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一般質問 平成30年度 » 平成30年 第405回市議会定例会(開催日:2018/12/07) »

一般質問3日目(有沢芳郎)

質問者:有沢芳郎

答弁者:市長、関係課長


○議長(岡崎純男) 9番有沢芳郎議員。
      〔9番 有沢芳郎議員発言席〕
○9番(有沢芳郎) 通告に従いまして、都市計画法と土地改良法の関係について御質問を申し上げます。
 南国市日章田村地区に、都市計画法第43条第1項の規定により事業所の建築許可を得たので、10月1日に地主と売買契約が成立しました。その会社は、臨床検査を業務とする会社であります。産業廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアルに従って処理する会社であります。検査内容については、血液中の成分を調べる検査、血球成分凝固を調べる検査、尿成分を調べる検査、そして微生物の検査、ウイルス及び微生物のバイオ検査はしません。キシレンなどの有機溶媒は産業廃棄物として取り扱う。感染性はない。ヒ素や水銀などの有機物質は扱いません。血液などの付着しない一般事務などで使用される紙類などは、産業廃棄物として取り扱う。一般廃棄物は、南国市の指定する処理業者に委託します。生活排水とは別に、検査廃液専用の配管の整備を行い、滅菌、中和処理を行った後、専用の浄化槽へ排出します。病原性微生物に関連した資源検査等に用いたスライドガラスの血液の付着した紙類や使い捨ての容器は滅菌処理を行い、専用の容器を利用して廃棄業者へ委託します。リスク管理としましては、管理体制保守計画、処理状況の管理、社員の教育、トラブル時の対応、災害時の対応・報告、経営理念がある会社がなぜ地元に理解されないのか。
 1、地元部落は高田部落なのに、なぜ400メートルも離れた前田公民館で説明しているか。説明する部落が違うのではないか。お答えください。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 排水の第1次放流先の土地改良区において説明会を開催したと伺っております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 排水する北部改良区は、たかだか5メートルぐらいしか存在しません。本来なら、あこの場所は我々高田部落の部落であって、改良区の地区ではありません。排水路は当然、北部改良区のエリアにかかりますけれども、本来ならあこへ建築する場所は、高田部落、いわゆるうちの部落であります。誰も知りませんでした。もう一度ちゃんとしたお答えをお願いしたいんですが。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 事業者側が地元に説明会を開催したということをお聞きしておりますけれども、本来、高田部落で説明会をするべきだったということにつきまして、業者のほうがそれを十分理解していなかったということだと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 市役所のほうからもちゃんとした場所をアドバイスするように、これからはよろしくお願い申し上げます。
 血液を含む排水を100%完全に滅菌処理できるか。ウイルスは1滴でもあれば、環境が整えば幾らでも増殖するものだが、完全に死滅するものなのか。田村地区は農業をなりわいとしており、その水を利用しています。地下水を飲料水として利用もしています。安全を保障できるか不安であります。ほかの部落では説明をしましたか。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) まず、ウイルスのことにつきましては、血液の検査を行った検査機器から排出される血液等につきまして、生活排水とは別に、検査廃液用の配管を整備を行いまして、高圧蒸気滅菌や次亜塩素酸溶液により殺菌消毒等で滅菌し、中和処理を行った後、専用の浄化装置を通りまして排出されるというふうに事業者からお伺いをしております。他の部落で説明をしたかということにつきましては、下流域の他の部落において説明会をしたということは伺っておりません。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、排水の許可を出すのに会社の業種を調べましたか。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 排水の申請につきましては、事務所の排水及び敷地の雨水排水の申請でございましたので、調べておりません。また、建設課では水質の検査はしておりませんので、排水処理方法や水質についてはそれぞれの業種によって規定があるものと考えております。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、排水の同意書は下流の水利権を有する代表理事の同意も必要ではないかと思いますが、それについてお答えください。