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検索結果 »  平成29年 第397回 市議会定例会(開催日:2017/09/01) »

委員長報告・採決


発言の取り消し
○議長(西岡照夫) この際、お諮りいたします。土居篤男議員から9月19日に行った議案第6号に対する質疑の1問目及び2問目の質問の中で誤った発言をしたため、会議規則第65条の規定により、発言の一部を取り消したい旨の申し出がありました。この取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫) 御異議なしと認めます。よって、土居篤男議員からの発言取り消しの申し出を許可することに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第22号まで、陳情第2号
○議長(西岡照夫) この際、議案第1号から議案第22号まで及び陳情第2号、以上23件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長中山研心議員。
 〔10番 中山研心登壇〕
○10番(中山研心) おはようございます。
 総務常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第4号、議案第11号の3件であります。
 去る20日に委員会を開催し、執行部から副市長初め関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号平成28年度南国市一般会計歳入歳出決算、及び議案第4号平成28年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の2件につきましては、なお引き続き慎重審査の必要性を認め、継続審査に付すべきものと決しました。
 次に、議案第11号平成29年度南国市一般会計補正予算で当委員会に付託されました第1条歳入歳出予算の補正、歳入の部、歳出第2款総務費、第9款消防費、第2条債務負担行為の補正、第3条地方債の補正についてであります。
 歳入歳出補正予算の規模は、6億2,722万2,000円の増額計上であります。その所要一般財源は2億8,563万5,000円の増額であり、臨時財政対策債8,478万9,000円を減額し、地方交付税5,310万1,000円、過年度分国庫負担金2,950万1,000円、繰入金7,063万4,000円及び繰越金2億1,718万8,000円を増額し補正財源とするものであります。
 歳出の主なものは、人件費関係では、退職手当2,763万4,000円を増額計上、総務費関係では、電子自治体推進事業費3,743万円及び国・県支出返還金3,933万円を増額計上し、国土調査事業費1,817万円を減額計上、消防費関係では、住宅耐震促進事業費9,584万2,000円及び災害用備蓄品購入費等に係る防災費4,764万7,000円を増額計上するものであります。
 また、債務負担行為として、南国・香南・香美市共同利用型住民情報系システム賃借料の限度額1億5,499万5,000円を計上するものであります。
 審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。

○議長(西岡照夫) 産業建設常任委員長有沢芳郎議員。
〔9番 有沢芳郎登壇〕
○9番(有沢芳郎) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第2号、3号、5号、8号、10号、11号、12号、15号、17号、18号、21号、22号の12件であります。去る20日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第2号平成28年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算、議案第3号平成28年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、議案第5号平成28年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、議案第8号平成28年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算はいずれも特別会計の決算議案であり、また、議案第10号平成28年度南国市水道事業会計決算の認定については、水道事業会計の決算議案であります。
 これら5件については、なお引き続き慎重審査の必要性を認め、継続審査に付すべきものと決しました。
 次に、議案第11号平成29年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第11款災害復旧費についてであります。歳出の主なものとして、農林水産業費関係では、農業委員報酬及び農地利用最適化推進委員報酬等の農業委員会事業費1,056万1,000円、次世代園芸団地基盤整備基本計画策定委託料1,200万円、市単独土地改良事業費700万円及び市単独農道水路維持管理費1,353万3,000円、商工費関係では企業団地造成事業特別会計繰出金24万7,000円、土木費関係では道路維持費3,273万1,000円、市単独道路新設改良事業費3,800万円、公園費1,500万円をそれぞれ増額計上するものであり、審査の結果やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第12号平成29年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算については、農業集落排水総務費57万円及び農業集落排水維持管理費239万8,000円を増額計上するもので、審査の結果やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第15号平成29年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算については、工業団地造成事業費2万9,000円及び公債費322万4,000円を減額計上するもので、審査の結果やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第17号平成29年度南国市水道事業会計補正予算については、収益的収入及び支出において、上水道事業収益を89万4,000円、上水道事業費用を100万2,000円増額するもので、事業収益について主なものは、旧上下水道局庁舎の使用料による雑収益の増額、事業費用について主なものは、水道料金システムの更新による備消品費及び賃借料の増額であり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第18号平成29年度下水道事業会計補正予算については、収益的収入及び支出において、下水道事業収益を5,801万1,000円減額し、下水道事業費用を338万1,000円増額するもので、事業収益で主なものは、一般会計補助金の減額、事業費用の主なものは、印刷製本費、システム構築のための委託料、受益者負担金に関する報償費の増額であり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、下水道事業に関して、高知精工メッキ株式会社の下水道使用に係る問題について話し合っております。
 次に、議案第21号南国市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例については、農業委員会等に関する法律が改正され、農地利用の最適化の推進に関する業務が新たに農業委員会の必須業務に位置付けられたことに伴い、これら農地利用の最適化に向けた積極的な活動を推進する必要があることから、本条例の一部を改正し、農業委員会の委員等の報酬に、活動及び成果に応じた報酬を新たに加えるものであります。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第22号市道南国117号線、王子大道線及び日章工業団地線の事業用地の取得面積の変更については、(仮称)南国日章工業団地事業の詳細設計を進めていく中で、当該市道事業に供する用地について、その取得面積を増加する必要が生じたため、取得面積の変更について、議会の議決を求めるものであります。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。

