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検索結果 »  令和4年 第426回市議会定例会(開催日:2022/06/10) »

一般質問2日目(有沢芳郎)

質問者:有沢芳郎

答弁者:市長、関係課長


○議長(浜田和子) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。12番有沢芳郎議員。
      〔12番 有沢芳郎議員発言席〕
○12番(有沢芳郎) おはようございます。
 2日目のトップバッターで、通告は障害者スポーツ推進プロジェクトについて、そして南国市地域交流センターの運営について、そしてオリンピック種目に採用されているスケートボードの練習場の設定について、順次質問をさせていただきます。
 障害者スポーツ推進プロジェクトについて質問します。
 国の予算額が去年に比べて2倍以上の予算がついております。約2億5,000万円です。南国市は、障害者スポーツの振興のために必要な基礎的データ等の収集をしていますか、お答えください。
○議長(浜田和子) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(池本滋郎) 現在は特にデータ収集は行っておりません。しかしながら、どのようなデータ収集の方法があるのかということも含めまして、今後検討を行ってまいります。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) それでは、障害者のスポーツ実施状況、阻害要因等の把握、分析をしていますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 本市では、レクリエーション活動の参加促進として、平成29年度や30年度に実施したスポーツフェスティバルでは、障害のある人もない人も一緒に楽しめるようにパラ競技を取り入れました。また、地域スポーツハブのイベント時には、競技用車椅子の試乗コーナーを設置いたしました。今後は、このような機会を生かし、障害者のスポーツ実施状況や、阻害要因等の把握を行うように努めてまいります。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 障害者のスポーツの指導、普及等のために、競技別マニュアルを作成していますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 現在、マニュアル作成等は行っておりませんが、パラ競技団体の方とお話しするような機会がありましたら情報収集に努めてまいります。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) では、自閉症や発達障害等の実施把握が十分でない障害各種に関する調査研究に取り組んでください。新規に予算がついています。取り組むお考えはありますか。
○議長(浜田和子) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(池本滋郎) 現状の障害福祉係の人員体制での新規予算でのプロジェクトというのはなかなか困難であると考えますが、今後状況が変わりましたらぜひ検討したいと考えております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 障害者が身近な場所でスポーツを実施できる環境の整備が整っておりますか。
○議長(浜田和子) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(池本滋郎) スポーツセンター内にありますNPO法人まほろばクラブ南国では、コロナ禍で実際は中止になりましたけれども、南国市スポーツフェスティバルとして障害者スポーツの在り方、障害者スポーツを通してインクルージョンの考え方を身につけると題した講演会を行うなど、健常者のみならず、障害者や高齢者、子供たちを対象とした様々なスポーツ活動を行っております。
 本市はこのように障害者スポーツに真摯に取り組むスポーツクラブがございますので、高知県内では一定環境が整っているほうであると考えております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 地域内の障害者スポーツの提供体制の整備に向けた総合型地域スポーツクラブにおける障害者スポーツメニューの新設等に関わる支援、障害者スポーツ用具の活用普及拠点の整備に予算が出ますが、取り組む考えはありますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) NPO法人まほろばクラブ南国と情報交換を密に取りながら連携して取り組み、必要な支援を行いながら進めていきたいと考えております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 障害者特有のスポーツの実施に関わる障壁の解消と、スポーツ施設の実施体制上の課題の解消を図ることが必要ですが、南国市の考えをお聞かせください。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 本市のNPO法人まほろばクラブ南国では、スポーツ庁委託事業であります障害者スポーツ推進プロジェクトを受託し、放課後や休日等に運動を希望する障害者福祉施設の入所者等を主なターゲットとして、地域のスポーツ施設等を活用する取組を行っておりました。せんだって同法人の理事長ともお話をしました。その中で、健常者のみならず、障害者や高齢者、子供たち、みんながスポーツ活動する地域スポーツハブとして、今後も行政と協力していきたいという思いをお聞きしました。競技によっては、施設に負担をかけるものもございますが、お互い協力をして事業実施を行ってまいりたいと考えております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 特別支援学校における運動、スポーツの活動の促進にはどのように取り組んでおりますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 南国市地域スポーツハブ促進委員会で、生涯学習課、学校教育課、長寿支援課、市民課、保健福祉センターが委員として協議を行っておりますので、福祉事務所を含め、情報の共有化を図りながら官民協働で取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 運動・スポーツ習慣化促進事業に予算が2億7,500万円ついています。運動、スポーツの無関心層や、何らかの制限や配慮が必要な方々、要介護状態からの改善者の障害のある方々を含め、多くの住民がスポーツに興味、関心を持ち、その習慣化を図るため、地域の楽しく安全なスポーツを通じた健康促進に資する取組を支援する事業であります。
