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検索結果 »  平成20年 第332回市議会定例会(開催日:2008/06/13) »

一般質問 1日目(西岡照夫)

質問者:西岡照夫

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(西山八郎君) 日程により一般質問を許します。
 順次質問を許します。20番西岡照夫君。
      〔20番 西岡照夫君登壇〕
○20番(西岡照夫君) おはようございます。
 議員として20年、一般質問のトップバッターとして初めて務めさせていただきます。また、この機会を与えていただきました坂本議員の御協力に感謝を申し上げます。
 質問に入る前に、去る14日に発生いたしました岩手・宮城内陸地震により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
 また、4月より新たに課長に就任をされました吉岡税務課長、正木学校教育課長、豊永会計課長、神田都市整備課長、細木農業委員会事務局長、おめでとうございます。議員を代表いたしまして、心よりお祝いを申し上げます。私たち議員も、立場は異なりますが、お互いに南国市発展のために力を合わせて頑張っていきたいと願っております。5名の課長さんには、後ほど就任に対しての所信を述べていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 それでは、通告に従いまして順次質問を行います。
 市長の政治姿勢の一つは、香長中学校校舎の早期改築についてであります。去る6月2日、香長中学校改築推進委員会のメンバーが、中国四川大地震における学校の被害状況をかんがみたとき、校舎改築は喫緊の課題であると考え、取り急ぎ陳情を行いました。陳情の席上橋詰市長より、年内には見通しをつけたいとの話がありましたが、幸い今国会で、学校施設の耐震化事業に対する国庫補助を3年間の時限措置で拡充する改正地震防災対策特別措置法が成立し、学校施設の耐震化促進のため、補強事業の国庫補助率を2分の1から3分の2に引き上げるほか、文部科学省の要綱で3分の1と定める改築事業の補助も2分の1に拡充し、市町村の負担を軽減することが発表されました。このチャンスを生かして、未整備の学校施設の耐震化も含め、香長中学校の早期改築についてお伺いをいたします。
 決断、実行、スピード、優しい市政をモットーに頑張る決意をされておられます市長の御決断をお願いをいたします。
 2つ目は、定住自立圏構想についてであります。
 さきに総務省は、地方の人口5万人以上の中心市と周辺の小規模市町村が、協定を結んで生活圏域をつくり、大都市への人口流出を防ぐ定住自立圏構想について、本年度中に全国数カ所の地域で先行して実施することが決まりました。人口減少が著しい地域への定住を促すのが目的。中心市と周辺市町村で結ぶ協定の策定作業を総務省がバックアップするほか、圏域の中核的役割を果たす中心市への特別交付税などの財政支援も検討する。協定に基づき、中心市の総合病院から周辺自治体の診療所へ医師を派遣したり、周辺市町村の商店が中心市の大型商業施設と注文や配達などで連携するなど、広域生活圏を目指すという内容でございますが、橋詰市長は近隣市町村との連携を考えられ、この定住自立圏構想に前向きに取り組まれるおつもりがあるのかお尋ねをいたします。
 次に、地球温暖化対策についてであります。
 これまでの議会でもたびたび取り上げられ、今議会でも何人かの議員から質問もありますが、北海道洞爺湖サミットが近づいたせいか、最近テレビ、新聞などで地球温暖化を取り上げた番組や記事が多くなっています。
 そこで、南国市がこれまで取り組んでこられた温暖化対策や、今後の見通しについてお伺いをいたします。また、次の3点についてもあわせてお願いをいたします。
 1点目は、グリーン購入法、国などによる環境物品などの調達の推進などに関する法律が、平成13年4月から施行されていますが、南国市においてはどのように取り組まれてこられたのかお聞かせください。
 2点目、市長車を初め公用車を買いかえどきに、エコカーや小型車にするお考えはないか。以前にもこのことについて質問が出されておりましたが、再度お尋ねをいたします。
 3点目は、CO2吸収源としての森林整備のため、環境先進企業との協働の森事業が県下各地域で行われていますが、南国市の実情はどのようになっているのかお聞かせください。
 続いて、仮称南国工業団地進捗状況についてであります。
 今議会にも議案として提案もされていますが、これまでの経過及び今後の見通しについてお尋ねをいたします。土地の取得交渉等について、どのような進展があっておるのか、そういった点も含めお伺いをいたします。
 次に、2008年土佐のまほろば祭りについてであります。
 私はこのまほろば祭りは、南国市がまほろばの里として指定をいたしております国府地区で行うのが本筋であろうということで、以前からそれを推進してまいりました。昨年は天候の関係で中断をいたしましたが、今年20回目の開催として節目の年でありますが、聞くところによりますと実行委員会で、今年は吾岡山で実施をするとのことをお聞きをいたしました。その経過についてお尋ねをいたします。また、吾岡山で実施をするということであれば、当然頂上の芝グラウンドを使用して実施をされるものと考えますが、どうもそのあたりが違うようで、中段にあります駐車場を主会場に実施をされるという計画のようでございます。果たしてこのことが市民に喜ばれる祭りになるのか、そのあたりが心配でもありますし、また20回目という節目の年に中心部で実施をするというお考えであれば、私はこの庁舎南側のあの4車線の道路を利用した歩行者天国のような形にして実施をされてはというふうに考えます。そういった開催場所の変更についてもお考えはないのか、お尋ねをいたします。
