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検索結果 »  平成30年 第404回市議会定例会(開催日:2018/09/07) »

一般質問3日目(土居恒夫)

質問者:土居恒夫

答弁者:市長、副市長、関係課長


○議長(岡崎純男) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。7番土居恒夫議員。
      〔7番 土居恒夫議員発言席〕
○7番(土居恒夫) おはようございます。
 熱中症と言いながら、いつの間か空も高くなり、そしてヒガンバナが咲き出しました。すっかり秋になりまして、3日目の初日を務めさせていただきたいと思います。
 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきたいと思いますが、重複する質問が多いと思うんで、皆様方、大変あれですけども、お聞きください。
 最初は、交通安全対策についてお伺いします。
 小項目の1で、公用車へのドライブレコーダー設置について質問させていただきます。
 初日の植田議員への質問と重複します。そして、総務課長の予算範囲内で順次設置してはと考えると回答がありました。私なりの目線で質問をしたいと思います。
 昨年、安全運転の意識の高まりに伴い、ドライブレコーダーの搭載が、急速にトラックやバス、タクシーなど事業用車両に設置が進んでいます。また、個人でも設置した車両がふえてきています。公益法人全日本トラック協会の平成26年度ドライブレコーダーの導入効果に関する調査報告書によりますと、運転者の安全意識が高まったと答えた事業所は全事業所の72%、安全運転指導に活用できたとの回答には60%の回答があり、映像が事故処理に役立ったとの回答には40%という結果が報告されています。このようなことから、ドライブレコーダー搭載による効果が期待されています。本市の公用車には、マイクロバス、スクールバスなど専門に運転手がついて利用されている車両と、各課で公務のため職員などが利用する車両があります。そこで、本市のドライブレコーダーが設置されている公用車、また未設置の公用車の状況についてお聞かせください。
○議長(岡崎純男) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦) おはようございます。土居恒夫議員の御質問にお答えします。
 植田議員の御質問にもお答えしましたけれども、現在、本市の公用車につきましては、マイクロバスと総務課所有の公用車1台にドライブレコーダーを設置しております。そのほかにはまだ設置されておりません。なお、消防署におきましては22台中9台、それから消防団のほうで23台中12台に設置しております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございました。先ほども言いましたけど、おとといの植田議員のお答えで、予算範囲内で順次設置してはと考えておりますが、具体的にどのような時期とか、その辺をお聞かせください。
○議長(岡崎純男) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦) まだ具体的になかなか検討してないですけれども、例えば車両の更新時、買いかえるとき、それから走行距離が多い公用車というような形で、順次設置していければと考えております。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) 優等生みたいな答えでございましたが。走行距離とか更新時にはぜひ、結局はまだ調べられてないですよね、更新時というのは。何台か来年度には、新年度にどれぐらいの更新時の車があるかというのは、具体的にはまだ決められてないですか。
○議長(岡崎純男) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦) 申しわけございません。そこまではまだ調べてないです。申しわけありません。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) わかりました。設置する気持ちがあるという捉え方で、よございますね。
 では、本市における公用車の事故状況などについてお聞かせください。
○議長(岡崎純男) 財政課長。
○参事兼財政課長(渡部 靖) 保険の関係で財政課のほうで事故報告を受けておりますので、御説明いたします。消防車両を含め公用車による事故件数は、平成28年度が全体で23件、うち損害賠償に至った件数なんですが、物損事故が3件、人身事故が1件の4件。29年度におきましては全体で19件、うち損害賠償につきましては、物損事故が1件のみとなっております。本年度は、8月31日現在で件数は11件、損害賠償に至ったような事故は発生しておりません。近年、損害賠償が発生する大きな事故が続いておりまして、議会のたびに報告させていただいてたということが御記憶にあろうかと思いますが、このため、日ごろから注意喚起を行い、昨年度は、市有物件災害共済会職員による交通安全研修を2日間で4回開催いたしました。これらの取り組みにより、人身事故や物損事故は減少しておりますが、いわゆる自損事故はなかなか減らないのが現状でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございました。早くも、どうですか、今11件ということは、一月に約1件ちょいは自損事故を起こされてるということですね。最近、専決処分で見かけないのでどうなってたかと思いますけど、いわゆる損害保険にかかわる事案がなかったということでございますが、それに至らないまでの大変多くな事故を起こしてるような状況がわかりました。公用車にドライブレコーダーを設置することにより、運転する職員の安全運転の意識を向上させるとともに、事故が発生した場合の責任の明確化と処理の迅速化という副次的な効果もあります。また、ドライブレコーダーは、移動可能な防犯カメラとしても非常に有効です。設置車両へステッカーを張ることにより、犯罪抑止や犯罪解決に役立っています。特に最近問題のあおり運転など、悪質ドライバーによる走行妨害にも抑止力となるでしょう。