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 建設課といたしましては、一時放流先の土地改良区や地元部落の意見を受けて同意書を発行しております。以上です。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 開発許可は都市整備課、排水の同意書は建設課、情報をお互いがリンクしているが、最初の放流先は5メートルぐらいであり、あとは我々西代や田村、藤宮井筋含めて6つの水利組合がありますが、下流の水利組合に説明をしてくださいと指示はしましたか。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 建設課との情報共有につきましては不十分であったというふうに考えておりまして、事業者に対しましては地元の周辺住民への十分な説明を行うよう指導はしておりました。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) その十分な説明があれば、あんな看板が出たり、我々住民が目くじらを立てて反対運動をするようなことはないと思います。だから、そもそも許認可を与えるほうはあくまで行政なので、行政のほうがちゃんとした指導をしていただかんと、株式会社やき勝手にやれば、我々じゃあ、要するに建築申請書15項目ぐらいあるんですが、その書類さえ整うておればえいという考えじゃなくて、木を見て森を見ずというような許認可はしないでもらいたい。そうせんと、行政がそういう認可をすることによって、被害をこうむるのは我々住民であり、一番もめるのはこの排水問題なんです。だから、排水問題はもう少し真摯に取り組んでいただいて、ちゃんとやってもらいたいというのが我々の要望であります。
 それでは、その指示したならば、業者に確認して許可を出すべきだと思いますが、課長、考えを。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 事業者側からの提出書類によりまして、周辺住民への協議はなされているというふうな判断をいたしまして、許可をいたしました。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) じゃあ、確認もせず排水の同意をなぜしましたか。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 地元からの意見書の添付があったため、地元からの了解が得られているものと判断いたしました。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) では、今後、建設課と都市整備課で協議して、水利権を持っている水利組合を調べて、地域の代表理事を南国市が把握することが大事だと思いますが、南国市は取り組んでいただけますか。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) はい。把握に努めてまいります。また、建設課とはしっかりと情報共有を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、開発する地域の水利組合の代表者、土木委員、総代、公民館館長を調べて把握してないと、開発許可で地元ともめる原因になります。特に、市街化調整区域で開発するときは連携がスムーズにいくと考えますが、課長、この取り組みをやっていただけるでしょうか。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) はい。有沢議員が言われるとおり、把握しておれば連携がスムーズにいくと考えておりますので、今後は把握に努めてまいりたいと思っております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) まいりたいという抽象的な意見じゃなく、3月までには何としてもこの組織を把握して整理していただきたいと思います。土木委員や水利委員さんは平均2年ごとにかわりますんで、何かのときにはまたトラブルが起きる可能性があります。次に控えているのは日章工業団地です。工業団地もその排水問題でいろいろともめておりますので、必ず組織をちゃんと調べ上げてやっていただきたい。もう一度、期限つきで何とか取り組んでいただけるようにお答え願いたいんですが。
○議長(岡崎純男) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) いつまでということはなかなか申し上げられませんけれども、相当量も多いと思いますので、できるだけ早期にそういった土木委員さんであるとか総代さん、公民館長さんなんかはできるだけ早期に把握して整備して、建設課と情報共有してまいりたいというふうに思っております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) わかりました。よろしくお願いします。
 それでは、西島園芸団地についてちょっと質問をさせていただきます。私より前に小笠原議員や山中議員さんが質問をされて、また私が質問するんで、一部重複することがあるかもしれませんけれども、御容赦をお願いします。
