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検索結果 »  令和3年 第424回市議会定例会(開催日:2021/12/03) »

第424回市議会定例会初日


第424回南国市議会定例会会議録
 …………………………………………………………………………………………………………
                                 南国市告示第163号
                                 令和3年11月26日
                           南国市長 平 山 耕 三   

第424回南国市議会定例会を次のとおり招集する。

 1.期  日  令和3年12月3日
 2.場  所  南国市役所 5階議場
 …………………………………………………………………………………………………………
第1日  令和3年12月3日  金曜日

      出席議員     
     1番 杉 本   理         2番 丁 野 美 香
     3番 西 山 明 彦         4番 神 崎 隆 代
     5番 植 田   豊         6番 西 本 良 平
     7番 浜 田 憲 雄         8番 斉 藤 喜美子
     9番 岩 松 永 治        10番 西 川   潔
    11番 土 居 恒 夫        12番 有 沢 芳 郎
    13番 中 山 研 心        14番 前 田 学 浩
    15番 村 田 敦 子        16番 岡 崎 純 男
    17番 野 村 新 作        18番 浜 田 和 子
    19番 土 居 篤 男        20番 福 田 佐和子
    21番 今 西 忠 良
          ―――――――――――*―――――――――――
      欠席議員
    な し
          ―――――――――――*―――――――――――
      出席要求による出席者
  市     長  平 山 耕 三    副  市  長  村 田   功
                      参事兼総務課長兼
  副  市  長  三 木 敏 生             中 島   章
                      選挙管理委員会事務局長
  参事兼財政課長  渡 部   靖    参事兼企画課長  松 木 和 哉
  情報政策 課 長  竹 村 亜希子    税 務 課 長  高 野 正 和
  市 民 課 長  崎 山 雅 子    子育て支援課長  溝 渕 浩 芳
                      保健福祉センター
  長寿支援 課 長  島 本 佳 枝             藤 宗   歩
                      所     長
  環 境 課 長  谷 合 成 章    農林水産 課 長  古 田 修 章
  農地整備 課 長  田 所 卓 也    商工観光 課 長  長 野 洋 高
  建 設 課 長  浜 田 秀 志    地籍調査 課 長  横 山 聖 二
  都市整備 課 長  若 枝   実    住 宅 課 長  山 崎 伸 二
                      会計管理者兼
  上下水道 局 長  橋 詰 徳 幸             秋 田 節 夫
                      参事兼会計課長
  福祉事務 所 長  池 本 滋 郎    教  育  長  竹 内 信 人
  教育次長兼
           伊 藤 和 幸    生涯学習課長  中 村 俊 一
  学校教育 課 長
  監 査 委 員             農 業 委 員 会
           天 羽 庸 泰             弘 田 明 平
  事 務 局 長             事 務 局 長
  消  防  長  小 松 和 英
          ―――――――――――*―――――――――――
      議会事務局職員出席者
  事 務 局 長  公 文 知 子    次     長  野 口 裕 介
  書     記  門 脇 智 哉
          ―――――――――――*―――――――――――     
      議事日程     
        令和3年12月3日 金曜日 午前10時開議
第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議案第1号 令和2年度南国市一般会計歳入歳出決算(第422定より継続)
第4 議案第2号 令和2年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算(第422
         定より継続)
第5 議案第3号 令和2年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算(第422定より継
         続)
第6 議案第4号 令和2年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算(第422定より
         継続)
第7 議案第5号 令和2年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算(第422定より継
         続)
第8 議案第6号 令和2年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算(第422定より継続)
第9 議案第7号 令和2年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算(第422定より
         継続)
第10 議案第8号 令和2年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算(第422定よ
         り継続)
第11 議案第9号 令和2年度南国市水道事業会計決算の認定について(第422定より継続)
第12 議案第10号 令和2年度南国市下水道事業会計決算の認定について(第422定より継
         続)
第13 選任第1号 常任委員及び議会運営委員の選任について
第14 議案第1号 令和3年度南国市一般会計補正予算
第15 議案第2号 令和3年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算
第16 議案第3号 令和3年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
第17 議案第4号 令和3年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第18 議案第5号 令和3年度南国市介護保険特別会計補正予算
第19 議案第6号 令和3年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算
第20 議案第7号 令和3年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
第21 議案第8号 令和3年度南国市水道事業会計補正予算(第2号)
第22 議案第9号 令和3年度南国市下水道事業会計補正予算(第1号)
第23 議案第10号 南国市債権管理条例
第24 議案第11号 南国市国民健康保険条例の一部を改正する条例
第25 議案第12号 南国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例
第26 議案第13号 市道の認定について
第27 議案第14号 市有財産の処分について
第28 議案第15号 南国市教育委員会教育長の任命の同意について
第29 議案第16号 南国市監査委員の選任の同意について
第30 議案第17号 南国市人権擁護委員の推薦について
第31 議案第18号 南国市人権擁護委員の推薦について
第32 報告第1号 令和3年度南国市一般会計補正予算の専決処分の承認について
第33 報告第2号 損害賠償の専決処分の報告について
第34 報告第3号 南国市中央地域交流センター(仮称)建設工事請負契約金額変更に係る専
         決処分の報告について
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第34まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時4分 開会・開議
○議長(浜田和子) これより第424回南国市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会期の決定
○議長(浜田和子) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月16日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会議録署名議員の指名
○議長(浜田和子) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、植田豊議員及び岡崎純男議員を指名いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第10号まで
○議長(浜田和子) この際、去る9月定例会で継続審査に付してありました議案第1号から議案第10号までの令和2年度各会計決算、以上10件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長西山明彦議員。
          ―――――――――――*―――――――――――
                                 令和3年9月28日

