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議員提出意見書
議発第1号及び議発第2号
○議長(岡崎純男) ただいま議発第1号及び議発第2号、以上2件の意見書が提出されましたので、お手元へ配付いたしました。
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議発第1号
妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書
上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。
平成31年3月19日提出
提出者 南国市議会議員 神崎隆代
賛成者 〃 野村新作
〃 〃 浜田憲雄
〃 〃 山中良成
〃 〃 岩松永治
〃 〃 植田 豊
〃 〃 西岡照夫
〃 〃 前田学浩
〃 〃 土居恒夫
〃 〃 高木正平
〃 〃 中山研心
〃 〃 今西忠良
〃 〃 小笠原 治幸
〃 〃 浜田和子
〃 〃 有沢芳郎
賛成者 南国市議会議員 西川 潔
〃 〃 土居篤男
〃 〃 村田敦子
〃 〃 浜田 勉
〃 〃 福田 佐和子
南国市議会議長 岡崎 純男 様
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議発第1号
妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書
妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされる。中には、妊婦の外来診療について積極的でない医療機関が存在していたことから、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため、平成30年度診療報酬改定において妊婦加算が新設された。
しかし、妊婦加算について関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど、運用上の問題が指摘されている。加えて、妊婦が安心して外来診療を受けられる体制が整備されないまま、妊婦であるというだけで一律に加算されることについては、少子化対策の観点からも問題がある。
こうした指摘を受け、厚生労働省は昨年12月に平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに、改めて中央社会保険医療協議会で、妊婦が安心できる医療提供体制の充実や健康管理の推進を含めた総合的な支援を議論することとした。
そこで、妊婦が安心して医療を受けられる体制の構築のために、下記の事項に取り組むことを求める。
記
1.医療現場において、妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、医師の教育や研修の体制を整備すること。
2.保健や予防の観点を含め、妊婦自身が特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、あらかじめ知識を得ることができるようにすること。
3.妊婦加算の見直しに当たっては、妊婦が加算分を自己負担することの影響にも十分配慮しつつ、開かれた国民的議論を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月19日
南 国 市 議 会
内閣総理大臣 安倍晋三 様
厚生労働大臣 根本 匠 様
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議発第2号
全国知事会の「米軍基地に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書
上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。
平成31年3月19日提出
提出者 南国市議会議員 福田 佐和子
賛成者 〃 中山研心
〃 〃 今西忠良
〃 〃 西川 潔
〃 〃 村田敦子
〃 〃 浜田 勉
〃 〃 土居篤男
南国市議会議長 岡崎 純男 様
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議発第2号
全国知事会の「米軍基地に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書
2018年10月、辺野古に新基地建設反対を掲げた知事を沖縄県民が選んだにもかかわらず、国はその民意を無視し、工事を強行に進めています。このことでも問題になったように、日米地位協定は、日本国憲法の理念、そして地方自治の根幹をも揺るがしかねない協定です。
日米地位協定の考え方(補足版)第二条1項に「米軍は、わが国の施政下にある領域内であれば、どこにでも施設・区域の提供を求める権利が認められている…わが国が米軍の提供要求に同意しないことは、安保条約において予想されていない」とあるように、日本全国どこにでも米軍基地ができる可能性があることになっています。
そんな中、全国知事会では、2016年11月から6回にわたり「米軍基地負担に関する研究会」を開催し、2018年7月にとても意味のある提言を発表しました。
そこで、南国市議会は、国に対し下記のことを強く要請します。
記
1.日米地位協定の見直しをすること。
2.国は地方自治の権限を保証すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月19日
南 国 市 議 会
衆議院議長 大島理森 様
参議院議長 伊達忠一 様
内閣総理大臣 安倍晋三 様
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○議長(岡崎純男) お諮りいたします。この際、以上2件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題とすることに決しました。
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○議長(岡崎純男) この際、議発第1号及び議発第2号、以上2件を一括議題といたします。
お諮りいたします。ただいま議題となりました2件は、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
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○議長(岡崎純男) これより採決に入ります。
まず、議発第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、議発第1号は原案のとおり可決されました。
