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検索結果 »  令和元年 第411回市議会定例会(開催日:2019/12/06) »

一般質問2日目(西本良平)

質問者:西本良平

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(土居恒夫) 6番西本良平議員。
      〔6番 西本良平議員発言席〕
○6番(西本良平) 6番の西本でございます。私、質問の前に一言御挨拶を申し上げたいと思います。
 今回の市議選におきまして、市民の皆様方から温かい御支持を賜りまして、4年ぶりにこの場所に帰ってくることができました。2期目のいよいよ仕事をさせていただくこととなりましたが、市長を初め執行部席の皆様方にはお顔も半数ほど変わられております。どうかこれから4年間よろしくお願いを申し上げます。御指導のほどよろしくお願いいたします。
 午前中のお二人が相当速いペースで進まれまして、ちょっとちゅうちょしております。中途半端な時間に終わるような気がしてなりませんが、それでは質問に入らせていただきます。
 今議会に通告しております私の質問は3問であります。順次質問に入ります。
 まず最初に、瓶岩公民館・体育館への橋の建設についてでございます。
 この橋の件につきましては、15年ほど前から多くの先輩議員諸氏の方々から質問がございまして、橋の必要性や建設の有無につきまして議会質問をされていますので、皆様方も十分内容につきましては承知をされていると思いますし、また昨日西川議員の御質問もありましたので、私はこの質問につきまして簡潔に申し上げたいと思います。
 私はこの質問につきましては、1期目の平成24年9月議会におきまして、詳しく多くの内容について質問をいたしました。そして、その答弁の中で、当時の橋詰市長からは、この橋の必要性は認めた上でどういう方法でやるのが一番いいのかを含め、早い時期に方向性を見出して、それらが決まればまっしぐらに取り組んでまいりたい、そのことをお誓い申し上げたいと御答弁をいただいております。その市長答弁を受けまして、地元では瓶岩地区の有志や総代などのメンバーによりまして構成をいたします瓶岩地区避難路検討委員会を設立をし、県の土木事務所の所長や市の関係する課長、担当者にも加わっていただき、検討を進めてまいりました。また、その後は名称を瓶岩公民館・体育館進入路建設委員会に変更し、建設課や県土木と再三にわたり検討を進めてきまして、その方向性を模索してまいりました。
 その中で、一時は体育館の裏側からの進入路をつけるという案も出てまいりましたが、いろいろな問題が発生をし、それも無理であるということとなった経過がございます。また、橋におきましても、場所によっては県のほうから河川との関係で協議が長引きまして、起点となる位置が決まらず、時間だけが過ぎ去ってきたと考えております。そうしたとき、地元宍崎に工場を持っております、あえてここで企業名は出しませんけれども、ある企業の会長より、地元には長い間お世話になっておるので、橋については寄贈させていただきたい、また土地についても使うことに協力をしたいとのお話をいただき、このことも含めて検討することとなり、建設課と地元建設委員会が一致をいたしまして、橋をかけるという案とし、起点となる場所が昨年12月に決定をしたと記憶をしております。そして、建設委員会では地権者にも交渉に行きまして、協力が得られることとなってございます。建設課におきましては、これをもとに図面を引き、今回の概算金額を出されたとお聞きしております。これが昨日の質問にありました図面のAルートでございます。
 さて、瓶岩地区では、御承知のとおり高齢化が進み、久礼田体育館への避難もままならない状況となってきております。また、健康診断につきましても、大型健診車が入らず、長年にわたりまして奈路や久礼田小学校の体育館に行かなければならず、健診の受診率も低下しているやにお聞きをいたします。一方、瓶岩公民館・体育館が建設され22年が経過をしようとした今日、本市全体の防災・減災の対策が進んだことからも、地元といたしましてはできるだけ早くこの命の橋の建設が望まれているわけですが、この橋の建設につきまして、失礼な言い方ではございますが、本当にやっていただけるのかどうか、市長にお聞きをいたしますとともに、担当課長の御所見もあわせてお伺いをいたします。
 次に、教育行政についてお伺いをいたします。
 令和元年10月1日より、幼稚園、保育所、認定こども園などが国の施策によりまして無償化をされました。結構なことでございます。この施策は、子育て世代の方にとりましては、夫婦で働き、またそして無償化という支援を受けられる大きなメリットとなっております。この制度は、少し余談ではございますが、政府の看板施策でありますけれども、先日の新聞報道にもありましたように、少し甘い設計によってのスタートということもありまして、既に数百億円の財源が不足する見通しとも言われております。
 一方、私の地元にございます、本市で公立幼稚園1園であるたちばな幼稚園では、来年度の入園予定者数が11名で、例年からいいますと現時点で半数以下となっているようでございます。全市的に少子化が進んでいるとはいえ、無償化が一つの要因ではないかと思わざるを得ません。その原因をしっかりと調査し、早急な対策を講じなければ、在園中の保護者や、これからたちばな幼稚園を希望する保護者の方々の不安が広がり、さらなる減少にもつながる可能性がございます。令和元年度の園児数は、3歳児が21名、4歳児が32名、5歳児が34名で、合計87名の園児が市内各地から通園をし、恵まれた環境の中で日々成長をされております。
 私も地区の代表ということで、学校関係者評価委員をさせていただいておりますけれども、教育内容につきましては県下的に見ても非常にレベルが高く、子供が自分で考える力をしっかりと身につけ、小学校へ上がる前の教育がしっかりとなされておる、できておるように思われます。御承知のとおり、幼稚園と保育所はその保育の内容が異なりますけれども、保護者の方々はこの無償化によって、幼稚園か保育所かという点で選択に苦慮しておられるようでございます。保護者側から見れば、やはり働けるという点では保育所でございますが、教育という点では幼稚園であり、とりわけたちばな幼稚園のよさも在園中の方は十分理解されておるようであります。今日まで教職員の方々と地域が連携をし、築き上げてきたたちばな幼稚園の魅力を、市民の方々や保護者の方々に発信し、早急に対策を考えていかなければなりません。少子化が進む中、選ばれる幼稚園となるようには、行政側の思いがどこにあるのか、どうすべきなのかにつきまして、教育長並びに担当課長の御所見をお伺いをいたします。
