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検索結果 »  平成19年 第328回市議会定例会(開催日:2007/12/07) »

第328回市議会定例会初日


第328回南国市議会定例会会議録
 ………………………………
                                 南国市告示第84号
                                 平成19年11月30日
                           南国市長 浜 田   純

第328回南国市議会定例会を次のとおり招集する。

 1.期  日  平成19年12月7日
 2.場  所  南国市役所 5階議場
 ………………………………
第1日  平成19年12月7日  金曜日

      出席議員     
     1番 中 山 研 心君        2番 前 田 学 浩君
     3番 徳 久   衛君        4番 村 田 敦 子君
     5番 岡 崎 純 男君        6番 高 芝   謙君
     7番 坂 本 孝 幸君        8番 小笠原 治 幸君
     9番 竹 内 克 憲君       10番 有 沢 芳 郎君
    11番 野 村 新 作君       12番 西 原 勝 江君
    13番 西 山 八 郎君       14番 浜 田 和 子君
    15番 浜 田   勉君       16番 浜 田 幸 男君
    17番 門 脇   晃君       18番 土 居 篤 男君
    19番 福 田 佐和子君       20番 西 岡 照 夫君
    21番 今 西 忠 良君
          ―――――――――――*―――――――――――
      欠席議員
    な し
          ―――――――――――*―――――――――――
      出席要求による出席者
  市     長  浜 田   純君
  総 務 課 長  和 田 義 許君
  財 政 課 長  豊 永 克 重君
  企 画 課 長  山 崎 正 道君
  税 務 課 長  谷 田   豊君
  市 民 課 長  石 川 明 美君
  保 健 課 長  中 村 さ ぢ君
  保健福祉センター所長  溝 渕   勉君
  環 境 課 長  井 口 善 喜君
  農 林 課 長  西 川   潔君
  商工水産 課 長  池 内 哲 男君
  建 設 課 長  万 徳 恒 文君
  都市整備 課 長  池 知   隆君
  上下水道 局 長  藤 村 明 男君
  会計管理者兼会計課長  永 吉 拓 道君
  福祉事務 所 長  岸 本 敏 弘君
  学校教育 課 長  谷 脇 里 江君
  生涯学習 課 長  高 木 正 平君
  農業委員会事務局長  高 木 茂 美君
  選挙管理委員会事務局長  石 井   守君
  消  防  長  西 岡 次 男君

          ―――――――――――*―――――――――――
      議会事務局職員出席者
  事 務 局 長  中 山 泰 夫君   次     長  小 原 正 子君
  庶 務 係 長  西 岡   博君   書     記  門 脇 智 哉君
          ―――――――――――*―――――――――――     
      議事日程
        平成19年12月7日 金曜日 午前10時開議     
第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議案第1号 平成18年度南国市一般会計歳入歳出決算
第4 議案第2号 平成18年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算
第5 議案第3号 平成18年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算
第6 議案第4号 平成18年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算
第7 議案第5号 平成18年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算
第8 議案第6号 平成18年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
第9 議案第7号 平成18年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
第10 議案第8号 平成18年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算
第11 議案第9号 平成19年度南国市一般会計補正予算
第12 議案第10号 平成19年度南国市下水道事業特別会計補正予算
第13 議案第11号 平成19年度南国市老人保健特別会計補正予算
第14 議案第12号 平成19年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算
第15 議案第13号 平成19年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
第16 議案第14号 平成19年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第17 議案第15号 平成19年度南国市介護保険特別会計補正予算
第18 議案第16号 平成19年度南国市水道事業会計補正予算
第19 議案第17号 南国市国民健康保険税条例の一部を改正する条例
