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検索結果 »  令和元年 第409回市議会定例会(開催日:2019/09/06) »

一般質問2日目(浜田勉)

質問者:浜田勉

答弁者:市長、関係課長


○議長(岡崎純男) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。17番浜田勉議員。
      〔17番 浜田 勉議員発言席〕
○17番(浜田 勉) おはようございます。
 私もこの演壇がラストスピーチになるという実感、5期20年という言葉の中に占める思いは格別のものがあります。言葉にすれば惜別の情、あるいは望郷の念、あるいは感慨深いものであります。そんな思い、何とセンチメンタルかと自分でも思いながら新たな境地かなというふうに慰めております。この間、私は議会制民主主義を根幹、二元代表制を基準に対処し、得てきたと確信をしております。改めて5期20年、全てを含めて皆さんには大変なお世話をいただきました。ありがとうございました。
 私が議員になったときは、日本共産党は5名で意気軒高、その当時は野党共闘が頻繁に行われ、それがまさに共同テーマでありました。いつも政策論争は行われていました。同期の浜田和子さんなどとも共闘はいつでも同じでありました。また、その当時の執行部の側もおもしろいもので、浜田市長、そして浜田副市長、そして議員には浜田善守議員、浜田和子議員、そして私浜田勉というふうに5名の浜田が直近で並んでおりまして、いつもお互いに5名というのはえらいもんじゃのうと言うて笑いながらお互いを励まし合ったものでありました。そのころ政治状況は変わって、自民対野党ということだけではなく、自公対野党というふうにその後の政治状況は変わってまいりました。私のこの20年間の歩みというのは、農業を基本ベースに、とりわけ対米従属、日本農業蔑視の自民党路線、これは私だけの問題じゃなくて、日本の将来にわたって許されない行為であるいう立場で市民の皆さんと力を合わせ、農業の再建に向かって努力を重ねてきたと思っております。
 では、恒例により6月議会以降の世界の動き、移り変わり、変遷、出来事等を振り返りながら、今後の糧に生かしたいものであります。世界的に見れば皆さんも頭を痛めているように、トランプによるいわゆるトランプファースト。アメリカファーストではありません、トランプファーストの無礼打ち、そんなふうなことがやられ、そしてそれが世界のいわゆるワンマンショーの舞台を提供する。そんな中で世界の経済が不安度を増しています。また、ヨーロッパでは、大英帝国というその威信が総崩れ現象となっています。EU離脱をめぐる実際は、ベルギー国籍の取得者が数千人に及んでいるというふうなことをとってみても、まさに大英帝国は崩壊の一途であります。この離脱についても再考をされることが望ましいのではないかというふうに思っております。さらに、北アイルランドでは、若者の失望により暴力の連鎖が危惧される、そういうふうなことまで起こっているというふうなことは、これをEU離脱をめぐることは世界的な問題として我々自身も受けとめなければならないと思っております。
 ではまたこの間に、ビキニの被災、いわゆる水爆の被災の実態が問われる会議、つまり国賠訴訟控訴審というのがあっておりまして、この中で明らかにされてきたのは、ビキニにおける被害、これを隠蔽する。そして、なお漁師の人たちを人間として扱わない、物としてしか見なかった、そういう実態が明らかになってまいりました。ビキニ環礁におけるある水爆は見舞金が200万ドルで片をつける、これで政治決着で終わる。当時の日本政府は大規模な戦犯の開放と仮釈放を取引材料に、つまり戦犯は大切な国の宝、漁師はただのもんいうふうな扱い、汚染マグロの値と同じような取り扱いがされた、いうふうにこの中では暴露されております。国は初めから、漁師の中でも第五福竜丸は特別扱い、つまりビキニ環礁における被害は第五福竜丸で片をつける、いう当初からの計画であったかのような内容が暴露されております。私はそれらの点で、政府における国民を人間として扱う、そういうことは強く求めなければならないと思います。つまりビキニ水爆被災ははかり知れない人たちの命にかかわる人道上の問題、加害の米国と一緒に核実験の人体への影響を矮小化する日本政府の責任は今も重大です。人間のための司法、そのことが強く求められると思います。
 また、せんだってウラジオストクで安倍、プーチン会談が開かれました。ここでは日本の領土、領土主権の問題が軸でなければなりませんが、進展なし、これではナンセンスと言わなければなりません。日露領土問題の根本には、旧ソ連のスターリンが領土不拡大という戦後処理の大原則を踏みにじり、千島列島を占領し、米英ヤルタ秘密協定に基づいてサンフランシスコ条約で追認したという不公正があります。これを突かずして信頼関係などという浪花節で国際関係が進むはずはありません。私はその点を強く怒りに覚え、皆さんに報告しなければならないと思いました。