 特に国府地区の方々や近隣の地域の方々は、20回の節目にまほろばの里でぜひ実施をしていただきたかったという声も承っております。よろしく御答弁をお願いをいたします。
 次に、最後になりましたが、姉妹都市交流35周年事業についてお尋ねをいたします。
 また、さきにも述べました地震によります影響が、姉妹都市岩沼市でも震度5弱の揺れがあったと報じられました。その影響はいかほどか、わかる範囲でお答えを願いたいと思います。
 また、この35周年交流事業につきましては、市民訪問団の参加の御案内も既に出されております。岩沼市との48年の提携以来、本年で35周年を迎えますので、この交流35周年事業についての内容をお聞かせください。
 また、岩沼市への訪問に際して、どのような行程で行かれるのかもお尋ねをいたします。
 以上で私の1問目を終わります。執行部の皆さん方の御答弁をよろしくお願いを申し上げます。
○議長(西山八郎君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 西岡議員さんの御質問にお答えをしていきたいと思いますが、その前に西岡議員さん、姉妹都市の岩沼市の、いわゆる今回発生しました岩手・宮城内陸地震のことについて大変御心配もされておるようで、気持ちといたしましては私も全く同感でございまして、お聞きしますと、昨日より岩沼市のほうでは調査に入っておるようでございます。幸いにして、現在のところ家屋倒壊はないようでございますけれども、今後調査によっては、まだまだ見えない場所で道路あるいは急傾斜地の亀裂だとか、そういうこともまだわかっておりませんので、どうかそういうような危険な状態がないこと、あるいは少しでも被災がされてないことを私も祈っておるところでございます。
 また、この春新しく課長に就任いたしました5名の課長さん方に就任の所信をという機会を与えていただきましたことにも、心より御礼申し上げます。
 それでは、順次私のほうで答弁していきたいと思います。
 まず、香長中学校の校舎の耐震及び改築についての早期着手をということでございます。
 御承知のように、香長中学校の現在の校舎といいますのは、昭和35年3月より徐々に環境整備を整えまして、現在は普通教室、特別教室を含めまして、北舎、南舎、屋内運動場、プールを設置いたしまして、日々生徒たちの授業や活動に取り組んでおると、こういう状態にございます。建築からもはや50年近くになる北舎につきましては、今後30年以内に震度6以上の地震の起こる確率が50%以上と言われる南海地震に備える観点から、早急な改築、耐震、こういうことが必要であると考えております。当初の予定では平成23年度からと、こういう予定がされておりましたことは、もう皆様御承知のとおりかと思います。しかしながら、平成20年、ことしの5月12日に中国四川省で発生いたしました地震を見てみますと、建築工事に関すること、いろいろ情報があるにしましても、とても悲惨な状況が報道されました。特に4階建て校舎の1階と2階が完全につぶれる、3階が1階になった衝撃的な映像を見たときに、香長中学校の北舎の改築につきましては、再検討が必要であると、このように考えさせられました。
 そこで、本市といたしましては、財政課あるいは学校教育課を中心にして、南国市内の小・中学校の改築に関する検討委員会、仮称でございますが、これを立ち上げまして、議会終了後早々にでも、先ほど西岡議員おっしゃいましたような、国の有利な補助制度を活用できるようにしていきたい、このように考えております。
 ただ、1つだけ御理解を願いたいのは、一方鳶ヶ池中学校の校舎の状況でございますけれども、平成15年、16年度に耐震補強工事を実施いたしまして、17年度から大規模改修を3カ年かけて実施するという予定でございました。17年度に第1期工事として、北舎の大規模改修を実施した後の事業が、その後他の学校の耐震補強工事を優先していくと、シフトをそのようにいたしまして、主といたしまして、依然ずっと実施できていない状況にございます。現在は、教室及び渡り廊下などからも大変な雨漏りがございました。また、トイレの配管等の詰まる状態、あるいは外壁の落下などもございまして、建物そのものの老朽化が進んでる状況になります。したがいまして、そういうような状況も踏まえまして、南国市全体の小学校、中学校の今後改修、改造が、あるいは耐震工事が必要な施設全般にわたって、いま一度どのように優先順位をつけて実施していくかということを早急に決断していかなければならないと、このように思っております。どうか御理解をお願いしたいと思います。