第20 議案第18号 南国市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
第21 議案第19号 南国市人権擁護委員の推薦について
第22 議案第20号 南国市人権擁護委員の推薦について
第23 議案第21号 南国市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
          ―――――――――――*―――――――――――     
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第23まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時5分 開会・開議
○議長(西山八郎君) これより第328回南国市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会期の決定
○議長(西山八郎君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月19日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会議録署名議員の指名
○議長(西山八郎君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、前田学浩君及び西岡照夫君を指名いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) 市長より議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 職員をして送付書を朗読いたさせます。事務局長。
      (事務局長朗読)
 ………………………………
                                  19南総第357号
                                 平成19年12月7日

 南国市議会議長  西 山 八 郎 様

                       南国市長  浜 田   純

      第328回南国市議会定例会の議案の送付について
 第328回南国市議会定例会に提出する議案を別紙のとおり送付します。

 議案第1号 平成18年度南国市一般会計歳入歳出決算
 議案第2号 平成18年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算
 議案第3号 平成18年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算
 議案第4号 平成18年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算
 議案第5号 平成18年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算
 議案第6号 平成18年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
 議案第7号 平成18年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
 議案第8号 平成18年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算
 議案第9号 平成19年度南国市一般会計補正予算
 議案第10号 平成19年度南国市下水道事業特別会計補正予算
 議案第11号 平成19年度南国市老人保健特別会計補正予算
 議案第12号 平成19年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算
 議案第13号 平成19年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
 議案第14号 平成19年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
 議案第15号 平成19年度南国市介護保険特別会計補正予算
 議案第16号 平成19年度南国市水道事業会計補正予算
 議案第17号 南国市国民健康保険税条例の一部を改正する条例
 議案第18号 南国市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第19号 南国市人権擁護委員の推薦について
 議案第20号 南国市人権擁護委員の推薦について
 議案第21号 南国市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
 ………………………………
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第21号まで
○議長(西山八郎君) この際、議案第1号から議案第21号まで、以上21件を一括議題といたします。
 市政報告並びに提案理由の説明を求めます。市長。
      〔市長 浜田 純君登壇〕
○市長(浜田 純君) おはようございます。
 第328回南国市議会定例会に御出席いただき、まことにありがとうございます。
 開会に当たり、提案いたしました議案の説明を申し上げるところでございますが、それに先立ちまして、市政の状況につき御報告いたします。
 去る11月3日、第39回南国市民賞を教育文化、社会福祉、産業経済の各分野での功績により4名の方が受賞されました。また、22日には、すぐれた技能を社会発展のために役立てられた7名の方が、南国市技能功労者表彰を受賞されました。
