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検索結果 »  平成19年 第326回市議会定例会(開催日:2007/09/07) »

議案質疑


議事日程
        平成19年9月14日 金曜日 午前10時開議     
第1 議案第17号 損害賠償の額を定めることについて
第2 議案第1号 平成19年度南国市一般会計補正予算
第3 議案第2号 平成19年度南国市下水道事業特別会計補正予算
第4 議案第3号 平成19年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
第5 議案第4号 平成19年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第6 議案第5号 平成19年度南国市介護保険特別会計補正予算
第7 議案第6号 平成19年度南国市水道事業会計補正予算
第8 議案第7号 平成18年度南国市水道事業会計決算の認定について
第9 議案第8号 平成19年度南国市企業団地造成事業特別会計予算
第10 議案第9号 南国市企業団地造成事業特別会計条例
第11 議案第10号 南国市都市計画マスタープラン策定委員会設置条例
第12 議案第11号 南国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第13 議案第12号 政治倫理の確立のための南国市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例
第14 議案第13号 南国市消防団員の定数、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例
第15 議案第14号 高知県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び高知県市町村総合事務組合規約の変更について
第16 議案第15号 高知県市町村総合事務組合から春野町が脱退することに伴う財産処分について
第17 議案第16号 損害賠償の額を定めることについて
第18 議案第18号 南国市人権擁護委員の推薦について
第19 報告第1号 損害賠償の専決処分の承認について
第20 報告第2号 市営住宅明渡等請求訴訟の提起の専決処分の報告について
          ―――――――――――*―――――――――――     
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第20まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時 開議
○議長(高橋 学君) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第17号
○議長(高橋 学君) この際、議事の都合により議案第17号を議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、岡崎邦矩君の退席を求めます。
      〔岡崎邦矩君退席〕
○議長(高橋 学君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第17号の質疑を終結いたします。
 岡崎邦矩君の入場を求めます。
      〔岡崎邦矩君入場〕
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第16号まで、議案第18号、報告第1号、報
      告第2号
○議長(高橋 学君) 次に、議案第1号から議案第16号まで及び議案第18号、報告第1号、報告第2号、以上19件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。議案第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 議案第6号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第6号の質疑を終結いたします。
 議案第7号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第7号の質疑を終結いたします。
 議案第8号、議案第9号、以上2件は関連がありますので、一括質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。13番土居篤男君。
      〔13番 土居篤男君登壇〕
○13番(土居篤男君) 議案第8号、議案第9号、19年度南国市企業団地造成事業特別会計予算と特別会計条例について質疑を行います。課長の答弁をよろしくお願いをいたします。
