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検索結果 »  平成30年 第403回市議会定例会(開催日:2018/06/12) »

一般質問3日目(有沢芳郎)

質問者:有沢芳郎

答弁者:市長、関係課長


○議長(岡崎純男) 9番有沢芳郎議員。
      〔9番 有沢芳郎議員発言席〕
○9番(有沢芳郎) おはようございます。
 通告に従いまして、公共工事に伴う総代、土木委員、水利委員の役割とは、2、東京オリンピックに向けて南国市の方向性と取り組みについて御質問します。
 まず、南国市の農道水路の工事を行う場合、通常どのような手続が必要かお尋ねします。
 民間でこれを考えた場合、農道水路の工事を行う場合は行政への許可申請書類として地権者、利害関係者、土木委員などの事前協議や意見書、同意が必要であると考えますが、南国市の発注の公共事業においてはどのような手続が必要でしょうか。正式な手続をお答えください。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) お答えいたします。建設課が施工する農道水路等の工事につきましては、地元からの要望書を受け、現地で工事区間に土地の隣接される方と総代、土木委員、水利委員様等の農道水路の機能管理をしていただいている方と立ち会いをして、農道水路の幅や土地の境界を確認し、拡幅や取り合わせ等の意見を聴取し、それを参考として計画をしております。拡幅等土地の分筆等がある場合は境界立会確認書に署名をしていただいております。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 実は先日、ある地区で農道整備工事が行われました。そこには土木委員が認識していなかった水路が存在しており、工事前の立会において行政担当者と業者は認識をしていましたが、土木委員にその説明がないまま立会を終え、工事を進めたために完了後ちょっとしたトラブルが生じました。この問題について当該委員が担当課に問い合わせをかけ、説明と協議を行ったということがありました。結果的には、担当課と土木委員の間でコンセンサスがとれ、大きな問題には至らず解決しておりますが、課長はこれを確認しておりますか。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 確認しております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) この件については幾つかの問題点、行政としてのリスクと地域の世話役にもリスクがあると思います。
 現状を鑑みた上で、私の考えは土木委員らとの事前協議や立ち会いが行われたことは正当な手順として、その際に担当課と業者は認識していた水路を土木委員が認識していなかったため、本工事中に行われた水路について、地域住民から異議があったことで初めて事態を把握した当該土木委員は、水路工事を行うについて必要一切の手続を行っていない趣旨を建設課長らに通達しております。これは地域の権利を預かる土木委員としては大きな責任を負っており、当然の行為であります。これにもかかわらず工事を進め、完了してしまい、その結果当該土木委員は問題視し、担当課に質問状を送付し、協議が持たれたわけであります。
 この問題点は、まず1番目に、工事前の立ち会い時に土木委員は水路の存在を認識していなかったが担当課と業者はこれを認識しており、この水路は復元する必要があるものと認識していた。2番目に、土木委員は知らぬままに担当課に通達したが、そこで何の説明もなかった。
 この2点だと考えますが、課長はどのように受けとめておられますか。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 議員の言われている水路というのは、落とし、田の排水溝のことと思いますが、この工事では農道と両側の水路を整備したものであります。当初、田の前面の水路に落とし口を施工しておりましたが、水路と田面との高さの関係で排水ができにくいということで、より低い位置にある農道の向かい側にある水路へ排水管でつないだものであります。この落としにつきましては個人の農地管理にかかわるものであり、個々の地権者様に立ち会いいただき、できるだけ意向、要望に沿った場所へ設置を心がけております。多忙な土木委員の方々に個々の農地の落としの把握までお願いするのは困難があると考え、地権者様との立ち会いにより工事をしたものでございます。
 なお、この件に関しまして、先日代表の方に係のほうから説明をさしていただいております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 本来、先ほど申し上げた1もしくは2の時点で土木委員に説明し理解を求めておれば、恐らく委員も納得し、地域も住民も説明を行い、何の問題もなかったのではないかと思います。実際、委員は事後説明で理解し、住民にも説明を行うということになっております。これは事前の準備、いわゆる手続ですね、関係者らとのコンセンサスの問題であり、市民との間で問題化することではないではないでしょうか。法令遵守を指導監督すべき行政の立場から考えると、しっかりとルールに沿った手順を踏むことが重要であり、これを遵守し実行していくことは執行部に提言します。南国市では土地の面積の大部分、いわゆる92%が市街化調整区域で占めておりますが、それを考えると特に農道水路の取り扱いに関する手続が重要になることは明白であります。許可権者である行政みずからがルールを無視し、違法な行為を犯していると勘違いされないために、ルールの厳守、手続が重要であります。