 南国市の庁内で生涯学習課、福祉事務所、長寿支援課、保健福祉センター、市民課が一体となり、効率的・効果的に取り組み、実施することができる連携・協働体制の整備を行うことが必須事項でありますが、体制整備を取り組む考えをもう一度お聞きします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 総合型地域スポーツクラブ、NPO法人まほろばクラブ南国の協力をいただきながら、庁内の関係部署と協議をしながら、先ほども答弁しましたが、官民協働で取り組みたいと考えております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 習慣化させるための取組が必須事項であります。1、医療と連携した地域における運動・スポーツの習慣化の取組、2、要介護状態からの改善を含めた介護予防を目指した地域における運動・スポーツの取組、3、障害のある人がない人と一体となった形での運動・スポーツの習慣化の取組、4、以上のいずれかのターゲットに関わる主に無関心層に対する地域における運動・スポーツの実施・継続化に関わる取組、5、新しい生活様式における運動・スポーツの習慣化の取組。以上、いずれか一つ以上を選択して実施すればよい。検討する考え方はあるか、最後にお聞きします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 先ほども申し上げましたが、まほろばクラブ南国の協力をいただきまして、効果的な取組について、また協議をいたしまして今後取り組んでいきたいと考えております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) それでは、2問目の南国市地域交流センターについて質問します。
 社会教育法の第5章、公民館について。
 公民館の目的は、市町村その他一定区域内の住民のために実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とします。
 定期講座を開設することの取組を教えてください。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 文化講座開催事業を特定非営利活動法人まほろばクラブ南国に委託し、年間約50回程度の教室を行っております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) では、討論会、講習会、講演会、実習会、展示会などを開催する予定があるかを教えてください。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 今年度につきましては、教育研究所が主催する英語弁論大会、ギャンブル依存症家族の会の講演会、民生児童委員協議会の講演会等を予定しております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) もう少し数が多ければいいんですけれども、今後の検討をお願いします。
 図書、記録、模型、資料などを備え、その利用を図る取組はしていますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 誰でも予約なしで使えるサロンに、南国市史談会が発行した南国市史談を置き、誰もがいつでも読めるようにしております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 体育、レクリエーションなどに関する集会を開催していますか。また、計画はありますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 市が主催とした集会については、市内中学生対象のからくり半蔵垣内ロボット選手権を予定しております。
 民間主催のものでは、よさこい祭りの練習場、ダンス発表会、音楽発表会等、そのほかには高知県文化協会主催の発表会等で使用される予定となっております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 各種団体、機関などの連絡を図っていますが、大篠公民館と地域交流センターで約35のサークルとの連携はスムーズにいってますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 各種団体の予約希望を聞いて、予約が重ならないように職員が調整を行っております。開館当初につきましては、少し混乱がありましたが、現在はほぼもめることなく各サークルの希望の時間、希望の部屋にて利用ができております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 地域交流センターを住民の集会、その他の公共的利用に供する計画はありますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 今年度につきましては、少年育成センターが主催の青少年健全育成大会、更生保護女性会ブロック研修会等を予定しております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 朝9時から夜10時まで運営していますが、何人の職員で運営しておりますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 正職員3名と、事務処理の補助を行っている会計年度任用職員3名、また地域交流センターの管理専用に雇った会計年度任用職員3名の合計9名で運営しております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 残業時間が多いと聞きましたが、何時間残業していますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 正職員3名の合計で4月は431時間、5月は265時間を行っております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) その中で、最高残業した人は一体何時間でしょう。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 4月に、一番超勤をした正規職員で179時間となっております。
