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検索結果 »  令和4年 第426回市議会定例会(開催日:2022/06/10) »

一般質問4日目(土居恒夫)

質問者:土居恒夫

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(浜田和子) 11番土居恒夫議員。
      〔11番 土居恒夫議員発言席〕
○11番(土居恒夫) 議席11番、土居恒夫でございます。
 4日目となりますと、自分の作った質問から大分時間がたちますので、少し忘れてるところもありますけども、最近は皆さんみたいな豪速球も投げられませんけども、ちょっとへなちょこカーブみたいな変化球の質問でございますけども、お付き合いをお願いいたします。
 私からは、市長の手紙についてと、衛生管理、教育行政、夢のある企画、そして地元の課題についてと、大変多岐にわたって申し訳ございませんけども、質問をさせていただきたいと思います。
 それでは最初に、市長への手紙についてということでお伺いいたします。
 広報なんこくの4月号に、市長への手紙、皆様の声をお聞かせくださいと一面を使って掲載されていました。裏面には、私の意見、提案要望がございましたら裏面に書き込めるようになっていて、それを切り取ってのり付けをしたら、はがきになって投函できるようになっていました。
 そこで、これに寄せられた件数についてお聞かせください。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 件数でございますけれども、4月から5月末までの2か月の集計となりますけれども、件数は63件となっております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 では、その件数にどのようにして、回答とかどのような方法でやられていますか、お聞かせください。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 寄せられた御意見、御要望につきましては、分野につきましては様々な分野で御意見をいただいております。内容につきましては、市民の皆様の身近な地域での困り事、また公共交通の改善や充実、空き家対策等についての御意見が多く寄せられております。また、まちづくりに関しましては、市中心部とそれ以外の地域でバランスに配慮した施策を進めてほしいというような御意見もいただいておるところでございます。その回答の方法ということでございますけれども、市長への手紙が届きましたら、まず企画課で受付をいたしまして、市長、副市長で内容を確認した上で、担当課と情報共有を行っております。担当課におきましては、内容に応じて回答書を作成しまして、市長と内容を確認した上で本人へと回答をしております。氏名や住所が記入されていないものや、回答を希望されない場合を除きまして、回答できるものについては文書、電話等で回答をしております。回答につきましては、おおむね14日以内で回答するようにしておるところでございます。以上です。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 では、今後も続けていかれる予定でしょうか。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 現在につきましても、市ホームページから随時市民の声の受付を行っております。広報なんこくでの市長の手紙につきましても、年2回程度実施する予定としております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 この手紙につきまして、市長は声を聞くといいますか、市長の公約にありましたように、実施されていますことを大変いいものだと思って評価はいたします。ヘッドコピーの中で、住民が主役のまちづくり、これがいわゆる平山市政の肝ということでございましょうが、話が少しそれますが、先日映画で「ボストン市庁舎」という4時間半に及ぶドキュメントの映画をちょっと見てきました。それは、簡単に言いますと、アメリカのボストンの市長は市民の声にどうやって応えているか。ボストンは恐らくたしか70万、高知県と同じぐらいの市の広さであの人口だと思いますけども、その市長がどのように市民の声を聞いてやってるかということで、当時はトランプ政権下で民主党なんで、圧力も受けながら、そこも市民のためにやるべきことを住民と対話しながら解決策を模索していくという長編映画でありました。大変生々しい映像で、臨場感がいっぱいで、4時間半という長い、途中休憩も挟みましたけども、面白い映画で感動もいたしたところです。例えば、ひっきりなしに電話がかかってくるんですけども、ネズミの駆除とか、あるいはごみ袋の相談とかいろんな、消火栓が割れたからすぐ来てくれとか様々な苦情が寄せられて、それに一々というか、全て市のほうでちゃんと対応しまして、迅速にやってる。ボストンが例のボストンレッドソックスの本拠地でありますから、優勝パレードをどのようにやるかということまで、市長も入ってやってるという面白い映画でしたけども、そこで私が思い知らされましたのは、いわゆる市長のリーダーシップの重要さ、これは職員だけでなく、市民との対話にも大変エネルギーを費やして、市長が自ら先頭に立って取り進んでいきました。誰よりも身を粉にして邁進する背中を見れば、おのずと周りがついてくるということで、指針が明確で健全なので、職員の顔や取組も誇らしく見えていました。
 つまり、何を言いたいのかといいますと、今回の市長への手紙は、市長のリーダーシップが問われるのはもちろん、アンケートに答える職員のマネジメント力が問われるものと思います。地域の声を届けたくなるような魅力のある市役所、それには幅広い視点を備えて、地域で活躍し、自分がまちを引っ張っていくという気概のある職員であること、そして市民の目線に立った行政サービスを提供する民間的思考が必要不可欠な要素だと思います。つまり、市民のための市役所であること、そのために職員の皆さんとともにどうあるべきかを今回問いかけられているものと思います。
