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検索結果 »  令和4年 第426回市議会定例会(開催日:2022/06/10) »

一般質問2日目(神崎隆代)

質問者:神崎隆代

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(浜田和子) 4番神崎隆代議員。
      〔4番 神崎隆代議員発言席〕
○4番(神崎隆代) 公明党の神崎隆代でございます。
 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 今議会では、民間企業との連携協定、免許返納しやすい環境づくり、部活動の地域移行、マンホールトイレの進捗状況、観光行政の5項目につきまして総括形式で質問をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、民間企業との連携協定についてお伺いいたします。
 南国市のホームページの新着、更新情報の中に、5月19日に第一生命保険株式会社と包括連携協定を締結したとの掲載がございました。6月の広報には、大塚製薬株式会社との締結式を行ったと、写真とともに掲載されておりました。この2社以前にも、日本郵便、NTTドコモ、明治安田生命、あいおいニッセイ同和損保、四国銀行、南国市商工会と協定書を交わしておられます。これらの企画課関連の協定の多くは、市民サービスの向上を図ることを目的の一つとしておられます。このことが市民に対してどのような形で反映されるのでしょうか。内容等も含めまして、具体的に御説明願いたいと思います。
 次に、免許返納しやすい環境づくりについてお伺いいたします。
 自動車運転免許証を返納した後は、誰もがある意味不便な生活になると思いますが、松木課長はどう思われますか。
 運転免許証返納者に対する支援策につきましては、これまでもそれぞれ違った観点から質問もございましたが、免許返納後の不便さを少しでも補う形での支援策を早く設けるべきではないですか。現時点でのお考えをお聞きいたします。
 次に、部活動の地域移行についてですが、運動部活動の地域移行に関する検討会議提言を踏まえて、南国市の部活動の地域移行の現状、今後の方向性、課題につきまして、課長のお考えをお聞かせください。
 次に、マンホールトイレの進捗状況についてお伺いいたします。
 近年は、地震だけではなく、大雨などの浸水被害も考えた避難所の在り方が検討されていることと思います。避難所よりも自宅や近隣が安全な場合は、垂直避難等も推奨されていると思います。以前、避難所は絶対数に対して不足しているという認識でしたが、今はどのようなことになっているのかをまずお聞きし、その上で避難所のトイレについてお聞きしたいと思います。
 以前より、公明党としてマンホールトイレにつきまして何度かお伺いしています。3年前の2019年6月議会におきましても浜田和子議員が質問をしています。災害用マンホールトイレの設置の必要性を認めていただいた上で、大篠小学校において設置の方向で進められていたと認識しています。
 上下水道局においては、事業計画がされていること、財源についての検討を含めて教育委員会、危機管理課、上下水道局が連携していくこと、その後話合いも行っていただいたと伺っております。質問に対する御答弁の中では、危機管理課長がリーダーシップを取ってくださるとのことでございました。その後の進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。
 最後に、観光行政についてお伺いいたします。
 一部内容が昨日の植田議員と重なる部分もございますが、そのまま質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 6月県議会における浜田知事の提案説明の中で「らんまん」を生かした観光振興として、連続テレビ小説「らんまん」の放送を本県観光の回復に向けた起爆剤とし、令和5年に460万人観光の実現を目指したいことが提示されました。高知県として、令和5年に460万人の集客を明確に打ち出したわけですが、これは「らんまん」だけの集客ではなく、県下の全ての観光客を合わせた数字です。この一翼を担って、南国市としても観光振興に取り組まなければならないと思いますが、南国市としては令和5年にはどれくらいの目標を持って観光振興を進めていくつもりなのかをお伺いいたします。
 今月4日には海洋堂SpaceFactoryなんこくの来館者が10万人となり、セレモニーが行われ、うれしいニュースとなりました。コロナ禍の中ではございますが、今後も南国市は海洋堂SpaceFactoryなんこくに期待を寄せての観光振興となると思います。そして、道路も駅前線が完成に向かっていますし、今後は後免駅のロータリーも整備され、大型バスの駐留所も確保できると伺っています。シンボルロードとしての駅前線がどういったものになるのか、全体像を教えてください。