 まず、西島園芸団地の経理担当者がこの2年間の間に頻繁に退職しております。この経理職員が頻繁にこれほどかわるのは、現在4名やめておりますけんど、今度新しく不動産関係の経理の方が入られたと聞いておりますが、それぞれベテラン職員がやめている。また、高知銀行の経理担当者が3年契約であったのにもかかわらず1年でやめている。こういうベテランの経理の人がなぜこのように頻繁にやめるか、何か西島園芸団地の経営者とトラブルがあるんじゃないか、そういうふうに思われるんですが、これに対して筆頭株主である市長はどのように思っておられますか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) やめられる方にはそれぞれの事情があると思います。その個別の事情については、私は把握をしていないところでございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 筆頭株主が、余りにも無神経というか、余りに西島園芸団地の経営に関心がないように思うんですが、これは私だけでしょうか。まして、現場の農業博士をやられた方もやめました。こういうベテランがやめるということは、イチゴの苗が病気になったり、こういったときにはこういう専門官の知識が非常に大事。こういった人がやめるということは非常に西島園芸団地にとっては痛手やないかと。この人らがやめたおかげでこの赤字の元凶、いわゆる病気が発生して、大変赤字になったというがに関連するんじゃないかと思います。だから、従業員これは非常に経営者とは一丸となってやるがが会社経営なんです。昨園芸年度赤字になったんですけれども、本来なら赤字の原因の根本は、経営者と従業員の意思の疎通が第一条件、ここのところがはっきりしてない。隠蔽体質が余りにも多いので、従業員から信頼をされてない。こういったことが一つの根本的な要因であります。
 それでは、株主の1人が3%以上の株を持っているので、勘定元帳と仕訳帳を請求できるので見せてほしいと提案したとき、南国市長はどのようにお答えしましたか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 株主総会では、見せて構わないものであれば見せるのは差し支えないのではないですかっていうことを言ったと思います。私の記憶でございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 実は、私が株主から聞きましたら、確かに会計士が会計法上請求があれば見せるべきである、このように言いました。そして、それは見せなくては逆にならないんですけれども、ただ旧の株主がそれについて請求をしますと、専務がやめたら金融機関が専務の顔で待ってくれてるので、金融機関を怒らすことになると。そうすると、南国市産業振興機構としては応援がしにくくなる。そうなると、あなた方債権者に対して銀行から取り立てがいく可能性がありますよ、それでもいいんですか。そういうような話を聞いたと聞いておりますが、市長はそういうお答えをしませんでしたか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 株主総会では、専務取締役につきましては今までこういった実績がありますということは申し上げて、金融機関もその実績を認めていただいているのではないでしょうか、というお話はしたと思います。それ以上の話は、私はしたようには思っておりません。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) わかりました。それでは、11月5日に150万円市長の判断で、議長以外20名の議員は知らず、まして西島園芸団地調査特別委員会にも相談せず、シルバー人材と同じで緊急を要したので貸し付けましたと、倒産さすわけにはいかないとの判断ですと。会計参与は9月ごろ知っていたが、相談を受けたのは10月26日。会計参与と経営する専務2人は市長にどのように判断しているか、その2人の考えについて市長の判断をお願いします。
      (「反問構いませんか、もう一度お願いします」と呼ぶ者あり)
○議長(岡崎純男) はい認めます。市長。
○市長(平山耕三) もう一度、今の御質問をお願いしたいと思います。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 通告文を渡してあったと思うんですけれども、要するに150万円を市長の判断で貸したと。ところが、それは市長に相談したのは10月26日であったと、簡単に言えば。急に言うて、11月5日に貸してますよね。だから1週間も前に急に言うてきて、本来なら貸すべきではないんですけれども、緊急を要して潰れるので市長の判断で貸したと、こういうことですよね。だから、それを経営アドバイザーをしている会計参与、この人は9月ごろに知っていたと、市長はきのうの山中さんの答弁で答えましたよね。だから、一体、経営アドバイザーって高額なお金をもらっているのにどんなアドバイスをして、それにCEOの専務はどういう対応をしたかです。言うたら資金繰りに対して非常に甘い経営をしているので、この2人に対して市長はどういうふうに思ってますか、という質問です。