      (「そう、そうなんですよ。ここなんです。普通……」と呼ぶ者あり)
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) あ、すみません。この179時間いうたら、民間企業ではブラック企業で、労働基準局から当然調査が入ります。こんな労働時間を職員にさせらすこの考え方は大変危険です。民間企業だと労働基準法に違反しています。公務員だと対象外ですが、同じ人間ですので、過労が原因で病気になったら大変なのです。どんな対策を考えているか。勤務体制を見直して、シフト制にする考えはあるか、ちょっとお答えください。
○議長(浜田和子) どなたに答弁求めますか。
      (「生涯……」と呼ぶ者あり)
 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 年度途中ではございますが、7月から職員が1名増員になることが決まっております。
 また、シフト制につきましても、会計年度任用職員を活用し、職員の負担軽減を図るように対策を取っております。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) この179時間の残業した原因は何だと思いますか。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 地域交流センターの開館時間が午前9時から午後10時までとなっており、休館日が年末年始以外ない関係で、職員には負担がかかっておりました。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 実は、私もこの35のサークルの中の一つのサークルに入っております。このサークルは、囲碁クラブですけれども、囲碁クラブはこの地域交流センターの主催でやっております。月、水、金、一番サークルの中では、週に活動するがでは多い団体です。その団体が一応中央公民館のときには、そこに囲碁とか碁石盤は常にその昔は公民館の中にありました。ところが、今度新しくなった地域交流センターでは、その置く場所がないんですよ。だから、古い今あるところから盤を運んで、新しい中央公民館に、交流センターに運んでいるんです、ぎっちり行ったり来たり、行ったり来たり。こんなことは、最初の建築するときに、それぞれのサークルでやってる人の倉庫、置く場所を考えてやるのが行政の思いやりやないんですか。その倉庫がないために、備品は今古いところからぎっちり運んでいるんです。それはほかのサークルも同じなんです。それじゃあ、何のために新しく建てて、地域の人と打合せをして、ちゃんとそういうことをしておれば解決する問題なんですよ。ちょっと備品として置くくを構えてあげる行政の思いやりがあれば、何のトラブルもない。このトラブルで当初5つの団体から地域交流センターの職員にクレームがついたんです。だから本業がそっちのけになって、クレームの対処のために残業が増えた。それが179時間なんです。それが原因だ。だから、本業をそっちのけで、住民のクレームに対応したために、職員はもう本当大変な思いを今して頑張ってるんです。若いからもつとか、女性やき非常に家庭へ帰ったら大変やと思うんですよ。市長、179時間ですよ。それプラスふだんの勤務が8時間として20日間、160時間。それに、約180時間足してください。大変な思いをして職員は頑張ってるんです。それに、話をしてたら、もう目が死んでおります、疲れて。それくらい一生懸命やってるんですけれども、これ体制を1人増やしたきいいかというと、安易な考えじゃ解決を僕はしないと思います。それを采配するベテランがおれば別ですけれども、素人ばっかりが集まっても、住民との対話がきれいにいかざったら、またどっかでクレームが来て、残業は減りません。確かに179時間まではいかんかもしれませんけれども、80時間を超す可能性は十分あります。普通45時間以上の残業があれば、民間では査察が入ります、労働基準局から。三六協定をやって、ちゃんと組合と話をしておれば別ですけれども。そういう問題を解決するには、公務員だから問題ないとかいう話じゃなくて、ちゃんと公務員の職員も健康を守ることが一番大事なんですよ。そこに目を入れて、ちゃんと適材適所の人間を今度送っちゃってください。そうすると、職員も安心できると思います。
 特にそのサークルをやってる方々と話がきれいにできて、そのサークルの人たちと仲よく、問題がない采配ができる職員を入れてやることでみんなスムーズにいくんじゃないかと思うんですけれども、最高権限者の市長の考えをひとつお聞かせください。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 有沢議員の御心配をおかけした上での御発言ということでございまして、私のほうにも、春、4月始まってから、やはりあまりにも職務が多いということの話は伺っておりました。その中で、人員体制の強化ということも打合わせをしていたところでございますが、なかなか年度始まってからでの職員数を増やすわけにもいきませんし、その中でどうやってやりくりできるか考えてまいりましたが、このたび、前田のほうからも御答弁いたしましたとおり、1名職員をやりくりして増やすようにしたところでございます。またこれで十分とはもちろん思っておりません。ただ、職員数はもう決まっておりますので、途中で増やすわけにいかないという現実も踏まえて、精いっぱい1名を配置したところでございます。また、それに加えて、臨時的な雇用とかそういうことができるのであれば、そういったことは考えてまいります。そういった今後の対応をしていくように考えておるということで御理解をいただきたいと思います。以上です。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 住んでよかった南国市、暗黒市にならんように、ひとつ市長よろしくお願いします。