 今後は、市外、県外または国外からの観光客を迎える体制づくりが必要となります。そのときに、観光に来られた方々の案内所というものはお考えになっておられますか。香南市では、ごめん・なはり線のいち駅に大きく観光協会の看板が見えます。ここに観光案内所があるだろうと誰もが分かります。南国市にはそういった場所がありません。観光案内所だけの小さなスペースにするのか、観光協会そのもののスペースを取ることができるのか分かりませんが、駅のロータリー近辺とか海洋堂SpaceFactoryなんこくの近くにするとか、考え方は様々あるとは思いますが、観光振興をしていく上で目立ったところに案内所が必要だと考えますが、南国市としての御所見をお伺いいたします。
 南国市都市計画マスタープランには、基本的な考え方として、観光拠点の整備とともに、歴史文化資源を中心に、市内各地の観光資源をネットワーク化し、観光交流基盤の充実に取り組みますと記載されています。また、整備方針には、パンフレットや観光マップ、案内板の整備といったことが記載されていますが、観光資源のネットワーク化というのは具体的にどういったことをしていくのでしょうか。マップに観光資源を載せるということですか。この点を具体的にお聞かせください。
 南国市に来られる方々は、自家用車やレンタカーの方もいれば、大型バスで来られる方もおられると思います。その方々がマップに提示された観光地をどのような方法で回られるのか、その対応も考えなくてはなりません。北には西島園芸団地や、岡豊城、風景街道がございます。観光客のために、西島園芸団地では自転車の貸出しをしていると思いますが、駅前や海洋堂や長尾鶏センターなど、南の観光資源にも距離があります。駅前や海洋堂あたりに自転車を貸し出すところがあれば便利だと思われる方もいるのではないかと思います。観光客の目線に立って、シンボルロードが生かされるような計画をぜひお願いしたいと思います。この自転車のことにつきましての御所見をお伺いいたします。
 以上、1問目の質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(浜田和子) 答弁を求めます。企画課長。
      〔松木和哉参事兼企画課長登壇〕
○参事兼企画課長(松木和哉) 神崎議員の民間企業との連携協定につきましての御質問にお答えをいたします。
 民間企業との連携協定につきましては、企業の社会貢献意欲の高まりなどを背景といたしまして、様々な分野で包括的に連携をし、官民相互の強みを生かした協働の取組を進めております。災害時に関する連携協定につきましては、物資供給、応急復旧活動、福祉避難所など、幅広い分野で多くの企業と協定を締結をしております。ほかにも、農業や観光など、特定の分野で協定を締結しているものもございます。
 ここでは、包括連携協定といたしまして、企画課が窓口となって交わしております連携協定につきまして、その内容と取組につきまして御説明のほうをさせていただきます。
 平成28年11月には、本市及び株式会社四国銀行、また南国市商工会との3者の間で業務連携、協力に関する協定を締結をいたしました。連携項目といたしましては、地場産品の販路開拓、販売促進、ビジネスマッチング、企業誘致、中小企業等の経営改善の支援などでございます。会社からは、クラウドファンディングのセミナーなどの案内の各種情報をいただいておるところでございます。
 令和元年8月には、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と地方創生に関する連携協定を締結いたしました。連携項目といたしましては、地域、暮らしの安全・安心、防災、災害対策、産業振興、中小企業支援などに関する内容となっております。具体的な取組といたしましては、南国自動車学校を会場に、市民を対象としたセーフティーサポートカーの試乗体験会を開催をしていただきました。
 また、この7月には、講師派遣によりまして、職員研修として安全運転セミナーの開催をするほか、安全運転診断を実施することを予定をしております。
 令和2年9月には、明治安田生命保険相互会社と健康増進に関する連携協定を締結をしております。連携事項といたしましては、地域の健康づくり、感染症対策、企業、経営者の健康増進などとなっております。会社からは、新型コロナウイルス感染症の影響に対する支援といたしまして、従業員募金に会社拠出の寄附を上乗せして御寄附をいただきまして、避難所への感染症対策の備品等の購入に充てさせていただきました。また、Jリーグのタイトルパートナーとなるということから、令和3年12月には吾岡山文化の森スポーツ広場を会場にいたしまして、JリーグOB選手をお招きいたしまして、子供向けのサッカー教室を開催をしていただきました。そのほかにも、健康増進セミナーの開催などについて御協力いただけるということになっております。
 令和2年6月には、株式会社NTTドコモさんとスマート自治体推進に関する覚書を締結をいたしました。これまで管理職に対するデータ利活用と、EBPMに関する研修の開催、また業務改善につきまして各課のヒアリングによる課題抽出など、御協力をいただいております。また、地方公共団体が抱える地域課題に対しまして、提案企業とのマッチングを行うIoTデザインハブへの参加支援を受けまして、本市の課題に対して5社から提案を受けまして、その中の災害時要配慮者支援アプリの実用性の検討を行ったところでございます。