 南国市議会議長  土 居 恒 夫 様

                                  総務常任委員長
                                  西 山 明 彦

総務常任委員会審査報告書
 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、南国市議会会議規則第103条の規定により報告します。


│議案番号│件        名 │審査結果 │理  由 │
│第 1号│令和2年度南国市一般会計歳入歳出決算 │認定すべき│やむを得ない│
│ │ │もの │ものと認める│
│第 3号│令和2年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算│認定すべき│適当と認める│
│ │ │もの │ │

          ―――――――――――*―――――――――――
      〔3番 西山明彦議員登壇〕
○3番(西山明彦) おはようございます。総務常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 第422回定例会におきまして、当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第1号及び議案第3号の2件であります。去る9月28日に委員会を開催し、執行部から副市長はじめ関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号令和2年度南国市一般会計歳入歳出決算についてであります。
 決算概要は、歳入総額316億6,719万5,000円、歳出総額309億4,634万7,000円、歳入歳出差引額7億2,084万8,000円であり、翌年度へ繰り越すべき財源2億4,149万4,000円を差し引いた実質収支額は4億7,935万4,000円の黒字となっております。そのうち、基金に3億円の繰入れを行い、令和3年度への繰越財源は1億7,935万4,000円であります。
 予算現額に対する執行率は、歳入で88.5%、歳出では86.5%となっております。
 また、普通会計ベースでの経常収支比率は前年度より7.5ポイント低い87.2%、実質公債費比率は前年度より0.1ポイント高い7.3%となっております。
 款項逐一慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第3号令和2年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算についてであります。
 決算概要は、歳入1億3,666万9,000円、歳出1億157万3,000円、歳入歳出差引額3,509万6,000円は全額翌年度へ繰り越されるものであり、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(浜田和子) 産業建設常任委員長西本良平議員。
          ―――――――――――*―――――――――――
                                 令和3年10月25日

 南国市議会議長  土 居 恒 夫 様

                                産業建設常任委員長
                                  西 本 良 平

産業建設常任委員会審査報告書
 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、南国市議会会議規則第103条の規定により報告します。


│議案番号│件        名 │審査結果 │理  由 │
│第 2号│令和2年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳│認定すべき│やむを得ない│
│ │入歳出決算 │もの │ものと認める│
│第 4号│令和2年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出│認定すべき│やむを得ない│
│ │決算 │もの │ものと認める│
│第 7号│令和2年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出│認定すべき│やむを得ない│
│ │決算 │もの │ものと認める│
│第 9号│令和2年度南国市水道事業会計決算の認定について │認定すべき│やむを得ない│
│ │ │もの │ものと認める│
│第10号│令和2年度南国市下水道事業会計決算の認定について│認定すべき│適当と認める│
│ │ │もの │ │

          ―――――――――――*―――――――――――
      〔6番 西本良平議員登壇〕
○6番(西本良平) おはようございます。産業建設常任委員会の審査の経過及び結果について、御報告を申し上げます。
 第422回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第2号、第4号、第7号、第9号、第10号、以上5件であります。去る10月25日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め慎重に審査をいたしました。以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第2号令和2年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算については、決算概要は歳入3,536万7,000円、歳出1,157万2,000円で、歳入歳出差引額は2,379万5,000円であります。審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第4号令和2年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算については、決算概要は歳入歳出同額の1億6,330万円であります。審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第7号令和2年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算については、決算概要は歳入1億3,607万円、歳出1億3,600万7,000円で、歳入歳出差引額は6万3,000円であります。審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第9号令和2年度南国市水道事業会計決算の認定については、事業量は、給水人口4万561人で普及率は86.82%、年間総配水量は696万794立方メートルであり、経営状況は、収益的収支で、収入6億8,218万2,052円、支出が5億8,304万9,070円で、当年度純利益は9,913万2,982円となっております。また、資本的収支では、収入2億834万6,803円、支出が4億9,164万4,375円で、収入が支出に対して不足する額2億8,329万7,572円は、損益勘定留保資金、減債積立金等で補塡しています。審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第10号令和2年度南国市下水道事業会計決算については、事業量は、処理人口1万6,317人、年間処理水量は204万5,859立方メートルであり、経営状況は、収益的収支で、収入5億5,831万2,000円、支出4億7,585万1,000円で、当年度純利益は8,246万1,000円となっております。資本的収支では、収入4億7,156万6,000円、支出6億2,140万円となっており、収入が支出に対して不足する額1億4,983万4,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金で補塡しております。審査の結果、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(浜田和子) 教育民生常任委員長神崎隆代議員。
          ―――――――――――*―――――――――――
                                 令和3年10月7日

 南国市議会議長  土 居 恒 夫 様

                                教育民生常任委員長
                                  神 崎 隆 代

教育民生常任委員会審査報告書
 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、南国市議会会議規則第103条の規定により報告します。


│議案番号│件        名 │審査結果 │理  由 │
│第 5号│令和2年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算│認定すべき│やむを得ない│
│ │ │もの │ものと認める│
│第 6号│令和2年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算 │認定すべき│やむを得ない│
│ │ │もの │ものと認める│
│第 8号│令和2年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳│認定すべき│やむを得ない│
│ │出決算 │もの │ものと認める│