 そこで、公用車のことはわかりましたけども、育成センターに青パトがあると思うんですけども、この青パトに設置するような計画はないでしょうか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 少年育成センターの使用しております青色回転灯パトロール車につきましては、市内パトロール、登下校補導活動など、市内至るところを走行しており、安全運転励行はもちろん、先ほど議員おっしゃいました防犯カメラとしての機能も果たすものと考えます。平成29年度の青色回転灯パトロール車の走行距離は6,382キロでございました。市の保有する車両の中での優先度につきましては、安全運転管理者である総務課長と協議をしてまいります。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。積極的な総務課長とぜひ御意見をかわしていただいて、お願いいたします。
 そこで、千葉県の市原市では、ドライブレコーダーの活用による犯罪と交通事故抑止に関する協定を、ドライブレコーダーを導入している公共機関や企業と共同体制を構築しています。市原市の危機管理課の協定を御紹介しますと、もし犯罪や事故が発生した場合には、ドライブレコーダーに記録された情報を市原警察署からの求めに応じて提供していただき、事件の早期解決、被害の拡大防止を図っていくこと、またドライブレコーダー搭載車が、昼夜を問わず市内の至るところで走行していることを多くの市民に知っていただくことで、犯罪防止の強化を図っていくことを目的としています。そして、この協定には市内約200の企業が参加しているため、これまで以上に地域住民の安全確保が図られますとあります。このような共同体制の構築が、犯罪や交通事故の被害を防止するためには必要と思われますが、御見解をお聞きします。
○議長(岡崎純男) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦) ただいま土居議員から御紹介をいただきました事例につきましては、確かに防犯、あるいは交通事故の抑止効果という意味で非常に効果が見込まれるというふうに思います。安全・安心なまちづくりに向けて有効であるというふうに思います。したがいまして、関係機関、南国警察署等とも協議も行っていければというふうに考えております。以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。よろしくお願いします。
 関連で、この件では最後ですが、本市の公用車の利用時に運転免許証の所持、有効期間、酒気帯びなどの体調確認など、万が一に備えてどのような無事故対策をされているかお聞きします。
○議長(岡崎純男) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦) 以前の議会で岩松議員の御質問、御指摘によりまして、運転免許証の有効期限の確認につきましては、各所属長において年度当初に所属職員の運転免許について確認するよう、周知徹底を図っております。今後、御指摘いただきましたような日々の運転時における運転者の体調等の確認につきまして、なお一層徹底していくように努めてまいりたいというふうに考えております。以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。私どもなんかも気をつけんといかんのですが、酒気帯びなんか特に気をつけないといけないと思っております。先ほど、ことしに入って11件という事故も起きてます。これはドライブレコーダー取りつけにより抑止になるかわかりませんけども、これ以前に各職員の運転のマナーとか、そのことを日ごろから交通事故を防げるように徹底して行うようにお願いいたします。
 続きまして、2番目の通学路の安全対策についてお伺いします。
 十市小学校、稲生小学校、日章小学校、国府小学校、久礼田小学校などは、県道また主要地方道に隣接をしています。また香長中学校も同じでありますが、そのことは絶えず車からの危険と隣り合わせで通学していると言えるでしょう。このほかでも、大篠小学校も住宅地の中にありますが、道路は通っております。
 では、私のほうに身近にある十市小学校と、そして稲生小学校の現状についてお話をいたします。十市小学校の北側には県道栗山大津線が通っていて、北門前には押しボタン信号があり、登校時には校長先生を初め多くの方が交通指導に当たってくれています。この場所は県営住宅から通う児童にとって最適な場所なので、大変多くの児童が利用する場所です。同じように、稲生小学校の正門前の南側に主要地方道、土居五台山線が通っています。この主要地方道、土居五台山線は、十市の県道栗山大津線と比べると狭隘な道路です。しかし、この狭隘な道路も2車線の広い道路でも同じようなことが起きていて、そのことが児童の通学に危険性をはらんでるわけです。そのわけは、2つの道路とも、他地区からの通勤コースに使用されていて、大変猛スピードで通行していきます。県警などにたびたび取り締まりを要望しても、なかなか実現をしません。大きな事故を引き起こしかねません。そこで、事故の未然防止策として、十市小学校、稲生小学校の道路標示を要望したいと思いますが、御見解をお伺いします。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 土居議員の質問にお答えいたします。
 通学児童の安全を守るために、ドライバーに気づいていただく方法といたしましては、路側部のグリーンラインであるとか、交差点部をカラー化する路面表示は効果があると思われます。通学時の安全確保につきましては、南国市小中学校通学路安全対策連絡協議会におきまして、市教育委員会、建設課、県中央東土木事務所、南国警察署が合同で行っております南国市小中学校通学路合同点検により、各学校から要望のあった交通上の危険箇所について、現地確認をして対策を協議し、計画的に実施しております。ぜひ要望を上げていただければと思います。
