○市の木,市の花,市の鳥を制定

昭和54年8月10日

告示第28号

市制施行20周年を記念して,南国市のシンボルとなる市の木,市の花,市の鳥を選びました。

市の木 “ヤマモモ”

(制定理由)高知県の花として選定されたヤマモモは,その代表的な名産地が南国市十市である。その中でも優良品種に亀蔵モモがある,その名誉を賛えて昭和47年にその原木が市指定の天然記念物となった。独特の果樹としても,また庭木縁化樹としても普及されており,南国市のシンボルとして誇りうる木である。

市の花 “タチバナのハナ”(推奨花木)オンツツジ

(制定理由)古来,橘は日本歴史の中で高貴なものの代名詞とされてきた。京都御所の右近の橘,昭和12年制定の文化勲章,名門の家紋などタチバナの花は,日本文化に重要な役割を果たしている。

橘の木は,全国的にも自生のものは少ないが,本市白木谷には相当数の自生が見られ,このうち8本が昭和39年6月12日県の天然記念物に指定されている。香り豊かで白い清楚な花は,南国市の文化の象徴としてふさわしい。

市の鳥 “オナガドリ”

(制定理由)オナガドリは,日本が世界に誇る人工的改良によって作出された名鶏であり,大正12年天然記念物として国の指定となる。その後昭和27年には特別天然記念物となった。南国市篠原は日本唯一の飼育地であり,現在19名による長尾鶏保存会によって増殖改良が行われており,この名鶏は市の象徴としてまことにふさわしい。

選考委員 市議会議長    橋本一二三

教育委員長    藤本茂樹

広報委員長    山本尚一

文化財審議委員長 北岡博

市連合青年団長  岡田広志

市連合婦人会長  浜田弥芳

高知大学農学部  沢完

高知農業高校   溝淵泰三

昭和54年8月10日選考委員会を開き決定いたしました。

市の木,市の花,市の鳥を制定

昭和54年8月10日 告示第28号

(平成12年6月15日施行)

体系情報
第1編 規/第1章 市制施行
沿革情報
昭和54年8月10日 告示第28号
平成12年6月15日 告示第33号