          ―――――――――――*―――――――――――
      〔4番 神崎隆代議員登壇〕
○4番(神崎隆代) おはようございます。教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 第422回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第5号、議案第6号、議案第8号の以上3件であります。去る10月7日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第5号令和2年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてであります。歳入総額は57億6,368万円、歳出総額57億6,368万円で、同額となっております。審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第6号令和2年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算については、歳入総額は46億6,762万5,000円、歳出44億8,837万円で、実質収支額は1億7,925万5,000円の黒字となっており、審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第8号令和2年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算については、歳入総額は7億8,526万円、歳出7億4,845万2,000円で、実質収支額は3,680万8,000円の黒字となっており、審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(浜田和子) これにて委員長の報告は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) これより採決に入ります。
 議案第1号から議案第10号まで、以上10件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも認定であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第10号まで、以上10件はいずれも認定することに決しました。
 暫時の間休憩いたします。
      午前10時16分 休憩
      ―――― ◇ ――――
      午前10時17分 再開
○議長(浜田和子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      選任第1号
○議長(浜田和子) 日程第13、常任委員及び議会運営委員の選任を行います。
 お諮りいたします。常任委員及び議会運営委員につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により
       西山 明彦議員      植田  豊議員      斉藤喜美子議員
       中山 研心議員      野村 新作議員      浜田 和子
       土居 篤男議員
 以上7人を総務常任委員に
       杉本  理議員      岩松 永治議員      西川  潔議員
       土居 恒夫議員      前田 学浩議員      村田 敦子議員
       岡崎 純男議員
 以上7人を産業建設常任委員に
       丁野 美香議員      神崎 隆代議員      西本 良平議員
       浜田 憲雄議員      有沢 芳郎議員      福田佐和子議員
       今西 忠良議員
 以上7人を教育民生常任委員に
       杉本  理議員      丁野 美香議員      西山 明彦議員
       神崎 隆代議員      西本 良平議員      斉藤喜美子議員
       土居 恒夫議員      野村 新作議員      福田佐和子議員
       今西 忠良議員
 以上10人を議会運営委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれの常任委員及び議会運営委員を選任することに決しました。
 この際、議長において委員会条例第9条第1項の規定により、委員長互選のため委員会を招集いたしますから、直ちに委員会を開き、正副委員長を互選の上、報告を願います。
 暫時の間休憩をいたします。
      午前10時19分 休憩
      ―――― ◇ ――――
      午前10時34分 再開
○議長(浜田和子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長が決定いたしましたので、御報告をいたします。
     総  務常任委員長   植田  豊議員
          副委員長   土居 篤男議員
     産業建設常任委員長   村田 敦子議員
          副委員長   西川  潔議員
     教育民生常任委員長   丁野 美香議員
          副委員長   今西 忠良議員
     議  会運営委員長   野村 新作議員
          副委員長   神崎 隆代議員
 以上のとおり決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) 市長より議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 …………………………………………………………………………………………………………
                                  3南総第191号
                                 令和3年12月3日

