トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  令和元年 第409回市議会定例会(開催日:2019/09/06) »

一般質問3日目(西岡照夫)

質問者:西岡照夫

答弁者:市長、関係課長


○議長(岡崎純男) 20番西岡照夫議員。
      〔20番 西岡照夫議員発言席〕
○20番(西岡照夫) おはようございます。
 まず初めに、私ごとで大変恐縮ですが、今回の一般質問は、私、議員として最後となります。昭和62年10月に初当選以来、幸いにも8期32年間、先輩、同僚議員や歴代市長、執行部、職員の皆様の御指導、御協力のもと頑張ることができたことに感謝申し上げますとともに、御支援をいただいた有権者の皆さんにお礼を申し上げ、今期で議員を引退させていただきます。
 それでは、通告に従い順次質問をいたします。御答弁をよろしくお願いをいたします。
 1つ、市道稲吉篠原線については、2つ目の質問とも関連しますが、この路線の進捗状況についてをお伺いいたします。
 最近、この予定路線の関係地権者、篠原地区やその他の方から、市のほうから何も説明、相談もないが、計画は予定どおり行われるのか心配しているとのことです。お聞かせください。
 2つ目です。(仮称)中央地域交流センターについては、高木議員、福田議員からも質問があり、既に答弁もなされていますが、再度質問をさせていただきます。
 大篠地区公民館においてワークショップが3回開催され、3回目に提示をされた内容について、参加された大篠地区関係者、各団体の方々もおおむね了との声が聞かれました。また、大篠地区長・部落長会で平山市長に(仮称)中央地域交流センターについて講演をいただき、大篠地区公民館の機能も十分に考慮している旨説明をいただき安心いたしましたが、文化ホールを含む附帯設備等、当初10億円ぐらいとの話でしたが、今回20億円との数字が示されました。このことについて再度お伺いをいたします。
 また、市政報告では、7月31日に近隣住民説明会を開催いたしました、引き続きパブリックコメントの実施、高知県主催の公聴会の開催を順次行ってまいりますとありますが、このことについてお尋ねをいたします。
 近隣説明会では、基本的には反対の声はありませんでしたが、工事車両の進入経路について通学路との兼ね合いが心配されるとの意見が出ました。関連道路の整備はどのようになるのかお聞かせください。あわせて、駐車場対策はどうされるのかもお尋ねいたします。
 3つ目、新図書館基本構想についてであります。
 市政報告に、図書館につきましてはこれまで図書館協議会などで新図書館基本構想等についての議論を重ねてまいりました、今議会には補正予算として基本設計費、用地測量費などの委託費を計上しておりますとあり、都市再生整備事業費5,851万2,000円が提案をされています。これまで、用地は都市計画道路高知南国線沿いと聞いていましたが、先日いただいた資料には都市計画道路南国駅前線に沿った駅前町になっていますが、昨年、南国市都市計画マスタープラン地域別ワークショップ参加者募集があり、市内4地域で11月に各2回開催をされ、私も中央地域(長岡、後免町、野田、大篠)に参加をさせていただき、新図書館はぜひJR後免駅周辺にと要望した経緯もあり、御理解をいただけたものと感謝をいたしております。今後、規模や建物、施設の内容についてどのように検討されるのか、お伺いをいたします。
 4つ目、(仮称)ものづくりサポートセンターについて、昨年6月議会で質問いたしましたが、建築業者も決定しましたので、以前にいただいた資料を参考に再度お伺いをいたします。
 (仮称)ものづくりサポートセンターの概要。1、(仮称)ものづくりサポートセンター整備計画の背景。南国市では、土佐打ち刃物や農業用機械、世界的シェアを誇る猟銃等製造事業者や先端の液晶製造事業者など、多くの製造事業者が事業を行っている。また、多くのからくりの製造法を記した機械技術書機巧図彙をまとめ、江戸幕府にも認められたすぐれた技術者である細川半蔵を輩出するなど、古くからものづくりの素地のある地であった。その南国市に株式会社海洋堂の進出構想が打ち出され、同社から、この進出を市の活性化につなげるものとしたいとの意向が示された。平成27年7月に、海洋堂と連携して地域振興策を検討する市民協働組織、南国市中心市街地活性化協議会が設立をされ、海洋堂の進出を中心市街地の活性化に結びつけるために「ごめんまち将来像プラン」が取りまとめられました。