 次に、いわゆる定住自立圏構想のことでございますけれども、地方の現状というのは、御承知のように少子・高齢化による人口減に加えまして、就労の場が少ないことから、都市部に人口が集中いたしまして、都市との格差というものがますます増大、拡大しまして、非常に厳しい状況にございますことは、皆様方御承知のとおりでございます。こうしたことから、地方から大都市への人口流出防止策を検討しておりました総務省の定住自立圏構想研究会が、今年1月から5月にかけまして、8回の検討委員会を開催いたしまして、5月15日に一定規模以上の地方都市を中心に、周辺市町村が協定を結んでつくる定住自立圏の創設を提言する報告書をまとめたところでございます。この構想は、一定の広さを持った生活権を人口5万人以上の中心市と周辺市町村に分け、中心市に圏域全体が必要とする病院などの都市機能、これを集積させ、周辺市町村は中心市の機能を活用しつつ、必要な施策に取り組み、双方が連携して定住のために必要な機能を確保し、圏域全体として魅力のある地域をつくり上げる、こういう趣旨のものでございます。
 この構想ができた背景として、地方から都市への人口流出問題に加えまして、平成の市町村合併が一定進んだものの、すべての市町村にフルセットの生活機能を整備する、これが困難になってきていること、あるいは分権型社会にふさわしい社会空間の形成が急務となっておるということでございます。国は地方再生対策の目玉といたしまして、この構想を今年の経済財政運営と構造改革に関する基本方針、いわゆる骨太方針に盛り込む方針でございまして、県や市町村が今後の政策を検討する上で、本構想をどういうように活用するかが重要なポイントとなっておると、このように考えております。
 そこで、先ほど西岡議員さんおっしゃいました、お隣の香美、香南市との連携の問題になるわけでございますが、御承知のように日ごろより一部事務組合その他の関係において、香南、香美市とは緊密な、特に最近では物部川流域ということで、足並みをそろえて、森林の問題であるとか、あるいは海の問題であるとか、こういうことに取り組んでおるところでございます。この問題につきましても、3市が協議、連携を持ちまして、この国の考えておる定住自立圏構想というものが有意義に機能するように考えていきたい、声かけをしていきたい、まずは2つのお隣の市に声をかけていきたい、このように考えます。
 次に、地球温暖化対策の一つといたしまして、市長車の問題、公用車の問題といいますか、に触れられましたが、とりわけ市長車につきましても、考え方は私は全く同じでございます。今日CO2の問題あるいは環境の問題、いろいろと論議されておる中、やはりこの問題には行政自体が先駆的な役割を果たしていかなければならない、このように考えております。したがいまして、市長車につきましても、まだ購入するということではございませんけれども、購入時にはエコカー、あるいは小型化の問題も含めて、検討は当然していかなければならないと、このように考えております。
 姉妹都市の問題でございますが、いろいろと西岡議員さん御心配もされておりますし、私もこの姉妹都市の問題が、実は去る6月2日に姉妹都市親善協会の総会を行いました。はやもう35年、提携して35年という年月が過ぎました。この節目の年に当たりまして、私はいろいろと望みを持っておるというわけではございませんが、何か一つこの35周年を契機にして、今までの交流、こういうことをひとつ見直すという、問題があるとかということではなくて、ひとつ見直していったらどうだろうと、これを契機にですね、思い切り記念になるような意義のあるものを、今までの交流が意義がなかったという意味では全くないんですが、ひとつ視点を変えて、この交流というものを見ていったらどうだろうと、このようにも考えております。今このことについて、特別あれをしようこれをしようという考えを持っておるということではございませんが、また西岡議員さんにもいろいろとアドバイス、御指導もいただきたいと、このように思っております。
 私のほうからは以上でございます。あと関係課長から補足なり、御答弁申し上げます。
○議長(西山八郎君) 教育長。
      〔教育長 大野吉彦君登壇〕
○教育長(大野吉彦君) 香長中学校校舎の早期改築の件につきまして、市長答弁を補足いたします。
 南国市内の幼稚園、小学校、中学校の耐震化の取り組みにつきましては、昭和56年以前の建物につきまして、平成10年度から順次耐震診断を行い、必要に応じて補強や改修を行ってまいりました。皆様もごらんになられたと思いますが、6月14日の高知新聞夕刊に、県内小・中学校の校舎などの耐震改修状況が報道されていました。市部では、南国市が84.3%で最も進んでおります。これもひとえに子供たちの命を守り育てるという、市長並びに議会の皆様の教育行政への深い御理解と温かい御支援のたまものと思っております。ありがとうございます。
 今年度は、日章小学校、香南中学校での校舎耐震補強工事、日章小学校での大規模改修工事が行われ、久礼田小学校の屋内運動場につきましては、耐震補強工事の設計業務を発注する予定で準備を進めています。したがいまして、香長中学校北舎の改築に当たりましては、先ほど市長からありました庁内の検討委員会で、改築時期や校舎の位置等、教育委員会の思いも伝えながら、できるだけ生徒の日々の教育活動に支障のない方法を検討していきたいと思います。
 また、鳶ヶ池中学校の大規模改修、2期、3期工事並びに長岡小学校、北陵中学校の屋内運動場の耐震改築工事につきましても、あわせて庁内検討委員会で順次検討してまいりたいと考えています。
 以上でございます。
○議長(西山八郎君) 環境課長。
      〔環境課長 池知 隆君登壇〕
○環境課長(池知 隆君) 西岡議員さんの御質問にお答えいたします。
