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検索結果 »  令和2年 第412回市議会定例会(開催日:2020/02/28) »

議員提出意見書


      議発第1号及び議発第2号
○議長(土居恒夫) ただいま議発第1号及び議発第2号、以上2件の意見書が提出されましたので、お手元へ配付いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第1号
精神障がい者への交通運賃割引制度の適用を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   令和2年3月16日提出
        提出者 南国市議会議員   神崎隆代
        賛成者 南国市議会議員   野村新作
         〃     〃      浜田憲雄
        〃     〃      岩松永治
         〃     〃      丁野美香
         〃     〃      植田 豊
         〃     〃      西本良平
         〃     〃      山中良成
         〃     〃      岡崎純男
         〃     〃      前田学浩
         〃     〃      浜田和子
         〃     〃      有沢芳郎
         〃     〃      西山明彦
         〃     〃      西川 潔
         〃     〃      中山研心
         〃     〃      今西忠良
         〃     〃      杉本 理
         〃     〃      土居篤男
         〃     〃      福田 佐和子
         〃     〃      村田敦子
 南国市議会議長  土居 恒夫 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第1号
精神障がい者への交通運賃割引制度の適用を求める意見書
           
 障害者基本法は、精神障がい者も身体障がい者及び知的障がい者と同じ「障がい者」として定義されており、障がい者の自立及び社会参加支援等に向けた基本理念を定めている。障がい者の自立や社会参加を促進するためには、公共交通機関などの移動支援の確保が必要不可欠であり、各種交通事業者は、JR、民間鉄道、航空、旅客船、バス、タクシー、高速道路などを対象に、障がい者に対する交通運賃割引制度を設け、障がい者の経済的負担の軽減を図っている。
 しかし、精神障がい者については、現在もなお、JRや高速道路など、交通運賃割引制度の対象から除外されているものもあり、精神障がい者の社会参加を促す上で大きな課題となっている。
 精神障がい者家族会の全国組織である全国精神保健福祉会連合会が実施したアンケート調査結果(回答者約4,800人)によると、精神障がい者の1カ月の平均収入は約6万円、そして無年金者は約20%にも及ぶ。当然のこととして、交通費の負担が大きく、「作業所に行くのをやめた」「どこにも出かけないようにしている」「外出は自転車で行ける範囲」など、社会参加にほど遠い深刻な実態が明らかになっている。
 改正障害者基本法、障害者総合支援法、障害者差別解消法などの国内法が整備され、平成26年2月に国連障害者権利条約(以下「条約」という。)が発効した。条約第20条では「障がい者自身が、自ら選択する方法で、自ら選択する時に、かつ、負担しやすい費用で移動することを容易にすること。」及び第4条では「障がい者に対する差別となる既存の法律、規則、慣習及び慣行を修正し、または廃止するための全ての適当な措置(立法を含む。)をとること。」「この条約と両立しないいかなる行為または慣行も差し控えること。また、公の当局及び機関がこの条約に従って行動することを確保すること。」と定めている。
 一連の国内法や条約に照らせば、障がい者の交通運賃割引制度から精神障がい者を除外するような状況は、一刻も早く是正されなければならない問題である。
 よって、国におかれては、精神障がい者を身体障がい者及び知的障がい者と同等に交通運賃割引制度の適用対象とするよう各種交通事業者に働きかけ、必要な措置を講じるよう強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年3月16日
                        南 国 市 議 会

衆議院議長    大島理森 様
参議院議長    山東昭子 様
内閣総理大臣    安倍晋三 様
総務大臣    高市早苗 様
厚生労働大臣    加藤勝信 様
国土交通大臣    赤羽一嘉 様
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第2号
「桜を見る会」徹底解明を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   令和2年3月16日提出
        提出者 南国市議会議員    福田 佐和子
        賛成者    〃       西山明彦
         〃     〃       西川 潔
         〃     〃       中山研心
         〃     〃       今西忠良
         〃     〃       杉本 理
         〃     〃       土居篤男
         〃     〃       村田敦子
 南国市議会議長  土居 恒夫 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第2号
「桜を見る会」徹底解明を求める意見書
           