以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。最近は3Dによる交通標示とか、いろんな大変変わったものもあります。そして、十市小学校までの間に十市保育園もあるんですけども、これは園児の危険性というか、送り迎えの車が大変危険な目に遭っております。私も事故を目撃を実際しております。そういう意味で、本当に大事故にならない前に、ぜひとも対策をとっていただきたいと思っております。稲生の件もありますけども、校長先生もたびたび歩道の連絡協議会の中でこの安全対策については声も上げられております。教育委員会のほうに届いてると思いますけども、ぜひとも早急に、この危険をはらむようなことを除去をしていただきたいと思って、これは終わりたいと思います。
 続きまして、3番目に中学生のヘルメットについてお聞きします。
 中学生の通学用ヘルメットは、鳶ヶ池中学校を除いて着用されています。本市における中学生の通学用ヘルメットの着用は、当たり前のことだと気にもとめていませんでしたが、このことは大変すばらしい取り組みだと改めて思いました。というのも、昨年、高知市横浜の主婦が、息子さんの自転車事故をきっかけにして、ヘルメット着用を呼びかける運動を広げていることを知り、高知市では中学生が通学用ヘルメットをかぶっていなかったんだとわかったからです。そう言えば、思い起こしますのに、昔、うちの娘が高知市内へ自転車で行ってるときにヘルメットかぶって行ったら、お父さん、ヘルメットかぶっちゅうは香長の子だけやったでと言ったことを思い出しました。
 今さらと思いますが、自転車事故について調べてみたいと思います。自転車事故における死亡者のうち64%が頭部損傷、そして頭部損傷による死亡者のうち98%がヘルメットを着用していなかったという事例があります。もし仮にヘルメットを着用していたら、その死亡率は約4分の1まで下がると推定されます。この命を守るヘルメットの着用率をさらに上げるために、提案をしたいと思います。現在の通学用ヘルメットを丸形のタイプから格好よいおしゃれなスポーツタイプのヘルメットに変えてみたらどうかと思いますが、どうでしょう。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(伊藤和幸) 土居議員の御質問にお答えいたします。
 南国市では大きな重大な自転車によります事故等の報告はございませんが、昨年1月に、先ほど土居議員がおっしゃられましたように、高知市内の男子中学生によります事故は記憶に新しいところでございます。こうした痛ましい事故を防ぐためにも、みずからの命を守る安全教育の推進とともに、ヘルメットの着用率の向上というのは大変重要なことであると考えてございます。
 現在、4中学校が使用しておりますヘルメットは、それぞれの中学校が選定しているものでございますが、御提案いただきましたスポーティーでアウトドア的なヘルメットの着用につきましては、これまで御意見や議論はなかったように受けとめております。従来使用しておりますヘルメットに比べまして、デザインやカラーも多種多様でやや金額も高額となりますので、保護者の理解を得るということも踏まえまして一足飛びにはいかないかとは思いますが、着用率の向上を目指しまして、各学校、各PTAでも議論をしていただくように取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) 質問のペーパーには前向きな御答弁とありましたが、前向きでよございますね。ありがとうございます。
 愛媛県では、自転車立県ということで、ヘルメットを県庁の職員なんかも率先してかぶったところ、高校生の9割以上が着用して通学をしております。スポーツタイプは、先ほどもおっしゃってましたように、格好いいのもすぐれ、そのほかに通気性もすぐれ、熱中症から頭を守ってくれたり、ひさしのついたものであればUV効果にもなるようなことが言われております。そして、ドライバーによく目立つと思いますので、事故を未然に防止できるということにもつながると思います。そして、早速けさの新聞に、高知県議会の自民党が自転車のヘルメット着用を条例を出すということで載っておりました。
 ちょっとお願いしたいのは、この自転車の条例化とともに自転車の損害保険、これは以前にも前田議員そして私も質問をさせていただいたと思いますけども、高額な賠償の判例も出ております。自転車というのは大変凶器になります。ここで自転車保険というのは、今までと違いまして大変安くなっております。ですから、ぜひともこの自転車損害保険の加入を義務化するべきだと考えますけども、その辺でちょっとお願いしたいと思います。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(伊藤和幸) 自転車保険の加入につきましては、最近の重大な自転車事故を受けまして、教育委員会としましても、校長会等を通じまして保護者の積極的な加入をお願いをしておりまして、各学校もそれを受けまして、保護者の方々に積極的な加入を勧めていただいているところではございます。土居議員さんおっしゃられますとおり、義務化となりますと、財政的な措置も踏まえまして、保護者への負担だけでは、これは御理解いただけないと思いますので、財政的な委員会としましての措置も踏まえまして検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。財政的な措置も含めてということは、大変有意義なことだと思います。これは義務化という、どういいますか、車のように強制的なあれではありませんから、保護者に呼びかけていただくのも一つですけども、そういう財政的な支援とか考えていただきましたら大変ありがたいことだと思いますんで、ぜひとも前に進めていただくようにお願いいたします。
 それでは、続きまして2問目の選挙についてお伺いします。
 これも今西議員のほうから丁寧な質問もありました。そして、非常に選管の委員長からも前向きな答弁もいただきました。ほいで、重複しますけども、ちょっと気になったといいますか。1つ、期日前選挙の場所が地下室と言いますか、地下1階、地下室と言うたら変なですが、地下1階だということですけども。選挙へ行くのに地下で投票するというのも、何か暗いなと思って。ほかにどこか、例えばこのあたりにないでしょうか。
