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検索結果 »  令和3年 第424回市議会定例会(開催日:2021/12/03) »

一般質問2日目(福田佐和子)

質問者:福田佐和子

答弁者:市長、関係課長


○議長(浜田和子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 引き続き一般質問を行います。20番福田佐和子議員。
      〔20番 福田佐和子議員発言席〕
○20番(福田佐和子) 日本共産党の福田佐和子です。
 通告をしてあります、今年の市民賞受賞について、コロナ対策について、開発や危険箇所への市の規制について、バス路線の改善について、国保税の子供の均等割軽減についてお尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。
 市長をはじめ保健福祉センターなど、全庁の職員の皆さんの御尽力に心から感謝を申し上げます。さきの保健福祉センター長の答弁からも、その御苦労がよく分かりました。本当にお疲れさまでございます。まだ続くコロナ禍ですが、自らも体調管理をしながら、市民を守る取組をぜひよろしくお願いをいたします。
 まず、1点目は、今年の市民賞受賞についてお伺いをいたします。
 半世紀にわたり、法律も制度も全くない中で、働くお父さん・お母さんと子供たちのために乳児保育所コスモスを立ち上げ、放課後の子供たちが寂しい思いをしないようにと学童保育を全校に広げ、保護者と一緒に今日まで実施されてまいりました澤本吉子さんが、このたび教育文化部門での市民賞を受賞されました。心からお祝いを申し上げます。相撲場の更衣室から始まったひまわり学童クラブに7年間近く子供たちと関わった一人として、本当にうれしく、心からお祝いを申し上げます。また、担当の南国市の職員の皆さん、そして御協力いただいた同僚議員の皆さんに、今日の日があることを、私からもありがたく感謝申し上げます。ありがとうございました。市政報告にも述べられておりますけれども、市民賞受賞式で御挨拶もされたと思いますけれども、澤本吉子さんの受賞への思いを改めて市長にお尋ねをしたいと思います。お願いします。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 南国市民賞は、本市の発展に寄与し、その行為が特に優れ、市民の模範となると認められる者及び顕著な功績があった者、または団体を表彰するということにされております。今回、市民賞を受賞されました澤本吉子様は、教育・文化の分野におかれまして、積極的かつ献身的に活動をされまして、市政の発展に多大なる貢献を賜ったところでございます。特に、福田議員さんおっしゃったとおり、学童保育の発展には大いに貢献されたところでございまして、すばらしい業績を残されてこられたわけでございます。昭和47年に夏休み学童保育実行委員会の初代事務局長に澤本様が就任されたときは、学童保育につきましては法整備もなされていない状況であり、大変御苦労をされて始めたことと思っております。その当時からいいますと、もう約50年にわたり、澤本様は学童保育、先ほどおっしゃいました、コスモスにも関わってこられたということも私も聞きました。そういった中で、学童保育に長く献身的な御尽力をされてこられたところでございます。長らく理事長も務められて、私もその学童保育連絡協議会の総会にも度々出席もさせていただき、研修にも参加さしていただいたこともございます。そのときにも、澤本様の御挨拶を伺い、まさに今までずっと学童保育に関わってこられたその思いというのは、度々聞かせていただいたところでございまして、本当に子供たちを思う気持ちっていうことがすごく伝わってきたところでございます。この少子化が続く中で、日本の将来を担う子供をいかに育み育てていくかということにつきましては、社会全体の責任として認識をしていくことが大切でございます。澤本様におかれましては、今後におきましても、その豊富な識見と経験を生かされまして、今まで同様、本市の一層の発展のために引き続き御尽力賜りますようお願いしたいところでございます。以上でございます。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ありがとうございました。私がお礼を言うのも何なんですが、本当にうれしい思いでいっぱいでございます。ありがとうございます。
 保護者運営という大変画期的な方法で、市長も述べられましたように、市民とともに育て上げてきた学童です。これからも、お母さん・お父さんが安心して働くことができ、一人一人の子供たちが大切にされ、子供の居場所としての学童が存続、発展できますように、ぜひ引き続きお力をと強く思っております。よろしくお願いいたします。
 市民賞を受賞された澤本さんのこれまでの経験を、教育・保育にも生かすべきだと思いますけれども、保育・教育に生かすのかどうか、担当の答弁をいただきたいと思います。
○議長(浜田和子) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(伊藤和幸) 澤本吉子さんのこのたびの市民賞受賞に心からお喜びを申し上げたいと存じます。
 澤本さんとは、私が指導主事をしておりました当時、特別支援教育の担当をしていたことで、特別な支援や配慮を要するお子さんについて、学童としてもしっかりとした受入れ体制を整え、安心・安全な学童を目指していきたいということで、幾度となく情報交換をさせていただいたことが思い出されます。強い信念と情熱に感銘を受けた一人でございます。例年、学校教育課と子育て支援課、南国市学童保育連絡協議会の3者で要望や意見を交換する場を設けていただいておりますが、これも澤本さんが道をつけてくださったことです。こうした意見交換を行う中で、新たな課題や共通理解が図られたことも多くありまして、3者連携の大切さを強く認識しております。
