トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  平成21年 第339回市議会臨時会(開催日:2009/08/11) »

質疑・討論・採決


○議長(西山八郎君) これにて提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。議案第1号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 議案第1号についてお尋ねをいたします。
 16ページですけれども、放課後児童対策事業費650万円、全額国県支出金ということでありますけれども、この増額計上の事業内容をお聞きをしたいと思います。
 それと、先ほど市長のほうからは補正予算の効果があらわれているというふうに報告がありましたけれども、6月補正でも市民の皆さんから声があったのは、学童クラブに行きたくてもお金が払えない世帯がふえ、受け入れたくても独自の減免にも限界がある、そして学校で使う紙まで節約をしている、こんな中でコンピューターやまだ使えるテレビを買いかえてデジタルテレビ化、これは納得しかねるという声がありました。
 国の補正の目的は、車や電気製品、コンピューター、その購入でありますけれども、市民が本当に必要としているところに使ってほしい、例えば子育て環境の基盤整備にしっかりと使ってほしい、これは当然の声だと思いますけれども、今回の650万円、これは放課後児童対策事業に携わっておられる皆さんの声が反映をされ、子供の条件をよくするための予算なのか、まずお聞きをしたいと思います。
○議長(西山八郎君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 私のほうからは、景気の回復ということについてお答えを申し上げたいと思います。
 デジタルテレビ等の問題につきまして今お話がございましたが、学校教育現場における消耗品等の問題については、消耗品が不足しておるというような内容が現実にあるとすれば、私はそういう実態を調査いたしまして、そういうことがもしあるとするならば、解消に努めてまいりたいと思っております。
 一方、子育て問題につきましては、南国市は今まで要望のあった箇所、放課後児童対策については、それを今まで全部解消してまいっておりますし、一方保育所入所の待機児童等については一人もいない、こういうことで取り組みをしておるところでございますので、そういう意味では、私は万全とまでは言わなくても、かなり県内でレベルの高い児童対策、子育て支援というものはできておる、このように思います。
 なお、この保育の内容につきましても、ゼロ歳児から時間外保育、そういうものも実施しておりますので、こういうものを今後一層拡充してまいりたい、このように思っております。
○議長(西山八郎君) 学校教育課長。
      〔学校教育課長 正木敬造君登壇〕
○学校教育課長(正木敬造君) 福田議員さんの御質問にお答えをいたします。
 御質問いただきました放課後児童対策事業費につきましては、高知県教育委員会の平成21年度事業であります放課後学び場応援事業、学び場充実事業という内容でありまして、具体的には、いわゆる放課後児童クラブの学習環境の充実のための環境整備、指導員の配置、教材等の購入を支援するものであります。
 したがいまして、学童クラブ入会等に関しての支援ということにはならないわけですけれど、地上デジタル対応テレビあるいは複写機の設置、指導員の配置等、市内の各学童クラブの学習環境の整備充実に向け、この事業を活用して準備を進めてまいっております。よろしくお願いいたします。
○議長(西山八郎君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 市長のほうからは、需用費が減っているようであれば増額をするという答弁でしたから、これはありがたく受けとめました。
 先日お聞きをしたのは、交通安全のお知らせを保護者にする場合でも、紙を節約をしなければならないので文字が小さい、こういう話まで聞いておりますので、ぜひ具体的な数字を上げてまた後にお願いにも伺いたいと思います。
 これからそろそろ予算編成に入ることになろうかと思いますけれども、先ほど市長が述べられたように、あくまでも基盤整備のために予算を投入するということでぜひ進めていただきたいと思います。国のように一時的に予算をつけるということは、決して安心してその事業を続けられる保証にはなりませんので、ぜひ大もとの整備のために予算配分を求めたいと思います。
 先ほど、そういう方向でということで答弁をいただきました。次々打ち出される国の補正に翻弄される市の財政の担当の方の大変さも理解をしておりますけれども、その御苦労も踏まえまして今後の予算のあり方について市長からと2問で思っておりましたが、前段で答弁をいただきました。