○議長(岡崎純男) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦) まず、本庁舎で検討しまして、それから近くということで、水道局庁舎のことを言われゆうのかなというふうに思いますけれども。水道局庁舎も2階の会議室がありまして、エレベーターもあるということであれですけれども。それから、もう一カ所は共済組合のNOSAIの会議室もありますけども、NOSAIのほうはエレベーターがないですので、まず除外ということで。それも含めて検討しましたけれども、確かに言われますように地下っていうのはちょっと圧迫感もあってあれなんですけれども。例えばきょうのような雨天の場合に、期日前投票に来られる方、特に御高齢の方でありますとか、体の不自由な方というのは、車椅子で来られるというのは結構多くて、当日の投票所ではなくて期日前投票、市役所の庁舎で投票するっていう方が結構多くございます。そういう意味で、雨天の場合に雨よけですね、本庁舎のほうには前に日よけがあって、ぬれずに車からおりて入れるというところがございます。水道局庁舎にはそういったところがないので、やはり、どちらかといえば本庁舎がいいのではないかということで検討しました。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) わかりました。雨よけの対策、とるかとらないか、わずかな距離なんで、地下へ行くこととどちらがどうかということもなお、もう一度、再度検討していただきたいと思います。
 そのほかに、今西議員もおっしゃってましたけども、大型の商業施設、昨年はイオンが全国的にやられたと思いますけども。けどあそこでも、1度っちゅうか何かの場合でやめたケースもあります。きのうもおっしゃってましたけども、1回やって、あこでやらんなったというのは、市民に対してのそんなことはおかしいんやないかとおっしゃいますけども、周知すれば簡単なことで。秋田県なんかによりますと、期日前投票が全国1位がありまして、そこなんかはスーパーでやりますと、スーパーが特売セールを逆に構えると。そうすると特売セールも両方相乗効果があって、買い物ついでにやっていくと。スーパー側も大変喜んでいるという事例もありますし。今やもう一般的にスーパーでやって、催事場はもっと手前に、特にわかってる県議選とか、我々も含めた市議選なんかも前もってわかりますから、大型スーパーあたりに何日かあけてくれということもできるかと思います。これもやはりやる気の気持ちであって、旧態依然じゃなくて考えてみるということで、ひとつ前向きに検討していただければと思います。これにつきましては、お答えは要りません。
 それに、あと1つ提案ですが、投票率を上げるために、銀行のキャッシュカードの窓口とか、あるいはスーパーのレジの横とか、ごみステーションとか、コンビニのレジの横なんかに、何日投票ですとかいうステッカーやるのも一つの、そんなんも啓蒙でいいんじゃないかと、わずかなことですけども、ちょっと提案したいと思います。
○議長(岡崎純男) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦) 今、土居議員から御提案がありましたステッカーということですけれども、これまで当委員会のほうで検討したことがございませんでしたので。確かに少しでも投票率向上に向けての効果があるのではないかなというふうに思いますので、ちょっと今後、そういった提案があったということを委員会に報告して、検討していきたいというふうに思います。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。先ほど言いましたように、市民が必ず利用されるようなところにあれば、意識的に目にすると思いますんで、投票率もわずかながらふえると思います。
 それでは、関連で子ども議会について質問いたします。
 子ども議会と言おうと思ったんですけども、どうもちょっともう目線を変えてみまして、余りにも先生方の多忙なこともありました。我々議会運営委員会の視察で彦根へ行きまして、子ども議会の仕組みについて、議会だよりから見させていただきましたら、大変な御労苦をされているようで。彦根市は10回を数えておるんですけども、これを見ますと、今の小学校、学校現場ではなかなか厳しいようなことも思いまして、今回の質問は子どもの議会ということで質問をさせていただきます。これは、もし仮に、例えば今現在やってます、市長が参加されてます「ドリームトーク」中学校の、これの何か進化形みたいなのを、この議会でやれないかなと思って、御質問はさせていただきました。御答弁お願いします。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(伊藤和幸) 子どもの議会につきまして御答弁申し上げます。
 平成9年度から開始いたしました「ドリームトーク」も、前市長から平山市長へと引き継がれまして、歴史のある学校行事となっております。土居恒夫議員におかれましては、昨年の9月議会でも子ども議会の開催につきまして御提案をいただいたと承知をしております。来年度、市制60周年記念事業の一環としまして、中学生のドリーム議会との御提案でございますが、中学生がこの議場で平山市長、並びに執行部との意見を交換できることは、本市の中学生にとりましても大変意義深いことであると考えております。しかしながら、繰り返しにもなりますが、今の学校現場におきましては、働き方改革によります子供たちと向き合える時間の確保が求められる一方で、新学習指導要領の改訂に伴いまして、教育課程の編成や、それから授業改善、さらには授業時数確保のための大変厳しい現状にあることも御理解をいただけるものと存じております。こうした現状も踏まえまして、現在行っております「ドリームトーク」を議会スタイルで開催できるかどうかにつきまして、再度中学校とも協議をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。確かに働き方改革で残業時間が、中には、きょうもやってましたね108時間超えるという大変苛酷な労働条件で先生方もやられてます。そこでちょっとヒントになるのが、その小学校ではOBの方に事務的な、例えばコピーをするとか、ここの授業で使うからここをコピー頼むとか、そんなことが積極的にOBの方を入れられて、残業時間を減らされているような、これはまた改めて次回でも質問させていただきたいと思いますけども。このOBの方々に御協力いただいて「ドリームトーク」をするようなことも、一つの手じゃないかなと。「ドリームトーク」今までそんなに複雑なことでもないと思いますし、子供たちが自由闊達な意見を言われてます。