 そこで、市長は今回の手紙から、最初ですけども何か見えてきたもの、思いをお聞かせください。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 今回、市民の皆様から声としていただいたのは、日常の困り事とかまちづくりに対する施策とか、いろいろな御提案をいただいたところでございます。御要望いただいた内容につきまして、既にできていること、また今後できること、実現が難しいこと、様々ありますが、たとえ実現が難しいことでも、単にできないと今までどおり返すということではなしに、本当に実現できないのか、少しでも実現できることはないのか。最終的に、できなくても住民の皆様の思いに応えるべく再度方法を考えるといった、市民の思いに真摯に向き合う姿勢が必要であるというようにも感じまして、この市長の手紙の内容につきましての職員と私とのやり取りの間で議論を交わしながら、職員とのキャッチボールをする中で実行していくということは、職員の人材育成にもつながることであるというように感じたところでございます。ぜひとも、この施策は続けていきたいと思っております。以上です。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。ぜひ、市民の声を真摯に受け止めて、本当に皆市民がどのように考えているかということを職員皆さんで把握することが、よりよい、これからの南国市につなげていくものと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 次に、衛生管理ということで、ちょっと問題の提起といいますか、やり方が難しかったんですけども、実は男子トイレにサニタリーボックスの設置をということで今回ちょっと提案をさせていただきます。
 近年、前立腺がんや膀胱がんなどの術後や高齢化に伴い、男性で尿漏れパッドや紙おむつを着用する人が増えています。しかし、男性用個室トイレには、使用後の汚物入れ、つまりサニタリーボックスが設置されていません。そのため、使用済みの尿漏れパッドや紙おむつの捨て場所がないので、ビニール袋に入れて持ち帰るということが現状だと思います。多いときには、250ccもの水分を含んだものを、外出先からボックスに捨てるところがないので、ビニール袋に入れたり、そうやって持って帰るのも大変つらいものがあることと思います。
 この話題につきまして、実は今年1月31日の埼玉新聞の月曜放談という紙面で、日本骨髄バンク評議員の大谷氏が、びっくりということで、男性トイレの個室にごみ箱がないというタイトルが表題に載っておりました。これは、がん治療後に必要な尿漏れパッド、捨てるところはと寄稿されていまして、がん治療後に必要な尿漏れパッドというタイトルでございまして、寄稿されて、早速この新聞を見た埼玉県議会は、すぐにこの問題を取り上げて、男性用個室トイレにサニタリーボックスの設置が始まっております。これは全国には広がりつつあると思いますけども、今や2人に1人ががんと診断されている時代です。治療成績も格段に上がり、がんを患っても社会復帰を果たすという人はとても多くなりました。国立がん研究所センターの発表の2018年度の診断数は、前立腺がんが9万2,021人、膀胱がんが1万7,555人、女性が5,675人となっています。ちなみに、前立腺というのは男性特有の病気でございますので、女性はもちろん一人もいませんけども、膀胱がんは男性が多いということでございます。この方たちのがんの治療後の生活に欠かせないものの一つに、いわゆる尿漏れ防止の尿漏れパッドというのが欠かせないものと思っております。
 以上のようなことから、実情を見まして本市を見てますと、様々なところにトイレがあるんですけども、このような現在の状況につきまして、設置につきまして御見解をお願いいたします。
○議長(浜田和子) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 本庁舎、保健福祉センター、上下水道局と、また消防庁舎の男性用の個室トイレには、現在サニタリーボックスは設置されておりません。議員のおっしゃるとおり、術後の方や高齢の方には尿漏れパット等の使用は不可欠であり、トイレにサニタリーボックスが設置されていれば、気兼ねなく外出もできることになりますので、必要なものであると思います。この6月の初めに、市民の方から、男性用トイレにもサニタリーボックスを置いてほしいとの要望をいただいており、設置するよう準備を進めているところでございます。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 男子トイレへのサニタリーボックスの設置につきましては、社会教育施設や社会体育施設におきましても順番に設置を進めていきたいと考えております。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 都市整備課が管理してございます公園のトイレは11か所ございますが、サニタリーボックスを設置している男性用トイレは、吾岡山文化の森公園のトイレの1か所のみでございます。前立腺がんや膀胱がんの手術後の方や高齢者など、尿漏れパッドや紙おむつを着用されている方々も年々増加しており、使用済みの尿漏れパットや紙おむつを捨てる場所がなくて、大変不便を感じている方もいらっしゃると思いますので、安心してトイレを使用していただけるよう、設置可能な男性用トイレからサニタリーボックスの設置を進めてまいりたいと考えております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。早速取り組んでいただくことを大変感謝しております。