 南国市議会議長  浜 田 和 子 様

                       南国市長  平 山 耕 三    

      第424回南国市議会定例会の議案の送付について
 第424回南国市議会定例会に提出する議案を別紙のとおり送付します。

 議案第1号 令和3年度南国市一般会計補正予算
 議案第2号 令和3年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算
 議案第3号 令和3年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
 議案第4号 令和3年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
 議案第5号 令和3年度南国市介護保険特別会計補正予算
 議案第6号 令和3年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算
 議案第7号 令和3年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
 議案第8号 令和3年度南国市水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第9号 令和3年度南国市下水道事業会計補正予算(第1号)
 議案第10号 南国市債権管理条例
 議案第11号 南国市国民健康保険条例の一部を改正する条例
 議案第12号 南国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例
 議案第13号 市道の認定について
 議案第14号 市有財産の処分について
 議案第15号 南国市教育委員会教育長の任命の同意について
 議案第16号 南国市監査委員の選任の同意について
 議案第17号 南国市人権擁護委員の推薦について
 議案第18号 南国市人権擁護委員の推薦について
 報告第1号 令和3年度南国市一般会計補正予算の専決処分の承認について
 報告第2号 損害賠償の専決処分の報告について
 報告第3号 南国市中央地域交流センター(仮称)建設工事請負契約金額変更に係る専決処
       分の報告について
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      議案第1号から議案第18号まで、報告第1号から報告第3号まで
○議長(浜田和子) この際、議案第1号から議案第18号まで及び報告第1号から報告第3号まで、以上21件を一括議題といたします。
 市政報告並びに提案理由の説明を求めます。市長。
      〔平山耕三市長登壇〕
○市長(平山耕三) おはようございます。
 本日、議員の皆様の御出席をいただき、第424回南国市議会定例会が開かれますことを厚く御礼申し上げます。
 開会に当たり、提案いたしました議案の説明に先立ちまして、市政の状況について御報告申し上げ、議員の皆様並びに市民の皆様の御理解をよろしくお願いしたいと思っております。
 10月31日に実施されました第49回衆議院議員総選挙を経て、第2次岸田内閣が11月10日に発足しました。岸田首相は記者会見において、成長のための投資と改革を進め、その成長の果実を国民一人一人に実感してもらうとし、数十兆円規模の経済対策の実施に向け取り組むと表明しました。また、新型コロナウイルス感染症への対応については、今夏に比べ3割増となる3万5,000人以上が入院できる体制を11月末までにつくるほか、来年6月までに司令塔機能の強化も含めた感染症危機管理の抜本的強化策を取りまとめると述べました。
 本市の新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、11月1日現在、接種対象者の80.8%の方が1回目を、77.0%の方が2回目の接種を終了されております。1回目の年代別接種率につきましては、10代68.7%、20代70.7%、30代71.4%、40代77.3%、50代84.5%、60代84.9%、70代以上は87.7%となっております。11月の予約の推移から、ワクチンの集団接種は12月5日をもって終了といたしましたが、未接種の方が接種を希望される場合には、引き続き、個別医療機関において対応してまいります。
 追加接種につきましては、2回目の接種が終了してからおおむね8か月以上経過した方から3回目の接種を開始いたしますので、対象者には、2回目の接種が終了した時期に応じて、順次接種券をお送りしております。
 それでは、市政の主要な課題につきまして、御報告いたします。
     〔総務〕
 まず、総務関係につきまして、御報告いたします。
 11月3日文化の日に、第53回南国市民賞の授与式を行いました。本年度は、教育文化部門での功労により澤本吉子さんに市民賞を授与いたしました。受賞者の澤本さんは受賞部門以外の分野におきましても本市の発展に大きく寄与されており、今後におきましても御支援、御協力をお願いしたところでございます。
     〔危機管理〕
 次に、危機管理関係につきまして、御報告いたします。
 新型コロナウイルス感染症の新規感染者の状況につきましては、県内では落ち着きを見せておりますが、本市におきましては、懸念される第6波も見据え、感染拡大予防対策に努めながら、地域活動の取組を進めております。
 10月30日には、大湊小学校をメイン会場として、南海トラフ地震を想定した「令和3年度南国市震災訓練」を関係団体の参加の下、実施いたしました。訓練項目では、津波避難タワーへの避難訓練や、災害対策本部運営訓練及び避難時における要配慮者体験など、実戦さながらの訓練を行いました。今後におきましても、市民の防災意識や防災対応能力の向上のため、地域の訓練や学習会などを実施してまいります。
 交通安全対策につきましては、感染症の拡大に伴い、秋の全国交通安全運動期間にあわせた一斉街頭指導は中止となりましたが、感染状況が落ち着いた10月30日には、大篠小学校PTA主催の自転車交通安全教室が行われました。事故が多発する年末に向け、関係機関と協力しながら交通安全の啓発活動を推進してまいります。
     〔財政〕
 次に、財政関係につきまして、御報告いたします。
 平成30年度に作成しました令和元年度からの3か年にわたる南国市中期財政収支ビジョンにより計画的な財政運営に取り組んでおりますが、本年度決算見込みにおきましては、基金の取り崩しも予想される状況となっております。現在の中期財政収支ビジョンは本年度で終了いたしますので、来年度からの3か年の次期中期財政収支ビジョンを作成し、引き続き、計画的な財政健全化に努めてまいります。
 来年度の財政収支の見込みにつきましては、国の仮試算によると、地方交付税に地方税などを加えた一般財源総額は確保するとされているものの、本市において新型コロナウイルス感染症による市税収入への影響は残る見込みであり、楽観視はできない状況にあります。
 一方、歳出におきましては、高齢化等に伴う扶助費や子育て関連経費等は増加が見込まれる上、減少傾向にあった公債費が令和元年度から増加に転じており、これら義務的経費の増加により財政構造の硬直化が進んでおります。
 このような厳しい状況の中、来年度予算編成では、第4次南国市総合計画に掲げた、「安全・安心のまち」「健康・福祉のまち」「産業・交流のまち」「教育・文化のまち」「協働・連帯のまち」、以上5つのまちづくりの基本目標に対して、予算を重点配分するとともに、引き続き、歳入歳出の見直しを図り、予算編成を行ってまいります。
