質問者：野村新作

答弁者：関係課長


○議長（岡崎純男）　15番野村新作議員。
　　　　　　〔15番　野村新作議員発言席〕
○１５番（野村新作）　公職選挙法事前運動につきましてお伺いをいたします。南国市の市会議員の選挙ももう目の前に迫っております。どうか後ろ指を指されることのないような運動をしたいものでございます。
　それでは、事前運動につきましてお伺いをいたします。
　候補者も政策の普及宣伝のほか、選挙運動のための演説をすることができる。ただし特定の候補者の氏名または氏名類推事項を表示した文書、図画、例えば、選挙運動用たすきは使用ができないとあります。４年前の選挙を思い出しますと、告示前に、たすきをして街頭に立ち、通行者に手を振る行為、たすきをしてつじ演説を行い、町中を通行した、中央からの街宣車が個別名を言いながら通行した、運動会で個別名を言ったというようなことがありました。選挙管理委員会としてはどのような判断をするのか、事前運動、選挙運動ともに誰にも後ろ指を指されることのないような運動をすべきであると思いますが、答弁をお願いをいたします。
○議長（岡崎純男）　選挙管理委員会事務局長。
　　　　　　〔高橋元和選挙管理委員会事務局長登壇〕
○選挙管理委員会事務局長（高橋元和）　野村新作議員の公職選挙法事前運動についてお答えいたします。
　事前運動とは、立候補届け出前に選挙運動を行うことでありまして、選挙運動とは、特定の選挙について、特定の候補者を当選させる目的を持って、投票を得または得させるために直接または間接に必要かつ有利な行為をいうとあります。議員御指摘のように、選挙告示前の時期、つまり立候補受け付け前に行われるこれらの選挙運動は、全て事前運動でありますので、公職選挙法違反でございます。しかしながら、政治団体の行う政治活動や後援団体の行う後援会活動は認められておりますので、これらの活動と区別をする必要がございます。これら団体の活動でも、特定の候補者の票を得ようとする行為があれば、それは選挙運動となりますので、候補者名の入ったたすきがけや候補者名の連呼行為などが行われた場合は公職選挙法違反となりますので、高知県選挙管理委員会や高知県警察本部の選挙運動取締本部と連携しながら、それぞれの事案ごとに対処をしていきたいと考えております。以上でございます。
○議長（岡崎純男）　野村議員。
○１５番（野村新作）　４年前の件でございますが、これらの件は写真に写して一応警察のほうに届けてありますけど、警察のほうからは何も言ってきません。誰しも真っ白い運動をすべきであると私たちは考えておりますので、選管のほうも、何か情報があったら速急な対応をお願いしたいと思います。これで質問を終わります。ありがとうございました。