 これは提案理由の説明もありましたが、オフィスパークあるいは南国流通団地、高知南流通団地とも一定の企業が入居をして売却が相当進んでおりますが、それに加えて一般の製造業だと思いますが、さらに企業誘致を推進すると、それが目的だというふうに提案理由で言われております。
 面積が500ヘクタールということで、大規模とは言えませんので、余り造成地がはけないと、売れないという心配はないかもわかりませんが、どこかで聞いたかもわかりませんが、その造成された用地が早期に完売する見通しがあるのかどうか。
 そして同時に、今想定している企業はあると思いますが、他の製造業の進出は可能かどうか、それもあわせて聞いておきたいと思います。
 そして、なぜ特別会計なのか。これも条例並びに提案理由ですか、支出と収入の適正化をはっきりさせるということで特別会計ということなんですが、改めて聞いておきたいと思います。
 そして、債務負担行為として3億6,280万2,000円が予定をされておりますが、これと地方債1,840万円でほぼこれでおさまるのかどうか。時間がたつにつれ倍になるようなことはないか。多少の増はあっても、そこらあたりが少し心配でございまして、お尋ねをしておきたいと思います。
 それから、債務負担行為で造成費すべて含むのかどうかということ。含むと思いますが、造成費、用地費等含めて総額でこのような予定をしているのかということです。
 そして、立地する場所がかさ上げ造成した場合に、排水、周辺に対する水の影響、これが周辺の集落からいろんな要望や苦情が出るおそれはないのか、あるいは被害を及ぼすおそれはないのか。いろいろ注文をつけられてレストランのように道から低いような造成の仕方でも、大水のときに水につからないということであればいいとは思いますが、そういう点が心配はないのかどうか。
 それから、周辺の集落からいろんな道路や水路あるいは公民館等、周辺対策の要望がぞろぞろと出るおそれはないのか。住民にとってはいろいろやってもらったら環境が向上しますのでいいわけなんですが、もちより粉が要るおそれはないのか、この点についてお尋ねをしておきたいと思います。
 以上で質疑を終わります。
○議長(高橋 学君) 答弁を求めます。商工水産課長。
      〔商工水産課長 池内哲男君登壇〕
○商工水産課長(池内哲男君) 土居議員さんの御質問にお答えをいたします。
 まず、特別会計にした理由でございますが、市長も答弁しましたように、新工業団地の開発事業に係る予算につきましては、自治法209条に普通地方団体の会計は一般会計及び特別会計にするとありまして、同第2項に特別会計は地方公共団体が特定の事業を行う場合、その他特定の歳入をもって特定の歳出に充て、一般の歳入歳出と区分して経理する必要がある場合において条例を設置することができるとございます。
 まさに特定の事業とは、この工業団地の開発でございます。特定の歳入とは市債、また特定の歳出とは県との共同開発に係る県への委託料等、分譲収入をもって市債を返還するためでございます。一般の歳入歳出と区分する必要があり、今定例議会に特別会計の設置条例議案を提出させていただいたところでございますので、よろしくお願いします。
 簡単に言いますと、わかりやすくするため、一般会計に影響しないという2点で特別会計にしたということでございます。よろしくお願いをいたします。
 続きまして、工業団地の総予算、造成費ですね、それから土地購入費含めて約8億円の予定をしておりまして、県と市がそれぞれ2分の1で県、市各4億円程度でございます。これは分譲収入によりましてペイできる予定でございます。平成21年3月完了で、21年4月以降に分譲予定です。時間が少ないと言わざるを得ないのが実情でございます。
 この売却予定の立地企業が決まっておりますので、売却につきましては、順調ようにいくんじゃないかと思いますし、その他の残地につきましては、この関連企業ということで予定をしておりますので、よろしくお願いをします。
 それから、もちより粉が多くならないかと、こういうことでございますが、土地の買収事業にはさまざまな問題等が出てくる可能性をはらんでるのがつきものでございます。そのため、9月8日土曜日に部落の役員さんにおいでていただきまして、事業計画の概要等を説明する中では、現在ある水路、農道等の改修の要求はございませんでした。協力的でございました。ただ1つだけ、水はけをよくするために東道路沿いに企業団地側に側溝を設置してほしいという話がございました。この1つのみでございまして、早急に県の方へはそういう要望があったということで連絡をしております。
 また、今後の説明会、各訪問する中での問題等につきましては、逐一県と協議し、慎重に対応をしていきたいと思いますので、何とぞ御協力のほどをよろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第8号、議案第9号の質疑を終結いたします。
 議案第10号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第10号の質疑を終結いたします。
