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検索結果 »  令和2年 第418回市議会臨時会(開催日:2020/11/24) »

議案質疑・討論・採決


○議長(土居恒夫) これにて提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。1番杉本理議員。
      〔1番 杉本 理議員発言席〕
○1番(杉本 理) おはようございます。日本共産党の杉本理です。
 今議会に提案されております第1号議案について、2点ほどお聞きいたします。
 まず1点目は、第1条で提案されている今回の期末手当削減案ですが、正職員だけではなく、会計年度任用職員の皆さんも含めて削減を提案されているということで間違いないでしょうか。
 2点目は、条例案第1条で0.05か月分削っておいて、来年4月1日に施行するとしている条例案第2条では、年全体で0.05か月分下げたままの月数だと、こういった理解でよろしいでしょうか。
 以上、2点についてお答えください。
○議長(土居恒夫) 答弁を求めます。総務課長。
      〔中島 章参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長登壇〕
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 杉本議員の御質問にお答えいたします。
 1点目の会計年度任用職員に対する期末手当につきましては、正職員と同様、減額となります。
 2点目の来年度の期末手当の支給割合につきましては、6月、12月合わせて2.55月となります。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 杉本議員。
○1番(杉本 理) 分かりました。どうもありがとうございました。
○議長(土居恒夫) ほかに質疑はありませんか。21番今西忠良議員。
      〔21番 今西忠良議員発言席〕
○21番(今西忠良) おはようございます。
 議案第1号ですけれども、一般職の職員の給与に関する法律の改正で、国家公務員の給与改定に準じてということで、南国市の一般職員の期末手当の支給額を0.05引き下げる提案でありますけれども。今回、県の人事委員会は勧告を出してないわけでありますけれども、南国市のこの0.05の引下げをする、その根拠と考え方について教えてください。
○議長(土居恒夫) 答弁を求めます。総務課長。
      〔中島 章参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長登壇〕
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 今西議員の御質問につきましてお答えいたします。
 南国市としましては、県の人事委員会の勧告ではなく、国家公務員の給与改定に準じて改定をしております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 今西議員。
○21番(今西忠良) 国準拠ということでお答えをいただいたわけですけれども、県が勧告をしないのは国と県の賃金格差が県のほうが低いためでもありますし、そういうことで今回見送りになったということだと思います。
 じゃ、南国市はどうするのかっていうことですけれども、こういう形で見れば減額を提言しなくてもいいのではないかとも考えるわけですけど。そのあたりの考え方と見解について再度お聞かせください。
○議長(土居恒夫) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 南国市としましては、先ほどもお答えしましたとおり、国家公務員の給与の改定に準じてという形での対応をしておりますので、今後におきましても国家公務員の給与改定、その分に準じてというふうに考えております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 報告第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 報告第1号の質疑を終結いたします。
 これにて議案及び報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号から議案第5号まで、以上5件は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。1番杉本理議員。
      〔1番 杉本 理議員登壇〕
○1番(杉本 理) 日本共産党の杉本理です。
 会派を代表いたしまして、議案第1号南国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案に反対の討論をいたします。
 提案理由で市長は、改正された国家公務員の給与改定に準じて、南国市一般職の職員の期末手当の支給額を0.05か月分引き下げる、こう言っているわけですね。
 しかし、総務省は、自治労連本部からの自治体への人勧押しつけやめよの要件に対して、こう答えています。地方公務員の給与については、地方公務員法の趣旨や地方の実情を踏まえ、それぞれの議会において条例で決定されるべきものだと考えている。つまり、人勧が出たからといって、それを自治体にそのまま押しつけるようなことはしませんよということですね。
 また、勧告を提案してきた人事院総裁は、次のような談話を勧告に当たって発表しています。少し長いですが、ここで一部を紹介します。
 近時、新型コロナウイルス感染症拡大などの事態が次々と発生する中、全国各地で公務員が国民の安全・安心を確保するため、日々全力で職務に邁進しています。厳しい勤務環境の下、困難な業務であっても誇りを持って真摯に取り組んでいる公務員各位に対して心からの敬意を表する。職務に精励している職員に適正な給与、その他の勤務条件を確保することは、職員の努力や実績に報いるとともに、人材確保にも資するものであり、組織活力の向上、労使関係の安定等を通じて、行政の効率的、安定的な運営に寄与するものです。
 ここまで言っておいて、手当削減を提案してくる総裁の気持ちはよく分からないんですけれども。いずれにせよ、この談話で述べられていることは、本市の職員においても全く同じではないでしょうか。
 私は市議会議員として、市民の皆さんの思いを市政に届けて、はや1年がたちました。この間、職員の皆さんや課長の皆さんとお話ししていていつも思うのは、職務に対して、市民に対して真面目で仕事への誇りを持ち、そして本当によく勉強されているということです。
 それなのに仕事量は多い。人は一つも増えん。部署によっては土休日出勤は少なくない。そして、退勤時刻を過ぎても、下から5階まで全部明かりがついてる毎日。こうやって日々頑張っている職員の皆さんへの報いは手当の削減でしょうか。
 そして、来年度についても、今年の夏の実績よりも少ない1.275か月分ずつしか支給しない。こんなことが許されるのでしょうか。さらには、市職員が下がるんだから、うちも下げるとなることは必定で、民間労働者のさらなる賃下げにつながります。そして、消費税増税や新型コロナ禍で冷え込んだ地域経済にも影響を及ぼしかねません。
 以上の理由により、第1号議案に反対することを述べて討論を終わりにします。
○議長(土居恒夫) ほかに討論はありませんか。20番福田佐和子議員。
      〔20番 福田佐和子議員発言席〕
○20番(福田佐和子) 私は、議案第2号南国市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について、日本共産党議員団を代表し、賛成討論をいたします。
 今、コロナ禍の中で、市民の皆さんは先の見えない国の施策に翻弄されながら、仕事も危うい、感染経路も見えないという大きな不安の中で生活をしています。少額ではあったとしても、この状況下で特別職とともに引き下げる議案であり、賛成をいたします。
 ただ、市民の実情を見るならば、議会自らが提案してもよかったのではないかとの声もありました。一方、これほどの状況下にありながら、超富裕層は資産を増やしているとの数字もあり、一層の格差と負担が増していることは苦しさに追い打ちをかけています。
 コロナ自粛が長引く中で、最近の市民の声は、支援金、給付金は受け取った。確かにありがたいが、何より消費税を引き下げてほしいという声に変わっています。収入が減る中、1回の給付金、後に続く消費税10%の負担は重過ぎます。市民の立場で実情を知り、国に対して物を言う執行部とともに、議会も市民の現状に対応できるようにとの思いも込めて、議員報酬引下げ議案に賛成いたします。
 討論を終わります。
○議長(土居恒夫) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(土居恒夫) 起立多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(土居恒夫) 起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第3号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(土居恒夫) 起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第4号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(土居恒夫) 起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第5号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(土居恒夫) 起立全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) 以上で今期臨時会の付議事件は議了いたしました。
 これにて第418回南国市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。
      午前10時23分 閉会