 また、私は6月議会を振り返ってみたいと思います。
 私の議員生活20年、この20年の中で4つのテーマが1期議員としてどう態度をとるべきなのかということが問われました。
 1つは、四国中検をめぐる土地改良区のあり方、行政による開発許可と被害を受ける住民の意思、これに私は紹介議員として参加をし、住民の意志に従ってこれの改善を強く求めたものでありました。
 次は、ものづくりセンターの3億円、言葉はきついかもわかりませんが、高値契約のあり方、その入札のあり方の問題が問題として明らかにされながら、それを容認した形で高値で話をつけていくいうふうなことは、市民サイドから見れば、そんなあり方、そんな入札ってある、競争入札と言える、というふうな問題があったと思いました。私はその点で市民サイドから見るその行政のあり方、その立場で意思表示を行いました。
 そしてまた、稲生の祇園様北側の太陽光設置、埋め立てによる水害、生活破壊防止の願い、これも紹介議員として請願を皆さんと一緒にやっております。
 さらに、比江のヤマサキ養鶏の50年以上に及ぶ臭いと汚いのこの行政対応をただす。その意思表示を行うことができました。まさに20年の集大成、まとめて議員のあり方が問われておる6月議会でありました。私はその点でみずからのとった態度については、これはよくやったなというふうに自我礼賛、礼賛ではありません、そう思いながら今後の市民生活への中でのあり方を見詰めていきたいと思います。
 では2点目、質問に入ります。
 これは私のタイトルは、事故への賠償責任で支払うよりも、事前の策は安価で効果は万人の輝き、イエスかノーかというふうに問いかけをいたしました。私の早とちりがつくった喜びの輪でありますが、9月1日、田役の日でした。41名の人が出てくれて古川の木刈りは、10時30分ごろ済みそう。その前日の土曜日に竹林の樹木、直径30センチくらいの木が4本、これが道に覆いかぶさって通行不能にしておりました。そこで、市民の方から、市道じゃおがよ、あれは早う切りやというふうな御意見、御要望がありまして、それを思い出し、だけどきょう市へ言うてもできるはずがないと納得をして、田役のいわゆる土地改良組合の理事と協議をして一緒に現地を見て、そしてプロ級の大工さんに相談。よしよし、それはできるでよ、こればあのことはというふうなことで、皆さんがはしごを持ってくる、そしてチェーンソーを持ってくるなど、一気に作業の準備が整い、そしてこの作業に入ったわけであります。そうすると、見る見るうちに伐採が進み、されどチェーンソーは切れなくなり、高須のセンターで2台を借りてくるというふうな、そういう時間的な無駄はありましたけれども。それを作業へ田役の作業が終わった方、20名くらいを集めて、それを整理整頓をしようと思って集めたところ、1人の方から、これはあしんくの山じゃというふうな地主がいて、そこでビールの話が成立するというおまけまでつきましたが、作業はバケツリレーのごとく、木材の切断物を山に投げ込み、2時間余で完了いたしました。
 これを普通の作業労賃等で換算をすると、10万円以上ということになることは間違いありませんが、これを一気にやってのけた、これは協働の力であります。つまり今後起こり得る震災、つまりここでの協働作業の一つを前倒しというんでしょうか、そういうふうな取り組み、協働でそういうふうなことをやっていく。また前議会でも取り上げましたけれども、下枝刈り、今や下枝刈りというふうな字の下枝ではありません。本管というぐらい大きくなった木を切ってくれ切ってくれというのは、各戸の願いです。高齢化とそして空き家、この中でこの下枝刈りが下枝でなくて、大きな木刈りというようなことがどんどん要望されております。まさにその点では、この作業は大きな教訓でありました。
 私は行政サイドの中に、例えば、この多面的支払交付の作業の中にこれを入れることはできないか、前議会で取り上げましたところ、それはノーでありました。何とナンセンスな認識でしょうか。今の現実はそんな甘いもんじゃないんです。深刻な社会状況となっているくらい、その下枝刈りとかは大事な作業です。それは、村落協働体における生活の実態であるということを理解しなければなりません。また、この作業がまさに、言えば、まぐれ中のまぐれ、あるいはこんなチャンスはそうはないというふうに理解をしてもいけません。こういうふうなことを機会をつくって、そして集落のそういう実態に合致した取り組み、これについて行政がどう支援できるのか。行政がっぽり丸もうけというほど威張ってもやりもしません。やりもせんのに、そこまで威張ってくれとは言いません。だから、行政はそれらを支える、この地域でそういうふうにやろうとする、そのことを支えて、地域の生活環境擁護のために全力で協調されんことを願って質問といたします。