 令和3年4月には、日本郵便株式会社と包括的連携に関する協定書を締結いたしました。連携事項といたしましては、安全・安心な暮らしの実現、地域経済の活性化、観光等情報発信、PR、地域住民の利便性向上などとなっております。具体的には、地域の見守り活動や災害時の被災者支援などにつきまして、以前から協定を交わしている項目に加えまして、新たに郵便局見守りサービスのふるさと納税返礼品への採用、また郵便局本局におきまして市のお知らせコーナーと無人販売スペースを設置をしていただいております。ほかにも、青少年に対する各種教室の開催や職場体験なども御協力いただけるという内容となっております。また、郵便局窓口を活用しました市役所事務との連携につきましては、支所での各種証明書の交付事務について郵便局窓口にて取扱いできないかということについて協議を進めてきたところでございます。
 令和4年4月には、大塚製薬株式会社と包括連携協定を締結しております。連携事項といたしましては、健康・食育の推進、熱中症予防、スポーツ振興、高齢者の介護予防、災害支援などとなっております。締結後には、熱中症対策に関する教材の無償提供について御案内をいただきましたので、教育委員会を通じて市立小中学校へ配付をいたしました。また、熱中症の予防、啓発動画を提供いただきましたので、市のホームページで視聴をいただいております。今後につきましても、生涯スポーツ推進におけるサポート、また高齢者のフレイル予防に関するセミナー、また市民公開講座の開催などについて相談に応じていただけるということでございますので、連携した取組を進めてまいりたいと考えております。
 令和4年5月には、第一生命保険株式会社と包括連携協定を締結をいたしております。連携事項といたしましては、健康増進、ワーク・ライフ・バランスの推進、スポーツの振興、産業振興、中小企業支援、市政情報の発信などとなっております。今後につきましては、特定健診についてチラシ配布による受診の勧奨、きらりフェアへのブースの出展、運動教室の開催などについて御協力をいただけるという内容になっております。
 以上、現在、包括連携協定を締結をしております7社の協定内容、また取組について御説明のほうをさせていたしました。
 今後におきましても、こうした民間企業との様々な分野で包括的に連携をいたしまして、地域課題の解決、地域の活性化、市民サービスの向上に努めてまいりたいというふうに考えております。
 続きまして、免許返納しやすい環境づくりについての御質問にお答えします。
 これにつきましては、以前の議会の中でも様々な角度から御質問をいただいたところでございます。免許返納の数も大変多くなってきておりまして、個々に対する行政の支援というところで、これまで検討も行ってきたところございます。免許返納者が買物や通院など、日常の足としてきちっと使っていただけるように、公共交通の利便性の確保、併せて対策、支援策というのを考えていきたいというふうに考えております。
 この免許返納者への支援といたしましては、現在本市では南国市コミュニティバスと北部山間地域を運行する乗合タクシーにおきまして、障害者手帳の提示、また乗り継ぎ券による運賃割引を実施をしておるところでございます。
 今後におきましては、運転免許証を自主返納された方への支援といたしまして、運転経歴証明書の提示による運賃半額割引制度を本年10月から実施をするよう調整をしております。6月20日に開催をいたします南国市地域公共交通会議におきまして御審議をいただくよう予定をしておるところでございます。
 この運転経歴証明書の発行につきましては、運転免許証の自主返納後5年以内ということになっておりますことから、証明書をお持ちでない方につきましては、自主返納当日に警察から発行される申請による運転免許の取消し通知書をもって市に申請していただくことで運転免許証自主返納証明書を市が発行することを計画をしております。それを、運転手に提示することで運転経歴証明書と同様の扱いとし、運賃半額割引を適用するということを考えております。この内容につきまして、交通会議で了承がされましたら、「広報なんこく」、市ホームページ、またバス車内での掲示等によりまして、制度の内容を周知しまして10月からの制度開始に向け準備を進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 学校教育課長。
      〔溝渕浩芳学校教育課長登壇〕
○学校教育課長(溝渕浩芳) 神崎議員の部活動の地域移行についての御質問にお答えします。
 議員からも御紹介があったように、令和4年6月6日に運動部活動の地域移行に関する検討会議による運動部活動の地域移行に関する提言がありました。学校の運動部活動は、現在学校教育の一環として行われておりますが、少子化により従前と同様の運営体制では維持が難しくなってきています。その学校における運動部活動に関する厳しい状況については、中央教育審議会などからも指摘がありました。これらを受け、スポーツ庁は、生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点から、平成30年3月に運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインを策定し、南国市の公立中学校でも平成30年10月に運動部活動の方針を策定いたしました。
 また、南国市では、令和元年度から国の補助制度を利用し運動部活動指導員を配置し、令和2年2月には学校長、PTA、体育連盟、地域型スポーツクラブ、スポーツ推進員、医師会などから推薦されました委員などで構成されます南国市運動部活動改革推進委員会を設置し、中学校の部活動の取組状況や成果の検証を行うとともに、部活動の意義の確認や教員の運動部活動の運営の適正などについても協議を行っております。