     〔企画〕
 次に、企画関係につきまして、御報告いたします。
 新型コロナウイルス感染症の流行により生活に影響を受けた大学生を支援し、あわせて、本市の農産品をPRし地産地消等消費拡大につなげる取組として、本市の農産品を使用したお弁当の配付事業を高知大学物部キャンパスにおいて11月11日と18日、岡豊キャンパスにおいて同月12日と19日に実施いたしました。JA高知県かざぐるま市加工部の皆様が作られたボリューム満点のお弁当は、学生に大変好評であったとお聞きしております。
 公共交通につきましては、本市の公共交通に関する基本計画である南国市地域公共交通網形成計画が来年度をもって期間終了することから、令和5年度からの次期計画の策定に向け取り組んでおります。10月には市内3,000世帯を対象に、11月には交通事業者に、それぞれアンケート調査を実施いたしました。市民の皆様からは公共交通に関する意識をお伺いし、交通事業者からは現状の課題や改善点等をお伺いして、公共交通を取り巻く現状を分析し、本年度内に課題を取りまとめることとしております。次期計画の本格的な策定作業は来年度となりますが、市民の皆様にとってより利便性の高い公共交通網の実現に向け、取り組んでまいります。
 マイナンバーカードの普及につきましては、11月1日現在の本市の交付率は29.1%、高知県内の交付率は31.7%、全国平均は39.1%となっております。マイナンバーカードは、オンライン申請など、住民の利便性向上と行政事務の効率化を実現するための基盤となるものですので、引き続き、普及に努めてまいります。
     〔民生〕
 次に、民生関係につきまして、御報告いたします。
 国民健康保険関係につきましては、昨年度の1人当たりの医療費が前年度と比べて2.6%増と近年増加率が大きくなっております。本年度はこれまでの取組に加え、高知県と連携して糖尿病重症化予防の取組を行っており、今後とも医療費適正化に向けた事業を推進してまいります。
 昨年度の特定健診受診率につきましては34.0%、前年度比3.8ポイント減となっております。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響から健診を中止するなどの対応を取った地区や、人数を制限した予約制の健診会場もあったことから、受診率の低下につながったものと考えております。感染症の影響下ではありますが、受診率向上に向け取り組んでまいります。
 心身の活力が低下した状態であるフレイルを予防し、健康寿命の延伸を目指す取組として、フレイル予防事業に協力していただくフレイルサポーター養成研修を11月1日、2日の2日間、保健福祉センターで開催いたしました。15名の第1期フレイルサポーターの皆様には、公民館などの通いの場で、フレイルの状態をチェックする活動にボランティアとして参加していただくことを予定しております。感染症の影響下において、高齢者のフレイルのリスクが高まっていると言われておりますが、高齢者が自らの健康状態に関心を持ち、日常生活を送る意識づくりにつながるよう、今後とも、フレイルサポーターの養成と併せてフレイル予防活動を推進してまいります。
     〔子育て支援〕
 次に、子育て支援関係につきまして、御報告いたします。
 教育・保育施設への来年度新規入所申込みにつきましては、11月22日から各施設・市役所で受付を行っております。一次募集分の結果通知につきましては、保護者に対して来年2月中旬に行う予定となっております。
 長岡小学校の放課後児童施設につきましては、施設が手狭となり、設備も劣化していたことから、10月から新しい施設の建築工事に着手しております。
 また、子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、対象世帯に迅速な給付が行えるよう努めてまいります。
     〔環境〕
 次に、環境関係につきまして、御報告いたします。
 近年では、大規模な気象災害が頻発するなど、温室効果ガスの排出による地球温暖化は年々顕著となり、気候変動の影響が顕在化しております。
 本市におきましては、本年3月に「南国市地球温暖化対策実行計画」を策定し、2050年度までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指して取り組んでおります。また、高知県においては、カーボンニュートラルの実現に向けた「脱炭素社会推進アクションプラン」を本年度中に策定するよう取組を進めており、連携して地球温暖化対策を推進してまいります。
 家庭用可燃ごみ袋の手数料につきましては、市民負担の軽減のため、今議会に、手数料の減額についての議案を上程しておりますので、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
     〔農林水産〕
 次に、農林水産関係につきまして、御報告いたします。
 本市が基盤整備を行い園芸団地用地として集積を図ってきた植田地区の農地におきましては、日高村で農業参入し、ミニトマトの生産に取り組んでいる株式会社イチネン高知日高村農園が、Aitosa(アイトサ)株式会社に続き、本年度から次世代型ハウスの整備に着手し、来年秋にピーマンの生産を開始することとなりました。本市のピーマンの生産量の向上とともに、高知県が産学官連携で取り組む「IoPプロジェクト」との連携や新規就農者の育成など、本市の農業振興に大きくつながっていくことと期待しております。
 国営圃場整備事業につきましては、先行の工区におきまして、土地改良区や関係機関と連携し、換地計画原案や実施設計の作成を進めております。久枝工区、下島工区及び能間工区では来年度の工事着工を、浜改田西部工区では令和5年度の工事着工を目指し、準備を進めております。その他の工区におきましても、工区の状況に応じて各種調査を進めております。
     〔商工観光〕
 次に、商工観光関係につきまして、御報告いたします。
 新型コロナウイルス感染症関連経済対策として実施しております、飲食店、タクシー、自動車運転代行、テイクアウト店等への支援のための「なんこくグルメチケット」は、10月1日からのウェブ予約販売分及び8日からの店頭販売分の合計2万冊を完売し、同月22日の追加販売分1万冊につきましても早々に完売いたしました。また、観光誘客により宿泊者を増加させるとともに市内での消費喚起を図ることで、宿泊事業者、観光施設、土産品販売店舗、飲食店、タクシー、自動車運転代行、レンタカー等幅広い事業者の支援を行う「なんこく旅たびクーポン」につきましても、発行1万2,000冊に対し、1か月で約4,700冊を配付し、順調に宿泊者の誘客につながっております。
 「海洋堂SpaceFactoryなんこく」につきましては、感染症の感染拡大に伴い、8月下旬から9月にかけ1か月間休館しましたが、10月には来館者が5万人を超えるなど、順調に推移しております。感染症の影響下であり、県外及び海外向けのPR活動を行えていない状況でありますが、今後の感染状況等を見ながらPRを行い、さらなる誘客につなげてまいります。