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) その資金繰り、その経営のアドバイザーたる税理士の方と専務理事がどのような意思疎通をしたかという細かいところまでは私も存じておりません。ただ、9月に税理士の方にそういったことが起こるかもしれないことを伝えたということのようでございますので、この10月26日まで私の耳にきちっとこうなるという現実的な話が報告がなかったというのを、もっと早く現実的な話として教えていただきたかったというのが正直な思いでございます。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 市長も大変でしょうけれども、はっきり言うて経営手腕がないとしか言いようがない。西島園芸団地調査特別委員会で11月19日に、ことしの決算が2,000万円の資金ショートになったので、12月20日の支払いに現金が不足するので、1,750万円を貸してくださいと専務から僕ら説明がありましたけれども、このとき、従業員誰ひとり資金ショートするのを知らない。会計参与は、どんなアドバイザーをして指導しているか、もう一度この1,750万円について確認したいんですが。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 昨日、山中議員にもお答えしたところでございますが、1,750万円は11月22日付で貸し付けを行っているところでございます。先ほどの御質問の内容を商工観光課長が専務に確認したところ、税理士に資金ショートの説明を具体的にしたのが10月26日である。その状況で、金融機関との交渉等の資料作成などについての実務的なアドバイスを受けた、というふうに聞きました。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 本当にしょうもない経営アドバイザーと言わざるを得ません。現金キャッシュが足らなければ会社は倒産するんですよね。金融機関は、南国市産業振興機構が中へ入っているので支払いを猶予してくれてるんですよね。会計士のやることは、資金繰りの猶予の話じゃなくて、現金がショートするのに対してもっと早くからそれに対してアドバイスをするべきじゃないんですか。まして2,000万円近く、いわゆる1,900万円の一時的な資金ショートが出る。資金が現金が足らない。会社は銀行は金を貸してくれない。どこへ頼むか。機構しかありませんね。だから、機構に借りるんやったら、もう少し何カ月前から資金が足らんことはわかり切ってるわけですよ。本来なら、資金繰りなんてのは、半年以上前から既にわかってなくては会社の経営はできんのですよ。それを、高い383万円も管理処理費を払って何の役にも立たない。はっきり言って無駄な経費です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本当に腹が立っておれない。この経営している方は非常に一生懸命やっているつもりでしょうけれども、周りから見たらまるった信用できない。全部が隠蔽体質。従業員にも隠してしまう。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━一向に何にも資料が終わらない。本当に腹が立ってるんですよ。
 きのう、山中議員が11月22日に1,750万円を貸し付けたと説明したが、機構の勘定科目に記載されているかということを聞いたんですけれども、物すごい速いスピードで課長が回答の書類を添付してくれましたので、それについて課長ちょっと説明をお願いしたいんですが。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) その件につきましては、昨日お答えができればよかったんですが、ちょっと私のほうですぐに勘定科目のほうが思い出せなかったもので、議会終了後、席に戻り確認をした上でお答えを作成させていただいたということになります。
      (「中身を言うてくれな」と呼ぶ者あり)
 中身につきましては、現金及び預金の中から短期貸付金として処理を行っております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) わかりました。株券を発行しているのに、現金で買ってるか買ってないか。本来なら、4,500株の株を4,500万円として株を買わなくてはならないんですけれども、それを買わずしてただ記載しているだけで運転資金として4,500万円を運営しているという考えでよろしいんですか。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 出資をしてるのは、市とトリムエレクトリックマシナリーになります。産業振興機構は産業振興機構の株の買い付け等はしておりませんので、出資金がそのまま産業振興機構のほうにあるという形になっております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) これはもういいです。