 次に、農政についてであります。
 農業用水路の利用と管理についてお伺いをいたします。
 近年、農業者の高齢化や後継者不足など、農業を取り巻く環境は厳しさを増しており、本市の基幹産業である農業、とりわけ稲作につきましては、農家戸数や作付面積が減少しております。そのために、水稲を行う上で大変重要である農業用水路の維持管理が大変厳しい状況となっております。
 さて、農業用水路では、御承知のとおり南国市が所有し、それをそれぞれの地元や土地改良区などが維持管理をすることが慣行となっております。しかしながら、近年は農業地域に農業ではない一般家庭が住む混住化が進んでいる地域があり、下水道が整備されてない地域においては、浄化された生活排水をこの農業用水路へ流すケースが増加をしております。ことし7月の高知新聞に出ておりましたように、徳島市では農家でない住民側と水路を維持管理する土地改良区側において訴訟に発展をし、この用水路の使用をめぐって、使用料の徴収に際し、今までは協力的であった住民側の一部の方が支払いを拒否しているものであります。
 南国市においても、何地区かの方々にお話もお伺いをいたしました。現在のところは農業地域でもあることから、慣例のとおり一般住民の方からの協力も得られているし、うまくいっているよということもございますが、一方別の地域では農家数の減少や高齢化が進んでいる中で、近い将来には不安であるというお話もお聞きします。また、使用料は出してくれるが、作業の出役には出ないなど温度差もあることであり、いずれにせよ将来的には、いや近いうちに問題が発生する可能性はあるようでございます。
 徳島市の判決の中で、裁判長の補足意見として、ここが一番問題でございますが、農業用水路を所有する徳島市と管理をしている土地改良区の間で、法的関係が明確でないことが今回のような争いが生じていると指摘をされています。また、あわせて維持管理や費用負担のあり方に関し、明確にしておくことが必要であるとも述べております。今後、農業用水路が円滑に利用され、混住化する地域がうまく共存していくためにも考える時期が来たのではないかと思われますが、いかがでしょうか。高知市やいの町などでは、条例化もしておるようでございます。本市において、今後のこの問題をどのように受けとめ、取り組んでいかれるのかを、担当課長にお伺いをいたします。
 以上で私の1問目の質問を終わります。答弁よろしくお願いをいたします。
○議長(土居恒夫) 答弁を求めます。市長。
      〔平山耕三市長登壇〕
○市長(平山耕三) 西本議員さんの瓶岩公民館への進入路、架橋につきまして御答弁申し上げます。
 この橋につきましては、先ほど御質問の中にありましたとおり、平成24年9月議会におきまして質問していただき、当時の橋詰市長から答弁があったということでございまして、もう本当に長い間時間がたってきた問題でございます。できれば早く対応したかったということもあろうかと思いますが、当初の想定した場所では、なかなか橋がかけれないというようなこともありまして、いろいろ紆余曲折してきたところであります。
 その中で、私が就任しました2年何カ月か前にこの話は引き継がれて、私も伺ってきたわけでございます。そのときには、今案として3つのルート、西川議員もおっしゃった説明図の中の3つのルートがあるということでございまして、最初のCルート、一番北の端に、上流に当たるわけでございますが、そちらはなかなか県のほうの許可という上で難しい。その次にBルートではどうかということで、Bルートも検討したところでございます。そのときだったと思いますが、私が建設の検討委員会にも伺ったこともございまして、2回ほど伺ったように思います。その中で、Bルートで検討するという方向性でいっておりましたが、結果的にはなかなか地権者の同意が得ることができずに、何回か地元も行かれました。また、それで地元だけではなしに市のほうも行かねばならないのではないかということで、市の担当職員にも行くように指示もしましたし、最終的には副市長にも行ってもらいました。しかしながら、なかなかその同意っていうところにおきましては、難しいという結論に至ったところでございます。
 そういう経過の中で、Aルートという案が出てきたところでございまして、これにつきましては地権者の方も同意していただけるということを聞いたところであります。ただ、確かに費用的には少しBルートよりは上回るようにはなっていくということではございますが、今まで地元が熱望してまいりました、この避難道路にもなる、避難路として使う、こういった豪雨災害とか多々災害が発生している中で、いかに早く安心・安全な避難を確保するかという上では、瓶岩公民館への避難ということは、やはり優先事項ではないかと思うところでございます。できるだけ、地元の皆様、長いことお待たせしましたが、早期に対応できるようにAルートで進めてまいりたいと思っているところでございます。そういった方向で今後検討してまいりますので、議員の皆様にもよろしく御理解をいただきますようお願い申し上げまして、私の答弁とさせていただきます。よろしくどうぞお願いいたします。
○議長(土居恒夫) 建設課長。
      〔西川博由建設課長登壇〕
○建設課長(西川博由) 西本議員の、まず防災、亀岩橋の質問についてお答えいたします。
 瓶岩体育館への橋につきましては、河川管理者との協議を含め、計画案を作成してまいりました。ABC案がありますが、西川議員の質問でもお答えしましたし、先ほど市長のほうでも詳しく説明がありましたので、内容は詳しくは申し上げませんが、河川管理者との協議上では、最下部のA案のほうが高さに余裕があって一番最適であるということでございます。現在概算の段階でございますので、詳細については確定できてない部分が多々ありますが、決定があり次第、詳細な設計をしていく必要があると考えております。
 続きまして、農業用水路の利用と管理についての質問にお答えいたします。
 本市の現状は、国から譲与を受けた水路である青線の管理につきましては、機能管理は地元にお願いしております。それぞれの地区によって、これまでの慣習等によるやり方によって管理されているものと考えております。改修等の工事の場合は、中山間地域で15%、その他の地域で25%の分担金を地元より徴収し施工しておりますが、小規模な修繕や災害復旧については負担金なしで施工をしております。
 高知市やいの町の条例のことにつきましては、以前有沢議員からも提案をいただいている土木委員の委嘱のことと考えておりますが、現在その他の自治体の現状も確認しているところでありまして、今後内部での慎重な協議が必要と考えております。以上です。