 土佐のまほろば祭りにつきましては、感染症の影響により、昨年に続き、吾岡山での開催が見送られましたが、市民の皆様に少しでも楽しんでもらい、元気になってもらいたいとの思いで、「土佐のまほろば祭り特別篇」として、10月に4週にわたり花火の打ち上げが行われました。最終日の10月23日には、「海洋堂SpaceFactoryなんこく」を会場に、大抽選会や花火等のユーチューブでの生配信も行われました。また、同会場では10月2日から31日までの間、市内の高等学校及び高知工業高等専門学校による企画展やワークショップ、販売を行う「ナンコクスクールフェスティバル」を、10月24日には、会場隣接広場でペットをテーマとしたクラフト雑貨販売イベントである「ごめんteteマルシェ with ペット」などを「まほろば祭り特別篇」関連イベントとして実施いたしました。
 11月9日、高知工業高等専門学校など国立高専10校が共同開発した小型人工衛星である「KOSEN−1」を搭載した小型ロケットが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって打ち上げられました。
 人工衛星とは、本市と高知工業高等専門学校との連携事業として整備した「海洋堂SpaceFactoryなんこく」内の公開型のアマチュア衛星受信局において通信が可能となっており、今後、観測体験会などを通じ、市民の皆様に宇宙を身近に感じていただくとともに、子供たちの探究心を育む場所となることが期待されます。
     〔建設〕
 次に、建設関係につきまして、御報告いたします。
 市道の整備につきましては、国の補助事業であります社会資本整備総合交付金事業及び道路メンテナンス補助事業の工事発注を順次実施しております。
 市道単独事業につきましては、継続的に実施する改良事業や補修工事について取り組んでおります。
 また、昨年7月の梅雨前線豪雨で被災した白木谷の市道1件につきましては、10月から復旧工事に着手しております。
 高知県農業水路等防災減災事業ため池ハザードマップ作成業務につきましては、委託契約を締結し、本年度内の完成に向け業務を進めております。その他、農道及び水路の改修や補修並びに機械施設等の修繕につきましても、順次業務を進めております。
 南国日章産業団地周辺対策の工事につきましては、農道水路10か所の整備を地元との覚書に基づいて進めており、9か所を発注いたしました。
 国土調査法に基づく地籍調査事業につきましては、亀岩地区、岡豊町笠ノ川地区、上末松地区及び前浜地区において一筆地調査を行っております。また、大改野地区、岡豊町中島地区及び十市地区においては閲覧業務を行うなど、計画どおりに進捗しております。
     〔都市整備〕
 次に、都市整備関係につきまして、御報告いたします。
 都市計画道路南国駅前線の道路築造状況につきましては、11月に第2工区の施工延長233メートルの区間におきまして、築造工事に着手いたしました。JR後免駅の駅前広場の整備事業につきましては、10月末現在、用地面積全体の42.3%に当たる965.9平方メートルの用地を取得いたしました。今後につきましても、地権者の移転計画なども考慮しながら、用地交渉を進めてまいります。
 篠原土地区画整理事業につきましては、第3工区の残りと第4工区の大部分で工事を行っており、区画道路、宅地造成工事等を進めてまいります。このうち第3工区では、現在の工事をもって全ての宅地及び道路が完成する予定となっており、本年度中に地権者に土地の引渡しを実施する予定としております。また、第4工区及び第5工区の移転補償契約につきましては、順次契約締結に向け交渉を行ってまいります。
 次に、住宅関係につきまして、御報告いたします。
 住宅耐震化促進事業の本年度実施状況につきましては、10月末現在、耐震診断が91件、耐震設計が92件、耐震工事が83件、コンクリートブロック塀の改修工事等が14件の受付件数となっております。また、8月からは、白木谷、奈路、中谷、宍崎、天行寺、左右山、蔵福寺島、田村甲・乙、久枝、下島及び十市の各地区におきまして、建築士による戸別訪問を開始し、住宅耐震改修の必要性、支援制度等を説明することにより耐震改修の実施率向上に努めております。引き続き、啓発活動を行うなど、南海トラフ地震対策として、住宅の耐震化に取り組んでまいります。
     〔上下水道〕
 次に、上水道関係につきまして、御報告いたします。
 水道未普及地域解消につきましては、包末地区において包末上野田区間の配水管布設工事を完了いたしました。引き続き、福船地区、堀ノ内地区及び包末地区の配水管布設工事の発注に向けて準備を進めてまいります。また、岡豊水源地からの送水管の耐震化工事を完了いたしました。
 次に、下水道関係につきまして、御報告いたします。
 浸水対策として整備してまいりました新川雨水幹線・枝線につきましては、工事を発注いたしました。また、明見地区雨水対策につきましては、供用開始に向け整備を進めてまいります。
 未普及対策事業につきましては、篠原土地区画整理事業に併せ、汚水管渠築造工事を発注してまいります。都市計画道路関連区間の汚水管渠工事は完了いたしました。
     〔福祉〕
 次に、福祉関係につきまして、御報告いたします。
 生活保護関係につきましては、9月末における本市の被保護人員は751世帯969人で、令和2年度末から12世帯減、17人減となっており、保護率は20.8パーミルとなっております。
 児童福祉法及び児童虐待の防止等に関する法律の数次の改正による子供家庭相談体制の変化及びさらなる充実のため、高知県中央児童相談所の「市町村児童家庭相談対応マニュアル」が「市町村子ども家庭相談対応マニュアル」へと改訂されました。市町村は子供家庭問題に対して中心的な役割を担うこととされており、このマニュアルを南国市要保護児童対策地域協議会などの関係機関との協働の際に活用することにより、社会的課題である児童虐待の防止に向け、さらなる取組を進めてまいります。
     〔消防〕
 次に、消防関係につきまして、御報告いたします。
 本年1月から10月までの出動状況につきましては、火災出動は昨年より8件増の20件、救助出動は4件減の12件、救急出動は102件増の2,197件となっております。
 職員研修につきましては、消防学校への各種専門課程への研修に加え、クロスロード研修、県職員を招いての予防業務研修を開催いたしました。
 防火広報につきましては、例年の防火広報及び広報なんこくへの掲載に加え、秋の火災予防運動期間中に高知ヤクルト販売株式会社と連携し、ヤクルトレディーによる広報を実施いたしました。
 他機関との交流につきましては、7月から10月までの4か月間、大規模災害時の対応力向上を図るため、高知市消防局警防課に職員1名の派遣研修を実施いたしました。
 消防団の訓練等に関しましては、多くの計画が中止となる中、10月30日には南国市震災訓練において、消防団機動部隊による土砂災害を想定した救出訓練及び400メートルに及ぶ送水訓練を実施いたしました。
 東部分団及び大篠分団篠原班の消防ポンプ自動車につきましては、中間検査を完了し、本年中の配備を予定しております。
     〔教育〕
 次に、教育関係につきまして、御報告いたします。
 学校教育においては、新型コロナウイルス感染症における対応ステージが引き下げられたことを受け、運動会や体育祭など、2学期に予定しておりました各種学校行事を実施することができました。