 それでは、管理諸費の項目で380万円は異常に高いし、去年は483万円と高額な金額であります。税理士の相場は決算も含めて60万円が相場で、高くても100万円以内であります。アドバイザーや社労士も含んでいると思うが、それでも三、四倍は高い。再建アドバイザー税理士とは思えない報酬でありますが、市長、このアドバイザー報酬について見直すことは考えてませんか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 税理士さんの報酬については、私が今、税理士さんのやっている仕事についての対価としての報酬が高い低いというのをこの場で判断することができませんので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、私たちが提案をする再建計画について、ちょっと考えてもらいたいことがあるんですが、まず役員報酬816万円、広告宣伝費950万円、管理処理費380万円を、役員報酬を400万円、広告宣伝費を150万円、管理処理費183万円にすると、1,416万円削減ができます。この提案はいかがでしょう。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 役員の報酬等につきましては株主総会で上限を定めまして、それぞれ役員の中で個々の報酬を決めるということになっているところであります。ですので、役員報酬はそれはそれでそういった形で取り決められるということですし、それぞれの経費の必要かどうかというのは、その中身を見てみないとわからないと思いますんで、一概にここで金額はどうということは申し上げることはできないのではないかと思っております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、昨園芸年度、2,000万円の赤字決算で、運転資金が11月、150万円、12月、1,750万円不足と。去年、現金と売掛金の合計が1億890万円あったにもかかわらず、15カ月で資金ショートは考えられないし、納得ができないと。決算の内訳とキャッシュフローの内訳と税務署に出した確定申告書の添付資料を、西島園芸団地調査特別委員会で説明をしていただけるかどうか、聞きたいんですが。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 全ての書類がお出しできるものかどうかは確認してみないとわからないところですが、特別委員会のほうで求められたものにつきましては、可能な限りお示しして説明をさせていただくということで西島園芸団地のほうとも話はしております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 11月の特別委員会で私が言うたこのキャッシュフロー、税の確定申告書の添付書類、出しますと言ってくれたんですけれども、一向に出てきません。ここの議会でそれを見て質問したかったんですけれども、一向に出してくれないんで、口だけじゃ困ります。いつまでたったら出すかと、確実に出すと言うたんですから出してくださいよ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━一つも分析できない。過去5年間の決算書、うちの会計士、税理士を使って調べました。そうすると、中身はノリ弁弁当やき、根本的にはわからない。ただし、これとこれとこれとこれがおかしい。どうも疑いがある。決算書を信用できないという判断になりましたので、もう少し我々特別委員会が要求した資料は速やかに出していただいて、それでオーケーという返事をこの間いただきましたので速やかに出していただきたいがを、再度要望をここでしておきます。
 そして、会計参与の3万円掛ける12カ月、36万円は管理処理費に含まれておりますか。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 会計参与の36万円につきましては、役員報酬のほうに含まれております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) あ、これは役員報酬。そしたら、税理士の会計手数料、月1万円掛ける12カ月は管理処理費に含まれてるんですか。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 税理士としての部分につきましては、管理費のほうに含まれているかと思います。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 科目で言うたら支払手数料のほうに分類されるんじゃないんですか。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 1万円掛ける12カ月ということですね。済みません、細かい部分につきましては、数字をまた後で確認させていただいて、有沢議員さんのほうと御相談させていただいて、またお示ししたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それでは、出向契約書が平成29年10月31日で終了しておりますが、その後どんな補助金が、出ていれば教えてください。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 29年10月31日以降ということになると、補助金自体が年度で出ているものもありますので、ちょっと算定がしにくい部分もありますので、29年度、30年度の補助金ということでお答えをさせていただきたいと思います。