この将来像プランでは、海洋堂と連携したものづくり・ひとづくり・まちづくりを推進するための活動拠点の整備が位置づけられている。(仮称)ものづくりサポートセンターは、将来像プランの趣旨による中心市街地活性化の中核となる施設となるものであり、平成28年7月11日、海洋堂との連携協定締結がなされています。2、(仮称)ものづくりサポートセンターの機能。(1)まちづくりコーディネート機能、地域の元気創造。(2)ものづくり、人材育成機能、つくる、学ぶ、育てる。(3)観光誘客振興機能、みる、ふれる、体験する。(4)雇用促進機能、子供たちの将来へつなげるなど、多様な機能を備えた施設になるものと大いに期待をするところです。
 建物は3階建てで、宇宙船を想像するようなユニークなものになるようですが、将来的に維持管理が大変になりはしないか心配です。また、資材の高騰などで、本体工事は計画どおりに完成できるのかも心配されますが、見通しをお尋ねします。あわせて、(仮称)ものづくりサポートセンターの建設位置、駐車場、公園広場はどのようになるのか、また周辺道路整備の進捗状況はどうなるのかもお尋ねいたします。
 これで私の1問目とさしていただきます。御答弁をよろしくお願いをいたします。
○議長(岡崎純男) 答弁を求めます。建設課長。
      〔西川博由建設課長登壇〕
○建設課長(西川博由) 西岡議員の市道稲吉線の進捗状況について御説明いたします。
 市道稲吉篠原線につきましては、現在、大篠小学校南の宅地の用地測量と中央市民館敷地内にある補助水源の調査を実施しております。また、昨年度に引き続き道路用地の買収も予定しております。また、市道稲吉篠原線と(仮称)中央交流センターの計画に関連しまして、市道体育館西線の拡幅があります。現在、用地測量を実施しており、地権者との協議中でございます。市道稲吉篠原線、市道体育館西線及び(仮称)中央交流センターの計画が重なっているため、担当課間での十分な調整をして計画的な事業の進捗を進めてまいります。以上です。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
      〔中村俊一生涯学習課長登壇〕
○生涯学習課長(中村俊一) 中央地域交流センター及び図書館についての御質問にお答えをいたします。
 中央地域交流センター(仮称)につきましては、市民ワークショップ及び地元関係団体と協議する中で、既存施設の解体から新施設完成まで相当期間を要することから、建設予定地を敷地内東側へ変更し、既存施設での活動をできるだけ存続させることといたしました。また、最初2回の市民ワークショップの要望を受けた内容とする、また大篠公民館と中央公民館のエリアの区分を明確にするなどの変更を行ったこの案をもって、7月31日に近隣住民説明会を行いました。議員の中には御出席くださった方もおいでになり、ありがとうございました。
 続きましての公聴会ということでございますが、これは、最終的に高知県が建築許可をおろす前に建築審査会というものがございますが、この建築審査会に上げる手前に、県の主催で、私どもが行った住民説明会と同じようなことを再度行うということでございます。
 概算工事費につきましては、高木議員の御質問にお答えしたように、今の段階で、あくまで概算ですが20億円とされております。近年の他市の同じような規模の例をとり、やはり資材の高騰とかいうことが一因となってございます。
 続きまして、道路につきましては、先ほど建設課長のほうが申しましたとおりでございます。建設課と私どもと一体となって計画を進めてまいります。その中で、駐車場につきましては、先ほど建設課長が申し上げました市道体育館西線の拡幅に係る、こちらの残地といいますか、道路で拡幅した残りを駐車場用地としてお譲りできないかという交渉を現在のところ行っている次第でございます。
 続きまして、図書館についてでございます。
 図書館の用地につきましては、当初高知南国線沿いで予定をしておったところでございますが、一部道路整備が大きくおくれることとなり、新たに用地を選定する必要が生じました。立地適正化計画における都市機能誘導区域は市街地でございますので、用地買収には多額の費用を要します。そこで、農地を含んだ場所を選定する中で、JR後免駅ととさでん交通路面電車後免中町電停の中間ほどにございます、また都市計画道路南国駅前線に隣接する用地を、駅前町3丁目でございますが、適地として選定し、地権者に協力の依頼を行ってまいりました。また、図書館協議会でも用地選定についての理解を求めてまいりました。