 受賞されました皆様には、今後も本市の発展に御支援、御協力をお願いするものであります。
 また、地域との協働の仕組みづくりを目指し開催しております「地域のことをじっくり考えるための座談会」につきましては、中山間地域の「奈路・黒滝地区」、「白木谷・八京地区」、「瓶岩地区」の3地区と、平野部の「稲生地区」で開催しております。1回目の座談会では、地域のよさや課題を共有するため地域の現状を話していただくとともに、「こんな地域を目指していこう」という夢を決め、2回目で、その夢に向かって「個人でできること」、「地域での助け合いでできること」、「行政や関係団体と連携してできること」について話し合っていただいております。そして、3回目には、夢の実現のための具体的な方法について話し合いをしていただくことになっております。地域の集落機能や地域コミュニティーの再生、高齢者の暮らしを維持するための仕組みづくり、地域の将来像について、地域住民と一緒に考え取り組んでまいります。
     〔総務〕
 まず、総務関係につきまして、御報告いたします。
 防災関係では、9月24日に本市では初めての自主防災組織リーダー育成研修会を開催し、各防災組織の実践報告や情報の共有を行うとともに、今後の課題の把握に努めました。自主防災組織の新規結成につきましては、津波被害の予測される地域で重点的に取り組んでおります。既存の自主防災組織に対しましては、継続した防災訓練の実施を呼びかけるとともに、消防署と合同で訓練、指導を続けております。
 久枝津波避難施設につきましては、用地買収、地質調査を完了し、現在建物の実施設計を行っており、来年秋ごろには、待望の避難施設が完成する予定であります。
 耐震関係事業では、地震防災マップの作成や、耐震工事実施率の目標を公共建築物の90%とすることなどを盛り込んだ耐震改修促進計画を策定中であります。
 また、木造住宅耐震改修事業につきましては、40棟の耐震診断を完了し、6棟の改修工事を実施しました。
 昨年度から実施してまいりました庁舎の石綿除去工事につきましては、議場と東西階段が終了し、庁舎内のすべての石綿の除去を完了いたしました。
     〔財政〕
 次に、財政関係につきまして、御報告いたします。
 平成16年度からの財政健全化計画に引き続き、本市の中期財政収支ビジョンを策定し、集中改革プランに沿って、確実に財政健全化を図っているところでありますが、平成19年度決算見込みについては、基金の取り崩しも予想され、非常に厳しい財政状況が続いております。
 国の平成20年度地方財政収支の仮試算によると、地方交付税に地方税などを加えた一般財源総額は確保するとされているものの、自治体に実際に配分される地方交付税は、本年度比4.2%減となっていることから、確実に減少することが見込まれます。
 一方、歳出については、全体の20%を超える公債費、少子・高齢化に伴う扶助費及び老人保健・介護保険・国民健康保険特別会計への繰出金の増など、経費の増大は避けられない状況であります。
 このような状況の中、平成20年度の予算については、中期財政収支ビジョンや総合計画、また集中改革プランに掲げた項目を確実に見据え、引き続き健全な財政運営を行ってまいります。あらゆる歳入・歳出の見直しを図り、限られた財源の中で最大の行政効果を上げるべく、平成20年度予算編成方針を作成いたしました。将来に向けた都市基盤整備、教育・子育て支援・少子化対策、産業振興対策、地震・防災対策に加えて、健康づくり対策を重点施策に掲げた魅力ある予算編成を行ってまいります。
     〔企画〕
 次に、公共交通関係につきまして、御報告いたします。
 バス路線安芸線につきましては、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線との競合等で収支が悪化し、本年4月に運行会社より行政の支援がなければ運行を継続できないとの申し出がありましたので、地域交通協議会中央・東部ブロック合同作業部会で存続可能な運行形態を探ってまいりました。10月30日、第4回地域交通協議会の作業部会において運行会社より競合問題の解消に重点を置いた運行計画案が示されましたので、国庫補助路線として存続させることを地域交通協議会として確認をいたしました。
 統計調査事務につきましては、「就業構造基本調査」を10月1日に約570世帯(38調査地区)実施いたしました。この調査は、国民の就業・不就業の実態を明らかにして、国や都道府県における雇用政策、経済政策などの各種行政施策立案の基礎資料を提供することを目的としております。
 住宅騒音防止対策事業につきましては、平成4年度から防音工事実施後10年以上経過し故障している空調機器を対象に機能回復工事を実施しており、さらに平成16年度からは機能回復工事実施後10年以上経過し故障している空調機器を対象に再更新工事を開始しております。本年度は、11月末現在で、機能回復工事4世帯6台、再更新工事21世帯34台につきまして助成を行っており、対象者から希望がありましたら随時対応しております。
     〔市民〕
 次に、住民異動関係につきまして、御報告いたします。
 住民基本台帳法及び戸籍法の一部改正に伴い、住民票や戸籍謄抄本の交付に際し、窓口に来た人の本人確認が必要となり、来年1月から運転免許証やパスポートなどにより本人確認を実施いたします。このことは、虚偽や不正な請求を未然に防止し、住民情報の適正管理及び個人情報の保護を目的として実施するものであります。
 年金事業につきましては、この12月から社会保険庁が年金の加入歴にいてのお知らせ「ねんきん特別便」を順次送付することに伴い、市の窓口においても年金相談や問い合わせが増加することが予想されます。
 また、国民健康保険事業では、最重要課題の国保医療費の適正化に向けた啓発活動に取り組んでおります。