 実は、私も前立腺を患いまして、幸いがんではありませんけども、昨年からそういうちょっと尿漏れのおそれがあるときは、長時間のいわゆるドライブとか旅行とかに行くときには大変気になってまして、そのときには、御承知のようにボックスがあるところはいいですけども、ないところが結構多いので大変苦慮することもあります。ぜひ、これはやっても片づける方が大変だと思いますけども、そこはちょっと気苦労、御苦労をかけると思いますけども、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。
 それでは、同じように今度は子供の紙おむつの件でございます。
 保育園での使用済みのおむつの持ち帰りについてでございますけども、今年3月に行われました保育園からおむつの持ち帰りをなくす会の調査によりますと、全国で1,461の市区町村の公立保育園での使用済みおむつの持ち帰り状況は、約4割に当たる576の市区町村が、使用済みおむつを保育園で廃棄せずに保護者に持ち帰らせるということが分かりました。その調査で分かったことでは、例えば青森、石川、愛媛なんかは全くゼロだったようでございますけども、そこで本市の保育園の使用済み紙おむつの持ち帰り状況につきましてお聞きいたします。
○議長(浜田和子) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(長野洋高) 本市の公立6保育所につきましては、使用済み紙おむつは保護者の持ち帰り対応となっております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) これは、公立じゃなくて私立の民間保育園では、たしか全て園で処理、全てかな、処理してるようなことも聞きましたけども、これを持ち帰る状況には様々な理由があると思います。子供の健康状態の把握とか言われておりますけども、昨今のコロナ感染やノロウイルスとか衛生面を考慮すると、保護者の負担が大変大きくなると思っております。持ち帰りをお願いする保育士さんにとっても負担が大きくなっておるのが現状ではないでしょうか。まして、家に持ち帰って健康状態を確認されている保護者の方がどれぐらいいらっしゃるか、まあちょっと疑問でございます。
 そこで、健康観察ならほかの方法もできると思いますので、衛生的にも保護者と保育士さんの負担軽減にもなるために、おむつの持ち帰りをなくすべきではないでしょうか。
○議長(浜田和子) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(長野洋高) まず、民間園につきましては、持ち帰り、園内での処分、保育園のお考えによりそれぞれの状況がございます。公立保育所での使用済み紙おむつの廃棄につきましては、園で廃棄することによりまして、土居議員がおっしゃられたような利点もあるかと思います。ただ、園での廃棄を行うということになれば、廃棄までの紙おむつの保管スペースの確保、またその際の臭気対策、処理方法、費用面などの課題のほか、各保育所によりそれぞれ状況が異なる面もあるかと思います。この問題につきましては、課題の対処方法など各園の状況も踏まえ、前向きに進めてまいりたいと思います。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。ぜひ、前向きにお願いいたします。
 次に、教育行政につきまして、最初はネット依存症とゲーム障害につきましてお聞きします。
 新型コロナウイルスによる学校の休園、休校期間中の10代のゲーム利用時間が大幅に増加したようです。それをきっかけにゲームにはまった小中学生の子供たちも少なくないでしょう。勉強以外の時間をゲームに費やすことが多くなり、休みの日は朝から晩までゲーム画面とにらめっこしている子供たちは、ゲーム障害の予備群かもしれません。このゲーム障害は、世界保健機関が認定し、発効された病気ということです。ゲーム障害は、ゲームをする時間をコントロールできないほか、生活上関心事や日常の活動よりゲームを優先するといった症状が1年以上継続するということをいいます。
 そこでお伺いいたします。
 学校現場でネットゲームの実態調査を実施をしているでしょうか。
○議長(浜田和子) 学校教育課長。
○学校教育課長(溝渕浩芳) 御質問のネットゲームのみの実態について、アンケートなので直接把握することは行ってはおりませんが、ネットゲームを含むメディアの利用時間については、全学年対象の高知県体力・運動能力、生活実態等調査用紙及び小学6年生、中学3年生対象の全国学力・学習状況調査の児童質問紙において質問項目があり、毎年学校現場においては、その結果を基に児童生徒の利用時間の実態把握はできるようになっております。また、南国市内の養護教諭で構成されている養護教諭連絡協議会が、南国市内の全小中学校のメディア利用時間などの実態調査を行い、調査結果は保護者にお伝えをしております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 保護者にということですが、何か保護者も一緒にやってるようなケースもありますので、そこはまた余談ですけども、ゲームというのは脳が興奮状態になるように作られており、クリアすることで得られ、達す間に興奮状態になった場合は、快楽物質であるいわゆるドーパミンを大量に分泌、少なくなると脳に催促するという負の連鎖につながり、ゲーム依存症になるようです。常に眠そうとか、外で遊ばない、常にゲームのことを考えているという症状がありましたら、このゲーム依存症の予備群かも分かりません。学校では、ネットリテラシーやインターネットそのものの使い方については力を入れておりますが、ネットやゲームの負の側面についての教育はあまり行われてないような気がしています。これは子供だけでなく、いわゆる先ほど言いましたけども保護者も対象にして、一緒にゲーム障害につきまして勉強する必要があると思います。
