、次世代育成支援などの業務にあたるものであります保健課においては、高齢者の福祉及び医療関係に特化し、課名を長寿支援課と改めるものでります。
 議案第15号市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令第1条第2号及び第10号規定に基づく南国市消防長の任命資格を定める条例、団塊の世代の大量退職などを背景として政令で定める消防長等の資格要件を満たす者の任命をすることが難しく、消防長の資格要件緩和することを目的とした、市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令の一部を正する政令(平成21年政令第204号)が平成21年8月14日に施行されました。
 消防署長等の職を補佐する職やこれと同等以上とみなされる職の者が新たに資格要件に加られ、その者を任命する場合において、在職期間及び消防長として必要な知識と経験を有すと認める職について、条例で定める必要があるため、本条例を制定するものであります。
 議案第16号南国市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を正する条例、雇用保険法等の一部を改正する法律(平成19年法律第30号)が平成19年4月23に公布され、同法第4条において、船員保険法(昭和14年法律第73号)が平成22年1月1日一部改正されることに伴い、本条例の一部を改正するものであります。
 改正の内容は、船員保険制度のうち「職務上疾病・年金部分」が労働者災害補償保険制度統合されることとなり、地方公務員である船員のうち再任用短時間勤務職員については、常の地方公務員である船員と同様、地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号)の規定にづく、補償を行うこととなります。
 以上をもちまして、私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(浜田幸男君) これにて市政報告並びに提案理由の説明は終わりました。
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○議長(浜田幸男君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、明5日から7までの3日間は休会し、12月8日に会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 12月8日の議事日程は一般質問であります。会議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いします。
 御苦労さまでした。


12月8日追加議案

議案第17号 小中学校校務用ノートパソコン購入契約の締結について
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      午前10時 開議
○議長(浜田幸男君) これより本日の会議を開きます。
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○議長(浜田幸男君) ただいま市長から追加議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 職員をして送付書を朗読いたします。事務局長。
(事務局長朗読)

                                  21南総第384号
                                 平成21年12月8日

 南国市議会議長  浜 田 幸 男 様

                       南国市長 橋 詰 壽 人

      第343回南国市議会定例会の追加議案の送付について
 第343回南国市議会定例会に提出する追加議案を別紙のとおり送付します。

 議案第17号 小中学校校務用ノートパソコン購入契約の締結について

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      議案第17号
○議長(浜田幸男君) お諮りいたします。ただいま送付されました議案第17号を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田幸男君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) おはようございます。
 ただいま追加提案を御了承いただきました議案第17号につきまして、提案理由を申し述べます。
 議案第17号小中学校校務用ノートパソコン購入契約の締結について。児童・生徒等の情報活用能力の育成及び教員のICT活用指導力の育成並びに校務の負担軽減等のために、教育の情報化が促進され、もって教育の質の向上が図られることなどを目的に、市内小中学校17校に校務用ノートパソコン270台を購入するに当たり、平成21年12月4日に見積競争を実施した結果、都築電気株式会社高知営業所が2,602万8,030円で落札しましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
 以上でございます。
○議長(浜田幸男君) これにて提案理由の説明は終わりました。