 10月3日から、メタボリック症候群対策に的を絞った国保ヘルスアップ教室を開始し、6カ月間で内臓脂肪を減らそうと生活習慣を見直し、運動や食生活改善に取り組んでおります。
 11月7日からは、第2弾のヘルスアップ教室も開始いたしました。
 また、10月21日には、「第18回国保健康づくり講演会」を開催し、テレビの健康講座等で著名な医学博士、松原英多氏を講師に迎え、約200人が認知症の予防方法等身近な健康づくりのポイントについてのお話を聞きました。
 12月22日には、南国市介護・医療保険制度等対策本部の主催により、南国市展会場のスポーツセンターに来場する市民を対象に、「健康なんこく”きらり”フェア」を開催いたします。
 市民の皆様には、これらの啓発活動を通して、健康づくりが医療費に大きく影響するということを御理解いただき、結果として国保医療費の適正化につなげてまいります。
     〔保健〕
 次に、「南国市高齢者虐待防止ネットワーク委員会」の設置につきまして御報告いたします。
 平成18年4月、高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律が施行されました。このことによりまして高齢者の虐待防止について市町村の責務が明確にされ、養護者による高齢者虐待に迅速に対応できる体制を整備することが必要になりました。そこで本市では「南国市高齢者虐待防止ネットワーク委員会」を9月1日に設置いたしました。同委員会は保健・医療・福祉の各分野、関係専門機関等を中心に構成いたしました。今後は地域包括支援センターにおきまして、この委員会を活用し、市内における高齢者虐待の防止から個別支援に至る各段階において関係機関と連携・協力し、虐待を受けるおそれのある高齢者やその養護者・家族に対する支援を行ってまいります。
 また、このたび、中学生のボランティア活動の一環として、香長中学校の生徒によるひとり暮らしの高齢者への見守りを目的とした「おはよう隊」が結成されました。この活動は中学生とのドリームトークの中で、生徒たちの高齢者に対する思いから提案された取り組みが実現したものであります。試行の段階ですが、今回41名のおはよう隊員が14班を編成し、毎朝通学の途中、独居老人宅へ声かけによる安否確認を実施しております。高齢社会を迎え、さまざまな問題を抱える高齢者が増加しております。中でもひとり暮らしの高齢者が増加しており、今後ますます高齢者への地域支援対策が重要な課題となってまいります。
 また、生後4カ月までの乳児のいるすべての家庭を訪問し、育児等に関するさまざまな不安や悩みを聞き、子育て支援に関する情報提供等を行うとともに、支援が必要な家庭に対しては、適切なサービスの提供に結びつけることを目的とした「生後4カ月までの全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」を、母子保健推進員による家庭訪問を活用して実施しております。この事業の目的や守秘義務、個人情報の保護に万全を期することなどについての研修会も実施いたしました。なお、乳児家庭の孤立化を防ぎ、乳児の健全な育成環境の確保を図り、乳児の虐待防止に努めてまいります。
     〔環境〕
 次に、環境行政につきまして、御報告いたします。
 浄化槽設置整備事業につきましては、10月末で117基の交付決定を行っており、本年度の予定交付基数、約120基は11月に完了となっております。浄化槽法に定められている浄化槽設置後の「法定検査」、「保守点検」、「清掃」等の履行につきまして、特に力点を置き指導してまいりましたが、引き続きその指導に努めてまいります。
 環境センターにつきましては、8月末に受入・貯留槽沈砂等除去設備の設置工事が完了し、問題なく稼働しておりますが、依然として処理能力を上回った搬入量が続いていることなどから、より慎重な運転管理に努めているところであります。
 篠原地区の六価クロムによる地下水汚染につきましては、地区住民の安全・安心を最優先に取り組んでおります。井戸水の水質検査につきましては、これまでに205カ所を検査し、汚染発見後毎週1回、11カ所の検査を続けながら、地元から検査の要望がありました68戸についても一斉検査を行いました。さらに12月からは定点6カ所を追加して継続的に監視を行っております。
 また、汚染源の除去につきましては、専門家のアドバイスを受けながら9月から緊急対応として一部土壌の除去を行い、現在、土壌汚染分布の調査と流出防止対策の応急対策を行っております。
     〔農林〕
 次に、農林関係につきまして、御報告いたします。
 ことしの早稲については、6月の降水量が平年の30%と高温、少雨で高温障害注意報が出され、7月に入り、気温は低温、少日照となり、また7月14日の台風4号により、奨励品種の「南国育ち」は倒伏が見られたことから、早稲全体で登熟期がおくれ、品質も低いものとなりました。作柄状況がよくない上に、米価も大幅に落ち込み、生産費を大きく下回る価格となりました。
 園芸野菜につきましては、生産現場を取り巻く諸事情、消費、需要の変化や規則緩和に伴う流通構造の改革と新たな販売取引が進展し、諸コストの上昇など課題が増大しています。これらに対して、生産者の所得安定・向上を図るよう、農協や園芸連、関係機関と連携して、消費者が志向する園芸野菜の生産に取り組んでおります。
 物部川合同堰改修に向けて、本年度より予防保全計画策定に着手しているところでありますが、関係機関との事前協議の時点で新たに耐震構想などについて詳細な設計が必要となり、平成20年度に「期間水利施設ストックマネジメント事業(国庫事業)」を導入し、県営事業で施行するよう計画しております。
 担い手、後継者対策では、10月より高知県新規就農支援事業での新規参入がありました。また、第9回高知県担い手サミットが、来年1月24日から25日にかけて本市で開催されます。