これにつきまして、ちょっと入ってなかった、ちょっと市長、一言どうでしょう。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 「ドリームトーク」は、今年私も初めて中学校へ伺ってさせていただいたところでございまして。非常に中学生の率直な意見にお答えすると、刺激的な環境でございます。それにつきましては、私、議会でやるということも、それも一つの案であると、それも思います。学校現場のその状況にも合わせて、それは検討させていただきたいと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。そういった面でOBを活用というのも一つのあれだと思いますんで、お聞き入れいただいて。ぜひとも、これ60周年と言わず、60周年が一番期は期ですけども、61年でも構いませんけども。子供たちの声を聞くということは、子供たちが発言したことによって、南国市の住みよい、僕らが言ったことをやってくれたと、そうすると政治への身近な関心を生み、必然的に投票率も上がるし、将来的に南国市をよくするという、子供たちの芽生えがあると思うんです。この議会を通じて、中学校でもいいですけども、やはり現場をここに変えて、ぜひとも4中学校の闊達な意見を聞き取るような状況をつくっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 最後の3点目に、文化・芸術の質問をしたいと思います。秋ですから、文化の、芸術の秋と言いますけども。
 最初は、歴史ある南国市展。この南国市展はことしで58回を迎えて、文化の最大イベントであります。ことしも園児から大人の方々が制作に励まれていることと思います。さて、今回の質問は、作者の制作意欲に水を差すつもりはありませんが、60年近く続いているこのイベントもそろそろ模様がえの時期に差しかかってきたのではないでしょうか。私も各地に審査員としていろいろ呼ばれておりますが、各地とも、西洋画、日本画、そして陶芸、いろんな分野でも年々、人口減少とともに作者の出品数が減っております。これはもう時代の趨勢でいたし方ないかと思いますけども、例えば南国市展におきますと、私は専門部員に呼ばれてはおりませんけども、なぜか呼ばれてないですけども、出品数から見ますと、恥ずかしい話、五、六点なんです。五、六点に審査員をわざわざ呼んで、謝金はどれぐらいか知りませんけども、私なんか行くと大体3万円ぐらいはいただいておるんですけども、南国市展でどれぐらいか、3万円としても、4点の審査をするのに3万円出すというのも、何か費用対効果としてそろそろおかしいんじゃないかと。
 そこで、この質問をしたいのは、高知市では無審査形式のアンデパンダンという方式をとっておりまして、いわゆる出品自由。分野は分野であるんです。分野は分野でありまして、出品料ももちろんいただきます。ただ審査がないということで、大変自由な作品も出されております。審査するということは、それなりに出される人も構えて、それはそれで気持ち的に賞をもらいたいという制作意欲につながることはつながりますけども、もうそろそろそんな時代は終わってるんじゃないかと。高知やったら高知県展がありますから、そこへ出していただく。あるいは女流展、オールドパワー展というもろもろの賞をもらう、賞を競うものもあります。ですから、その方々はそっちのほうを向いていただいて構いませんけども、南国市展はそういうアンデパンダン方式でやっていただいて、自由な作品をもらうと。この辺は、逆に賞はどうするかという、例えばギャラリーといいますか、見に来られた方が洋画ではこの作品がよかったねとかというのを投票していただいて、それを一番多かった方に何か市民には賞品を贈るし、賞品というか商品券でもいいです。その一番の方の作者にも何か記念品を贈るというふうなことに変えてみたらどうかと思って提案をしたいと思いますが、御意見をお聞かせください。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 市展における無審査、アンデパンダン形式への変更の御質問でございました。第57回南国市美術展覧会、一般の部でございますが、一般の部への出品数、審査対象点数でございますが、196点、前年比マイナス13点でございまして、200点を下回ってまいりました。また、出品者は166人、これは前年比マイナス41人でございました。模様がえとの話がございましたが、何らかの変革が必要な時期に差しかかっているとの認識はございます。今年度、第58回を迎えるわけでございますが、既に実行委員の委嘱を終え、実行委員から御推薦いただいた審査員の方には既に内諾を得ておりますので、アンデパンダン形式につきましては、今回終わった後の実行委員会の反省会のようなものがございますので、そちらへ提案してまいります。また、庁内でも議論を行ってまいります。
 また、ギャラリー投票のお話がございました。投票を行う方が十分にいらっしゃるのか、見きわめがないと、10点とかで賞品を獲得したとかいうこともちょっと寂しい話でございますので、ある一定の投票があった作品について、何らかの賞品、景品のようなものが与えられるべきなのかなと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。ですから、まあことしはもう、あれです。来年もすぐにはいかんと思いますけども、これも60という節目で変えてみるのも一つの手じゃないかと思っております。高知市展なんかは、高知市文化振興事業団から委嘱を受けた各専門部員で、ボランティアで運営に当たってるわけです。ですから、そういう実行委員の運営を、当然南国市展もそうだと思いますけども、今言いました経費という点では、審査員の謝金、それとトロフィー、盾、これもばかにならない金額になると思っております。経費経費って余りしょぼくれた話ではいけませんけども、私なんかも昔はトロフィーが欲しくて頑張った時期もあります。けど、今やもうトロフィー、盾、もうそろそろそういう時代じゃないかなと。何かちょっと時代が変わってきてるんじゃないかと思っておりますので、その辺も踏まえまして、60回目に何か考えてみるということを提案したいと思います。