 今回の提言の中で、目指す姿として、少子化の中でも将来にわたり我が国の子供たちがスポーツに継続して親しむことができる機会を確保とあり、南国市でも、生徒数の減少から休止や廃部となった運動部もあることから、生徒のスポーツに親しむ機会を確保するためにも、この提言に沿った改革は進めていく必要があると考えております。
 地域移行を進めていく中では、様々な課題が想定されます。提言の中でも、現状と課題を上げ、それへの対応が記されていますが、移行を進めていく中で南国市独自の課題も見えてくると思います。しかし、生徒のスポーツに親しむ機会を確保するために、一つ一つ解決策を考えていきたいと思っております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 危機管理課長。
      〔山田恭輔危機管理課長登壇〕
○危機管理課長(山田恭輔) マンホールトイレの整備の進捗状況の御質問についてお答えをいたします。
 避難所におけるマンホールトイレの整備につきましては、国の防災・安全交付金を活用し整備する方針を決定しております。現在、交付金活用のための社会資本整備総合計画及び都市防災総合推進事業計画の変更を進めており、次年度大篠小学校、十市小学校、東工業高等学校のマンホールトイレの整備に伴う設計を行う予定でございます。以上でございます。
○議長(浜田和子) 商工観光課長。
      〔山崎伸二商工観光課長登壇〕
○商工観光課長(山崎伸二) 観光行政についての御質問にお答えします。
 南国市としましては、令和6年度の目標値なりますが、西島園芸団地、道の駅南国「風良里」、県立歴史民俗資料館、海洋堂SpaceFactoryなんこくの主要4施設での入り込み客数55万人を目標に観光振興を進めております。高知県の連続テレビ小説「らんまん」を生かした観光振興につきましては、メインエリアの牧野植物園や、牧野公園、牧野富太郎ふるさと館、横倉山自然の森博物館へ集客を図り、そこから牧野博士ゆかりの地や草花のネイチャー系スポット、地域の核となる観光施設や食資源等への波及効果を生み出そうという取組ですので、南国市としましても、県の取組に注視しながら、当市における観光施設、歴史文化資源等を積極的に情報提供、PR等を行い、多くの方に訪れていただけるよう努めてまいります。
 南国市に観光に来られた方のための観光案内所についての所見につきましては、JRなどの公共交通機関を利用して南国市に来られた観光客のことを考えますと、JR後免駅からシンボルロード、後免町商店街から海洋堂SpaceFactoryなんこくへの道筋に設置できれば、観光客に対して場所が分かりやすく、必要な観光情報を提供できるようになるのではないかと思いますし、案内所を設置するからには、観光客の増える土日、祝日の対応もできることが望ましいと思っております。
 しかしながら、どのような案内所にするかを考えますと、神崎議員のおっしゃるとおり、観光案内者だけの小さなスペースにするのか、観光協会の事務所も移転できる広さのものにするのかということもございますし、土日、祝日に対応できる体制づくりなども必要となってまいります。また、スマートフォンの普及やコロナ禍におけるリモート環境や技術の進化等により、従来の対面での観光案内以外の手法の可能性も検討する必要があるのではと考えております。
 これまでも商工観光課として、観光案内所については、観光協会の事務所の移転も含め、他市の状況調査や空き店舗の調査、人員体制の研究などを行ってきたところですが、先月末に就任した観光協会の新会長の下、観光協会として思いや考えもあると思いますので、駅前広場やシンボルロードの整備の状況を見ながら、観光振興のため観光協会とこれらのことについて調査研究してまいりたいと考えております。
 続きまして、都市計画マスタープランに記載されている観光資源のネットワーク化につきましては、神崎議員のお見込みのとおり、市内各地に点在する歴史文化資源や観光資源について来訪者がスムーズに目的地にたどり着くことや、関連する拠点を周遊していただくための案内板やマップの作成、情報発信を進めていくというものでありまして、案内板の設置やウオーキングルートの整備、観光ガイダンス、観光ガイド作成や方針などについて、観光協会などとともに進めてまいりました。近年では、歴史文化拠点の管理者も含めた観光施設連絡会を立ち上げ、連携の強化を図ったところでございます。
 自転車の貸出場所につきましては、JRなどの公共交通機関を利用して南国市に来られた観光客のことを考えますと、JR後免駅やその周辺、もしくは海洋堂SpaceFactoryなんこくなどで自転車が借りられれば、利便性が高く望ましいものと思います。レンタサイクルにつきましては、観光協会の事業になりますが、過去にJR後免駅やその周辺でレンタサイクルは貸し出しいただける委託先を探したところ、受け手がいなかったと聞いております。しかしながら、レンタサイクルは南国市に来られた観光客の利便性の向上や市内の周遊につなげていくためのツールの一つになり得ると思いますので、貸出場所について調査検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
      〔若枝 実都市整備課長登壇〕