 9月19日に神奈川県横浜市で開催された小学生の陸上競技大会におきましては、「まほろばクラブ南国」所属で大篠小学校6年生の岡林結衣さんが、女子6年100メートル競走において、12秒56の大会新記録で見事優勝を果たしました。この記録は、小学女子6年生の日本歴代最高記録として大きな話題となりました。また、10月16日には、県立青少年センター陸上競技場において、第60回南国市小学校陸上記録会を開催いたしました。感染症の影響により2年ぶりの開催となりましたが、2種目で大会新記録が生まれるなど、躍動する子供たちの姿が輝きました。
 10月28日には、有識者による「南国市これからの教育・保育を考える会」の第2回会議を開催いたしました。
 施設整備につきましては、大篠小学校、鳶ヶ池中学校及び北陵中学校のトイレの洋式化工事が完了いたしました。
 次に、生涯学習関係につきまして、御報告いたします。
 地域交流センターにつきましては、愛称の選定を行い「MIARE!」(ミアーレ)と決定いたしました。提案者の思いは「みんなあつまれ」から考えられたとお聞きしておりますので、たくさんの人が集う施設となるよう整備を進めてまいります。
 第61回南国市美術展覧会につきましては、例年より1週間遅れの12月12日から19日までの8日間、市立スポーツセンターにおいて開催いたします。幼児・児童・生徒の部、一般の部それぞれの力作、大作が出品されており、多くの方に御覧になっていただきたいと思います。
 本年度の成人式につきましては、来年1月3日に開催を予定しております。感染対策のため、午前・午後の2部構成とし、式典の内容を簡略するほか、オンラインによる参加も可能といたしました。なお、昨年度中止いたしました成人式につきましては、12月30日に「成人の集い」と称して代替イベントの開催を予定しております。
 以上、市政の主要な課題につきまして、御報告いたしました。
 続きまして、提案理由を申し述べます。
 議案第1号令和3年度南国市一般会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、5億3,517万8,000円の増額計上であります。
 主な内容といたしましては、ふるさと寄附金事業費、障害者自立支援給付事業費及び公園費の増額であります。
 その所要一般財源は2億9,826万6,000円であり、市民税の所得割1億円、普通交付税2億751万1,000円及び農業費雑入154万2,000円を増額計上し、財政調整基金繰入金1,078万7,000円を減額計上し、補正財源といたしました。
 以下、主な歳出につきまして、御説明申し上げます。
 人件費関係では、退職手当以外の人件費9,497万5,000円を増額計上いたしました。
 総務費関係では、ふるさと応援基金積立金4,295万2,000円及びふるさと寄附金事業費1億1,532万9,000円を増額計上いたしました。
 民生費関係では、障害者自立支援給付事業費1億500万円を増額計上いたしました。
 農林水産業費関係では、畜産振興育成補助金等事業費3,825万円を減額計上いたしました。
 土木費関係では、街路事業高知南国線整備事業費2,002万6,000円及び吾岡山文化の森公園法面等復旧工事等に係る公園費6,454万円を増額計上いたしました。
 教育費関係では、日章小学校昇降機棟増築工事実施設計業務委託等に係る小学校管理費(学校総務)2,076万6,000円を増額計上いたしました。
 繰越明許費といたしましては、放課後児童対策事業費100万円、放課後児童施設整備事業費5,189万2,000円、土地区画整理事業費1億2,598万7,000円、公園費5,143万円、都市再生整備事業費6,123万7,000円及び常備消防費540万5,000円を計上いたしました。
 債務負担行為といたしましては、園芸用ハウス整備事業費補助金に係る限度額354万5,000円、高知県管理型最終処分場整備費負担金に係る限度額1億741万円及びコミュニティバス運行業務委託に係る限度額1億1,651万4,000円を追加いたしました。
 議案第2号令和3年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、56万1,000円の減額計上であります。
 歳入におきましては、繰越金56万1,000円を減額計上いたしました。
 歳出におきましては、住宅新築資金等職員人件費56万1,000円を減額計上いたしました。
 議案第3号令和3年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、139万7,000円の減額計上であります。
 歳入におきましては、一般会計繰入金139万7,000円を減額計上いたしました。
 歳出におきましては、処理場維持管理費50万3,000円を増額計上し、農業集落排水職員人件費90万円及び農業集落排水一般管理費100万円を減額計上いたしました。
 議案第4号令和3年度南国市国民健康保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、766万2,000円の増額計上であります。
 歳入におきましては、一般会計繰入金1,382万8,000円を増額計上し、基金繰入金616万6,000円を減額計上いたしました。
 歳出におきましては、国民健康保険一般管理費760万5,000円及び償還金15万5,000円を増額計上し、国民健康保険職員人件費9万8,000円を減額計上いたしました。
 議案第5号令和3年度南国市介護保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、6,232万円の増額計上であります。
 歳入におきましては、国庫支出金1,425万6,000円、支払基金交付金1,720万円、県支出金1,118万2,000円及び繰入金1,968万2,000円を増額計上いたしました。
 歳出におきましては、保険給付費6,328万円、地域支援事業費208万2,000円及び基金積立金273万2,000円を増額計上し、介護保険職員人件費を含む総務費279万5,000円及び諸支出金297万9,000円を減額計上いたしました。
 議案第6号令和3年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、40万円の増額計上であります。
 歳入におきましては、一般会計繰入金10万円及び市債30万円を増額計上いたしました。
 歳出におきましては、企業団地造成職員人件費34万7,000円及び日章工業団地造成事業費5万3,000円を増額計上いたしました。
 議案第7号令和3年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、3,579万6,000円の増額計上であります。
 歳入におきましては、繰越金3,680万7,000円及び延滞金4万9,000円を増額計上し、一般会計繰入金106万円を減額計上いたしました。
 歳出におきましては、後期高齢者医療保険職員人件費39万8,000円及び後期高齢者医療広域連合納付金3,541万2,000円を増額計上し、後期高齢者医療保険一般管理費1万4,000円を減額計上いたしました。
 議案第8号令和3年度南国市水道事業会計補正予算(第2号)、収益的支出におきまして、固定資産の減価償却費及び企業債利息に係る水道事業費用を728万1,000円増額するものであります。
 次に、資本的支出におきまして、人事異動に伴う人件費の増により建設改良費を345万7,000円増額するものであります。
 また、債務負担行為といたしましては、令和3年度から令和9年度までの共同利用型水道料金システム構築等業務委託に係る限度額2,054万2,000円を計上いたしました。