 教育委員会としましても、教育の質的向上と子育てしやすい環境づくりは両輪であると考えております。今後も引き続き学校と学童との連携がより一層充実しますよう、教育委員会としても役割を果たしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(溝渕浩芳) 澤本吉子様のこのたびの市民賞受賞に心よりお喜びを申し上げます。
 澤本様は、昭和55年からゼロ歳児から2歳児を受け入れる保育施設の運営に関わってこられております。私が以前、係員として保育に関わっていました平成8年度には、公立保育所ではゼロ歳児保育は行っておらず、公立14保育所のうち1歳児保育を行っていたのが6施設、残り8施設は2歳児保育からでございました。また、認可施設でゼロ歳児保育を行っていたのは、浜改田保育園、吾岡保育園の民間2園のみで、ゼロ歳児保育を希望される保護者から相談を受けたときに、認可保育施設で受け入れることができない場合、認可外の保育施設を紹介していたことが思い出されます。公立保育所でも、令和2年度よりゼロ歳児保育を始めておりますが、澤本様がゼロ歳児を受け入れる施設の運営に関わってこられた頃よりも、低年齢児保育の需要は高まっております。保護者の要望に応えることができるよう、公立保育所を改築する際には、低年齢児保育の充実が図れるよう、施設整備を行っていきたいと考えております。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ありがとうございました。これまでの澤本さんの物すごい、私たちから見ると、半世紀も頑張ってきた、この功績を教育の場でも保育の場でもぜひ、先ほどの答弁のように生かしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 この授与式の当日のお写真が、新聞には小さな写真でしたけれども、市長、議長、副市長をはじめ、こんなすばらしいカラーの1ページに、本当に写っておられる皆さんのお顔が最高です。これからも澤本さんの御活躍を心から願っておりますし、議会としてできることは努めたいと考えております。執行部の皆さんもこれからよろしくお願いをいたします。
 次に、コロナ対策についてお伺いをいたします。
 1点目は、グルメチケットは、早々と予約がいっぱいになるなど、大変好調のようでしたけれども、販売状況と市民の受け止めはどうだったのか、お聞きをいたします。
○議長(浜田和子) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 今西議員のほうにも答弁させていただきましたが、なんこくグルメチケットにつきましては、当初販売分2万セット、追加販売分1万セットとも、販売開始後、間もなく完売しており、市民からも好評を得ておるというふうに考えております。また、11月15日現在の換金額で見ると、約5,370万円が市内の店舗で使用されている状況であり、消費喚起を図ることで事業者の支援につなげるという効果も出ているのではないかと考えております。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 好調だったことはよく分かりました。今回も、ネットを使わずに直接予約に行った方は、うまくいかずにその日は断念をされたそうです。2回目はお手伝いもあり購入できたと喜んでおられました。ワクチン予約と同じ声が今回も出されたわけですけれども、チケット販売やこれから始まるワクチン予約も含め、全ての皆さんが購入、あるいは利用できるように、必要な対策を講じるべきだと思いますが、何か手だてはありますか。
○議長(浜田和子) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 今回、コンビニのチケットサービスを使っての購入ということで、少し混乱される方もおられるんじゃないかということで、発売当初につきましては、商工会のほうでサポートの体制なども取っておりました。また、少しそういったお声も聞かせていただいたこともありますので、今後、こういった形を取るのか、支援策を行う際には、今回の件も参考にして対策を考えていきたいと思います。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 以前にも言いましたけれども、市民の皆さんが願うことには平等に対応ができるように、よろしくお願いいたします。
 次に、コロナ禍で生活に困っている方は、飲食業以外の方にもたくさんおられます。高新には、多くの相談者が社協の貸付金に御相談に行ったということが掲載をされましたけれども、正規の雇用でも休みが増えて収入が減り、それに対応する手当てはありますけれども、全額ではありませんから、金額は少なくなっております。非正規、アルバイトはさらに苦しいのが実情で、支援のメニューを広げ、何らかの支援、飲食業以外の支援もするべきではないかと思います。今回、子供さんを持つ御家庭には支援が出ることになりましたけれども、全体を見渡して、ぜひ取り組んでいただきたいのは、11月4日に全国知事会が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額等についてという要望書を国に出しています。この臨時交付金は、地域の要望に応えて、何にでも使えるお金ということで、それを出すべきだということで、この中には市町村も入っておりますから、また市長会を別にということにはならんのかもしれませんけれども、ぜひ国に対しては要望をしていただきたいと思います。要望するのは、その地域の市民の皆さんの実情を知るこの南国市しかできません。それはずっとこれまでも言ってきたことですけれども、知事会もそれはやった、市長会もそれをやったということで、ぜひ南国市にも、市長会通じて、国に対し強く臨時交付金の増額を要求していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 全国市長会からの要望っていうのは、年間2回、大きくあるわけでございますが、その中で、特別決議とか、そういったこともありますが、そういった要望の中へ、そのとき、その新たな国の支援ということを乗せていくということは可能でございますので、そういった内容のものにつきまして、どのように市長会から上げることができるのか、また考えていきたいと思います。以上です。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひ実現をしていただきたいと思います。