 今回の9月補正予算で計上しておりますのは、基本設計委託料2,450万円及び用地測量、地質調査、用地補償費算定等の委託料3,401万2,000円、合計5,851万2,000円を計上し、これは全額繰越明許としてございます。また、基本設計委託料につきましては、実施設計6,412万円と、一括契約できるよう債務負担行為の補正も行ってございます。用地購入につきましては、まず所得税の控除が受けられるよう、県用地対策課への事業認定申請、税務署への事前協議を行っていく必要があり、購入費は令和2年度当初予算に計上する予定でございます。
 基本構想につきましては、現在図書館協議会にお諮りしておりますが、敷地面積約5,000平米、延べ床面積2,000平米、蔵書冊数20万冊で、うち開架冊数12万冊で議論をいたしておるところでございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
      〔長野洋高商工観光課長登壇〕
○商工観光課長(長野洋高) (仮称)ものづくりサポートセンターの御質問にお答えいたします。
 維持管理につきましては、これから詳細を詰めていかなければならないところですが、先ほど西岡議員さんの御質問にありました、ものづくりサポートセンターの機能を効率的に果たしていけるような計画にしていかなければならないと考えております。建築工事につきましては、現在工事に向けて打ち合わせを行っているところであります。10月中旬からの着工予定で、約1年の工期を経て完成の予定となっております。御質問にもありましたとおり、現在オリンピック開催の影響等で全国的に一部建築資材の仕入れがスムーズにできない状況があることなどから、建築工事が予定どおり進捗するようしっかり打ち合わせをしながら、進捗状況の管理を行っていきたいと考えております。
 ものづくりサポートセンターの建設位置ですが、南国市商工会館の東側に商工会館と並行して建築を行う予定となっております。周辺地域への日陰の影響や接道面など敷地を効率的に活用できることなどを考慮し、現在の計画としております。建物の西側沿いと南東部分敷地に駐車場を構える計画となっており、関係者、来場者含めて駐車台数は55台分を予定、観光バスの駐車スペースを別に2台分整備することとなっております。広場につきましては、敷地の南西部に約785平米の整備を予定をしております。通常はものづくりサポートセンターへの来場者や地域の方々が憩える場所として日陰棚や遊具を少しではありますが設置、またイベント開催時等には会場また会場の附属スペースなどとして活用できるよう、ステージなどを構える予定としております。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
      〔若枝 実都市整備課長登壇〕
○都市整備課長(若枝 実) 西岡議員さんの周辺道路の進捗状況についての御質問にお答えいたします。
 都市計画道路高知南国線第3工区の進捗状況は、令和元年8月末現在で用地取得予定面積全体の約96%の用地を取得しておりまして、令和2年度中には用地買収を完了する予定でございます。このあと補償物件の移転が完了次第、道路築造工事に着手いたしまして、(仮称)ものづくりサポートセンターが完成するまでには、ものづくりサポートセンターにアクセスできるよう整備をする予定でございます。都市計画道路全体につきましては、令和3年度中の整備完成を予定しております。
 次に、旧農協病院東線の進捗状況につきましては、本年度は用地測量と設計を実施する予定をしておりまして、令和2年度から用地買収に取りかかりまして、令和3年度中の整備完成を目指しております。
 次に、県道南国野市線の進捗状況につきましては、高知県中央東土木事務所によりますと、令和2年1月ごろから、まず道路側溝工事に着手いたしまして、令和2年度中に縁石及び舗装工事を実施する予定であるとお聞きしております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 申しわけございません。先ほどの稲吉篠原線の答弁の中で、「中央市民館」の敷地内にある補助水源と申しましたが、正しくは「中央公民館」の敷地内でございます。訂正いたします。済いませんでした。