○都市整備課長(若枝 実) 神崎議員の観光行政のシンボルロードについての御質問にお答えいたします。
 JR後免駅から南国駅前線を通り海洋堂SpaceFactoryなんこくへと歩いて楽しく誘導を図る南国市シンボルロード等基本構想につきまして、これまでにシンボルロードアイデア大募集や、南国市シンボルロード基本構想検討会のワークショップにおきまして、市民の皆様から数多くのアイデアや御意見が寄せられており、寄せられたアイデアや御意見も参考にしながら現在策定中でございます。
 新型コロナウイルス感染症予防対策から第2回目のワークショップが開催されていないため、まだ基本構想が具体的に固まっていない状況ですが、JR後免駅の駅前広場ゾーンは町とつながる駅、南国駅前線ゾーンは歩きたくなるシンボルロード、後免町商店街ゾーンは歩行者優先の商店街の町を大きな方針に掲げて検討しておりまして、駅前広場は、歩道、インターロッキングブロック舗装とし、ベンチやシンボルツリーを配置し、車道はバスの乗り入れが可能なロータリーとし、バス、タクシー、自家用車の乗降場を確保することを考えております。
 また、南国駅前線は、周辺の景観に配慮するとともに、歩いてみたくなる道路になるような空間を形成し、南国駅前線の沿道には公園を配置し、休憩やイベントなどに対応できる憩いの場を設けることで、周辺住民だけでなく、観光客の利便性を向上させるほか、海洋堂SpaceFactoryなんこくや新図書館への新たな拠点への誘導を可能とするようなシンボルロードにできればと考えております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 昼食のため休憩いたします。
 再開は午後1時であります。
      午前11時53分 休憩
      ――――◇――――
      午後1時   再開
○議長(浜田和子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 引き続き一般質問を行います。4番神崎隆代議員。
○4番(神崎隆代) 松木課長から連携協定について詳しく説明をしていただき、ありがとうございました。
 多岐にわたって支援していただいてること、市民にどのように関連してくるのかが分かりました。連携して市民生活向上のために御協力いただける企業の皆様に感謝をいたします。松木課長には、今後とも取組の推進をどうぞよろしくお願いいたします。
 運転免許証返納者に対する支援策としましては、公共交通の運賃が10月から半額となるよう実施に向けて調整しているとの御答弁でした。免許証返納者にとりましては負担軽減となり、うれしいことだと思います。ありがとうございます。
 しかしながら、何だかすっきりと喜べないのはなぜかと考えたときに、半額になるのは本人に限ってということですよね。運転免許を返納した場合、例えば御高齢の夫婦のみの世帯で、これまでは一緒に買物や受診等に外出していたことが、本人は半額でも、夫もしくは妻はそうではないということになるのはいかがなものかと思います。もう少しここのところの改善をしていただけませんか、お伺いをします。
 本来なら制限を設けないようにするべきだと思いますが、そうなるとできないという対応になると全く論外ですので、せめて中山間地域や年齢75歳、80歳以上など、方法をお考えになっていただいて、どうすれば住み慣れた地域で生き生きと暮らしていけるのか、行きたいときに気兼ねなく外出できるようにもう一歩寄り添った施策としていただきたいと思います。市長のお考えもお聞きしたいと思います。
 部活動の地域移行は、今後令和5年度から開始し、令和7年度末を目途に、休日の運動部活動から段階的に地域移行していくことを基本として改革を進めていくという国の方針に沿って南国市も取り組んでいくということでよろしいですか。南国市では、今年度香南中のバレー部、鳶ヶ池中の陸上部、北陵中の女子バスケット部に部活動指導員を配置しているとお聞きいたしました。今、3つの部活動で教員以外の指導員が関わっておられますが、地域の実情に応じてではありますが、令和7年度末には4中学校の全ての部活動を地域移行へと進めていかなければなりません。南国市部活動改革推進委員会のメンバーで、そこに向けて様々な課題への対応も考えていくことと思います。大会の在り方、会費の在り方、保険の在り方、関連諸制度の在り方などの課題に対して、求められる対応等に一つ一つ取り組んでいくことになります。これからのことでありますので、細かいところをつつくことはいたしません。幸いなことに、南国市にはまほろばクラブ南国がございますので、南国市がしっかりとした方向性を示しまして、ここと連携をして進めていくことができると期待をいたします。
 また、全ての希望する生徒が地域移行後も部活動ができるようにするためにも、現状以上の会費や移動に係る費用が発生することにならないような対応が求められますが、このことに対しまして課長のお考えをお聞きします。