 市長はこれをどのようにお考えですか、お答えください。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) その用水、排水等の水管理につきましては、地域性もあると考えているところです。おのおのその地域との連絡を密にして、地域の意向を把握して一定の配慮を持って対応が必要だと思っております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) これまでの質疑により、私は農道水路の工事に土木委員らとの協議、立ち会い等手続の明確と重要性を述べてきましたが、このルールにそごがあっても問題です。今回の件につき、土木委員さんにじっくりと話を聞いた中で、立会のことについて議論を重ねてまいりました。その際、境界確定時の立ち会いと境界後の工事に関する立ち会いの違いについて、これまで委員さんは境界確定時には土木委員としての立ち会いを行ったことがない。しかし、境界確定後に付随する工事のための事前協議の確認のための立ち会いは、委員として必要な行為を行っているということでした。
 話はさかのぼりますが、去年副市長辞職の経緯について市長より我々議員にあった説明の中で、元副市長に対して辞職勧告を行うについて問題案件につき境界確定の際に土木委員の立ち会いがなく、これが規律違反に当たり、この行為が勧告するに当たっての要因であるとのことでした。しかし、先ほど述べたとおり委員さんは、境界確定では土木委員は立ち会いを必要としないと言っておりますが、さきの市長の発言、お考えに間違いはございませんか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) これにつきましては建設課とも話をしたところでございますが、境界確定には確定する場所の地権者様、隣接地の方と土木委員など機能管理を代表される方の立ち会いが必要であると認識しております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) また私の聞くところによると、境界を確定するについては議会の議決が必要であると主張されているようですが、これに間違いはございませんか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 一般的に境界の確定には議会の議決は必要ありません。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、地籍調査課長にお尋ねします。
 地籍調査の際には、南国市の管理の財産いわゆる農道や水路等多く含まれると思いますが、そのときの境界確定作業はどのように対応されているでしょうか。
○議長(岡崎純男) 地籍調査課長。
○地籍調査課長(横山聖二) 地籍調査事業における境界の確定は、地権者の方と地元の地籍調査推進の方と立ち会いをしており、総代、土木委員、水利委員の方には事前調査のときに農道水路に関する意見を聞き参考にしています。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 地籍調査のときには土木委員がほな必ず立ち会うということですか。
○議長(岡崎純男) 地籍調査課長。
○地籍調査課長(横山聖二) 事前調査のときは、境界の確定時ではなくてあくまでも参考の意見として聞いて、実際の境界確定のときには土木委員さん、そして水利委員の方が立ち会うということはありません。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) ということは、地籍調査には土木委員は必ず立会に立ち会う必要はない、いわゆる赤線、青線など、いわゆる市の財産管理は市役所の職員が代行するので、土木委員の立会は必要ないという認識でよろしいですか。
○議長(岡崎純男) 地籍調査課長。
○地籍調査課長(横山聖二) 境界の確定はあくまでもその地権者の方と、農道水路に関しては建設課とそれと当課で決定をしており、土木委員さんの方が決定するものではないと認識しております。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、その際に市職員が土木委員にかわって確認を行うということで本当によろしいですか。
○議長(岡崎純男) 地籍調査課長。
○地籍調査課長(横山聖二) はい、有沢議員さんのおっしゃるとおりです。土木委員さん、水利委員さんの方に決定権があるものではございません。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、役所の調査以外の官民協定の確定作業について、さきも述べたとおり現土木委員が行ったことがないと言っておりますが、役所と地域の世話役の見解の実態に大きなそごが生まれており、このような状況で市や地域の財産を守ることができますか。建設課は境界確定をするのに土木委員の立会が必ず必要である。ところが地籍調査課は土木委員の立会は必ず調査に当たっては必要でない。