 主要国首脳会議G8が7月7日から9日まで北海道洞爺湖で開催され、アフリカ支援問題や食糧危機、世界経済の状況、地球温暖化問題などが話し合われます。地球温暖化の問題は、将来世代を危機的な状況に追い込まないための低炭素社会への転換でありますが、国の長期目標では、2050年までのCO2の濃度を現状から60ないし80%削減するとしております。また、その具体的な政策として4つの政策が掲げられておりますが、その中で地方の果たすべき役割、国民主役の低炭素化の項目が掲げられております。
 地方の果たすべき役割では、食糧もエネルギーも地産地消に近づけるため、大胆で革新的な取り組みを進めていくことになります。国民主役の低炭素化では、G8サミットが開催されます7月7日の七夕の日をクールアース・デーとして一斉消灯し、天の川を見ながら地球環境の大切さを国民全体で再確認する運動が現在展開中であります。
 さて、本市の今日までの取り組みにつきましては、平成13年2月に南国市地球温暖化対策実行計画を策定し、市の事務及び事業についての温室効果ガスの総排出量の把握をし、その低減を図りました。平成19年3月には改定を行いまして、さらなる取り組みを進めております。
 今日までの取り組みといたしましては、環境家計簿の配布やリサイクルの分別を中心とした新中学生対象の環境講座、地元団体の環境学習などを行っております。また、新たな取り組みといたしまして、今月から市役所南側壁面に、琉球と書きましていりおもてと読ませますけど、琉球アサガオによる緑のカーテンの実証比較試験をするように準備を進めております。現在やっております。
 次に、グリーン購入法につきまして、この法律は循環型社会の形成のためには、再生品等の供給面の取り組みに加え、需要面からの取り組みが重要であるという観点から、循環型社会形成推進基本法の一つとして制定された、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律のことであります。この法律は、国等の公的機関が率先して環境負荷の少ない物品の調達を推進することを目的としたものであります。
 グリーン購入の基本原則は、品質や価格だけでなく、環境のことを考え、環境負荷ができるだけ小さい製品を、環境負荷の低減に努める業者から優先的に購入することであります。製品は、紙類、文具類、OA機器、照明、作業服、自動車などがありますが、本市では会計課の用品単価用におきまして、紙類、文具類についてはエコ、グリーンの表示をいたし、環境負荷の少ない物品の調達を推進しております。
 以上のとおり、地方の果たすべき役割を把握しつつ、市民へのPRをしながら低炭素社会の実現に向けて努力していきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(西山八郎君) 農林課長。
      〔農林課長 西川 潔君登壇〕
○農林課長(西川 潔君) 西岡議員さんの質問にお答えいたします。
 この協働の森づくり事業は、県の環境共生課がコーディネーターとなりまして、国内での温室効果ガス、CO2の排出権取引制度の創設を視野に入れながら、環境先進企業と地域が協働して森林の整備をするものでございます。
 当市では、一昨年度に株式会社トヨタ車体グループ様と協定締結をいたしました。環境先進企業との協働の森づくり事業で、昨年度は桑ノ川の市有林で、南国市の山です。で搬出間伐を実施をいたしました。また、ことしから2年間かけて、中ノ川の市有林の間伐を、合わせて60ヘクタール予定をいたしております。
 また、南国市での新たな協定についてです。
 県より山林の抽出というふうに言われておりますけれども、民有林が多くて協定上伐採や売買という課題がございます。山林所有者はCO2抑制のために間伐など、山林の管理を積極的に行うというものではございませんので、木材価格の安い現状では、企業の支援や補助事業を活用いたしまして、少しでも山林の管理、地球環境に貢献できればと思っております。
 以上でございます。
○議長(西山八郎君) 商工水産課長。
      〔商工水産課長 池内哲男君登壇〕
○商工水産課長(池内哲男君) 西岡議員さんの御質問にお答えをいたします。
 2点でございます。
 まず最初に、仮称南国工業団地の進捗状況と今後の見通しでございます。
 本事業につきましては、高知県との協働による開発事業で、その手法として、県へ委託することにより、開発主体を県、地元調整や地区計画の策定など、本市が行うこととしております。
 まず、進捗状況でございますが、昨年の9月議会で工業団地造成事業の予算について御承認をいただきました結果、昨年度は用地測量業務、物件調査業務などの測量、調査業務の実施と用地取得を行うための土地鑑定評価業務を実施いたしました。このうち実施設計業務は、繰越事業として業務を行っております。また、地区計画を含め、都市計画法関係の手続につきましても、昨年度より協議を行っており、今年度4月にコンサルへ委託したところでございます。
 次に、見通しでございますが、今議会で用地取得費の補正予算案及び用地取得議案を提出させていただきました。また、県も7月に開会する県議会で、本市と同様に用地取得費等の議案を提出することとなっております。両議会で可決された後、本市の開発公社に用地取得業務が委託され、本格的に用地取得業務に取り組んでいくこととなります。この用地取得に要する期間により、今後の工程に大きく影響してきますので、地権者の皆様に事業への御理解と御協力をいただきながら、できる限り短期間で用地取得が完了できるよう努めてまいりたいと考えております。本事業は、産業の振興や雇用の拡大、税収の確保等から、大変重要な事業でございますので、今後とも皆様方の御協力をいただき、事業を遂行していきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 次に、2点目の2008年土佐のまほろば祭りでございます。