 さらに、部活動の地域移行の提言の中に、地域における新たなスポーツ環境の在り方とその構築方法とあり、その活動内容の中には、特定の運動種目に専念する活動だけでなく、休日等におけるスポーツ体験教室や体験型キャンプ、レクリエーション活動など、生徒の状況に適した機会を確保することと明記されているのを見て、ふと昔のことを思い出しました。数十年前になりますが、長岡小学校にバレーボールクラブがありました。練習がある日が待ち遠しいくらい楽しかったと記憶をしています。その当時、十市小学校と長岡小学校の2チームしかなかったように思いますが、時々練習試合をした後、合同練習をしたことを思い出します。どういう経緯でバレーボールクラブができたのかは分かりませんが、指導者がいたので私たちはバレーボールに親しむことができました。私たちにとりましては、その地域のおんちゃんが農作業の合間に教えてくれたおかげで、バレーボールを通じて楽しさや喜びを味わい、学級や学年を離れて知り合う機会を得ることができたこと、互いに競い、励まし、努力するという体験ができたと感謝をしています。また、キャンプもありましたし、南子連ソフトボール・フットベースボール大会もあって、小学生の頃からいろいろとスポーツ体験ができた時代だったなと、今回改めて思い起こしたことでした。バレーボールを教えてくれたのは高橋学さんで、高橋のおんちゃんは子供たちみんなに慕われていました。また、笠原先生や平山市長のお父さんたちが地域の子供たちを我が子のごとく育んでこられたことでいろいろな体験ができたのだと思います。今回の提言では、新たなスポーツ環境という表現ですが、昔もそういう環境があったと感じました。中学校になってもほとんどの生徒が運動部に入りましたし、新たにソフトボール部をつくったりもしていましたので、自発的な参画がなされていたということです。
 指導者の確保につきましても、掘り起こしやアプローチをかけることも今後していくことと思いますし、前に進めながら改善することを繰り返し、よいものに仕上げていくことだと思います。部活動の改革ということですが、一人も取り残すことがないように、子供たちへの最善の配慮をお願いしたいと思います。市長、教育長、それぞれにを地域移行への思い、部活動の思いなどがありましたらお聞かせいただきたいと思います。
 マンホールトイレの進捗状況では、危機管理課長から避難所数と収容人数についての御提示がありませんでしたが、いま少し避難所も不足している状況だということでよろしいですか。
 避難所に多くの方が避難してくるならば、なおトイレの確保は重要となると思われます。避難所で最も困ったことは何かとのアンケートに対しましても、水や食料よりもトイレのほうが困ったという意見が多数あったとのことでした。災害用トイレの設置は絶対的課題と言えると思います。先ほどの課長答弁で、国の防災・安全交付金を活用し、整備する方針を決定していただいたということで安心をいたしました。次年度に設計を行う予定ということですが、次年度必ず設計ができるということでよろしいでしょうか。
 また、設計内容ですが、今危機管理課長の手元ではどのような構想になっているのかをお聞かせください。大篠小学校、十市小学校、東工業高校、それぞれ何基設置するのかということは分かりますか。当然、男性用、女性用と別々に設置されることと思いますが、それぞれどこに幾つということが分かればお聞きしたいです。
 観光行政につきまして、高知県の令和5年度の目標設定に対して南国市はどうするのかをお聞きいたしましたが、令和5年度ではなく、令和6年度の目標値をお答えいただきました。4施設の目標値を集計したものが55万人ということになっているということですね。ほかにも、長尾鶏センターもありますし、令和6年度の目標ということであれば、まほろば祭りなどのようなイベントへの集客と併せ、ほかのイベントも考え出して、南国市としての目標を今後しっかりと定めていただきたいと思います。
 今、NHKの大河ドラマで「鎌倉殿の13人」が放送されております。6月6日の高知新聞には関連の記事が載っておりました。岡豊町小篭の馬塚や鳶ヶ池中学校前にある源希義戦死伝承の地、南国市には歴史的資源がたくさんありますので、このことも生かしていけるような取組もお考えいただきたいと思います。
 都市整備課長からも御答弁をいただきましたが、シンボルロードのアイデア大募集や、ワークショップでの御意見には、観光案内所の設置ということは出されていませんか。この観光案内所に関しましては、観光協会と調査研究をしていくとのことですが、シンボルロードの整備状況を見ながらということではなく、シンボルロードの整備に併せて案内所の設置をする必要があると思います。観光案内所につきましては、他市に大きく後れを取っているという認識の下、早い対応が必要です。観光資源のネットワーク化ということでも、これまでの取組と併せて、やはり観光案内所があってこそ強化が図れるのだと思います。
 また、自転車の貸出しにつきましても、案内所があれば、そこを貸出しの場にすることができます。観光資源のネットワーク化に対しても、自転車の貸出しが大きく貢献することになります。観光案内所があって、自転車の貸出しもしているそのイメージが湧かないシンボルロードということはあり得ません。これからの南国市の観光推進を図っていく上で、最も考えていく必要を迫られているのが観光案内所の設置だと思われます。これらのことにつきまして、市長のお考えをお聞きいたします。
 2問目を終わります。御答弁をお願いいたします。
○議長(浜田和子) 答弁を求めます。市長。
○市長(平山耕三) まず、1点目の割引料金につきましては、やはり御提案いただきました御夫婦ということで割引ということも考えられることではないかと思います。ただ、御夫婦をどのように確認するかっていうところが、やり方というものを考えないといけないのかなというように思います。その関係性っていうのがどこまで割引対象っていうことで認めるのかっていうのは、また公共交通会議等で図るということにしたいと思います。