 議案第9号令和3年度南国市下水道事業会計補正予算(第1号)、資本的支出におきまして、人事異動に伴う人件費の増により建設改良費を100万5,000円増額するものであります。
 議案第10号南国市債権管理条例、市の債権の管理に関し、徴収その他の必要な事項を定めることにより、その管理について一層の適正化を図り、もって健全な行財政の運営に資することを目的として、本条例を制定するものであります。
 議案第11号南国市国民健康保険条例の一部を改正する条例、産科医療補償制度の掛金の引下げを踏まえ、出産育児一時金の支給額を引き上げることから、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第12号南国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例、可燃ごみ袋に係る手数料の額を減額することにより、市民の直接的な負担軽減を図るため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第13号市道の認定について、本議案の稲吉13号線(整理番号3097)、高田前4号線(整理番号3098)及び廿枝下末松線(整理番号6138)は、都市計画法(昭和43年法律第100号)第29条による開発により整備されたため、市道として認定するものであります。
 つきましては、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 後に位置図を添付しておりますので、御参照ください。
 議案第14号市有財産の処分について、南国市が持分2分の1を有する南国日章産業団地の用地を予定価格15億2,948万4,725円以内で分譲することから、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和40年南国市条例第4号)第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
 議案第15号南国市教育委員会教育長の任命の同意について、南国市教育委員会教育長の竹内信人氏は、令和4年1月15日で任期満了となります。つきましては、同氏を引き続き教育長として任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
 裏面に参考資料として竹内氏の略歴を添付しておりますので、御参照ください。
 議案第16号南国市監査委員の選任の同意について、南国市監査委員の西森二三夫氏は、令和4年1月18日で任期満了となります。つきましては、その後任に岩崎司氏を選任したく、地方自治法(昭和22年法律第67号)第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
 裏面に参考資料として岩崎氏の略歴を添付しておりますので、御参照ください。
 議案第17号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の國沢知子氏は、令和4年3月31日で任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。國沢氏は、人権擁護委員に委嘱されて以来、その在任期間中における実績から適任者と考え、同氏を引き続き推薦したく、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 裏面に参考資料として國沢氏の略歴を添付しておりますので、御参照ください。
 議案第18号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の村山惠子氏は、令和4年3月31日で任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。村山氏は、人権擁護委員に委嘱されて以来、その在任期間中における実績から適任者と考え、同氏を引き続き推薦したく、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 裏面に参考資料として村山氏の略歴を添付しておりますので、御参照ください。
 報告第1号令和3年度南国市一般会計補正予算の専決処分の承認について、歳入歳出補正予算の規模は、5億3,480万3,000円の増額計上であります。
 歳入におきましては、国庫支出金5億3,480万3,000円を増額計上いたしました。
 歳出におきましては、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費4億2,123万3,000円及び新型コロナウイルスワクチン接種事業費(追加接種)1億1,357万円を増額計上いたしました。
 繰越明許費といたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業費(追加接種)1億1,357万円を計上いたしました。
 報告第2号損害賠償の専決処分の報告について、令和3年10月4日午後1時30分頃、南国市西山2番地先の市道田村西山線を走行中の自動車に、道路に生じた穴によって損傷を与えたため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項について、6,050円の損害賠償の額を専決処分いたしました。
 つきましては、同条第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。
 なお、損害賠償額につきましては、その全額を全国市有物件災害共済会から支払うものであります。
 報告第3号南国市中央地域交流センター(仮称)建設工事請負契約金額変更に係る専決処分の報告について、南国市地域交流センターの建設工事をより円滑に進めるため、備品購入に合わせて整備することを予定していた多目的ホールのステージ下収納式スタッキングチェア架台設置の本工事への追加等を行う必要が生じました。
 そのため、株式会社岸之上工務店との間で締結した工事請負契約を1,958万円増額し、合計18億3,348万円に変更する必要があったことから、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項について専決処分いたしました。
 つきましては、同条第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。
 以上をもちまして、私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(浜田和子) これにて市政報告並びに提案理由の説明は終わりました。
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○議長(浜田和子) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、明4日から6日までの3日間は休会し、12月7日に会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 12月7日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いたします。
 御苦労さまでした。
      午前11時20分 散会