     〔建設〕
 次に、土木建設関係につきまして、御報告いたします。
 土木建設関係の工事費約4億8,000万円のうち、10月末現在の工事発注状況は約52%となっております。
 内訳は、地方道路整備臨時交付金事業による市道西山東1号線ほか3路線の改良工事、高知南国道路周辺対策工事、県単がけ崩れ住家防災対策工事、海岸地域排水対策工事、その他市単独市道改良工事、河川改修工事等であります。残りの工事につきましても順次、発注をしております。
 特に交付金事業市道西山東1号線は、「公共工事の品質の確保の促進に関する法律」に基づき、超簡易型の総合評価落札方式により競争入札を行いました。この総合評価落札方式は本市において試行の段階であり、今後国、県の指導を仰ぎながら、さらに検討を加え導入してまいります。
 次に、この夏、県道、市道においてグレーチング(鉄製網型の溝用ふた)の盗難被害がありました。8月3日から9月13日までに6回にわたり市道の横断及び縦断側溝に設置してあるグレーチングが盗難に遭いました。場所は、物部、久枝地区の空港周辺で57枚、小蓮地区の四国横断自動車道の側道で40枚、その他片山地区や十市東坪池地区を含めて合計117枚で、材料のみの被害額約235万円であります。市道管理者としてその都度南国警察署に被害届を出しました。警察から2組3人を逮捕して取調中であると連絡がありました。今後は警察と連絡をとりながら損害賠償請求を行う予定であります。
     〔都市整備〕
 次に、都市整備関係につきまして、御報告いたします。
 住宅使用料の滞納整理につきましては、入居者間の公平性を確保するため、その取り組みを継続しております。既に、高額滞納者50名を含めた滞納者に対し、住宅明け渡し請求等の法的措置を視野に入れた面接を行っております。
 また、本年4月から応能応益家賃に移行したことにより、入居者の住宅使用料の負担は増加し、滞納者がふえるのではないかと懸念しましたが、現在のところ収納率には影響はなく、前年並みの収納率を維持している状態であります。
 住宅新築資金等貸付金の債権回収につきましては、貸付金償還期限満了5年前の未納者と連帯保証人に対し、法的措置を視野に入れ、繰り返し面接を行いました。その結果、過年度収納分は本年10月末現在で、昨年度末の収納率を上回ることができました、この方法により、引き続き回収に向けて努力してまいります。
 南国市都市計画マスタープランの変更では、まちづくり三法の改正に見合った「都市計画の方針」を決定してまいりますが、現在、市民のまちづくりに関する考え方について、アンケートによる市民意識調査を行う準備をしております。
 また、各課の職員から、まちづくりの意見やアイデアを聞く「まちづくり研究会」を組織し、研究会を開催しました。この研究会は今後数回開催し、その意見や提案についても、マスタープランに反映させていきたいと考えております。
     〔福祉〕
 次に、福祉関係につきまして、御報告いたします。
 近年の都市化、核家族化、また、転勤などによる孤立化など社会環境が大きく変化する中で、子供や子育てに関するさまざまな問題が発生し、とりわけ児童虐待に関する問題は年々増加の一途をたどり、深刻な社会問題となっております。
 虐待を受けている子供を初めとする要保護児童の早期発見や適切な保護を図るためには、その子供やその保護者に関する情報や考え方を関係機関と共有して、適切な連携のもとで対応していくことが重要であると考えております。
 12月5日、要保護児童の適切な保護を図るため、約50の関係機関によって構成される「南国市要保護児童対策地域協議会」の発足式を行ったところであります。同協議会では、要保護児童及びその保護者に関する情報その他要保護児童の適切な保護を図るために、必要な情報の交換や支援内容の協議を行い、また、関係機関と連携して対応するものであります。今後は、この協議会を中心に児童虐待防止などに遅滞なく取り組んでまいります。
 また、昨年に引き続き、手話奉仕員養成講座入門課程を開講し、現在22名が受講されております。この手話奉仕員養成講座を通じて、聴覚障害者の生活及び関連する福祉制度等についての理解と認識を深めていただくとともに、来年度開催予定の手話通訳者養成講座基礎課程を修了していただき、手話通訳者として活躍していただくことを期待するところであります。
     〔教育〕
 次に、教育関係につきまして、御報告いたします。
 まず、学校教育につきましては、2学期は、大篠小学校・後免野田小学校・久礼田小学校・岡豊小学校・北陵中学校・香長中学校において研究発表会や研究協議会が開催されました。基礎学力の向上、授業力の向上、豊かな心と生きる力の育成、食農教育の推進等を目指して、各学校とも参会者とともに熱心に研修いたしました。
 施設関係では、大篠小学校が児童数増に伴う増築工事に、国府小学校がまほろば学童クラブの新築工事に着手しました。
 全国一斉学力・学習状況調査の結果の到着は、国の事情により大幅におくれ、10月24日に教育委員会と各学校に届けられました。この調査の本来の目的を達成するために、教育委員会内部に「検討委員会」を立ち上げ、本市の課題とその対策について検討してまいります。校長会、教頭会、研究主任会等で説明し、各学校の取り組みを支援してまいります。
 中学生と市政について意見を交換する「ドリームトーク」の中で生徒から出た要望をもとに、「南国市ボランティア功労者市長表彰」の制度を設け、香長中学校、日章小学校、長岡小学校が、第1回目のボランティア推進校として認定をいたしました。このことが児童・生徒の大きな励みになり、これからの頑張りにもつながることを期待しております。