 続きまして、スポーツクラブの地域移行の件でございますが、私のかつての子供会のときの活動も御紹介いただいたところでございますが、昔は子供会連合会でソフトボール大会、またドッジボール大会というのをやっておりまして、夏休みは毎朝のように練習をしていたという思い出はあるわけでございます。そういった地域で保護者が子供たちを指導するということが昔は行われていたというように思いまして、だんだんやっぱり年々縮小してきたのは寂しい限りであるなというのを正直思っております。ただ、この人口減少の中で、なかなか自由な時間が確保できない大人の方が増えてきたんだろうなということを実際思うところです。昔は、私の父のことも御紹介いただいたとこでございますが、結構1次産業に従事されてる方も、自由な時間にそういうこと、指導とかをしていただいたということもあったと思うんですが、やはりこの最近の農業者の人口減少もありますし、高齢化ということもございます。その中で十分な時間が確保しづらい、指導に割く時間がタイトになってきているのかなっていうところがあるようにも思うところでございまして、そこの指導者の確保というところが課題かなと思ってます。そこのところにちょっと力を入れないといけないのかなと思います。
 あと、3点目の観光案内所につきましてですが、観光で南国市に来られた方が気軽に対面で観光案内に寄ることができるような、観光案内ができる場所ということになるわけでございまして、そこでレンタサイクルの御提案もいただきました。そういった観光案内所、レンタサイクルも貸すことができるという案内所ということが望まれているということであると思います。できれば駅前が一番いいところなんではないかと思うところですが、なかなかそこの場所ということは、適地っていうことが確保できるのかっていうことが課題ということになりますし、そこの観光案内所の機能というものを案内だけに特化するのかどうかっていう、そちらの規模的なところ、またその経費が今後どのぐらいかかるのかとかいう、そういうふうな検討事項を解決した上で、観光協会と相談をしながらそこの取組を進めていきたいと思います。以上でございます。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 10月から実施を予定としております運転免許証の自主返納者への割引制度につきましては、現在のところ本人のみの適用というふうに考えておりますけれども、先ほど市長からもお話がありましたとおり、これにつきましては高齢者の外出支援と、また公共交通の利用促進という面もございますので、もちろん検討もさせていただきまして、次の交通会議の中でお諮りしたいと思います。
○議長(浜田和子) 学校教育課長。
○学校教育課長(溝渕浩芳) 地域移行によりまして保護者の負担が増えないようにという御質問にお答えさせていただきます。
 今まで中学生などの運動部活動につきましては、学校等で行っておる関係上、特に施設の使用料等は発生をしておりません。このことにつきましては、地域移行を行った後も無償で施設が使えるような手だてを教育委員会事務局の中で考えていきたいと思っております。
 また、送迎等で保護者の御負担が増える場合もあろうかとは思いますけれども、クラブの開始時間等を考慮するなどして、できるだけ御負担がないような形で進めていきたいと思っております。
○議長(浜田和子) 教育長。
○教育長(竹内信人) 先ほどは神崎議員のほうから、小学校時代の子供会活動とかスポーツ活動についての紹介もございましたが、ちょっと整理をさせていただきますと、今回の部活動の地域移行というのは中学校もしくは高等学校を指しております。小学校については、現在も地域移行がずっと続いておりますので、いろんな地域でいろんなそれぞれの活動が行われているということで、今回の地域移行に関しては、これまで学校教育活動の中での部活動の位置づけというのは、幾つかの変遷はありましたが、学校教育の一環で課外活動という位置づけをされておりました。そういう中で、活動主体を今度は地域に移行するという、これは歴史的な転換点でもございます。現状の課題については、先ほど課長のほうからも御説明をいたしましたが、部活動というのは単にスポーツの楽しさとか、体力とか、健康の増進だけを意義として行われてきたものではなくて、御存じのように、部活動というのは入ってもいい、入らなくてもいいという主体的な活動でありまして、自主性を育てるという観点でも、この部活動は意義があったものです。やることによりまして達成感を子供たちは得るわけですし、部活動を一生懸命やることによって学習意欲を増進させるという、そういった効果もございますし、特に異年齢との交流によって生徒同士もしくは教員と子供という人間関係を構築することにつながるものでもあるわけです。
 このような効果を利用して、学校教育に大きな役割を果たしてきたものですので、そういったことがベースにありつつ、それを地域に移行するということにより、どんな変化が起こってくるのかなということを考えていかねばならないというふうに思います。そういった面では、一抹の不安というのも確かにあることは皆さん御承知だとは思いますが、この今回の提言では、どの地域にも当てはまる効果的で唯一な解決策は存在せず、地域の実情に合わせて様々な手法の中から地域に適したものを選択または組み合わせ、模索する必要があるという提言でございますので、本市における特性を生かした取組を今後進めていきたいというふうに考えております。