 学童の入会にしても、前に残念な結果になった藤岡君の場合も、減免し切れない部分については保護者の負担、ああいう場合にはきちんと市が手助けをする、このことも必要だと思いますし、塾の先生にお聞きをしますと、やはり前のように手を助けて頑張ればできる子供さんが減ってきて、できる子供さんがふえている、いろんな子供さんが行く塾にはなっていない。ですから、学力向上と言っていますけれども、本当に子供のために、子供の側に立った手だてができているのかどうかって、これは今のやり方だったら大変疑問に思っています。それは多くの声です。お話を聞くと、もっと手を助けてあげたらもっと学力は伸びるという子供さんもおいでになるのに放置をされているのが現状ですから、そのあたりはやはり市民の皆さんと密着をしている南国市行政の果たす役割としてぜひ受けとめていただきたいですし、来年度に向けてこのことも生かしていただきたいということで、もう一度市長にお聞きをして終わります。
○議長(西山八郎君) 市長。
○市長(橋詰壽人君) 先ほど福田さんからお話がございまして、お言葉を返すつもりはございませんけれども、決して私どもは昨年12月から始まりました国の補正予算に翻弄されているものではございません。私は、まともにこの補正予算を受けまして、真正面から受けとめまして、これを景気回復あるいは危険、地震からの安全・安心な校舎づくり、そういうものに大歓迎をしてフルに使っておりますし、またきょうの補正予算でもお願いしております設計委託につきましては、秋に念願でございましたこの環境に優しいまちづくりの第一歩として、学校の校舎6校だったと思いますが、これに太陽光発電を設置したい、このことを南国市の環境に優しいまちづくりの第一歩にしてまいりたい、このように考えて鋭意取り組んでいるところでございます。
 なお、この景気浮揚策といいますか、そういう意味で、これらの事業につきましては全部と言ったら言い過ぎかもわかりませんが、市内業者をもってやりたいという強い私は希望を持っております。
 そして、先ほど福田議員さんから御提案がございました。紙が不足しておるので小さい文字しか書けないと、こういうことであったら、これはお知らせであったり内容がいろいろだと思うんですが、そういうことは非常に御不便をかける、そういうことが事実であれば、御不便をかけるということでございますので、これは教育委員会のほうにお願いいたしまして、まず実態調査をいたしまして、それからその対応をしてまいりたいと思っております。
 以上です。
○議長(西山八郎君) ほかに質疑はありませんか。14番浜田和子さん。
      〔14番 浜田和子君登壇〕
○14番(浜田和子君) 済みません。通告なしの質問で申しわけございませんけれども、17ページの女性特有のがん検診の推進事業に対する予算が825万5,000円、大変ありがたいことだと感謝をするところでございますけれども、これはがん検診の検診率を上げるための効果が出なければ何の意味もないと思うんですが、この女性特有のがん検診に対するクーポン券、どのようなシステムで南国市としてはやっていくおつもりかということについて、その内容について1つ聞きたいということです。
 それと、その検診率を高めるという目的のもとに、対象者が限られてるから問題はないかと思いますけれども、しっかりした啓発活動が要ると思うんですが、それはどのようになさるおつもりなのかと、この2点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(西山八郎君) 答弁を求めます。保健福祉センター所長。
      〔保健福祉センター所長 島崎俊二君登壇〕
○保健福祉センター所長(島崎俊二君) ただいま質問のありましたクーポン券等の配布についての、どういうふうに方法をされるかということなんですが、今臨時議会で予算計上しておりますが、これを踏まえまして、可決をいただきましたら早急な対応をしていきたいと。具体的に言いますと、予算可決が前提となりますが、9月上旬に各対象者にクーポン券等々、検診手帳と説明、そういうものの3点セットを合わせまして、9月上旬ごろを各対象者に個別に配布をしたいと考えております。
 具体的な活動、啓発についてはということなんですが、個別にそれぞれの家庭にじかに送りますので、これ以上の啓発はないのかなと考えております。
 以上です。
○議長(西山八郎君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 これにて議案に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号、議案第2号、以上2件は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(西山八郎君) 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(西山八郎君) 起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) 以上で今期臨時会の付議事件は議了いたしました。
 これにて第339回南国市議会臨時会を閉会いたします。
      午前10時24分 閉会