 まず、外部人材の登用による再建支援を行う再建支援事業費補助金が平成29年度分として466万5,000円、またこの補助金につきましては概算払いの状態ですが、平成30年度分が411万5,000円、また施設管理のための経営支援補助金が平成29年度分として250万円、計1,128万円支出をされております。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) ありがとうございました。また審議させていただきたいと思います。
 西島園芸団地の赤字対策なんですが、平成30年8月末日に社員に決算で2,000万円の赤字になりましたと報告をしております。今後の経営方針を言ってくださいと社員が聞くと、言えません、皆さんで考えてくださいと言って、9月、10月、11月と一回も会議を開催をしておりません。社員は、それぞれの部門で頑張って会議に向けて資料をつくっております。赤字になるまでは毎月会議をやっておりましたので、それぞれの部門で売り上げとか出荷数量とか、いろんな資料を携えてそれぞれの部門が頑張って会をしておりましたけれども、この9、10、11月、赤字になってから一度も会を開いておりません。これは先ほど山中議員が質問したときに、市長が経理の事務員さんがやめたので、決算が忙しかったのでできないというような返事をもらったんですが、本当に赤字対策に対してやる気があるのかなと私は思ってます。それぞれの部門で頑張って会議に向けて資料をつくっている観光部門、カフェ部門、イチゴ部門、メロン部門、トマト部門、設備部門と会議をしないので、売り上げが幾らになって経費がどれぐらいかかっているかわからないと。黒字に向けて経営方針を経営者が示さない。どうやって11月に南国市産業振興機構に借りた1,900万円を返却するのか疑問であります。社員としては非常に不安である。我々従業員と一丸となって赤字対策に取り組むのが経営者だと思うんですが、赤字対策に対する方針も示さんと従業員のせいにする。従業員が何も意見を言わないので、僕には案がありません。こんな経営者がどうやって赤字対策をやるんですか。筆頭株主はどういうふうに思っておりますか。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 8月の月例会では、改善策につきまして職員に意見を聞いたということですが、その場で意見が出なかったということで、検討課題ということで終了したと聞いているところであります。その後の開催につきましては、4月に一時的に経理が不在だったことも含め、5月に新しく来られた経理担当者が就任前の処理のチェックも含めて決算業務を行わなければならなかったという関係で、全体の作業がおくれたため開催できていないと聞いているところであります。月例会では、それぞれ月締めの決算状況が報告されており、毎月の状況がそこで確認できるようになっているところでございます。
 今回の貸し付けにつきましては一時的な資金ショートでありまして、改善見込み、資金繰りなどで7月には返していただける見込みであります。しかしながら、改善計画につきましては現在暫定的な状況であり、今後しっかりとした計画をつくらなければなりませんので、職員の皆様にも改善に向けた方策を御提案もいただき、一致団結して再建に向けて取り組んでいただくようお願いしております。私も、株主総会でも、そのように皆さん全員で協力していただいて再建に改めて進まなければならない旨も申したと思っております。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) わかりました。では、専務が担当している取引先ジムに原価割れで上品のメロンを販売している。12月3日の話で、一時的な資金ショートなのに何を考えて販売しているか、現場は誰も知らなかった。これについて市長の考えは。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) この話につきましては、私今まで聞いたことがないことでございまして、それについての感想というのは、なかなか申し上げれるものではないと思います。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) それは失礼しました。これは従業員から僕が聞いた話です。だから、赤字対策に本気で取り組んでいる従業員は、経営者を見てるんです。だから経営者が販売をみずからやるんやったら、こうやって売ってこうやってもうけないかんよ、というがが本来の経営者の姿。ところが、本来なら5,000円、6,000円で売れるメロンを3,000円、4,000円で販売している。これは社員から見たら、ばかじゃないかというふうに映るんですよ。だから、こういった声を拾い上げん限りには赤字対策に取り組むというのは非常に難しい。市長は公務で大変忙しいでしょう。