 そして、もう一つには、現在、小中学校なんかにも図工のような美術形式の授業が大変少なくなってるように思います。高知市展のことばっかり言って恐縮ですが、高知市展では、あなたダビンチぼくピカソということで、子供たちのアートイベントを幼児から小学校6年、高学年まで、中学生の初めでも構いませんけどもやっております。これ、大変盛んな事業になってまして、ことしも行いましたが、ブースを構えまして各部門でいろんなものを取り組みをしまして、子供たちがワンコイン500円で買って、それをパスポートにしまして、各部門へここぞとばかり走っていって作品をつくっております。大体1時から4時ぐらいまで3時間の間、それを各部門をやっておりまして。ことしは参加者378名、延べにしますと3,574人という、ですから10部門回ってますから、各子供たちが全部のブースを回るわけです。このようなことを南国市展でも、これからものづくりのまちを目指す、海洋堂が来てそういうふうなことをやっておりますと、その辺とのコラボ的なもので、何かそういう場所を構えて子供たちのイベントをやってみたらどうかと思うんですけども。南国市展の会場スポーツセンターは冬場ですから寒いんで、高知市展の場合は外のかるぽーとの前でやってますけども、外では難しいと思います。例えば、中の部屋を一部屋借りて、半日借りて、何か汚れても構わないようなことを、子供たちの遊びの場をつくってみてはどうかと。これもことしはもう無理ですから、ぜひともそういうことも提案をしたいと思いますが、御見解をお聞きします。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 高知市のイベント、私自身見たことはございませんが、お話を聞いて興味が引かれたことは事実でございます。高知市展は毎年5月から6月にかけての開催と思われますが、来年、関係者とともに見に行ってみたいと思います。南国市で開催するとなりますと、専門部のブースを担当するスタッフの確保が課題となってくると考えます。教職員の中に造形教育研究部会というものがございますが、高校生の協力なども得られればなとは思うんですが、南国市展の開催時期がどうしても進学の時期が近いということがございまして。会期全体を見直すとなりますと、スポーツセンターでございまして、もう大きな柔道ですとか、そういう大会が10月、11月とかございまして、なかなか前倒しとなるとどこまでできるのかなという部分はございます。
 スペースのお話がございましたが、市展の会期中はサブアリーナの使用をとめておりますので、床面に何らかの養生をすれば使用は可能だと思われますので、この点を踏まえて、また実行委員会なりに提案をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。子供がアートに接するような事業等々が本当に減っていると思うんです。ですから、いろんな知識の中に、やっぱりアートというのは大変大事な子供たちにとっては要素だと思いますんで、ぜひとも子供たちが自由闊達にそういう遊べるような、半日でもいいですから、思い切り遊べるようなもの。ですから、先ほど課長おっしゃってました、各、日本画のブースとか、洋画のブースとかじゃなくて、別に何でもいいと思うんですよ。あるいは海洋堂さんも来ていただいて、何かでかい、巨大なガンダムつくるとか、何でもいいですけども、空き缶で何かつくるとか、そういうふうなものづくりの場を。ですから、ちょっと説明があれですけども、南国市展のあなたダビンチぼくピカソの中を言いますと、例えば我々日本画のブースだと、日本画を教えるわけやないですよ。ただ子供たちにブリキのバケツに絵を描かすとか、各ブースがそんな、メダルをつくったり、そういういろんな、漫画描いたり、あるいは植木鉢に絵を描かしたり、各ブースによっては、とにかく描かす、そういうふうな描かしたり、何か物をつくらせるというふうなイベントなんですよ。ですから、余り専門知識は要りませんので、ぜひとも高校生の応援等々、その時期も踏まえて、すぐにはあれですけども、ぜひともそういった面で、500円で参加、500円がいいのかどうかわかりません。500円になりますと、収入がこの前も全部で十何万円水揚げが上がりましたんで、各部門で分けて、いろいろ使い方は自由ですけど、そういうこともやりました。それは材料費引いて、そういうこともやってます。ぜひとも、そういったイベントをやっていただきたいと思いまして、これは終わります。
 最後に、文化ホールについてお聞きいたします。
 今議会の市政報告にありました中央公民館及び大篠公民館の、合築じゃなくて改築になってましたけども、改築について、基本設計、実施設計の準備を進めており、公募型プロポーザル方式で業者選定を行うとありましたが、そこでお聞きします。参加資格要件はどのようなものか、お聞きします。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 基本設計、実施設計を委託いたします業者選定つきましては、先ほど議員おっしゃいましたように、公募で行うように予定をしておるところです。南国市の施設としましては規模も大きく、文化的行事を行うことができるホールも中に持たせることでありますので、こういった施設の実績を有する業者を広く募りたいという考えから、特に県内であるとか、四国内の業者に限るといった制限は設けておりません。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ありがとうございます。それでは、実績を有する業者ということで、安心はしました。県内にはなかなか最近、祷原の図書館とか、ほかに余りこういったホール的な公共用の施設がいいのができてませんけども、制限を設けずにということでありまして、それはいいです。その附帯で、きのうですか、市長もCLTの活用もおっしゃってました。この文化ホールの中に、CLTとか木材を使うような、何か附帯条件を入れるようなお気持ちはないでしょうか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 当該施設は規模も比較的大きく、また用途としても多くの人数の方が一度に利用することが想定されます。耐火構造にいたします場合に、構造部材自体が木材とかでございますと、覆ったりする部分も場所によっては出てまいりますので、コストが、初期投資、ランニングコストとも高くなりますので、構造自体は鉄筋コンクリート、または鉄骨とした上で、壁面や床面、その他の部分で可能な限り木材を使うようなくくりにしたいと考えております。以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) それは床面、側面には木材使うのは当たり前だと思うんですけど、もうちょっと踏み込んだ、何かもっと特徴のある、そういうCLTとか、何か発想の提案も求めないですか。まあ、わかりました。その辺はいいですけども。