 「桜を見る会」の疑惑はまともな解明が今もなおなされていない。
 第一に、招待客の問題である。功労、功績の有無にかかわらず安倍晋三後援会員が多数招待されていた。2015年には特定商取引法違反で家宅捜査を受けた反社会勢力ジャパンライフの会長(当時)も招待されており、この会社は首相からの招待状をマルチ商法の宣伝に悪用していた。安倍首相が会長と面識があったことも明らかになり、「招待者の取りまとめ等には関与していない」(11月8日)と述べたことが虚偽ではないか、との疑念が広がっている。
 第二に、「桜を見る会」と一体となっていた安倍後援会の「前夜祭」会費の問題である。一流ホテルでの会費5,000円のパーティーは安すぎるのではないか、この「前夜祭」は後援会行事とされており、不足分を補充していれば公職選挙法に違反する。会費は参加者が個別に直接ホテルに支払ったというが領収書は一枚も見つかっておらず、ホテル発行の明細書の有無も、開催経費の収支詳細も不明のままである。さらに収支は政治資金収支報告書に記載されておらず、政治資金規正法違反の疑いもある。
 第三は、政府の公文書管理の問題である。「桜を見る会」は政府の公的行事であり政府としての説明責任があるが、国民の疑問に答えようとせず、はぐらかし、関係文書を隠蔽している。各省庁の招待者名簿は保管されているが、内閣府だけは保存期間1年未満として名簿をシュレッダーにかけて廃棄した。その時期は野党議員が資料提出を求めた直後である。故意ではないという一方で、シュレッダーが込み合っていたからそうなったという証拠も示していない。バックアップデータの復元も拒否しており、証拠隠滅の疑いがある。
 疑惑まみれの「桜を見る会」に私たちの多額の血税が使われている。招待客は2013年以降、安倍首相のもとで年々増加し、2019年には1万8,200人に膨れ上がった。年間1,760万円の予算に対し支出も年々増加、2018年にはついに5,200万円余と、予算の3倍の支出となっている。一方で、国民には消費税10%増税を押しつけながら、その税金を私物化し無駄に使う。決して許されることではない。
 世論調査でも国民の8割以上が「説明責任が果たされていない」との声を挙げている。今求められているのは、疑惑の徹底解明を行い、日本の民主主義を守ることである。それは政治への信頼を取り戻す第一歩である。政府においては、自らきちんと説明責任を果たすこと、国家においては疑惑の徹底解明を強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年3月16日
                        南 国 市 議 会

内閣総理大臣    安倍晋三 様
総務大臣    高市早苗 様
財務大臣    麻生太郎 様
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) お諮りいたします。この際、以上2件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題とすることに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) この際、議発第1号及び議発第2号、以上2件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となりました2件は、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) これより採決に入ります。
 まず、議発第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土居恒夫) 御異議なしと認めます。よって、議発第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、議発第2号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(土居恒夫) 起立少数であります。よって、議発第2号は否決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) この際、この3月末をもって、退職される管理職の方に御挨拶をいただきたく許可いたしますので、御挨拶を願います。西川建設課長。
      〔西川博由建設課長登壇〕
○建設課長(西川博由) まず、挨拶の場をいただきました議長様、議員の皆様、本当にありがとうございます。
 私は、平成27年度から2年間上下水道局長として、また29年度から3年間建設課長としてこの場に立たせていただきました。一般質問のお答えにつきましては、文章力が弱いこともありまして、議員の皆様からは、物足りないとかいうことも多々あったと思いますが、まことに申しわけないと思っております。
 また、議場以外でも議員の皆様からは御指導、御協力を多々いただきまして感謝しております。例年でございましたら、この場のほかでまた議員の皆様に杯をいただいて御挨拶する場もございましたが、今回新型コロナウイルスの影響もありまして、それもかないませんが、この場での挨拶とさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(土居恒夫) 御苦労さまでした。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(土居恒夫) 以上で今期定例会に付議されました事件は議了いたしました。
 これにて第412回南国市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。
      午前11時8分 閉会