 議案第11号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。7番浜田勉君。
      〔7番 浜田 勉君登壇〕
○7番(浜田 勉君) 議案第11号南国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、これについて総務課長にお尋ねをいたしたいと思います。
 まず、その前に、私がなぜお尋ねするかという点でありますけれども、先日市長に米価をめぐって農業所得の問題、これがまさに低迷化、これでは生活やっていけれないという現状の問題を、農家の気持ちをここで率直に述べさせていただきました。米も安けりゃええというだけでは困るという内容でございました。そういう点で総務課長にお尋ねする前に、私のこの提案された内容についての感想を先に申し上げたいと思います。
 総務課長はそのときどういうふうな感想を持ったのかということであります。私はこの給与表、これを見たときに、簡単な言葉で言いますと、えっどいた、これで打ちどめ、42万5,900円、これが課長の定年かよ、これだけでもう終わりかというのが率直な感じでありました。これでは公務員として安定した、あるいは安心した生活設計、長年勤めてきてそして定年をする、退職金そして年金、その間市民の公僕としての役割を一生懸命果たしていこう、そういう仕事への熱意、意欲、こういう点から見たときに、この42万5,900円という打ちどめのような内容は、余りにもショッキングな内容でありました。
 職員の皆さんの感じとしては、まさに裏切られたというふうな感じが実感だったのではないでしょうか。そういう点で、総務課長のまず感想を第1問で求めたいと思います。2問、3問は後でさせていただきます。
○議長(高橋 学君) 答弁を求めます。総務課長。
      〔総務課長 和田義許君登壇〕
○総務課長(和田義許君) 浜田議員さんの御質問にお答えを申し上げます。
 人事院は、平成17年8月15日、公務員と民間の給与比較において、公務員の月例給が民間を上回っていることが明らかになったといたしまして、基本給、これをマイナス改定する、配偶者に係る扶養手当の引き下げを行いました。
 その勧告では、給与制度について俸給制度、諸手当制度全般にわたる抜本的な改革を行うこととし、公務員給与に地場賃金を反映させるための地域間配分の見直し、年功的な給与上昇の抑制と職務、職責に応じた俸給構造への転換及び勤務実績の給与への反映を柱とした改革であり、昭和32年に公務員給与制度を確立して以来、50年ぶりの大きな改革となりました。
 時代の要請に的確に対応した改革を進めながら、複雑・高度化する行政ニーズにこたえるため、職員は市民本位の効率的行政を支える専門集団となる必要があり、所管行政にかかわる深い知識、経験に加え、市民感覚を持って業務に当たることが不可欠であります。
 また、労働基本権制約の代償措置である人事院勧告により決定される給与システムは、市民生活の維持向上、生命、財産の安全確保等の職務に精励している職員の努力や実績に的確に報いるとともに、行政運営の安定に寄与するものと確信しております。
 市職員は全体の奉仕者たる自己の使命を再確認しながら、厳正な規律と高い倫理観を保持しつつ、効率的な業務遂行と行政サービスの向上に努め、市民の公務に寄せる期待と要請にこたえるよう職務に精励しているところでございます。
 このような状況の中、この勧告は市職員には大変厳しいものであり、容易に受け入れがたいものが多く、複雑でございます。しかしながら、今回の改革それぞれの痛みは、将来におきまして伝統と誇りある本市の歴史上、大きな成果を生むことを確信するものであります。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) 7番浜田勉君。
○7番(浜田 勉君) 総務課長からは、2問、3問に至るまでのお返事をいただいたような感じがいたしますが、まず今の結びの段で、まさに大岡裁定のような部分が出てまいりましたけれども、実際的な点でお尋ねをしていきたいと思います。
 具体的に、この4月1日からのこの施行、これの適用は現行の給与がこの42万5,900円をオーバーしておる場合、例えばボーナスなんかの場合は、例えば44万円であっても42万5,900円が根拠になってくると思いますが、これが今度は、先ほど触れましたが、退職金あるいは年金、これもいえば、こんな言い方ありませんけれども、例えば去年やめた人はその45万円でいくと。来年の4月1日にやめた人は42万5,900円でいくということになるわけです。こうなってくると、生活のプラン、損失という表現はあるんかどうかは、やっぱり僕は損失と思うんですが、損失は、例えば44万円としますけれども、その人が4月1日にやめたと。3月31日にやめた人と同じ金額というような場合は、どれくらいの、例えば2割くらいの減収という表現でいきますけれども、少なくなるんでしょうか。そこはどうでしょうか。