 また、昨今eスポーツが話題になってきておりますが、このスポーツに憧れてネット依存症になることは不幸な話です。そうならないためにも、今からの対策が急務と思いますが、このネット依存症、ゲーム障害につきましての対策についてお伺いいたします。
○議長(浜田和子) 学校教育課長。
○学校教育課長(溝渕浩芳) ネット依存やゲーム障害についての直接的な対策ではありませんが、高知県警察が実施しておりますインターネット安全利用教室、企業が実施しますスマホ・携帯利用教室などの外部講師や、学校の情報主任による全体指導を市内11の小学校及び全中学校で実施しております。また、全体指導を行っていない小学校につきましては、調査結果を基にした個別の指導を行っており、ネットの負の部分につきましても、小中学校段階で学ぶ機会を設けております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 最近は、ゲームをするのに、今までは固定のものしかなかったんですが、やはりスマートフォンの発達で大変便利なアイテムになっておりまして、ゲーム障害にすぐになりそうな危険をはらんでると思います。これは、学校におっても自分がいない間でも、大変ゲームのことが気になってなかなか授業に集中できないという、学校現場でも声を聞きます。これは本当に、こういったいわゆる技術といいますか、文明の発達の功罪が多しと思いますんで、ぜひともそうならないような、WHOも病気として認めておりますので、病気になるような子供を少しでも防ぐような対策を取っていただきたいと思います。
 このようなことから、香川県では、これは賛否両論もありますけども、ゲーム依存症の対策条例というのを作っています。こういった踏み込んだこともやっておりますのでぜひ、先ほど言いましたけども、くどいようですけども、子供たちをゲーム依存症から防げるような対策をぜひお願いいたします。
 続きまして、同じく教育行政の、今度は子ども議会ということにつきまして質問をさせていただきます。
 子ども議会につきましては、前も何人かの議員が質問して、実施に向けてということでやっておりましたけども、この前、議長からこれは以前やっておりますよと。そこは言われまして、ああ、そうかと思いましたけど、これもかなり前ということなんで、大変かなり前の話かと思います。
 そこで、この問題を改めて言いましたのは、先日十市小学校のほうから、勉強の授業の中で最近政治の勉強とかやっておりまして、電話がかかってきておりまして、子供たち6年生に、国会とか三権分立とかいうことで授業をやってますけども、実際問題難しいと。もっと身近な、例えば恒夫さんみたいな市会議員はどんな仕事しゆうがということで言われまして、そこで子供たちはいろんな、ちょっと二、三、例を挙げますと食いついてきまして、なかなか面白い、ああ、議員さんってこんなことができるがということで話しておりましたら、今日もテレビで見てるか分かりませんけども、子供たちが後でユーチューブで見ると思いますんで、ぜひとも子供たちが考えた質問、今から順次質問を、4点ありますけども質問しておりますので、ぜひよろしくお願いします。
 まず1点目は、錦城公園、尾崎公園のトイレを清潔にしてくださいということです。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 錦城公園と尾崎公園は、専門の業者にそれぞれ公園内の草刈り、低木の剪定、清掃、トイレ掃除などの作業を1年間を通じてお願いをしておりまして、公園をきれいな状態にしていただいております。
 御質問のありました錦城公園と尾崎公園のトイレの美化につきましては、南国市がお願いをしております業者の方が1週間に2回トイレを巡回していて、必要に応じてトイレ掃除をして美化に努めています。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。そういうことで、よろしくお願いします。
 次、2点目ですけども、この2点目につきましては、昨日丁野美香議員も言ってましたけども、石土池のことですけども、子供たちは周辺ではなくて、石土池の周辺のごみは拾えるが、池に浮かんでいるペットボトルやビニール袋は拾えないので何とかしてほしいということでございますが。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 池の中に浮かんでいますペットボトルやビニール袋は、清掃の専門業者に依頼して回収していただくか、あるいは誰かが池にボートを浮かべて網ですくうか、ボートでバス釣りをしている人に協力していただいて回収する方法しか思い浮かびませんが、いずれの方法も池を管理する担当部署が市役所にはありませんので、なかなか対応が難しいものです。池の管理を行っているのは、高知県中央東土木事務所になりますので、土木事務所に皆さんの御要望をお伝えいたします。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 子供たちには管理ということが分かりませんので、大変分かりやすい言葉でありがとうございます。ぜひ、その後の高知県に、子供たちがこういうことを言ってるんでということでお伝え願いたいと思います。
 3点目には、これらの公園といいますか、多分遊び場の通常の公園だと思いますけども、公園にごみ箱を設置してくれないかということです。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 以前は、南国市内の公園にごみ箱を置いておりましたが、御家庭からのごみが持ち込まれたり、たばこの吸い殻などが捨てられたりして、衛生的にもよくありませんし、火災にもつながりかねませんので、今は全ての公園にごみ箱を置いていません。公園を御利用される皆さんに、公園でのごみは持ち帰ることをお願いしておりますので、皆さんも公園の美化の推進に御協力と御理解をお願いいたします。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 それでは次に、4点目が地震の発災時に、小学校のプールからすぐに運動場に逃れるためにスロープをつけてくれないかということですけど。