○議長(土居恒夫) 生涯学習課長。
      〔中村俊一生涯学習課長登壇〕
○生涯学習課長(中村俊一) 瓶岩体育館への架橋のことについてでございます。
 建設課長のほうからは、概算の段階ですので、詳細な設計が必要ですとお答えをしましたが、生涯学習課ではこの詳細設計の委託料、用地測量や地質調査も含んだものを令和2年度に予算化したいと考えております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 昼食のため休憩いたします。
 再開は午後1時であります。
      午前11時59分 休憩
      ――――◇――――
      午後1時   再開
○議長(土居恒夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 西本議員の一般質問に対する答弁を求めます。子育て支援課長。
      〔溝渕浩芳子育て支援課長登壇〕
○子育て支援課長(溝渕浩芳) 西本議員の御質問の、たちばな幼稚園の入園予定者数の減少についてお答えします。
 まず、南国市の子供さんで幼稚園を利用されている方は、平成27年5月で251人でしたが、令和元年5月では172人と減少しています。この間、たちばな幼稚園の入園者数も94人から87人と7人減少していますが、市内3園の認定こども園の幼稚部に通う児童の減少が72人と大きくなっています。たちばな幼稚園の利用者が大きく減らなかったのは、これまでのたちばな幼稚園の取り組みが評価され、保護者の方から選択されてきたからだと思います。また、令和2年4月の入園申込者数は、定員の約3分の1の11人でしたが、そのうち上のお子様がたちばな幼稚園を利用したことのある御家庭の児童は8人となっています。このように、たちばな幼稚園を利用された方は、幼稚園に魅力を感じ、再びたちばな幼稚園を選択していただいておりますので、たちばな幼稚園の魅力を市民の方々や、これから教育、保育施設の利用を考えている方々に発信していくことが利用者の増加につながるのではないかと考えています。
○議長(土居恒夫) 教育長。
      〔竹内信人教育長登壇〕
○教育長(竹内信人) 西本議員さんにおかれましては、たちばな幼稚園の評価委員をお務めいただくなど、地域の代表として積極的な御支援と御協力をいただいておりますことに、心から感謝を申し上げます。
 議員さんから先ほど御指摘のありました、来年度入園予定者11名という知らせは、私も驚きました。平成12年、瓶岩幼稚園と白木谷幼稚園が統合し、唯一の市立の幼稚園として、市民の大きな期待を背負い、たちばな幼稚園が開園して以来、来年度で20周年を迎えております。この間、県内の公立幼稚園の研究指定を受けるなど、県内公立幼稚園をリードする研究実績と園経営は高く評価されるとともに、保護者、地域からの厚い信頼は一定の評価をいただいているものと考えております。以前、前尾崎知事もたちばな幼稚園の教育実践に興味を持たれまして視察においでていただきました。それで、視察を見た後に、この実践を県内に広く広げねばというふうな評価もいただくなど、たちばな幼稚園のこれまでの実績と魅力をもっと市民へも発信、アピールしていかねばならないというふうに考えております。
 保育無償化や市全体の児童数の減少の影響は確かに少なくありませんが、たちばな幼稚園の持つ教育の魅力をしっかりと伝わるように、選んでいただける幼稚園を目指して、関係機関や園長とも協議をしながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後とも御支援、御協力をよろしくお願いいたします。
○議長(土居恒夫) 西本議員。
○6番(西本良平) それぞれに御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。
 まずもって、瓶岩体育館の橋の問題につきましては、実質初めて平山市長からやるという、やっていただけるという強いお言葉をいただきまして、これから予算のこともございますし、まず予算を通すということが当然命題になるわけでございますけれども、今日まで、先ほども申し上げましたように、十数年それぞれのたくさんの議員の思いがございましたし、また地元からもこの8年くらいはこの橋に対する思いが強うございました。こういう中で、3代の市長にわたって懸案になった、いわゆる課題になった事業というものは、本当に中山間にとりましても初めてのことでございますし、非常に地元といたしましては、きっとこの悲願だったことを喜んでいただけるんじゃないかというふうに私自身も思っております。
 早急な今後進め方を取り入れていただきまして、A案でいくということがベターだというふうに考えますけれども、これからにつきまして2問目を少し質問もさせていただきたいと思うんですが、非常に平成の時代からずっと協議をしてきて令和の時代になって、22年が間もなく建設後たとうとしております。これまでに非常に地域の地権者の方といいますか、今の市道の楠木橋からの体育館への進入路につきましては、地権者の方の御理解をいただきまして、通行が可能であったことが今日に続いております。狭い道で不便を強いられたということはございますけれども、本当にこの地権者の方に対しましては、地元としましても、また行政としましても心からの感謝を私としては申し上げていくべきではないかっていうのが1つ目に、まず橋をかけてくれることの喜びと同時に、やはりこのことに真摯に向き合っていくべきではなかろうかっていうのは、まず第一声であります。
 このことによりまして、やはりこれから一つ一つが進んでいくわけでございますが、一方では、先ほどの質問でも、ちょっと便宜上お名前は伏せさせていただきますけれども、某地元の企業の会長さんからの寄贈の問題も出てまいりまして、これが1つの一定大きな拍車にもなったというふうにも思うわけでございますので、昨日の西川議員の話にもございましたように、やはりここは決まった以上、どういう方針でどこまでがこの企業さんの思いに近づけれるのか、あるいはどこまでが利用させていただけるのか、また土地につきましてもどういうふうな計画があるのかというのは、この起点を決めた時点からはや1年が経過をしましたので、早急に協議をする場を設定をしなくてはならないのかなあということで、この点につきましても少しお聞きをしておきたいというふうに思います。