ここに同じ市役所の中で土木委員に対する責任、いわゆる境界確定をするに当たって土木委員の身分ですよね、建設課が考えてることと地籍調査課の考えてることが矛盾しているように私は思いますが、市長はどのように思いますか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 先ほども地籍調査課長からも申し上げた中で、地籍調査事業におきましては、地権者の方と地籍調査推進委員さんの方が立ち会いをされているというふうに理解をしているところでございます。ですのでそれは、地籍調査の制度の中でそのような運用をしているということであると思っておりまして、建設課の土木の工事に係る農道水路の境界確定、それはそれで今まで土木委員さんが立ち会ってやってきたというのが建設課のやり方でございます。そのように理解をしているところでございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 済いません。地籍調査委員は地籍調査員という正式な研修、いわゆる試験を受けて地籍調査委員としての資格を持ってる方がやっておることであって、土木委員とは根本的に違うんですよ。だから、土木委員というのは市長も知ってるように、これたしか地方公務員法に載っておりますよね。土木委員はいわゆる地方公務員法、あれ何条やったかな、農業土木委員の身分は地方公務員法第3条第3項第3号により、非常勤の特別職員でありますというふうに法令で決まっておるんですが、南国市はこの条例も要綱もつくってないと聞いておりますが、本当でしょうか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) そのような条例があるかないかっていうことを、私申しわけございませんが確かめたことがございません。今、お答えできないところをお許しいただきたいと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 済いません、この土木委員の身分の問題で南国市は裁判をしておりますよね。いわゆるその土木委員が立会しただのしないだの、そういうことで、たしか市長、裁判をしてると思うんですが。要するにそれだけ土木委員っていうのは非常に身分の高い地位なんです。だから、土木委員は先ほども言うたように地方公務員法でかっちり身分が定められております。だから、この土木委員に対しての責任ていうのは非常に重大であります。それについてのガバナンスが南国市はなってない。いわゆる市長のいう土木委員の認識のなさが、市役所で統一されてないためにいろんな弊害が出てきてると思うんですよ。だから、篠原の問題もそう、岡豊の問題もそう、全て裁判をやってるのは土木委員さんが絡んでるんじゃないんですか。土木委員さんっていうのはそれだけ重要な身分なんです。それをボランティアで南国市はやって、何の身分保障もしてない。地方公務員なんですよ。だから、これがこの問題をないがしろにしてるためにいろんな解釈の違いが各課によって出てるために、市長のいわゆる考え方が各課に統一されてないと思うんですが、市長どう思いますか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 南国市の条例にあるかないかっていうことはわからないというところでお答えしたところでございますが、土木委員の役割ということで、今まで行政で長く建設事業にはかかわってきていただいているということでございます。そういった歴史の中で重要な役割を占めていると私は思っております。そういった仕事、役割というものは流れの中でできていると思ってるところでございます。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) ではこの、市長、各課によってその土木委員の考え方の違いについてですね、市長が最初前に言われました、境界を確定するのに土木委員さんが立会してなかったために副市長の問題を取り上げて我々に説明をしてくれましたよね。土木委員が立会してないために、南国市に対して非常な損害をこうむる可能性があったので辞職勧告をしましたと、我々議員にたしか説明をされたと思いますが、そのときに今言ったように土木委員が境界に確定するのに立会してないからといって市長は前副市長に辞職勧告をした。ところが、地籍調査課では土木委員が立会しなくても全然問題ないということですよね、課でいえば。だから、そこのあたりにコンプライアンスとガバナンスが統一されてないので、この問題について我々議員にちょっと違った説明をするということは、大変我々議員に対して失礼じゃないかと。そして、この問題についてはやはり委員会を設置して、もう少し土木委員についての身分いわゆる責任、境界はどうするべき、どういう人が立ち会うべきか、そういうガバナンスとコンプライアンスについて市長はどういうふうに取り組むか教えていただきたい。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) それにつきましては、今までそれぞれの担当課でルールを決めて行っているというところでございまして、それを統一するということになりますと、市の中で規則なり定めて統一見解を持たなければならないということになろうと思います。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) ということは統一見解を持たなくてはならない、持たなくてはならないに決まってるんですよ。高知市は既にこの農業土木委員の身分についての条例をつくっております、昭和30年から。