だから、じゃあ誰が管理するんですかと言ったときに、今おる出向に行ってた専務しかいないんですよね。社長さんはお飾りで月に一遍も来ないらしいですから、ほとんど専務が経営していると言っても過言ではないと思います。だから、この1人に任せるということは非常に赤字対策に対する取り組み、これは負担があると思うんですよ。会計参与も月に1遍来るか来んか。そんな中で誰に相談してやるんですか、1人の経営者が。だから、経営者なら本来なら筆頭株主、そして、それに出資してくれとる大株主、トリムさん、そういった人らあに御相談をする。どうやったらええでしょうか。社員との仲が悪い。売り上げも思うように上がらん。いろんな人に相談する可能性はあると思うんですが、そういう中でこそこそこそこそやるようなことをやって、従業員に足を引っ張られたり信用ができんようなことをやられたら、従業員も一致団結して頑張ろうという気にはならないんですよ。
 なぜ私がこんな嫌なことを言わなければならないか。本来なら僕らあがこういうことをやるんじゃなくて、何遍も言ってるように、小笠原議員も言われましたね、監査委員を置けやと。監査委員を置いておれば、こんな嫌なことを言わなくて済むんですよ。本来なら、これは監査委員がやるべき仕事なんです。それを幾ら提案しても監査委員を置いてくれないので、我々特別委員会が調査せざるを得んのです。ただ、特別調査委員会には捜査権がありません、法律上。お願いするだけなんですよ。資料を出していただけませんか。いいですよと言えればいいんですけんど、━━━━━━━━━━━何ともならんのですよ。だから調査もある程度の限界があります。これがうまいこといっとれば、黒字経営なら文句を言う人は少ないでしょう。今回みたいに2,000万円の赤字を出して一気に資金ショートをするような現実性が出てきたときに、税金を投入してる以上は非常に危機感を持ってるんですよ。それに対して筆頭株主である市長さん、もう少し真剣に従業員の意見も聞いて、どういう状況になってるか調べていただきたい。その一つがこの出向契約書ですよ。
 まず私が、社長と株主が事前会議に言ったことをここで公表します。━━━━━━━━━━━━━━━━━━出向契約書が変更になり、平成29年10月31日に解約された契約書が社長宛に株式会社南国市産業振興機構代表取締役平山耕三から来ていたようだが、私は見ていない。連絡も受けてない。それについて請書の契約をしている。社長印を押しているが、私は全く聞いていない。10月4日に市長、副市長、課長と話をしてきた。出向契約を見たこともないし、契約の件、判も押してないが勝手にやったのですかと聞いた。課長は、社長に説明したつもり。別の話のついでに体制が変わったときに話しました。課長は話をして了解をしてもらったつもり。それはおかしいと答えた。前社長のNさんは、名前で最初は契約している。前社長も、この出向契約も知らない。そもそも出向契約書はおかしいことなので、議会等で追求されていたので解除した。南国市産業振興機構と西島園芸団地は、今までどおり対応は変わりません。判は専務が勝手に押したのか。了解していると思ったので判を押した。株主は全く知らないがと聞くと、課長は、株主に承諾を得る必要はない。判を押したのは内部の体制が悪い。稟議書は必要である。口頭だけではだめと市長が言った。判は了解してからと話したら、その後、専務は連絡をし出した。━━━━━━━━━━━━━━━━前回、山中議員に答えたことと若干食い違ってると思うんですが。――そして、専務は南国市産業振興機構と西島園芸団地の役員である。西島園芸団地の雇用人ではない。それをはっきりしといて。役員を決めるのは株主総会、西島が雇うわけではない。株主総会で決める専務の役員報酬も、株主総会で決めるので、従業員がとやかく言うことではない。南国市の意向としてはこういうこと。特別委員会の聞き取りについては機構と審議をしている。また、報告してない。トリムの本社の専務と南国市のトリムの会長と9月13日ごろ会った。西島はどうなっているかと聞かれた。専務のことについて、不正らしきことについて不審な点が多い。従業員が話したことについて現実かと聞かれた。専務のことは現実かうそかうわさか。専務本人は一切やっていない、覚えがないことを委員会で答えていた。専務と従業員の意思疎通ができていないのではないか。管理職が従業員に話をせないかん。専務は隠し事がある。透明性を持ってもらいたいと市長に話したら、市長もそのとおりと答えた。専務は何も仕事をしていない、やめてもらいたいと従業員が言った。出向契約はやめたけど、南国市産業振興機構から派遣している形。専務をやめさせたら、機構は西島の株主としてやっていくことはできないおそれがある。機構が抜けたら、金融機関との関係が困ることになる。金融機関はみんなに返済してくれということになる。では、ほかに適当な人材を派遣してほしい、専務をかえてほしいと言ったら、機構としては人材がいないと答えた。9月27日に取締役会をした。専務の報酬について、税理士が赤字を出したので下げるのが本来の姿。株主も納得しないから、月額60万円を50万円に、年額120万円減額。役員報酬を1,000万円から800万円にした。決算書を株主に見せる必要はない。銀行の借入残高は見せる。10月17日に各金融機関のみ見せる。という報告が社長からありました。