 特別支援教育支援員の制度では、現在小学校5校に支援員を配置し、学習障害、注意欠陥多動性障害、高機能自閉症等の児童に対して、学校生活上の介助や学習活動上の支援を行っております。
 高知県人権啓発センター主催、南国市・南国市教育委員会共催の事業「心呼吸しよう」が10月20日にスポーツセンターにおいて開催されました。「なんこく男女共生かがやきプラン推進懇話会」のメンバーもパネル等で啓発活動を行い、240名の参加者とともに、人権の課題について考えました。
 次に、生涯学習につきまして、御報告いたします。
 地区民運動会の開催、地区公民館での文化祭の開催など、元気な人づくり・地域づくりを目指した活動が実施されました。
 10月8日に開催しました「さわやか健康ウオーキング」には、家族での参加、また小学生のグループ、熟年世代のグループなど166名の参加者がありました。
 恒例の南国市小学生駅伝競走大会は、11月10日に市内13校すべての学校から、32チーム、229名の選手の参加により、南国市陸上競技協会を初め関係機関の御協力をいただき、参加選手の力走に熱い声援も加わる中、実施されました。
 子供から高齢者まで、心豊かでたくましく生きることができるよう、交流を深め生涯学習・生涯スポーツを推進してまいります。
     〔上下水道〕
 次に、上下水道関係につきまして、御報告いたします。
 岡豊地区配水池の移設に係る事業につきましては、敷地造成と進入路の工事を終え、現在、送配水管の布設工事を行っております。残る配水池の工事につきましては、実施設計中であり、間もなく発注予定となっております。
 上水道事業につきましては、施設の統合に伴う、連絡管網の整備と、石綿セメント管の布設がえを計画し事業を進めておりますが、現在までに、ほぼ発注を終えております。
 また、懸案となっている使用料金の徴収率向上対策につきましては、9月から職員体制を強化し準備を進めておりましたが、この12月から未納者全員に対する給水停止措置を開始いたします。
 浸水対策の新川雨水幹線の整備につきましては、本年度は国道55号線より北側へ約50メートルを間もなく発注する予定であります。新川雨水幹線の進捗にあわせ、早い時期に新川児童公園周辺の浸水解消が図られるよう、現在支線水路の実施設計を発注し、その作業を進めているところであります。
 浦戸湾東部流域下水道事業につきましては、後免町、駅前町を平成18年度から平成23年度までの6カ年計画で進めております。本年度は、推進工法による後免汚水幹線管渠106メートル整備と、6.5ヘクタール分の実施設計を発注し、年度内完成を目指しているところであります。
 引き続きまして、提案理由を申し述べます。
 議案第1号平成18年度南国市一般会計歳入歳出決算、議案第2号平成18年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算、議案第3号平成18年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算、議案第4号平成18年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、議案第5号平成18年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算、議案第6号平成18年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、議案第7号平成18年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第8号平成18年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算、平成18年度一般会計及び特別会計の決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づく監査委員の審査が終了しましたので、同条第3項の規定に基づき議会の認定に付し、同法第96条第1項第3号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 議案第9号平成19年度南国市一般会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、2億3,632万4,000円の増額計上であります。
 主な内容としましては、退職手当、障害者自立支援事業費及び生活保護扶助費の増額、給与改定及び当初予算計上後の職員異動による人件費並びに高知南国道路周辺対策事業費の入札による減額であります。
 その所要一般財源は2億984万8,000円の増額でありまして、その内訳としましては、退職手当基金繰入金2億2,519万2,000円及び諸収入等221万円を増額計上し、課税標準額の減に伴う個人市民税の減を含む市税1,755万4,000円を減額計上いたしました。
 以下、主な歳出につきまして、御説明申し上げます。
 人件費につきましては、給与表1級から3級16号の給与改定及び扶養手当の改定に伴い201万6,000円を増額計上し、退職等の職員異動により6,748万8,000円を減額計上し、全体としては6,547万2,000円を減額計上いたしました。
 総務費関係では、退職手当2億5,417万2,000円及び臨時職員増加に伴う人事一般管理費985万5,000円を増額計上いたしました。
 民生費関係では、被保護者の増加等に伴う生活保護扶助費4,000万円、自己負担軽減措置等に伴う障害者自立支援事業費3,970万円、ゼロ歳児から2歳児及び障害児の増加に伴う民営保育所費2,957万4,000円並びに公立保育所費2,613万4,000円を増額し、介護給付費の減に伴う介護保険特別会計繰出金1,215万7,000円並びに職員の異動に伴う人件費及び基盤安定制度負担金の確定等に伴う国民健康保険特別会計繰出金949万3,000円を減額計上いたしました。