 一方、地元から見ますと、今日まで非常に’98豪雨以降、大雨災害いうのもありましたし、あのグラウンドまでは2回ぐらいは上がったんじゃないかという記憶をしておりますけれども、かなり上がって、あこが避難場所としては適当でないんだということが今日までずっと言われてきましたし、したがいまして避難という行動は全て久礼田の体育館に避難をしなさいということでございました。先ほども申し上げましたように、非常に高齢化が進んでおる中で、この橋のことによって、その逃げる場所の確保、担保ができたということについての地元の期待っていうものは非常に大きいものがあるんだろういうふうに思うわけでございます。このことにつきましては、今まで危機管理課長さんに、これは橋が完成した折には避難場所としてなり得るのかどうか、この点につきましても御答弁を少しいただけたらなというふうに思っております。
 そして、建設課長さん、そして担当されます生涯学習課長さんのほうには、今後大変お世話にならないかんわけでございますけれども、まずもって予算を通していただくっていうことの中で、やはりこれから地元の期待はいつできるんだろうということに終始する、これは当然のことでございます。年々年もいって、あれを利用せずに、もうこの世にというような、そんなニュアンスで物を言われる方も実はおいででございまして、やはり見える形で、あるいはそういう形で知らしめていくっていうことからも、早い段階で全体的な、私ども建設委員会とも協議をいただきながら方向性を見出していただきながら、やはり進捗といいますか、どういうふうに進捗していくのか、ロードマップといいますか。そして最後には、完成はどこへどの時点に完成については考えておられるのか。そういうことも、現状わかっておる範囲といいますか、予算が通るという前提の中になろうかというふうには思いますけれども、そことしてお願いを申し上げたいというふうに思います。
 そして、先ほど少し申し上げましたが、地権者から今は通行させていただいております体育館への道、いわゆる楠木橋市道から右へ右折をしてから約70メートルぐらいがあろうかと思いますが、この間を橋ができたときにどういうふうにするのかという問題が残るわけでございますが、これはグラウンドに通じる道でもありますし、その道を返したり何とかということになりますと、これはグラウンドへ行く道をまた新たに上の体育館からつけにゃいかんという格好にもなるわけでございますし、先ほど来出ておりますたちばな幼稚園のイベントごと、行事ごとに保護者の駐車場にもなっておるわけでございまして、現状。したがいまして、あの道というものについては、一定の今の段階でどういう計画になるかわかりませんけれども、必要性は残るというのもございます。
 したがって、何が言いたいのかといいますと、やはり感謝を申し上げ、今後の協議の中で地権者の方に売っていただくのか譲っていただくのかは別として、あの橋の完成とは別にこの問題の協議も、どういうふうにこれを今後生かすのか、あるいはお返しするのかというところの議論も、やはり今回の件の中で進めていく必要があるんではなかろうか。これにつきましては、一定、先ほど生涯学習課長のほうから御答弁をいただきましたように、予算は令和2年度に、設計費用だと思うんですが、その部分については当初予算に計上していくんだというお話をいただきました。そういうことも受けまして、年が明けましたら早速、先ほど申し上げましたるるの話の中で、協議を地元ともしていっていただけねばならないというふうに思いますので、そこらあたりも少しお話をいただけたらというふうに思います。
 そして、やはりこれが完成をしますと、一番よかったのは県との河川の取り合わせで、県との協議がスムーズにいった中で、このA案ということでございますから、以前土木事務所の所長も少し私面会したときに、今の所長ではないんですが、おっしゃってたのは、万が一有事の際といいますか、南海地震の際、あるいは大雨の際、あの2つの橋、そして旧消防屯所のところの山が崖崩れが起こって県道が通行どめになった場合には、当然奈路以北100世帯近くもあるわけでございますし、当然土佐山へ抜ける道でございますから、長期にわたる通行どめというのは基本的にはなかなか考えづらい、難しい問題が残ります。そうすると、裏側に道をつければ、大見川という集落の田園の裾野を通れば、灯明台のところ、いわゆる2つ目の橋を向こうへ渡ったところへ出れるということで、非常に県としてもありがたいというような、それができればという話も聞いておりました。ここらあたりも、非常にバイパスになり得るっていうことで、南国市は県にもこれからのいろんな交渉の過程で協議も、そういう部分も含めてできていくんではないかなあというふうに思っております。これが非常に大きな拍車になって、私どもも地元としては、今一番多いのが70代ぐらいの団塊の世代の方々が今たくさんおいでますので、さらなる地域の何とか活性化のことも、この橋を含めて考えていきたい。そしてそのことによって市への感謝にさせていただく、そんなことも日ごろ話し合いをしておるいうところでございます。そんな思いの中で、2問目はそういうことを少しお聞きをさせていただきたいというふうに思います。
 次に、先ほど矢継ぎにといいますか、前に、本当にこのことは、きょうは地元にとりまして記念すべき日になったと。まず、第一歩を踏み出せたと、ここからだっていうことになりましたので、本当にありがとうございます。
 次に、教育長の答弁、そして担当課長さんの御答弁をいただきました。いわゆる教育長に投げかけました行政のこのことに対する思い、行政側の思いというところにつきましては、本当に尾崎知事までがそういうふうに見てくださるような、幼稚園としてはハイレベルな教育体系が組まれて、しっかりとして保護者の満足度が高められてというお話をいただき、それには現場ともしっかりと手を取り合って、教育委員会として追随してやっていくんだという心構えといいますか、お考えをお聞きをしたところでございます。