 西岡議員さんの最初からのまほろば祭りのかかわりの中で、思いを質問されたと思います。
 さて、2008年土佐のまほろば祭りは、20回目の、言われましたように節目の年でございます。場所の決定につきましては、第1回土佐のまほろば祭り運営委員会によりまして、運営委員の決定事項として場所の変更がなされました。また、その後2回目の運営委員会で、再度場所につきまして話し合いをしましたが、吾岡山での開催という結果となったわけでございます。
 言われますように、場所の変更により吾岡山での祭りの場所、入り口の狭隘、花火の打ち上げの場所等につきましても問題等を話し合いをしてきております。吾岡山での祭りの会場は、管理等の関係上、中段の駐車場をメーン会場として開催し、入り口の狭隘につきましては、ガードマンを多く配置し、安全確保に努めたいと思っております。吾岡山で土佐のまほろば祭りを開催することが決定した以上、経済効果も上がり、少しでも南国市の活性化につながればと思っているところでございます。
 今後の問題等につきましても、運営委員会で十分論議して決定をいたしたいと思います。今後とも御協力をよろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(西山八郎君) 企画課長。
      〔参事兼企画課長 山崎正道君登壇〕
○参事兼企画課長(山崎正道君) 姉妹都市交流35周年事業につきまして、市長答弁を補足してお答えいたします。
 本年度は、宮城県の岩沼市と本市が姉妹都市提携をして35周年に当たるわけでございます。そのため、南国市姉妹都市親善協会は、例年の交流事業より大規模な交流事業を計画しておりまして、去る6月6日に開催された総会におきまして承認されました。
 その内容を御紹介いたしますと、岩沼市民夏祭りが開催される8月23日に合わせまして、8月22日から24日まで岩沼市を訪問し、岩沼市民との交流を深める市民訪問団派遣事業、岩沼市からの訪問団と交流する市民訪問団交流事業、スポーツを通じて交流を行うスポーツ交流事業の3つの事業が柱となっております。岩沼訪問団派遣事業は、親善協会に加入しております団体と個人及び市民から募集しました計40人を派遣する計画となっておりまして、特に南国市文化協会は、市民夏祭りのステージに上がりまして、岩沼市の文化団体と交流することになっております。
 その他のことにつきましては、これから岩沼市と協議をして決めてまいります。
 参加者への支援といたしましては、3万5,000円を自己負担していただき、旅費及び滞在費を親善協会が負担する予定でございます。
 なお、岩沼市への行程でございますが、行きは関空経由、帰りは伊丹経由となっております。
 次に、岩沼市からの市民訪問団は、11月のつらゆき時代まつりに合わせて受け入れまして交流を深めることとしておりますが、訪問団の人数につきましては、今のところ未定でございます。
 スポーツ交流事業につきましては、少年スポーツ団を岩沼市から受け入れる計画でございまして、現在岩沼市のほうと話を進めております。
 親善協会の事業といたしましては以上でございますが、市民レベルでは南国ライオンズクラブが以前から岩沼市のライオンズクラブと交流を深めておりまして、ことしは南国市から岩沼市を訪問することになっております。姉妹都市との交流事業は、市民レベルで活発化することが大切でございますので、多くの市民の皆さんが交流事業に参加されることを望んでおります。
 以上でございます。
○議長(西山八郎君) 税務課長。
      〔税務課長 吉岡秀文君登壇〕
○税務課長(吉岡秀文君) この4月より税務課長を拝命いたしました吉岡でございます。一般質問の初日に登壇の機会を与えてくださいました西岡議員さんにお礼を申し上げます。お許しをいただきまして一言新任のごあいさつを申し上げます。
 税務に携わる職員としては、市民の皆様に税金を納めていただかなくてはなりませんが、その基本となるべきものは租税、法律主義であり、税金は法律に基づき課せられるものです。地方自治体は地方税法に基づき、適正な事務を執行していかなければならないのは申すまでもありません。私たちは、納税は国民の義務であると教えられました。国民の三大義務の一つであります。税金に対する苦情は数多くありますが、市民の皆さんに税金を支払っていただいているという感謝の気持ちを持って対応し、納税を納得していただけるように十分な説明を行うことを心がけています。
 また、近年全国的にも滞納問題がクローズアップされています。まじめに税金を払っていただいている多くの納税者、90%以上の納税者が不公平感を持つことのないよう、悪質な滞納者に対し厳しい姿勢で臨みます。公平、適正な課税、そして収納率向上に全力で頑張る所存でありますので、至らないところ多々あると思いますが、どうか議員の皆様の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(西山八郎君) 学校教育課長。
      〔学校教育課長 正木敬造君登壇〕