○議長(高橋 学君) 総務課長。
○総務課長(和田義許君) これはそれぞれ計算をしてみないと一律になかなか申し上げにくい。私も事務方と、私も事務方ですが、再三協議をしておりますが、明確になかなかわからない。18年4月と比較もする、さらにはこの新しい給料表で計算をする。そうしますと、同じ年齢でも退職の時期がずれた場合に、新しい給与表で退職金は計算をするということになります。早くやめた人は退職金はもとの高い方の基本給で計算をする。しかし、5年余計に勤めた場合は、現行、新しい給与表でやった場合に、その5年間の給与分の額と退職金が少なくなった分を計算をしていくとこういうふうな格好になるというふうなくらいのことは、具体的に個人を、A君をしてやればやれますが、一般的には言えないということになっております。
 以上です。
○議長(高橋 学君) 7番浜田勉君。
○7番(浜田 勉君) そういうふうなお答えになるとは予測はできますけれども、今度の給与表でいきますと、例えばこの前にいる課長の皆さんは6級の底あるいは課長補佐の人は5級の底というんじゃなくてしまいのはしというんですか、で束になると。いうたら、給与表という段階をもって給与表というんですけれども、がぼ、がぼという給与表になってくるんで、おかしな現象が出てきます。それは初めの数字と同じなんですけれども、そういうふうなことを考えてみるときに、やはり職員の皆さん、いわゆる労働組合とももっと協議あるいは合意という表現ですね、もちろん使用者側と労働組合の側ではこれは相反する見解になってくるはずでありますから、これを合意へというのはこれはなかなかだてや酔狂でいくものではありません。ただし、余りにもそういう不現実的な内容として見るときに、そういう合意形成という問題への一歩前進というのはあってしかるべきであろうと思いますが、そういう点でのお考えをいただきたいと思います。
○議長(高橋 学君) 総務課長。
○総務課長(和田義許君) 合意ということにはなりませんでした。それで、職員の側が市長の方針にどっちかといいますと私の感じでは、市長側が押し切ったという感じで改革を断行したと。これに誇りを持って職員が今後こたえていくということだろうと。いつまでも不合理がもしあるとすれば、これは長くは続かない。やがてまた違う時代も来るかなと、そんなことを考えたところでございます。
 以上でございます。
○議長(高橋 学君) ほかに質疑はありませんか。11番山崎峻英君。
      〔11番 山崎峻英君登壇〕
○11番(山崎峻英君) 11号について総務課長にお伺いをしたいと思います。
 まず、第1点は、今浜田勉議員にお答えがありましたが、これは労使は合意してないと。これが1点目のどうかというお伺いです。
 それから、2点目に、もうこの給料表の問題というのは複雑でございまして、私も長い間このことについて遠ざかっておりますから教えていただきたいと思いますが、国家公務員は11級だと思いますが、なぜ南国市は6級にならざるを得ないのかと。この5級の違いですね。11級といったら百何十万円の給料をもらっているあのキャリア組だと思いますが、しかし国家公務員にもさまざまな職種がありまして、例えば高知県の出先で生活する人たちもいるわけです。そういう人たちのいる中で地方自治体の職員が6級でいかなければならないかと。これが2点目。
 それから、3点目は、この6級の最終の42万5,400円という号給が、南国市へ仮に大学を出てここへ到達するまでに何年かかってこれに到達するのかという問題。そして、その中で控除額があるわけです。健康保険だとか年金だとかいろいろ税金だとかあるわけですが、一体それをすべて引いた手取りは幾らになるのかということをお伺いしたいわけです。
 そこで、42万5,000円になった年齢の職員が、恐らくここらひな壇に座っている皆さんだと思いますが、子供さんや扶養家族が平均してどれくらい扶養をされ、大学へ行っておる子供さんもおると思いますし、そのあたりが平均して標準大体どんなもんかというあたりを教えていただきたいと思うわけですが、よろしくお願いをいたします。
○議長(高橋 学君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 浜田 純君登壇〕
○市長(浜田 純君) お答えをいたします。今総務課長にちょっと耳打ちをいたしますと、数字で明確にお答えできない、資料不足ということでございますので、あえて私が答弁に立ったわけでございます。
 まず、3点質問をいただいておりますが、労使合意につきましては、これは労使合意はできておりません。ただ、1年を少し超えるぐらいの協議期間はあったということでございますが、最終的に労使が到達点にはなりませんでした。
