トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  平成19年 第328回市議会定例会(開催日:2007/12/07) »

委員長報告・討論・採決


○議長(西山八郎君) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第18号まで
○議長(西山八郎君) この際、議案第1号から議案第18号まで、以上18件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長竹内克憲君。
〔9番 竹内克憲君登壇〕
○9番(竹内克憲君) おはようございます。
 総務常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第5号、議案第9号、議案第18号、以上4件であります。
 執行部から、関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号平成18年度南国市一般会計歳入歳出決算、議案第5号平成18年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の2件につきましては、なお引き続き慎重審査の必要性を認め、継続審査に付すべきものと決しました。
 次に、議案第9号平成19年度南国市一般会計補正予算につきましては、当委員会に付託されました第1条歳入歳出予算の補正中、歳入の部、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第12款公債費、第2条地方債の補正であります。
 歳入歳出補正予算の規模は、総額2億3,632万4,000円の増額計上であります。
 主な歳出は、総務費関係では、退職手当2億5,417万2,000円及び臨時職員増加に伴う人事一般管理費985万5,000円を増額計上、また、消防費関係では、高規格救急車購入の入札減により554万7,000円を減額計上、公債費関係ではスポーツセンターの備品更新に係る繰上償還が発生したことにより生じた不足額として公債費元金302万4,000円を増額計上し、起債に係る利子の確定に伴う公債費利子390万5,000円を減額計上しているものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第18号南国市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、主な改正の内容は、育児休業をした職員が職務に復帰した場合の号給の調整について、育児休業期間の換算率を2分の1から100分の100以下の換算率に改正して、調整を行うものであり、また、部分休業の対象となる子を3歳に満たない子から小学校就学の始期に達するまでの子に改めるものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(西山八郎君) 産業建設常任委員長今西忠良君。
〔21番 今西忠良君登壇〕
○21番(今西忠良君) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託をされました案件は、議案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第9号、議案第10号、議案第12号、議案第13号、議案第16号、以上8件であります。
 去る17日に委員会を開催をし、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。
 以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第2号平成18年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算、議案第4号平成18年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算及び議案第6号平成18年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましては、いずれも特別会計の決算議案であります。なお引き続き慎重審査の必要性を認め、継続審査に付すべきものと決しました。
 次に、議案第9号平成19年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費につきまして、主なものは、農林水産業費では入札減に伴う高知南国道路周辺対策農道水路整備事業費1,230万円を減額計上、土木費では入札減に伴う高知南国道路周辺対策市道改良事業費3,500万円を減額計上しております。款項逐一慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、入札において低過ぎる落札金額は企業に負担を強いるため、地元企業の育成の観点から、入札制度及び契約等審議会で最低落札金額の見直しをすべきではないかとの意見があったことを申し添えます。
 次に、議案第10号平成19年度南国市下水道事業特別会計補正予算につきまして、補正予算の規模は、695万8,000円の減額計上であります。歳出では、異動等に伴う下水道職員及び十市浄化センター職員人件費648万5,000円、消費税の確定に伴う下水道一般管理費65万5,000円並びに流域関連公共下水道維持管理費6万2,000円を減額計上し、十市浄化センター維持管理費24万4,000円を増額計上しております。
 歳入では、公共下水道事業債990万を減額計上し、現年度負担金及び分担金278万5,000円並びに一般会計繰入金15万7,000円を増額計上しております。
 慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第12号平成19年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算につきまして、補正予算の規模は、713万8,000円の増額計上であります。繰上償還に伴う公債費の増額計上であり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第13号平成19年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算については93万7,000円の増額計上であります。処理場、設備修繕料等による処理場維持管理費130万6,000円及び給与改定に伴う農業集落排水職員人件費9万5,000円を増額計上、消費税確定等に伴う農業集落排水一般管理費46万4,000円の減額計上であります。
 慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号平成19年度南国市水道事業会計補正予算につきまして、まず水道事業会計補正予算書の6ページの資金計画の資料に誤りがあり、上下水道局長からの資料の差しかえの申し出がありましたので、当委員会ではそれを了承いたしました。皆さんのお手元に配付をしております。
 今回の補正予算は、収益的収入及び支出において、上水道、簡易水道の事業収益、事業費用の減額であります。また、資本的収入及び支出につきましてもそれぞれ増減をするものであり、慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(西山八郎君) 教育民生常任委員長福田佐和子さん。
〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第11号、議案第14号、議案第15号、議案第17号の以上8件であります。
 去る17日に関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第3号平成18年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算、議案第7号平成18年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第8号平成18年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算の3件につきましては、いずれも特別会計の決算議案であります。なお引き続き審査の必要性を認め、継続審査に付すべきものと決しました。