 以前、市民の状況を調査してコロナ対策をと求めておりましたけれども、どのようになっているでしょうか。例えば様々な団体から声が上がったりすることには早く取り組むことができますけれども、市民一人一人の様子というのはなかなか分かりにくい。それを集めてどういう支援の仕方が一番いいのかというのは、共に考えなければならないというふうに思います。私たちも気がつけば担当課にいろいろお願いもしておりますけれども、国と同じように、見えるところだけの支援ではなく、市民の実情に見合うようにとの声もあります。ぜひ市長には、先ほど市長会を通じて努力をするというふうに言われましたので、その努力をぜひしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。答弁あればいただきます。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) なかなか細かい支援の内容というところまでは、そういう要望には乗せることが難しいのかなというように思います。世帯世帯のそれぞれの状況によってその影響度が違うというところもございまして、一定どういった基準でその支援をというふうに要望していくのかっていうことは、各市町村で考えることなのかなっていうようにも思いますので、国のほうには大きくそういう、自由度の高い交付金の確保、増額というような形の要望となると思います。以上です。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひよろしくお願いいたします。
 次に、3点目は、開発や危険箇所に対する南国市の規制についてお尋ねをいたします。
 7月3日に伊豆で起きた土石流は、多くの命を奪うことになり、取り返しのつかない災害となりました。お見舞いを申し上げます。この災害は、盛土が崩壊するおそれを県も市も見抜けずに放置したためだと指摘をされております。南国市の山間部には多くの危険地域に指定をされているところがあります。平場の盛土の問題もあります。南国市は、気候変動の中で起きる災害を考慮に入れた規制の仕方、開発の規制ができているのか、お尋ねをいたします。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 各種法令の適用を受けず、建築物の建築を伴わない1,000平方メートル以上の開発行為につきましては、南国市土地開発適正化条例で基準を定めてございます。事業主及び工事施工者に、この条例に基づき開発行為の届出を義務づけ、工事の計画や施工方法が条例の基準に適合しているかどうかを審査し、適合してなければ適合するよう指導を行い、安全性の確保を保っているところでございます。
 また、危険と思われる既存の擁壁などの構造物が設置されている場合につきましては、都市計画法や土地開発適正化条例の適用を受ける開発行為であるものなのか、必要とされる手続が行われているかなどを調査し、必要とされる手続が行われていない場合は、必要とされる手続を行い、都市計画法や条例に基づく指導を行うことなどによって、安全性を確保しておるところでございます。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 先ほど答弁がありましたように、届出制では、なかなかその危険度が迫ったときにすぐに対応ができないのではないかというふうに思います。今問題になっているのが、春野の盛土のことですが、高さ6メートルの農地を作るとの届出だったが、22メートルを超える盛土になり、市の停止命令にも従わずに、結局、条例違反で逮捕されたと報道されておりました。国は、盛土規制区域を知事が指定し、造成を許可制とし、罰則も強化するとの方向で、今検討されているとお聞きをいたしました。市民の命に関わることですから、ぜひ、今のような届出制ではなく許可制にすること、このことを県や国にも働きかけ、しっかりと市が責任を持ち、規制できるように、法整備を要求をしていただきたいと思います。その上で、市の条例も改正するよう求めたいと思いますが、国に対して要請するのかどうか、お聞きします。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) まずは、国・県の方向性を注視、今しておるところでございます。国とかあるいは県のそういった指針に従いまして、法整備が、市町村によって条例等の改正が必要な場合は、当然条例改正等を行ってまいりたいというふうに思ってます。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 災害が起こる前にぜひ実現をしていただきたいと思います。開発や盛土にかかわらず、市民が毎日の暮らしの中であこは危険やというふうに思っているところが多くあります。市民からの要望があれば、予算の関係もあるかもしれませんが、お金より命が大切です。ぜひ対応していただきたいと思いますが、ぜひその方向で行ってくださるのか、お聞きします。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 本市内におきまして、そういった急傾斜地や住宅の裏の崖について、危険であると住民が不安に思っておることがございましたら、高知県中央東土木事務所や本市の建設課におきまして、県事業、それから市事業の各種メニューを説明をさせていただきまして、事業の対象になるのかなど、実施の検討をさせていただくようにしてまいりたいと思っております。