 次に、たばこは百害あって一利なし、知らぬ人なし、でありますけれども。たばこの歴史的な経過を見れば、国家に保護された半ば国家的事業として、お米が供出と言われたように、たばこも国策作物として第2次世界大戦が終わるまでは出征兵士に天皇陛下のたばこ、恩賜のたばことして戦地へのはなむけとして下しおかれたものでした。戦後は、国家的な保護は別にして、電柱一本残らず、きょうも元気だ、たばこがうまいの看板が約幅30センチ、縦1メーター50くらいの看板が電柱には全部張られておりました。たばこは重要な国の収入源として、農水省の管轄ではなく大蔵省のドル箱として保険までつくり上げ、生産を奨励してきたことは皆さんも御存じであろうと思います。その後は、健康増進法改正のたびに、たばこの害が強調されました。だが、JTはうそ八百の非科学的な見地から無害論を展開、このたばこの禁煙への方向づけを妨害をしてきたのはJTそのものであり、そして財務省であったと言えると思います。
 たばこの収益ということでは、現在でも2兆円の税収、交付金の原資として市町村を縛り上げ、財務省もJTの筆頭株主として900億円の配当を受け取っている。そのようにたばこ税があるから論で、禁煙論者の口を封じてきたのが今までの一定の経過でありました。だが、そんなことはもう言ってはいられません。南国市でもたばこ交付金は確実に入ってきています。南国市のたばこ撲滅、たばこについて行政として取り組んでたばこを撲滅していく、その方向づけは、浜田純市長と橋詰副市長のときでありました。この取り組み、絵にもならん、笑いにもならん傑作でありました。市庁舎の玄関に大きな灰皿2つを置き、浜田市長と橋詰副市長がすぱすぱとやっているでありませんか。こうなると、禁煙デーではなく、たばこうまいうまいキャンペーンのようで、今さらながらおかしくてなりません。
 だが、その後は大きく変わり、たばこへの関心は庁舎全体に大きく広がってまいりました。最初は、今言ったように表の玄関、そして庁舎の裏に灰皿を移す。次には各階に1カ所、2階の北出口の喫煙所、さらには5階1カ所など、目まぐるしいくらい移動舞台がつくられてまいりました。今は2020年4月1日から施行されます新たな健康増進法、この法律は望まない受動喫煙を防止するため、取り組みはマナーからルールへと変わりますと述べています。言葉はなかなか粋ですね、粋だね、されど判断力から拘束力で実行できるものではありません。禁煙へ実態ある取り組みがなければなりません。その後のちまたの動きはオリンピックを救いの神、あるいはだしにして、この敷地内、店内禁煙が広がっていると思いますが、県下の先進あるいは全国の取り組みはどうでしょうか。
 平山市長の就任直後の議会答弁では、あしたからでも敷地内禁煙は規定のルールと言わんばかりのように受けとめる、そんなふうにニュアンスがあったように思います。私の思い違いであったかもしれませんが、その後どういうふうに進んでいるのかお尋ねをしておきます。
 また、各市、各県ではオリンピックに間に合わせ、つけ焼き刃的な面もあると思いますけれども、全力傾注はうれしい限りです。命と健康を守る取り組みでありますから、これはサボってはなりません。
 では、南国市の取り組みの現状と来年の4月1日以降の完成図、いわゆる南国の取り組みの到達はどのように描かれているのでしょうか、そこまでお尋ねはする準備をしておりませんでしたけれども、これは当然のごとく消化できる内容としてお尋ねをしたいと思います。南国市への交付金、たばこ3億円、この3億円が縛りとなってたばこ撲滅の行動を足をとめるというふうなことではならないと思います。それ以上に体をむしばまれ、そして命まで奪われていくという実態を見るときに、これは3億円どころの話ではないということを申し上げ、たばこについての南国市の積極的な取り組みを求めて質問といたします。ありがとうございました。
○議長(岡崎純男) 答弁を求めます。市長。
      〔平山耕三市長登壇〕
○市長(平山耕三) おはようございます。
 浜田勉議員さんの御質問につきましてお答えをいたします。
 まず、浜田勉議員さん、5期20年の長きにわたり地方自治制度における二元代表制の中で市民に選ばれた議員として御尽力をされてきたということに敬意を表するところでございます。
 今まで浜田議員さんは、一貫して中心に農業を据えて農業を守るというスタンスで御質問をされてきたということでございます。そのほかにも、いろいろ世界情勢というようなことでさまざまな御示唆もいただいたとこであります。また、先ほど6月議会でもそういう今までの問題と思われる視点も御指摘もいただいてきたというところでございまして、その中で今まで御指摘いただいたことに対応できることは対応をさしてきていただいたというふうにも思っております。私もまだ2年少しの市長としての期間でございますが、その2年少しで全て対応できるというわけでもございません。なかなかすぐに解決できない課題というのもございますので、引き続きそちらにつきましては解決に向けて取り組んでいきたいと思うところでございます。今まで浜田議員さんから御指摘いただき、今まで市政の課題解決、また発展に向けて御示唆をいただいてきたことには心より敬意と感謝を申し上げまして、第1問目の御答弁にかえさせていただきます。