 専務は西島園芸団地に関係ない仕事をしている。「こじゃんと」フリーペーパーが西島のパンケーキを載せたいと言ったために、DMOを扱ってほしいと答えた。無料で載せてくれるのに、本当に西島のことを社長は考えているか。結局、従業員が打ち合わせをして載せてもらった。専務の報酬は、最初6年前から西島園芸団地が出している。南国市から出していると思わされていた。だまされている。稟議書導入の件も以前から提案していたが、却下したのも専務。専務が独裁でやっている、周りは意見が言えない状態だ。DMOや西島以外の仕事で、出張料は西島から出すべきでないのを取っている。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━お金を返したからオーケーというものではない。という株主からの意見がありました。どう思います。
○議長(岡崎純男) 市長。
○市長(平山耕三) 今その報告書という内容を聞いて、社長がそういうふうにいつおっしゃったのか、それを誰がそのように記録をしたのか、ということがわからないとこでございまして、それをどういったときにつくられた書類なのかというのがまずわかりません。ただ、その中で、聞きますと思い当たる節も部分部分にはございます。ただ信じられないところも多々ございます。そういった内容でございまして、その中で聞きましたときに、ここの代表取締役は確かに南国市に来られたということはもちろんあります。そのときに、今言われた中での言葉を聞きましたときに、昨日、山中議員には、私はそれは来られたことはありませんと、きのうは思ってましたのでそう言いましたけど、来られたときにちょっとその中の内容としては言われたのかなというのを今思ってます。いろいろお話をされた中の一部でそういうお話があったのかもしれませんが、文書として決裁がどうかっていうような、処理がどうかというところには、そういったことを言ったのかなというのは、ちょっと思い当たる節もありますので、そういった会話がなされたのかもしれません、そのときに。あと、今おっしゃられた内容について、全て心当たりがあるようなことでもございませんし、どこまでそれが根拠づけて言われているのかっていうところはわかりません。それが私の正直な感想でございます。ただ、昨日、山中議員に申しましたとおり、そのことについて来られたことはございませんと言ったことは、私の勘違いだったかもしれません。それは申しわけございません。来られたときの会話の中に入っていたかもしれません。以上でございます。
○議長(岡崎純男) 有沢議員。
○9番(有沢芳郎) 市長室へ行ったのは10月4日。それについての報告をしたのは10月12日。これちゃんと具体的に、この資料は僕がねつ造したわけでも何でもない。これ全部議事録なんです。僕が言っているのは、社長さんが報告したときの議事録をテープ起こししました、私。それで、ここへ公にしてるんです。なぜこういうことをするか。それだけ西島園芸団地が危機に瀕してるからなんです。だから、必死なんです。僕も市長も考えは同じやと思うんですよ。西島園芸団地を再建するにはどうしたらいいか。南国市の産業のかなめであるので、何としても助けなくてはならない。しかし、むやみに助けてもだめやと。これだけ従業員にそっぽを向かれる経営者は、やはりどこかでちゃんとした方向性を見せる、方向づけをしていただかなきゃならない。まして、この会計参与も一緒。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こういう言葉を言うと大変失礼かもしれませんけれども、これはこの数字が全てなんです━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━。これは多分アドバイザーがほかにおるんです、栽培アドバイザー。いろんなことをやってくれるアドバイザー。社労士なんか10万円もしません。だから、こういうような話をしながら、どこに無駄な経費があるかということを調べなくてはならないし、どこがいかんかということも分析しようとしません。そして、一番最初に橋詰市長がやった、この西島園芸団地やるにコンサルタントに依頼して、旧の西島園芸団地の分析をして資料をコンサルタントに委託したと思うんです、寺本コンサルタントさんですかね。それに、当然ここの会計参与も入ってるんです。それで一緒に旧の西島園芸団地の経営破綻状況に近いところを分析して、こういうふうになってるという報告書をつくってる、七百何万円もかけてつくってる。それを議員の皆さんに公表しましたか。みんな聞いてないって。なぜ公表しなかったか僕はわかります。その資料を見たらみんなびっくりですよ。そしたら、この機構は設立してない。議員が否決してると思います。そういう内容です。だから、全てが隠蔽なんです。
○議長(岡崎純男) 有沢議員の持ち時間はあと2分です。
○9番(有沢芳郎) だから、そこなあたりをもう少し審議していただいて、西島園芸団地に対する取り組みをもっと真剣に考えてもらいたい。だから、結論は、早急に、市役所にも関係もない、税理士さんにも関係がない、専務にも関係ない、全然関係ない会計監査を置いていただくようにお願いして、私の質問を終わります。以上です。