次に、議発第2号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岡崎純男) 起立少数であります。よって、議発第2号は否決されました。
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○議長(岡崎純男) この際、この3月末をもって退職される管理職の方に御挨拶をいただきたく、許可いたしますので、御挨拶を願います。橋田会計管理者兼会計課長。
〔橋田裕子会計管理者兼参事兼会計課長登壇〕
○会計管理者兼参事兼会計課長(橋田裕子) 会計課長の橋田裕子でございます。
この3月末をもって退職するに当たり、この議場で皆様に御挨拶する機会をいただきました。このようなことは本当に幸せなことだと思い、一言感謝とお礼の御挨拶を申し上げたいと存じます。
私は、昭和56年4月、南国市職員として採用されまして、教育委員会学校教育課、保健課、福祉事務所、教育委員会社会教育課、企画課、農業委員会そして今の会計課と、7カ所の所属を経験いたしました。会計課長を拝命してからは、もう9年がたとうとしています。それぞれの職場では、そのときそのときのさまざまな課題や問題に悩んだり、悔やんだりすることも多かったように思いますが、今思い返してみると一つ一つが貴重な経験であり、すばらしい時を過ごすことができたと心に深く感じるものがあります。
これまでにたくさんの方々との出会いがあり、御指導を賜りました。そして、微力ではありましたが、市政の一端を務めさせていただき、充実した日々を送ることができました。私がここまで務めることができましたのは、支え続けてくださった議員の皆様、市長を初め職員の皆様のお力添えのおかげです。多くの方々に心から感謝し、深くお礼を申し上げます。
終わりになりますが、私は生まれてからの60年間、南国市民として過ごしてまいりました。今後も変わらず一市民として南国市とともに歩んでまいりたいと思います。今後のさらに輝く南国市の未来と皆様方が御健勝でますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。長い間お世話になり、本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(岡崎純男) 田内子育て支援課長。
〔田内理香子育て支援課長登壇〕
○子育て支援課長(田内理香) 退職に当たりまして、こうして挨拶を述べる機会を与えていただきましたこと、本当に感謝いたします。ありがとうございます。
私は、5年前に当時の幼保支援課長に拝命され、平成27年度にスタートしました子ども・子育て支援新制度に基づき、種々の事業に取り組んでまいりましたが、事業を進めていく上で、議員の皆様には多くの御指導、お力添えをいただきましたこと、深く感謝を申し上げます。
子供、子育て世帯を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、スピード感のある対応、そして柔軟な対応がとても重要であることを痛感したこの5年間でございました。今後も、未来ある子供たちの安全・安心を願い、そして必ず起こる南海トラフ地震に対し、市民としてできること、やらなければならないことを考えていきたいと思っております。
最後になりますが、これからの南国市の発展、皆様の御健康、御多幸をお祈りいたしまして、簡単ではございますが、高いところからですが、最後の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(岡崎純男) 岩原福祉事務所長。
〔岩原富美福祉事務所長登壇〕
○福祉事務所長(岩原富美) 退職に当たり、御挨拶の機会をいただき、まことにありがとうございます。
私は、昭和56年4月に採用され、38年間勤務させていただきました。最初に配属されましたのが福祉事務所でした。最後の職場も福祉事務所ということで、自分の席から見える景色も大きくは変わらず、本当に38年間もたってしまったのかと不思議な感覚を覚えております。自分自身は仕事を始めましたころに比べると、仕事を通じて成長させていただいたと思っておりますが、決して器用な性格でも要領のいいほうでもなく、振り返りますと公私ともに悩み多い38年間でございました。
自分の中で心に残っておりますことは、係長になり初めての大きな仕事として、新しい保険制度である後期高齢者医療保険の立ち上げにかかわったことです。係全体で取り組まなければできない仕事であり、同僚職員に助けてもらいながら一緒に目標に向かって働く一体感を感じ、また国保係や介護保険係に保険の仕組みを教えてもらい、財政係に相談し、またシステムの関係は当時企画課が行っており協力いただくなど、さまざまな職員の皆様に助けられながら必死で仕事をした記憶があります。当時は余り評判のよくない保険制度ということで、市民への説明に明け暮れたこともございました。
保健福祉センターに参りましては、地域のために活動されている市民の皆様と多く接するようになり、その活動の原動力となっている、自分が生まれ育ち住んでいる地域を愛する気持ちに触れ、行政職員として心強く大変ありがたく感じたことでした。退職後は自分も生まれ育った場所、南国市で変わらず生活していきたいと考えております。
市職員といたしまして今振り返ってみても、何かを残すということはできませんでしたが、何とかゴールである定年退職を迎えられましたことは、周囲の皆様の支えあってのことでございます。議員の皆様初め、お世話になった市民の皆様、職場の同僚、後輩の皆様など、多くの方々に感謝しつつ、今後の南国市の発展と皆様の御健勝をお祈り申し上げまして、退職の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(岡崎純男) 細川監査委員事務局長。
〔細川千秋監査委員事務局長登壇〕
○監査委員事務局長(細川千秋) 退職に当たり、一言御挨拶させていただきます。
私は、昭和56年4月に採用され、早くも38年がたってしまいました。平成26年4月からは監査委員事務局長として5年間、周りの方々に支えられて務めてまいりました。十分なことはできませんでしたが、議員の皆様には大変お世話になり感謝申し上げます。本当にありがとうございました。特に、監査委員として御一緒させていただいた浜田和子議員さん、野村議員さん、岩松議員さん、大変お世話になりました。
4月からは一市民として南国市を応援していきたいと思います。簡単ですが、退職の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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○議長(岡崎純男) 以上で今期定例会に付議されました事件は議了いたしました。
これにて第406回南国市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでした。
午前11時16分 閉会