○議長(岡崎純男) 西岡議員。
○20番(西岡照夫) それぞれ御答弁をありがとうございました。
 2問目を質問させていただきます。
 まず、市道稲吉篠原線ですが、この路線につきましては、もうずっと以前から必要路線ということで早く整備をしてほしいという要望を何度かした経緯もございますが、現在に至ってもまだ具体的に進んでないという状況で、先ほど質問させていただきました(仮称)地域交流センターのほうの関連もございますし、どうしてもこの基本路線を早く仕上げなければ、それぞれ工事をするにしても大変な状況が起こるんではないかという懸念がされます。そういったことで、大篠小学校にも隣接をしておりますし、通学路にも当たっておりますので、その関連道路についてはしっかり整備を進めていただいて、それとあわせて、中央地域交流センターは工事に入りますと駐車場がなくなります。確かに、中央公民館それから大篠地区公民館は新しい建物ができるまで残していただけるということで、関係者は安堵しておりますが、ただ駐車場が使えなくなるという状況ですし、現在、旧の市民体育館跡については市役所の職員及び臨時職員さんが駐車場として現在も使用されてますので、即そういったことも影響が出てくるんではないかと考えられますので、道路整備とあわせて、早く駐車場の確保をしていただくように頑張っていただきたいというふうに思いますが、このことについて再度答弁をお願いをいたします。
 また、図書館についてでございますが、やっと利便性のいい場所に立地をするということが具体的に決まりました。先ほど敷地面積とか延べ床面積など、また蔵書冊数20万冊といったようなお答えもいただきましたが、この建物の基本的な規模、またおよそどれくらいの金額のものができるのか、建築費等についてはまだこれからだと思いますが、どれだけの規模のものになるのかお答えをいただければと思います。よろしくお願いします。
 また、検討委員会、協議会、そういった中でこの基本構想が進められておりますが、図書館協議会のメンバー、そういった方に専門的な方が入られているのかどうか、そのこともあわせてお尋ねをいたします。
 それと、4つ目の(仮称)ものづくりサポートセンターについては、商工観光課長のほうから説明をいただきましたが、昨日も福田議員さん、土居篤男議員さんからも質問があっておりますし、内容等については詳しく御説明をいただいております。ただ、私が心配するのは、先ほども言ったように、オリンピックと重なったこの時期、非常に資材の高騰、そういったことで、予定どおり建築が進むのかなという心配もいたしますので、そういったことについて、しっかりと先ほど答弁されたような内容で進めていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 それでは、2問目、よろしくお願いをいたします。
○議長(岡崎純男) 答弁を求めます。生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 中央地域交流センターでございます。駐車場の話を先に申し上げます。工事が始まりますと、確かに今の駐車場がかなり減少されます。2つの公民館の解体を先延ばしにしたと申し上げましても、利用者の方の利便性はかなり悪くなるということでございます。市の職員につきましては、現在総務課、都市整備課と協議中で、別の場所へ置いていくようにお願いをしておるところでございます。また、ひまわり学童クラブにつきましては、何とか学校の中へ置けないかというお話もしておるところです。それをもってしても、利用者の利用するスペースが10台から20台ぐらいと大変少なくなってございます。これは、先ほど申し上げました別途駐車場を構えるというところをできるだけ早急に交渉を進めて、買い取るということをしなければならないと考えてございます。また、道路の拡幅が間に合わない場合は、工事車両につきましては、学校の登下校時間に配慮する、進行方向を一方通行にする、警備員を置くとかいうことで、児童の安全には十分配慮した工事とせねばならないと考えております。
 続きまして、図書館のことにつきましてですが、規模は、先ほど申し述べました延べ床面積2,000を基本として計画しておるところでございますが、周辺の環境から考えて2階建てまでということになろうかと思っております。工事価格につきましては、最近の相場では平米50万円ぐらいで建設されておるところが多いと聞き及んでおります。