○議長(西岡照夫) 教育民生常任委員長福田佐和子議員。
〔19番 福田佐和子登壇〕
○19番(福田佐和子) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第6号、議案第7号、議案第9号、議案第11号、議案第13号、議案第14号、議案第16号、議案第19号、議案第20号、陳情第2号の以上10件であります。
 去る9月20日、関係課長等の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第6号平成28年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第7号平成28年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算、議案第9号平成28年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の3件につきましては、いずれも特別会計の決算議案であります。なお引き続き審査の必要性を認め、継続審査に付すべきものと決しました。
 次に、議案第11号平成29年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費についてであります。
 主なものは、民生費関係では、障害者自立支援給付事業費5,646万9,000円、後免野田小学校放課後児童クラブの増築に係る放課後児童施設整備事業費1,865万1,000円を増額計上したもので、教育費関係では、非構造部材耐震化工事に係る公民館管理費4,843万2,000円を増額計上したもので、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第13号平成29年度南国市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、補正予算規模3,441万4,000円の減額計上であります。歳入では、基金繰入金2,230万5,000円を増額計上し、療養給付費交付金5,615万3,000円を減額計上し、歳出においては、過年度療養給付費負担金等の精算に伴う国・県・支払基金への返還金2,670万1,000円を増額計上し、退職被保険者等療養給付費6,111万5,000円を減額計上したものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第14号平成29年度南国市介護保険特別会計補正予算につきましては、補正予算規模1億7,282万8,000円の増額計上であります。歳入では、繰越金1億7,514万6,000円を増額計上し、歳出においては、介護給付費準備基金への積立金1億1,180万5,000円及び国・県・支払基金への返還金6,424万6,000円を増額計上したものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号平成29年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算につきましては、補正予算規模22万4,000円の増額計上であります。歳入、歳出ともに22万4,000円を増額計上したものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第19号南国市学校給食センター設置条例につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第30条の規定に基づき、南国市学校給食センターの設置及び管理に関し、必要な事項を定めるため、本条例を制定するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第20号南国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令が施行されたことに伴い、本条例の一部を改正するもので、主な内容は、特定教育・保育施設が支給認定証の交付を受けていない支給認定保護者から特定教育・保育の提供を求められた場合に、受給資格等を確認するとき、子ども・子育て支援法施行規則第7条第2項に規定する通知により、行うこととする規定を新たに加えるものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、陳情第2号市長の付属機関としての新たな第三者委員会の設置等を求める陳情書に対する審議の結果を御報告いたします。陳情の趣旨としては、1.市長の付属機関としての新たな第三者委員会を設置し、再調査を行うこと。2.大津市いじめ自死等の事例と同様、第三者委員会の委員に、遺族が推薦する者を委員として加えること、というものです。陳情代表者の藤本眞事さんより、内容についての御説明を受け審議をしましたが、審査の結果、願意に沿いがたいと認め、不採択とすべきものと決しました。
 なお、教育委員会が遺族の方と早期に話し合いを実現し、今まで以上に遺族に寄り添うべきであるという常任委員会としての意見がありましたことを申し添えます。
 以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。
○議長(西岡照夫) これにて委員長の報告は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西岡照夫) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西岡照夫) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。18番土居篤男議員。
      〔18番 土居篤男登壇〕
○18番(土居篤男) 陳情第2号市長の付属機関としての新たな第三者委員会の設置等について、賛成討論を行うものであります。
 委員長報告は、願意に沿いがたいと認め不採択とのことでありましたが、その結果には納得できません。陳情署名は2カ月余りの間に集めた4,748筆、遺族の思いを我が事として受けとめた市内、市外、県外から親戚知人を通じて寄せられたとお聞きをします。
 傍聴していた私が、常任委員会では署名は南国市分が少ない、市民からの陳情とは言えないなどの発言がありました。南国市の子供が亡くなり、再調査をとの署名は市内市外を問わず、みずからのこととして受けとめた結果、署名に協力された皆さんが、どのように受けとめるだろうかと感じてます。本議会では、再考を求めたいと思います。
 改めて調査報告書を見てみましたが、幾つか問題点がありました。アンケートに答えていない児童が複数おります。そして、児童に面接できていない児童もおります。そしてまた、記名で児童のアンケートをとっておりますが、記名で果たして真実を書けるだろうかと。誰それさんがいじめよったとか、名前を挙げては書けません。無記名でこそ、目撃したことを正直に書けるのではないかと思います。
 こうした点で、調査報告書には考察不足の点があると思います。そして、この議会の使命というのは、第1は市の施策を最終的に決定すること、第2は決定した施策が適正、適法、公平、民主的に行われているかどうかを住民の立場で批判し、監視すること。市長と議会は対等の立場、地位にあります。今回の陳情書を不採択とした判断は、議会の使命を忘れたものであるとしか言わざるを得ません。
 中学生が亡くなられてから2年。御両親の心情を理解され、陳情書に賛同されますようにお願いをいたしまして、陳情書への賛成討論といたします。
○議長(西岡照夫) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西岡照夫) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号から議案第10号まで、以上10件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも継続審査の申し出であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第10号まで、以上10件は継続審査に付すことに決しました。
 次に、議案第11号から議案第22号まで、以上12件を一括採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号から議案第22号まで、以上12件は原案のとおり可決されました。
 次に、陳情第2号を採決いたします。委員長の報告は不採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(西岡照夫) 起立多数であります。よって、陳情第2号は不採択とすべきものと決しました。