 衛生費関係では、香南清掃組合負担金の確定等に伴うじんかい処理関係事業費2,423万9,000円を減額計上いたしました。
 農林水産業費関係では、入札減に伴う高知南国道路周辺対策農道水路整備事業費1,230万円を減額計上いたしました。
 土木費関係では、入札減に伴う高知南国道路周辺対策市道改良事業費3,500万円を減額計上いたしました。
 消防費関係では、高規格救急車の入札減に伴う市町村消防設備等整備事業費554万7,000円を減額計上いたしました。
 教育費関係では、要保護及び準要保護児童・生徒就学援助費の増加に伴う小学校・中学校教育振興費259万円を増額計上いたしました。
 公債費関係では、スポーツセンターの備品更新に係る繰上償還が発生したことにより生じた不足額として公債費元金302万4,000円を増額計上し、起債に係る利子の確定に伴う公債費利子390万5,000円を減額計上いたしました。
 議案第10号平成19年度南国市下水道事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、695万8,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、異動等に伴う下水道職員及び十市浄化センター職員人件費648万5,000円、消費税の確定に伴う下水道一般管理費65万5,000円並びに維持管理経費の不用等に伴う流域関連公共下水道維持管理費6万2,000円を減額計上し、維持管理経費の増に伴う十市浄化センター維持管理費24万4,000円を増額計上いたしました。
 歳入におきましては、見直しに伴う公共下水道事業債990万円を減額計上し、現年度負担金及び分担金278万5,000円並びに一般会計繰入金15万7,000円を増額計上いたしました。
 議案第11号平成19年度南国市老人保健特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、1万7,000円の増額計上であります。
 その内容としましては、職員人件費の増に伴う老人保健職員人件費1万7,000円を増額計上し、その財源としましては一般会計繰入金1万7,000円を増額計上いたしました。
 また、高額医療費の増加に伴い医療支給費を900万円増額計上し、当初見込みを下回って推移している医療給付費900万円を減額計上いたしました。
 議案第12号平成19年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、713万8,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、繰上償還に伴う公債費713万8,000円を増額計上いたしました。
 その財源としましては、貸付金元利収入625万円及び繰越金88万8,000円を増額計上いたしました。
 議案第13号平成19年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、93万7,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、処理場設備修繕料などによる処理場維持管理費130万6,000円及び給与改定等に伴う農業集落排水職員人件費9万5,000円を増額計上し、消費税の確定等に伴う農業集落排水一般管理費46万4,000円を減額計上いたしました。
 その財源としましては、一般会計繰入金93万7,000円を増額計上いたしました。
 議案第14号平成19年度南国市国民健康保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、2億6,116万6,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、医療費の増大に伴う保険給付費2億1,978万5,000円、過年度療養給付費の精算に伴う諸支出金4,745万5,000円、確定に伴う老人保健拠出金126万1,000円、保険財政共同安定化事業拠出金の確定による共同事業拠出金15万1,000円及び事務費の増加に伴う保険事業費7万9,000円を増額計上し、異動等による人件費の減に伴う総務管理費694万1,000円及び確定による介護納付金62万4,000円を減額計上いたしました。
 歳入におきましては、保険給付費の増大に伴う療養給付費交付金1億2,654万2,000円、当初予算時に計上できなかった1号交付金の増に伴う県支出金9,185万5,000円、確定に伴う共同安定化事業交付金15万1,000円及び決算積み立てを行った基金からの繰入金1億1,298万1,000円を増額計上し、普通調整交付金の減等に伴う国庫支出金6,087万円及び一般会計繰入金949万3,000円を減額計上いたしました。
 議案第15号平成19年度南国市介護保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、7,477万5,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、給付対象者が施設から居宅に移行したことに伴う介護給付費1億円を減額計上し、介護保険職員人件費の増等に伴う総務費12万8,000円、介護予防職員人件費の増等に伴う地域支援事業費88万9,000円、保険料還付金等の諸支出金38万円及び介護給付費準備基金積立金2,382万8,000円を増額計上いたしました。
 歳入におきましては、介護給付費の減に伴う国庫支出金1,075万4,000円、県支出金2,109万8,000円、支払基金交付金3,114万6,000円及び一般会計繰入金1,215万7,000円を減額計上し、介護保険料30万円及び過年度分支払い未済金8万円を増額計上いたしました。