○議長(浜田和子) 学校教育課長。
○学校教育課長(溝渕浩芳) この御質問は、プールで被災したときの身の守り方の地震避難訓練の意見として出されたものだと思っております。訓練では、揺れが収まった後、皆さんの安否を確認して多目的教室へ行ったと思いますが、御質問をくださった方は、訓練を行って運動場へ避難したほうがよりよい避難方法だと思われて、今回の要望をされていると感じました。訓練を行って、それに対しての改善策を考えることは大変すばらしいことだと思います。現在の十市小学校の防災マニュアルでは、プールから多目的教室に避難するようになっておりますので、避難経路の変更につきましては、防災担当の先生や校長先生などとよく話し合っていただき、その上で要望をしていただけたらと思っております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 最後に、小学校のうんていの下に、けが予防のためにマットを敷いてほしいということです。
○議長(浜田和子) 学校教育課長。
○学校教育課長(溝渕浩芳) この御質問をいただきまして、十市小学校の校庭にあるうんていを見に行かせていただきました。うんていのほかにも遊具がございまして、その中にはうんていのように高さのある遊具もございました。けが防止のためマットを敷いてほしいということでございますが、御要望にお応えするには、マットを敷く広さはどうするのか、うんてい以外のほかの遊具はどうするのかといった問題がありまして、その問題を解決する必要があると思います。こういった問題の解決ができましたら、改修ができますよう予算を要望していきたいと思っております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) それぞれ、本当に御丁寧にありがとうございました。これで、子供たちも生きた授業で喜んでると思います。
 参議院選挙もいよいよ来週から始まりますけども、選挙年齢も18歳以上に引き下げられたということで、主権者教育は本当に必要だと思います。このように、子供たちが実際のこういったものを通じまして、政治に関心を持ったり、あるいは自分らの意見が、こんなことしたら、どうやったら意見が言えるのかということも、これは本当に大事なことだと思いますので、学校のほうでもそういったことをぜひ取り上げていただきたいと思います。これは、子ども議会という、あんまりちょっと堅苦しいものではなくて、例えば今はリモートを使ったりいろいろできますので、小学校単位でできる希望校がありましたら、そこで小さな議会に、いわゆる十市議会みたいな、例えば十市でやるとすれば、そんなことも考えたらどうかなと思ったんですけども、突然振って申し訳ありませんけども、教育長、何かそういった、小学校単位でリモートを使ってこういったミニ的な議会なんかできる、どうでしょうかね。
○議長(浜田和子) 教育長。
○教育長(竹内信人) 先ほどから十市小学校の6年生の質問を聞いておりまして、どれも子供らしい発想、着眼点で、それもまちづくりに直結するような非常に、どういいますか、考えられた、子供なりに考えた質問であったように思います。そういうのを聞いておりますと、余計に子ども議会を開催することがいいのではないかというふうに思った次第にございます。
 私としては、以前の議会答弁でも申し上げましたように、子ども議会を開催することは、子供たちにとって政治への関心を向けるためにも、それから我がまちの将来を考える場を持つ機会ともなり、とても大切なことであるというふうに考えております。状況が許せば、すぐにでも開催の準備に当たりたいという思いもありますが、現在の学校の状況を取り巻く環境を考えれば、今すぐにという動きができない状況もあります。例えば、現在のように、コロナの感染状況への対応とか働き方改革へとか、ICTとか英語教育、道徳教育という新たな教育課程への対応と、こういった取組を行うために、私たちは学校のほうに今行事の削減、それから精選、時間短縮を指示をしているところでありまして、また新たな行事を導入するということが現実的には難しい状況にあります。子ども議会という場において、代表者だけがその恩恵を受けるのではなくて、それぞれの学校全体で意義とか効果のある内容にしていかねばなりませんので、それには時間をかけて取り組む必要があり、今の段階では準備が整わないということを御理解いただきたいというふうに思います。ただ、御提案いただきましたことについては、各学校にも報告をさせていただき、教科学習としての発展的な学習としての取扱いで、そういったことに十市小学校のように取り組みたいという要望がございましたら、学校別での開催も視野に置いて進めてまいりたいというふうに思います。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) すいません。突然ありがとうございました。
 これは、例えば卒業式に、子供たちが何になりたいとか、政治家になりたいとかいう、一人でも多く、市長になりたいとかいう子供が一人でも増えたらいいなと思ってこの質問をしました。みんなが住みよいまちにするためには、先ほど子供たちの意見を本当に吸い取れるような、夢ある南国市にしていただきたいと思いましてこの質問も取り上げさせていただきました。
 同じように今度は次に、今度は夢ということで、夢のある企画についてちょっと2つほど提案をさせていただきます。
 1つ目は、今現在やっておりますハガキでごめんなさいという企画を膨らませた案でございます。来年、ハガキでごめんなさいが20回目を迎えるようでございますけども、これを最初にいろいろ調べてみますと、1回目のハガキでごめんなさいをやるに当たりまして、当時高新じゃないですけど、読売のほうで次のような記事が取り上げられておりました。