○学校教育課長(正木敬造君) この4月より学校教育課長を拝命いたしました正木敬造と申します。どうかよろしくお願いいたします。このように登壇の機会を与えていただきました西岡議員さん、まことにありがとうございます。一言ごあいさつを申し上げます。
 私は、平成14年4月1日から学校教育課対策監としてお世話になり、本年で3年目となっております。初めての南国市の勤務でありましたが、この2年間の勤務の中でいろいろな方との出会いがありました。中でも、南国市の幼稚園、小学校、中学校、それぞれに対する熱い思いを持っておられる方との出会い、このことは私にとりまして大変有意義な2年間であったと感じております。そして、3年目を迎えるに当たり、学校を精いっぱい支援していく、次の時代を担う人材の育成に取り組まなければならないと、その決心を改めてしておるところです。
 今現在、学校現場を見てみますと、児童・生徒を取り巻く環境は大変厳しい状況であります。学校への期待は日に日に高まっていると、そんなふうに感じております。行政としてできることは何なのか、外部との連携をどのように図るかなど、知恵と工夫によりまして限られたマンパワーを最大限に生かし、組織として対応する、このことで成果を上げていきたいと、このように考えております。微力ではありますが、南国市のよりよい教育行政に務めていきたいと改めて決心をしております。どうかこれからも議員の皆様方の御指導、御支援、よろしくお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(西山八郎君) 会計課長。
      〔会計管理者兼会計課長 豊永悦子君登壇〕
○会計管理者兼会計課長(豊永悦子君) 4月より会計管理者を拝命いたしました豊永悦子でございます。一般質問の初日に登壇の機会を与えていただきました西岡議員さんにお礼申し上げます。貴重な時間ではございますが、お許しをいただきまして一言新任のごあいさつを申し上げます。
 平成20年度から施行されました公会計制度、自治体財政健全化法により、市町村でも企業の連結決算と同様に、普通会計、企業会計、第三セクターなどの会計も含めた連結決算を公表して、財政状況を明らかにすることが義務づけられました。既に民間では、子会社も含めた連結決算を株主に公開することが当たり前になっております。三位一体改革以来、地方財政は非常に厳しい状況となってきており、今後の財政破綻を回避し、住民負担をふやさないためにも、地方自治体みずからがその財政状況を判断して、適切に管理していく能力が求められます。そのためにも、決算の速やかな公表が必要になってまいります。庁内各課との調整、連携を深め、協力いただきながら、微力ではございますが、課員とともに力を合わせて頑張ってまいりたいと思っております。議員の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、新任のごあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(西山八郎君) 都市整備課長。
      〔都市整備課長 神田 彰君登壇〕
○都市整備課長(神田 彰君) おはようございます。
 この4月の人事異動によりまして都市整備課長を拝命いたしました神田彰でございます。このたび発言の機会を与えていただきました西岡議員さんには、厚く御礼申し上げます。貴重な本会議の時間でございますので、お許しをいただきまして一言新任のごあいさつを述べさせていただきます。
 まず、住宅関係では、住宅管理の適正化に努めるとともに、住宅使用料及び新築住宅新築資金等の貸付金の債権回収に取り組んでいきたいと思っております。
 次に、建築関係では、市役所各課の発注する建築工事の管理監督を通じまして、安全で安心な建築物の整備を図ってまいりたいと考えております。
 次に、まちづくり関係では、新しいまちづくりの指針となる都市計画マスタープランの策定と、高知〜南国線の平成23年度の完成を図ってまいりたいと思っております。微力ではございますが、常に公平、公正の気持ちで一生懸命頑張るつもりでございますので、今後とも議員の皆様の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。
 簡単ではございますが、新任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございます。
○議長(西山八郎君) 農業委員会事務局長。
      〔農業委員会事務局長 細木 猛君登壇〕
○農業委員会事務局長(細木 猛君) おはようございます。
 本年度の定期異動によりまして、農業委員会事務局長を拝命いたしました細木でございます。西岡議員には、登壇の機会を与えていただきまして心からお礼を申し上げます。
 さて、農業委員会には食料・農業・農村基本計画の実現に向け、認定農業者等の担い手の確保、育成、また優良農地の確保と有効利用に向けた担い手への農地の利用集積、遊休農地の発生防止と解消対策の推進といった役割が大きく期待されております。このような状況の中、農業委員会事務局といたしましても、農業委員26名とともに一丸となりまして、農業経営の収益の向上や後継者対策等のため取り組む所存でございます。議員皆様方の御指導、御支援、御協力をいただきますようお願い申し上げます。
 簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(西山八郎君) 20番西岡照夫君。