 私が非常に心配しておるのは、先ほど少し以前、平成11年、12年ごろへさかのぼったお話が教育長さんからございましたが、実は私はこのたちばな幼稚園には本当に、学校関係評価委員をしておるからということじゃなくて、まず前身の瓶岩幼稚園の丸々1年、いわゆる昭和35年の丸々1年の1期生でございまして、卒園生でございました。そして、平成11年にJAで白木谷の支所長にいったときに、白木谷幼稚園の閉園式が実はございまして、何が運かえにしかわかりませんけども、そこで白木谷の閉園に立ち会って、そしてたちばな幼稚園ができて、自分は瓶岩の出身ですから、南国市の天然記念物でありますタチバナの木を苗木として植え、何度か枯れましたので、土がちょっと合わなくて、かんきつ類に、枯れたんだと思うんですが、それから虫が入ったりもございました。そういうことで、地元瓶岩には建てるけど、名前は白木谷のたちばなを使うたたちばな幼稚園、これはいわゆる合併統合をしたときの両地区の折り合い点であったわけでございまして、これが今日19年、来年20年になるようでございますが、そしてこのたちばな幼稚園になったときに祝賀会があって、支所長として御案内をいただいて、そこでも、ああこれから新しい幼稚園、1園になったんやけども、瓶岩の地にできるんや、宍崎の地にできるんやっていう思いで見詰めたわけでございますが。その後はたまたま地元の議員にも1期目になりまして、またさらにかかわるようにもなり、そして落選後におきました4年間も評価委員もさせていただきながら、地域の方々とともに川遊びや、あるいは夕涼み会へのお手伝いや、あるいは暮れの餅つきやら、いろんな子供たちへの体験をさすっていうところの場面に地域としてかかわりを持ってまいりました。
 そういうことで、思い入れが実はあるということを言いたいんですが、その中でなかなか一口に、今担当課長さんも言われましたけれども、一口には無償化が原因ということでは私もそれはないようには思うんですが、多少ありますよ、多分。多分あるんですが、それを言ってしまえばなかなかそれが次に動くことにもなりにくいんですが、やはり昨日の質問の中に無償化になって保育所の人がどんだけふえゆうで、ふえたでえというところでは、極端にふえたとこはないですよと。大篠圏といいますか、この広い地域のところの園でもそれほど極端にふえたことはないんだというお話がございましたけども。ただ少し見落としてはならないのは、私は小さな保育所に2人、3人ずつなら余り目立たないと思うんです。しかしながら、どっかで見過ごして、それが例えば5園、7園、8園に、全域から来てくれておるんですから、確実にどっかへ行くか、子供が減りゆうかなんですが、子供が減りゆうだけを理由にしてしまうと、もうそれを考える必要がないんですが、この子供が減りゆうは小学校へそのままいきますので、全体的に連携してどういうふうに考えていくかというところへ行かなくてはならないいうふうに、これはそう思うわけです。
 私がここで少しお聞きといいますか、御紹介したいのは、実は園長先生にお伺いを、昨日帰りに寄って直近の話も伺いをしました。そこで、実はこの間11月26日に評価委員会がございまして、評価委員会というのは小学校の校長先生、それから地元北陵中学校の校長先生、それからPTAの正副会長さん、そして私というふうなメンバーで構成されとるわけですけれども、その中でこの話が出てまいりまして、元教育委員さんもおいでますし、教育委員長さんでした先生もおいでます。そういうプロの方もおる中で、やはり一番やらにゃあいかんねえと言ったのは、やはり言われるとおり、まずもってこの魅力ある、保護者の方には理解されておるけども、これから来ようとする人に理解されてない部分をどういうふうに発信をしていくんだということだったんです。そうすると、保護者の会長さんのほうから早速に、暫時アンケート調査をまず来てくれてる保護者の方にしたいんだと、してみますと。これは、皆さんに迷惑かけず私たちでやりますと、こういうお話でございまして、少し園のほうからもアドバイスをして、保護者が主体でやったというふうにお聞きをしておりますが、これはいわゆる保護者の思いをどういうふうに園が受けとめるかという材料としては、極めていい生の声だろうと思うんです。
 そこで、実はお聞きをすると、こういう数字が出てきましたが、やはり保育を、それから幼稚園を選択する場合に受け付けをするときに、私も素人ですからあれですが、1号申請、2号申請というのがあるわけでして、その中で当然2号申請の方は2人が働くという前提があっていくということで、家庭に余裕があって奥様でおられる方が1号申請の方が多いようにお聞きをしとるわけですが、そういう中で大半の方、いわゆる70%余りの方がこういう無償化になって、こうやって比べられたら、やっぱり9時からお昼まで、お昼から3時まで、3時には幼稚園に連れに来にゃいかんわけでございますんで、そこの部分で6時間働けるんですと、働きたいという方がおいでると。実は、私も孫が去年からお世話になっておりまして、嫁が当然そういう時間をうまく使って働きをしておるわけでございますが、その70%の方は夏休みを何とかしてほしいと。これは、これからのいろいろな調査をした上での手段の一つであると思います。これも一つの手段。夏休み、それには来年の7月にやらないと大変なことになるという、これは今来てくれてる保護者の危機感から出たもんじゃないかなあというふうに私は思うわけです。夏休みを何とか、まず何とかというのは晩方までみてくださいじゃなくて、9時からお昼、お昼から3時ということのようでございますけれども。ちょっと変に首をかしげたいのは、平日のじゃあ3時以降はどうかなというのは余りその方の意見はないという結果が出ております。というのは、やはり1号申請が基本にあるということはわかった上で、たちばな幼稚園の魅力を感じてきてくれておるんだと。
 先ほども課長さんからお話がございましたように、減った中で、わずかに減ったのはたちばなであって、ほかは極端に減ってるんだけどもという、これが、いわゆるたちばな幼稚園のブランドであると言っても過言ではないと思うんですが。だからこれから私が思うのに、夏休みというものに対して、予算も要るでしょう、いろんなことがあります。ただ、前提にはこれからこのまま放っといたらじり貧になるということは、なぜかと言ったら、お兄ちゃんお姉ちゃんが来てくれてる間はもう一年か2年かですよね。これはいいんだけども、次の新規がないからおらんなりますよということが、すごく心配をするわけです。新しい人が来てくれない限りは。だから、そこをこれからどうしていくかっていうことの手段としては、1つには、これが全部とは言いませんけれども、7割の方がそういう要望、ニーズがあるということになれば、やはりこれは検討していくべきと私は判断します。このことについては、少し2問目でお聞きをしたいなあというふうに考えます。