 続きまして、禁煙について、敷地内を禁煙にというようなことを私が申したようでという捉え方をしていただいているということでございます。私も就任して2年ということで、その際に平成30年度昨年度に敷地内ではなく、施設内を禁煙にしたいということで答弁させていただいて、それで平成30年度から施設内は禁煙にするということを申し上げ、西側に喫煙所を設置したところでございます。この喫煙所を設置した今の状況ということは、2020年4月1日から施行される受動喫煙を規制する法律であります改正健康増進法の基準は満たすものであります。
 今後はどのような方向で進むのかという御質問でございますが、やはり将来的には敷地内の禁煙ということを目指し、取り組みをしないといけないと思ってはおります。しかしながら、昨年度、平成30年度に今の状況にしたというところでございますので、もう少しは今の状況で様子を見てまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
      〔西川博由建設課長登壇〕
○建設課長(西川博由) おはようございます。
 浜田議員の言われておりました、道路へ倒れてきた竹、木等の処理のことについてのお答えでありますが、議員の御指摘されておった箇所は今回農道であったようですが、建設課の現在の対応といたしましては、6月議会でも申し上げましたとおりに、台風等によって市道、農道へ倒木があって通行に支障がある場合は、通行確保のために道路部分の伐採をしております。また、通常時においても市道の通行に危険な箇所には市で通行が確保できる対応をしております。しかしながら、道路から外の部分の木の根とか倒れそうなものにつきましては、所有者の方において処理をお願いしておるところでございます。以上です。
○議長(岡崎純男) 保健福祉センター所長。
      〔土橋 愛保健福祉センター所長登壇〕
○保健福祉センター所長(土橋 愛) 浜田勉議員さんの禁煙について所長の考えは、という質問についてお答えいたします。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、国は受動喫煙対策の徹底を図ることを目的として、2018年7月に健康増進法を改正しました。その趣旨は3つあり、1つ目は望まない受動喫煙をなくすこと、2つ目は受動喫煙による健康被害が大きい子供、患者等に特に配慮すること、3つ目は施設の類型、場所ごとに対策を実施することとなっております。
 具体的には、多くの者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者が受動喫煙を防止するために必要な措置をとらなければならないようになっており、この義務に違反すると知事による指示を受け、それでも改善が見られない場合には、最終的には罰金、義務違反をしていることを公表されることがあります。これらの対応が、今回の健康増進法の改正がマナーからルールへと言われている理由であります。
 保健福祉センターの保健指導の場では、受動喫煙の健康への影響の啓発に努めておりますが、保健指導だけでは対策として弱かったものが、これからは望まない受動喫煙者がたばこの害から法律によって守られるという画期的な法改正だと考えます。また、この法改正を契機に、喫煙者の方も御自身の健康問題として考えるきっかけになるような保健事業を推進していきたいと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 浜田勉議員。
○17番(浜田 勉) お答えをいただきました。
 結論的に言えば、焦らず、改善に努力をしてまいります、てなぐあいになるわけです。たばこについては、私自身がたばこを15年前まで、かぽかぽかぽかぽ吸うて、あげくの果てがなれの果てというふうな状況になっているわけですから、まさに人体実験そのもので、いわゆるモデルケースとして私はたばこは悪い模範的なコースだというふうに皆さんに吹聴しているわけです。だから、私はその点でたばこは理屈はない、やめたらまし、というふうに言葉で表現をしていきたいと思います。
 市長のほうからたばこの現在、4月1日からの新しい健康増進法、これでの基準という点では、言えば基準は該当しておると、それをクリアしておるというふうなお話でございました。一瞬の油断はこれは大事故のもと、これは交通事故でありますけれども、安堵するというのも、これも甘い考えです。日に日にたばこの害というのは進んでいるわけで、それを緩慢な処理で、あるいは緩慢な見方でそれに対処したとするならば、それはその医学的な根拠なども知り得る立場にある人がそれを放置するということは、これは犯罪的な行為というふうに受けとめられるというふうに見なければならないと思います。