 そこで、この基本設計、実施設計を決定する審査選考委員会というのは、どのようになっておりますか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 審査委員会のメンバーにつきましては、副市長、教育長、財政課長、生涯学習課長、都市整備課職員、総務課職員、教育研究所長から構成をされております。以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) え。その中には何かもっと専門の。確かに職員といいますか、役所の偉いさんですから、そういう見識はあると思いますけども、そういったプレゼンとかというので大丈夫ですかね。例えば、ほかにはヒアリングなんか聞く場合に、職務経歴を持たれた、今言われた市長、副市長とかのほかに、例えば図書館の人とか、どう言います、ほかにそういう建物にかかわるような仕事をされた方は、プレゼンテーションとかそのようなことを意見を聞く会といいますか、選考するようなメンバーではないと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 業者の選定につきましては、会社の規模、類似施設等の実績経験等を評価していくものですが、この中には、当然、職務経験のある職員も含まれております。
 また、業者決定以後、実際に設計協議を業者との間でしていく際には、審査委員以外の職員、また外部の方の委員の意見ももとに作業を進めてまいります。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) 決定されてから言いましたかね。決定されてからだったら、大変遅いじゃないですか。やはりここには実施設計、あるいはどう言います、基本設計のときに斬新的なこととか、そういうのを審査する目が備わった方のほうがふさわしいんじゃないですか。これは同じようなことで、そういう目が、副市長、自信ありますか。
○議長(岡崎純男) 副市長。
○副市長(村田 功) 自信があるかないかという御質問でございます。ただ、この公募型のプロポーザルも、委員会で決めるのは業者を決めるものでありまして、その段階で、その業者さんが実際にどういう形のものをつくるという、コンペ方式ではございません。あくまで会社の体制、実際にできるかという、会社を選ぶという思いでおりますので。そこで、例えばある設計会社がこういうものにするんだよと、パースを見せること自体が本来あるべき姿ではないというふうに私は理解しております。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) 済いません、まさかこういう答えが来ると思っていませんでしたんで、プロポーザルということを改めて考えますと、プロポーザルじゃないじゃないですか、それじゃったら。いわゆるプレゼン、こういうものをつくります、それが基本設計で、実施設計はある程度のまた、もっと具体的なことをやる。あくまでもこういうものをつくりますからどうでしょうかというヒアリング、いわゆるプレゼンテーションを構えて、それで決めるんじゃないですか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) プロポーザルにおける業者選定につきましては、先ほど副市長からも触れましたように、会社の規模ですとか実績、あとは当該計画に対しての体制、意欲のようなものをお聞きすることもございますが。副市長が申しましたように、例えばコンペ形式できちっと模型のようなものを持ってこうこうですということで比較するんですが、プロポーザルは、それよりは業者選定を実績とか体制とかで評価、比較するものでございますので。業者選定の後、こちらの注文とかも聞きながら、実際協議に入っていくということになろうかと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) そのあたりで、しかし業者決めてから、何とか。昔盗人を捕まえて縄をなうみたいな、言葉悪いですけども、妙におかしいんじゃないですか。ある程度、やっぱり実施設計に至る前の公募のときに基本設計の案を出していただいて、実績だったらどこだってできるじゃないですか。実績で決めるだって、それは誰だってできますよ、実績で。じゃあ、どういう加点をするんですか。どんな加点ですか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 会社の実績、体制、そのほかに先ほど意欲ということをお答えをいたしました。この提案に対してどういった方針で作成していただけるかという点を何点かお聞きするようなことになってございます。基本設計と実施設計を一括して発注するものでございますので、基本設計の間にも業者と十分協議した上で実施設計に入るということになります。意欲といいますのは、この新しくつくるホールのこんな部分についてどのようなお考えをお持ちかということを聞くわけですので、ちょっと言い方が足りなかったかもしれませんが、会社の大きさ、人数、実績だけで採点をするというわけではございません。済いません、言葉が足りずに説明がわかりにくかったかと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) そりゃ意欲はどこだってあるでしょう。どうも何か納得いかんな。なおかつ、ちょっと私言うたように、もうちょっと選定委員とかを変えるお気持ちは、今言うたからあれですか、ないですか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 審査会の設置要綱は公布しておるもので、既に会合も1回開いております。先ほど申しましたように、業者選定の後、協議に入る際に、外部委員、あるいは庁内でほかの建築関係ですとか、今も建築関係は入っておるんですが、土木関係職員とかの意見ももとに作業を進めてまいりますとお答えをいたしました。