 続きまして、図書館協議会の中でのメンバーですが、小中学校関係者、保育関係者、PTA、公民館の関係者がございます。その中では、平成10年以前から図書館協議会の中心的な役割を担っていただいている方、またオーテピアの開館にかかわった、元目黒区の図書館を運営されておった方に外部から委員として参画をいただいておるところでございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 稲吉篠原線の進捗につきましてですが、(仮称)中央地域交流センターの計画にあわせまして、大篠小学校の前の部分を早急に施工をしたいということで、あそこの場合にはアパート、建物の補償の交渉等もございますので、まずはその部分について集中してやっていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(岡崎純男) 西岡議員。
○20番(西岡照夫) ありがとうございました。先ほど、市道稲吉篠原線については小学校の南側の部分から早急に進めていくという御答弁をいただきました。やはり学校の児童の安全確保ということも大事でございますので、そういったことを念頭に置いてしっかり進めていただきたいというふうに思います。
 それから、図書館につきましては、先ほど床面積2,000平米ということで、坪単価50万円というふうに言われましたですかね。
      (「平米50万円」と呼ぶ者あり)
 平米50万円ですか。それでいきますと約10億円ですか。そういう金額におおむねなろうかと思います。そういったことになりますと、ものづくりサポートセンターが昨日敷地も含めて16億円、図書館が10億円、それから中央地域交流センター、これが20億円というふうな数字が出てきたわけでございますが、この50億円近い金額がここ三、四年のうちに必要になってくるわけですが、市長としてこの50億円近い数字に対してどのようにお考えになっておられるのか、お尋ねをいたします。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 西岡議員には今回で身を引かれるということで、8期32年にわたり、長くの間に南国市の発展に御尽力いただきましたことを感謝申し上げます。今までたくさん南国市のハード面ということでは変化があってきたと思うところでございまして、その最後に、今この大きな50億円という事業が現実的に出てきているところでございます。
 この50億円の事業、ものづくりサポートセンターは、ごく最近にこういった地域の活性化ということで新たに計画ができたところでございますが、図書館と地域交流センター、文化的施設また公民館の建てかえというのは以前から求められていたことでございまして、この中心市街地活性化を図るための立地適正化計画という補助事業に載せていただいたことが、一番大きなこの事業が固まったことになったわけであります。この立地適正化計画で事業を進めることによりまして、財源的には基本的には半分が国庫補助金、そして残りは地方債、90%になろうかと思いますが、その地方債、それで地方債にも交付税措置が若干ではありますがございますので、非常に財源的に有利な制度ということになるわけでございます。この制度を使うことが一番今後の住民のニーズに応えることができるという意味で、今回こういった大きな事業費を計上していく計画になったわけであります。この事業費につきましては、またこれから、今令和元年でございますので、令和4年までの間に事業費は分散するようにしていって、できるだけ単年度負担という意味では平準化がされるような形にしていきたいと思っているところであります。かといえ、やはり50億円という数字でございますので、かなり大きな負担にはなることは、地方債残高が上がるということにはなってまいりますが、それは今後の財政運営の中で、公債費の負担が後年度ふえるということでございますので、そこのふえることも見越して財政運営をしてまいりたいと思っております。以上でございます。
○20番(西岡照夫) どうもありがとうございました。これで私の質問を終わらせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。(拍手)