 ちなみに今年度におきましては、県事業における急傾斜地崩壊対策事業に、白木谷地区、それから野中地区を予定しております。市事業であるがけ崩れ住家防災対策事業に、八幡地区、十市地区、里改田地区、稲生地区の2か所の計5か所を実施予定をしておるとこでございます。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひ早い取組をしていただきたいと思います。
 次に、バス路線の改善について伺います。
 これまでも市民の声を聞きながら運行されてきたと思いますけれども、アンケートを取ったとお聞きをいたしました。アンケートにしっかり意見も書いたという市民の方もおられたわけですが、いつ行い、どのような要望が出され、今後その要望はどう生かされるのか、特にスポーツセンターへの希望がありましたけれども、そのアンケートを生かす中で実現をするのかどうか、お聞きをいたします。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 次期交通計画の策定に当たりまして、10月に市内3,000世帯の市民を対象に、11月には交通事業者に対しましてアンケート調査を実施をいたしました。現在、集計及び分析を行っている状況でございまして、本年度中に課題を抽出して、全体の取りまとめをする予定としております。
 市民アンケートにつきましては、公共交通の利用状況、また満足度といった評価をそれぞれしていただくということで考えております。また、交通事業者につきましては、現状の課題認識、今後の取組ということで、例えばバスの事業者でありますと、現在の運行ルート、またダイヤの問題点や課題について、また今後改善すべき点、また利用者からの声なども、利用者のほうからヒアリングを調査の中でいただくということにしております。
 この調査によりまして、さらなる利便性の向上、また持続可能な公共交通体系の構築に向けまして、次期計画の基礎資料として活用したいというふうに考えております。今回の調査によりまして、いろんなルートの要望もいただいておるところでございますので、利用者が必要な交通の路線の見直しにつきましては、この計画の中でしっかりと検討していきたいというふうに考えております。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) スポーツセンターではいろいろなメニューがありますし、スポーツ器具も運動器具もあって、それを利用したいという人も多くありますが、車がないと行けません。先ほど10月にアンケートを取ったと答弁されましたか。「広報なんこく」の10月号には、10月1日からのダイヤ改正についてが載りましたけれども、それは10月のアンケートを基にしたダイヤ改正だったのでしょうか、お聞きをします。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 公共交通におきましては、10月にほかの公共の路線バスにつきましてもダイヤ改正が行われます。それに合わせて、南国市のコミュニティバスについてもダイヤ改正等を行う場合が出てきますので、今回10月1日からは1つの時間帯のみのダイヤの改正になりましたけれども、そういう改正もあったということで、広報のほうでお知らせをしたという状況でございます。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) これからアンケートになされた市民の皆さんの御意見は生かされる機会があるということですね。そう思っていいですね。ぜひよろしくお願いをいたします。ぜひ考慮に入れていただきたいと思います。
 これまでは御自分で車を運転してスポーツセンターまで行かれていた方が、もう怖くて、お友達を乗せてあげることもできんし、自分も運転は怖いと言われてました。朝昼晩、いずれかの便があれば、サークルはもちろん、運動器具も使いたいというふうに言われておりましたし、アンケートにもそのことをしっかり書いたというふうに言われていました。ぜひ生かしていただきたいと思います。今後、中心部には交流センターと図書館ができます。これまでは病院に通いやすいルート、これが考えられてきましたけれども、これも大事ですけれども、同時に市の施設を市民が利用しやすいようにするのも大事ではないかと思いますので、そのあたり考慮してくださるのかどうか、お聞きします。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) こちらの中心市街地につきましては、都市計画道路も現在整備中でございますし、また地域交流センター、またものづくりサポートセンターのほうも、施設ということが中心部にできておりますので、そういう施設もきちっと利用できるような公共交通も、併せて考えていきたいと思います。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 農免道路をバスが走るのが問題というふうにお聞きをしましたが、どういう方策なら改善しますか。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 農免道路を路線バスが走るということはできないということはありません。ただ、定時定路線ということでございますので、どういうルートを走っていくと利用者にとって使いやすい公共交通になっていくかということを考えての公共交通を構築していくということになります。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) それは農免道路をコースに入れれるという、路線に入れれるということですね。農免道路は、以前にも出されておりましたけれども、学生さんが自転車で走る道路でもありますので、白線を引くなり、整備も必要になりますけれども、農免道路は今回の10月からの改正には載っていませんね。