すごいんですよ、取り組みについて。だから、それを統一見解がいるに決まってるじゃないですか、市長。各課によって対応が違えば我々民間はどうするんですか。民間が開発するに当たっては必ず地域の同意書、意見書、土木委員の、必ずいるんです、利害関係者の同意が。行政がやるから要らないということはないと思うんですが。だからこれについて市長、もう少し土木委員の身分をすぐに決めていただいて、条例をつくっていただきたい。そうせんと、市長が前に言われた、いわゆる我々に説明したことの矛盾点をぜひ訂正していただいて、ちゃんとした市の統一見解をお聞かせしていただきたいと思いますが、どうでしょう。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) その今、有沢議員さんのおっしゃってます条例なのかもしくは規則なのか、そういった高知市のその定められているという法令を確認もさしていただき、他の市町村の状況というのもあろうかと思います。なかなか実際は定められてない市町村の方が多いのではないかと思うところでございますが、どういうふうな形で今後やっていかねばならないのかというところも考え合わして、高知市のその法令は確認さしていただいて検討したいと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) では、市長の前向きな答弁に期待しまして、この問題はこれで終わらせていただきます。何とぞ統一見解をよろしくお願い申し上げます。
 次に、オリンピック・パラリンピックについて質問をさせていただきます。
 2020年東京オリンピックに向け、南国市の取り組みについて質問します。ホストタウンとは、内閣官房が2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的、経済的、文化的な総合交流を図る自治体をホストタウンとし認証する制度で、認証された自治体は国の支援を受け、相手国との交流拡大を図ることで地域活性化を目指します。南国市は、ホストタウンとしてシンガポールのバドミントン選手としての交流を図ることになりました。南国市はどのように取り組むのかお答え願います。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みでございますが、まずホストタウン登録につきましては、高知県が登録する7つの国のうち、南国市はシンガポールを相手国として高知県と共同で登録をしております。高知県は本年4月に、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前合宿に向けた覚書をスポーツシンガポール、日本体育協会のようなものでございますが、と締結しており、これは幾つかの競技を含めた包括的な協定ということでございます。したがいまして、南国市でバドミントンをするということが決まったわけではございませんが、南国市でのバドミントン競技事前合宿も現実味を帯びてきたところでございます。ハード面といたしましては、今年度は競技に支障を来さぬようアリーナの床を研磨するほか、遮光性を保つためカーテンの交換を行う予定です。地域活性化事業債を充当することを予定をしております。また来年度は、案内板の多言語化及びトイレの洋式化を行いたいと考えており、県には補助金を要望、ない場合は新設するよう要望をしてまいります。ソフト面では、体育協会の実施するスポーツアカデミーにおいて平成29年度オリンピアンを招聘しての教室、トークショーが実施されましたが、今年度もオリンピアンを招聘する予定でございます。また経済界協議会の支援を受け、平成29年度は異文化教室「シンガポールについて学ぼう」を実施いたしましたが、今年度は児童生徒を対象として異文化教室を9月から10月の間で実施すべく調整中です。
 東京オリンピック・パラリンピックにつきましては、スポーツ機運の高まりによる生涯スポーツの推進、相手国との交流を通じた地域活性化などが期待されるところでございますが、バドミントン競技の事前合宿が決定いたしますと、教育委員会事務局だけでなく市を挙げての取り組みとして対応してまいります。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 東京2020大会に向けた期待感を創出するフラッグツアーを都内62市区町村、東日本大震災の被災地及び熊本県で実施してきました。本事業においては日本全国で機運を盛り上げ、東京2020大会への参加、応援を促すため全国都道府県で地域の特性等を踏まえたフラッグツアーを実施する。高知県より展示・展開におけるお願い事項にどのように取り組むか、お聞かせください。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) オリンピック・パラリンピックのフラッグツアーにつきましては、全国南北に2コースと分かれてまいります。高知県には平成31年3月に来る予定となっております。アリーナの改修時期と重なることから応募はしておりませんでしたが、県からは今年度地域スポーツハブを実施する4市町ではフラッグ展示をお願いしたいということでございましたので、メーンアリーナ改修時期の3月上旬、この時期は庁舎では確定申告コーナーでレイアウトがもうそのようになっておりますので、3月中旬以降で県と日程調整をしてまいりたいと考えます。