 議案第16号平成19年度南国市水道事業会計補正予算、今回の補正は、収益的収入及び支出において、上水道の事業収益を4,934万円、事業費用を1,504万円それぞれ減額し、簡易水道事業の事業収益を1,850万円、事業費用を569万5,000円それぞれ減額するものであります。
 事業収益の主なものといたしましては、給水収益を6,800万円、新設分担金を350万円減額し、固定資産売却益を366万円増額するものであります。事業費用の主なものといたしましては、配水及び給水費の修繕費を800万円、営業外費用の支払い利息を1,763万5,000円減額するものであります。
 また、資本的収入及び支出につきましては、上水道の資本的収入を2,609万9,000円、資本的支出を3,283万6,000円それぞれ減額し、簡易水道の資本的支出を1,367万7,000円増額するものであります。
 資本的収入の主なものといたしましては、企業債を6,280万円減額し、負担金を3,062万6,000円、固定資産売却代金を607万5,000円増額するものであります。
 資本的支出の主なものといたしましては、整備拡張費の工事請負費を4,846万円減額し、企業債償還金を2,741万1,000円増額するものであります。
 議案第17号南国市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、健康保険法等の一部を改正する法律(平成18年法律第83号)が平成18年6月21日に、また、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令(平成19年政令第324号)が平成19年10月31日に公布され、それぞれ一部を除き平成20年4月1日から施行されることに伴い、本条例の一部を改正するものであります。
 主な改正の内容は、国民健康保険税の特別徴収に関することや納期を8期から9期に変更することであります。
 議案第18号南国市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律(平成19年法律第44号)が平成19年8月1日から施行されたことにより、本条例の一部を改正するものであります。
 また、改正の内容は、育児休業をした職員が職務に復帰した場合の号給の調整について、育児休業期間の換算率を2分の1から100分の100以下の換算率に改正して調整を行うものであります。
 また、部分休業の対象となる子を3歳に満たない子から小学校就学の始期に達するまでの子に改めるものであります。
 議案第19号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の福井博子氏は、平成20年3月31日をもって任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。
 田島徳子氏は、後任として適任であると考え、同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 裏面に略歴を記載をいたしております。
 議案第20号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の松村佳代氏は、平成20年3月31日をもって任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。
 隅田道代氏は、後任として適任であると考え、同氏を推薦いたしたく、人権擁護員委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 裏面に同様、略歴を記載してあります。
 議案第21号南国市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、人事院勧告に基づく国家公務員の給与の改定に伴い、南国市の一般職の職員の給与を国家公務員の給与に準じて改定するため、本条例の一部を改正するものであります。
 主な改正の内容は、一般行政職給料表1級から3級まで、教育職給料表1級及び2級を改定するとともに、扶養手当の支給月額6,000円を6,500円に改定するものであります。
 以上をもちまして私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(西山八郎君) これにて市政報告並びに提案理由の説明は終わりました。
 この際、議事の都合により、議案第21号を議題とし、先議いたします。
 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) これより採決に入ります。
 議案第21号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(西山八郎君) 起立全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西山八郎君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、明8日から10日までの3日間は休会し、12月11日に会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西山八郎君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 12月11日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いたします。
 御苦労さまでした。
      午前10時58分 散会