プロポーザル自体につきましては、先ほど申しました点で比較選定をするということは、過去の庁内の事例にも倣ったものでございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) 何か元気がなくなってきました。どうなんですかね。これ、本当に50年、100年とは言いませんけども、ほかにもっと聞きたかったことがあるんですけども、できてからの今後の運営を早くそういう組織をつくらんといかんじゃないかということを聞きたかったんですけども、しょっぱなからこれじゃ、大丈夫かなと思って。市長、これ、50年に1度、あるいは60年、70年に1度の、本当に久々の、文化の殿堂ができるんです、市民期待の。それで本当にこういう、失礼ながら、今言われたようなメンバーで本当に立派なものが選定できますか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 確かにやり方としてはいろいろあると思うんです。基本構想のようなものを立てて、こういうイメージでまたそれを具体化して基本設計、実施設計というステップを踏むというやり方もあろうかと思います。今回の場合は、今協議を進めているところでございますが、その中でこういった建て方とか、こういった要素が欲しいとか、そういう要望を今集めている段階であると思っております。そういう中に業者が入って、そこの要望をイメージして固めていくというやり方を今回とろうとしているんだと、私は認識しているところであります。できたものを見せてそれをコンペでやるということではなしに、そこはできる業者がそこの要望を聞いてつくり上げていくというスタイルで今回やろうとしていると私は思っております。ですので、こういうやり方もあると考えています。以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) やはりこのような施設というのは、本当にやっぱり外観、設備、中身、魅力あるものでないといけないと思うんですよ。ですから、業者を決めた後で意見を出して、じゃあ四角い建物から三角の建物という、極端なことできますか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) デザインという話ですが、当然コンペではございませんので、模型もございませんしパースもございません、イメージ図のようなものは可能と。これは他市のプロポーザルの技術提案書作成要領などにも基づいて、参考にして、うちの提案書の作成要領もつくっていきたいと思っておりますが。三角や丸いとかいうことの提案が実際あるかどうかもちろんわからないことですが、魅力あるデザインの中でも、私、以前、前田議員の質問にお答えしましたように、初期投資、ランニングコストとも余りかからないようにということですので、そういった点も考慮しての業者選定としたいと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) なかなかいろいろいい逃げ方をされますけども。いやだから、先ほど言われましたね、イメージ図も出せれるんですか。出せれるんだったら、要件の中にせめてイメージ図とか、だって業績とか実績とか意欲あるだって、誰だって書けるんじゃないですか。そこに何かコンセプト、あるいはそういう想像できるようなものがないと、どうやって判断するんですか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) イメージ図を添付されてるものは他市の提案書の中にもございます。それと、先ほど意欲と申しましたが、その意欲っていう言い方がまずかったのかもしれませんが、どういうふうな市民にとってくつろげる、云々かんぬんとか、そういった提案を意欲といいますか、中に書いていただきたいというような様式を入れるような考えでおります。以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) そういうのを絵に描いた餅と言うんですよ。例えば、こういうプロポーザルで本市でこうやってやられた、どこが、何かあります。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 業務提案書の作成要領でお手本にしておるのは給食センターで、これは指名型のプロポーザルでございました。あと他市の公募型プロポーザルの事例を見て、それをいいとこは取り入れて、提案書を作成するようにいたしております。以上です。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) ああ、わかりました、給食センターか。だから、今言われたいいものを取り上げてったって。いいものを取り上げるのは逆じゃないですか、提案をする方はいいものをやって、こっちがいいものを取り入れてじゃないですよね。向こうから提案されたものを、本当に真摯に、これで大丈夫かというのをやっていかないと。意見が言われたとおり、業者の言いなりになるじゃないですか。それをだから、今言われたメンバーの方々で、そういう見る目がありますか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 先ほど申し上げましたメンバーにつきましては、それぞれプロポーザルの審査経験を有しておる職員もございますし、都市整備課職員は実際建築サイドの職員でございますので、プロポーザルに係る見識は有しておるものと考えております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 土居恒夫議員。
○7番(土居恒夫) プロポーザルに係る見識を聞いてるんじゃないです。そういう感覚をお持ちですかということですけど、これを言ったってもう仕方ないですけども、もっと時間を費やしたいですけども。本当に先ほど言いましたように、二度とこういう施設はできないと思っております。やっと市民の待望の文化的な要素を持った建物ができるということです。今言われたように、給食センターであってはなりませんので、ぜひとも、もっと真摯に考えていただきたいと思って、私の質問を終わります。ありがとうございました。