 後免町に、いやいや、ごめんなさい、高知県に後免という町がある。江戸時代前期の約350年前まで人家がほとんどない未墾の荒れ地だった。土佐藩家老の野中兼山が新田を開墾し、高知城下へ物資を運ぶ手段として水運を整備した。商人らの移住を促すため、屋敷や土地が与えられ、年貢や諸役が免除された。この諸役御免町が町名の由来となった。その町名を生かしたユニークな試みが起きており、地元住民らがハガキでごめんなさい全国コンクールを開催した。少年時代を同町で過ごした漫画家やなせたかしさんの発案だということです。毎年応募のあった中から選ばれた1枚のはがきには、毎年心を打たれたりします。どの作品からも温かい、大変ウイットに富んだはがきもあります。
 そこで、はがきの選ばれた優秀作品等につきましての、せっかく賞を与えているんだから、それを20回として何かできないかとちょっと思っておりましたら、これは絵本でも作れないかということで、例えばこれは創作絵本を全国コンペをして、全国からごめんなさいをテーマにした絵本を作るような、そういったコンペを全国規模で企画してみてはどうかと思って提案をしましたけども、担当課、お願いします。
○議長(浜田和子) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 議員から御提案いただいた絵本コンペにつきましては、来年20回目を迎えるハガキでごめんなさいの記念事業になり得る企画だと思います。しかしながら、ハガキでごめんなさいは、ハガキでごめんなさい実行委員会が主催者でございますので、実行委員会へこのような企画の提案があったことをお伝えしたいと思います。なお、入賞作品を参考に創作絵本を描いてもらう絵本コンペをするとなれば、入賞作品の作者の著作権に関わる課題などについても検討していただく必要があると思われます。第20回ハガキでごめんなさいにおいてどのようなことを行うかは、ハガキでごめんなさい実行委員会で検討していただくことになるかと思います。以上でございます。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 確かに、うちが補助金を出してるそうですけども、実際実行委員会がありますので、その実行委員会のところで、ぜひこういった意見があったということで伝えていただいて、できれば何かの形で成果を出していただきたいと思います。
 同じような、こんなことで絵本をやってるところはないかと思って調べてみましたら、静岡に袋井市というところがありまして、この静岡の袋井市の特産品にクラウンメロンという大変有名なメロンがある。その知名度アップのために、クラウンメロンの創作絵本をPRしようということで全国公募したようです。ハガキでごめんなさいの発案者のやなせ先生も、「詩とメルヘン」という本の編集は生涯無償で携わっておられたようで、ごめんなさいのモチーフが、このような絵本ができるとなれば先生も喜ばれることではないでしょうかと思います。絵本は、子供から大人まで読まれております。どのような作になるか分かりませんけども、きっと心温まる絵本ができるんじゃないかと思います。そして、後免の名前と、ハガキでごめんなさいをやってるということのPRになれば、今後どんどん膨らんで、また新しい提案、形として生まれ変わって膨らんでいくと思います。
 そこで市長に、こんな突拍子もない提案でございますけども、これについて何か御感想でもありましたらよろしくお願いします。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) ハガキでごめんなさいの提案者であり、絵本作家でもあられたやなせ先生とのつながりを考えますと、ハガキでごめんなさいを題材にした絵本コンペという企画は、子供から大人まで絵本として多くの皆様に楽しんでいただけることを想像すると、とても夢のあるものだと思っております。ハガキでごめんなさいの作品は、ユニークなものからほろりとさせられる心打つ作品もあり、様々な作品があるわけでございまして、絵本になることでさらに多くの皆様に新たな感動を与えるとともに、ハガキでごめんなさい、ひいては南国市の知名度アップにつながる企画ではないかと思うところでございます。ただ、先ほど課長のほうから述べましたとおり、課題があることも確かでございますので、それも含めましてハガキでごめんなさい実行委員会でよく検討していただきたいと思っております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 先ほど言いましたクラウンメロンとか、愛媛県なんかも愛媛の絵本を作ってるようです。今日も私も読み聞かせの日でしたけども、ちょっと議運がありましたんで行けませんでした、ちょっと残念でしたけど。読み聞かせをやってますと、絵本でも子供たちが本当に目をキラキラして輝かせて楽しんでる風景を見ますと、やはり絵本、これは最近大人の絵本もあるようで、いいものだなと思ってこういう提案をさせていただきました。ぜひとも、また前向きに実行委員会とともに検討いただくようよろしくお願いいたします。
 次に、この夢のある企画で、実は今度新しく交流センターのMIARE!に収められているピアノ、有名なスタインウェイのグランドピアノを南国市民に弾いてもらおうという企画です。御存じのように、スタインウェイといえば世界最高の名器と言われ、クラシック愛好者のみならず、幅広い層の方々まで知られているものです。そのすばらしいピアノがMIARE!に収められておりまして、グランドオープンを待っている状態ですが、せっかくこのグランドピアノがある、当然4月に仮にオープンしても、なかなか今度は一般の方に貸し出すというか、弾いてもらうようなことはなかなかできないと思いますんで、この機会に、4月オープンまでにこのグランドピアノ、スタインウェイを市民のピアノをやってる方に弾いてもらえたらどうかと思いまして、ということです。