 だから、行政の役割というのは、わかっています、ええ、何とかしますじゃ、らちが明かんわけで、これを片をつけるというふうな内容で論議をされ、そしてそれに向かって段階的な処置、段階的なスケジュール、段階的なあり方、これを運んでいただきたいと。だから、せっかちに焦って片がつくわけではありませんので、その点ではゆっくりしながら取り組んでいく必要があると思います。その点では、何か方策がありますかっていうふうなことをお尋ねをしておきます。
 次に、樹木の除去の問題です。
 南国市は毎議会、交通事故、これは対物保険で支払っておる。何かしゃあしゃあと保険で払っておりますということで片はついたというふうな、そこまでは意地くそ悪う言いませんけれども、それと同じような内容、つまり道路の整備状況が悪いという中で事故を起こす、そして賠償支払いをする。つまり賠償支払いをするというのを言葉で表現すれば、これは加害者ということであり、そして賠償という言葉の持つ内容は、これは行ってはならない行為というふうになるわけでありまして。その点では私はやはり事前の策としての取り組み、これを行政のほうは各地区の要望等を聞いて、そしてそれを生かしていく、つまり事前の策こそ市民生活に安心を与える環境づくりと言えると思います。その点で建設課長、もう一遍けちくさいこと言わんと、そこらあたりを柔軟にお答えいただけませんか。
 その2つ、それからたばこの問題について、所長のほうから所長の見解という形で原則的な御答弁をいただきました。それを略して例えばこういう場合はというふうなことをお話ができる材料があるとするならば、皆さんにお話をしていただければと思います。なければ結構です。
 では、市長と建設課長、そして願わくばたばこについての土橋さんのお考えをもう一度お尋ねしたいと思います。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 浜田議員さんの喫煙についての御質問の2問目ということで、今後どのような方策をとっていくのかというふうな御質問でございます。
 これからそれについて敷地内禁煙ということになりますと、やはりそう決断をするということが必要になるわけでございまして、その決断をするということに対しまして、やはり浜田議員さんもおっしゃったとおり段階的にということもおっしゃっておられましたが、いつまでにこれをやりますということを決めるということが次の方策、それ以外にないと思います。それをいつまでにということもまた検討していきたいと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 浜田議員の質問にお答えします。
 確かに地元それぞれお困りということもございますが、建設課といたしまして現在そこまでの対応は、申しわけございません、ようしないところでございます。以上です。
○議長(岡崎純男) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(土橋 愛) 浜田勉議員さんの私の答弁を要約すればという御質問についてお答えいたします。
 私の感想ではございますが、分煙については随分進んだと思っております。というのも私が若い、市役所に入庁したくらいには、もう職場で喫煙が当然でした。飲食店も当然一緒でした。それが今振り返ると本当に職場で仕事をしていて受動喫煙することはありませんし、飲食店も喫煙者のいる店を避けることもできるようになりました。やはり長い年月をかけて地道な取り組みの結果、このように受動喫煙がだんだん守られていると思っております。今後もこうやって地道な禁煙の取り組み、受動喫煙を防止する取り組みを進めていくのがやはり地道ではありますが、確実な方法だと思っております。以上です。
○議長(岡崎純男) 浜田勉議員。
○17番(浜田 勉) 市長のほうからは、スケジュール的にはもうわかっていますよ、それしかないですよというふうなお答えをいただきました。まさにそのとおりでありまして、うれしく拝聴いたしました。これはもう拝聴の段階ではない。次には実行する段階。スウェーデンの学校における教育の中でこんなふうに言われておりました。スウェーデンでは、民主主義は学校で教えるものではない。学校で実践するものであるというふうに教えておりました。これは今の高校生の18歳からの選挙権なんかを、高知県では二十数%、スウェーデンでは八十数%というようなことの対比の中でそれが強調されております。私はまさにそのとおりで、実践の妙味、これを皆さんで進めていただきたい。市長の決意をうれしく拝聴しながら、それを改めて強調しておきたいと思います。
 それから、建設課長、しょううるさいことを言うてごめんよ。けど、しまいにもうちっとぼそぼそと言わんとはっきり言うてもらいたい、ということをお願いをして終わります。ありがとうございました。