○20番(西岡照夫君) ただいま5名の新しい課長さんからは、それぞれ職務に対する力強い決意を語っていただきました。皆さん方のさらなる御活躍を御期待を申し上げます。
 それから、それぞれお答えをいただきました執行部の方々、大変丁寧にお答えをいただきましてまことにありがとうございます。幾つか質問をさせていただきたいと思います。
 市長のほうからは、香長中学校の改築につきまして御説明を、御返答もいただきました。教育長のほうからも、細かくお話がございましたが、香長中学校の改築のみではございません。先ほどお答えをいただきましたように、南国市全体ではまだまだ未整備の校舎、体育館、そういったものがありますし、計画的に進めていかれるというお答えですが、1問で述べましたように、今回の国の制度は20年から22年までの3年間という時限措置でもございますので、やはりそのことを念頭に、準備を進めていかなければいけないというふうに思います。幸い、先ほど大野教育長さんも申されましたが、南国市はこの耐震化率では県下でもトップクラスであるという評価もいただいておりますし、さらにこれをこの期限内に100%にするような、そういう強い決意で臨んでいただければというふうに願うわけでございます。そのことも含めまして、再度お尋ねをいたします。
 それから、定住自立圏構想につきましては、ことしに研究会が立ち上がり、これからだということでございますし、また近隣の市町村との関係につきましても、既に香南、香美市との物部川流域という形で、本市を含め3市の関係は、十分確立をしていると考えておりますし、また今市政報告にもあります、3市での協働による、そういった事業も既に採択をされ、前向きに進んでおりますので、さらにこの構想を広げていっていただく、他市との協定も話し合われて進めていっていただければというふうに思いますので、さらなる御努力をお願いをいたします。
 それから、地球温暖化対策については、大変詳しく御答弁をいただきました。そういった意味で、市民もともになってこの温暖化につきましては推進をしなければなりませんので、そのリーダー的な役割をぜひ行政のほうが中心になって進めていっていただきたい、そのように願うわけでございます。よろしくお願いをいたします。
 それから、2008土佐のまほろば祭りでございますが、私の思いはやはりまほろばの里、国府での実施でございますが、運営委員会等で既に協議をされ、開催場所の変更が話し合われたということでございます。先ほど商工水産課長も申されましたが、吾岡山につきましては、入り口が1カ所というふうな、非常に不便な立地条件でございます。聞くとこによりますと、マルナカの駐車場を一部お借りをいたしまして、そこでシャトルバスの乗客の乗りおりをしていただいて、信号を渡って会場に入るというふうなお話をお伺いをいたしております。そういうことになりますと、1,000人規模の方が来られるわけでございますので、大変な混雑が予想されます。そういうことを考えた場合、また運営委員会の中で、中心地でやることによって活性化につながるというふうなお答えもございましたが、南国市のこの庁舎の南側を利用することによって、それは十分可能であるし、かえって上がり下がりがない平地でもございます。非常に市民にとっては優しい祭りになる、そういう思いもあるわけです。それから、どこから来られても出入りができるような、そういったオープンな会場にもなると思いますが、再度開催地を変更されるおつもりはないのか。駐車場の確保についても、市役所を中心にした会場であれば、非常にその辺がスムーズにいくんではないか。また、徒歩で来られる方、そういった方にも公共交通機関も近くにありますし、そういった意味では非常に有利性がある会場になるんではないかというふうに考えますので、このことについて再度お尋ねをいたします。
 それから、姉妹都市35周年交流事業でございますが、先ほど企画課長のほうから行程の中で、岩沼市まで行かれるのに関空経由でというお答えをされました。これは、南国市は例のボンバルディア機の事故以来、大変市民もその辺の事故の心配、不安を抱えておるわけでございますが、今度の市政報告にもそのことが報告をされておりました。事故調査の結果を述べられておりましたが、このことと含めて、関空経由でボンバルディア機を使用しての訪問なのか、あるいはジェット便を利用されての訪問なのか、そのあたりについて再度お尋ねをいたします。
 2問目を終わります。
○議長(西山八郎君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 2問目の質問にお答えいたします。
 まず第1点、香長中学校の校舎の改築の問題でございますけれども、私はこの校舎の改築を考える前に、市長に就任時に南国市にも少しかすかな明かりが見えてきたという発言をいたしました。それは、皆様方も御承知のように、公債費比率が平成18年度をピークに当時約40億円ぐらいの公債費、額、償還高だったと思っておりますが、少しずつ額そのものも減ってまいりましたし、一方では財政健全化の施策といたしまして、起債発行額を抑制してまいりました。これは、今後とも続けてまいりたい、このように考えております。