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 県からお願いしたけれども南国市が受けてくれません、有沢さん何とか言ってもらえませんでしょうかっていうお願い事を県からいただきまして、質問させていただいてるんですけれども。課長が何とかやりましょうという心強い答弁をいただいたので安心をしておりますが、これに対して教育委員会は協力する考えはおありでしょうか。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(伊藤和幸) まだ詳細な検討が行われてはおりませんが、フラッグツアーの事務局のターゲットとするところは小中学生ですので、児童生徒が見ていただけるような機会とすべきであると考えております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは課長、展示場所の決定はもうついておるんですか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) アリーナの床の改修時期が3月上旬を工期を予定しておりますので、県には中旬以降、南国市に持ってきてくださいということでお願いしておりますので、今のところ市立スポーツセンターのエントランスを予定しております。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、展示内容についてどのような案があるか教えていただきたいです。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 展示内容につきましては、フラッグツアー事務局より基本パターンが示されております。オリンピックフラッグ、オリンピック説明パネル、パラリンピックフラッグ、パラリンピック説明パネル、フラッグツアーの説明パネルなどが標準として展示すべきものとされております。5メートル四方ぐらいのスペースでできるものと考えております。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、フラッグを使用したイベントについては、どのようにお考えですか。
○議長(岡崎純男) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(中村俊一) 先ほど教育次長が申しましたように、詳細な検討をしたわけではございませんが、児童生徒にごらんいただけるような機会にすべきということでございます。他県の例でございますが、フラッグ展示の最終日にあわせましてクロージングセレモニーですとか、スポーツ大会とかいうことが他県の事例としてございますので、これを参考にして、児童生徒に何がしかのイベントを通じて、たくさんの児童生徒にフラッグを目に触れていただきたいと考えております。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 先ほど3つについて質問させていただきましたけれども、場所をアリーナだけではなく、例えば空港とか、後免町駅とか、そして人が集まるここの南国市とか、そしてホテル関係とか、お客さんが来るところにもう少し民間にも協賛をしていただいて、そういうPR活動をするべきだと思いますが。そういう民間活動について、先ほど山中さんが観光について質問しておりましたけれども、これも1つの観光の一種やと思うんですよ。だから、前にバドミントンが、プロのオリンピック行った選手がうちのスポーツセンターで合宿をしてくれまして、約1,000人ぐらいの人が観戦に訪れてくれました。普通オリンピックの選手が合宿するだけで1,000人も来るってのは大変なことなんで、そういったがも含めて、商工観光課長、これも観光の一つと思いますけれども、一つ一緒に商工観光課、そして教育委員会、そして生涯学習課、3つの三本の矢でスクラムを組んで取り組む意思はございませんか。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) バドミントン日本代表の合宿、自分も見に行きました。非常に楽しく見させていただきました。こういった国際的な選手が来る場というのは、たくさんのお客さんが来ていただけると思いますので、また生涯学習課、学校教育課と話をしながら取り組みを進めてまいりたいと思います。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 高知県はお願いするだけでなかなか金を余り出してくれません。そこで市長、一つこのオリンピックについて予算を配分してくれる意思はない、増額してくれる意思はあるかないか、ちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 予算につきましてはどれだけ、何のために幾ら必要なのかということがないと、なかなかこの場で検討するというかお答えすることは難しいわけでございますが、せっかくある機会でございますので、地域を盛り上げるため必要な予算というものは、それは考えていかなければならないと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) オリンピックにつけて前向きな御答弁をいただきましたので安心をしました。なお、土木委員の身分制度についても前向きに取り組みをお願いしまして、質問を終わります。ありがとうございました。