 そして、これもう一つの方法としては、やはり現場も汗をかかにゃあいかんと思います。しっかりとやっていくっていう中で、ホームページを立ち上げて、当然やはりアピールをしていくということも、これは当然大事になってくると思います。この辺についても、やはり園単独で園長を中心としただけではなかなか忙しい合間を縫って、これは教育委員会も忙しいですから、これはそういうことを言う意味の忙しいんじゃないですから。やはり、専門的な見地からも行政としてしっかりとタッグを組んで、そういう方向へ向いていく。ホームページも立ち上げて、そして現場がすべきことは日々の環境のいい、いわゆる実践型でやってることの文書じゃなくて写真でどんどんホームページで見せていって、一番わかりやすいようにコメントを入れていく。そういうようなホームページを立ち上げて、とにかく民間さんと取り合いっこじゃとかいうことはわかりませんので、私申し上げませんけれども、取り合いっこじゃなくて、もう全体的に子供減りゆうんですけども、やはりそういうアピールをしないと。年度末が来たら確実に何人かは転勤でこちらに来られたら必ず幼稚園を探されるようです。だから、その人のためにもしっかりとそこへシフトをしながら、今までと同じ、今まで手をこまねいてたということではないんですが、やはりそこへも目を向けながらしっかりとやっていく。これが本当の行政側の、僕は今言ったことを全部足し合わせた思いじゃないかなっていうのもあるんですけども。そこを減少をさせていかない、子供さんの数を減らさない。端的に言いますと来年11人です、今のところほぼ。これは転勤族がおって1人ばあふえるかどうかはわかりませんが、再来年同じように9人ばあになったとします。今の下の端の3歳児が21ですから、両方合わせて20前後ですから40人になります。今だと87、早速再来年には40人になるという算用が立つわけです。こうすると、そのあたりからは教職員の数も当然減されるでしょうし、教育の仕方も変わっていかざるを得んなるということになりますと、今までの水準の教育が保てるのかっていう問題もそこへ出てくると。
 だから、私は言いたいのは、要するに専門家でもございませんし、決して教育者の端くれでもないわけですが、やはり地元としてこれまで両幼稚園を統合し、戦後わずかな、あるいは市制合併の、南国市の合併の当初から、34年から双方開園をした幼稚園が1つになって今日まで、恐らく五、六百人の卒園生が出てきてくれておると思うんですけども、その子供たちが父親になり母親に間もなくなってる方もおいでるでしょうし、そういうことを考えたときに、未来永劫とは、これだけ少子化が進んでますから、言いませんけれども、ましてや今の段階では将来的にというか、もう三、四年のうちにないなってもしやあるかというような感覚だけは今私は持ってほしくないし、持つべきでもなかろうと。あれだけの施設をあそこにしてくれて、マックス107人ぐらいおったと思うんですけど、七、八年前に。100人体制は大分長い間あったと思います。今までお断りをせないかん時代は来たが、減って困ったのは初めてやと、こういう今実情でございますから。そういうことも含めまして、もう一度思いを、これは学校教育課長、次長さんとでいいのか、教育長さんとになるか、課長さんとっていうのはわかりませんけれども、少しそこの部分を、私が今質問したところに答弁をいただけたらなあというふうに思っております。要は、あの幼稚園がないなることは、地元に教育施設がなくなるということです。
 実は、私のそれはもう最大の被害者でありますけれども、小学校2年生のときに瓶岩小学校がなくなって、116人おりながら久礼田小学校へ統合になった。このことは後には、中学校でどうせ一緒になるんで、早くから友達ができてよかった、大勢のところでやれてよかったとかいろいろ思うわけですが、そしてけんかは絶えなかったんですよ。中学校は、中学1年1学期まで久礼田中学校へ行きました。2学期から北陵中学校。またこれがけんかのもついです。だから、非常に、後にはすぐ仲よくなったんですけども、そういう波風の高い時代に私も来たということの思いからは、やはり学校、教育施設というのは、極めて地域にとって大事だと。ましてや、白木谷で支所長をさせてもらったときには、奈路小学校も担当区域でございましたから、入学式、卒業式、プール開き、全て、あるいは千歳小学校との交流、白木谷では沖縄の壺屋小学校との交流、全ての行事に村長のごとく出させていただきました。
 そんな思いから、やはり地域と学校がかかわり合うというのはこれは本当に自然体なんです。自然なことなんです。これがなくなるということは、もうこの瓶岩地区がどんだけ疲弊してきたかっていう、本当に大きなことがこの50年の間に起こったんだということの中で、体験者としてお願いもしたいという、ちょっと熱く、熱っぽくなりましたけれども、そういう思いで地元としては決してなくなっていいというものではないと。本当に今避難訓練なんかも地元で一緒にやってますし、自主防災会と一緒にやってますし、きっと多分一番幼稚園で逃げるということの大事さとか、どうやって逃げるんだとかいうことは多分一番訓練されてるんじゃないかなというぐらい、そういうふうに早くからやってますし。一円から来ていただいておりますので、その日のうちに帰れんということもあって、私も前園長さんにもお願いをして、備蓄食料品も2日分は持っちょらないかんやないかえとかいう、いろんな提言もさせていただきました。そんな思いの中で、先ほどの質問につきましてはよろしくお願い申し上げたいと思います。
 それと次に、農業用水路の話でございますが、これは非常に悩ましい話で、慣例としてやってきたことが余りにも長い経緯もございます。そして、それで何とかずっとやれてきたというのはあると思います。しかしながら、私が思いますのは、先日の7月の、先ほど言いました高知新聞なんかですけれども、高知新聞に7月19日に出たんですが。要は、私が言いたいのは、もう過去のこととかそのスタンスとかいうのも確かにあると思います。どういうスタンスで地元の組織というのはあるべきかというのは、当然土地改良区には土地改良法もありますし、過去をさかのぼれば、片っぽは水防組合から始まって、歴史のひもを解けば非常にややこしい、勉強しないとわからんようなことばっかりでございますが。昭和24年ぐらいに改定されたことが今まで今日生きてきて、明治時代から始まっちゅうようでございますんで、これを言い出すと私も口がとまってよう言わんなりますんで、あえて言いませんが。
 要は、今の時代に地域の同意というのは、土木委員さんとか今言われる任意団体でもあります、それからきちっとした法人でも、土地改良区なんかはそうでございますが、それぞれにのっとってきちっとやってくれておるという認識が行政のほうにあるということから、そういう先ほどの建設課長の答弁になったというふうに思うんですが。なかなか聞きよりますと地域ではそれぞれさまざまな受けとめ方、いわゆる同意の仕方、最近では個人の、今言うような混住社会での一般世帯の住宅が来るということだけではなくて、非常に企業が同意を求めてくるケースっていうのもふえてきておるわけでございますし。だから所有は国から受けた今南国市、この南国市が本来、いわゆる息がかかって管理をすべきものが、そういう流れの中で今日までは仕方がなかったと思いますし、またそれも当然のことだというふうに思いますし、地域のことは地域の方が一番知れてることもありますし。ただ、農業用水路でございますが、そういう煩雑な業務がふえてきたっていう部分の中では、いわゆる非農家の方の土木委員さんもできてきておるというようなこともございましょう。その方がいかんとかいくとかじゃなくて、やはりこういった新聞に出るような訴訟があったということに鑑みては、やはり行政としてはそこへどういうふうに向き合って早く体制整備をするかというのは、これはやっぱり喫緊の課題じゃなというふうに私は思うわけでございます。