○議長(浜田和子) 危機管理課長。
○危機管理課長(山田恭輔) マンホールトイレの整備の進捗状況についてのお答えをいたします。
 まず、避難者数及び避難所数の御答弁が抜かっておりまして、大変申し訳ございませんでした。
 昨日、西山議員にお答えいたしましたとおり、南海トラフ地震発生時に想定される避難者数は、現在最大1万4,710人となっております。それに対しまして、避難所57か所、収容人数1万1,399人であります。また、河川の洪水の際には、立ち退き避難の必要な避難者数は約6,800人でございまして、避難所46か所、収容人数1万1,614人となっております。南海トラフ地震が発生した場合は、避難所が不足するという状況でございます。
 マンホールトイレの整備につきましては、先ほど御答弁いたしましたとおり、国の交付金を活用いたしますので、国の交付金の決定があり次第、関係課と連携の下、取組を進めてまいります。実施設計を行う中で、大篠小学校、十市小学校、東工業高等学校における男性用、女性用、多目的トイレの基数など、マンホールトイレの詳細を決定してまいります。以上でございます。
○議長(浜田和子) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 南国市の歴史資源を生かした取組についてお答えします。
 南国市の歴史資源を生かした取組につきましては、南国市観光案内人の会においては、南国市にたくさんある史跡、歴史遺産を5つのエリアに分けての観光ガイド、また土佐のまほろば風景街道推進協議会においては、歴史資源を生かしたウオーキングイベントなどを実施していただいております。
 また、現在、観光ガイドの方から、源希義に係る歴史資源を生かしたウオーキングコースなどの提案があり、今年度のウオーキングイベント等の開催に向けて検討していく予定にしていると聞いております。今後も、引き続き南国市の歴史資源を生かした取組を進めてまいりたいと考えております。以上です。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 神崎議員の2問目の質問にお答えをいたします。
 シンボルロードのアイデア大募集やワークショップでの御意見に観光案内所の設置ということは出されていませんかという御質問についてでございますが、シンボルロードアイデア大募集で、トイレが借りられたり、町の伝統や歴史をパネル紹介できる休憩スペース、観光案内所的な室内休憩所の設置のアイデアを1件いただいております。
○議長(浜田和子) 神崎議員。
○4番(神崎隆代) それぞれ御答弁をありがとうございます。
 免許返納につきましては、次の会議で諮っていただけるということで、ぜひとも御夫婦ともに半額となるようによろしくお願いいたします。どのような確認をするのかということ、これも夫婦ですと自己申告でよいのではないかとも思いますが、いかがでしょうか。
 部活動に関しての思いのお話もいただきまして、ありがとうございます。私のほうで小学校のときの思い出の話をさせていただきましたのは、そういう土台があって、中学校では引継ぎとしてスポーツの部活動にみんなが入ることもできたし、いろいろその基があったということのことでお話をさせていただきましたので、今回の意向は中学校ということは承知をしております。
 マンホールトイレは、整備する方針を決定しているということですので、早い対応をしていただきますようにお願いをいたします。
 先日、岡豊ふれあい館におきまして、土佐に残る希義伝承地についてという土佐史談会の宅間先生の講演があり、参加をいたしました。話の内容に引き込まれるように、歴史の人物の生涯に思いをはせる、そんなあっという間の1時間半でした。まさに今南国市にゆかりのある人物ということで、源希義に関連した歴史資源を生かしたウオーキングイベント等の開催をぜひとも行っていただきますようにお願いします。
 さらに、継続して行うことができるように、様々な方法でのPRも必要だと思います。課長はスマートフォン等を活用した対面での観光案内以外の手法も視野に入れておられるようですが、これからはSNSを活用した案内、PRはもちろん大事です。そうお考えであるなら、今の時点でもっと活用していくべきではないですか。高知県のツアーを検索してみたところ、観光ガイドツアーの紹介がありまして、土佐清水市3か所、室戸市2か所、四万十市、土佐市、高知市と8か所掲載されておりましたが、残念なことに南国市の紹介はありませんでした。ここへの掲載もしていただきたいと思いますが、いかがですか。
 また、都市計画マスタープランには、長期的な滞在にも対応できる観光施設の整備に努めるとも明記されていますので、このことにつきましても具体的な取組をしていただくようにお願いをいたします。
 市長には、観光案内所があるシンボルロード、これはイメージしていただけたと思いますが、シンボルロード整備途中の今だからこそ柔軟な対応も可能だと思います。観光案内所設置に向けての協議をぜひともよろしくお願いをいたしまして、私からの質問を終わります。ありがとうございます。