○議長(浜田和子) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) 現在、コミュニティバスが走ってます路線というのは4路線ということですので、現在は農免道路についてはコミュニティバスは走っておりません。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 答弁は了解しました。その上で、市民の皆さんからは、せっかくあそこにある大きなスポーツセンター、いろんなことを楽しむことができるスポーツセンターに通いたい、その希望があって、ぜひ路線をつくってほしいという御意見ですから、そのアンケートも踏まえながら、またそういうスポーツセンターに必ず行き来ができるような方策を考えていただきたいと思います。あそこ、今までずっと避けてきたのは何か理由があってかなとは思うんですけど、どういうことかなと思いますが、ぜひ農免道路、走れないのではないということであれば、ぜひ通ってほしいと思いますが、よろしくお願いします。
○議長(浜田和子) 答弁が要りますか。福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひ、そのことを要望して、強く要望しておきたいと思います。次のダイヤ改正のときには、あそこを通ってスポーツセンターに行けるように、例えば案としては、その道路が農免道路でバスが通れないのであれば、スポーツセンターにバスの人件費を南国市が構えることも必要ではないかという御意見もありますので、ぜひそのあたりも考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、国保税の子供の均等割軽減についてお尋ねをいたします。
 以前、軽減について要求をしておりましたけれども、その後、検討されておられるのかどうか、お聞きします。
○議長(浜田和子) 市民課長。
○市民課長(崎山雅子) これまでも度々御質問をいただき、南国市としても要望を上げてまいりました。当然のことながら、全国から同様の要望が国に上がっていたものと思います。国として、これまで影響などを検討するということでずっと言われておりましたけれども、このほど、子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、国、地方の取組として、国保制度において、子供の均等割保険料軽減をするということが決定をいたしまして、市町村も一定の負担はありますが、来年4月から施行ということになっております。この制度につきましては、令和4年度から、未就学児の均等割について2分の1とするということが決定をしております。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 国は未就学児までは5割の軽減をするということになりました。既に単独で子供の国保税を軽減をしているところでは、高校卒業まで実施をするということは言われています。ぜひ各自治体で制度の開始に併せて独自の上乗せ制度の創設、拡充、これをしていただきたいと思います。国が未就学児の国保税を軽減をした効果、そしてその上乗せ制度として南国市が何かできるのかどうか、ちょっとお聞きいたします。
○議長(浜田和子) 市民課長。
○市民課長(崎山雅子) 来年度のことですので、正確な数字ではございません。参考数字としてお聞きいただきたいと思いますけれども、この制度が施行されました場合、南国市としては220人163世帯が対象となります。市としても、これで十分というふうには思ってないところがございますので、これを高校生までということになりますと、835人が対象になるということになります。今後、南国市独自でということではございましたが、市としては引き続き国に要望を上げてまいりたいと思います。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 南国市は、10月広報によりますと、人口はマイナス53人、世帯数、マイナス21世帯、出生数は34人、亡くなられた方は51人です。安心して子育てができ、安心して豊かな老後を送ることができるような政策を実現をするよう、できる限りの取組を求めておきたいと思います。国の制度を利用した上で市の対策を取る、ぜひ市長にはその立場で取り組んでいただきたいと思いますが、最後に市長の決意を聞いて終わります。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 先ほど市民課長も申しましたとおり、今までも子供の負担軽減については要望もしてきたとこでございます。引き続き、今、未就学児ということでございますので、それが拡大するように要望してまいります。以上です。
○議長(浜田和子) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 以上です。ありがとうございました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 明9日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
 御苦労さまでした。
      午後3時7分 延会