 そこで、高知市の条例の中での設置規則が、先ほどちょっと有沢議員がやられたということもあるわけでございますけれども、土木委員の選任ということだけではなくて、やはり目的から設置の、いわゆること、委嘱、欠格事項、いろいろなことが書かれちゅうと思います。けど、これが全ていいということではないかもしれませんが、やはり委嘱する方が、高知市はJAの組合長のところにいっておるように、これで見たらなっております。だから、定数でしっかりくくっておりますし、職務というものも明確にきっちりと出されております。そういうことで、報酬までしっかりと定められておるということでございますから、位置づけは当然非常勤の準公務員ということに当然なるわけでございますが。そういうようなことで、それが私はベストかどうかというのは、専門家ではないのでわかりませんけれども、要するにこの新聞のとおりであります。やはり、費用分担も今は適切にやられゆうところ、やることが困難になりつつあるところ、いろいろあるやに伺いますけれども。やはり裁判長が言わんとする用水路を管理する行政と実際に管理をするところとが、法的関係が明確になっていかんと、今の時代におかしいんじゃないですかということだろうと思うし。当然維持管理の話も先ほど出ました。建設課長からは中山間15%、平場は25%というようなお話もいただきました。私はそこまでの質問をしたつもりも、もちろんないわけですけれども。要はここのところ、先ほど言った、法的な部分での何かが起こったときにものが言えますかというところを、今後どういうふうに捉まえて考えていくのか。今日すぐできるということでは、なかなかなりにくいと思うんですが、そういうふうに行政がそれぞれ関係する課長の横の連携も含めやっていく、その時期に来たんじゃないですかということを含めて、少しこの件は市長さんにもお伺いを、2問目させていただきたいというふうに思って、これで2問目終わらせていただきます。
○議長(土居恒夫) 答弁を求めます。市長。
○市長(平山耕三) 今の西本議員さんの最後の水路の管理ということでございますが、これは有沢議員さんの前の質問にもお答えしたとおりでございます。
 今、確かにおっしゃるとおり、そういう法的な場で争うということが起こってきているということでございまして、これからのスタンスとしましては、そういったことも考えて行政を行っていく必要があるということであろうと思います。ですので、そういった今後どうあるべきかということを調査研究するということを建設課にも指示してるところでございますので、その上で、また進めてまいりたいと思うところでございます。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 危機管理課長。
○危機管理課長(山田恭輔) 瓶岩公民館・体育館における避難所の開設についての御質問にお答えをいたします。
 議員さんの御質問にもありましたように、現在瓶岩地区の避難は久礼田体育館にお願いをしているところでございますが、今後架橋され、川の水位の状況など災害時の避難所の安全の確認ができましたら、瓶岩公民館・体育館に避難所を開設したいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 瓶岩体育館への架橋の2問目についてお答えをいたします。
 架橋をすれば右岸のほうには民有地があるわけです。企業の方ですが、そことの協議は詰めていく必要がございます。それには、地元の関係者の方も交えて協議を進めていきたいと考えております。橋の詳細設計につきましては、予算化して議決も得なければいけないんですが、財源として辺地債を見込んでおりますことから、辺地計画も変更し、その承認もいただかなければならないということでございます。橋の詳細設計についてでございますが、半年ぐらいはかかるんではないかということで見込んでおります。施工自体は、設計が出てみんとわからんところですが、これも1年以上はかかるだろうということで、現在のところ推測をしておりますので、そうしますと最短でいきましてもまだなお相当の期間お待たせすることになるのではないかと考えております。
 次に、今のお使いの進入路をどうされるかということでございます。
 私が平成6年に社会教育課へ行きましたとき、ちょうど今の体育館の建設話が進んでおりました。あちらを進入路にするということで無償の貸借契約を結ばせていただいて、そのまま今日に至っております。ことしですが、お一方の地権者から寄贈をいただいておりますので、橋の渡ってすぐ右へ入って、幾ばくかのところまでは既に市のものとなっておるところでございます。先ほど言いましたように、たちばな幼稚園の行事の際、下のグラウンドをお使いになっておるということ、それと楠木橋を渡って真っすぐ進むと、その奥に何軒かおうちもありますし、橋を渡ってすぐ左手にも何軒かおうちがあるところでございます。新しい橋ができたからといって今の進入路を閉ざしますと、そちらの方は遠回りをして新しい橋のほうへお回りいただくということになりますので、今の進入路をなくしてしまうということは考えておりません。先ほど申し上げましたように、途中まで市のものとなっておりますので、この際ということは、地元の方からも先日御要望いただいております。ただ、分筆、測量とかいろいろ手続がございますので、その辺については協議しながら進めてまいりたいと思っております。公民館活動もそうですし、地域活性化のための自治活動団体も北山街道の保存に尽くされております。それと、今やまりましたけど、体育会のほうも長年瓶岩マラソン開催さしてこられて、私も出ておって、議員さんがちょうど4キロの折り返し地点に立っておったかと思うんですが、そういったいろいろな活動がまだ元気な部分も残ってございますので、それがなくならないうちに、これを機会としてもう一回盛り上がっていただきたいと考えております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 教育長。