 これは、実はお隣の高知市なんですけども、高知市の文化振興事業団の主催で、かるぽーとは今改修に入ってるんですけれども、改修に入る前にスタインウェイの贅沢レッスンという催物をやっておりました。当初の計画では、休館前の2日間で行う予定だったようですけども、大変申込みが多く、1日追加して3日間で開催したようです。3日間での開催には18組81名の方が参加され、教室の発表会や、親子で弾き合いをしたり、中には入院中の我が子にテレビ電話で音楽を届けて元気をつけてもらうような、様々な形でプライベート空間を楽しまれたようでございます。そこで、開館となると、なかなかスタインウェイというピアノに触れる機会は難しいと思いますので、開館までのこの機会に名器に触れるという夢のあるような企画を実現をしていただけないでしょうか。担当課長にお聞きします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 南国市地域交流センターのホールに、世界最高の名器として知られるスタインウェイピアノを導入しております。このピアノは、全ての弾き手にとっての憧れであり、プロのピアニストからアマチュア愛好家まで利用者の皆様に喜ばれると考えております。昨今の新型コロナウイルス感染症により、社会全体が閉塞感に包まれている状況の中、少しでも明るい話題作りとして、夢のある企画、スタインウェイピアノ体験会実現に向けて、実際に行った市町村の意見を伺いながら、開催が可能かどうかの検討を行いたいと考えております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いしたいと思いますけど、先日有沢議員もおっしゃってましたけども、大変長時間労働の担当課に振るというのもちょっと心おきない、ちょっと私としても心苦しいところもありますけども、せっかくのこの名器に触れるということの機会でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 ここで、文化振興事業団に寄せられた寄稿文に次のようなことが書いておりました、感想として。弾き始めるとあっという間の1時間、たった1時間ではありましたが、未就学児から70代の方まで、スタインウェイはその人の記憶に刻まれたことでしょうとありました。ぜひとも、この名器に触れる機会を作っていただくことを要望して終わります。
 最後に、地元課題につきまして質問をいたします。
 1点目は、浸水区域にある地区公民館についてです。
 当時の大小浜地区公民館は、経年により老朽化が進んでおります。この改修が急務ですが、そこで公民館改修等の補助金制度活用の利用ができないものかと、またそのほかにいろんな補助金がないものかをお聞きいたします。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 地域集会所の改修等の補助金といたしましては、2つの補助金があります。1つ目は、南国市地域集会所耐震化促進事業費補助金でございまして、これにつきましては、国、県の補助を受けまして、地域集会所の耐震化を図るものでございまして、南海トラフ地震の際に地域集会所を避難所として活用することで、避難者の収容力の拡大を図るものでございます。ただし、この補助金につきましては、交付の要件といたしまして、対象建築物が浸水域外に所在する場合、または浸水域に所在する対象建築物を浸水区域外に建て替えする場合にのみ対象とされております。十市の大小浜公民館につきましては浸水域に該当するため、現在地の耐震化は対象外ということになりまして、浸水域外へ建て替える場合のみ対象というふうになります。
 もう一つの補助金といたしましては、南国市地域集会所整備等事業費補助金でございます。これは市の単独事業となっております。この補助金につきましては、地域活動の促進を目的としておりまして、浸水域外といった要件はなく、建て替え、大規模修繕、耐震化修理等のメニューで活用いただきます。ただし、補助対象経費の限度額が、建て替え、大規模修繕ともに1,000万円となっております。また、修理等につきましては200万円いうことで上限を設けております。補助率はいずれも5分の3となっておるところでございます。以上です。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 そういうことなんですよね。ですから、津波浸水区域にある地区公民館の補助金の活用は難しい。そして、今2つ目の南国市地域集会所整備等事業費補助金で補助をいただければ建て替えができるということでありますけども、なかなか費用という捻出は難しいものがあると思います。
 そこで、地元では数年前から、この地区に津波避難タワーを地区要望で出しております。今後どのようになってるか分かりませんけども、もし仮に津波避難タワーができますと、その中で公民館的なものをちょっと間借りといいますか、そのようなことができないものでしょうか。そこで、可能なのか分かりませんけども、そこにつきましてお聞きいたします。
○議長(浜田和子) 危機管理課長。
○危機管理課長(山田恭輔) 本市の津波避難タワー等の緊急避難場所の整備は、津波避難対策、命山構想に基づき整備を行ってまいりました。これまで、おおむね5分程度で避難可能である緊急避難場所の整備を目指し、荒廃地に高台があるところには避難路整備を37か所、高台がないところには14基の津波避難タワーを整備してまいりました。しかしながら、近年頻発する豪雨災害や土砂災害を受け、令和3年3月に策定いたしました南国市国土強靱化地域計画における本市の脆弱性評価の観点から、改めて各地域の複合災害に対する対策について現在検討を進めているところでございます。
 御質問の地域集会所の併設につきましては、緊急避難場所が緊急的に避難する場所という位置づけであることから、これまで同様に、避難所のような常設設備の整備までは考えていないところでございます。以上でございます。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございました。