 大きな目安といたしまして、発行額を、繰上償還時の借りかえというのは別といたしまして、大体12億円から15億円ぐらいに抑制しておる予算内容になっております。ですから、したがいまして正直言いまして、先ほど第1問目の答弁で述べましたように、非常に多くの校舎あるいは体育館が残されておるという認識と同時に、これらを限られた時限立法でございます。地震、防災のための特別措置法、これを十分生かして実施していきたいという思いはございます。ただ、その場合に一方では財政健全化とは表裏一体のものである、これのバランスを崩してはならない、このように思っております。大胆に、果敢に取り組みながら、しかも財政運営には非常に着実にいきたい、このバランスが大事ではないかと、このように考えております。
 次に、自立定住圏構想の問題でございますが、先ほども申し上げましたとおり、本議会が終わりますと、まず3市のトップの市長さんとはいつもお会いしております。気心もわかっておりますが、それ以前に事務レベルのやっぱり協議、あるいは副市長を交えた協議、こういうものを進めていって、3市がひざを交えて話し合いを進めていきたい、このようにも思っております。
 私からは以上でございます。
○議長(西山八郎君) 商工水産課長。
○商工水産課長(池内哲男君) 西岡議員さんの2問目の御質問でございます。お答えをいたします。
 まほろば祭りの変更することによって、中央です、市役所を中心とした中央で開催すれば非常にいいんじゃないかという話でございます。
 この件につきましても、東工業も含めまして話し合いをしてきたわけでございます。おっしゃいましたように、駐車場の件とか交通の有利性、そういうことも話し合われてきました。が、強い意向としては、やはり吾岡山を市民の森としていくという根底もあろうと思いますし、一度吾岡山でやってみたいという、その強い意見といいますか、要望により、結果的になったと思います。それにつきましては、今後吾岡山の状況も見ながら、私の意見でございますが、そこのところも運営委員会で今後話し合われていくんじゃないかというふうに思います。何しろ吾岡山が、最初言ったように、経済効果も上がり、南国市の活性化につながるという目的で、皆一致団結して今現在やっておりますので、その状況を見る中で、今後の対応という形でいけばというふうに思っております。
 以上でございます。
○議長(西山八郎君) 企画課長。
○参事兼企画課長(山崎正道君) 大阪までの便がボンバル機なのかどうかということでございますが、行きはボンバル機でございます。帰りはジェット機でございます。ちょうどこの時期は夏の観光シーズンでございまして、40人分のチケットをまとめてとるということがなかなか難しく、このような結果となっております。御理解をいただきたいと思います。
○議長(西山八郎君) 20番西岡照夫君。
○20番(西岡照夫君) それぞれ2問お答えをいただきました。
 2点お尋ねをいたします。
 まほろば祭りについてでございますが、先ほど商工水産課長が答弁をされましたが、活性化に吾岡山であればなるということですが、庁舎を中心にやっても、かえってこちらのほうが活性化の推進にはなるんではないかというふうに思いますし、また花火を今回は、平年よりは記念としてたくさん上げたいというふうな思いもあるようでございます。より多くの市民に見ていただくためには、花火を上げる場所も考慮しなければならない、そういったことも含めて、吾岡山がメーン会場になれば、恐らくあの南あたりで花火を上げることになろうかと思いますが、そういったことになれば余り広範囲な市民の皆さんが見て楽しむということも限られてくるんではないか。逆に、吾岡山から打ち上げれば、かなり広い範囲で見ていただける、そういう思いもいたします。私は、ぜひ運営委員会のほうで、再度会場についての御検討をいただければというふうに思いますので、御答弁よろしくお願いをいたします。
 それから、ボンバルディア機を使用して、行きは岩沼へ行くというお答えです。ただ、時期が夏休み、そういった、また8月の終わりというふうな時期でございますので、なかなか40人の団体の飛行機の予約が難しいということですが、ボンバルディア機で大変な心配、そういった面で、当市には迷惑をかけておるという思いもありますので、そういった配慮をジェット便で40人確保する、そういった配慮も、航空会社に申し入れる、そういうこともできるんではないか、そのことについて再度お答えください。
○議長(西山八郎君) 答弁を求めます。商工水産課長。
○商工水産課長(池内哲男君) 御質問にお答えをいたします。
 まず、中央の会場を市役所を中心とした会場にしてはどうかということにつきましては、西岡議員さんがおっしゃったように、委員会への話はいたしたいというふうに思っております。
 それから、花火でございますが、頂上の管理上等、また民家の距離等によりまして、吾岡山の西側とか南側とかというところで検討しておりますが、再度吾岡山の頂上での打ち上げも可能か、調査いたしたいというふうに思います。可能であれば、複数の場所で打ち上げることを検討していきたいというふうに思っております。
 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(西山八郎君) 企画課長。
○参事兼企画課長(山崎正道君) 当市として配慮を申し入れるべきではないかということでございますが、6月2日の親善協会の総会の段階では、もう既にジェット便のそれだけの空席はございませんでした。なお、チャーター便ということも検討いたしましたが、これは多大な経費を要するということで断念しております。なお、配慮の件につきましては、検討いたしたいと思います。
 以上です。