○教育長(竹内信人) 西本議員さんからは、たちばな幼稚園への熱い思いとエールを送っていただきまして、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。
 先ほども申しましたように、たちばな幼稚園の教育内容について、情報発信を積極的にする、またその方法も考えるということも1つですし、さらなる教育の目玉を模索するということも必要になってこようと思います。親のニーズ、それから市民のニーズも考えながら、保育と教育の区別しなければならないことと融合できるところとを、私ども事務局としても模索してまいりたいというふうに思っております。あと、担当の課長のほうから申し上げます。
○議長(土居恒夫) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(溝渕浩芳) たちばな幼稚園の始業及び終業の時刻は、現在の管理規則では、平日は午前9時から午後1時までとなっておりますが、白木谷幼稚園と瓶岩幼稚園の統合時に保護者の方から要望があったからだとは思いますけれども、月火木金は午前8時から午後3時まで、水曜日は午前8時から1時までと延長しております。また、春夏冬休みの期間は、小学校に準じた運用となっております。民間の幼稚園では、授業料とは別に預かり保育料をいただいて教育時間を超えて子供さんをお預かりしていることもございます。先ほど西本議員さんのほうから、長期休暇中の預かり保育につきまして多くの保護者の方が望んでおられるということをお伝えいただきましたので、先ほど教育長のほうからもございましたけれども、教育施設のほうで預かり保育をするということにつきましては課題もあろうかと思いますので、整理をしながら進めていきたいと思っております。
○議長(土居恒夫) 西本議員。
○6番(西本良平) 大変こちらの思いが全部伝わってない中での御答弁の部分もございましたので、言いづらいところもあったかと思いますが、本当に前向きといいますか真摯な答えもいただいたかなというふうに思いますが。まず先ほど市長がお答えいただきました水路の関係でございますけれども、やはり建設課のほうにはそういうことも含めて前向きに検討せよという話をしてあるということでございますが、これも何人かの議員が質問もしてきたことでもございますし、また市民の方からもそういう御心配の要望も多分きっとあるんじゃなかろうかっていうふうなことからも、早急に前向きな検討も、法的対応ができるようなことを今からしていくべきというふうに思いますので、この問題につきましてはここで終わらせていただきます。
 次に、体育館のことでございますが、非常に前向きにきょうはずっとお話を聞かせていただいて、私ももっと早い時間に終わるんかなあと思ってますが、ついつい熱弁になってまいりまして。今課長さんのほうからは設計に半年、それからその後にまだ半年、1年ということで、どうもお聞きすると、このままいっても最短が令和3年度中、いわゆる4年3月までというふうに受けとめてよろしいのかというのは、これちょっと3問目で最後。これは設計図面のでき様もありましょうし、予算のこともございますから一概にいきませんが、最短でいけばということで結構でございますので、そこのあたりをお願いを申し上げたいと思います。
 また、先ほどは生涯学習課長さんのほうからは瓶岩マラソンの話も出していただきまして、旧瓶岩公民館をスタートにした瓶岩マラソンも第50回をもって終了をさしていただき、これは地域の疲弊に伴う高齢化で若い者がおらなかったということで、たまたま現在も体育会は私が会長をしておりまして、何とかもう少しスポーツを通じて活性化も図っていかなければならないなあという激励もいただいたところでございますが。幸いなことに市立体育館でございますから、現状非常に楠木橋が狭いと言いながらも年間1,000組を超えるぐらいの体育館の利用というのも現在ありますが、この方たちへの利便も、橋ができますと非常に高まってくる。したがって、あの狭い道を行かないかんと、特に夜は危のうございますし、タイヤを切ってパンクしたいう人もおりますし、いろんなことを聞きますけれども、橋の完成については非常に喜ばしいことで、市全体的にも、これは地元だけにのみならず喜んでいただけるんじゃないかということで、特に特にこの問題については感謝をしてございます。
 なお、建設課長にちょっと1つだけ、3問目お願いしときますが、一応このAルートでの計画案の中での幅員について、橋の。これをちょっとお聞きしておきたいなあというふうに思ってます。なお、今後それらも含めて地元もできるだけの努力をしながら、行政に寄り添いながらということを、建設委員会の委員長のほうからも私のほうへ話もきておりまして、しっかりと地元との交渉も含めて協力していく所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。
 そして、教育長のほうからさらなる目玉をということでございますけれども、それは本当に前向きに捉えて、子供減りゆうき、将来的にはもう仕方ないでよと言われるとがっくりくるわけですけれども、そうじゃなくてもっともっと魅力ある幼稚園にしていこうやということでございますから、地元も今まで以上に協力するところはし、しっかりと我が地元の園であるという認識を深めていきまして、さらなる協力体制をしいていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上、3問目を残してお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(土居恒夫) 答弁求めます。生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 2問目でロードマップという御質問がございまして、答弁が十分ではございませんでした。2年度に詳細設計を予算化したいと最初にお答えしたところでございます。予算のこともありますし、辺地計画の承認変更のこともございます。詳細設計のほうは半年ぐらいはかかろうかということです。それができてきますと工期がわかるわけでございます。少なくとも1年といいましたが、設計が出てみんことには工期の幅がわからないわけでございます。最短で3年と言いましたが、あるいは4年度にかかるということもあり得るのではないかと、今の時点では考えております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 橋の幅員につきましては、5メートルでの計画でございます。
      (「ありがとうございました」と呼ぶ者あり)