 先ほど言いよりました新たにできました南国市国土強靱化地域計画の新しい、本市の脆弱性の強化の観点ということでありますので、改めましてまた今要望している地区につきまして、またいろんな観点から見ていただきまして、できるだけ前向きによろしくお願いしていきたいと思います。これで要望しております。
 続きまして2点目、最後ですが、先ほど子供たちが錦城公園と言うてましたけども、私から錦城公園のトイレじゃなくて、いわゆる遊歩道が中にありますけども、この十市パークタウンで大変親しまれてる公園です。ぐるっとコロシアム状態になってて、中がちょっと緩やかな傾斜で、中が芝生広場になって、非常に市民、住民が散歩できるようなすばらしい施設ですけども、ただ残念ながら、長年直してくれということも言っておりましたけども、なかなか整備、新しくきれいになっておりません。遊歩道の中に散水栓なんかがむき出しになっておりまして、10センチぐらいむき出しになって、ボックスが出てる状態がずっと長い間続いております。歩道も、30年前当初からほとんど手つかずの状態で、ぼこぼこになってるような状態なんですけども、これをやっぱり何とかしないとつまずいたり、夜間だったら当然つまずくし、つまずくというか、何か景観としてみっともないなと思っております。
 そこで、この改修と同時に、例えば膝に軟らかいウッドチップみたいなのを敷いて、軽く歩けるようなことも踏まえて、整備といいますか改修につきましてお聞きしたいと思います。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 錦城公園内の遊歩道は、長年の風雨と経年劣化などによりまして土舗装の侵食が進み、路盤に敷いています砂利や、遊歩道内に設置しておりました散水栓ボックスが露出しております。特に、散水栓ボックスは歩道表面より飛び出しており、歩行者がつまずき転んでけがをするおそれもあり、大変危険な状態となっております。そのため、早急に遊歩道全体の再舗装工事をしなければなりませんが、歩道の延長が長く、かなりの予算を伴い、すぐに全体の整備をすることができませんので、まずは早急に開始が必要な散水栓ボックス付近につきまして、土舗装を施して散水栓ボックスの突出をなくする工事を実施いたしました。遊歩道全体の改修につきましては、来年度予算要望をしてまいりたいと考えております。
 また、改修するならウッドチップを敷いてみてはという御提案につきましては、遊歩道全体の改修計画を立てる際に、ウッドチップを含めましてどのような工法がいいのか、最適であるのかいうのを検討してまいりたいと考えております。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。ぜひ早急にお願いします。
 それでは最後ですが、先日同じく錦城公園の御近所に住まれてる方から、公園に草枯らしをまきやせんかえというふうな問合せがありました。そこで、そんなはずないと思いまして私も見に行きますと、見事、多分草枯らしのような状態になっておりました。そこで、今の公園に草枯らしを、そこの状態といいますか、それにつきましてちょっとお聞きします。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 錦城公園の管理委託業者に聞き取りを行い、確認しましたところ、サンフーロンという除草剤を散布していたことが判明をいたしました。近隣の住民の方々には大変な御心配や御迷惑をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。除草剤散布に至ったことにつきましては、5月6日金曜日に、住民の方から、錦城公園の南側斜面付近に、特定外来生物であるオオキンケイギクが植生しているとの電話が都市整備課にございましたので、すぐに公園担当者が委託業者に連絡を取り、オオキンケイギクの撤去の依頼をいたしました。数日後、住民の方から都市整備課に、業者が錦城公園内に除草剤を散布していたとの御連絡がありましたので、委託業者に事情聴取を行ったところ、オオキンケイギクの撤去の依頼を受けてから3日後ぐらいに、オオキンケイギクの引き抜き、撤去作業を実施した後に、再発を心配して委託業者の独自判断で除草剤を広めに散布し、数日後に枯れた草を刈り取ったとのことでございました。サンフーロンは土壌も地下水も汚さず、人や動物に対しては毒性を表さない除草剤でございますが、本市では公園への除草剤の散布を原則禁止しておりましたので、委託業者を厳重注意し、再発防止に努めるよう指導を行いました。
 今後は、特記仕様書にも、公園の除草剤使用に関する注意事項を明記し、周知の徹底を図ってまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(浜田和子) 土居恒夫議員。
○11番(土居恒夫) ありがとうございます。
 牧野先生やないけど、花はみんな、雑草もみんな花であるみたいな、何やったかな、何かそういう、全て大切にせんと、この外来種といいますか、県が撤去にやっておりますけども、大変きれいな黄色い花を咲かすんですけども、これが罪のある花みたいに言われておりましてかわいそうなことだと思いますけども、在来種を痛めつけるということで切られてるようですけども、これは種を摘み取るような、県がたしかしてたと思うんですよね。枯らしたり、そういうのじゃなくて、摘み取って何か県へ持ってきてくれみたいなことを1回見たような気がありました。
 ぜひとも、この公園は、先ほど言いましたけども市民の憩う場でございますから、草枯らし等々も十分にこれからやらないように注意していただきまして、遊歩道も含め住環境に努めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 以上で終わります。どうも大変ありがとうございました。