 それから、6級制の問題でございますが、これも委員会で詳しい資料は後ほど提出をいたしたいと思いますが、国家公務員のある級のうち、南国市の職員数、南国市の財政規模とか行政の規模で南国市が仮に課長制をとっておるならば、国家公務員の何級が南国市の課長の給与として適正であるかということは、すべて県を通して国の一定のレベルのものを適用するようになっておりまして、たしか、これも正確でないかもわかりませんので、あえて私の方からお答えをいたしまして、常任委員会審議で市長の言ったことは資料で間違いであったということになるかもわかりませんが、そういうことで私の方からお答えをいたしますが、この南国市の7級というのが、やはり国が示すあるいは県が示す国の標準的な給料表より上であると。つまり、国家公務員で言えば出先の課長の給料表を超えておる、7級は超えておる、いわば国の部長制ですか、南国市の行政規模では国家公務員の課長補佐の給料、出先で言えば課長の給料表が南国市の課長に相当する給料表であるという指導をたびたび受けておりました。これを我々南国市では集中改革プラン、行財政改革に取り組んでいく段階で、いち早く給与制度の見直しに入りまして、根本的に1級高いということは以前から指摘を受けておりましたが、それはそのままにしながら、例の山崎議員も御承知のいわゆる峰渡りと言われておりました職務は達してないが給料だけはその職務、つまり課長補佐にはなってないけれども給料は課長補佐というような運用をしておりまして、この是正が急務であるということから、あれは平成8年から9年にかけてと思いますが、県の職員の給与の峰渡りが是正されると同時に、南国市が県下の市の中でいち早く峰渡りの廃止に踏み切ったわけでございまして、その間の峰渡り廃止を組合交渉する過程で、以前から指摘されておった根本的に1級高いという給料表の是正は後回しにして、まずは非常に批判のある峰渡りの廃止に踏み切り、その後、ただいま総務課長が答弁いたしましたように、国家公務員の給与が大きく変更される地域給が導入される、あるいはまた南国市は独自に6%の給与カット、3年目には4%、19年度本年度もとに戻しておりますが、こういう非常に職員にとっては痛みのある給与制度を独自に次々と国家公務員あるいは県職員のレベルに合わせていった関係で、以前から他の自治体に比べて構造的に1級高い国家公務員の給料表を課長職に適用しておるということをずっと今日まで放置をしてまいりましたが、今回どうしてもこれが最後のはしということで放置できないと私は判断をいたしまして、給与改革の最後の構造改革ということで、職員組合はそういうことで大変これには絶対に合意はできないということで、どうしても1年をやや超えるぐらいの交渉でも結論が出なかったという経過でございます。
 3点目の実際の給与の手取りあるいは平均的な扶養の状態等につきましても、ただいま総務課長の方で手元に資料を持っておりませんので、常任委員会審議にはそうした資料を提出の上、御議論をぜひいただきたいということで、資料不足を私の方からおわびを申し上げましてお答えとさせていただきます。御理解を賜りたいと思います。
○議長(高橋 学君) 11番山崎峻英君。
○11番(山崎峻英君) じっと昔を思い出してきゆうわけですが、私たちの議員報酬でも、大体31万円程度じゃないかと思います。39万円、条例上39万円、現在38万円が税金その他引かれまして31万円。市長は市民との懇談の中ではそれは言わんわけですね。これを大体42万5,000円と、こう説明。私もよう地区の懇談会だと、市長はなかなかそこのあたり頭がいいわけで、職員の標準給与がこうだと、こうやるわけですから、たまるかそんなにと。そうじゃなくて、税金その他を引かれたら実際こればあですと。議員の報酬もまたそう言うてもらわないかんと思いますが、実際我々の手取りで一般的に31万円程度だと思いますが、こうなります。
 我々はまたそれからまだマイナスでいきよりますが、大体ここへ到達する人たちが一番生活がその時期に厳しかろうと、そういうことで僕は今何歳ぐらいで大体家族が構成がどうかというあたりをちょっとお尋ねしたところですが、また総務委員会でそのあたりもお聞かせ願いたいと思いますが、大変な時期だと思うわけです。
 それから、出先の課長クラスとうちの課長クラスと大体似たところと。僕は部長クラスとでも、例えば南国市の国の出先の職員が仮に所長とか部長の人がおったとしても、南国市の課長とあるいは課長補佐と南国市で生活する実態というのはまず変わらないと。だから、そこに格差は要らないというのが私はそういう考え方です。しかし、国の基準というのはやっぱりそういうふうにもう職務・職階制でずっと来ておりますから、そういうことにならざるを得ないといいましょうか。