 それでは、それを指定管理者に来年は委託するべきだと私は思いますが、考えを聞かせてください、市長。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 指定管理者ということは、それはもちろんそういった検討は念頭にあるわけでございまして、それは検討はもうもちろん今から始めるとこでございます。ただ、その指定管理者を考える上では、経費とか、そちらで運営する体制、そして運営全般のこととか、そういったいろんな整理をする必要があります。それには一定どうしても時間がかかるわけでございまして、それを整理した上で、指定管理なのか、このまま直営でいくべきなのか、そういったことを検討したいと思います。以上です。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) できるだけこの苛酷な業務から職員を解放してあげて、餅は餅屋の民間に任せて、市役所の職員は本業のほうにもっと力を入れるべきじゃないかと私は思いますが、今後検討をよろしくお願いします。
 それでは、3番目の南国市スポーツセンターの西隣に避難タワーが建設されていますが、その空き地にオリンピック競技に採用されたスケートボードの練習場を設置してはどうでしょうか。前に吾岡山にできていたが、騒音で地元住民から苦情があり取りやめになったことがあり、スポーツセンターなら近くに住居もないので騒音の心配もありません。ぜひ競技ができる練習場を設置していただきたいのですが。若者が練習する場がなく、困っております。市長、何とか設置できないでしょうか。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 今現在整備しておる場所は、津波避難タワーを整備して、その周りも防災的な活用ができるような場所にしたいということで整備をしておるところでございます。もともとは命山という構想があったんですが、そっから津波避難タワーに変わって、今そこの周りの整備をするような状況でございます。
 そこに、スケートボードができる場所ということになりますと、それの財源という意味では、緊急防災・減災事業債とかそちらの活用が果たしてできるのか、また単独になればどれぐらいの経費が要るのか、そういったこともしっかり考えながら検討したいと思っておりますので、そういう状況であるということで御理解いただきたいと思います。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 予算は、避難のあれでいくと、目的外でひょっとしたら使えない可能性が強いかもしれません。私、伊庭先生に御相談したら、PFIでもできるんです、実は。だから、行政のそういう垣根を取っ払ってやれば建設可能です。工事費は、大方にできてるスケートボード場が約2,000万円。だから、2,000万円あればできるんです。だから、南国市はそれの半分ぐらいですから1,000万円。それほど高い金額じゃない。だから、やろうと思えば一般財源を使ってでもできる。そうすると、そこに若者が来ますので、南国市のイベントとして、オリンピック競技の練習場がうちの南国市でできるとなると、若者がそこで練習をして、南国市に活性化が生まれる。こういう大局の目で見て、市長、ひとつ一般財源でもいいですから、それを使って何とか若者が競技ができるような取組をちょっと考えてもらいたいんですが、どうでしょう。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) そちらの整備を、今までは防災の目的ということで進めてきたところでございますので、その中でスケートボード場をどう位置づけるかということを考える必要があろうかと思います。
 スケートボード場は南国市には正直ありません。ありませんので、そういった場所っていうのは、望まれていることなのかもしれないとは思っております。ただ、そこにすることができるかどうか、もう少し検討させていただきたいと思います。以上です。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) よろしくお願いします。
 そして、あの横に今度芝を植えるに当たって、芝を植えるんやったら、ひとつ芝の基礎までは業者にやっていただいて、あとの芝を植えるのは地域の住民、スポーツクラブの会員さんに植栽を一緒に植える、共同でみんなが芝を植えたらどうでしょうかという提案をしたいんですが、それに対して、市長、お考えはどうでしょう。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 先ほども申しましたとおり、そちらの広場は津波避難タワーと一体となった防災の広場ということで、想定の中では緊急防災・減災事業債を充当しようとしております。その事業債を充当するには、どうしても完了という形が必要になってきます。完了の時期が一体いつなるのかということが明確にならないと地方債も借ることができませんので、そこのあたりの借入れとの関係があって、どういったことをやっていくのか、表面が芝で、いつの時期にそれが生えそろうのかとか、そういった課題もあると思います。そこのあたりを整理しないと、方向性としてはなかなか決め難いと思います。以上です。
○議長(浜田和子) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) すみません、今は技術が発達しておりまして、芝を刈っても、刈ったまま放っといて、それが肥料になる、もうすばらしい技術がいっぱいあるんですよ。一々刈った芝を集めてどっか捨てに行く必要もございません。だから、いろんな技術が今開発されておりますので、そういった技術も検討の上、できればそういうがに取り組んでいって、地域みんなで育てた芝、南国市のイベントになるんですよ。市長、そういうふうに住民が育てた芝、そういうことに着眼をしていただいて、変な規制にかかわらず、芝なんて300万円もあればできるんですよ。だから、お金はそんなにかからない。要するに、地域の住民が一緒に公共施設に参加をして、これからも地域の住民が一緒になってその芝を育てる、管理をする、そういうふうなことをやることによってイベントを抱えて、あの避難タワーで、災害のときだけに使う、いつ使うか分からんがじゃなくて、ふだんからそこへ住民が集まる、利用できる、そういうような感覚の広い目で見ていただいたら、決して無駄な投資じゃないと思うんですが、ひとつ市長、考えをよろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。よろしくお願いします。