 次に、議案第9号平成19年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費につきまして、主なものは、民生費関係では、障害者自立支援事業費3,970万円、0歳児から2歳児及び障害児の増加に伴う民営保育所費2,957万4,000円並びに公立保育所費2,613万4,000円を増額計上し、衛生費関係では、香南清掃組合負担金の確定に伴う塵芥処理関係事業費2,423万9,000円を減額計上し、教育費関係では、要保護及び準要保護児童・生徒就学援助費の増加に伴う小学校・中学校教育振興費259万円を増額計上したものであり、慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第11号平成19年度南国市老人保健特別会計補正予算につきましては、歳入歳出補正予算の規模は、1万7,000円の増額計上であり、慎重審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第14号平成19年度南国市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の規模は、2億6,116万8,000円の増額計上であります。主な歳出は、医療費の増大に伴う保険給付費2億1,978万5,000円、過年度療養給付費の精算に伴う諸支出金4,745万5,000円、老人保健拠出金126万1,000円を増額計上し、人件費の減に伴う総務管理費694万1,000円及び介護納付金62万4,000円を減額計上をしております。
 主な歳入は、療養給付費交付金1億2,654万2,000円、県支出金9,185万5,000円、基金からの繰入金1億1,298万1,000円を増額計上し、国庫支出金6,087万円、一般会計繰入金949万3,000円を減額計上しております。慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第15号平成19年度南国市介護保険特別会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の規模は、7,477万5,000円の減額計上であり、慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第17号南国市国民健康保険税条例の一部を改正する条例では、健康保険法等の一部を改正する法律、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令が、それぞれ一部を除き平成20年4月1日から施行されることに伴い、本条例の一部を改正するものであり、改正の主な内容は、国民健康保険税を65歳から74歳までの世帯について、介護保険料と同様に年金からの特別徴収することや、納期を8期から9期に変更することであり、慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、法改正によるものとはいえ、少ない年金からの特別徴収について一部に反対の意見があったことを申し添えます。
 以上で教育民生常任委員会の報告を終わります。
○議長(西山八郎君) これにて委員長の報告は終わりました。
 これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。18番土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 議案第17号南国市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対しまして反対討論を行います。
 この条例改正案は、納期を8期から9期にふやすことと、65歳から74歳の方の国保税を年金から徴収することであります。納期をふやすことにつきましては、非常に高い負担感となってきました国保税を少しでも和らげるものであり、この点については賛成をするものであります。年金から先取りする特別徴収について反対するものであります。
 これは、世帯構成員が65歳以上74歳の世帯で国保の場合、年金から国保税をあらかじめ徴収するものであります。65歳で40年国民年金をかけた方で、満額国民年金を支給されている額は、年額にしまして79万2,100円、月額で6万6,000円であります。一方、生活保護基準は、単身者で6万5,230円であります。月額6万6,000円から介護保険料、国民健康保険税を引きますと、明らかに保護基準以下になるわけでございます。借家の方は家賃を払いますので、衣食の部分で大幅に保護基準を下回る結果になっています。二人世帯でも、年金額は満額で13万2,000円、これも借家住まいですと二人世帯の生活保護基準9万3,210円ですから、保護基準以下になる可能性が大きくなってきます。国民年金の受給資格は25年ですから、25年しかかけていない方は、年金額が62.5%に下がります。月額4万1,250円になります。こうした世帯も相当数あると思われます。このようなぎりぎりの生活をせざるを得ない方にとって、これは非常に厳しい制度になっております。そもそも年金は本人に支給するのが当たり前ではないかと思います。このように弱い立場の方にも容赦なく強者の理屈を当てはめることには同意できません。
 後期高齢者医療制度における保険料の年金徴収や医療差別を持ち込む包括払い制の導入は、かつてナチスドイツの思想体系でありましたドイツ人の人種的優秀性をもとにユダヤ人を抹殺しようとした、そうした思想体系と共通したものが底流にあると感じます。障害者自立支援法にしましても、自立と名をつけて排除してしまう、障害者は社会のお荷物といっているに等しいわけであります。年寄りを枯れ木にたとえた政治家がおいでましたが、まさに今法律の名において合法的にそのことが行われようとしていると言わざるを得ません。おぼれる者に石つぶてを投げる光景が目に浮かぶのであります。
 以上、申し上げまして、反対討論といたします。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(西山八郎君) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号から議案第8号まで、以上8件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも継続審査の申し出であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第8号まで、以上8件は継続審査に付することに決しました。
 次に、議案第9号から議案第16号まで及び議案第18号、以上9件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号から議案第16号まで及び議案第18号、以上9件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第17号を採決いたします。
 委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(西山八郎君) 起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      承認要求書
○議長(西山八郎君) 日程第19、承認要求書を議題といたします。
 各常任委員長、議会運営委員長から委員会所管事項の調査に関する承認要求書が提出されております。
          ―――――――――――*―――――――――――
               承  認  要  求  書
  総務常任委員会、産業建設常任委員会、教育民生常任委員会、議会運営委員会は、議会閉
 会中下記事件を調査いたしたいので承認されるよう南国市議会会議規則第98条の規定により
 要求します。
                     記
  1. 事  項  本委員会の所管に属する事項
  1. 目  的  所管事項の把握
  1. 方  法  委員会開催・調査のための視察等
  1. 期  間  調査終了まで
○議長(西山八郎君) お諮りいたします。各常任委員長、議会運営委員長から提出されました承認要求書を承認することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 御異議なしと認めます。よって、承認することに決しました。