 しかし、ここまで来ると、私たちの時代とも考えられない状況に今はなってきたということで、やっぱりうちの今職員、南国だけではなくて、夕べも私は土佐市の議員だとかほかの議員とも懇談しましたが、今職員が、市長、これは大事なことですが、職員が落ち込んでいると、どこの職員も。ここが非常に大事なことだと思います。住民の目線で、立場でしっかりやらないかんと、こう言いゆうわけですが、そこの部分を、やる気をそぐといいましょうか、例えば給与の面でもそれから仕事をやる面でも、もう四面楚歌、余り職員たたきが進みますと、職員が萎縮してしまうと。これでは私は市民の先頭に立って働いてもらう環境にないなるというふうに思うわけですが、そのあたりを心配しながらお尋ねするわけですが、あとは、きょう資料がなければ総務委員会へしっかりと資料を整えて、総務課長さんぜひまた勉強させてください。よろしく。
○議長(高橋 学君) 市長。
○市長(浜田 純君) 職員のやる気が減退するということについては、市長として一番気を使わなければならない点であるということは認識は全く同じだろうと思います。そして、やる気を出すその一つの要素に給与というのが大きく影響するというのも私は事実だろうと思っております。
 ただ、山崎議員も言われたように、我々公務員の給与制度というのは、国家公務員あるいは県の職員あるいは県内の類似自治体の職員というように、今は多分給与制度それ自体が変わったと思いますけれども、均衡の原則ということでずっと長い間それが指導をされておりましたので、今回もその国や県の給与に関する指導を受け入れていくということにならざるを得ないと私は考えております。
 そしてもう一点、実は一般質問で市長会でも議論などが、私も引用をしたわけでございますが、実は市長会の中でも、やはり職員のメンタルヘルスについて各市はどのような取り組みをしておるのか、提案した市長も非常に心配をしておると。職員の病気が多いと。しかも精神面のちょっと病気も多くなっておるというようなことも出されまして、市長会の事務局の方で各市における職員の健康管理の問題についても情報を集め、統一したまた話し合いをするということにしております。各市において、山崎議員も指摘のように、やる気の問題も含め非常に健康状態が心配されるということでございます。職員の健康管理あるいはやる気の問題をどう引き出すのか、極めて重要な問題であると認識はいたしておりますが、給与制度についてはやはり均衡を保っていくということを市長としては重視、守っていく、せざるを得ないという立場でございますので、ぜひ御理解を賜りたいと思っております。
 なお、重ねて申し上げますが、常任委員会審議では要求をされました資料等に基づいて徹底した議論をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(高橋 学君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第11号の質疑を終結いたします。
 議案第12号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第12号の質疑を終結いたします。
 議案第13号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第13号の質疑を終結いたします。
 議案第14号、議案第15号、以上2件は関連がありますので一括質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第14号、議案第15号の質疑を終結いたします。
 議案第16号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第16号の質疑を終結いたします。
 議案第18号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 議案第18号の質疑を終結いたします。
 報告第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 報告第1号の質疑を終結いたします。
 報告第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 報告第2号の質疑を終結いたします。
 これにて議案及び報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号及び報告第1号、以上2件は会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これより採決に入ります。
 議案第18号の採決をいたします。本案は推薦に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(高橋 学君) 起立全員であります。よって、議案第18号は推薦に同意することに決しました。
 次に、報告第1号を採決いたします。本案はこれを承認することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、報告第1号は承認することに決しました。
 なお、報告第2号については、議決の対象となりませんので、念のため申し上げます。